海外親善交流 2
海外親善交流の話のつづきです。
その後10月31日(水)に、今度は岡崎から海外の姉妹都市を訪問していた中学生のみなさんの帰国報告を受けることになった。
私はこの間のウッデバラの訪問団と同じような少人数の会と勘違いをしていた。
中学生代表が19人、付き添い教師が6人、中学校長が19人、保護者が19人、総勢63人の大きな会であった。
彼らはアメリカのニューポートビーチ市、スウェーデンのウッデバラ市、モンゴルのフフホト市のそれぞれに友好使節団として訪問していたのである。先生が代表して報告をされたあと、ひとりひとりの中学生が自分の体験を英語でスピーチをした。どの子もみんなしっかりと自分の経験や発見したことを感動をこめて話してくれた。改めて最近の岡崎の中学校における英語教育のレベルの高さに感心をした。
彼らの将来が実に楽しみである。
同じ日にもう一人帰国報告を受けた。こちらはJICAの海外ボランティアでフィリピンに2年間行って見えた辻口由美子さんであった。彼女はフィリピンのケソン州サリアヤ町というところで小規模ビジネスのマーケット拡大や新規開拓のための活動をされていたという。具体的には、ココナッツジャムやマロンガイティーの生産と販売が適切に行われるように指導をされていたそうだ。
若い女性が単身海外の途上国でそうした活動をする勇気と行動力には、感心させられる。
今後は民間企業に就職して途上国と関わりたいと言ってみえたが、私はこういう人にはぜひ学校の先生になってほしいと思った。なぜならば世界の多様性とそこに生きる人間の違い、そうしたものを十分理解した上で、子供たちに人間としての共通性を伝えることができると思うからである。
(写真は、東海愛知新聞2012年11月8日の記事より拝借いたしました。)
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