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2020年4月

2020年4月29日 (水)

連合愛知三河中地協・岡崎市長懇談会(2020年4月)

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 4月2日(木)、毎年恒例の「連合愛知三河中地域(なかちいき)協議会」の皆様との懇談会を開きました。昨年10月の要望書に対する回答を行いましたので御報告いたします。
 なお回答書の一部を写真で掲載しました。クリックすると拡大します。

―挨拶―
 皆様、こんにちは。市長の内田であります。
 連合愛知三河中地域協議会の皆様には、日頃から市政に対し、格別なご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 現在、新型コロナウイルス感染症が国際的な広がりを見せており、企業や労働者の皆様にとっても予断を許さない状況が続いております。現在では保健・衛生のみならず国の医療制度、教育体制、経済までゆるがす事態となっており、より慎重で適確な対応を心がけてまいります。
 本市でも藤田医科大学岡崎医療センターにおいて感染者を受け入れるなど、ご心配をおかけしましたが、市民に感染を広げることなく完了することができ、安堵しております。
 地域の皆様への支援策につきましても検討を進めておりまして、市の信用保証料・補助制度の拡充などの対策を開始したところであります。
 このような中、昨日からは公共施設を再開し、小中学校についても春休み明けから再開します。引き続き、市中感染の拡大防止に向け、市民の命と健康を守ることを最優先に取り組むとともに市民生活や社会機能の維持に不可欠な業務は適切に継続してまいりますので、よろしくお願い致します。

 さて昨年度は、若き日の徳川家康公像が完成したほか、本市の玄関口である東岡崎駅、岡崎駅の駅前整備、さらには桜城橋が開通するなど、本市の新たな顔となるもが目に見えて形となってまいりました。おかげさまで市民にお約束した公約の9割が完成に向かっております。
 令和2年度につきましては、「市民生活を守り、さらなる賑わいを生み出す予算」と位置付け、皆様からいただきました要望事項にも配慮した予算編成と致しました。具体的には、産業政策として、阿知和地区工業団地ならびにスマートインターチェンジの整備を進めてまいります。
 また、児童育成センターの増設や、地域包括支援センターの人員の増加のほか、市内全域への防犯カメラの設置や自動車のペダル踏み間違い防止装置の設置に対する補助制度など、市民生活を支える基本施策の充実を図ってまいります。

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 そして、かねてよりご要望のありました公契約条例の制定につきましては、この4月1日から施行されました。引き続き労働者の皆様が安心して働くことのできる環境づくりに努めてまいります。新型コロナウイルス感染症対策については、今後も国の動向を見ながら県と共に対応してまいりたいと考えております。
 新年度においても、いつも申しておりますとおり、岡崎の市民、ことに子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる「夢ある新しい岡崎」を築き上げるため、一層邁進してまいりますので皆様には引き続き変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。

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2020年4月23日 (木)

岡崎市の新型コロナウイルス感染症対策(4月23日発表)

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 4月23日(木)、新型コロナウイルス感染症にかかる岡崎市の対策を発表しました。この度新たに実施する緊急対策のうち、主なものは下記のとおりです。また、本日の記者会見で申し上げた内容の全文を掲載します。

1.市立小中学校の給食費無償化
 期間は学校給食の再開後から9月まで。この措置による所要額は、約5億4千万円を見込んでいます(5月7日から学校が再開する場合)。→詳細は「報道発表資料

2.公私立保育園・こども園・私立幼稚園の給食費無償化
 期間は緊急事態宣言が解除された翌月から9月まで。この措置による所要額は、約2億円を見込んでいます。→詳細は「報道発表資料

3.臨時休業中の学習支援
 5月下旬に「オンライン個別最適化学習ソフト」の導入を目指します。また、4月30日(木)に「おかざきッズ学びの応援サイト」を開設し、自作ビデオ教材等を提供していきます。→詳細は「報道発表資料

4.事業者への協力金支給(県・市連携)
 休業協力要請期間中に休業要請又は営業時間短縮に全面的に協力いただける地元中小事業者で、一定の要件を満たす事業者に、50万円を支給します(県1/2、市1/2)。この措置による所要額は、市費のみで約10億円を見込んでいます。→詳細は「愛知県・市町村新型コロナウイルス感染症対策協力金について

