JR岡崎駅周辺の事業

2017年3月 6日 (月)

「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」プラン決定

藤田保健衛生大学 岡崎医療センター

 2月23日(木)、岡崎市役所において、学校法人藤田学園の小野雄一郎理事長、星長清隆学長、幸田町の大須賀一誠町長、岡崎駅南土地区画整理組合の髙木廣行理事長、岡崎市医師会の小森保生会長の方々と共に新病院建設に向けての打ち合わせ懇談会を行った。
 長年、本市の課題であった市・南部地域の医療の中核を担うことを期待される新病院「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」が、建設に向けてさらに大きな一歩を踏み出すこととなった。
 これまでは話だけが先行していた感があったが、今回建築パース(完成イメージ図)と共に具体的な病院の姿が明示され、先般正式に県から承認された400床の病床数を得て、いよいよ来年春には着工し、2020年(平成32年)4月のオープンを目指すこととなる。

「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」概要発表

―懇親会での挨拶―
 市長の内田です。朝から外はあいにくの雨空でありますが、私の心は満開の桜のようでありまして、今日は桜の花びら模様のネクタイをして参りました。
 本日は豊明市の藤田保健衛生大学から、小野理事長様をはじめ、星長学長様、そして事務局の皆様方に岡崎市を御訪問いただき、誠にありがとうございます。また、本日は幸田町の大須賀町長様、岡崎駅南土地区画整理組合の髙木理事長様、そして、新病院の建設にあたり御尽力をいただいております医師会の小森会長様にも御多用の中、御同席をいただいております。重ねてお礼を申し上げます。

 只今は新病院「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」の概要につきまして、素晴らしい完成予想図と共に御披露いただきました。平成26年5月に協定を締結して以降、間もなく3年が経過しようとしておりますが、この間、藤田学園の皆様には綿密かつ慎重な準備を進めていただきました。その成果として、先月、無事に愛知県から病床400床の承認が下り、本日の発表と合わせまして新病院の建設も「いよいよ」といった感じになって参りました。
 私も、市民の皆様から「藤田学園の新病院の情報はまだか、まだか」と言われておりましたが、「近いうちに必ずや目に見える形で御披露する」とお約束しておりましたので、ようやく本日その責任を果たすときが来たと、感慨もひとしおであります。
 後ほど組合の髙木理事長様からもお言葉があろうかと思いますが、現地においては造成工事が順調に進められていると聞いております。岡崎市としましても、新しい病院をお迎えするにあたり、南部での民間の開発事業も具体化しており、周辺の道路や公園の整備など、基盤整備を鋭意進めているところですので、引き続き藤田学園さんにも御協力をいただきながら各事業のより一層の相乗効果による南部地域の活性化を期待しているところであります。
 最後になりますが、藤田学園様には今後とも様々な局面での市との連携、地域との連携をお願いいたしまして私の挨拶といたします。本日は誠にありがとうございました。

―これまでの経緯―
平成26年5月29日 岡崎市、藤田学園、岡崎駅南土地区画整理組合の間で「大学病院の建設に関する協定」を締結。
緊急な入院や手術に対応できる二次救急医療を24時間365日体制で対応する新病院建設へ。西三河初の大学病院の誕生。
平成27年8月26日 幸田町の新病院への支援表明を受け、岡崎市と幸田町が新病院の財政支援に関する覚書を締結。
平成28年12月 藤田学園が市保健所に病床整備計画書(医療法に基づく最初の手続き)を提出。
平成28年12月22日 岡崎市が「救急医療拠点施設整備支援補助金交付条例」を制定。補助金上限50億円。
平成29年1月 市保健所が愛知県の承認を経て、藤田学園の病床整備計画を承認。
平成29年度 新病院の最終設計
平成30年春 工事着工予定
平成32年4月 開院予定
―新病院計画概要―
■病院開設運営 : 学校法人藤田学園
■場所 : 岡崎市針崎地内
 岡崎駅南土地区画整理事業地内
 岡崎駅から南西約1km
■病床数 : 一般病床400床
■階数
 1階
 2階
 3階
 4~7階
: 地上7階(免震構造)
: 外来・検査
: 事務・供給
: 手術室他
: 入院病棟
■敷地面積 : 約30,000平方メートル
■建築面積 : 約 8,500平方メートル(病棟)
■延床面積 : 約35,000平方メートル(病棟)
■一般駐車場 : 約400台
■総事業費 : 約200億円
■財政支援 : 岡崎市・幸田町

岡崎市南部に総合病院建設決定! (2014.06.12)

藤田学園 「大学病院の整備及び運営に関する協定」 (2015.04.05)

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2016年3月19日 (土)

『リバ!』2016年4月号

Reversible20164

内田康宏事務所からお知らせです。
桜のつぼみがほころび始めてきました。
『リバ!』2016年4月号の表紙も季節にあわせた装いになっています。
市長のコラムは「JR岡崎駅東・交流拠点整備計画決定!」です。

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2016年3月12日 (土)

JR岡崎駅東・交流拠点整備計画決定!

