道路の整備と治水

2019年10月 2日 (水)

名古屋三河道路推進協議会の要望活動(2019年)

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 かねてより国に強く要望してまいりました、新たな地域高規格道路としての「名古屋三河道路」の計画実現のため、再度、中部地方整備局に要望活動を行いました。この道路は三河と名古屋港、セントレアを結ぶ重要な拠点道路となるものです。 (→前回の要望活動
 以下の要望を行いましたので御報告申し上げます。


令和元年9月24日(火) 国土交通所中部地方整備局にて

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 名古屋三河道路推進協議会の会長を務めております、岡崎市長の内田康宏であります。
 本日は、勢田局長はじめ、中部地方整備局幹部の皆様方におかれましては、公務ご多用の中、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。
 名古屋三河道路の計画実現について、5月にご要望に参ったところでありますが、重要・物流道路の指定について、本年度より計画路線も含め指定がされるとのことであります。名古屋三河道路にとって非常に重要な時期であるため、本日は名古屋三河道路推進協議会の正会員8市3町、並びに特別会員である名古屋港管理組合様、株式会社豊田自動織機様と再度ご要望に参った次第であります。

 ご承知のとおり、私共の知多及び西三河地域は、輸送機械関連産業を核として「モノづくりあいち」を牽引し、日本の経済・産業を支える重要な地域であります。名古屋三河道路は、近年頻発する大規模災害発生に対するリダンダンシーを確保し、知多及び西三河地域の強靱化、ひいては国土の強靱化に繋がる重要な道路であると考えております。

名古屋三河道路の実現に向けた要望書

 また、6月11日に国土交通省及び財務省へ要望を実施させていただいた際には、石井元国土交通大臣から、
「ものづくりの物流が集中している地域であり、非常に重要な路線である。今後もしっかり進むように支援していきたい」
 と大変心強いお言葉を頂戴いたしました。
 来月10月10日には、国土交通省及び財務省へ要望活動を行っていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 引き続き、名古屋三河道路の計画実現に向けてご支援を賜りますよう、 以下、3点を要望させていただきますのでよろしくお願いいたします。

1.物流生産性の向上や国土強靱化を推進するため、名古屋港から岡崎市内を経由して、新東名高速道路へ結ぶ区間を地域高規格道路名古屋三河道路として、重要物流道路に指定し、早期事業化に向けた調査・検討を進めること

2.特に、知多地域と名豊道路を結ぶ区間については、名豊道路・知立バイパスや境川・衣浦湾周辺地域などにおいて渋滞が生じており、産業活動に支障をきたしていることから、優先的に事業の進捗を図ること

3.長期安定的に道路整備・管理が進められるよう、新たな財源を創設するとともに、令和2年度道路関係予算は要求額を満額確保すること

 以上の点について、特段のご配慮を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


 勢田局長からは前向きに事業を進めたい旨のご発言を頂きました。大変感謝しております。今後とも努力致しますのでよろしくお願い致します。

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2019年7月30日 (火)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2019年)

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 7月19日(金)、愛知県議会議事堂にて、令和元年度初の「建設事業の促進に関する要望会」を開きました。岡崎市から5つの重点事業を含む10個の要望を行いましたが、県当局からは積極的な回答を頂き感謝しております。
 以下は、当日の私の発言と要望の概要です。

―当日の挨拶―
『皆様、こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は、林建設局長、鎌田都市整備局長をはじめとする県幹部の皆様方におかれましては、公務ご多忙の中、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。また、愛知県議会議員の皆様におかれましてはご臨席を賜り、心よりお礼申し上げます。
 さて、日ごろは本市の道路、河川をはじめとする都市基盤整備事業の促進にご理解とご尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 ことに、昨年度要望させていただきました「福岡線」「美合線」、また「砂川」につきましては、国の新たな事業の認可や補助事業の新規採択など、多大なるご尽力をいただき深く感謝いたします。

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 また、乙川リバーフロント地区整備事業では、水辺空間の積極的な活用ができるよう、河川占用の許可期間を、単年から3年間に延ばしていただくなど、格段のご配慮をいただき重ねてお礼申し上げます。

 さて、皆様のご理解とご協力を得て進めてまいりました、乙川リバーフロント地区において、いよいよ人道橋の「桜城橋(さくらのしろばし)」が3月に完成を迎えます。
 加えて、東岡崎駅周辺では「オト リバーサイドテラス」と名付けられた複合商業施設が、9月8日のホテルをかわきりに、ショップ、レストランと順次オープンし、11月2日にグランドオープンを迎えます。
 また、グランドオープンに合わせ、駅と商業施設を結ぶペデストリアンデッキ上では、高さ9.5メートルという日本一の高さと偉容を誇る若き日の徳川家康公の騎馬像が、いよいよお披露目となります。この家康公像は駅のホームや名鉄電車の窓などからも眺めることができ、間違いなく本市の新たなシンボルになると確信しております。ぜひご期待ください。

 また、今後の岡崎のさらなる発展につながるプロジェクトとして、産業界から多くのご要望をいただいております、阿知和地区工業団地の整備をはじめ、「(仮称)岡崎阿知和スマートインターチェンジ」や、東部地域へのアウトレットモールの進出が計画されているところです。スマートインターチェンジにつきましては、この4月に国土交通省へ新規事業化の要望を行ったところであります。
 新たな観光ルートの開発やインバウンドの観光の促進など、地域の賑わいの創出にも大いに期待しているとともに、渋滞の緩和、および災害時の輸送ルートといった防災力の向上も見込んでおります。
 「東部のアウトレット」につきましては、額田地域を含む東部地域の活性化や、雇用の促進に対する好影響が非常に期待されております。現在、市街化区域・編入に向けた協議・調整を進めるとともに、東部地域のまちづくりのため、まちづくり協議会や地権者の代表が一丸となって、土地区画整理による基盤整備の検討を進めているところであります。

