全市学区敬老会と敬老祝い戸別訪問(2017年)
今年も敬老会の季節を迎え、全市各学区で行われた敬老会を訪れた。特に今回は開催日が分かれていたため22会場の訪問が可能となり、大変ありがたく思った(ただし台風で2ヶ所中止)。
また、本年も百歳を超える長寿者の中からお元気な方を代表者として選び、お祝いの品と祝金をお届けにうかがうこととなった。私が訪問したのは連尺通の高瀬悦子さん(101歳)と、池金町の鈴木うらさん(100歳)のお二人である。
高瀬悦子さんは私の東康生の自宅から150メートルほどの距離にお住まいの御近所さんである。昨年の市制100周年の記念イベントでも御一緒しており、その時の写真を引き伸ばして飾って下さっていたのは感激であった。
高瀬さんは長年お琴の先生として活動され、毎年チャリティーコンサートも開かれ、今はお嬢さんが引き継いでみえるとのことであった。私の父もかつて新年交礼会等でお世話になっている。家は近くであるが、最近はあまり出歩かないそうであり、そのせいもありお顔を合わせる機会は少なくなっているが、気品あふれるおばあちゃんである。この8月に入院された際、その時の市民病院の対応が良かったとおほめ頂いた。
手先を使うことが老化防止に必要と言われるが、お琴も長生きの秘訣の一つであるような気がするものである。
池金町の鈴木うらさんは、亡くなった御主人ともども、父の後援会で大変お世話になった方であり、私の最初の県議選の時も御主人と一緒に一軒一軒御近所を歩いて頂いた覚えがある。
久し振りの再会ではあったが、開口一番の「あんたも大きくなったネー」にはまいってしまった。100歳のおばあちゃんから見れば、私もまだハナたれ小僧なのかもしれないと思った次第である。
いずれにしても人生の大先輩の皆様がこうしてお元気で昔話をして頂けるというのは懐かしくうれしいことであり、同時に私も古い話を聞いてありがたがる歳になったのだとしみじみ思ったものである。
その後、高年者センター岡崎(美合町)にも訪問し、多くの元気なおじいちゃん、おばあちゃんと面会しお話をさせて頂くことができた。来年もまた皆様と元気で再会できることを祈っております。
―全市の学区敬老会での挨拶―
皆さん、おはようございます。市長の内田康宏です。
本日、学区敬老会がこうして地域の方々のご尽力と多くの皆様のご参加により、盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
ご出席の皆様のお元気な様子を拝見し、私も大変うれしく思います。また、皆様のご努力により、今日の豊かな社会と安定した国家が築かれましたことに改めて感謝を申し上げる次第であります。
さて、国の発表では、日本人の平均寿命は女性がおよそ87歳、男性がおよそ81歳で、男女ともに過去最高を更新したとのことであります。岡崎市におきましても今年で100歳以上の方が男性19名、女性124名、合計143名みえます。ご長寿の方が増えるということは大変喜ばしいことでありますが、それも元気で健康的に長生きでできることがさらに大切であると感じております。私もこの5月に病弱であった母を84歳で亡くし、そのことを痛感しております。
これからも、さらなる高齢化が進む中、本市といたしましても先輩の皆様がそれぞれに生きがいを持ち、住み慣れた所で安心して暮らせる高齢者福祉の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
ことに、これからは市内の公園を子供だけでなく、高齢者の皆さんが青空の下で楽しめる場所、くつろげる場所として、健康増進のための運動のできる場所として整備してまいりたいと考えてりおります。
(針崎町に建設予定の「駅南中央公園」のイメージ図)
さて、岡崎市におきましては、市制の施行から101周年を迎え、今年は次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す大変重要な年になります。今後も岡崎の更なる発展と活性化を目指して、様々な事業を邁進してまいります。ただいま、全市的に東西南北それぞれの地域に合った事業計画を実施しているところであります。これから数根年でまちの風景が大きく変化し、岡崎の人の流れも変わってまいりますのでぜひご期待ください。
そして、いつも申しておりますとおり、私の究極の目的であります、岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を目指し、これからも全力で取り組んでまいります。
人生の先輩であります皆様方におかれましては、今後とも変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
終わりに、本日ご参会の皆様におかれましては、いつまでもお元気でご家族や地域の皆様と楽しい人生をお送りいただきますよう、心から祈念申し上げ、私のお祝いの挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。
全市学区敬老会(2016年) (2016.10.01)
敬老の日を迎えて(2015年) (2015.09.23)
学区敬老会訪問(2014年) (2014.09.21)
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