六ツ美悠紀斎田お田植えまつり(2018年)
6月3日(日)、今年も新緑と青空の下、恒例の「六ツ美悠紀斎田お田植えまつり」が地域交流センター六ツ美分館・悠紀の里において行われた。
毎年新しい小中学生のメンバーによるお田植え唄と踊りが披露されるが、いつに変わらぬ整然さは見事なものであり、地域の皆様の行事に対する心構えと熱心さには頭が下がるものである。
本年は、新しく4月に就任された前副町長の前田武俊綾川町長様と共に、30名もの町を代表する皆様のご来訪を頂き感謝申し上げる次第である。
これからも大正天皇御即位の大嘗祭を記念するお田植えまつりが、両市町の伝統行事であると共に、日本の稲作文化と日本人の心を伝えるものとして末永く継続されることを期待するものである。
以下は当日の私の挨拶です。
皆様、こんにちは。岡崎市長の内田康宏であります。
本日は好天にも恵まれ、六ツ美悠紀斎田お田植えまつりが、香川県綾川町の前田町長をはじめ多くの来賓の皆様方をお迎えし、このように盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。また、日頃は市政に対し、格別のご理解とご協力を賜り、厚く感謝申し上げます。
このお田植えまつりは、大正4年にお田植えが行われて以来、100年以上にわたって受け継がれている歴史あるお祭りです。昭和37年に六ツ美町が岡崎市へ合併した後の昭和41年には、岡崎市の無形民俗文化財に指定されました。
本日、103周年目のお田植えまつりが開催されますのも、悠紀斎田保存会の皆様や地元六ツ美地区の皆様が、固有の歴史・文化を次の世代に伝えていこうと、地域をあげて取り組まれている熱意と努力の賜であります。
また、香川県綾川町の主基斎田保存会の皆様と、相互の発展を目指して交流を続けておられると伺っております。このような地域の皆様による文化財の保存や育成、活動に対しまして本市としましても、できる限りの協力をしてまいります。
さて、本市におきましては一昨年の市制100周年を契機に、これまで各種事業を進めてまいりましたが、皆様のご理解とご協力のお陰により、その成果が徐々に目で見て実感していただけるようになってまいりました。
現在、着々と整備が進む乙川リバーフロント地区始め、東岡崎駅やJR岡崎駅周辺、そして市民待望の新総合病院の工事も始まりました。一部、東京五輪の影響で遅れているものもありますが、これから数年の内に全市的に手がけた事業が次々と実現を迎え、近い将来間違いなく、本市の景観や人の流れも大きく変わってまいりますので、ぜひご期待ください。
このように多くの事業を展開していく究極の目的は、岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築くためであり、その目的のため職員や議員の皆様と共に全力で取り組んでまいりますので、皆様方の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
終わりに、悠紀斎田お田植えまつりが今後も継承され、ますます発展していくことを祈念致しまして、私からの挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。
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