シビックコア地区交流拠点整備事業(イメージ図)

 岡崎市は長年、南部開発の重点事業として様々な区画整理事業に取り組んできたが、その仕上げの一つであるJR岡崎駅東の市有地(1万1,000平方メートル)の整備計画の概要が決まった。
 300人収容のコンベンションホールと、10室ほどの高級仕様ホテル(注・ビジネスホテルは駅周辺に複数ある)、音楽堂、レストラン(オーベルジュ、Auberge)、カフェに加え、噴水とくつろぎの空間を持つ公園を核とした複合施設が建設される。また、自転車の屋内駐輪場も併設される。

 このエリアは前市政において、子ども科学館の計画のあった場所であるが、地元からは「ただでさえ手狭な空間に駐車場も無い新施設を造れば、交通渋滞の悪化を招くことになる」という反対の声が多かった。
 そこで地域の実情を考慮して、岡崎市主導で民間公募を行った。三社の打診があり、コンペによって外部有識者を交えた審査を行った結果、今回のプランが採用されたものである。開発事業及び運営は民間が行い、市に対しては今後30年間定額の借地料収入が入ることとなる。本市としてはコンベンションホール付きのホテルの建設が待たれていたところであり、まさに願ってもないことであった。選定結果の報告を受け、大変センスのいいプランに決まり副市長ともどもニンマリしたところである。
 とはいえ本市にシティホテル級の施設はまだ十分でなく、今後も積極的に対応してゆきたいと思っている。

JR岡崎駅東口。複合施設の建設予定地

(JR岡崎駅東口。建設予定地である南側の空き地)

 先日、今回の民間活力導入のプランについて、事業費用の比較を論じる報道がなされた。単純にJR岡崎駅東の事業と東岡崎駅周辺の整備を同列に並べ、単年度事業費に10倍の格差があることが批判されていた。
 しかしこの比較の仕方はわざわざ批判をするために意図的につくり出したものとしか思えない。そもそも東岡崎駅周辺事業は歴代市政の課題であり、前市政の積み残し事業である。ペデストリアンデッキ計画も本来駅の正面に設置予定であったものが、地元の頑強な反対のため今の計画に変更されたものである。

東岡崎駅周辺地区整備推進業務(平成28年度当初予算)

 そのように完全に別個のプランであったものを、私の市政になってから国の補助事業とするため「乙川リバーフロント計画」に編入したものである。「国の補助金でも税金だ」という追記が報道されたが、「いかに国・県の補助金を多く取ってくるか」が全国の地方自治体の首長に課せられた重要な仕事である。それが首長の評価の一つとなり、腕の見せどころともなる。そんなことも知らないのだろうか? それに、そもそも国の税金の算段は国会議員の仕事である。
 そしてもう一つ、これまで長年にわたり事業の推進のため努力してきた担当部局の職員のためにも、市長として反論をさせて頂く。

 今回の二つの事業は両方とも当初より、岡崎市の主導で行われているものである。片方は民間、もう一方は公共と、単純に区別されるものではない。
 分かり易くたとえるならば、「Aのケースは応接室の増築に500万円かかった。Bのケースは土地を買って基礎工事を行い家を新築したら5000万円かかった。AはBの10分の1だから経済的に正しい選択だ」とでも言うようなトンチンカンな論理である。
 JR岡崎駅東口の「シビックコア地区交流拠点整備事業」は、すでに公共による区画整理事業で用地が確保された土地で行う民間資本の事業である。「東岡崎駅周辺地区整備事業」については、用地交渉から始まり、用地の買収を経て道路や広場などの基盤整備までを本市が行う事業である。すでにでき上がった土台の上に作るものと、土台から作り上げるものの費用が違うことくらい子供ですら分かる理屈である。(なお後者も民間導入が計画されている。)
 そして忘れてはならないことは、東岡崎駅周辺の開発事業は単なる一事業ではなく、岡崎独自の伝統と自然景観を活かした観光事業と関連するものとして考えられている特別な計画であるということである。
 そのように条件の違うものを恣意的に同列に並べて数字の比較だけで論ずるセンスにはアキれるばかりである。そこに唯物主義的思考の存在を感じるのは私ばかりではないと思う。
 よく若手記者が功名心に駆られ、こうした記事を書くことがあると聞いたことがあるが、今回の記事はいかにも悪意に満ちたものであるため、本市の名誉にも関わると思い一文を書した次第である。

シビックコア地区交流拠点整備事業(イメージ図)

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2016年3月 4日 (金)

平成28年3月議会 その1(市長提案説明)

岡崎市議会・平成28年3月定例会

 1月以来、各種新年会、講演会、パネルディスカッション、シンポジウム、対話集会などが続き、さらに新年度予算編成や新人事の打ち合わせなどが重なり、家に帰り着くとフロに入るや入らずで寝てしまう生活が続いている。
 そのため昨年まで週2回ほどのペースだった私のブログも更新が遅れている。すでに手元に書きかけの原稿が7~8つ溜まってしまった。
 時事のニュースというものは生鮮食品と同じであり、発表するタイミングを逃すと陳腐なものとなってしまう。しかしこのまま捨てる訳にもいかないので、いずれ振り返る形で順番に御披露致します。ご容赦下さい。
 そんなことを思っている内に、2月末日より3月定例会が始まった。まずは初日の市長提案説明について御報告します。

