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2020年10月 8日 (木)

六ツ美地域で快走!「チョイソコ」地域バス

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 10月1日(木)から六ツ美地域で、地域バス「チョイソコおかざき」が走り始めた。
 乗合送迎サービスとしてスタートした「チョイソコ」はアイシン精機が開発した専用システムで、路線バスのように時刻表による運行ではなく、電話予約が入るとワゴン車で利用者を送迎する、新しいスタイルの公共交通機関である。
 かねてから地域バス導入を希望していた六ツ美中部学区でエリアバス運営協議会が立ち上がっており、地元の皆さんの熱心な活動がこの度の事業の大きな後押しとなった。バス停の設置などの準備も順調に進み、本市初の乗合送迎サービスが実現した。地元の皆さんの御尽力に深く感謝を申し上げます。

 そもそも公共交通は「都市の装置」とも呼ばれており、従来の路線バスは、道路に沿ってある程度まとまった乗客があることを前提として、時刻表をもとに大型バスを運行していた。
 今回、乗合送迎サービスを導入した六ツ美中部学区は集落が広く分散しており、病院や商店といった「行き先」も点在している。従来のようなバス停は、まとまった集落の中にあってこそ効率が良いが、住宅が点在している地域ではどうしても無駄なルートが多くなってしまう。そこで考えられたのが、予約を前提とした、確実に乗客がいる時だけ走らせる「デマンド(需要)型乗合タクシー」である。

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 乗客のいないバスは「人ではなく、空気を運んでいる」と表現されることもあるが、たとえ空気を運んでいてもバス車両と運転手、燃料が必要になってくる。なかでも運転手不足は深刻で、少子高齢化の進行もありバス会社では採用に非常に苦労しているそうである。貴重な財源や運転手を効率よくサービスにあてるため、行政としては、よりしっかりと需要を見込んでいく必要がある。

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 本市では「まちバス」を、名鉄の「路線バス」に替えた例がある。専用の車両、専用の運転手が担当していた「まちバス」から「路線バス」に替えた結果、1キロ走るためにかかる経費は半額になった。これを数字に表すと、

まちバスは1キロ走るのに約800円
路線バスは1キロ走るのに約400円

 という計算になる。直感的に言えば、現行の経費のままで市内の路線バスを全て「まちバス」にすると、バスの台数はだいたい半分になってしまう。
 幸いにして本市には、1キロ約400円で運行できる民間バス路線があり、路線図の距離を合算すると1600キロ近くにもなる。これは本州最北端の青森から下関まで繋いだ高速道路よりも、さらに50キロほど長い距離である。この狭い市域に、本州を走破できるバス路線があって、しかも1日何往復ものバスが走っているのは非常に心強いことである。人材不足の中、必死になって運転手を確保していただいているバス事業者の皆さんには改めて感謝したいと思っている。

 本市のバス路線に仲間入りした「チョイソコおかざき」が、末永く走り続けてもらうために、利用者の皆さんと地元の六ツ美中部学区エリアバス運営協議会の皆さんの力強いお力添えを、今後もお願いしたいと思っている。

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