5.事業者への協力金支給(市単独)
 県が示した対象業種に含まれているにもかかわらず、県の支給対象から外れた事業者で、4月25日から5月6日までの間、休業要請または営業時間短縮に協力いただいた地元中小事業者に、25万円を市単独で支給します。→詳細は「報道発表資料

6.水道料金の減額
 4月中旬から6月中旬までの2か月分の水道料金にあたる7月請求分から、12月請求分までの6月の間、基本料金の8割を減額します。この措置による所要額は、約6億4千万円を見込んでいます。→詳細は「報道発表資料


緊急市長記者会見(オンライン会議、令和2年4月23日)
 本日は、今月の初旬より検討中でありました新型コロナウイルス感染症にかかる岡崎市の対策について、ご説明いたします。
 現在、全国に緊急事態宣言が発令されており、感染拡大を防ぐため、人との接触を、7割から8割減らすことが求められております。そうした中、期せずしてインターネット回線を活用した、テレワークやオンライン会議が積極的に導入されています。
 そこで、本日は、遠隔で資料の共有が図れる、オンラインでの記者会見を実施することといたしました。そのため、マスクをはずしておりますことをご理解ください。記者の皆様には、オンライン会議の有用性について、体感いただければと思っております。

 さて、現在、岡崎保健所では、新型コロナウイルス感染症対策として、初期の段階から、市民からの相談への対応をはじめ、感染の疑いのある方の検査や、感染者の調査のほか、濃厚接触者の健康観察などの業務に奔走してまいりました。しかし、国内の感染が、さらに拡大する中、相談件数や調査件数等が急激に増加しており、これまでの体制では対応しきれない状態となっております。これまでも応援を加えて対応しておりましたが、4月20日付けで、担当の6名の人員に加え、さらに他部署の保健師9名を応援増員し、専属を合計15名とすることで新型コロナウイルスに関する相談窓口として体制の強化を行いました。
 また、4月9日から、これまで、愛知県・衛生研究所に依頼していました、新型コロナウイルスのPCR検査を市独自で実施することで、増加する検査ニーズに迅速に対応できるようになりました。さらに、保健所内での職員間の感染による業務の停滞を防ぐため、フロアの分散化などの感染防止策の強化を図ってまいります。

 次に、本市がこの度、新たに実施します緊急対策について、ご説明致します。
 まず、①の園児・児童・生徒及び保護者の皆様に対する支援です。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により生じた家計の負担の軽減を図るため、市立小中学校をはじめ、保育園やこども園及び私立(わたくしりつ)幼稚園の給食費無償化を実施します。期間は、学校給食の再開後から9月までの間となります。この措置による所要額は、約7億4000万円を見込んでおります。

 続きまして、臨時休業中の学習支援についてであります。
 まず、国や県から要請を受けて長引いている小中学校の臨時休業につきまして、学習の遅れを心配されてみえる保護者のお声も多く届いています。

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 学校再開が先行き不透明の中、岡崎市では、5月下旬に、「オンライン個別最適化学習ソフト」の導入を目指し、子どもたちの学びを保障していきます。
 このソフトの導入により、児童生徒が、自分のペースで取り組めたり、学習履歴の確認やメッセージの送受信により、教師と子どもたちがつながり、遠隔での学習指導ができるようになったりします。
 また、「おかざきッズ 学びの応援サイト」を4月末に開設し、自作ビデオ教材等を提供していきます。このサイトでは、有用な学習コンテンツを紹介したり、岡崎市の自作ビデオ教材等を閲覧したりすることで、学ぶことができるようになります。

 次に、学校における感染対策についてです。
 まず、臨時休業中については、教職員による感染拡大を防ぐため、教職員の在宅勤務も取り入れています。具体的には、教職員が職場のパソコンに、安全にリモート接続することにより、分散での勤務や柔軟な働き方を進めています。
 また、授業が再開された場合、教職員からの感染を不安に思われている保護者の方もお見えだと思います。
 学校再開時には、当面の間、教師は、フェイスシールドを着用して授業を行うこととしています。このフェイスシールドは、職員の自作によるもので、今後、各自製作をおこなっていきます。なお、作成費用は、教職員3000枚分、約50万円となります。
 さらに、数多くご寄附いただきました、マスク約4万枚につきましては、各学校の危機管理用として、各校の児童・生徒と教師相当分を配布させていただきました。

