康生界隈のまちづくり

2019年8月21日 (水)

『リバ!』2019年9月号

籠田公園

籠田公園

籠田公園

籠田公園

内田康宏事務所から『リバ!』2019年9月号発行のお知らせです。
市長のコラムは「籠田公園リニューアルオープン」です。書き下ろしです。

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2019年7月25日 (木)

籠田公園整備に伴う岡崎ライオンズクラブからの記念品贈呈式

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 7月20日(土)、岡崎ライオンズクラブより、チャーターナイト(CN)60周年記念事業として籠田公園にシダレザクラ1本、オオシマザクラ5本、防犯カメラ4基、屋外時計等をご寄贈頂ききました。本来、公共で整備しようと考えていたものでありましたが、お心遣いに大変感謝しております。
 このエリアでは様々な試行実験的事業が行われており、7月26日(金)のオープン後には多くの皆様に訪れて頂き、ご意見を賜りたいと思います。
 防犯カメラの設置により、利用者が安全・安心に過ごすことができるとともに、シダレザクラとオオシマザクラをご寄附頂いたことで、様々な種類の桜を市民が身近で楽しめるようになります。まさに、時節、場所に合ったお心遣いであり感謝申し上げます。

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 籠田公園は、これまでも地域の盆踊りが開催されるほか、毎年、大勢の市民が集まる夏祭りや、過去には「おかざきっ子展」も開催されるなど家族や友人との憩いの場として、地域の方々をはじめ多くの市民の皆様に愛され続けてまいりました。個人的に私も幼少期より多くの思い出のある公園です。

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(岡崎観光夏まつり、2010年8月6日)

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(88フェス、2018年6月3日)

 ステージが無くなって広々したせいか、違う公園のようにも見えますが、随所に前の公園の雰囲気を残す配慮もしております。今回ご寄付頂きましたことで、ますます市民の憩いの場として親しんで頂けるようになりますことを重ねてお礼申し上げます。

 現在、本市では乙川リバーフロント地区において整備を進めており、この籠田公園もその一環として昨年8月から再整備を行ってまいりました。市民の皆様には長らくご不便をおかけしましたが、いよいよ明日26日に完成いたします。
 籠田公園は、QURUWA戦略の7つあるプロジェクトの中で初めて完成する施設であります。
 今後、この秋には東岡崎駅周辺でも中央デッキが完成するほか、市民の皆様の浄財を得て、高さ9.5メートルの若き日の家康公の騎馬像がデッキに建てられます。北東街区でも「オト リバーサイドテラス」と名付けられた9階建てのホテルを含む新たな商業施設も11月2日にグランドオープンいたします。
 また、来年3月下旬には、人道橋の「桜城橋(さくらのしろばし)」が完成し、続いて「天下の道」(旧中央緑道)の沿道には石彫りの徳川四天王像がお目見えします。このようにして次々に岡崎の景観や人の流れも大きく変わってまいりますので、是非ご期待ください。

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 なお、新しくなると申しましたが、昔日の姿を再現しようとしているものもあります。「岡崎二十七曲り」の表示と共に石燈籠も本来あった場所に戻しました。こうした試みの中で評判が良く、効果的なものは、市内にある他の公園でも活用したいと考えております。ことに暑い夏が予想される中、子供達が中で遊べる噴水は増やしてゆきたいと思います。

 リニューアルオープンにあわせて以下の2つのイベントが開催されます。ご案内申し上げます。

①地域住民の皆さんによる「新しい籠田公園を祝う会」
2019年7月26日(金) 午後6時45分

②周辺7町内会主催による「籠田公園オープン式典」
2019年7月28日(日) 午前9時

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2019年4月12日 (金)

六供浄水記念公園オープン

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 4月3日(水)、晴天の青空の下、新元号の発表後、初の行事として「六供浄水記念公園」のオープン式典が行われた。かねてより地元の強い要望の中で進められてきた事業であり、私も地元の一人として喜びに堪えない。また、このエリアは今後、市内周遊ルートの重要な拠点の一つとして整備していく予定であり、今回の公園整備はその第一歩であると考えている。
 以下は当日の私の挨拶です。


 皆様、こんにちは。市長の内田であります。
 本日は、六供浄水記念公園のオープンにあたり、盛大に式典が行われますことを心からお喜び申し上げます。
 六供配水場はかねてより地元・愛宕学区の皆様に親しんでいただいており、公園の整備についてご要望いただいていたところであります。このような中、この度、学区の憩いの広場として公園をオープンできますことを大変うれしく思います。

