天風南賜流南賜吟道会創立四十周年記念
3月21日(日) コロナ禍の折り、昨年から慎重に準備を重ねてみえた天風南賜流南賜吟道会の創立40周年記念の大会が三谷温泉 明山荘にて盛大に開催されました。
30周年、35周年の大会にも御案内を頂いている私としては、当然お祝いのため、参加する心づもりでおりましたが、今回も来賓としてお招きを受けたことに大変恐縮しております。
老若男女をそろえた御一門の皆さんの充実した発表会、趣向をこらしたお楽しみ演芸の後、各会派の先生方の吟詠、吟舞、剣舞、詩舞、朗詠と実に多彩で一流の技の披露が続き、本当に格調の高い早春の一日を過ごすことができました。
吟・剣・詩舞道はまさに我国、日本の文化と伝統の真髄を体現した芸道であり、詩歌や舞を通して、日本人の精神と礼節までを伝える貴重な文化遺産であると言えます。
国際化が進み日本独自の文化の希薄化が心配される今日、こうした文化活動を通じて我国の精神文化の高揚と伝統芸術が末永く伝えられることを祈るものであります。
本大会の実現に向けて尽力された一人一人の皆様に改めて感謝申し上げると共に、二代目宗家 酒井南賜先生を中心に天風南賜流南賜吟道会がさらなる御発展をされますことを心からお祈り申し上げます。
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