「第5回ものづくり岡崎フェア2016」開催
岡崎・三河の産業界あげての「ものづくり岡崎フェア」が7月13日より2日間、中央総合公園の体育館にて市内外114の会社や研究機関、大学などの参加のもと盛大に行われた。今回は100周年記念事業の一つであり、2年ぶりの開催となった。
常々、産業界の流れ、業界の報告としての情報提供は受けているが、会社ごとの個別の「ものづくり」の実態、作業の工程などをコンパクトに拝見できたことは貴重な体験であった。時間が限られており、すべての業態をまんべんなく見ることはできなかったが、改めてこの地域の技術力の奥深さと集積の力というものを垣間見させて頂いた気がしている。
単一の技術が複合活用された時に生まれる新たな技術革新というものが、産業界に変革をもたらし、次の時代への大きな進歩の切っ掛けとなることがあり、今回も期待している。そうした変化は社会そのもののあり方も変えていくことになるのであろうと思っている。
当日の挨拶
本日はこの三河地域を中心に多くの方々にお越し頂き、多数のご出展を賜り誠にありがとうございます。また、森岡愛知県副知事、経済産業省中部経済産業局岩松地域経済部長を始め、ご来賓の皆様には、ご多用のなかご臨席頂きましたことを厚く御礼申し上げます。
私達のまち岡崎市の産業は、戦前は繊維工業を中心として発展し、戦後は重化学工業へと変遷しました。近年においては、特に輸送機器関連産業を核として、一般機械、金属製品、プラスチック等の多様な製造業が集積し、全体的にも非常にバランスのとれた産業構造の上に成り立っております。
本市では、地域経済を担う市内のものづくり事業所への支援制度として、昨年に引き続き「岡崎市ものづくり支援補助金」を展開しています。これは関係機関と連携して共同研究や依頼試験を行う費用を補助するものであります。是非この制度を有効にご活用頂き、今後もより一層ものづくり産業の活性化につながることを願っております。
さて、ご存じのとおり本年は市制施行100周年という節目の年であります。新時代を迎えた岡崎の、さらなる発展と活性化につながるよう、この一年間「新世紀岡崎 飛躍祭」と銘打って各種記念事業を実施し、本市の魅力を市内外に発信しているところであります。
今回第5回目となります「ものづくり岡崎フェア2016」につきましても、この100周年記念事業の一つとして規模を拡大して開催いたします。出展企業の皆様には、それぞれのすばらしい技術を積極的にアピールして頂くとともに、本フェアでの交流、講演会、技術相談などを通して、技術力を高める新たな「気づき」「ひらめき」「手がかり」につながる一助になればと期待をいたすところであります。
最後になりましたが、本日出展を頂きました企業・機関、並びに関係者の皆様が今後ますますの飛躍を遂げられることをご期待申し上げますとともに、ご参会の皆様のご健勝と一層のご活躍を祈念申し上げまして挨拶とさせて頂きます。
それでは今日、明日の2日間、どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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