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 この六供浄水記念公園は、景観重要建造物である配水塔の眺望を楽しむことができるとともに、地域の皆様が安全に楽しく過ごすことのできる公園としてご利用いただけるようになりました。将来的には配水塔ならびに隣接する建物も再利用してゆきたいと考えております。さらにご覧いただきますとお分かりいただけますように、「岡崎さくら100年プロジェクト」で植えられたウコン桜など、合計9本の桜を楽しむことができます。
 今後とも、市民会館や六供地区の古い街並みと併せて、新たなまちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

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2019年4月 9日 (火)

『中日新聞』 QURUWA乙川リバーフロント特集4~5

 『中日新聞』の西三河版に掲載されていた特集記事「QURUWA乙川リバーフロント」が全5回で完結しました。中日新聞社から転載許可を頂きましたので、御紹介します。
 4月5日(金)の記事のとなりに載っていた私のインタビュー記事もあります。併せてお読み下さい。

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『中日新聞』 QURUWA乙川リバーフロント特集1~3 (2019.04.03)

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2019年4月 3日 (水)

『中日新聞』 QURUWA乙川リバーフロント特集1~3

 『中日新聞』2019年3月26日(火)~28日(木)の西三河版に、特集記事「QURUWA乙川リバーフロント」が掲載されました。
 中日新聞社から許可を頂きましたので、御紹介いたします。

『中日新聞』2019年3月26日

『中日新聞』2019年3月27日

『中日新聞』2019年3月28日


『中日新聞』 QURUWA乙川リバーフロント特集4~5 (2019.04.09)

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2018年6月22日 (金)

平成30年6月議会 その2(一般質問答弁、閉会挨拶)

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 6月定例市議会が本日、閉会しました。一般質問におきましては2名の議員の方に答弁しました。市長答弁と閉会挨拶を掲載いたします。


蜂須賀喜久好議員(無所属) 6月1日(金)

蜂須賀喜久好議員(無所属)

――将来の人口減少に向けたまちづくりについてお尋ねします。愛知環状鉄道からJR線への直通運転や複線化に対する市の考え方は?

○市長 岡崎市長として私も取締役の一人となっていますが、愛知環状鉄道株式会社としては、残念ながら現時点では具体的な計画はありません。しかし私の個人的考えとしては、一期目の市政の最後の議会で申し上げましたとおり、複線化による運行の高速化と東海道本線との相互乗り入れなどを進めて、愛知環状鉄道をより多くの人が便利に利用できる交通基盤にしていくべきだと考えております。そしてでき得るならば、将来名鉄と共同して西三河の公共交通のタテ軸とヨコ軸を結合する総合駅としての岡崎中央駅、すなわちセントラルステーションを造るべきだと思っております。
 また、2027年にはリニア中央新幹線の東京=名古屋間の開通によって、経済的にはリニアインパクトと呼ばれる大きなチャンスが訪れると言われております。
 一方でJR東海では、のぞみの利用者がリニアに移行することによって、東海道新幹線では「ひかり」と「こだま」の割合が増加すると予想しておりまして、豊橋駅に停まる新幹線の本数が増えることが期待されております。
 沿線である豊田市周辺から東海道新幹線を利用される方のうち、1割以上が豊橋駅から乗車しているという調査結果がありますが、相互乗り入れによって豊橋駅までの直通運転が可能になれば、愛知環状鉄道の利用者がさらに増えると考えられます。
 また、利便性の向上によって車からの乗り換えが進めば、本市だけにとどまらず三河全域の幹線道路の交通渋滞の緩和も期待できるわけであります。私はこの点が最重要であると考えております。
 現在のところ、来年の春を目指してICカードの導入を進めておりまして、経営的には今すぐに着手できる状況にはありませんが、いずれにしましても、引き続き愛知県や沿線各市とともに中長期的な視野で取り組みを進めてまいりたいと考えております。私からは以上であります。


神谷寿広議員(自民清風会) 6月4日(月)

神谷寿広議員(自民清風会)

――(1)「地方再生のモデル都市」とはどういうものか。また、国の選定に至る経緯などはどのようなものであったのかについて伺います。
(2)本市のどういう点が評価され、「地方再生のモデル都市」の選定に至ったのか。また、選定による国の支援内容とその効果について伺います。

○市長
(1)「地方再生のモデル都市」の概要および国の選定に至る経緯について
 まず、地方再生のモデル都市についてですが、全国の都市では人口減少、地域経済縮小等が深刻な都市課題となっています。こうした課題に対し、交通結節点ごとに拠点地域を形成して人口密度を維持することで商業等の生活サービス水準を維持する取り組みを図るとともに、公民連携の推進や地域資源の活用により、地域の稼ぐ力の向上に積極的に取り組もうとする都市が地方再生のモデル都市として選定されます。
 うれしいことに、今年の3月末に本市がこの地方再生のモデル都市に選定されました。
 このモデル都市の取り組みは、平成30年度から3年間、国が短期・集中的に支援する制度であります。