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開催にあたって
 開催に当たり、所信の表明と平成28 年度当初予算の施策のあらましを申し上げ、議会及び市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 日本経済は、昨年からの足踏みした状態から、アベノミクスによる経済の好循環の継続などを背景に、緩やかな回復軌道に戻ると予想されております。国の平成28 年度予算は、昨年、新たに打ち出されました「強い経済」、「子育て支援」、「社会保障」からなる「新3本の矢」で、一億総活躍社会の実現を掲げた予算案となっております。この予算で、子育て支援や介護サービスの充実、教育費の負担軽減、地方創生の本格展開などを進めるとされております。
 さて、本市は、本年平成28 年7月1日に「市制施行100 周年」を迎えます。
 この記念すべき節目の年におきまして、これまでの先人が積み重ねてきた歴史を振り返り、岡崎らしさを新しい時代へ継承するとともに、次の100 年を見据え、更なる発展への契機にしたいと考えるところであります。
 また、平成28 年度は、地方創生の基本方針に基づき策定しました「岡崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の施策を実施してまいります。地域の魅力向上のための総合的な施策を通じまして、誰もが訪れたい、住んでみたいと願い、ここ岡崎に暮らす市民一人ひとりが、故郷に対し、より大きな愛情と誇りを持てる「夢ある次の新しい岡崎」を築くため、市民の皆様と共に歩みを進めてまいる所存であります。

平成28年度予算の大要
 それでは新年度予算の大要につきましてご説明申し上げます。予算規模は、

一般会計 1,232 億      円
特別会計 668 億5,930 万円
企業会計 541 億6,433 万円
合 計 2,442 億2,363 万円

 となっております。なお、一般会計の予算規模は、前年度対比で1.6%の増となり、過去最大であった平成27 年度当初予算を上回っております。一般、特別、企業を合わせました全体では、0.6%の増となっております。
 まず、一般会計の歳入であります。
 歳入の根幹となります市税収入におきましては、景気の回復基調もあり、約670 億円余りを見込み、平成20 年度の市税収入に次いで過去2番目となっております。内訳としまして、法人市民税では、税率の引下げに伴い減額が見込まれるものの、個人市民税では、給与所得の増加による増額などで、市民税は2 億8,966 万円の増収、固定資産税は、家屋の新増築分の増加など、8 億1,470 万円の増収、市税全体では、13 億4,351 万円の増収を見込んでおります。また、配当割交付金は、税制改正による課税対象の変更などにより2 億9,500 万円の増額、株式等譲渡所得割交付金は、株式等の譲渡の増加により2 億4,000 万円の増収を見込んでおります。財政調整基金を始めとする各基金からの繰入金は、対象事業の着実な推進を図るため、3 億8,318 万円の増額としております。
 一方、市税の増収が見込まれるため、地方交付税は3 億3,000 万円の減額、市債につきましても、臨時財政対策債の減額と、対象事業の減少により8 億7,300 万円の減額としております。

 次に、歳出でありますが、総務費は、市民会館整備事業費の増加などにより9 億3,074 万円の増額、衛生費は、PFI手法により整備しました新火葬場の整備運営費の増加などにより25 億3,106 万円の増額となっております。土木費は、東岡崎駅周辺地区整備事業費、井内新村線(いないしんむらせん)整備事業費、JR岡崎駅周辺の基盤整備に合わせましたシビックコア地区整備事業費の増加などにより10 億7,132 万円の増額となっております。
 一方、消防費は、消防・救急デジタル無線の整備完了などにより8 億2,433 万円の減額、教育費は、東部学校給食センターの完成、美術博物館の大規模改修事業費及び中学校屋内運動場の改修事業費などの減少により27 億8,548 万円の減額となっております。

シビック地区整備業務(平成28年度当初予算)

 ではここで、新年度予算に計上しました主要事業について、総合計画のまちづくり基本政策に沿ってご説明申し上げます。

地域で支えあい安全に暮らせるまちづくり
 男女共同参画社会の推進のため、企業における女性の活躍を支援するための「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が制定され、大企業や中堅企業には、女性活躍のための自主行動計画が義務付けられます。市内企業を対象に、女性が活躍できる環境づくりに積極的な取組みを行っている企業を調査し、紹介パンフレットを作成してまいります。

女性活躍推進業務(平成28年度当初予算)

 地域における安全安心なまちづくりの推進のため、新たな補助制度をスタートしてまいります。近年、犯罪の増加や治安に対する不安感が高まる中、地域が主体となって、犯罪の起こりにくい環境づくりの一環として行います防犯カメラの設置に対しまして、その費用の一部を補助してまいります。また、防犯教室の開催や夜間における犯罪防止パトロールの実施、自主防犯活動団体への支援などで、犯罪のない安全で安心な地域社会の実現を図ってまいります。
 災害対策では、大規模かつ広域での被害に備えるため、愛知県との共同開催によりまして、総合防災訓練を実施してまいります。南海トラフ地震を想定し、広域防災活動拠点である中央総合公園をメイン会場としまして、緊急輸送道路の確保や物資の輸送訓練のほか、施設の一部を駅と仮定した集団災害訓練などを、市民を始め、消防、警察、自衛隊などの関係機関と連携して実施してまいります。併せまして、地区防災計画の策定支援、自主防災組織への活動資機材等の整備のための補助などの支援を引き続き行い、防災意識の更なる向上に努めてまいります。