 「市民が楽しく快適に暮らすことができる街にしたい」という想いで、さらに岡崎市を盛り上げてまいりたいと考えております。その実現にあたってはさまざまな基盤整備が必要であります。とりわけ県・所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っているため、一層のご支援をお願い申し上げます。
 本日は、数ある要望事項の中から、特に重要と考えております事項を選定し、要望にまいりました。ぜひとも愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために、必要な事業費を確保していただきますようお願いいたします。
 本日はどうぞよろしくお願いいたします。』

―要望内容―

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都市計画道路「福岡線」建設事業の促進
「乙川リバーフロント地区」整備事業の支援
一級河川「乙川」河川改修事業の促進
矢作川下流圏域河川整備事業の促進(鹿乗川、砂川)
都市計画道路「美合線」建設事業の促進
都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進
一級河川「伊賀川」河川改修事業の促進
都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」建設事業の促進
都市計画道路「豊田西尾線」建設事業の促進
10 地域高規格道路「名古屋三河道路」の推進

※1~5・・・重点要望事項

―要望会で行った市長発言―
『林建設局長、鎌田都市整備局長より、本市の要望に対する整備方針についてご説明をいただき、ありがとうございました。
 多くの要望を説明させていただきましたが、いずれにつきましても本市にとって不可欠な事業であります。県所管事業の整備促進につきましては、市としても最大限の協力をさせていただきます。今後とも県と市が協力しながら一体となり、スピード感を持って進めていきたいと考えておりますので、引き続き特段のご配慮を賜りますよう、よろしくお願いします。

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 それから先程は申し上げませんでしたが、桜城橋の北にある籠田公園は7月26日に先行リニューアルオープン致します。そして橋と公園の間にある緑道も拡幅され、来年になりますが、岡崎の地場産業の石工業の枠を借りて造られた徳川四天王の石像も併設されます。こちらは完成後、Wi-Fiとスマートフォンによって4~5ヶ国語で解説されるようになります。駅前の徳川家康公像と共にお楽しみください。
 必ずや「観光アイチ」の推進に資するものとなりますのでよろしくお願い致します。』


建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2017年) (2017.08.17)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2016年) (2016.08.25)

愛知県建設部への要望会(2015年) (2015.08.02)

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2018年12月13日 (木)

名古屋三河道路推進協議会の要望活動(2018年)

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 日本の産業中枢である愛知県の工業製品の過半を担う西三河の工業地帯と、名古屋港・セントレアを効果的に結ぶ道路としての「名古屋三河道路」の建設実現のための推進協議会が、今年から活動を再開しました。沿線の8市3町で構成される「名古屋三河道路推進協議会」は、このたび関係の企業代表と共に要望活動を行いました。
 「名古屋三河道路」は国の「ビジット・ジャパン」、県の「観光あいち」と連動して三河の観光産業にも活力を与えるものとなります。
 11月28日(水)の午後、県庁における知事要望並びに議長・県議会各会派を訪れた後、国の中部地方整備局において、以下の要望活動を行いましたので御報告いたします。


 名古屋三河道路推進協議会の会長を務めております、岡崎市長の内田康宏であります。
 本日は、勢田局長、長谷川副局長、岩田企画部長及び横山道路調査官におかれましては、公務ご多用の中、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。
 また、国土交通省・中部地方整備局におかれましては、道路、河川をはじめとする社会基盤整備の推進にご理解とご尽力を賜り、深く感謝申し上げます。

 この知多及び西三河地域は、「モノづくりあいち」を牽引し、本県の製造品出荷額の3分の2、我が国の製造品出荷額の1割に当たる約29兆円を生み出す、日本の経済、愛知の産業を支える重要な地域へと発展してまいりました。また、豊かな自然に恵まれた知多地域、歴史に培われた伝統文化を有する西三河地域には、魅力ある観光資源が随所にあります。年間一千万人を超える利用実績を誇る、中部国際空港などを利用して、国内外から訪れる観光客も着実に増えており、「観光あいち」をも牽引する地域です。

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 本協議会は平成7年に設立されました。以来、今日までこの地域を取り巻く道路状況は大きく変化しております。
 平成28年2月の新東名高速道路の愛知県区間の開通、名豊(めいほう)道路の整備、西知多道路の事業化等、着実に各事業の進捗が図られてまいりました。
 こうした都市基盤整備の恩恵を受け、当地域での物流活動や人々の往来はますます活発化している半面、国道1号や名豊道路といった既存幹線道路に多くの交通が集中し、慢性的に渋滞が発生しております。とりわけ知多地域と西三河地域を結び、境川・衣浦湾を渡る橋梁周辺では特に渋滞が激しく、その解決が喫緊の課題であります。
 こうした課題は、「モノづくりあいち」を担うこの地域の、今後10年、20年先を見据えたときに、より大きな課題となることが懸念されております。
 このため、さらなる物流の効率化をもたらす広域幹線道路ネットワークの充実が不可欠であり、その役割を担う次なる道路が、知多及び西三河地域を東西に貫く「名古屋三河道路」であります。

 協議会構成8市3町はこうした思いから、この度一時休止しておりました本会議の活動を10月15日に再開し、計画の実現に向けてご支援を賜りますよう、本日このような場を設けさせていただきました。
 以下、3点要望させていただきますのでよろしくお願いいたします。

1.名古屋港から岡崎市内を経由して新東名高速道路へ結ぶ区間を地域高規格道路名古屋三河道路として、重要物流道路に指定し、早期事業化に向けた調査・検討を進めること

2.特に、知多地域と名豊道路を結ぶ区間については、名豊道路(知立バイパス)や境川・衣浦湾周辺地域などにおいて渋滞が生じており産業活動に支障をきたしていることから、優先的に事業の進捗を図ること

3.長期安定的に道路整備・管理が進められるよう、新たな財源の創設を検討するとともに、平成31年道路関係予算は所要額を確保すること
また、平成30年度補正予算についても、道路事業が推進されるよう、使途を限定しない補正予算を早期に編成すること