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 次に選定までの経緯についてお答えします。昨年12月に募集があり、今年1月には1次審査が行われ、審査を通過した都市を対象に国土交通省によって現地調査とヒアリングが実施されました。
 この調査は約半日かけて行われまして、公民連携の舞台となる現場の視察と、公民連携の民間事業者からの聞き取り調査がありました。その調査結果を踏まえて有識者による2次審査が行われ、3月末に国からモデル都市が公表されたものであります。
 日本全国で32都市だけが選ばれまして、そのうちの一つが我が岡崎市ということであります。

(2)本市の評価された点、選定による国の支援内容とその効果について
 まず評価されましたのは乙川リバーフロント地区の「QURUWA戦略」であります。
 「QURUWA戦略」とは、地区内の豊富な公共空間を活用して、民間事業を誘発する質の高い公共投資により、パブリックマインドを持つ民間を引き込む公民連携の「QURUWAプロジェクト」を展開することで人の回遊を実現させ、その波及効果により、まちの活性化、暮らしの質を向上させる取り組みであります。この取り組みが国から評価されたものと思っております。

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サイクルシェア実証実験

(平成29年に導入されたサイクルシェア実証実験)

 次に国の支援内容についてお答えします。モデル都市に選定されますと、これまで予定していた交付金とは別枠で、今年度から3年間、国の交付金の重点配分を受けることができます。
 具体的には、QURUWA戦略にかかる事業の交付金として、国土交通省から社会資本総合交付金、内閣府からは地方創生推進交付金など、ハード、ソフトの両面に対して、初年度だけで約12億円を確実に頂けることになりました。
 この交付金は、うまくすると3年間で20億円を超える、たいへん大きな金額を見込めるものであります。これから先も、これらを有効に活用しながら着実に事業を進めてまいります。
 最後に選定された効果について、大きく2点を挙げたいと思います。
 まず一つ目は岡崎ブランドの確立であります。
 モデル都市選定を受けますと、QURUWA戦略が国のモデル事例として全国に発信されることになります。岡崎城・岡崎公園から乙川河川敷一帯で「岡崎の顔づくり」が進み、それが発信されることでQURUWA戦略に掲げている公民連携プロジェクトへの民間事業者等の参画促進につながり、地域の稼ぐ力がさらにアップすることが期待されます。
 二つ目は、あまねく市民の皆さんに関係する財政効果であります。
 本来、岡崎市で分担する予定であった金額を国庫補助で賄える部分ができたことによりまして、そこに充てるはずであった予算を、他の事業に回せるというメリットがあります。私はこれが一番大きいと思っております。私からは以上であります。


市長閉会挨拶 6月22日(金)
 閉会にあたりまして、私からもご挨拶を申し上げます。
 このたびの6月定例市議会にご提案をいたしました議案につきましては、慎重なご審議を賜り、ご議決をいただきまして誠にありがとうございました。
 決定されました議案の執行にあたりましては、厳正・公正な執行に努めてまいる所存であります。
 さて、順調に整備が進んでいる乙川リバーフロント地区やJR岡崎駅周辺、東岡崎駅のペデストリアンデッキや市民待望の新総合病院の工事も始まり、龍北運動場の整備も本格化するなど、私が目指す岡崎のまちづくりも一つの大きな節目を迎えております。

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 今後、さらに次の時代を見据えたまちづくり、政策を進めていきたいと考えているところであります。そのためには、市職員、各議員の皆様と一丸となって全力で邁進していくことが不可欠であります。
 議員各位におかれましては、今後ともますますご自愛の上、市政発展のためにご尽力をいただきますようお願いを申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


平成30年6月議会 その1(市長提案説明) (2018.06.03)

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2018年4月 7日 (土)

籠田公園の老桜

籠田公園

 籠田公園の北にあるステージの西側に一本の古い桜の木がある。私が子供の頃からある桜の木で、陽当たりの良い場所に植えられ、建物により寒風の直撃を避けられる位置にあるせいか、毎年早くから花を咲かせ、桜としては長期間私達の目を楽しませてくれる。
 犬の散歩などに出かけた折など、見知らぬ人とも桜のとりもつ縁で話をすることとなることも度々である。これは決して私だけのことではなく、同様の話をよく耳にすることがある。

