
本年も「岡崎城下家康公夏まつり」が市内の様々な会場で開催され、8月3日(土)には岡崎の夏の夜を飾る花火大会を48万人の観客の皆さんと楽しむことができました。安全面で御協力頂いた警察並びに消防関係者の皆様、ボランティア協力を頂いた数多くの方々には心からの謝意を表します。
花火大会当日、岡崎ニューグランドホテルで開かれた歓迎夕食会の挨拶とオープニングの挨拶を掲載します。
―歓迎夕食会での挨拶―
親善都市・ゆかりのまちの皆様をはじめ、関係者の皆様、本日は本市の花火大会に遠方からお越しいただきまして誠にありがとうございます。また、德川御宗家第18代当主・德川恒孝(つねなり)様と、令夫人・幸子(さちこ)様にもご同席をいただきまして心より感謝申し上げます。
さらに、本日は香川県綾川町から、前田町長と河野町議会議長にご参加いただいております。
綾川町とは、大正天皇御即位の大嘗祭の折に、本市にある六ツ美地区が悠紀斎田に、綾川町が主基斎田に選ばれたことをきっかけとして、今年の6月2日に、まさにこの会場で「斎田ゆかりの地交流提携」を締結いたしました。

第71回目となりますこの花火大会でありますが、江戸時代から伝わる三河花火の歴史や伝統を受け継ぎながら、花火師たちが工夫を凝らすことによって絢爛豪華な花火大会として全国屈指の規模を誇っております。
本年も開幕の大スターマインから、大迫力のメロディ・スターマインまで、息もつかせぬ演出で最後までお楽しみいただけるものと期待しております。
本市では2016年に市制100周年を迎えて以来、これまで様々な事業を進めてまいりましたが、ようやく、その成果が目で見て実感していただけるようになってまいりました。現在、この目の前を流れる乙川のリバーフロント地区において着々と準備を進めており、来年3月には人道橋の「桜城橋(さくらのしろばし)」も完成いたします。桜まつりの折には、美しい桜とともにご覧いただけますのでぜひ楽しみにしていてください。


加えて、この秋には東岡崎周辺でも中央デッキがいよいよ完成し、そこには市民の皆様のご協力により1億円を超える浄財を得て、高さ9.5メートルという、日本一の高さと偉容を誇る若き日の徳川家康公の騎馬像がお披露目となります。駅のホームや電車の窓からも見えるとのことで、間違いなく本市の新たなシンボルとなります。
さらに、北東街区でも、「オト リバーサイドテラス」と名付けられた、9階建てのホテルを含む新たな商業施設が11月2日にグランドオープンいたします。
これから数年のうちに、全市的に手がけた事業が次々と実現を迎え、岡崎の景観や人の流れも大きく変わってまいりますので、ぜひご期待ください。
このあと、花火のオープニングまでの短い時間ですが、お食事とご歓談をお楽しみいただき、皆さんの交流の輪が、夜空を彩る花火のようにさらに大きな輪となりますことを祈念いたしまして、歓迎の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。



―花火大会オープニングでの挨拶―
皆さん、こんばんは。岡崎市長の内田康宏であります。
いよいよ、夏のビッグイベントであります、花火大会の始まりです。全国屈指の規模を誇る、歴史と伝統ある三河花火が間もなく岡崎の夜空を豪華絢爛に彩ります。
今年も、市の内外からの事業所を始め、多くの皆様方から多大なるご協賛をいただいております。また、岡崎警察署を始め、多くの関係者の皆様に、ご支援、ご協力を賜り、盛大に開催できますことを心から御礼申し上げます。
さて、今皆さんがいらっしゃる、ここ乙川周辺では現在、着々と整備を進めており、上流に架かる人道橋の「桜城橋」もいよいよ形が見えてまいりました。
加えて、東岡崎駅前の複合商業施設「オト リバーサイドテラス」では、来月9月8日のホテルのオープンを皮切りに、パンケーキのおいしいカフェを始め、イタリアンやアメリカ西海岸風のレストランのほか、ホットヨガやエステ、24時間営業のスポーツジムなどが順次オープンしてまいります。

そして、11月2日には、駅と直接つながるペデストリアンデッキが開通します。さらにその中央には、多くの皆様の多大なるご協力を得て、高さ9.5メートルという、日本一の高さと偉容を誇る、若き日の徳川家康公の騎馬像がいよいよお披露目となります。駅のホームからも見える新たな岡崎のシンボルですのでご期待ください。
本日の花火大会では、その家康公の騎馬像を再現した仕掛花火も登場しますので、どうぞ楽しみにしていてください。
さあ、間もなく、開幕のカウントダウンとともに、約2万発の花火が夜空に打ち上がります。令和という、新たな時代の始まりに相応しい大迫力の花火を是非ご堪能ください。
それでは、光と音と色彩が織りなす、年に一度のビッグイベントの開幕です。皆さん、一緒に楽しみましょう!
最近のコメント