健やかに安心して暮らせるまちづくり
 保健衛生では、平成26 年度からPFI手法により整備を進めてまいりました火葬場が完成し、6月からの供用開始となります。新しくなります火葬場は、施設規模、運営方式を見直し、ご遺族や会葬者の方に配慮した動線や、プライバシーを確保した空間づくりを行い、しめやかに故人との最後のお別れを過ごしていただけるような施設運営に努めてまいります。
 予防接種におきましては、乳児のロタウイルス感染症の重症化を防ぐ目的としまして、現在、任意接種となっておりますロタワクチンの予防接種費用の一部を公費で助成し、子どもの健康を守り、子育てにおける経済的な負担軽減を図ってまいります。
 障がい者福祉では、発達に心配のある子どもの相談、医療及び療育を総合的にサポートする、こども発達センターの建設工事が始まります。平成29 年4月の開設に向けて、備品などの購入や運営面での準備を進めてまいります。
 児童福祉では、出産や子育てでの不安を和らげ、安心して子育てに向き合える環境づくりのために、子育てに関する役立つ情報をメールで配信するサービスを新たに行ってまいります。妊娠中の方から2歳までのお子さんがいる子育て家庭を対象としまして、子どもの成長に合わせた様々な子育て支援情報を提供してまいります。

子育て支援情報発信業務(平成28年度当初予算)

 また、NPO や市民活動団体など子育て支援団体のネットワークの構築を進め、社会全体で子育て世帯を支える環境づくりにも取り組んでまいります。課後や休日に児童が家庭や地域で孤立しない居場所づくりのため、学区子どもの家の改修や既存の公共施設を活用して、児童育成センターの整備を引き続き進めてまいります。
 豊富学区では、児童育成センターの改築に合わせまして学区子どもの家の機能を備えた複合施設を整備するのを始めとして、5学区での増設をしてまいります。
 また、保育需要の増加に伴い、岡崎地域においては既設の保育園での園児の受け入れが困難な状況となるため、南部市民センター分館の敷地内に新たに乳幼児専用の保育園を整備してまいります。施設面での整備を進めると同時に、「保育士支援センター」を設置し、子育ての担い手である保育士確保のほか、子育て支援員の養成のための研修会なども実施してまいります。

自然と調和した環境にやさしいまちづくり
 家庭からの温室効果ガスの排出を削減し、環境に負荷のないライフスタイルへの転換を促進するため、引き続き、住宅用の太陽光発電設備や燃料電池設備、エネルギー管理システムなどの節電・省エネ機器の設置について助成をしてまいります。
 また、燃料電池車などの次世代自動車の購入に対しましても、引き続き、助成をしてまいります。

賑わいと活力あるまちづくり
 商工振興としましては、中小事業者の支援のため、岡崎ビジネスサポートセンターにおいて創業者や既存事業者の方への売上げの向上などにつながる支援を引き続き行ってまいります。また、付加価値の高い商品やサービスの創出は、デザインによるところが大きく、商品のブランド力の向上、販路拡大において欠かすことができない課題となっております。そのため、事業者とデザイナーとのマッチングを行えるよう支援をしてまいります。
 次に、観光振興についてであります。
 昨年は、「家康公顕彰四百年記念」として様々なイベント、観光PRを展開してまいりました。平成28 年度におきましても、多くの観光客の方にお越しいただくよう、市制施行100 周年と併せて様々なイベントの開催や、PRを行ってまいります。
 まず、観光イベントでありますが、本市の代表的なイベントであります春の桜まつり「家康行列」においては、100 周年記念の特別出演として、徳川家康公役に俳優の里見浩太朗さん、一日警察署長に女優の菊川怜(きくかわれい)さんをお迎えします。また、昔懐かしい岡崎市電の装飾を施ほどこしました100 周年記念隊列などを加え、市制100 周年四季彩プロジェクトとして華々しく開催してまいります。
 昨年、岡崎の冬のイベントである「家康公生誕祭」と併せて行いました、岡崎公園を幻想的に光で彩りました「岡崎公園イルミネーション」は、電飾の数を増やし、新たな冬の風物詩となるよう実施してまいります。
 次に、多くの観光客の方に来ていただくためのPRにつきましては、2月13 日に開通しました新東名高速道路でのハイウェイキャンペーンや、岡崎サービスエリア「ネオパ-サ岡崎」を利用したPRも行ってまいります。
 そして、本市の魅力を発信する手段としまして、フィルムコミッションを設立し、映画やテレビドラマ、CMなどの撮影場所の誘致や支援に取組むほか、観光関連のホームページを集約化し、新たな観光情報の窓口としてPRに努めてまいります。また、観光案内人「歴史かたり人」の育成、岡崎公園での天下泰平マルシェの実施や、市内の観光名所を巡るバスツアーを引き続き実施するほか、新たな試みとしまして観光タクシーを導入し、より質の高いサービスの提供ができるよう、おもてなしの強化も図ってまいります。
 新たな岡崎のシンボルとして、東岡崎駅前に設置を予定しております若き日の家康公の騎馬像につきましては、平成27 年度にデザイン等の検討を行ってまいりました。そして、来年度からは平成30 年度の完成を目指し、いよいよ制作に取り掛かってまいります。
 この徳川家康公像はこれまで申しあげてまいりましたとおり、市民の皆様からのご寄附をもとに制作してまいりますので、今後は市民や企業、団体の皆様に対しまして積極的に寄附金を募ってまいりたいと考えております。
 また、お子さんでも家康公像に寄附をしていただけるように、市内関係各所に募金箱を設置し、募金の啓発も図ってまいります。文字通り、市民が造った市民の象徴にしたいと考えております。