 以上の点について、何とぞ特段のご配慮を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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2018年10月16日 (火)

平成30年度 矢作川改修促進期成同盟会 中部地方整備局要望

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 10月4日(木)、国土交通省中部地方整備局に赴き、矢作川の河川改修促進に関する要望を行いました。矢作川改修促進期成同盟会の会長として関係市の豊田市、碧南市、安城市、西尾市の代表の方々とともに要望書を提出しました。御報告申し上げます。


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 岡崎市長の内田康宏です。
 本日は、勢田局長様、児玉河川部長様、及び澤頭豊橋河川事務所長様におかれましては、公務ご多用の中お時間をいただきまして誠にありがとうございます。また、日頃は一級河川、矢作川の改修にご尽力頂きまして心より感謝申し上げます。
 矢作川改修促進期成同盟会は、矢作川流域の岡崎市、豊田市、碧南市、安城市及び西尾市の5市で組織しております。この地域は自動車産業を中心に我が国のものづくりを支えており、矢作川改修による経済波及被害の軽減効果は約1兆2千億円にのぼると試算されております。

 本日は構成市を代表して、9つの要望事項から項目をしぼってご説明させていただきます。

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 はじめに、「水防災意識社会 再構築ビジョン」における河川整備事業のうち、「洪水を安全に流すためのハード対策の促進」についてであります。洪水被害を最小限となるためには、矢作川の早期改修が基本的な対策と考えております。引き続き、堤防整備などハード対策の促進をお願いいたします。
 次に、「防災対策の実施」河川防災ステーション等の整備についてであります。本年3月に西尾市内の「志貴野地区 河川防災ステーション」を計画登録していだたき感謝申し上げます。
 河川防災ステーション等は被害を最小限に止めるための復旧活動の拠点となるほか、平常時には地域交流・憩いの場となることから早急の完成をお願いいたします。

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 続いて、「矢作ダム 洪水調整機能の強化」についてであります。「矢作ダム再生事業」について、本年4月に新規着手していただきありがとうございます。本事業とあわせて河川整備が完了することにより、「東海豪雨」と同規模の洪水による浸水被害を解消できると伺っております。早期の建設着手と着実な事業の実施をお願いいたします。
 最後に、「治水事業に必要な予算の十分な確保」についてであります。事業促進を図るため、補正予算の編成や治水事業費の増額につきましてもご配慮いただきますようお願いいたします。
 ただ今ご説明した重点要望事項の他にも地域により様々な課題があり、要望書に記載させていただいております。その他の要望事項につきましてもご配慮いただきますようお願いいたします。

 また、本市におきましては、市内下流部の「合歓木地区の堤防整備」及び市内上流部の「岩津地区の堤防裏法尻補強工事」を進めていただいており、乙川合流点までの河道掘削を含めたハード対策は平成32年度を目標に実施いただけるとお聞きしておりますが、早期の事業促進が図られますようお願いいたします。
 市内の「防災関係施設」の設置につきましては、位置の見直しを含めてご検討いただいていると聞いております。災害復旧活動の拠点となります防災関係施設の設置を、地域住民も待ち望んでおり、市としても最大限のご協力をさせていただきますので、引き続き特段のご配慮をいただきますようお願いいたします。

 全国各地で異常気象が発生しており、この地域においても甚大な被害を及ばす災害がいつ起こるか分からない状況であります。
 今年発生した大規模災害を踏まえ、防災、減災、地域強靱化の緊急的な対策として平成30年度大型補正予算を編成し、治水事業に必要な予算を十分に確保していただきますようお願いいたします。
 また、防災・減災対策を推進するために治水事業に必要な予算を増額し、災害から市民の大切な生命と財産を守るため、引き続き特段のご配慮をいただきますようお願いいたします。

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2017年12月 7日 (木)

平成29年度 矢作川改修促進期成同盟会 中部地方整備局要望

矢作川改修促進期成同盟会

 本年も矢作川の河川改修促進について、期成同盟会の会長として要望を行いました。11月8日(水)、国土交通省中部地方整備局に、関係市の豊田市、碧南市、安城市、西尾市の皆さんとともに赴き、要望書を提出しました。以下に御報告致します。


 改めまして、こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は、塚原局長様、長谷川副局長様、石川河川調査官様におかれましては、大変ご多用にもかかわらず、このような要望の機会をいただきまして厚くお礼申し上げます。また日頃は一級河川「矢作川」の改修促進に御尽力をいただきまして、心より感謝申し上げます。
 それでは矢作川改修促進期成同盟会の構成市を代表いたしまして、簡単ではありますが、要望を申し上げます。

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 矢作川流域では、今までに幾多の豪雨を経験し、流域の各市町では甚大な浸水被害も発生しております。
 その中でも、平成12年の東海豪雨では、岡崎市内の基準地点岩津観測所で戦後最大規模の洪水となる、最大流量毎秒4,300立方メートルを記録しました。この際、豊田市区間で計画高水位を超過したほか、越水(えっすい)や堤防の法面(のりめん)崩壊、漏水等が多くの場所で発生しました。
 さらに平成20年8月末豪雨では、岡崎市で時間最大雨量145.5ミリと、8月の観測史上、全国1位を記録した集中豪雨により、床上浸水927棟、床下浸水1,746棟、2名の方が亡くなる被害を受けました。
 東海豪雨の被害を受け、豊田市付近で漏水対策や堤防強化工事を実施していただいた以降、矢作川本川では大規模な被害は発生しておりません。さらに、平成20年8月末豪雨を受け、床上浸水対策特別緊急事業に採択していただき、岡崎市内5河川につきまして緊急的な改修を実施することができ、地域の住民からも「安心て暮らせるようになった」と、感謝の言葉も頂いております。
 また、昨年5月には、矢作川から矢作古川(やはぎふるかわ)への分流量を抑制する、分派施設の整備を完了していただきました。これにより矢作古川流域の治水安全度は大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られるものと期待をしておりますとともに、これまでのご尽力に深く感謝申し上げます。

