道路の整備と治水

2017年12月 7日 (木)

平成29年度 矢作川改修促進期成同盟会 中部地方整備局要望

矢作川改修促進期成同盟会

 本年も矢作川の河川改修促進について、期成同盟会の会長として要望を行いました。11月8日(水)、国土交通省中部地方整備局に、関係市の豊田市、碧南市、安城市、西尾市の皆さんとともに赴き、要望書を提出しました。以下に御報告致します。


 改めまして、こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は、塚原局長様、長谷川副局長様、石川河川調査官様におかれましては、大変ご多用にもかかわらず、このような要望の機会をいただきまして厚くお礼申し上げます。また日頃は一級河川「矢作川」の改修促進に御尽力をいただきまして、心より感謝申し上げます。
 それでは矢作川改修促進期成同盟会の構成市を代表いたしまして、簡単ではありますが、要望を申し上げます。

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 矢作川流域では、今までに幾多の豪雨を経験し、流域の各市町では甚大な浸水被害も発生しております。
 その中でも、平成12年の東海豪雨では、岡崎市内の基準地点岩津観測所で戦後最大規模の洪水となる、最大流量毎秒4,300立方メートルを記録しました。この際、豊田市区間で計画高水位を超過したほか、越水(えっすい)や堤防の法面(のりめん)崩壊、漏水等が多くの場所で発生しました。
 さらに平成20年8月末豪雨では、岡崎市で時間最大雨量145.5ミリと、8月の観測史上、全国1位を記録した集中豪雨により、床上浸水927棟、床下浸水1,746棟、2名の方が亡くなる被害を受けました。
 東海豪雨の被害を受け、豊田市付近で漏水対策や堤防強化工事を実施していただいた以降、矢作川本川では大規模な被害は発生しておりません。さらに、平成20年8月末豪雨を受け、床上浸水対策特別緊急事業に採択していただき、岡崎市内5河川につきまして緊急的な改修を実施することができ、地域の住民からも「安心て暮らせるようになった」と、感謝の言葉も頂いております。
 また、昨年5月には、矢作川から矢作古川(やはぎふるかわ)への分流量を抑制する、分派施設の整備を完了していただきました。これにより矢作古川流域の治水安全度は大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られるものと期待をしておりますとともに、これまでのご尽力に深く感謝申し上げます。

 しかしながら、平成21年7月に策定されました「矢作川水系河川整備計画」において、豊田市の市街地を中心に、甚大な浸水被害が発生した東海豪雨に対する河道の流下能力が各所で不足していることや、「矢作ダムの洪水調整機能を強化」することが課題とされております。
 「ものづくり愛知」を代表する、自動車産業に関連した都市が集中しておりますことから、これらに対し早期の対策により、「約1兆2,200億円」との非常に高い被害軽減効果が資産されています。
 近年では集中豪雨が増加しており、各地で豪雨災害が発生している状況であるため、本同盟会といたしましても、この計画に基づく各事業の整備促進は急務であると認識しておりますため、矢作川の改修促進について要望をさせていただきます。

 それでは、矢作川改修促進に関しての重点要望事項について説明させていただきます。

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「水防災意識社会 再構築ビジョン」における河川整備の促進
 平成28年度から、「水防災意識社会再構築ビジョン」に位置付けられました「洪水を安全に流すハード対策」の延長約15.8キロと、「危機管理型ハード対策」の延長約6.0キロにおよぶ、堤防天端(てんば)の補強などが実施される計画と伺っております。
 この点について、重点的に実施していただきますよう要望いたします。

矢作ダム洪水調整機能の強化

 豊田市と恵那市にまたがる、矢作川本流最上流部に建設されております矢作ダムにて、効率的な洪水調節が行えるために洪水調節機能を強化していただくことを要望いたします。
 河川の整備が完了することで、平成12年東海豪雨と同程度の規模の浸水被害を解消できると伺っておりますので、是非とも早期の事業推進を要望いたします。

治水事業予算の増額、補正予算の編成
 ただいま説明いたしました重点要望事項につきまして、早期の事業促進のための治水事業予算の増額、補正予算の編成を要望いたします。
 また、要望書にあります、他の要望事項につきましてもあわせてよろしくお願いいたします。

 本同盟会といたしましても、地元調整や豊橋河川事務所などと連携いたしまして、事業の推進に向け協力体制を整えてまいりますので、早期の改修促進について特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。私からは以上であります。

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2017年12月 3日 (日)

新東名高速道路建設促進協議会促進大会

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 11月6日(月)に東京都の砂防会館で行われた「新東名高速道路建設促進協議会促進大会」において、愛知県の代表として意見発表を行いました。当日使用したグラフ資料、写真と共に報告致します。
 また当日は意見発表ののち、国土交通省並びに地元選出国会議員への要望活動を行いました。