 次に、③の事業者の皆さま様への支援であります。
 まず、愛知県が行いました休業要請に対する、「新型コロナ対策協力金」についてであります。
 4月16日に愛知県は、県内の一部の業種に対しまして、4月17日から5月6日までの休業要請、あるいは、営業時間の短縮要請を行いました。
 この要請に応えました事業者には協力金として、一事業者あたり一律50万円、県全体で総額150億円。これを県と市で1/2ずつ折半して負担する仕組みを県と市町村が連携して構築するというものであります。
 対象となる事業者数につきましては、県全体で約38,000件でありまして、岡崎市は、約1,700件と愛知県が推計しております。
 ただし、県は、4月19日に、学習塾等の面積要件の緩和を行い、さらに、4月21日には、商業施設の面積要件をそれぞれ緩和しました。
 その結果、岡崎市においても1,700件という県の推計を上回ることは確実でありまして、2,000件前後の事業者が対象になるものと推計しております。仮に2,000事業者が全て申請したとすれば、1件50万円ですので、総額で10億円となります。

 また、県が示した対象業種に含まれているにもかかわらず、県からの情報が行き届かずに、営業を続けてしまったことで、県の支給対象から県の支給対象から漏れてしまう事業者さんがいらっしゃると思います。
 そのため、そうした事業者への市独自の支援として、あさっての4月25日から5月6日まで、県の休業要請などに応じていただければ、1事業者あたり25万円を、市単独で支給したいと考えております。今後は速やかに予算編成や受付体制など、本市としての準備に着手してまいりたいと考えております。

 次に、④の市民支援といたしまして、生活の基盤であります、家庭の経済支援として、水道料金の減額を実施いたします。
 具体的には、4月中旬から6月中旬までの2か月分の水道料金にあたる7月請求分から、12月請求分までの6か月の間、基本料金の8割を減額するものであります。
 この措置により、口径20ミリメートルの一般的な家庭では、基本料金が税込み1,045円から209円となり、1か月あたり836円、6か月あたりでは、約5千円の減額となります。
 また、口径100ミリメートルの事業所では、基本料金が、税込み26,015円から5,203円となり、1か月あたり約2万円、6か月では約12万円の減額となるものであります。
 この措置による所要額は、約6億4千万円を見込んでおります。
 水道事業にあっては、日頃より健全経営に努め、令和元年度の決算においても健全な財政状況を維持できることが見込まれている状況であります。
 こうした状況のなか、今もなお「岡崎市が水道の民営化を計っている」かのような作り話が聞こえてくることがありますが、これまで民営化については部内において検討すらしたことが無いというのが事実であります。
 今後も市民の皆様様により安全で安心した飲料水を提供するため、岡崎市として引き続き、健全な経営に努めてまいります。

 そして、最後に市の組織体制についてであります。
 国において「新型コロナウイルス感染症・緊急経済対策」が閣議決定され、感染拡大防止に留意しつつ、家計への支援を行うため、特別・定額給付金として1人につき10万円を給付することが決まりました。
 それを受けまして、本市におきましては、国の補正予算成立に先駆けまして、明日、4月24日付けで「特別・定額給付金・事業室」を設置することとしました。
 室長以下6人体制でスタートし、今後の事務量によりましては適宜増員を図ることで、迅速かつ的確な給付ができる体制を整えてまいります。
 給付金につきましては、緊急事態という状況を鑑み、少しでも早く市民の皆様に行き渡るよう、前例に捕らわれないスピードを重視した事務を進めることで5月の実施を目指してまいります。

 また、同じく明日4月24日付けで、新たに保健所に事務職員を2名増員し、国や県等からの各種照会・調査業務及び、コロナ対策に係る補助金申請等の事務に従事させることとしました。
 これは、先の保健師の増員に続く、組織の体制強化を目指した措置であります。

 以上、本市の新たな支援策について、ご説明申し上げました。
 今後は議会のご理解を得ながら、スピーディーな対応を進めてまいります。その他、既に実施している支援策につきましては、お手元の資料をご参照いただきたいと思います。

