名古屋三河道路推進協議会の要望活動(2019年)
かねてより国に強く要望してまいりました、新たな地域高規格道路としての「名古屋三河道路」の計画実現のため、再度、中部地方整備局に要望活動を行いました。この道路は三河と名古屋港、セントレアを結ぶ重要な拠点道路となるものです。 (→前回の要望活動)
以下の要望を行いましたので御報告申し上げます。
令和元年9月24日(火) 国土交通所中部地方整備局にて
名古屋三河道路推進協議会の会長を務めております、岡崎市長の内田康宏であります。
本日は、勢田局長はじめ、中部地方整備局幹部の皆様方におかれましては、公務ご多用の中、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。
名古屋三河道路の計画実現について、5月にご要望に参ったところでありますが、重要・物流道路の指定について、本年度より計画路線も含め指定がされるとのことであります。名古屋三河道路にとって非常に重要な時期であるため、本日は名古屋三河道路推進協議会の正会員8市3町、並びに特別会員である名古屋港管理組合様、株式会社豊田自動織機様と再度ご要望に参った次第であります。
ご承知のとおり、私共の知多及び西三河地域は、輸送機械関連産業を核として「モノづくりあいち」を牽引し、日本の経済・産業を支える重要な地域であります。名古屋三河道路は、近年頻発する大規模災害発生に対するリダンダンシーを確保し、知多及び西三河地域の強靱化、ひいては国土の強靱化に繋がる重要な道路であると考えております。
また、6月11日に国土交通省及び財務省へ要望を実施させていただいた際には、石井元国土交通大臣から、
「ものづくりの物流が集中している地域であり、非常に重要な路線である。今後もしっかり進むように支援していきたい」
と大変心強いお言葉を頂戴いたしました。
来月10月10日には、国土交通省及び財務省へ要望活動を行っていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
引き続き、名古屋三河道路の計画実現に向けてご支援を賜りますよう、 以下、3点を要望させていただきますのでよろしくお願いいたします。
1.物流生産性の向上や国土強靱化を推進するため、名古屋港から岡崎市内を経由して、新東名高速道路へ結ぶ区間を地域高規格道路名古屋三河道路として、重要物流道路に指定し、早期事業化に向けた調査・検討を進めること
2.特に、知多地域と名豊道路を結ぶ区間については、名豊道路・知立バイパスや境川・衣浦湾周辺地域などにおいて渋滞が生じており、産業活動に支障をきたしていることから、優先的に事業の進捗を図ること
3.長期安定的に道路整備・管理が進められるよう、新たな財源を創設するとともに、令和2年度道路関係予算は要求額を満額確保すること
以上の点について、特段のご配慮を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
勢田局長からは前向きに事業を進めたい旨のご発言を頂きました。大変感謝しております。今後とも努力致しますのでよろしくお願い致します。
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