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 皆様、こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 私からは、「夢ある新しい岡崎」を目指して、と題しまして意見発表させていただきます。
 まずは岡崎市の概要についてですが、本市は愛知県のほぼ中央に位置し、面積約387平方キロメートル、人口約38.6万人、矢作川に代表される河川や、森林等豊かな自然環境に恵まれた地域です。商業や医療、教育、子育てなどの都市機能が充実しており、自然や歴史・文化に恵まれたまちであります。
 また、岡崎市は徳川家康公生誕の地であり、昨年7月1日に市制施行100周年を迎え、次の100年へ向けた一歩を踏み出したところであります。
 以前より、交通に関しましては広域的な利便性に優れており、東名高速道路、国道1号などの幹線道路網により交通の要所として機能しております。そして昨年2月13日の新東名高速道路、愛知県区間の開通によりさらなるネットワークの強化が図られたところです。

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 それでは新東名が開通したことによる様々な効果について、ご紹介していきたいと思います。
 まずは新東名開通後の交通状況です。右上のグラフをご覧下さい。新東名の開通により、東名の交通量が約4割、減少したことがお分かりいただけると思います。

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 それにより東名の渋滞が大幅に緩和し、平成23年より行われておりました暫定3車線での供用を昨年10月に2車線に戻すことができ、スムーズな走行が実現されております。

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 本市の事業所からも、「開通により渋滞が緩和され、時間が予測できるようになったため、より確実な輸送が可能となった」などの喜びの声や、「今後、御殿場ジャンクションから関東方面への新東名未開通区間の早期整備の完了を期待しています」といった要望をいただいております。
 本市は、神奈川県茅ヶ崎市と「ゆかりのまち」としての交流や災害時相互応援協定を締結しております。私も、茅ヶ崎市とよく行き来をしており、東名高速道路の渋滞にたびたび会いますので、是非ともお祭りや式典の参加のため御殿場ジャンクションからから関東方面への所要時間の短縮のため、また、有事の際の相互支援のために早期整備の完了をお願いさせていただきます。

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 次は、岡崎サービスエリア「ネオパーサ岡崎」についてです。
 サービスエリアにおける「中日本高速道路株式会社」との地域連携事業としての、代表的なものを紹介させていただきます。
 右下の木製ベンチ写真は、本市の中学生が地元の間伐材を利用して製作したものであります。また、真ん中の写真は、本市の特産である八帖味噌を、やはり、本市特産の石製品として匠の技を持った石職人の手で作成し設置していただいたものです。

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 次に、新たに本市の東の玄関口となりました「岡崎東インターチェンジ」です。利用者数は季節により変動はありますが、1日当たり約4,500台の利用となっており、周辺の事務所からは確実に輸送できるようになったとの声を聞いております。

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 防災力の向上についてお話いたします。
 上の写真は新東名開通前に、開通後事故があっても対応できるよう訓練を行ったときのものであります。
 下の写真は、2013年に国から岡崎市に全国でただ一台配備された全地形対応の消防車両「レッドサラマンダー」が、今年7月に九州北部地域で発生した集中豪雨災害の際に、出動したときのものです。
 以前の岡崎東インターチェンジ周辺は、有事の際には支援の手が届くのに時間を要する地域でありましたが、インターチェンジができたことによって救助・救援までの時間が短縮できるようになりましたので、大変心強く思っております。
 我が国の防災力向上のため、今後もさらなる高速道路網の整備促進が必要であると考えております。

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 次は岡崎東インターチェンジを利用した観光です。
 かつては現地までの交通アクセスが難しいために、観光地としての魅力はあるものの、なかなか誘客に結びつきにくかった地域なのですが、岡崎東インターチェンジを利用することにより、大幅に移動時間を短縮することができるようになりました。現在は観光による賑わいが大変増しております。
 これからのシーズンでは例年11月下旬から12月上旬にかけて「くらがり渓谷紅葉まつり」を行っておりますので、ぜひお越しいただきまして、美しい渓流と紅葉をお楽しみいただければと思います。

 さらに岡崎東インターチェンジでより車で5分の所に、民間事業者によるアウトレットモールの進出が計画されています。これは交通アクセスがよいことなどが選定の理由と聞いております
 様々課題はありますが、実現すれば当地域の経済や、雇用に対して大きな好影響が期待されることから、本市としましても積極的に対応していきたいと考えております。

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 新東名高速道路により、この他にも様々な効果ができているところですが、次の100年に向けた「観光産業都市 岡崎」の基盤となる、さらなるまちづくりを進めてまいります。
 そして、岡崎の子ども達が、自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を目指してまいります。
 最後になりますが、関係者の皆様方には引き続き、道路整備並びに本市の発展にお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、私から意見発表を終わらせいただきます。ありがとうございました。

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2017年11月10日 (金)

平成29年度 国道301号・473号合同要望会

国道301号・473号合同要望会

 10月17日(火)、毎年恒例となっている国道301号並びに473号の県への要望活動が愛知県庁で行われました。豊田市、蒲郡市、新城市、本市の4市合同で要望書を提出しました。当日私が申し上げた要望の内容を御報告します。


