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2020年8月20日 (木)

新型コロナウイルス患者専用病院の開設など(8月17日発表)

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 8月17日(月)に行った市長記者会見の内容を以下に掲載します。


はじめに
 本日の案件に入る前に、新型コロナウイルス感染症について、お話いたします。
 ご承知のとおり、7月以降、新型コロナウイルス感染症が愛知県内で急増し、本市においても同様に増加しています。4月に9人目の陽性者が出て以来、7月半ばまで新たな感染者ゼロでしたが、残念ながらこのところの急増で、市内在住の感染者は、昨日(8月16日)現在、102人確認されており、感染された方には、心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早い回復を願うばかりです。
 また、引き続き、最前線で闘っておられる医師、看護師など医療従事者の皆様には、最大級の敬意と感謝を申し上げます。
 さて、本市では、「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を作成し、発生事例数による警戒レベルを設定し、各レベルに応じた対応方針により感染拡大防止に努めています。
 7月以降の感染者は10代から30代の方がおよそ7割を占め、若い方を中心に感染が拡大しています。若い世代の場合、無症状の方も多いと言われ、知らない間に感染していたり、同時に家族や友人に感染させている可能性があることを強く意識していただきたいと思います。
 一人ひとりのしっかりとした対策が、感染拡大を防ぐ最善策となります。新型コロナウイルス感染症の終息の時まで、行政と市民一丸となって頑張ってまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。

イオンモール岡崎内に「市民サービスコーナー」を開設
 先月、イオンモール株式会社様と包括連携協定を締結していますが、この度、市民サービスの利便性向上に向けた取り組みとして、10月中旬に、イオンモール岡崎内に、市民課の窓口「市民サービスコーナー」をオープンします。

Pressconference202008172

 イオンモール岡崎の大規模な改修に合わせて準備を行うため、具体的なオープンの日付につきましては、決まり次第、お知らせいたします。
 イオンモールへの行政窓口の設置は東浦町に続き県内2例目であり、マイナンバーカードの申請窓口の常設は県内初であります。イオンモール岡崎の3階にある一つの区画を市が借り受け、岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズと、市民課が共同で運営するもので、市民サービスコーナーは、その区画の半分に当たる、60平方メートル程度となります。毎週水曜日、毎月第3日曜日の休みを除く、毎日11時から19時まで営業しますので、平日の仕事帰りや土日、祝日でも気軽に利用していただけるものと期待しております。
 オープン当初は、市民のマイナンバーカードの取得を促進するため、マイナンバーカード専用の受け付け窓口を開設します。特別定額給付金やマイナポイントサービスの開始により、マイナンバーカードへの関心が高まっているとは思いますが、まだ8割近くの方が取得されていないのが現状であります。ぜひ、お買い物帰りなどにお立ち寄りいただき、申請していただければと思っております。
 来年1月からは、住民票の写しや戸籍謄抄本といった証明書・交付業務のほか、マイナンバーカードの交付を予約制で開始し、6月からは、税証明の交付業務、転居や転入・転出の届出、戸籍届の受付も開始する予定であります。それに伴い、現在、市役所本庁で開設している土曜窓口の機能を、イオンモール岡崎へ移転し、サービスの向上を図ってまいります。

新生児特別定額給付金
 ただ今、新型コロナウイルス感染症が市民にもたらす影響の長期化が見込まれるなか、新生児を抱える世帯の経済的負担を軽減し支援するための、本市・独自の施策として、国の特別・定額給付金の基準日を過ぎて生まれた新生児を対象に1人当たり10万円を支給し、子どもの健やかな成長を応援してまいります。
 対象は、4月28日から12月31日までの間に生まれ、出生により、岡崎市に住民登録をされた新生児とし、およそ2,500人を見込んでおります。
 支給に係る予算につきましては、9月定例会に補正予算を計上し、10月初旬から順次、申請書を送付し、郵送による受付を行い、早期の給付を目指してまいります。

新型コロナウイルス感染症患者専用病院の開設
 本日すでにテレビ報道がなされておりますが、現在、愛知県が、新型コロナウイルス感染症患者専用病院として岡崎市立愛知病院を使用することについて、市民の安全を守ること並びに今後の経費を県が負担し医師・スタッフの準備も県が責任をもつことを条件に、県と協議中であることを発表いたします。

Tokaiaichi20200818

 今回の件は、愛知県が新型コロナウイルス感染症拡大による医療崩壊を防ぐため、県内に入院患者を受け入れる、専用病院の開設を目指している中、本市に対し、県から無償貸与を受けている岡崎市立愛知病院の施設を使用したいという強い要請があったものであります。
 この話は新型コロナウイルス感染症拡大当初からありましたが、5月に、感染者が減少したため、一旦、保留となりました。
 その後、感染拡大の第2波に備え、改めて、新型コロナウイルス感染症の患者専用病院の開設に向けて、本市が、県から無償貸与を受けている、愛知病院の施設を使わせてほしいと強く要請をいただいたものであります。
 本市としても、医療崩壊を何としても防がなければならないという思い、そして何より、市民の皆様が、新型コロナウイルスに感染して、医療行為が必要になった場合に、安心して医療が受けられるようにとの思いから、協議を進めることといたしました。
 今後は、速やかに、県が、新型コロナウイルス感染症患者・専用病院を開設・運営できるように協力して参ります。

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