翔南中学校、開校間近!(文部科学省エコスクールモデル校)
先日、新海議長、髙橋教育長ともども、この4月に市内20番目の中学校として誕生する、翔南中学校の現地視察に行って来た。噂には聞いていたが、一見して学校というより、まるで美術館のようなモダンな外観である。ガラス面の多い近代的で明るい建物であり、太陽光発電、コンピューターシステム対応、視聴覚など様々な機能が十二分に考え尽くされており、すべての面に渡って最新鋭の学校施設だと言える。最近の三河材活用の要請を受けたせいか、教室内には地元三河材がふんだんに使われており、外観のコンクリートとガラスの冷たさに対し、教室の中に温かみを感じさせる効果をもたらしている。各フロアも広々として余裕あるつくりとなっている。
階段は1Fから4Fまで吹き抜けであり、4Fの踊り場から紙ヒコーキでも飛ばしたら面白そうである。私の言葉をとらえて教育長は「そんなことやってもらったら困りますね」と言っていたが、私は「全校・紙ヒコーキ大会」でもやったらどうかと思う。個人戦で滞空時間を競ったり、中庭を使ってクラス対抗で飛距離を競ったり、きっと盛り上がることだろうと思う。学校は少しでも楽しいところにしたいものである。その代わり、普段は紙ヒコーキ禁止のルールにしてもいいだろう。
4月の開校後は、きっとよそからの視察が絶えないことだろうと思われる。武道館は別棟であり、岡崎初の屋上プールとなっている。本棟の中庭は専門学校か大学のように整然としている。
他地区、他校からはさぞかし羨ましがられることと思うが、校長先生の立場になると、新しい学校の管理のためにひと一倍神経を使うことになり大変とのことである。
きっと「どうして、この学校だけに多額のお金をかけるのか?」という質問が出ると思うが、私が調べたところ、翔南中だけが特別扱いということはないそうである。同じ予算で造っても、新しい材料、新しい工法で新規に建設した方が良いものができるのは一般の家でも同じことである。
新しくきれいなものが珍重されるのはいずこも同じであるが、若く器量の良い娘が必ずしも気立ても良いわけではなく、古女房の方が気が利いていて間に合うということもある。現在のこの学校の緑の少ない無機質な外観を見ていると、田舎の木造の古校舎の方に愛着を感じるのは私が年をとったせいなのかもしれないと思う。
この地域は、JR岡崎駅まで徒歩で通える距離にあり、近くには岡崎南公園という大きな公園施設もある。翔南中学校の南隣には最近できたばかりの「医師会・はるさき健診センター」まである。駅に近くて大きな公園がそばにあり、信頼できる医師会の施設が隣にある。こうした好条件にあるせいか、翔南中学校の完成も相まって、この周辺の建売住宅は売り出すたびに完売となるそうである。
今まで書いてきたことと矛盾するかもしれないが、もし子供が中学校の学齢期にあり、家を新しく建てる時期になっていたとしたら、この地域に引っ越してくるのはわるい選択ではないかもしれない、とも思う。
岡崎市立翔南中学校
岡崎市針崎町字春咲1番地2
0564-71-1122(電話は平成25年4月1日に開設)
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