 皆さまこんにちは。国道473号整備促進協議会の会長を務めております、岡崎市長の内田康宏です。
 本日は河野建設部長をはじめ、愛知県幹部の皆様方、並びに県議会議会の皆様方におかれましては大変お忙しいなか多数のご臨席を賜り心より御礼申し上げます。
 日頃は、愛知県におかれましては、道路、河川をはじめとする都市基盤整備の推進にご理解とご尽力を賜り深く感謝申し上げます。また、豊田市、蒲郡市、新城市の皆さまにおかれましても、日頃より協議会の活動と事業促進にご尽力いただき誠にありがとうございます。

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国道473号
 国道473号は、蒲郡市の国道23号の接続点を起点とし、岡崎市の東部地区、額田地区及び豊田市の下山地区を南北に縦貫し、静岡県牧之原市の国道150号に至る、総延長約260キロの道路です。
 この協議会の圏域においては、南から名豊道路、国道1号、新東名高速道路、国道301号、国道420号などの東西幹線道路と接続する南北幹線道路であり、三河の山と海とを結び、圏域での生活や産業活動を支える地域間交流道路として重要な路線であります。
 また、新たな日本の大動脈である新東名高速道路とは、岡崎東インターチェンジにより唯一のアクセス機能を有しており、国道473号や国道301号による道路ネットワーク網の形成は、わが国における、ものづくり産業の中心であるこの地域において、地域の産業活動を支える都市基盤として大変重要な役割を担うものと考えております。
 国道473号は、この地域におきましては蒲郡港から三河山間部を結ぶ地域間交流道路として、三河圏域の住民生活や産業活動を支え、蒲郡市から新東名高速道路へ物資を運ぶルートとしても機能する重要な幹線路線となっており、今後さらなる交通量の増加が見込まれるところです。また、この路線は第二次緊急輸送道路に指定されており、災害時の緊急輸送ルートとして安全・安心を支える大きな役割を担っている道路です。

 3市それぞれの具体的な要望事項は以下のとおりであります。

1.蒲郡市
「蒲郡市から国道1号までのバイパス計画について、ルートの決定促進を要望いたします。」

2.岡崎市
「岡崎市夏山町及び桜形町の視距(しきょ)改良の整備を要望いたします。」

3.豊田市
「豊田市和合町から神殿町における道路改良事業の促進を要望いたします。」

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 ご承知のとおり、この路線は各所で順次、整備・改良を進めていただいていることから、住民の生活向上や自動車をはじめとする産業活動に、大きく影響を与えているところであります。要望をさせていただいております、蒲郡市から国道1号まで至る区間において、新たなバイパスがつながることにより、岡崎市はもとより岡崎東インターチェンジを利用する大きな圏域から蒲郡港周辺の観光地へのアクセス性の向上が見込まれます。
 また、本市の東の玄関口に位置する本宿駅周辺にて計画しております、広域観光交流拠点完成の暁(あかつき)には、新たな観光ルートが形成され、三河地域への来訪客の増加による、地域の活性化に大きくつながっていくと考えております。
 岡崎市内及び豊田市内における見通しの悪い急カーブや狭隘箇所、車両とのすれちがいが困難といった箇所の整備が進められることで、中山間地域にある多くの観光地へのアクセス性が高まり、観光拠点を活かしたまちづくりが推進することと期待しております。「観光産業都市」を目指す本市はもとより、日本の成長をリードする本県にとりましても不可欠な路線であると思いますので是非ともよろしくお願いいたします。

国道301号
 国道301号は、広域的な幹線道路であるとともに、地域住民の生活に密着した道路でもあります。本市における区間は豊田市との市境を沿うように道が走っており、最近では大型車両の通行が著しく増加しております。
 しかし、切山町の一部では未だ幅員が狭く、車両のすれ違いが困難な箇所があり、歩道も設置されていない状況にあります。この地域における国道301号は住民の生活道路でもあり、一部は通学バスの運行経路に指定されていることから、安全の確保が急務となっております。

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 現在、県ご当局には順次拡幅整備を進めていただいておりますが、事業中の区間の早期完成について改めて要望いたします。
 301号は緊急輸送走路に指定されていることから、災害時には広域的な応急対策活動に対応できるよう、また、市域を越えた交流と地域連携を支援する、広域的なネットワーク確保のためにも一層の整備促進が図られますようお願い申し上げます。

 最後になりますが、県ご当局におかれましては厳しい財源状況とは思いますが、この地域の経済活動の維持・発展と市民生活向上のため、国道473号並びに国道301号の役割を十分ご理解頂きまして、一層の整備促進が図られますよう要望させていただくものでございます。また、本日ご臨席いただいております県議会議員の皆様方におかれましても、この事業の促進に対しましてご支援を賜りますようお願い申し上げます。


平成25年度 国道301号・473号合同要望会 (2014.02.18)

平成27年度 国道301号・473号合同要望会 (2015.11.01)

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2017年8月17日 (木)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2017年)

