「地域・買い物バス・むらさき号」始まる
11月13日より地域自主事業のモデルケースとして、藤川学区の福祉委員会が事業主体となり、〝買い物バス〟事業が始まりました。
これは本市の「地域福祉計画」に基づき、地域団体と行政が協力して、地域住民の生活に役立つ事業を行って、より良いまちづくりを目指すものです。
〝買い物バス〟とは、毎月2回、午前9時半から11時半頃にかけ、藤川学区内10数ヶ所の乗り場をマイクロバスで巡回しながら利用者の方が買い物などを楽しめるサービスです。藤川駅に隣接する「道の駅・藤川宿」、蓑川新町の「マグフーズ美合店」、「ドミー美合店」などを巡回し、1時間ほどの買い物をした後、再び同じ経路を反転して地元に帰って来るというものです。
高齢で自動車の運転のできない方、一人暮らしで不便をきたしている方で、介護なしで行動可能な皆さんを対象としています(介護を要する方々には、別途ヘルパー事業があります)。ドミー、マグフーズ、道の駅などで様々な買い物をし、喫茶店でおくつろぎ頂くこともできます。中には薬屋(Vドラッグ)や100円均一ショップもありますので、それぞれの目的に合った時間を過ごして頂けます。
今回藤川でこの事業が実施に至ったのは、富士観光のマイクロ・バスが他の仕事で出動する関係でこの業務の兼務が可能となり、安い費用で請け負って頂けるためであります。
御参加希望の方は事前に電話予約(080-9691-6833)が必要で、片道100円、往復200円の運賃がかかります。
藤川学区福祉委員会では、当面月2回ほど運行し(第2・第4水曜日)、来年度は毎週1回実施したいと考えているそうです。御年配の皆さんの利用が予想されますので、しばらくは各町役員が交代で添乗同行します。また、①出発時間の厳守、②積み残し予防(点呼)、③別行動(片道のみ)される方の確認、などについて御本人の御協力も必要となります。
藤川における買い物バス事業は、今年度は福祉委員会の自主財源で運行されますが、来年度は市民協働事業として実施を予定していると聞いています。今後各地の状況を見て独自の支援策を検討したいと考えています。御要望のある学区は、各学区の福祉委員会を通じて岡崎市福祉総務課(23-6851)まで御連絡頂ければ幸いです。
多様化する現代社会において行政だけでは成し得ない公共サービスを、行政と地域の市民活動団体が協力して住民に提供しようというものが地域福祉であり、「市民協働事業」であります。今回の藤川の買い物バス事業はその一つであり、他にも市民の皆様からの多種多様な活動アイデアを期待しております。
何はともあれ買い物バス事業の成功を祈ります。
(バスの側面につける磁石式のプレートです)
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