 市民の皆様には、引き続き、ご不便、ご心配をおかけしますが、適切な医療・救急体制の確保を最優先とするとともに、迅速かつ正確な情報の提供を行い、安全、安心な市民生活の確保に向け取り組んでまいります。
 また、本日お示しした市民及び企業等への支援策の推進に加え、今後も必要に応じて速やかな支援可能な組織・体制づくりを行い、市民生活の安定を図ってまいります。
 新型コロナウイルスに負けないよう、全市民一丸となって、この難局を乗り越えるべく、皆様の一層のご理解とご協力をお願いします。
 そして、未曾有の災害と受け止めて全力で対応してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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2020年4月16日 (木)

藤田医科大学岡崎医療センターが開院しました

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 藤田医科大学岡崎医療センターが4月7日(火)に開院しました。開院に先立ち4月4日(土)に行われた開院式での挨拶を掲載します。


 皆様、おはようございます。岡崎市長の内田康宏であります。
 本日は、「藤田医科大学岡崎医療センター開院式」が、厚生労働大臣政務官・自見英子様、愛知県知事・大村秀章様はじめ、多くの皆様のご参会のもと、このように晴れやかに挙行されますことを心からお慶び申し上げます。また、学校法人藤田学園におかれましては、日頃から市政に対しまして温かいご理解とご協力を賜っておりますことを、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 星野理事長をはじめ、ご関係の皆様、誠におめでとうございます。開院を目前にして大変なご苦労をされ、それを克服し本日めでたく開院式を迎えられ、感慨もひとしおと存じます。

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 2月17日にクルーズ船からの感染者の受入れを決断されて以来、開院前にかかわらず、岡崎医療センターの名は全国に知れ渡ることになりました。まさに国難というべき、この困難な事態に対し、藤田医科大学は医療人としての確固たる信念を行動をもって示され、ウイルスを完全にコントロールして一人の二次感染も出すことなく、無事に全員を退所させることができました。
 本市においても、受入れ初日から志願により編成した保健所と救急隊の専属チームを常駐させ、計128名の収容者のうち15名の発症者を医療機関に引き継いできました。任務にあたった職員からは岡崎医療センターの活躍を間近に拝見し、藤田医科大学に対する信頼を大変厚くしたと聞いております。
 クルーズ船の一件では、藤田医科大学も本市も、そして学区の皆様も、確かに大きな苦労をしてきました。しかし、あの2週間の経験は私たちの間に信頼を育み、また、感染症対策のノウハウを学ぶ貴重な機会を得ることにつながりました。

 これもひとえに、藤田医科大学岡崎医療センターの持つ、崇高な志と高い技術の賜(たまもの)であります。世界的にも新型コロナウイルス感染症対策が高い関心を集める現在、優れた医療の提供こそが最大の医療福祉政策であります。改めて、岡崎にかけがえのない財産を誘致できたことを誇りにするとともに、私自身大変嬉しく思っております。
 市民にとりましても、岡崎医療センターが24時間365日体制で2次救急医療を担っていただくことは何よりも心強いものがあります。

 現在、本市は39万の人口を有し「一歩先の暮らしで三河を拓く 中枢中核都市おかざき」を目指し、全市一丸となり取り組んでおります。今年度は「市民の生活を守り、さらなる賑わいを生み出す予算」を掲げ、福祉総合相談窓口の設置や、医療費助成制度の拡大などの医療福祉政策を強力に推進しております。今後とも、岡崎に住み、生活することに安心感の持てる〝まちづくり〟を行いますのでよろしくお願い申し上げます。
 最後に、半世紀を超える藤田学園の輝かしい歴史と実績を基盤とし、地域医療の充実に一層のご尽力を賜りますことをお願い申し上げ、お祝いの言葉といたします。本日は誠におめでとうございます。

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2020年4月13日 (月)

グレート・キャリア職員表彰、新年度スタート

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 3月31日(火)、退職辞令を交付したあと、「グレート・キャリア職員」の表彰を行いました。グレート・キャリア職員表彰とは、人目につきにくい分野において、多年にわたり担当の業務に献身的努力をもって精励された職員の手腕に敬意を表し、部課長会から表彰を行うものです。「部課長会グレート・キャリア職員表彰に関する取扱要領」により、職員の推薦を募集したところ、表彰候補者として1名の推薦がありました。
 退職辞令交付式での挨拶、グレート・キャリア職員の表彰状、4月1日(水)の市長訓示を掲載します。