快適で魅力あるまちづくり
 本市はJR 東海道本線や名鉄本線の主要鉄道線と愛知環状鉄道線の鉄道網や先日開通しました新東名高速道路、東名高速道路、国道1 号や248 号などの道路網により広域的な利便性に優れた交通基盤があります。こうした中でも、都市拠点の核となる名鉄東岡崎駅周辺やJR 岡崎駅周辺は優れた交通結節点機能を発揮させ、都市機能を集積し更なる発展に導くことを進めてまいります。

Okazakicitycouncil201602295

 先日、一部新聞紙面上で、JR 岡崎駅と名鉄東岡崎駅の行政の取組方に違いがあるかのような意図的な報道がなされていますが、実際は、今回のJR 岡崎駅は本市主導によるコンペで決まったものであり、基本的に双方とも全く同じ取組であります。それぞれの地域の事情に合わせた新たなまちづくりを進めているわけであります。

 考え方としては、行政が行う取組はまず都市基盤を整備することで、その次に民間の活用を促進させることにあります。いかに「稼ぐインフラ」として民間活用が促進されやすくするかについて行政は先行投資する必要があると考えております。
 そのためJR 岡崎駅周辺では、既に区画整理によって整備された基盤の上に、官民が一体となった新しい都市空間を創出し、魅力と賑わいのある都市拠点の整備を促進させ、商業や交流の拠点となる施設の集積を推進してまいります。(既にでき上がった土台の上に作るものと、土台から作り上げるものの値段が違うことは中学生でも分かる理屈であると思います。)

 名鉄東岡崎駅の周辺地区につきましては、駅前広場、明大寺交通広場、ペデストリアンデッキなどの一体的な整備を、乙川リバーフロント地区と合わせて進捗を図ってまいります。もちろん、そうした中でさらに優れた民間の計画があれば、検討の上で取り入れて参りたいと考えております。その新たなまちづくりとして進めてきております乙川リバーフロント地区では、引き続きハード・ソフト両面から事業を展開してまいります。
 施設整備では、(仮称)乙川人道橋の整備工事の進捗を図るとともに、プロムナードの整備、殿橋下流の乙川河川緑地内の遊歩道などの整備を行ってまいります。また、地区の整備に合わせまして、かわまちづくり支援制度を活用し、河川敷の活用や社会実験などを行ってまいります。その「かわまちづくり」には、現在、全国で約150 か所が登録されているわけですが、そうした中でも乙川リバーフロント地区整備計画は、民間と行政が連携した先進的な取り組みであると評価していただき、今月の2月16 日、東京で開催されました国主催の「かわまちづくり全国会議」では、私自らが岡崎市の取り組みを先進事例として紹介する機会をいただきました。
 このように、市民の皆様と共に練り上げてきました乙川リバーフロント計画は、今や国からのお墨付きだけでなく、全国からも注目を浴びる事業として進んでおります。今後も引き続き、周辺地区の町内会や商店街の方々との連携を図り、魅力あふれる観光産業都市の基盤となるまちづくりを進めてまいります。

未来を拓く人を育むまちづくり
 まず、学校教育についてであります。
 子ども達の健やかな成長を育むための食生活は、大変重要なことであり、学校給食についても例外ではありません。小中学校における学校給食は、月額数千円のご負担で、安全で美味しく、栄養バランスの良い給食を提供しております。将来を担う子ども達を育てていく上で、保護者の経済的な負担を軽減し、子育て環境の向上を図ることや、地域社会全体で子育てを支えていく施策として、学校給食費の一部無料化を行ってまいります。進学進級で保護者のご負担が多くなります4月分の給食費を無料にしてまいります。

給食費一部無料化(平成28年度当初予算)

 また、従来から配置しております学校相談員に加え、新たにスクールソーシャルワーカーを配置してまいります。課題を抱えている児童生徒の相談、又は保護者の方、教員に対する支援を行い、児童生徒の健全育成の充実を図ってまいります。
 教育環境の整備では、児童数の増加による教室不足解消のため、岡崎小学校、常磐南小学校、岩津小学校は校舎の増築工事を、中学校では、老朽化に伴い、東海中学校のプール改築工事を行ってまいります。
 次に文化の振興では、国内最大級の国際的な現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ2016」を平成25 年度に引き続き、地域会場として開催してまいります。今回は日本で初公開となります体験型バルーンアート「ルミナリウム」を岡崎公園多目的広場に誘致するほか、まちなかで開催することで、地域の魅力を引き出すとともに、賑わいを創り出し、文化芸術活動の活性化に寄与できるものと考えております。
 本市における文化芸術活動の発信の場である市民会館につきましては、10 月1日にリニューアルオープンします。舞台の拡張や音響、客席も一新するとともに、バリアフリーにも対応し、誰もが利用しやすい施設となります。本市の新たな文化芸術の拠点として生まれ変わりますので、どうぞご期待ください。

