全国ふるさと甲子園、グランプリ受賞
うち続く台風の合間に、うれしいニュースが飛び込んで来た。
これまで東京において経済産業省など7省庁の後援で行われてきた「全国ふるさと甲子園」において、「行きたいまちNo.1」のグランプリに岡崎市が選出された。
全国各地の観光先進地が選ばれる中、8月25日に開かれた第4回大会において、我が岡崎市が受賞したことは誠に名誉なことである。今回、全国各地から総力を上げて参加した55の地域の中での第1位であるから大したものであると思う。
正直言って、乙川リバーフロント計画始め、本市の各地で行っている事業が完成するのはまだ1~2年先であるので、個人的には受賞は少し早すぎではと思いもするが、それだけ私達が矜持を持って推進してきた施策が第三者の目で見て「有効性のあるものである」と評価されるようになったものと考えている。
観光都市として成功するための三大要件として、私は、(1)おいしい食べ物、(2)面白いオミヤゲ、(3)独自的なサービスを挙げてきたが、今回7つの部門表彰の中で「ごはん・パン・麺類部門」においても第1位となったことは大きな励みになると考えている。
これから施設的環境が整ってくる中で、いかにソフト事業を充実させていくかが問われることになると思っている。もとより施設整備が目的ではなく、いかにまちに新たな賑わいを生み出していけるかが本題であり、これからそのテーマのもとに有効な施策を民間との協同あるいは民間独自のアイデアを支援することによりつくり出してゆきたいと考えている。
そのさきがけとして今回のグランプリ獲得は岡崎市に大きな自信をもたらしてくれた。アピール効果のあるPRを行って頂いた岡崎市出身の人気YouTuber「東海オンエア」、並びに本市日名南町から出場して頂いたラーメン店「キブサチ」さんによるパフォーマンスは、岡崎の名を高めるために殊勲甲(しゅくんこう)であった。キブサチさんと東海オンエアによる「東海八丁台湾ラーメン」は用意した1000食が完売し、その後も市内外により日名の本店に来客が増加中であるという。
いずれにせよ、この栄誉に甘んじることなく、さらに観光産業都市としての岡崎のまちづくりに向けて邁進したいと思っている。市民の皆様、事業者の方々にさらなる御理解、御協力を重ねてお願い申し上げます。
なお今回つくられたグランプリ旗と表彰状は市役所のロビーなどで展示する予定となっておりますので、ぜひ御覧下さい。
以下は9月10日にキブサチさん、東海オンエアのメンバーの皆さんが受賞報告にみえた際の私の挨拶です。
皆さん、この度は「全国ふるさと甲子園」において、本市を全国に広くPRしていただき、誠にありがとうございました。
皆さんのお力添えにより「全国ふるさと甲子園」でグランプリを受賞し、「ごはん・パン・麺類部門」でも第1位を獲得し非常に嬉しく思います。今回、皆さんの獲得した栄誉は、現在各地で行われている敬老会や様々な会合においてしっかりと市民の皆様にもご報告しております。
さて、東海オンエアの皆さんには、平成28年の岡崎観光伝道師就任以来、本市のPRにご尽力いただいております。若者を中心に圧倒的な人気を誇り、出演した夏まつりやグルメフェスタなどのイベントでは、市内外から非常に多くの方々にお越しいただいております。動画やSNSによる岡崎の知名度向上など、その活躍は想像以上のものであり、今回のグランプリ受賞も岡崎観光伝道師の肩書にふさわしい成果でありました。
また、同時に受賞した「ごはん・パン・麺類部門」で第1位を獲得したキブサチの太田様におかれましても、提供いただいたラーメンを通じて、本市特産の八丁味噌のPRに大きくご貢献いただいたと確信しております。
皆さんには、当日、8時間もの長い間、笑顔を絶やさず1300人以上のかたに最高のおもてなしをしていただきました。
改めて皆さんのご尽力に心より感謝申し上げます。この度は本当にありがとうございました。
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