退職辞令交付式 (令和2年3月31日)
 本日、3月31日付をもちまして定年を迎えられる方、家庭の事情などで退職される方、それぞれ事情は異なりますが、多年にわたるお勤め、本当にお疲れ様でした。
 皆さんが岡崎市に奉職されてから本日に至るまで、本市を取り巻く環境は大きく変化し、幾多の労苦があったことと思います。今こうして市政が進展を続けているのは、どんな時も努力を惜しまず、新しい発想を持ち、職務にご尽力いただいた皆さんのおかげであると改めて感謝申し上げる次第であります。
 「夢ある新しい岡崎」の実現に向けて手掛けてきました、数々の大型事業は今年度を持ちまして大方完成することとなります。このことは、ひとえに皆さまのおかげであると確信しております。
 しかし、初めから常々申し上げてきたことでありますが、現在行っている仕事は、ただ単に形を作って終わりというものではなく、そこに出来上がった空間をいかに活用して、まちに新たな賑わいを生み出すかということが一番のポイントであると考えております。そうした意味ではこれからがいよいよ本番であると思っております。
 また、現在、新型コロナウイルスのさらなる感染拡大が懸念されております。こうした中、豊かな知識と経験を持ったベテランの皆さんが市役所を去られることは誠に残念であります。これまで長きにわたり、皆さんが積み上げられてこられた知識や経験は、良き伝統として後輩職員に着実に受け継がれ、今後の発展の礎となるものと確信しております。
 今後、再任用として、引き続き市政にご尽力いただく方、新たな人生を歩まれる方など、それぞれ進まれる道は違いますが、本市の市政に対しまして、これまでと変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 最後に、皆さんは退職により一旦の区切りを迎えるわけですが、人生百歳時代を迎え、これから新たな人生の始まりでもあります。
 まずはお体を大切にしていただき、それぞれの分野でのますますのご活躍を心から祈念申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

グレート・キャリア職員表彰状 (令和2年3月31日)

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 大山雄司様

 あなたは二十二年間という長きにわたり特別職の自動車運転手として常にプロ意識をもって献身的な努力を続けてきました
 細やかな気配りや安全に対する取組みはまさに匠の技と言えます
 その際立った貢献と円熟の手腕に敬意を表し
 部課長会グレート・キャリア職員表彰に関する取扱要領により表彰します

岡崎市役所部課長会 会長 内田康宏

市長訓示 (令和2年4月1日)
 令和2年度の始まりに当たり、職員の皆さんへ一言申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、やむなく、本日予定しておりました新規採用辞令交付式、人事異動に伴う昇任者及び異動者等に対する訓示を取りやめることとし、今回のような形で全職員に伝えることとしました。

 本日4月1日付で総勢1,718人の異動発令を行いました。今回の人事異動では様々な課題に迅速かつ的確に対応できるよう、機動性や効率性に配慮し、職員個々の履歴や意欲を重視した適材適所の人員配置に努めました。
 これまで「夢ある新しい岡崎」の実現に向けて手掛けてきました、数々の大型事業は昨年度度、大方完成することとなりました。
 しかし、初めから常々申し上げてきたことでありますが、現在行っている仕事は、ただ単に形を作って終わりというものではなく、そこに出来上がった空間をいかに活用して、まちに新たな賑わいを生み出すかということが一番のポイントであると考えております。そうした意味ではこれからがいよいよ本番であると考えております。
 管理職の皆さんには、これまで以上に様々な角度から物事を捉えていただき、尽力いただくことを大いに期待しています。そのためにも、前例にとらわれることなく、常に新しい発想をもって職務に当たり、困難な状況や課題に対して果敢にチャレンジする職員の育成に努めてください。
 職員は担当の業務の枠にとらわれることなく、向上心を持って職務に励み、いつも申しておりますとおり、良い意味での商売っ気やサービス精神を持って市民に対応していただきたいと思います。
 最後に、困難な環境の中、乗り切って行くには市職員が一丸となって、様々な課題に立ち向かっていくことが大切であると考えます。市政のさらなる飛躍に努めていただくことを強く希望し、令和2年度の初めに当たっての訓示といたします。

