プレミアム付き商品券事業について(6月30日発表)
6月30日(火)に行った市長記者会見の内容を以下に掲載します。
本市におきましては、新型コロナウイルス・感染症対策として、これまで、総額450億円に及ぶ、様々な支援を実施しているところです。
愛知県では第1波が概ね峠を越え、第2波に備えるとともに、「新しい生活様式」を取り入れた社会活動や経済活動の再開が、市民の皆様のご理解とご協力により、一歩一歩、前進しつつあります。これと並行して、国においては、観光消費を喚起する「ゴー・トゥー・キャンペーン」の準備が進められており、人々の移動や消費活動の再開とともに、夏以降、経済回復への動きが本格化してまいります。
こうした流れを受け、本市においても、日々変化する社会や経済の情勢に即した、効果的な取り組みを検討してまいりました。その結果、春以降、外出自粛の影響から売上げの大半が失われた、飲食・小売等の事業者に対する新たな支援策として、総額18億円を超える、本市としては過去最大規模のプレミアム付き商品券事業を、実施することといたしました。
また、今回の商品券事業につきましては、本市のほか、岡崎商工会議所、岡崎市六ツ美商工会、岡崎市ぬかた商工会、岡崎市観光協会と連携し、地域一丸となって実施してまいります。
それでは、その概要について説明いたします。
今回の商品券の発行総額は、18億7,500万円で、過去に2度、実施した商品券事業の発行総額を上回る、大規模なものを計画しています。
商品券の種類としましては、プレミアム20パーセント付きの「共通券」と、プレミアム50パーセント付きの「食事券」の2つを用意します。また、それぞれの券において、スマートフォンアプリを使って購入する「デジタル商品券」と、従来型の「紙の商品券」の2種類を用意する計画です。
スマートフォンアプリを使った「デジタル商品券」は、購入時に窓口で並ぶ必要がなく、密を避ける「新しい生活様式」にも即しており、「キャッシュレス決済」や「オンライン社会」に適した新しい手法によるものです。
県内では、初の導入となりますので、是非、多くの市民の皆様に、ご利用いただきたいと思っております。
次に、商品券の販売価格や販売数についてでありますが、「共通券」については、6千円分の券を1セットとして、5千円で販売する計画で、販売数は、デジタル共通券を20万セット、紙の共通券を5万セット、合計25万セットを計画してまいります。
また、「食事券」については、6千円分の券を1セットとして、4千円で販売する計画で、販売数は、デジタル食事券を5万セット、紙の食事券を1万2,500セット、合計6万2,500セットを計画してまいります。
販売数としましては、「共通券」と「食事券」を合わせて、合計31万2,500セットの計画であります。
今後のスケジュールについてですが、まずは、7月臨時会におきまして、関連予算をご議決いただき、その後速やかに、連携する団体との協議を本格化させ、事業の詳細について、詰めてまいりたいと考えております。
さらに、8月中旬を目途に、商品券事業に参加する店舗の募集を開始し、9月中旬を目途に、20歳以上の市民の皆様から、商品券購入の予約を受け付け、10月中旬より、商品券の販売や店舗での利用を開始できるよう、準備を進めてまいります。
市民の皆様には、事業者への支援という本事業の趣旨を十分ご理解いただき、商品券をたくさん購入していただけることを期待しております。
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