« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2022年7月

2022年7月29日 (金)

ポスト・コロナの時代に向けて

Uch0729011

 7月27日、久しぶりに岡崎政経同友会の例会に出席させて頂いた。今回は、来年NHKで放送が決まった大河ドラマ「どうする家康」に連動して、岡崎市がどういう政策で臨むかということを副市長がお話されるということであった。
 市政の変転によって、当初観光事業にのり気の薄い意向が聞こえており、心配していたが、大筋は変わることなく積極的に対応準備がなされていることを知り安心した。
 岡崎の観光事業というのは、その根本に「市民が楽しめる快適な都市空間を造る」ということから始まっており、市の中心をS字型に流れる河川空間とお城を活かしてヨーロッパの都市にも負けない、美しく快適な“夢ある新しい岡崎”を目ざしていたのである。
 岡崎をはじめ、西三河の経済的豊かさの大元は言うまでもなく健全な「モノづくり産業」の存在にあり、これを守り育てることが最重要であることは言うまでもない。しかしそれだけではいつまでたっても豊田市の後を追っかける岡崎市でしかなくなってしまう。
 そこで岡崎の歴史・文化、自然を活かした観光産業をもう一つの経済の柱として育てたいというのが“夢ある新しい岡崎”の考えであり、その第一歩がリバーフロント計画であった。
 市民の御理解、国・県の協力の元にその基本的な事業が完成し多くの市民が楽しんで有効活用を始めているのを見るのは何より喜びとするところである。
 そもそもこれらの事業は数多くの識者、専門家、市民代表、商工会議所の方々の知恵と経験を元に国・県のかってない資金援助を得て進めてきた政策であり、一部の特殊政党や、本市の歴史、文化、伝統、市民性に理解の薄い人達によってネジ曲げられてしまう様ないいかげんなのもではありません。
 法律や政治のシステムにも理解が乏しく、特別ワクの補助金は他の目的に流用できないことすら知らない方達に勝手な振る舞いを許すわけにはいくまい。
 子供達が自らの古里に誇りと愛情の持てる素晴らしい岡崎市にしたいと思っている。
Uch0729022我々「原・岡崎人」は、岡崎の伝統・文化を体現した観光政策をポスト・コロナ時代の本市の「モノづくり」に続く、もう一つの経済の柱として確立するために全力で取り組むべきと確信している

| | コメント (0)

2022年7月14日 (木)

元総理・安倍晋三さんを偲んで

Uchi1   先週安倍晋三元総理が奈良で遊説中、手製の銃で撃たれお亡くなりになった。心からお悔やみ申し上げます。
以来、毎朝目覚めてからもずっと悪夢を見た直後の様な不快さが心を離れない。それにしても、ただただ残念である。
   私が父上の晋太郎先生の秘書であったというだけでなく、思想的傾向が近かっただけに総理としての彼の再生を心から願っていた。それがわけのわからない暴漢に生命を絶たれてしまい、不可能となった不条理に悔しさだけがつのる。現在の保守陣営の中で、理念が確立しており、言動もブレない数少ない政治家であっただけに、彼を失ったことは惜しんで余りある。日本の現状を考えた時、まさに国家的な損失である。

思えば、私と安倍家との御縁は40数年前に遡る。
父の友人を通じ、政治評論家の飯島清氏の御紹介を経て、先代の安倍晋太郎代議士の秘書となったことがその始まりであった。
 当時晋太郎先生は農林大臣を降りたばかりであったが、議員会館に面会に訪れた初対面の私に対し
「この世界は水商売と同じで、浮き沈みの激しい世界なんだよ」
「今、この議員会館で先生と呼ばれている議員の三分の一は次の選挙でいなくなる」というお話をして下さったことを今も鮮明に覚えている。
 27才で私が衆院選に臨んだ時、無所属で自民党の現職に対抗して出馬したため、応援はして頂けませんでしたが、一言、
「刺し違えるつもりでガンバって来い」と励まされたものです。
 その後、選挙に敗れ、選挙違反事件に巻き込まれた折りも何かとお心使い頂いたことを思い出します。

Uchi2 Uchi3

 そして7年後、34才で県議選出馬の決心を固め、当時外務大臣であった晋太郎先生にごあいさつにうかがった折には、大臣室で励ましの言葉と共に「もうすぐニューヨークにいる息子(晋三氏)がアメリカから帰ってきて秘書官になってくれる」と、うれしそうに話された笑顔がなつかしく思い出されます。

Uchi4

   晋三さんとのおつきあいは最初の県議選の折に父上の代理として3回応援に来て頂いて以来のことです。
当時まだ幼児であった長男圭亮も抱いて頂くことができました。

 

 

 以来、選挙の度にお世話になり、その後父上の替わりに代議士となられてからも愛知県の青年議員連盟の大会などに何度も足を運んで頂きました。私の県会議長就任と初の総理就任が同じ年であったことも不思議な御縁です。 

   最初の市長選では、自民党の単独支援の厳しい戦いでしたが、当時総裁になられたばかりの晋三さんが奥様と何度も応援に来て頂きました。その時も市長当選と総理就任が同じ時期になりました。

まさに私の政治人生は安倍家と共にあったと感謝しております。

 先回の三度目の市長選の直前(3日前)、東京陳情の仕事の折に議員会館にごあいさつに訪れた私をわざわざお待ち頂いたことも忘れられません。

 その時に、1ヶ月前に8年8ヶ月務めた総理大臣を辞任したばかりであった晋三さんから「こんなメンドウくさい仕事(首長)をまだやるの?」とジョークを混じえてお話しされたものです。

「ところで選挙の様子はどう?」と問われ、「実はきのうからこんなチラシが出回っています」と「5万円返還!」のチラシをお見せしたところ、じっと眺めてから、「これは前回、自民党が負けた時と同じ戦術だよ。油断しない方がいいよ」と言われたことが、思えば最後の直接の会話となってしまいました。

 先日(5月28日)の再起を目ざした「新緑の集い」に際しましては、大村知事と共に心温まる祝電を頂いております。

 次の選挙に向けて御相談したいこともありましたが、それももはやかなわぬこととなってしまいました。

Uchi5

 必ず、墓前に良い御報告ができるようにあと2年3ヶ月、全力でガンバリたいと決心しております。

 お亡くなりになったことが今も信じられない思いですが、本当に長い間国家・国民のためありがとうございました。

心から御冥福をお祈り申し上げます。

 

| | コメント (0)

2022年7月 5日 (火)

ベランダプール

   InstagramとFacebookに載せた家庭用組み立てプールに、予想外の反響がありました。2年ほど前から買おうか迷っていたものですが、ネコのせいで今年から使っています。
 水をいっぱいにすると2トンほどになりますので安全の為、半分くらいで使っています。
 水は毎日、朝・夕植物にかけて、減った分をつぎ足しています。(ウナギのタレみたいですが、、、。)

 娘がうるさいのでタブレットの消毒剤を使用しています。プールを使うのは私と孫だけなので水もたいして汚れません。

 ネコが落ちない様に注意しています。

かって子供達が小さい頃は近くに市営の流水プールがあって、助かったものです。ついでに施設内の売店でホットドッグや焼きそばで夕食を済まして帰ると嫁さんに喜ばれたものです。

 東部に民間による、砂浜のある扇形の大プールを計画していたのですが、タナ上げとなってしまい残念です。

 夜間照明で夜も市民が楽しめるプールがあるといいと思います。できれば冬場はスケートができる様になればとも考えていました。デート・コースになれば将来の少子化対策になるかもしれません。

Uch1

| | コメント (0)

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »