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2023年5月20日 (土)

2023年 内田康宏をかこむ新緑の集い

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5月13日(土)午後2時、市民会館あおいホールにおいて“内田康宏をかこむ新緑の集い”を行いました。
多くの皆様の御理解、御協力、そしてお忙しい中御出席頂きました参加者の方々のおかげで盛会に開催できましたことを御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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以下は当日の私のあいさつの内容です。

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本日は連休明けのお忙しい中、昨年同様、満堂の皆様の御来会を賜り、心から御礼申し上げます。また衆参両院の先生方、並びにこの春の選挙を終えたばかりの県会議員の先生方、本当にありがとうございます。
そして、本来でしたらこの壇上にお席を設けさせて頂くべき市会議員の先生方、総代の皆様はじめ、各種団体の長の方々には前方に特別席を用意させて頂きましたが、どうか非礼の段、お許し頂きます様お願い致します。
今の時期はまだ農繁期でもあり、各地域において、お祭りや行事の多い中、本日こうして御参加頂きました皆様には重ねて御礼申し上げます。
U4 さて、これで、先の市長選から2年半の時が経ち、来年10月には再び選挙の時を迎えます。昨年のこの会で決意表明させて頂いた通り、今度こそ失った時間を取り戻すべく、〝捲土重来〟を期して、全力でガンバル覚悟であります。
ふつう選挙に敗れますと、それで政治生命を断たれるケースが多いものですが、ありがたいことに、私の場合、後援会も支援団体も、皆様方のおかげで存続しており、そのおかげで、こうして今日もなお政治活動を続けていられることを感謝致すと共に、自らそのことを肝に銘じております。
先回の選挙はコロナ下で十分な広報活動のできないものでありました。さらに続く3年間のコロナ禍において、社会のデジタル化が大幅に進み、選挙運動のあり方そのものが大きく変わってきております。そうした点を踏まえ、ただ今スマホや各種IT機器を活用した新たな活動を展開しております。
それでも、地域に根ざした後援会活動というものが保守政治の存立基盤であることに変わりはないと考えております。
大衆戦略としての街頭演説と共に、これから本腰を入れて地域活動を再開いたしますので、変わらぬ御支援、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

先日、ある団体の年次総会に出席させて頂いたところ、かつて市役所で活躍していたまだ若く優秀な市職員であった方とお会いし驚かされました。
私の選挙の敗戦の結果が他の方の人生にまで影響を与えていることを再認識し、本当に申し訳なく思っております。

現在の岡崎市政はNHKの「大河ドラマ・どうする家康」実現の結果、大きな政策変更は無いように見うけられますが、様々な所に大きなヒズミが出てきている様であります。

まず多くの皆様の協力と長年の議論を積み重ねて進めてきた新ホテル・コンベンション計画が一時の熱狂の中、ヤリ玉に上げられ、続いて東岡崎駅前再開発事業まで中止の憂き目をみることとなりました。駅前再開発事業はこれまで4代にわたる市政の最重点課題でありました。当初の計画のまま事業が進められていれば、この春にホテルは完成し、大河ドラマファンの来訪者に十分対応できただけに、本当に惜しいことをしたと思っております。
また、三菱地所が資本算入も含めて、計画立案に参画していた東岡崎駅前再開発事業が振り出しに戻ってしまったことは、まさに本市にとって大損失であります。もし、私に再起の機会が与えられるならば、なんとしても今一度、復活させたいプロジェクトであると考えます。

U5これまでの2年半、市内各地でさまざまに会合を開かせて頂き、さらに地域によっては学区別に個別訪問をさせて頂きました。そうした活動を通じ実に多くの市民の皆様方から様々な御意見を拝聴させて頂くことができました。その時、強く感じたことは、岡崎市は40万近い人口の都市ではありますが、まさに町村合併を重ねて大きくなってきた市であるということです。今でも地域ではかつての町や村としてあった伝統文化、地元意識、地域アイデンティティーを強く持っている所が多い様であります。そうした所では、オール岡崎の大きなテーマよりも、各地域の独自性に根ざした要望の方が期待感が高いことがよく分かりました。
私はこれまでも市内を大きく東西南北に分けて考え、それぞれの地域にふさわしいまちづくりのテーマを進める行政を心がけてきたつもりであります。しかし、国の認定を受けて大きな財政援助のあったリバーフロント計画、くるわ戦略の方が目立ってしまい、「中心ばかりに力を入れている」という誤解を招いてしまったきらいがあります。
 そこで、これからは、オール岡崎の大きな仕事もさることながら、岡崎市を中心地区と額田、そして他の東西南北の6つのブロック単位で考え、各ブロックごとに地域の皆さんの要望を取りまとめ、重点テーマを決めて頂き、行政はそのテーマにそって“地域まちづくり”を応援・推進してゆく形にしたいと考えます。そうしたやり方の方がより地域のニーズにかなったものとなるはずです。

本日の会が始まる前、皆様にごらん頂いた岩津地区の岩津城跡を活かした北部活性化プラン映像は、そうした例の1つでありますので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。

先ほど、オール岡崎のテーマはひとまずおいて、と申し上げましたが、これから10年、15年先には、今の名古屋城と同じく「岡崎城をどうする!」という問題が必ず想起して参ります。歴史に基づいた木造の城とするのか、快適さと使い易さの鉄筋コンクリート製にするかはともかく、今から私達が基金の準備をしておく必要があると考えます。どのような城とするかは、次の世代の方たちにお任せしたいと思います。

また、私はこれまで給食費の無料化に向け努力をして参りましたが、完全無料化には年間20~25億の予算が毎年必要となるため、とりあえず父母負担の多い4月分の無料化を実現しました。その後、段階的に3カ月、半年と伸ばし、最終的に完全無料化につなげたいと考えておりましたが、昨今は国の施策として考えられている様なので期待しております。
いずれにせよ、子育て支援と少子化対策はコインの裏表でありますので、市も国・県と協力して重点的に推進してゆく覚悟であります。

これまでに何度も申して参りましたが、私たちの西三河・岡崎の豊かさの根源は〝堅実なモノづくり産業〟のおかげであることはマチガイありません。そのことを忘れず、新産業の育成と新たな工業団地の造成に向けて、努力を継続して参ります。

これまでの2年半の活動を通じ、いまひとつ印象的であったことは、先の選挙で中根さんが訴えた「一人5万円お返しします」という公約を未だに多くの市民が記憶しているということであります。公約というものは、あだやおろそかにするものではなく、確実な見通しと実現性のもとになされるべきものであると痛感しております。

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 本日御出席頂きました皆々様のご厚情に報いるべく、まず来秋に向け、そして岡崎市の未来に向け、全力でガンバリますので、皆様方のさらなる御支援、御協力をお願い申し上げ、ごあいさつとさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

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