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2020年4月10日 (金)

藤田医科大学岡崎医療センターの感染者受入れに係る職員への感謝状

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 先般、藤田医科大学岡崎医療センターにおけるダイヤモンドプリンセス号の乗客乗員受入れに際し、発症者の指定医療機関への搬送を務めた消防職員26名と医療機関への搬送調整を務めた保健所職員10名に、3月30日(月)、感謝状を贈りました。
 今回の任務は、自らも感染のリスクを伴うものである中、志願により業務に従事し、立派にその任務を果たしたことに対し、岡崎市を代表し謝意を表するものであります。
 保健所職員による業務の活動報告書、ならびに感謝状授与式での挨拶を掲載します。

藤田医科大学岡崎医療センターにおける保健所職員リエゾン業務の活動報告(PDF)


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 ご報告ありがとうございました。
 はじめに、藤田医科大学岡崎医療センターの守瀬室長におかれましては、4月7日の開院に向けて大変ご多用のところ、お越しいただき誠にありがとうございます。

 この度、消防職員、保健部職員の皆さんにおいては市の代表として強い使命感を持ち、発症者の搬送及び搬送調整を、懸命に務めていただきましたことに深く感謝いたします。
 これまで誰も経験したことがない、大きなリスクを伴う業務であるにもかかわらず、志願により参加をされ一人の二次感染者を出すことなく、高い士気の下、見事に任務を果たされた皆さんはまさに本市の誇りであり、子供達のヒーロー、ヒロインでもあります。
 一方で、現在も日本国内では感染が広がりつつあり、市中感染の拡大防止対策はこれからが正念場となります。皆さんが行った業務は今後の対策の下地となる、非常に大切な仕事でした。現地で見てきたこと、経験してきたことをぜひ職場で伝えていただきたいと思います。そして、この経験をこれからの職員生活の大きな財産としていただき、今後の職務にぜひ活かして下さい。本当にご苦労さまでした。
 また、藤田医科大学岡崎医療センターは今回の感染者受入れに関し、まもなく開院という大事業に向けた準備を進めているところ、ためらうことなく医療機関としての使命を果たされました。医療スタッフの感染など、非常に難しいリスクも予想される状況において受入れを決定され、高い志を持った医療機関であることを自ら行動により実証されました。
 このような病院を岡崎市に誘致できたことは本市の誇りであるとともに、将来、かけがえのない財産を手にすることができたと思っております。
 今後は西三河南部東医療圏の拠点として、市民の健康を支えていただきますよう、お願い申し上げすまとともに、本市といたしましてもこれからも引き続き支援してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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2020年4月 5日 (日)

抜きうち多頭飼い調査

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 1月の末に自宅の抜きうち調査があった。税務調査ではない! どうやら私は、あにも(保健所)から「猫の多頭飼いをやっている困ったちゃん」の一人として認識されているのかもしれない。
 ACジャパン(公共広告機構)のテレビCMや新聞広告による「多頭飼いは止めよう」キャンペーンが行われているさなか、公職にある身でありながら公然と「多頭飼いは私の趣味」と言っているのだから、そう思われても仕方ない。

 何の事前連絡もなく、突然の訪問であったとのことであるが、ともかく間が悪かった。たまたま前日の夜、オス猫どもに度々マーキングをされ、悪臭のために廃棄する予定であった爪とぎ器を玄関先に置いたままにしてあったのである。
 そのせいか、訪ねてきた調査員から「典型的な多頭飼いの家の臭いがしますネ」と言われたそうである(ふだんはそんなことはない)。我が家を市長宅と承知で来たのかどうか定かではないが、玄関先で応対した娘にいくつかの質問をして、1階に置く猫トイレを増やすようにアドバイスをして帰ったそうである。元々そのつもりであり、今は増やしてある。