建設事業の促進に関する要望会

 夏まつり直後の8月10日(木)午前、愛知県庁に赴き、岡崎市から県当局に対する「建設事業の促進に関する要望会」を行いました。当日は地元選出の5人の県議会議員の皆さんの御出席も賜り、併せて感謝申し上げます。

―当日の挨拶―
『おはようございます。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は、河野建設部長様をはじめとする県幹部の皆様方におかれましては、公務ご多忙の中、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。また、西久保県議、中根県議、園山県議、新海県議、鈴木県議におかれましてご臨席を賜り、心よりお礼申し上げます。
 さて、日ごろは本市の道路、河川をはじめとする都市基盤整備事業の促進にご理解とご尽力を賜り、熱く御礼を申し上げます。

 本市では、第6次総合計画に掲げております「人・水・緑が輝く 活気に満ちた美しい都市 岡崎」の実現に向けて、都市基盤の整備や市街地整備、また防災対策など、魅力あるまちづくり、安全安心に暮らせるまちづくりに積極的に取り組んでおります。
 大正5年に県下で3番目に市制を施行した本市は、去る7月1日に市制施行から101周年を迎え、今年は次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す大変重要な年になります。これから未来を見据えた持続可能なまちづくりを進めていくことが重要であります。誰もが訪れたい、住んでみたいと思うようなまちを目指して、水辺空間を生かした「乙川かわまちづくり」や、歴史や文化を生かした「歴史まちづくり」といった、岡崎市ならではのまちづくりを進めてまいりますので、今後ともお力添えを願い申し上げます。

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国道473号バイパスの起点(岡崎市本宿町)

 また本市の東の玄関口に位置する本宿駅周辺においては、交通ネットワーク効果が大きいこと等に注目した事業者より、愛知県内初となるアウトレットモールの進出を申し出ていただいております。これに伴い、鉄道及び既存広域交通ネットワーク網を活かした広域観光交流拠点の整備と、日常生活に不可欠な機能の誘導等を目的とした地域拠点としての新市街地の形成が図られるよう、努めているところです。
 これは本市に限らず、愛知県の発展・対流の促進につながり、女性の雇用や住民の活力、暮らしやすさに資するものと考えております。その実現にあたっては、市街地区域編入手続きや周辺において必要な交通対策等について県の協力を得て、事業を推進する必要がありますので、一層のご支援をお願い申し上げます。

 さて、道路、河川といった都市基盤の整備は市民生活への影響が非常に大きく、とりわけ県所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っております。
 道路事業につきましては、平成28年2月13日の新東名高速道路の開通に合わせ、「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路であります「国道473号バイパス」全線を開通していただき、誠にありがとうございました。この道路は大きなストック効果をもたらす本市東部の玄関口に相応しい道路であり、今後ますます重要性が高まるものと考えております。

 治水事業につきましては、床上浸水対策特別緊急事業による重点的な改修を進めていただき、平成28年2月に計画区間全線の河川改修を完了していただいたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。これにより各流域の安全度が大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られたことにより、岡崎駅南土地区画整理事業などのまちづくりが早期に進められており、大変感謝しているところであります。

伊賀川・旧瀧見橋。2008年11月撮影

(伊賀川・旧瀧見橋から北を望む。2008年11月)

2011年10月に竣工した伊賀川の新瀧見橋

(現在の伊賀川と新瀧見橋、2017年8月)

 このように着実に基盤整備が進められているものの、整備が必要な箇所はまだまだ多く残されております。地域住民からの整備要望箇所は数多くあり、基盤整備に対する地元のニーズは非常に高い状況にあります。また、本市が目指すまちづくりを進めていくためにも、県事業の促進をはじめとします県当局のご支援等が必要不可欠であります。
 本日は数多くある要望事項の中から、特に重要と考えております事項を選定し、要望にまいりました。本市は平成27年10月に実施されました国勢調査の結果、人口では県内3位の規模、製造品出荷額では県内5位といった、日本のモノづくりを支える愛知の中でも重要な役割を担う市であります。是非とも必要な事業費を確保し、愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために投資していただければと、切に願っております。
 本日はどうぞよろしくお願いいたします。』

―要望内容―

建設事業の促進に関する要望会

都市計画道路「福岡線」建設事業の促進
「乙川リバーフロント地区」整備事業の支援
一級河川「乙川」河川改修事業の促進
一級河川「鹿乗川」河川改修事業の促進
都市計画道路「美合線」建設事業の促進
都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進
一級河川「砂川」河川改修事業の促進
一級河川「伊賀川」河川改修事業の促進
都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」建設事業の促進
10 都市計画道路「豊田西尾線」建設事業の促進

※1~5・・・重点要望事項

―要望会で行った市長答礼―
『河野建設部長様より、本市の要望に対する整備方針についてごていねいな説明をいただき、誠にありがとうございました。
 重点要望事項であります「都市計画道路 福岡線の建設事業」につきまして、重ねて発言させていただきます。
 本市ではJR岡崎駅南側に区画整理事業で新たな街づくりを進めているところでありますが、その区画内に、平成32年開院予定の「藤田保健衛生大学病院」への救急搬送や商業施設へのアクセスを目的とする「都市計画道路 若松線」など、東西からのアクセス道路の整備を進めているところであります。

