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2020年3月30日 (月)

桜城橋完成・徳川四天王像披露

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 3月22日(日)に完成を迎えた桜城橋(さくらのしろばし)は、私が市長になりまして、一期目の平成25年度に「ツインブリッジ計画」に代わるものとして都市計画の専門家、建築家、地元市民代表などの方々からご提案いただいたことから始まりました。
 この橋は、一級河川の乙川に架かる公園橋(こうえんきょう)であり、乙川河川緑地の公園・人道橋として位置付けております。単に人が通過するだけの橋ではなく、広場・イベント空間などとしても利活用できる橋として整備を進めてまいりました。
 橋の長さは、121.5メートル、橋の幅員は19メートルであり、橋の有効幅員は16メートルです。橋の広さは約2,000平方メートルあり、橋の床面や手すりには、乙川の上流部である額田地区産材のヒノキ材で装飾しております。

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 桜の季節を迎え、この度、まさに橋の名前のとおり「桜」と「岡崎城」を一緒に楽しめる橋として完成しました。様々な困難もありましたが、無事完成の時を迎え、大きな感動を覚えおります。

 そして桜城橋の「渡り初め」をしたのち、国道1号の南側の中央緑道にて、徳川四天王の石像のうち2体を披露しました。橋の手前から「本多忠勝像」、その奥に「酒井忠次像」の順に設置されております。

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 岡崎は、石の都として全国から知られており、本市の石工業の粋を集結し制作していただきました。家康公が天下を獲るまでの歴史を理解するきっかけとなるように、各武将の歴史的に有名なエピソードを基にその勇姿を再現しております。
 なお、「榊原康政像」「井伊直政像」の残り2体につきましては、今年の12月には国道1号北側の中央緑道に設置し、皆さんにご覧いただける予定となっております。
 昨年11月に本市の新たなシンボルとして誕生した「若き日の徳川家康公の騎馬像」とともに、「徳川四天王石像」が新たな観光スポットとなり、家康公が天下を獲るまでの活躍を知ることができる岡崎の「四天王路(してんのうじ)」として広く周知されていくことを期待しております。特に、本市の子ども達が、家康は一人で天下を獲った訳ではなく、天下統一は四天王に代表される三河武士の団結力の成果であることを学ぶ場になってほしいと願っております。

 また、これは常々申し上げてきたことでありますが、これらの施設はただ形を作って終わりではなく、出来上がった空間をいかに活用して、まちの新たな賑わいや新しい暮らし方、楽しみ方を生み出すということが大切と考えており、そうした意味でこれからが本番であると思っております。
 今後も、岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築くため全力で取り組んでまいりますので、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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