いよいよ始まった新しいまちづくり
4月10日、11日の土日は久しぶりに両日とも好天に恵まれ、籠田公園では市民の主催による「春まつり フラワー&ミュージックフェスティバル」が行われた。園内にはいくつものキッチンカーが出店し、ハワイアンにフラダンスやフラメンコ、昭和の懐メロ演奏などが響いていた。桜城橋もキッチンカーが立ち並び、いずれも活気づいていた。
私が進めてきた「QURUWA戦略」による都市再生事業は、決してハード整備がゴールではなく、そこに出来上がった新たな空間を利用して、市民や民間事業者の皆さんに様々に活用して頂くことが本来の目的のものである。
本当は昨年の夏にグランドオープンする予定であったが、コロナの影響と工事の遅れにより半年、完成の日が延びてしまったが、籠田公園から天下の道、桜城橋と続くルートの賑わいを見て、心の底から喜びにたえない。
11日(日)、私は籠田公園に隣接する知人の多目的ビルのリニューアルオープンに招かれ、4階の屋上から籠田公園の全景を眺めることができた。
先年、「まちづくりシナリオ賞」を獲得したように、多くの識者、専門家の提案を基に会議を重ね、地元の要望を加味しながら念入りに造り上げた公園であるだけに実に機能的に美しく仕上がっており、誇りに思えるものである。
「改造前は暗いイメージで、深夜に不良グループが集まったり、昼中にお酒を片手にフラつく人がいるような公園であったが、今や朝から小さな子連れのお母さんや、散歩を楽しむ高齢者、夕方には中高生も集う一日中明るい公園となりました。ことに私の家の前に素晴らしい公園を造ってくれてありがとう」
とジョークを交えたオーナーの挨拶にあるように、人々が楽しみ、くつろげる空間のある公園となったことが何よりの喜びである。
今後は、さらにこのビルのように公園に隣接した土地に、町の活性化につながる飲食店や魅力的なお店が展開していくことを期待している。そうした流れに乗って、岡崎の街並みが進化してゆくものと確信している。
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