 しかしながら、平成21年7月に策定されました「矢作川水系河川整備計画」において、豊田市の市街地を中心に、甚大な浸水被害が発生した東海豪雨に対する河道の流下能力が各所で不足していることや、「矢作ダムの洪水調整機能を強化」することが課題とされております。
 「ものづくり愛知」を代表する、自動車産業に関連した都市が集中しておりますことから、これらに対し早期の対策により、「約1兆2,200億円」との非常に高い被害軽減効果が資産されています。
 近年では集中豪雨が増加しており、各地で豪雨災害が発生している状況であるため、本同盟会といたしましても、この計画に基づく各事業の整備促進は急務であると認識しておりますため、矢作川の改修促進について要望をさせていただきます。

 それでは、矢作川改修促進に関しての重点要望事項について説明させていただきます。

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「水防災意識社会 再構築ビジョン」における河川整備の促進
 平成28年度から、「水防災意識社会再構築ビジョン」に位置付けられました「洪水を安全に流すハード対策」の延長約15.8キロと、「危機管理型ハード対策」の延長約6.0キロにおよぶ、堤防天端(てんば)の補強などが実施される計画と伺っております。
 この点について、重点的に実施していただきますよう要望いたします。

矢作ダム洪水調整機能の強化

 豊田市と恵那市にまたがる、矢作川本流最上流部に建設されております矢作ダムにて、効率的な洪水調節が行えるために洪水調節機能を強化していただくことを要望いたします。
 河川の整備が完了することで、平成12年東海豪雨と同程度の規模の浸水被害を解消できると伺っておりますので、是非とも早期の事業推進を要望いたします。

治水事業予算の増額、補正予算の編成
 ただいま説明いたしました重点要望事項につきまして、早期の事業促進のための治水事業予算の増額、補正予算の編成を要望いたします。
 また、要望書にあります、他の要望事項につきましてもあわせてよろしくお願いいたします。

 本同盟会といたしましても、地元調整や豊橋河川事務所などと連携いたしまして、事業の推進に向け協力体制を整えてまいりますので、早期の改修促進について特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。私からは以上であります。

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2017年12月 3日 (日)

新東名高速道路建設促進協議会促進大会

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 11月6日(月)に東京都の砂防会館で行われた「新東名高速道路建設促進協議会促進大会」において、愛知県の代表として意見発表を行いました。当日使用したグラフ資料、写真と共に報告致します。
 また当日は意見発表ののち、国土交通省並びに地元選出国会議員への要望活動を行いました。


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 皆様、こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 私からは、「夢ある新しい岡崎」を目指して、と題しまして意見発表させていただきます。
 まずは岡崎市の概要についてですが、本市は愛知県のほぼ中央に位置し、面積約387平方キロメートル、人口約38.6万人、矢作川に代表される河川や、森林等豊かな自然環境に恵まれた地域です。商業や医療、教育、子育てなどの都市機能が充実しており、自然や歴史・文化に恵まれたまちであります。
 また、岡崎市は徳川家康公生誕の地であり、昨年7月1日に市制施行100周年を迎え、次の100年へ向けた一歩を踏み出したところであります。
 以前より、交通に関しましては広域的な利便性に優れており、東名高速道路、国道1号などの幹線道路網により交通の要所として機能しております。そして昨年2月13日の新東名高速道路、愛知県区間の開通によりさらなるネットワークの強化が図られたところです。

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 それでは新東名が開通したことによる様々な効果について、ご紹介していきたいと思います。
 まずは新東名開通後の交通状況です。右上のグラフをご覧下さい。新東名の開通により、東名の交通量が約4割、減少したことがお分かりいただけると思います。

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 それにより東名の渋滞が大幅に緩和し、平成23年より行われておりました暫定3車線での供用を昨年10月に2車線に戻すことができ、スムーズな走行が実現されております。

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 本市の事業所からも、「開通により渋滞が緩和され、時間が予測できるようになったため、より確実な輸送が可能となった」などの喜びの声や、「今後、御殿場ジャンクションから関東方面への新東名未開通区間の早期整備の完了を期待しています」といった要望をいただいております。
 本市は、神奈川県茅ヶ崎市と「ゆかりのまち」としての交流や災害時相互応援協定を締結しております。私も、茅ヶ崎市とよく行き来をしており、東名高速道路の渋滞にたびたび会いますので、是非ともお祭りや式典の参加のため御殿場ジャンクションからから関東方面への所要時間の短縮のため、また、有事の際の相互支援のために早期整備の完了をお願いさせていただきます。

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 次は、岡崎サービスエリア「ネオパーサ岡崎」についてです。
 サービスエリアにおける「中日本高速道路株式会社」との地域連携事業としての、代表的なものを紹介させていただきます。
 右下の木製ベンチ写真は、本市の中学生が地元の間伐材を利用して製作したものであります。また、真ん中の写真は、本市の特産である八丁味噌を、やはり、本市特産の石製品として匠の技を持った石職人の手で作成し設置していただいたものです。

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 次に、新たに本市の東の玄関口となりました「岡崎東インターチェンジ」です。利用者数は季節により変動はありますが、1日当たり約4,500台の利用となっており、周辺の事務所からは確実に輸送できるようになったとの声を聞いております。

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 防災力の向上についてお話いたします。
 上の写真は新東名開通前に、開通後事故があっても対応できるよう訓練を行ったときのものであります。
 下の写真は、2013年に国から岡崎市に全国でただ一台配備された全地形対応の消防車両「レッドサラマンダー」が、今年7月に九州北部地域で発生した集中豪雨災害の際に、出動したときのものです。
 以前の岡崎東インターチェンジ周辺は、有事の際には支援の手が届くのに時間を要する地域でありましたが、インターチェンジができたことによって救助・救援までの時間が短縮できるようになりましたので、大変心強く思っております。
 我が国の防災力向上のため、今後もさらなる高速道路網の整備促進が必要であると考えております。