あいちトリエンナーレ岡崎会場開催業務(平成28年度当初予算)

将来まで自律した状態が続く都市経営
 市制施行100 周年を迎え、次の100 年に向けて本市が更なる発展をしていくためには、本市の魅力づくりを推進し、それを市内外へ発信し続けていくシティプロモーション活動が重要であります。そのためには、100 周年記念事業や、地方創生のための総合戦略を通じて、多くの方に岡崎の良さの再確認や、新たな魅力づくりに参加していただき、共感できる魅力を核として一体感を創り上げていくことが大切であります。
 そこで、新たに、ふるさと岡崎への想いや、本市が進めるまちづくりに共感を持っていただいた方からの寄附に対しまして、返礼品を贈呈する「おかざき応援寄附金」制度をスタートさせてまいります。その他、市民サポーター組織の運営やホームページの活用、おかざき魅力ブックの制作などを引き続き推進し、「岡崎ブランド」の確立、「岡崎ファン」の拡大に努めてまいります。

100 周年記念事業について
 最後に、年度を通じて実施してまいります100 周年記念事業の一端をご紹介させていただきます。
 5月からは、市民のみなさんが新たな挑戦などを企画し実施する「新世紀岡崎チャレンジ100」が始まります。そして、市制記念日の7月1日には、「市制施行100 周年記念式典」を、その翌日2日、3日には、多くの市民の方に自主的にご参加いただけるイベントを集めました「おかざき100 年祭」を中央総合公園にて開催いたします。
 また、学区ごとの魅力や自慢を市全体で1冊の本にまとめ、次世代へ引き継ぐ「岡崎まちものがたり」の作成や、スポーツ、アート、サイエンスの分野で、これからの岡崎を担う子ども達へのイベント「HOPEプロジェクト」の開催のほか、新規事業や既存事業の拡充を合わせまして、60 を超える記念事業を実施してまいります。「市民と創る、新世紀岡崎」をコンセプトとしまして、多くの事業の実施で祝祭感あふれる1年にしたいと考えております。市民の皆様の参加のもとで実施し、新世紀岡崎の更なる発展に繋げてつなげてまいりたいと考えております。
 各種事業につきましては、誠心誠意取組み、着実に進めてまいりますので、議員各位のご理解と一層のお力添えをいただきますようにお願い申し上げます。
 なお、会計別の主な事業、条例議案及び平成27 年度補正予算等につきましては、両副市長より説明させていただきますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 (つづく)

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平成28年3月議会 その2(代表質問答弁) (2016.03.09)

平成28年3月議会 その3(本会議・閉会) (2016.03.26)

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2015年4月 5日 (日)

藤田学園と「大学病院の整備及び運営に関する協定」調印

大学病院の整備及び運営に関する協定(2015年3月27日)

 昨年5月、岡崎市南部に、私の公約の大きな柱の一つでもあった待望の大学病院の建設が決まり、藤田学園、岡崎駅南土地区画整理組合と岡崎市の三者間で、「大学病院の建設に関する協定」の締結・調印が交わされました。なにぶん他者の妨害を避けるため、交渉は決定するまで秘密裏に行われました。(協定締結にいたるまでの経緯は、岡崎市の下記のページから御覧頂けます。)

 岡崎市ホームページ – 大学病院の建設に関する支援方針

 以来、今日まで細部の条件ついて、つめの交渉が継続されてきました。この度、3月27日(金)、藤田学園と岡崎市の間で「大学病院の整備及び運営に関する協定」が交わされ、次に岡崎駅南土地区画整理組合と岡崎市の間で「土地の売買等に関する協定」が交わされました。5年後の平成32年(2020年)の開院に向けて大きく前進できたことを喜んでおります。

クリックすると拡大します

 今回の主な協定内容は、

① 一般病床数400床の確保
② 24時間・365日運用の第2次救急医療の実施
③ 救急医療体制整備への財政的支援
④ 病院用地の10年間無償貸与

 などから成っています。
 大学病院建設については、昨年の基本協定発表以来、市民の皆さんからの期待や関心も高く、市議会あるいは市民対話集会など、様々な場面で「必ず実現してほしい」との力強いエールを頂いているところであります。
 本市においては、大学病院の建設支援を市の総合計画や実施計画にしっかりと位置付けをして、市の重点プロジェクトの一つとして推進することをすでに決定しています。またこの3月の市議会においては、大学病院支援に向けた新たな基金の設置が可決されたところであり、本市としての準備も着々と進めているところであります。
 今回の協定調印は、昨年5月29日の基本合意以降、約1年にわたり協議を重ね、合意を得た事項に関して確認をするものであり、これまで協議内容の取りまとめのため様々な立場で御協力頂いた皆様方に対し、改めて感謝とお礼を申し上げるものであります。
 今後も個別具体的な課題について、様々な協議を行っていくわけでありますが、今回の協定を一つの柱として、岡崎市南部のみならず西三河の医療を支える新たな軸となる大学病院建設に向けて努力して参りますので、よろしく御支援のほどお願い申し上げます。