藤田保健衛生大学 岡崎医療センター

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 その中で、昨年度に引き続き今回も第一優先事業として要望させていただいた「都市計画道路 福岡線」は大学病院への南北のアクセス道路として不可欠な道路であります。また、岡崎市だけではなく、病院の少ない近隣の市町からも大きな期待をいただいている道路でもあります。
 昨年度、早期完成に向け県市協力のもと、事業の促進について確認をしており、今年度は事業実施に向け具体的な調整を図っているところであります。岡崎市といたしましても、今後とも可能な限り協力してまいりますので、1日も早く供用が図られますようよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。』


建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2016年) (2016.08.25)

愛知県建設部への要望会(2015年) (2015.08.02)

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2016年8月25日 (木)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2016年)

建設事業の促進に関する要望会(2016年8月8日)

 毎年恒例の本市の重点建設事業の県への要望会を8月8日(月)、県庁にて行いましたので御報告申し上げます。以下は当日の挨拶、要望内容の概要、そして要望会で行った私の発言です。

当日の挨拶
『岡崎市長の内田です。26年間、県議会に通っておりましたので県庁に参りますと何となく懐かしいふるさとに戻ってきたような思いが致します。
 本日は、公務ご多忙の中、林建設部次長をはじめとする県幹部の皆様方、ならびに中根議員をはじめとする県議会議員の皆様方にご臨席賜りましたことを、厚くお礼申し上げます。また、愛知県におかれましては、本市の道路、河川をはじめとする都市基盤整備事業の推進にご理解とご尽力を賜り、重ねてお礼を申し上げます。
 さて、本市では第6次総合計画に掲げております「人・水・緑が輝く 活気に満ちた美しい都市 岡崎」の実現に向けて都市基盤の整備を図り、快適で魅力あるまちづくりに積極的に取り組んでおります。
 こうした中、昨年3月には「かわまちづくり」の認定を、今年5月には「歴史まちづくり」の認定をいただきまして、これまで私が提唱してまいりました〝岡崎市の歴史的文化遺産と乙川の流れと水辺空間を活かしたまちづくり〟が本格的に始動いたしました。
 大正5年に県下で3番目に市制を施行した本市は、去る7月1日に市制施行100周年を迎えました。これを契機として、新時代を迎えた岡崎のさらなる発展や活性化につながる事業を展開し、魅力ある観光産業都市の創造を目指してまいります。そのためには、官民問わず各関係機関で連携・調整をより密にし、計画的かつ効果的に様々な事業を進めていく必要がありますが、中でも、道路、河川といった都市基盤の整備は市民生活への影響が非常に大きく、とりわけ県所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っております。

 道路事業につきましては、今年2月13日の新東名高速道路の開通に合わせ、「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路であります国道473号バイパス全線を開通していただき、誠にありがとうございました。

国道473号バイパス

 「岡崎東インターチェンジ」の交通状況は開通翌日から1ヶ月間、1日約6,000台の利用があったと聞いております。本市東部の新たな玄関として、今後ますますこのバイパス道路の重要性が高まるものと考えております。
 また、治水事業につきましては、今年2月に床上浸水対策特別緊急事業により、計画区間全線の河川改修をしていただき、重ねてお礼申し上げます。これにより各流域の治水安全度は大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られるものと期待しているところであります。
 このように着実に基盤整備が進められているものの、整備が必要な箇所はまだまだ多く残されております。地域住民からの整備要望箇所は私どもが聞いているだけでも60件以上あり、基盤整備に対する地元のニーズは非常に高い状況にあります。
 本市が目指すまちづくりを進めていくためにも、県事業の促進をはじめとします県当局のご支援等は必要不可欠です。本日は、数多くある要望事項の中から特に重要と考えております事項を選定し、要望にまいりました。
 昨年10月に実施された国勢調査の速報値によりますと、本市は県下3番目の人口となりました。また、約1兆8,000億円という製造品出荷額は県下5番目であります。日本のモノづくりを支える愛知の中でも重要な役割を担う市でありますので、是非とも多くの事業費を確保し、愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために投資していただければと切に願っております。』

要望内容

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都市計画道路「福岡線」建設事業の促進
「乙川リバーフロント地区」整備の支援
一級河川「乙川」河川改修事業の促進
一級河川「鹿乗川」河川改修事業の促進
都市計画道路「美合線」建設事業の促進
都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進
一級河川「砂川」河川改修事業の促進
一級河川「伊賀川」河川改修事業の促進
都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」建設事業の促進
10 都市計画道路「豊田西尾線」建設事業の促進

