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2020年9月 3日 (木)

岡崎建設協会要望(2020年)

Okazakikensetsukyokai202009011

 本年も、毎年恒例となっている岡崎建設協会の代表の皆様から、岡崎市に対しての要望書の提出を頂きました。
 公共事業が順調に行われることは、地域の安定と発展のために重要であります。入札が公正に行われ、有能な社員を抱えた力のある企業が地元に存続することは、まさかの災害対策においても大切なことであります。
 今回、頂いた要望内容と私からの回答・あいさつを併せて御報告申し上げます。


市長回答
 コロナウイルスが心配される中、連日の猛暑にもかかわらず本日は大変ご苦労様です。建設協会の皆様方には、日頃から建設業の健全な発展にご尽力いただくとともに、本市の公共事業に多大なご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 私が就任以来、掲げてまいりました、「夢ある新しい岡崎」を築き上げるために、皆様方のような地域に根差した建設業の方が多数いることは、大変心強く思っております。
 今年度は、新型コロナウイルス・感染症対策で、経済活動が大幅に制限され、建設業を取り巻く経営環境も、大変厳しい状況にあると認識しております。そのような状況ではありますが、引き続き、市政の発展に向けて、国や県とも連携し、魅力的で賑わいのある、まちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、一層のご協力をよろしくお願いいたします。

 それでは、今回のご要望につきまして、私からご回答申し上げます。
 1点目の「公共事業予算の確保」であります。
 公共事業は、地域経済の下支えや、景気の回復に大きく貢献するものであります。まずは、今年度予算を早期に執行し、来年度につきましても、コロナの影響による歳入の減少が、どの程度となるか、現段階では不透明ではありますが、必要な事業について、着実に実施できる予算確保を図ってまいります。
 2点目の「働き方改革の推進」につきましては、建設業の就労環境の改善や、担い手の中長期的な育成と確保に繋がるものであります。国の制度改革などと合わせ、引き続き、本市としても、前向きに取り組んでまいります。
 次に3点目の「最低制限価格」につきましては、継続的に要望をいただいておりましたが、
来年度、中央公契連モデルを完全実施できるよう、関係部署に指示してまいります。
 最後に、「発注予定の公表」につきましては、現在の公表内容に加え、技術者の専任に関する情報についても、追加の検討をしていきたいと考えております。
 私からの回答は、以上であります。詳細につきましては、それぞれの部長から説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。


要望書

令和2年9月1日
岡崎建設協会
会長 朝日啓夫

 平素は岡崎建設協会の活動に、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 近年、局地的な集中豪雨や土砂災害などにより各地で甚大な被害が発生しており、国民の生命・財産を守り、安全で安心な生活を支える社会インフラの重要性は益々高まっております。このため防災・減災、国土強靱化の取り組みや社会インフラの老朽化対策が着実に進められております。
 岡崎市におかれましても、こうしたインフラ整備に必要な公共事業量の確保にご尽力いただいておりますことに重ねて御礼申し上げます。
 しかしながら、私ども地元建設業界を取り巻く環境はまだまだ厳しく、担い手の確保、労働時間の短縮など、取り組まなければならない多くの課題があります。これらの課題を解決し、市民の生命・財産を守り、地域の主要産業として雇用を確保し、技術・技能の伝承を図りながら夢ある岡崎へ「地域社会に貢献する力強い地場産業」として、その役割を果たしていくことが出来るよう、次の事項について特段のご配慮を賜りますよう強く要望いたします。

1.公共事業予算の確保
 新型コロナウイルス感染症の発生により、地域経済、景気が急速に減速しております。
 感染症収束後の経済回復、景気の下支え、雇用確保のため、令和3年度においても十分な公共事業予算の確保を図っていただきますようお願いいたします。

2.働き方改革の推進
 労働基準法や担い手3法の改正を踏まえ、長時間労働の是正や週休二日の確保を図るためには、働き方改革に対応した受注体制の構築が急務となっております。
 そのためには、施工時期の平準化を図り、年間を通して切れ目のない発注をしていただくとともに、適切かつ柔軟な工期の設定により、工事に従事する者の労働時間等が適正に確保されるようお願いいたします。
 併せてフレックス工期の導入についてご検討いただきますようお願いいたします。
 更に、提出が必要な工事書類の簡素化等について、今まで以上に取り組んでいただきますようお願いいたします。

3.最低制限価格を国が定めた額(中央公契連モデル)とする
 建設作業員の不足が、建物・道路・上下水道などの公共施設の築造・維持管理に支障をきたしています。この原因は、必ずしも良いとは言えない労働条件に加え、賃金の安さがあります。また国はこうした背景を改善するために、品確法を改正しダンピング入札が行われないように、適正価格による請負契約の推進を明記しています。
 岡崎市におきましても、今まで以上のご配慮を賜り、安定した施工の品質を保ちつつ、建設作業員・現場監督員の新規雇用を促すために、中央公契連モデルでの最低制限価格の採用をお願いいたします。

4.発注予定のより詳しい事業規模の公表をお願いします
 現状、「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」に基づき、発注見通しの公表において、発注時期・予定工期・工種・施工場所に加えて概要の公表をしていただいておりますが、現在、技術者・技能者の不足が顕著であり、技術者・技能者の配置等をより計画的に行う環境を整えるため、現在公表されている内容に加えて発注予定のより詳しい事業規模の公表をお願いいたします。


むすび
 今回いただいたご要望につきましては、ただ今、各部長から回答のあったとおり、それぞれの部署でしっかり検討し、可能なものについては来年度から対応できるよう、協議させていただきます。
 予算のことも心配かと思いますが、災害を含め、公共工事は待ったなしの部分も多くあります。
 コロナウイルスの影響の心配もありますが、来年度以降も、しっかり予算を確保して、冒頭申し上げたとおり、「夢ある新しい岡崎」に向けた事業を推進してまいりますので、引続き、ご協力よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

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