岡崎市日本中国友好協会 第18回総会
8月25日(土)に開催された岡崎市日中友好協会の総会に、岡崎市長として出席致しました。
かつて本市と日中友好協会は大変近しい関係にありましたが、ここしばらく足が遠くなっておりました。昨年、フフホト市との友好都市提携30周年を記念して訪中したことが切っ掛けとなり、この度、再び市長が協会に加えて頂くこととなりました。
中国と日本は古くから関係のある隣人であり、文化的にも深い結びつきのある間柄であります。一衣帯水の東アジアの隣国としても友好関係を発展させてゆくことが大切であり、東アジア全体の平和にとっても重要なことであると考えます。国と国との関係は、外交政策の食い違いから時にギクシャクすることもありますが、地方や民間の交流を継続してゆくことでそうしたワダカマリも解決に導くことができるものと信じております。
以下は当日の挨拶です。
皆様、こんにちは。岡崎市長の内田康宏であります。
本日は、総会後の懇親会にお招きいただき、誠にありがとうございます。しばらく岡崎市長が日中友好協会から離れていたようですが、今回顧問の一人に加えていただけることとなりましたのでよろしくお願いします。
皆様方には日頃より本市の市政に対しまして、温かいご理解とご協力を頂いておりますことを心から感謝申し上げます。
皆様におれましては、日中両国民の相互理解と友好を深めることを目的として、友好コンサートや中国語教室を開催するほか、訪中団を派遣するなど両国間の交流を力強く推進いただいております。
昨年は、本市と中国・呼和浩特(フフホト)市との友好都市提携30周年の年であり、7月には私も団長として訪問し、さらなる交流の拡大を目指した覚書を交わしました。本会からも多くの皆さんのご参加をいただき感謝しております。
また、今年4月の家康行列には、呼和浩特市の議長を団長とする6名の使節団をお迎えしました。その夜には、皆様の主催により日本中国友好協会・理事長や名古屋総領事館副総領事などご来賓も出席され、盛大な交流会が開催されました。
これからも本市と共に、呼和浩特市との交流をさらに拡充していただきすようお願い申し上げます。
(呼和浩特市友好都市提携30周年の調印式。2017年7月)
(呼和浩特市人民代表大会代表団の皆様をお迎えして。2018年4月)
さて、本市におきましては一昨年の市制100周年を契機に、これまで各種事業を進めてまいりました。
現在、着々と整備が進む乙川リバーフロント地区始め、東岡崎駅やJR岡崎駅周辺、そして市民待望の新総合病院の工事も始まり、龍北総合運動場の整備も本格化しております。これから数年のうちに全市的に手がけた事業が次々と実現を迎え、近い将来、間違いなく本市の景観や人の流れも大きく変わってまいりますので、ぜひご期待ください。
このように多くの事業を展開していく究極の目的は、いつも申しておりますとおり岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築くためであり、その目的のため市職員や各議員の皆様と共に、ただ今全力で取り組んでいるところであります。
また、私は常々「観光産業都市」の実現を標榜しておりますが、岡崎のまちづくりの原点は、そこに住んでいる人が楽しく健康に幸せに暮らせる町であります。当然、そうした魅力的な町でなくては、外からお客さんも来ていただくことはできないと考えております。
このように様々な施策の実現には、お集まりの皆様をはじめ多くの市民の皆様のご理解とご協力は欠かせませんので、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、岡崎市日本中国友好協会の今後ますますのご発展と、本日お集まりの皆様のご健勝とご活躍を心より祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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