※1~5・・・重点要望事項

要望会で行った市長発言
『林建設部次長様より、本市の要望に対する整備方針について前向きでていねいなご説明をいただき、ありがとうございました。
 私からはさらに、重点要望事項の「都市計画道路 福岡線」の建設事業についてお願いいたします。
 本市では、JR岡崎駅南側に区画整理事業で新たな街づくりを進めているところでありますが、その区画整理内に平成32年開院予定の総合病院「藤田保健衛生大学病院」への救急搬送や隣接する大型商業施設へのアクセス道路として、「都市計画道路 若松線」など東西からのアクセス道路について整備を進めているところであります。病院の進出が決定してから、周辺にはホームセンター、ショッピングマート等の出店も決まり、このエリアは南部の一大拠点化が予想されております。

都市計画道路福岡線の建設事業

 今回第一優先事業として要望させていただいた「都市計画道路 福岡線」は、大学病院への南北のアクセス道路として必要不可欠な道路です。特に、福岡線の愛知県事業区間は本市南部の地域からアクセスする道路として重要な路線であることから、本市といたしましても用地取得に関して協力してまいりますので、ぜひ区画整理区域界から安城幸田線まで早期の供用が図られますようお願いいたします。
 なおこの件につきましては、岡崎市のみならず近隣の市町からも大きな期待が寄せられており、何度も私どもに対し強い要請をいただいているところでありますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 また一昨日夜、市制100周年を記念して行われた岡崎の花火大会には大村知事の御来会をいただき感謝しております。その折に私が「先般乙川河川敷の調査により現出した菅生川端石垣ですが、全400メートルのうち一部分を外から見える形で保存したいと思います」と申し上げたところ、大村知事から「あのような貴重なものはできるだけキチンと再現して残し、観光の振興のために役立てるべきだ」と激励を受けました。ぜひとも今後の保存整備事業に対してはご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。』


建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2017年) (2017.08.17)

愛知県建設部への要望会(2015年) (2015.08.02)

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2016年6月 4日 (土)

矢作古川分派堰完成に思う

矢作古川分派施設

 5月28日(土)、西尾市志貴野町においてかねてより整備が進められていた「矢作古川分派施設」の完成式の日を迎えた。この新たな堰の完成により、これまで本流である矢作川から矢作古川へ流れ込んでいた水の流れを制限し、本流に比べ脆弱であると言われていた矢作古川における水害の危険性を低減させることが期待されている。
 この矢作古川については、地元において「徳川家康公は河川改修を行ってくれたことは良いが、岡崎地域を守るため西尾で堤防が決壊するようにした」という一つの伝承がある(必ずしも事実ではない)。私もこの話を何度か聞かされたことがあり、岡崎の人間として今回の分派堰の完成はそうした意味からも喜びであり、少々ホッとしているというのが本心である。

矢作古川分派施設

 矢作川は西三河地域にとって母なる川であり、岡崎を古くから舟運の要所として栄えさせるなど、産業、経済、社会、文化の発展に深く寄与してきた歴史がある。現在においても夏の花火大会や各種イベント、散歩やスポーツ、グライダーの発着場等に広く利用されており、身近な水辺空間として多くの住民に親しまれている。
 しかしながら本市に限らず流域の各自治体においてはこれまで幾度もの豪雨を経験し、甚大な浸水被害を受けてきた。中でも平成12年の東海豪雨では上流の豊田市をはじめ、多くの自治体において広範な浸水被害が発生している。

平成20年8月末豪雨(占部右岸・井内地区)

 ことに平成20年8月末豪雨では、岡崎を中心に短時間に集中した局所的な豪雨(146.5mm/時間)であったことから、支川の中小河川が決壊・氾濫し、排水しきれない雨水で多くの家屋が床上・床下浸水をしている。岡崎市の伊賀川沿いにおいては2人の犠牲者を出したことも忘れられない事実である。

 このように深刻な浸水被害を軽減・解消するためには、母なる矢作川の早期改修が必須であり、その中でもこの分派施設は流域の治水バランスを適性に保つといった、非常に重要な役割を担っている。
 私が会長を務めている矢作川改修促進期成同盟会の長年の悲願であった事業が、この度完成を迎えたことに深く感謝を申し上げたいと思うものである。工事計画の策定、準備、着工を経て完工に至るまで多大なる御尽力をいただいた国土交通省の皆様をはじめ、御理解・御協力下さった地域の皆様、また御指導・御支援を賜った国会、県議会、市議会における各議員の皆様には心より感謝、御礼を申し上げる次第である。
 主に愛知県が主導で進めて頂いていた「床上浸水対策特別緊急事業」による河川改修も、今年2月に予定の全区間5河川の改修を完了したところである。これらの整備によって矢作川支川の浸水被害は大きく軽減されるとともに、上流に向けての改修促進も一層進展することを期待している。

 岡崎市は今年「市制施行100周年」の節目の年を迎えており、新たな時代を迎えた岡崎の、さらなる活性化と発展につながり将来のまちづくりの基礎となるよう、多くの事業を展開しているところである。今後も乙川など河川空間を活用した様々な企画で、市民・民間・行政の3者で連携を図りながら、より魅力あふれる観光産業都市の基盤となるまちづくりを進めてゆきたいと考えている。

