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2013年3月13日 (水)

城北中学・ロボコン・全国制覇!

岡崎市立城北中学校の生徒たち

 2月早々、嬉しいニュースが飛び込んで来た。1月末に東京で行われた「全国中学生創造ものづくり教育フェア・アイデアロボットコンテスト」(全国ロボコン)において、我が母校城北中学の後輩たちが優勝、3位、5位、さらにプレゼン賞まで獲得する快挙を成し遂げたのである。
 その彼らが2月7日、わざわざ私を訪ねて市役所まで凱旋報告に来てくれた。

 私は高校生のロボコンの大会を、よくNHKの深夜番組で見ることがあるが、正直言って中学生にもロボコンがあることを今回まで知らなかった。
 彼らは校内の予選で選抜され、県大会で3台がベスト4入りし、東海北陸大会では1位、2位、3位を城北中が独占した。そして全国大会では32台中、城北Bが優勝、城北Kが3位、城北Aが5位となった。城北Aはプレゼン賞も受賞したそうである。私もかつて、第1回の城北科学賞の受賞者の一人であるが、彼らの方が何百倍もすごい成果である。
 城北中学校では技術家庭科の授業で、ひとり一台ずつロボットづくりを学んでいるそうだ。そうした全体的な底上げの競争がこうした大きな成果となって実ったのではないかと思っている。

 言うまでもなく、この愛知県はモノづくりの県である。このところ日本の製造業は、世界経済の不安定な動向の中で苦しんでいるが、世界の主要な工業製品の中で、自動車でも飛行機でも家電においても、日本の技術力なしに成立しているものはほとんどないと言える。
 将来、こうしたモノづくりの分野の日本の屋台骨を担う人材が城北中教育の取り組みの中から生まれてくることを強く期待するものである。またほかの学校も城北に負けずにチャレンジして欲しいものである。そうした相互の切磋琢磨が次の世代をより高い次元に導いてくれることになると思う。

 会見の最後に私は、「よその学校は、ビッグクロスだとかバルジ3号とか白虎というように強そうなチーム名を付けているのに、なぜ君たちは城北A、城北B、城北Kという地味な名前を付けたの? そして、どうして城北Cでなくて、Kなの?」という馬鹿な質問をしてしまった。
 答えは、ご存じ、AKB であった。
 またしても私は、年齢の壁を超えることができなかったのである。

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