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 次は岡崎東インターチェンジを利用した観光です。
 かつては現地までの交通アクセスが難しいために、観光地としての魅力はあるものの、なかなか誘客に結びつきにくかった地域なのですが、岡崎東インターチェンジを利用することにより、大幅に移動時間を短縮することができるようになりました。現在は観光による賑わいが大変増しております。
 これからのシーズンでは例年11月下旬から12月上旬にかけて「くらがり渓谷紅葉まつり」を行っておりますので、ぜひお越しいただきまして、美しい渓流と紅葉をお楽しみいただければと思います。

 さらに岡崎東インターチェンジでより車で5分の所に、民間事業者によるアウトレットモールの進出が計画されています。これは交通アクセスがよいことなどが選定の理由と聞いております
 様々課題はありますが、実現すれば当地域の経済や、雇用に対して大きな好影響が期待されることから、本市としましても積極的に対応していきたいと考えております。

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 新東名高速道路により、この他にも様々な効果ができているところですが、次の100年に向けた「観光産業都市 岡崎」の基盤となる、さらなるまちづくりを進めてまいります。
 そして、岡崎の子ども達が、自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を目指してまいります。
 最後になりますが、関係者の皆様方には引き続き、道路整備並びに本市の発展にお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、私から意見発表を終わらせいただきます。ありがとうございました。

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2017年11月10日 (金)

平成29年度 国道301号・473号合同要望会

国道301号・473号合同要望会

 10月17日(火)、毎年恒例となっている国道301号並びに473号の県への要望活動が愛知県庁で行われました。豊田市、蒲郡市、新城市、本市の4市合同で要望書を提出しました。当日私が申し上げた要望の内容を御報告します。


 皆さまこんにちは。国道473号整備促進協議会の会長を務めております、岡崎市長の内田康宏です。
 本日は河野建設部長をはじめ、愛知県幹部の皆様方、並びに県議会議会の皆様方におかれましては大変お忙しいなか多数のご臨席を賜り心より御礼申し上げます。
 日頃は、愛知県におかれましては、道路、河川をはじめとする都市基盤整備の推進にご理解とご尽力を賜り深く感謝申し上げます。また、豊田市、蒲郡市、新城市の皆さまにおかれましても、日頃より協議会の活動と事業促進にご尽力いただき誠にありがとうございます。

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国道473号
 国道473号は、蒲郡市の国道23号の接続点を起点とし、岡崎市の東部地区、額田地区及び豊田市の下山地区を南北に縦貫し、静岡県牧之原市の国道150号に至る、総延長約260キロの道路です。
 この協議会の圏域においては、南から名豊道路、国道1号、新東名高速道路、国道301号、国道420号などの東西幹線道路と接続する南北幹線道路であり、三河の山と海とを結び、圏域での生活や産業活動を支える地域間交流道路として重要な路線であります。
 また、新たな日本の大動脈である新東名高速道路とは、岡崎東インターチェンジにより唯一のアクセス機能を有しており、国道473号や国道301号による道路ネットワーク網の形成は、わが国における、ものづくり産業の中心であるこの地域において、地域の産業活動を支える都市基盤として大変重要な役割を担うものと考えております。
 国道473号は、この地域におきましては蒲郡港から三河山間部を結ぶ地域間交流道路として、三河圏域の住民生活や産業活動を支え、蒲郡市から新東名高速道路へ物資を運ぶルートとしても機能する重要な幹線路線となっており、今後さらなる交通量の増加が見込まれるところです。また、この路線は第二次緊急輸送道路に指定されており、災害時の緊急輸送ルートとして安全・安心を支える大きな役割を担っている道路です。

 3市それぞれの具体的な要望事項は以下のとおりであります。

1.蒲郡市
「蒲郡市から国道1号までのバイパス計画について、ルートの決定促進を要望いたします。」

2.岡崎市
「岡崎市夏山町及び桜形町の視距(しきょ)改良の整備を要望いたします。」

3.豊田市
「豊田市和合町から神殿町における道路改良事業の促進を要望いたします。」

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Route301and473201710173

 ご承知のとおり、この路線は各所で順次、整備・改良を進めていただいていることから、住民の生活向上や自動車をはじめとする産業活動に、大きく影響を与えているところであります。要望をさせていただいております、蒲郡市から国道1号まで至る区間において、新たなバイパスがつながることにより、岡崎市はもとより岡崎東インターチェンジを利用する大きな圏域から蒲郡港周辺の観光地へのアクセス性の向上が見込まれます。
 また、本市の東の玄関口に位置する本宿駅周辺にて計画しております、広域観光交流拠点完成の暁(あかつき)には、新たな観光ルートが形成され、三河地域への来訪客の増加による、地域の活性化に大きくつながっていくと考えております。
 岡崎市内及び豊田市内における見通しの悪い急カーブや狭隘箇所、車両とのすれちがいが困難といった箇所の整備が進められることで、中山間地域にある多くの観光地へのアクセス性が高まり、観光拠点を活かしたまちづくりが推進することと期待しております。「観光産業都市」を目指す本市はもとより、日本の成長をリードする本県にとりましても不可欠な路線であると思いますので是非ともよろしくお願いいたします。

国道301号
 国道301号は、広域的な幹線道路であるとともに、地域住民の生活に密着した道路でもあります。本市における区間は豊田市との市境を沿うように道が走っており、最近では大型車両の通行が著しく増加しております。
 しかし、切山町の一部では未だ幅員が狭く、車両のすれ違いが困難な箇所があり、歩道も設置されていない状況にあります。この地域における国道301号は住民の生活道路でもあり、一部は通学バスの運行経路に指定されていることから、安全の確保が急務となっております。