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 今回の「(仮称)岡崎セントラルアベニュー」整備工事においては、中央緑道に加えて籠田公園の改修も行われる。
 昨年、この桜の木が切られる計画となっていることを知り、なんとか残せないものかと担当に相談してみた。

中央緑道・籠田公園再整備基本設計概要

 残念なことに樹木医の診断では「老木であるため中腐れにより内側は空洞化しており、虫食いの害もあり、残しても何年も持たないだろう」ということであった。
 しかしながら老木とはいえ、今年も律儀に満開の桜を咲かせてくれ、毎日犬の散歩に出かける度に、この木を切ることが不憫(ふびん)に思われて仕方がなかった。
 幹の本体については救うことはかなわいないため、なんとか健康な枝を見つくろってこの桜の命をつなぐことができないものかと思い、再度担当の係に頼んでみたところその方向で検討してもらえることとなった。

 岡崎市は現在、桜100年計画として、わざわざ桜の名所に出かけなくても、各地域でそれぞれ桜を歩いて見に行ける場所づくりを推進している。
 〝まちづくり〟というのは新しいものを建設してゆくものであると同時に、古いものを保存してゆくものでもあると思う。籠田公園の桜は一本の老桜にすぎないが、同じ思いを共有する市民の心とともに未来に物語をつなげてゆけるものにしたいと考えている。

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2017年12月21日 (木)

『リバ!』2018年1月号

第3回リノベーションスクール@岡崎

内田康宏事務所から、『リバ!』2018年1月号発行のお知らせです。
市長の連載もついに6年目を迎えました。
1月号のコラムは「第3回リノベーションスクール@岡崎」です。

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2017年12月16日 (土)

第3回リノベーションスクール@岡崎

第3回リノベーションスクール@岡崎

 新たなまちづくりとにぎわいの創出につながる実証実験である「リノベーションスクール@岡崎」(12月1日~3日)に出席した。このプロジェクトは学生を含む、まちづくりに関心を持っている方達にチーム(ユニット)を組んでもらい、具体的なアイデアを提案して頂く試みであり、今回で第3回目を迎えた。
 これまでもすばらしい提案がいくつも生まれ、「岡崎家守構想」(地主・家主から土地・建物を借り受け利益を生む運用や、質の高いビジネスを民間事業者に指導するシステム)に掲げる家守を通じて、乙川リバーフロント地区にいくつもの出店が実現し、まちの活性化に効果を発揮している。

 今回は15人の参加者をA、B、二つのユニットに分けて、具体的な駐車場、空きビルを使って効果的な利用方法を自ら考え出し、その事業計画を物件オーナーや市民の前で発表(プレゼンテーション)してもらうものである。肝心なことは、単なる夢の提案ではなく、そのプラン実現のための予算案、資金繰りの方法、事業計画と見通し、借入金の返済計画まで含めた地主・オーナーへの対応なども具体的に説明しなくてはならないことである。

第3回リノベーションスクール@岡崎

 市民対話集会で頂く意見や、時にプロの議員の発言においてでさえ、個人的な思いや自分の趣味的願望(失礼!)かと思われるような、法律や行政(国・県・市)の仕組み、採算性を無視した提案がみられることがある。しかしここではそうした提案は、専門家(大学・研究所の先生方、都市計画・まちづくりのプランナー、全国の実践者)の厳しい評価を受けることとなる。


ユニットA: 篭田エリア駐車場群

第3回リノベーションスクール@岡崎

 ユニットAのチーム(7名)は、籠田町にある駐車場が個人所有の土地に小分割された非効率的なものである現状に着目し、これを一括管理するプランを立てた。
 壁やフェンスをとり除き、大区画の駐車場として効率運用することで駐車台数を増やし、さらに余剰地を活用して、ユニークな露店を運用したり、立体的なオープン・カフェを展開して、まちの活性化を目指し、そこから利益を生み出そうとするものであった。

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ユニットB: 貝吹邸(連尺通り)

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 ユニットBのチーム(8名)は、連尺通りに面した3階建ての古いビルを対象物件とした。
 京都の町屋のように間口が狭く(3.6メートル)、奥の長い(23メートル)ビルを活用して、民泊的な小ホテルとして再生しようとする試みであった。

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 1階は、南側がホテルの入口となっており、カウンターの受付がある。ここは夜になるとカウンター・バーも兼ねる場となる。反対側の北口には、近年都市部で好評のコインランドリーと自動販売機によるカフェが併設されることになる。
 2階と3階は、個々の部屋がそれぞれ木調の部屋、ジャズの部屋、テクノ・ルーム(未来の部屋)、自然の部屋という個性的なテーマを持った仕様で整備される。
 3階の部分には管理者の部屋と長期滞在者を想定したテラス庭付きの広い部屋が用意されている。どの部屋もただ泊まるだけではなく、利用者が滞在を楽しめる空間であり、「もう一度岡崎へ行ってみたい」と思わせるリピーターを意識したものとなっている。料金も一泊8,000円(長期滞在は別)と良心的な設定である。今後はこうした複合的な要素をもった個性的な施設が増えてくるような気がしている。

