内田康宏をかこむ新春の集い (2015年)
「新春の集い」と名を改めましてからこれで2回目、市長職につきましてからは3回目となりますこの会に、今年も満堂の皆様の御参集を賜りました。お席は十分に御用意したつもりでしたが、2階席も立ち見が出るほどでした。心から感謝申し上げます。
皆様のおかげをもちまして、只今、市長職という大変やりがいのある仕事をさせて頂いている訳ですが、思えば私は本当に運にも恵まれた人間であります。
つい先年まで、我が国は不況の真っ只中にありました。ところが私の市長就任、安倍政権の成立と期を同じくして景気も回復基調となり、市の財政も以前の状態に戻りつつあります。
選挙の重点公約でありました岡崎市南部への総合病院建設も、昨年5月、藤田学園との調印により5年後には大学病院には大学病院ができることになります。同じく公約であった市民会館整備も改修により今より数段機能アップした施設として、再来年には市民の皆様にお使い頂けるようになります。
そして何より、長年の岡崎市の政策課題でありました「東岡崎周辺の再開発」「中心市街地の振興策」「乙川の河川空間の活用」、またお城をはじめとした歴史遺産を活かしたまちづくりというものが2年間の準備期間を経て、いよいよ新年度から実現に向けて始まります。
これらの事業に対しては、国の「かわまちづくり支援制度」「歴史まちづくり事業」といった追い風もあり、本年の「徳川家康公顕彰400年」、来年の「岡崎市制100周年」という大きな歴史の節目に合わせるかのように花開きつつあることに、天命のようなものを感じております。
時に、市民の方から「私は岡崎生まれでないから、あなたの政策には関心が無い」ということを言われることがあります。
「ふる里」というものの考え方にも人様々なものがあります。確かにその方はよそからみえた方かもしれません。しかし岡崎で生まれ、岡崎の文化習慣の中で育ったその方の子供さんにとっては、まぎれもなく生まれ故郷は岡崎であり、ふる里となるのです。
日本中、どこに行ってもそれぞれの町にはそれぞれの歴史と伝統があり、独自の良さというものがあります。そしてどこでもそうしたものを活かした〝まちづくり〟が行われています。私は岡崎の子供達にとって、この町が住みやすく、楽しく、夢のある町にしてゆきたいと考えます。そして同時によそにはない岡崎のみが持っている〝岡崎の宝〟を活かしたまちづくりをしたいと考えております。その始まりこそが岡崎の歴史と自然を活かした「リバーフロント構想」であると信じています。
只今私は市長として3回目の新年度予算編成を行っているさなかであり、2月半ばには正式に発表する手はずとなっております。今回の予算はこれまでで最大級のものであり、かつまた多方面にわたって配慮した予算となっております。
新事業の従来の政策への影響を心配されるムキもありますが、幸い岡崎市は約2400億円という、愛知県の10分の1の規模の予算を計上できる力を持っており、その中で教育も福祉も医療も他都市に比べて恥ずかしくないレベルの施策を継続しております。
そうした基本的な政策を堅持した上で、新時代への布石をしていかなくてはならないと考えております。
この度は本当に大勢の皆様にお集まり頂き、ありがとうございました。
内田康宏をかこむ新春の集い (2016年) (2016.01.31)
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