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 現在、県ご当局には順次拡幅整備を進めていただいておりますが、事業中の区間の早期完成について改めて要望いたします。
 301号は緊急輸送走路に指定されていることから、災害時には広域的な応急対策活動に対応できるよう、また、市域を越えた交流と地域連携を支援する、広域的なネットワーク確保のためにも一層の整備促進が図られますようお願い申し上げます。

 最後になりますが、県ご当局におかれましては厳しい財源状況とは思いますが、この地域の経済活動の維持・発展と市民生活向上のため、国道473号並びに国道301号の役割を十分ご理解頂きまして、一層の整備促進が図られますよう要望させていただくものでございます。また、本日ご臨席いただいております県議会議員の皆様方におかれましても、この事業の促進に対しましてご支援を賜りますようお願い申し上げます。


平成25年度 国道301号・473号合同要望会 (2014.02.18)

平成27年度 国道301号・473号合同要望会 (2015.11.01)

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2017年8月17日 (木)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2017年)

建設事業の促進に関する要望会

 夏まつり直後の8月10日(木)午前、愛知県庁に赴き、岡崎市から県当局に対する「建設事業の促進に関する要望会」を行いました。当日は地元選出の5人の県議会議員の皆さんの御出席も賜り、併せて感謝申し上げます。

―当日の挨拶―
『おはようございます。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は、河野建設部長様をはじめとする県幹部の皆様方におかれましては、公務ご多忙の中、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。また、西久保県議、中根県議、園山県議、新海県議、鈴木県議におかれましてはご臨席を賜り、心よりお礼申し上げます。
 さて、日ごろは本市の道路、河川をはじめとする都市基盤整備事業の促進にご理解とご尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 本市では、第6次総合計画に掲げております「人・水・緑が輝く 活気に満ちた美しい都市 岡崎」の実現に向けて、都市基盤の整備や市街地整備、また防災対策など、魅力あるまちづくり、安全安心に暮らせるまちづくりに積極的に取り組んでおります。
 大正5年に県下で3番目に市制を施行した本市は、去る7月1日に市制施行から101周年を迎え、今年は次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す大変重要な年になります。これから未来を見据えた持続可能なまちづくりを進めていくことが重要であります。誰もが訪れたい、住んでみたいと思うようなまちを目指して、水辺空間を生かした「乙川かわまちづくり」や、歴史や文化を生かした「歴史まちづくり」といった、岡崎市ならではのまちづくりを進めてまいりますので、今後ともお力添えを願い申し上げます。

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国道473号バイパスの起点(岡崎市本宿町)

 また本市の東の玄関口に位置する本宿駅周辺においては、交通ネットワーク効果が大きいこと等に注目した事業者より、愛知県内初となるアウトレットモールの進出を申し出ていただいております。これに伴い、鉄道及び既存広域交通ネットワーク網を活かした広域観光交流拠点の整備と、日常生活に不可欠な機能の誘導等を目的とした地域拠点としての新市街地の形成が図られるよう、努めているところです。
 これは本市に限らず、愛知県の発展・対流の促進につながり、女性の雇用や住民の活力、暮らしやすさに資するものと考えております。その実現にあたっては、市街地区域編入手続きや周辺において必要な交通対策等について県の協力を得て、事業を推進する必要がありますので、一層のご支援をお願い申し上げます。

 さて、道路、河川といった都市基盤の整備は市民生活への影響が非常に大きく、とりわけ県所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っております。
 道路事業につきましては、平成28年2月13日の新東名高速道路の開通に合わせ、「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路であります「国道473号バイパス」全線を開通していただき、誠にありがとうございました。この道路は大きなストック効果をもたらす本市東部の玄関口に相応しい道路であり、今後ますます重要性が高まるものと考えております。

 治水事業につきましては、床上浸水対策特別緊急事業による重点的な改修を進めていただき、平成28年2月に計画区間全線の河川改修を完了していただいたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。これにより各流域の安全度が大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られたことにより、岡崎駅南土地区画整理事業などのまちづくりが早期に進められており、大変感謝しているところであります。

伊賀川・旧瀧見橋。2008年11月撮影

(伊賀川・旧瀧見橋から北を望む。2008年11月)

2011年10月に竣工した伊賀川の新瀧見橋

(現在の伊賀川と新瀧見橋、2017年8月)

 このように着実に基盤整備が進められているものの、整備が必要な箇所はまだまだ多く残されております。地域住民からの整備要望箇所は数多くあり、基盤整備に対する地元のニーズは非常に高い状況にあります。また、本市が目指すまちづくりを進めていくためにも、県事業の促進をはじめとします県当局のご支援等が必要不可欠であります。
 本日は数多くある要望事項の中から、特に重要と考えております事項を選定し、要望にまいりました。本市は平成27年10月に実施されました国勢調査の結果、人口では県内3位の規模、製造品出荷額では県内5位といった、日本のモノづくりを支える愛知の中でも重要な役割を担う市であります。是非とも必要な事業費を確保し、愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために投資していただければと、切に願っております。
 本日はどうぞよろしくお願いいたします。』

―要望内容―

建設事業の促進に関する要望会

都市計画道路「福岡線」建設事業の促進
「乙川リバーフロント地区」整備事業の支援
一級河川「乙川」河川改修事業の促進
一級河川「鹿乗川」河川改修事業の促進
都市計画道路「美合線」建設事業の促進
都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進
一級河川「砂川」河川改修事業の促進
一級河川「伊賀川」河川改修事業の促進
都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」建設事業の促進
10 都市計画道路「豊田西尾線」建設事業の促進

※1~5・・・重点要望事項

―要望会で行った市長答礼―
『河野建設部長様より、本市の要望に対する整備方針についてごていねいな説明をいただき、誠にありがとうございました。
 重点要望事項であります「都市計画道路 福岡線の建設事業」につきまして、重ねて発言させていただきます。
 本市ではJR岡崎駅南側に区画整理事業で新たな街づくりを進めているところでありますが、その区画内に、平成32年開院予定の「藤田保健衛生大学病院」への救急搬送や商業施設へのアクセスを目的とする「都市計画道路 若松線」など、東西からのアクセス道路の整備を進めているところであります。