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 後の講評において、「地域の活性化というものは一つ流れができると、続いて面白い考えを持った人達が集まってくるものです」という言葉がスクールマスターの西村浩さんからあり、我が意を得たりと思っている。
 空き地、空き家が増え、将来さらなる人口減少と高齢化が心配されている地方都市において、こうした知恵を活用した土地・施設の有効活用を進めることが「ものづくり」だけに頼らない、多様な経済の柱を持った「観光産業都市・岡崎」への第一歩となることを確信したものである。
 最後に先生方の講評と修了証の授与が行われ、私も閉校の挨拶を行いましたので以下に記すこととします。


閉校挨拶
 皆さん、こんにちは。市長の内田です。
 受講生の皆さん、3日間お疲れ様でした。自ら事業計画を立て、より魅力的に伝わるようプレゼンを練り、さらに公開の場を磨き上げるということを、短期間にこなすという厳しい日程であったと思いますが、それぞれ魅力ある提案になったと感じております。
 また、今回のスクールに対しまして、実際の物件を扱うことに御了解いただきました不動産オーナーの方々におかれましても、御理解と御協力を賜りましたことを、厚く御礼申し上げます。

 このリノベーションまちづくりでは、現在活用されていない空き店舗や空き地などの利活用を考えることで、事業者も地域も潤う形を見つけることができます。ただの空き物件の活用ではなく、都市経営の課題を複合的に解決できるという、すばらしい取り組みだと思っております。
 今回の提案も事業化に向けてすぐに動き出せそうな内容であり、皆様方の意欲と熱意が伝わる内容であり、うれしく思っております。
 ことに地元に住んでいる私たちは長年同じ風景を見ているはずですが、毎日見ていると当たり前のことになっていまい、逆に問題点に気がつかないということがあります。今回そうした「気づき」の機会を与えてくれた点はすばらしく、かつ若い人達の斬新なアイデアに驚かされました。
 現在岡崎市では東岡崎駅周辺整備を含め、人道橋と河川敷の整備による乙川リバーフロント計画と共に、中央緑道から籠田公園周辺、そして康生地区から「りぶら」につながる「QURUWA(くるわ)構想」に基づいた整備を進めております。

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(「めぐる、QURUWA」。2017年10月28日開催)

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(りぶら前のプロムナードで行われた社会実験)

 さらに「モノづくり」に続く新たな経済の柱として観光産業の育成を目指し、歩いても自転車や車で訪れても楽しいまちづくりを行っております。地域の魅力を向上させるためには個々の事業者の御協力が不可欠となります。本市としても引き続きこうした新しい試みを支援して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

 全国的に地方都市の財政難と人口減少が言われる中、この地域は自動車・機械産業の好調なおかげにより全国屈指の豊かさと人口増を続けております。この岡崎市もあと10年程は人口増が続き、現在の38万6000人から42~3万まで人口が伸び、その後は漸減してくると言われております。人口が増えるばかりが良いこととは思いませんが、私は岡崎市の面積、地勢、経済的能力の伸長ということを考えた時、将来的に人口50万人位の都市として安定した街にしたいと思っております。ある程度の人口がなくては財政状況が悪くなりますし、地域の活力も落ちます。そうかといって「小さな東京」のような街にはしたくありません。
 現在大都市では時の風による「大衆扇動型の選挙・政治」が主流となっていますが、そうした政治は揺れ幅が大きいものの、実りの少ない結果を招くことになりがちです。しっかりと地域住民との対話を重ね、「顔の見える民主主義」を行っていくためには50万人くらいが適正人口であると考えます。岡崎はそれが実現できる都市であると思います。
 これからもそうした考え方のもと、さらに魅力的なまちづくりに取り組んでゆきますので、一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に皆様方の取り組みが花開き、さらに街に賑わいが生まれ、そしてこうしたリノベーションの輪が全国に広がってゆきますことを期待し、閉校の挨拶と致します。参加者の皆さん、3日間本当に御苦労様でした。ありがとうございます。

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2016年9月22日 (木)

『リバ!』2016年10月号

『リバ!』2016年10月号

内田康宏事務所より、『リバ!』2016年10月号発行のお知らせをいたします。
市長の連載コラムは「リノベーションまちづくり・家守の会」です。

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