 ちなみに今回西尾市に完成したこの矢作古川分派堰は、高さ15.94メートル、幅66.5メートルの鉄筋コンクリート製で、下部には高さ1.73メートル、幅9メートルの開口部が2ヶ所ある。矢作古川に流れ込む水量は毎秒200立方メートル以内に抑えられ、これまでの水量の3分の1となるよう設計されている。

矢作古川分派施設

 この施設は堰というにはきわめて特徴的で美しい形状に仕上がっており、洪水時でなければコンクリート敷きの部分は住民の多目的な生活の催しのスペースとして利活用できるものと思う。しかも音の響きも良さそうであるし、屋根付き部分として使用もできそうな場所もあり、夏場の屋外コンサートやイベント会場として最適な場所となりうるような気がする。さらに周辺の緑化・植栽を上手に進めることができれば、公園を兼ねた地域の名所となる可能性も秘めている。隣市ではあるが、こうした素晴らしい施設の完成を心から祝すものである。

 台風や大雨の際は氾濫を起こし、人々の安全を脅かすこともある河川も上手に使えば、普段は憩いの場、家族連れで賑わう自然豊かな水辺空間として活用することができる。これから迎えるさらなる少子高齢化の時代を考えた時、我々の身近な生活圏において、より手軽にお金をかけずに楽しめる空間を創造するということがより重要性を増すものと思う。
 市民・住民の安全安心を支え、まちの発展を支える礎となり都市に活力と賑わいをもたらす河川の整備に対し、今まで以上の連携と協力により、より良い地域社会を造り上げてゆきたいと思う式典であった。


矢作古川分派施設(堰を含む)の起工式典 (2014.05.31)

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2016年2月 6日 (土)

床上浸水対策特別緊急事業完成式典

床上浸水対策特別緊急事業完成式典(2016年2月2日)

 平成20年8月末豪雨による甚大な被害を受けて以来、本市の防災行政の一大課題となっていた市内主要5河川における「床上浸水対策特別緊急事業」が本年度をもってひとまず完了することとなった。
 平成21年度から始まったこの事業であるが、4河川(伊賀川、鹿乗川、広田川、砂川)については県が、1河川(占部川)については市が河川の拡幅と川底の掘削、橋の架け替えなどを行ってきた。
 その事業の完了を記念して、2月2日(火)午前10時よりりぶらホールにて完成式典が開かれた。当日は、大村知事、地元国会議員、県会議員、市会議員はじめ地元総代、沿線関係者、そして国・県・市の事業関係者の皆さんの多数の御出席を賜り、改めて御礼申し上げる次第である。

伊賀川改修(2013年4月撮影)

伊賀川改修(2013年4月撮影)

―当日の挨拶―
 式典のサブタイトル「平成20年8月末豪雨、岡崎の水害を忘れない」にもありますとおり、平成20年8月末豪雨の災害から早いもので、すでに7年5ヶ月の歳月が過ぎました。
 しかし、当時の悲惨な光景の記憶は薄れることなく、今でも多くの市民の皆様の記憶に鮮明に刻まれていることと思います。この、未曾有の大水害に対しては市だけではとても迅速な対応や復旧は困難であり、愛知県そして国土交通省の皆様の御尽力と御支援のおかげを持ちまして、このたび無事に事業の完成を迎えることができました。
 また、各地域の皆様方の多大なる御理解と御協力により、予定の期間での工事完了の運びとなりましたことに改めまして心から厚く御礼申し上げます。

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 今回の改修工事は地域住民の皆様の安全な生活を守ることを目的としたものでありまして、そのため伊賀川の桜を一部、伐採しなければなりませんでした。しかし伐採は必要最低限に留め、可能な箇所へは補植も行っていただいてあります。今後も〝桜咲く伊賀川の景色〟を、地域の皆様とともにしっかりと守り、次の世代へ大切に引き継いでまいりたいと考えております。

 一方で、近年全国では時間100ミリを超える豪雨が頻繁に発生するようになっております。今回の緊急改修により、豪雨に対する安全性も大きく向上するものと考えておりますが、さらなる対策の必要性も高いことから、現在本市では「総合雨水対策計画」の策定を進めております。この計画において、市と市民、事業者のそれぞれが担う役割を明確にしながら、全市が一丸となって浸水対策に取り組んで参りたいと考えております。今後も引き続き、愛知県と連携のもとで雨水対策を推進し、さらなる被害の軽減・解消にも努めてまいります。