藤田保健衛生大学 岡崎医療センター

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 その中で、昨年度に引き続き今回も第一優先事業として要望させていただいた「都市計画道路 福岡線」は大学病院への南北のアクセス道路として不可欠な道路であります。また、岡崎市だけではなく、病院の少ない近隣の市町からも大きな期待をいただいている道路でもあります。
 昨年度、早期完成に向け県市協力のもと、事業の促進について確認をしており、今年度は事業実施に向け具体的な調整を図っているところであります。岡崎市といたしましても、今後とも可能な限り協力してまいりますので、1日も早く供用が図られますようよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。』


建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2019年) (2019.07.30)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2016年) (2016.08.25)

愛知県建設部への要望会(2015年) (2015.08.02)

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2016年8月25日 (木)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2016年)

建設事業の促進に関する要望会(2016年8月8日)

 毎年恒例の本市の重点建設事業の県への要望会を8月8日(月)、県庁にて行いましたので御報告申し上げます。以下は当日の挨拶、要望内容の概要、そして要望会で行った私の発言です。

―当日の挨拶―
『岡崎市長の内田です。26年間、県議会に通っておりましたので県庁に参りますと何となく懐かしいふるさとに戻ってきたような思いが致します。
 本日は、公務ご多忙の中、林建設部次長をはじめとする県幹部の皆様方、ならびに中根議員をはじめとする県議会議員の皆様方にご臨席賜りましたことを、厚くお礼申し上げます。また、愛知県におかれましては、本市の道路、河川をはじめとする都市基盤整備事業の推進にご理解とご尽力を賜り、重ねてお礼を申し上げます。
 さて、本市では第6次総合計画に掲げております「人・水・緑が輝く 活気に満ちた美しい都市 岡崎」の実現に向けて都市基盤の整備を図り、快適で魅力あるまちづくりに積極的に取り組んでおります。
 こうした中、昨年3月には「かわまちづくり」の認定を、今年5月には「歴史まちづくり」の認定をいただきまして、これまで私が提唱してまいりました〝岡崎市の歴史的文化遺産と乙川の流れと水辺空間を活かしたまちづくり〟が本格的に始動いたしました。
 大正5年に県下で3番目に市制を施行した本市は、去る7月1日に市制施行100周年を迎えました。これを契機として、新時代を迎えた岡崎のさらなる発展や活性化につながる事業を展開し、魅力ある観光産業都市の創造を目指してまいります。そのためには、官民問わず各関係機関で連携・調整をより密にし、計画的かつ効果的に様々な事業を進めていく必要がありますが、中でも、道路、河川といった都市基盤の整備は市民生活への影響が非常に大きく、とりわけ県所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っております。

 道路事業につきましては、今年2月13日の新東名高速道路の開通に合わせ、「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路であります国道473号バイパス全線を開通していただき、誠にありがとうございました。

国道473号バイパス

 「岡崎東インターチェンジ」の交通状況は開通翌日から1ヶ月間、1日約6,000台の利用があったと聞いております。本市東部の新たな玄関として、今後ますますこのバイパス道路の重要性が高まるものと考えております。
 また、治水事業につきましては、今年2月に床上浸水対策特別緊急事業により、計画区間全線の河川改修をしていただき、重ねてお礼申し上げます。これにより各流域の治水安全度は大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られるものと期待しているところであります。
 このように着実に基盤整備が進められているものの、整備が必要な箇所はまだまだ多く残されております。地域住民からの整備要望箇所は私どもが聞いているだけでも60件以上あり、基盤整備に対する地元のニーズは非常に高い状況にあります。
 本市が目指すまちづくりを進めていくためにも、県事業の促進をはじめとします県当局のご支援等は必要不可欠です。本日は、数多くある要望事項の中から特に重要と考えております事項を選定し、要望にまいりました。
 昨年10月に実施された国勢調査の速報値によりますと、本市は県下3番目の人口となりました。また、約1兆8,000億円という製造品出荷額は県下5番目であります。日本のモノづくりを支える愛知の中でも重要な役割を担う市でありますので、是非とも多くの事業費を確保し、愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために投資していただければと切に願っております。』

―要望内容―

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都市計画道路「福岡線」建設事業の促進
「乙川リバーフロント地区」整備の支援
一級河川「乙川」河川改修事業の促進
一級河川「鹿乗川」河川改修事業の促進
都市計画道路「美合線」建設事業の促進
都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進
一級河川「砂川」河川改修事業の促進
一級河川「伊賀川」河川改修事業の促進
都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」建設事業の促進
10 都市計画道路「豊田西尾線」建設事業の促進

※1~5・・・重点要望事項

―要望会で行った市長発言―
『林建設部次長様より、本市の要望に対する整備方針について前向きでていねいなご説明をいただき、ありがとうございました。
 私からはさらに、重点要望事項の「都市計画道路 福岡線」の建設事業についてお願いいたします。
 本市では、JR岡崎駅南側に区画整理事業で新たな街づくりを進めているところでありますが、その区画整理内に平成32年開院予定の総合病院「藤田保健衛生大学病院」への救急搬送や隣接する大型商業施設へのアクセス道路として、「都市計画道路 若松線」など東西からのアクセス道路について整備を進めているところであります。病院の進出が決定してから、周辺にはホームセンター、ショッピングマート等の出店も決まり、このエリアは南部の一大拠点化が予想されております。

