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2012年12月18日 (火)

茅ヶ崎市の服部信明市長

 11月2日(金)。
 この日は朝から、各種決裁と事業説明が目白押しであった。その間をぬって姉妹都市・茅ヶ崎市から服部信明市長が当選祝いにかけつけてくれた。私よりも10歳ほど年下の市長さんであるが、間もなく姉妹都市提携30周年を迎えるため、敬意を表して来岡して下さった。
 本来は新米市長のわたくしの方からご挨拶にうかがうべきであったが、茅ヶ崎から来て頂いたということは何か個人的に心うれしい気がする。なぜかというと、私は少年時代、茅ヶ崎生まれの若大将・加山雄三に大きな影響を受けて育ってきた一人であるからだ。

加山雄三

 私がヨットやスキーを始めたのも、ギターやウクレレを弾き始めたのも、みんな彼の影響である。
 映画若大将シリーズを見ながら、
「男はああいうふうにあるべきだ」
 と思った。歌手でタレントの武田鉄矢氏も同じことを言っていたが、当時“京南大学”という大学が本当にあると信じていた。
 高校一年生のときは、この「恋は紅いバラ」のジャケットの加山雄三と同じ色のトレーナーを探して買い、同じ白色の短パンを履いていつも水泳部の練習をしていた。今から思うとばからしい話だが、私の年代にはそういう人間が結構多いのだ。

 服部市長には、自分が茅ヶ崎に行ってもいない頃から『若大将半生記』という本を読んでいたという話や、加山雄三が中学生のとき自作のボートで烏帽子岩という沖合の岩礁まで行っていたことを知っているという話までした。
 家に帰ってその話を嫁さんにしたら、
「そもそもあなたは根が子供っぽいし、そんなことをぺらぺら喋っていると、今度の市長は軽い人間だと思われるからやめておきなさい!」
 と一言のもとに切り捨てられてしまった。

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