 ところで、すでに県議会議員選挙も始まっておりますが、選挙は本物とニセ物を見分ける機会でもあります。目的は議員バッヂを胸に付けることだけで、愛郷心のかけらもなく、当選のためならできもしない政策や口から出まかせの実績を恥ずかしげもなく並べ立てるような人物を選ばないで頂きたいと思います。
 確固たる政治理念と支持基盤を持ち、自己の立ち位置をわきまえ、なすべき政策をきちんと推進していく。そうした方をぜひ選んで頂きたいと思います。
 間違っても兵庫県の誰かさんのような人に投票しないでほしいものです。


岡崎市南部に総合病院建設決定! (2014.06.12)

「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」プラン決定 (2017.03.06)

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2014年8月22日 (金)

市南部地域への大学病院誘致に関する情報

 先月より、岡崎市のホームページにおきまして、「市南部地域への大学病院誘致に関する情報」と題した特設ページを公開しております。

 5月29日に学校法人藤田学園と岡崎駅南土地区画整理組合と市の三者の間で締結した「大学病院の建設に関する協定」の内容を始め、建設予定地の説明図や写真、事業者向けリーフレット、有識者意見の会議資料、岡崎駅南土地区画整理組合の機関誌、等々を掲載しています。
 今後も随時、進捗状況をお知らせしていきます。よろしくお願いします。

市南部地域への大学病院誘致に関する情報

<お問い合わせ先>
岡崎市 保健総務課企画事業班
0564-23-6695

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2014年6月12日 (木)

岡崎市南部に総合病院建設決定!

岡崎市 大学病院の建設に関する協定調印式

 この度、岡崎駅南土地区画整理事業区域内に、学校法人藤田学園が大学病院を建設することが正式に決定しました。平成26年5月29日(木)、岡崎市と藤田学園、岡崎駅南土地区画整理組合の三者において「大学病院の建設に関する協定」を締結いたしました。御協力頂いた関係者の方々には心より感謝申し上げます。

 これまで38万都市に高度医療を担う総合病院が市民病院一つしかないことが、本市の自治体としての大きな弱点であった。そのため岡崎市では市民病院に年間9000台を超える救急搬送が集中し、医療過誤の発生も心配されていた。しかも、それでも対応できないケースや、市民病院から遠い市南部と西部地域については、近隣の西尾市や安城市の病院のお世話になってきたのである。
 市南部の総合病院設置を実現するため、歴代市政も努力してきたものの、先程述べた高度医療を担う病院の建設は高額な費用がかかり、先端医療機器の導入に加え、医師や看護師、その他医療技術者を確保しなくてはならない。新しいシティーホテルの導入と並んで困難な課題となっていた。

 一昨年の市長選挙においても〝新・総合病院建設〟は一大争点であった。当時、財政的な裏付けもないまま、もう一つ新たに市立病院を造るという無責任なプランもあった。岡崎市の年2200~2300億円という財政能力を思えば、私は建設と医療機器の整備に400億円かかるという市民病院を2つも持つことは不可能なことだと考えていた。
 しかも病院は建てたら終わりではなく、管理運営をしてゆかなくてはならない。総合病院ともなれば毎年200億円以上(市民病院は毎年214億円)の経費が必要となる。さらに異動の多い医師や看護師、技術者の確保もしなくてはならない。
 本県における医師の主な供給元は、名古屋大学、名古屋市立大学、藤田保健衛生大学、愛知医科大学といった限られたものであり、各自治体ごとに配属される医師の数も病床数等でおのずから決まっている。特定の自治体にだけ特別待遇が許される保障はない。しかも、ふつうどこでも公立病院は高度医療対応のため一つに集中特化しているというのが時代の趨勢(すうせい)である。
 そうした当たり前の事情から、「医師を確保できる能力のある民間の大病院か、大学病院の誘致」をはかることを公約とし、実現を目指してきたのである。大きな公約の一つを、2年目にしてここまで進めることができて正直ほっとしている。

岡崎駅南土地区画整理区域

 市長就任以来、これまでいくつかの病院進出計画の話が持ち上がってきたが、進出計画の不備や条件面での折り合いがつかず、いずれも不成立となっていた。
 そうした中、ちょうど今から一年前、岡崎市医師会を通じて藤田学園に進出の意向があることを知らされ、話し合いがもたれてきた。ことの性格上、交渉内容は極秘裏に進められてきた。折しも岡崎駅南地域において、大規模な区画整理事業が進んでおり、3ヘクタール(3万m²)というまとまった土地の確保が可能なため、当初よりこの地が候補地の一つとして考えられてきたのである。
 総合病院進出のための必須条件として、機能的で合理的な施設運用を行うためのまとまった土地であることと共に、病院経営のための基礎人口のある地域が望まれていた。

藤田学園 大学病院建設予定地 (岡崎市針崎町)