都市計画道路福岡線の建設事業

 今回第一優先事業として要望させていただいた「都市計画道路 福岡線」は、大学病院への南北のアクセス道路として必要不可欠な道路です。特に、福岡線の愛知県事業区間は本市南部の地域からアクセスする道路として重要な路線であることから、本市といたしましても用地取得に関して協力してまいりますので、ぜひ区画整理区域界から安城幸田線まで早期の供用が図られますようお願いいたします。
 なおこの件につきましては、岡崎市のみならず近隣の市町からも大きな期待が寄せられており、何度も私どもに対し強い要請をいただいているところでありますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 また一昨日夜、市制100周年を記念して行われた岡崎の花火大会には大村知事の御来会をいただき感謝しております。その折に私が「先般乙川河川敷の調査により現出した菅生川端石垣ですが、全400メートルのうち一部分を外から見える形で保存したいと思います」と申し上げたところ、大村知事から「あのような貴重なものはできるだけキチンと再現して残し、観光の振興のために役立てるべきだ」と激励を受けました。ぜひとも今後の保存整備事業に対してはご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。』


建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2019年) (2019.07.30)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2017年) (2017.08.17)

愛知県建設部への要望会(2015年) (2015.08.02)

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2016年6月 4日 (土)

矢作古川分派堰完成に思う

矢作古川分派施設

 5月28日(土)、西尾市志貴野町においてかねてより整備が進められていた「矢作古川分派施設」の完成式の日を迎えた。この新たな堰の完成により、これまで本流である矢作川から矢作古川へ流れ込んでいた水の流れを制限し、本流に比べ脆弱であると言われていた矢作古川における水害の危険性を低減させることが期待されている。
 この矢作古川については、地元において「徳川家康公は河川改修を行ってくれたことは良いが、岡崎地域を守るため西尾で堤防が決壊するようにした」という一つの伝承がある(必ずしも事実ではない)。私もこの話を何度か聞かされたことがあり、岡崎の人間として今回の分派堰の完成はそうした意味からも喜びであり、少々ホッとしているというのが本心である。

矢作古川分派施設

 矢作川は西三河地域にとって母なる川であり、岡崎を古くから舟運の要所として栄えさせるなど、産業、経済、社会、文化の発展に深く寄与してきた歴史がある。現在においても夏の花火大会や各種イベント、散歩やスポーツ、グライダーの発着場等に広く利用されており、身近な水辺空間として多くの住民に親しまれている。
 しかしながら本市に限らず流域の各自治体においてはこれまで幾度もの豪雨を経験し、甚大な浸水被害を受けてきた。中でも平成12年の東海豪雨では上流の豊田市をはじめ、多くの自治体において広範な浸水被害が発生している。

平成20年8月末豪雨(占部右岸・井内地区)

 ことに平成20年8月末豪雨では、岡崎を中心に短時間に集中した局所的な豪雨(146.5mm/時間)であったことから、支川の中小河川が決壊・氾濫し、排水しきれない雨水で多くの家屋が床上・床下浸水をしている。岡崎市の伊賀川沿いにおいては2人の犠牲者を出したことも忘れられない事実である。

 このように深刻な浸水被害を軽減・解消するためには、母なる矢作川の早期改修が必須であり、その中でもこの分派施設は流域の治水バランスを適性に保つといった、非常に重要な役割を担っている。
 私が会長を務めている矢作川改修促進期成同盟会の長年の悲願であった事業が、この度完成を迎えたことに深く感謝を申し上げたいと思うものである。工事計画の策定、準備、着工を経て完工に至るまで多大なる御尽力をいただいた国土交通省の皆様をはじめ、御理解・御協力下さった地域の皆様、また御指導・御支援を賜った国会、県議会、市議会における各議員の皆様には心より感謝、御礼を申し上げる次第である。
 主に愛知県が主導で進めて頂いていた「床上浸水対策特別緊急事業」による河川改修も、今年2月に予定の全区間5河川の改修を完了したところである。これらの整備によって矢作川支川の浸水被害は大きく軽減されるとともに、上流に向けての改修促進も一層進展することを期待している。

 岡崎市は今年「市制施行100周年」の節目の年を迎えており、新たな時代を迎えた岡崎の、さらなる活性化と発展につながり将来のまちづくりの基礎となるよう、多くの事業を展開しているところである。今後も乙川など河川空間を活用した様々な企画で、市民・民間・行政の3者で連携を図りながら、より魅力あふれる観光産業都市の基盤となるまちづくりを進めてゆきたいと考えている。

 ちなみに今回西尾市に完成したこの矢作古川分派堰は、高さ15.94メートル、幅66.5メートルの鉄筋コンクリート製で、下部には高さ1.73メートル、幅9メートルの開口部が2ヶ所ある。矢作古川に流れ込む水量は毎秒200立方メートル以内に抑えられ、これまでの水量の3分の1となるよう設計されている。

矢作古川分派施設

 この施設は堰というにはきわめて特徴的で美しい形状に仕上がっており、洪水時でなければコンクリート敷きの部分は住民の多目的な生活の催しのスペースとして利活用できるものと思う。しかも音の響きも良さそうであるし、屋根付き部分として使用もできそうな場所もあり、夏場の屋外コンサートやイベント会場として最適な場所となりうるような気がする。さらに周辺の緑化・植栽を上手に進めることができれば、公園を兼ねた地域の名所となる可能性も秘めている。隣市ではあるが、こうした素晴らしい施設の完成を心から祝すものである。

 台風や大雨の際は氾濫を起こし、人々の安全を脅かすこともある河川も上手に使えば、普段は憩いの場、家族連れで賑わう自然豊かな水辺空間として活用することができる。これから迎えるさらなる少子高齢化の時代を考えた時、我々の身近な生活圏において、より手軽にお金をかけずに楽しめる空間を創造するということがより重要性を増すものと思う。
 市民・住民の安全安心を支え、まちの発展を支える礎となり都市に活力と賑わいをもたらす河川の整備に対し、今まで以上の連携と協力により、より良い地域社会を造り上げてゆきたいと思う式典であった。


矢作古川分派施設(堰を含む)の起工式典 (2014.05.31)

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