岡崎北高等学校創立110周年記念式
本年、岡崎北高等学校が創立110周年を迎え、11月9日(木)午後に記念式典が行われました。OBの一人である私も来賓として出席し、お祝いを申し上げましたので御報告致します。
本日、愛知県立岡崎北高等学校創立110周年の記念式典が挙行されるに当たりまして、岡崎市を代表して、お祝いのご挨拶を申し上げます。
ご案内のとおり、岡崎北高等学校は明治40年(1907年)に岡崎町立高等女学校として、ここ岡崎の地で開校されました。それから110年の長きにわたり、岡崎市民のみならず西三河地域に暮らす多くの方々の期待に応えながら順調に発展を遂げられ、今ではこの地域に欠くことのできない存在となっておられます。
(明治40年、随念寺を仮校舎として開校)
また、「高い知性と豊かな情操、たくましい気力・体力の養成」を教育目標に掲げ、今までに数多くの優秀な人材を世に送り出してこられました。卒業生には岡崎市をはじめ西三河各地で、あるいは日本全国でご活躍をいただき、地域社会の発展に貢献をしていただいているところです。
これもひとえに、歴代の校長先生をはじめ、教職員の皆様方の熱心なご指導と保護者、同窓会並びに地域の皆様の温かいご支援の賜(たまもの)と、心から敬意を表する次第であります。
今日は久しぶりに懐かしい体育館の中に入りましたが、私が本校に在籍したのは昭和43年から昭和46年ですから、現在の生徒さんのご両親が生まれる前後のこととなります。しかし今も水泳部の活動の折にプールサイドから見たオレンジ色の夕日の鮮やかさは脳裏にしっかりと残っております。
(内田康宏、岡崎北高3年)
さて、この110年という長い年月の間に、私たちを取り巻く社会・経済・国際情勢はめまぐるしく変化を遂げています。しかしながら、将来の岡崎市を担うであろう生徒の皆さんの自信にあふれた、堂々とした姿を拝見いたしまして、これまでに諸先輩方から引き継がれた精神がいささかも変わることなく脈々と受け継がれていることを実感し、OBの一人としてもうれしく思っております。
学校関係者の皆様におかれましては、どうか今後とも優れた教育、学校運営を続けていただきますようご期待を申し上げます。
岡崎市におきましては市制の施行から101周年を迎え、今年は次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す大変重要な年になります。これから数年の内に手がけた事業も次々と実現を迎え、本市の景観も人の流れも大きく変わってまいります。これからも私の究極の目的である、岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を目指し、全力で取り組んでまいりますので、今後とも一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、愛知県立岡崎北高等学校が創立110周年を契機としてさらに発展されますこと、並びに生徒の皆さんの輝かしい未来と、本日、ご参会の皆様方のご健勝を祈念いたしましてお祝いの言葉といたします。
平成29年11月9日
岡崎市長 内田康宏
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