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 私としては、貴重な機会をのがして「実に残念なことをした」と思っている。もし私が在宅中であれば、2年前に作ったキャットウォークとキャットタワー、壁の穴から私の部屋につながる通路、隣にある猫専用のロフト部屋を披露するところであった。さらに3ヶ所に分散してある10個のトイレや4ヶ所に分散してあるエサ場の様子も見てもらうことができたはずである。併せて、朝夜計2時間ほどかかる猫のトイレ掃除とエサやりの様子を実演を含めて解説することができたはずである。
 いずれにせよ、市の職員が、相手が市長といえども特別扱いせずキチンとチェックを行い、言うべきことを言って職務を果たしていることはお分かり頂けたと思う。

 しかし、ここで一つ明言しておきたいことがある。
 そもそも問題の本質は多頭飼いそのものにあるのではない。多くの動物を飼うために、しっかりした覚悟も準備もなく、一時のかわいさモノ珍しさに流されて安易に生き物を飼う人間のイイカゲンさ、オロカさにある。
 私は家で飼う動物は全て家族の一員としてとらえ、対応しているつもりである。動物とはいえ、できる限り彼らの自由な行動を許しているし、食べ物から健康状態のチェック、群れの中における個体ごとの状態なども観察している。
 猫はすべて室内飼いをしており、2階のテラス以外は外に出られない。グループ行動を好まない個体には特に注意をしており、特別にオヤツを与えたり「ちゃんとお前のことも見ているよ」と言ったりしてスキンシップもはかっている。とはいえ猫の中には人との直接の接触を好まない性格のものもいるため無理強いはしない。顔を見る度に、個々の名前を呼んで頭や背中に触れたり、相手の性格に合わせて対応を変えている。
 そのせいか、私のベッドの上や周囲は複数の猫の溜まり場となっている。そういうことが気になる人はそもそも動物など飼わない方がいい。無理に動物の動態を変えようとせず、なるべく自然体で暮らせるようにしている。
 前にも書いたが、私はアメリカのホームドラマのように犬猫と共生する生活をしたいと考えており、幸い家族も皆動物好きなため多頭飼いが可能となっているのである。
 仕事がはかどらない時の気分転換に、動物の世話はもってこいである。猫のトイレの掃除やエサやりをしていて、フトひらめいてこうした文章を書き始めたりするである。ちょうどトイレやフロに入った時の効用と同じである。

 ただし最近、困ったことが一つある。猫達には24時間いつでもお腹がすいた時に食事ができるようにエサを与えていたせいか、このところ缶詰めのエサを食い残すことがある。生(なま)餌は腐り易く、悪臭を放つため現在は分量を減らして与えるようにしている。そのせいか今度は腹を減らせた猫が私の枕元まで来てエサをねだるようになった。なるべくリクエストにはその都度こたえるようにしているが、そうしたことが私の慢性睡眠不足の原因なのかもしれない。

 マイナス・イメージのことばかり書いてしまったが、家族に動物が加わることによる喜びやメリットもたくさんある。何よりも昨春、母親チャッピーが私の枕元で出産したことには感動させられた。動物は一番安心できる所で子供を産むものであり、それが私の枕元であったことは何ともうれしい限りであった。

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(チャッピー、母親)

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(ゼルまたはタケシ、父親)

 また結婚して30年も経つと、お互いに相方の顔も見たくなくなるものであるが(中には幸運な例外もある)、そのような状況において人の思惑など考えずに動き回る動物達が共通の話題を提供してくれることもある。彼らが思わぬ家族円満の絆となっているのである。
 体調が悪くて一人でベッドに横になっていたりすると、いつもと違う様子を察知した猫達が次々とお見舞い(?)に来てくれることがある。女房が来るよりよほど元気づけられるものである。
 猫を10匹も飼っていると言うと、たいていの人はアキレ顔になる。ウチには犬もいるのであるが、やはり数は力であるのか犬の方が遠慮しながら生活している。自分のエサ箱を猫に荒らされていても、黙って見ていることがあるので、そんな時は私が猫どもを叱って追い払っている。
 いずれにせよ、人間でも動物でも大勢で共同生活をするということはそれなりの手間と気遣いが必要となるものである。

追記
 この原稿を発表前に「あにも」に送ったところ、〝抜きうち調査〟では決してなく、「譲渡した犬猫のその後の様子を確認するため、1年後には必ず行っている調査である」とのことであった。岡崎のあにもでは動物愛護のためにそこまでやっているのである。(この文章は2月の初めに書いたものである。)

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