 今回進出地に決定した針崎の地は、JR岡崎駅から約1km、徒歩10分ほどの距離にあり、岡崎市医師会の「はるさき健診センター」にもJRを挟んで隣接し、そのすぐ隣には市営の南公園という遊園地を併設した大きな公園がある。周辺に広がる宅地には優良住宅の建設が進行中である。
 この地には昨年春、美術館と見まがうような翔南中学校が新設され、伝統ある岡崎小学校と共に子育ての面でも優れた環境となっている。周辺に計画されている幹線道路網はまだ完成していないものの、県・市道共に重点事業として着々と進行中である。
 近い将来、新病院が、岡崎のみならず、西三河南部の新たな医療拠点として救急医療並びに高度医療の中核として発展してゆくことは間違いないと思っている。わかりやすく言えば、市民病院にとって頼りになる弟ができたようなものである。
 藤田学園の新病院は平成32年(2020年)4月の開院予定であり、病床規模は400床以上を目指し、2次救急医療対応、24時間、365日体制の総合病院を目指すこととなる。近年脳出血により救急搬送されるケースが多いため、内科、外科、小児科、婦人科と共に、特に脳外科の部門の充実を望むものである。この分野は一刻を争う治療が必要なため、今回の病院決定は高齢者の方々には非常に朗報であると思う。

 話は変わるが、最近「どうして、南ばっかり良くなるんですか?」という質問をよく受けることがある。決して南をエコヒイキしているつもりはないが、今良くなっているということは、これまでそれほど良くなかったということでもあり、近年ようやく南部が良くなる時期を迎えつつあるということだと思っている。
 決して「どちらの地域を特別に」と考えている訳ではないが、条件が整ってきた所から順番に課題に対応するようにしているということである。
 そもそも自治体の行政計画には、先人が積み上げてきた都市計画のマスタープランというものがある。さらにそこから決定された用地計画という枠組みもある。そうした計画に合致していない事業を行おうとする場合、新しい計画を国や県に提出し、認可を取るか都市計画そのものを改訂しなくてはならない。そうした条件が整わない内に何かやれと言われても、それは無理な話である。
 岡崎市としては、今後も市内、東西南北、中央部、それぞれの地域の実情と要望に合った事業の実現のために努力を重ねてゆく方針である。それこそが夢ある次の新しい岡崎の実現につながることであると考えている。


藤田学園と「大学病院の整備及び運営に関する協定」調印 (2015.04.05)

「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」プラン決定 (2017.03.06)

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2013年3月27日 (水)

翔南中学校、開校間近!(文部科学省エコスクールモデル校)

岡崎市立翔南中学校

 先日、新海議長、髙橋教育長ともども、この4月に市内20番目の中学校として誕生する、翔南中学校の現地視察に行って来た。噂には聞いていたが、一見して学校というより、まるで美術館のようなモダンな外観である。ガラス面の多い近代的で明るい建物であり、太陽光発電、コンピューターシステム対応、視聴覚など様々な機能が十二分に考え尽くされており、すべての面に渡って最新鋭の学校施設だと言える。最近の三河材活用の要請を受けたせいか、教室内には地元三河材がふんだんに使われており、外観のコンクリートとガラスの冷たさに対し、教室の中に温かみを感じさせる効果をもたらしている。各フロアも広々として余裕あるつくりとなっている。

岡崎市立翔南中学校

 階段は1Fから4Fまで吹き抜けであり、4Fの踊り場から紙ヒコーキでも飛ばしたら面白そうである。私の言葉をとらえて教育長は「そんなことやってもらったら困りますね」と言っていたが、私は「全校・紙ヒコーキ大会」でもやったらどうかと思う。個人戦で滞空時間を競ったり、中庭を使ってクラス対抗で飛距離を競ったり、きっと盛り上がることだろうと思う。学校は少しでも楽しいところにしたいものである。その代わり、普段は紙ヒコーキ禁止のルールにしてもいいだろう。

岡崎市立翔南中学校

岡崎市立翔南中学校

 4月の開校後は、きっとよそからの視察が絶えないことだろうと思われる。武道館は別棟であり、岡崎初の屋上プールとなっている。本棟の中庭は専門学校か大学のように整然としている。
 他地区、他校からはさぞかし羨ましがられることと思うが、校長先生の立場になると、新しい学校の管理のためにひと一倍神経を使うことになり大変とのことである。
 きっと「どうして、この学校だけに多額のお金をかけるのか?」という質問が出ると思うが、私が調べたところ、翔南中だけが特別扱いということはないそうである。同じ予算で造っても、新しい材料、新しい工法で新規に建設した方が良いものができるのは一般の家でも同じことである。
 新しくきれいなものが珍重されるのはいずこも同じであるが、若く器量の良い娘が必ずしも気立ても良いわけではなく、古女房の方が気が利いていて間に合うということもある。現在のこの学校の緑の少ない無機質な外観を見ていると、田舎の木造の古校舎の方に愛着を感じるのは私が年をとったせいなのかもしれないと思う。

 この地域は、JR岡崎駅まで徒歩で通える距離にあり、近くには岡崎南公園という大きな公園施設もある。翔南中学校の南隣には最近できたばかりの「医師会・はるさき健診センター」まである。駅に近くて大きな公園がそばにあり、信頼できる医師会の施設が隣にある。こうした好条件にあるせいか、翔南中学校の完成も相まって、この周辺の建売住宅は売り出すたびに完売となるそうである。
 今まで書いてきたことと矛盾するかもしれないが、もし子供が中学校の学齢期にあり、家を新しく建てる時期になっていたとしたら、この地域に引っ越してくるのはわるい選択ではないかもしれない、とも思う。

 岡崎市立翔南中学校
 岡崎市針崎町字春咲1番地2
 0564-71-1122(電話は平成25年4月1日に開設)

岡崎市立翔南中学校

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