 さて、岡崎市は本年、市制施行100周年という節目の年を迎えます。
 新世紀に入る岡崎のさらなる発展や活性化につながり、将来のまちづくりの基礎となるよう、「桜まつりの家康行列」や市内に桜のスポットをつくる「さくら100年プロジェクト」、そして本市の食べ物や伝統工芸、歴史を魅力的に結びつける「赤い糸プロジェクト」など、多くの市民の皆様とともに各種記念事業に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、新たなまちづくりの第一歩として進めております、乙川リバーフロント計画では、(仮称)乙川人道橋の工事などに着手しておりまして、いよいよ魅力的な街に生まれ変わるための事業が本格化していることが実感していただける状況となりました。この計画は、水辺空間を活用した〝活気あふれる、賑わいのまちづくり〟を民間と行政が連携して、県の河川で実施する全国の先駆けとなる事例として国の事業登録を受け、進めております。
 かつて、記録的集中豪雨の被災地として注目された岡崎は、今では河川空間を活用したまちづくりで注目されるといった変化を遂げることができました。
 今月16日には東京で開催されます「かわまちづくり全国会議シンポジウム」において、先進事例として私が紹介する予定となっております。こうした機会を通じ、今後も岡崎の取り組みを全国に発信してまいりますので、引き続き大村知事には御支援をいただき、ぜひこの「乙川リバーフロント地区かわまちづくり」を観光アイチの目玉事業の一つとして成功させてまいりたいと考えております。
 他にも、市政の着実な推進を図るため、10月完成予定の市民会館のリニューアル工事や、発達に心配のあるお子さんを総合的に支援する「こども発達センター」の建設、さらに本市南部では、平成32年の開院を目指して学校法人藤田学園の大学病院建設計画が進められるなど、誰もが訪れたい、住んでみたいと思うまちづくりを市民の皆様と共に進めてまいります。

 最後となりますが、この岡崎には多くの川が流れております。
 このたびの床上事業により改修された川を含め、市内の豊かな自然や歴史を通じてこのまちに生まれた子供たちがふるさと岡崎により大きな愛情と誇りを持てる「夢ある次の新しい岡崎」に向けまして、今後ともどうか一層のお力添えをお願い申し上げます。

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2015年11月28日 (土)

新東名開通前イベント

岡崎ハイウェイマラソン&岡崎・豊田ハイウェイウォーキング

 11月22日(日)早朝、薄曇りから晴天に向かいつつある空模様の下、新東名高速道路の開通前記念イベントである「岡崎ハイウェイマラソン&岡崎・豊田ハイウェイウォーキング」が行われました。
 これは来年本市が迎える「岡崎市制施行100周年」と今年の「新・豊田市誕生10周年」、そして来年2月の開通見通しとなった「新東名高速道路・愛知県区間(豊田東ジャンクションまで)」の開通を祝い、3つを同時にPRするために行われたものです。
 今回開通前の高速道路の本線上と営業前の岡崎サービスエリアの敷地を利用して行うイベントのうち、「ハイウェイマラソン」に関しては岡崎市が主催、「ハイウェイウォーキング」と「おもてなしイベント」については岡崎市と豊田市の共催となりました。

岡崎ハイウェイマラソン&岡崎・豊田ハイウェイウォーキング

岡崎ハイウェイマラソン&岡崎・豊田ハイウェイウォーキング

 当日は様々なステージイベントや両市の人気商品を集めたスイーツやグルメの出店もあり、マラソンやウォーキングに参加された皆さんにもイベントを十分楽しんで頂けたことと思いますが、今回、会場の都合で参加申込みに人数制限があり、またインターネットによる申込みが繋がりづらかったことで御迷惑をおかけしました。
 参加できなかった皆さんには改めてお詫びを申し上げます。

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 来年2月の正式開通の後には、この岡崎サービスエリア(ネオパーサ岡崎)は高速道路初進出となる地域の名店を備えたものとなり、東海三県でも最大規模のサービスエリアとなります。一般道路からの利用も可能となり(60台ほどの駐車場あり)、高速道路利用者だけではなく、岡崎・豊田両市民の皆さんにも御利用頂けるようになっております。近い将来、刈谷のハイウェイ・オアシスと並ぶこの地域の名所の一つとなることが期待されます。
 サービスエリアは上下線で同じ施設を共有する形となりますが、上りと下り側で外観に異なった個性を持たせてあります。上り側は東海道五十三次の宿場町をイメージさせたものであり、下り側はコノハズクをモチーフに岡崎の豊かな自然と森を表現しています

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 現在内装工事中の飲食店街には「矢場とん」や「パンのトラ」、「大正庵釜春」、「伊藤和四五郎商店」、カフェテリア「岡崎農場」、「スターバックスコーヒー」、「きっちんににぎ」、点心専門店「包宝(パオパオ)」、和食「かごの屋」、「MIKAWA FOREST」、「ジェラート・クレメリア・パラディーゾ」が出店し、さらにコンビニの「セブン-イレブン」、東海テレビとハローキティの「ポップコーン・ショップ」に加え、1,000種類のオミヤゲをとりそろえた「お土産処 三州岡崎宿」も計画されており、開業後しばらくは来訪客で大にぎわいとなることが予想されます。
 施設エリアにも色々な工夫が凝らされており、場内の案内表示にも地域性が感じられる石造りのものが多数使われております。なお車停めのモニュメントとなっている御影石(みかげいし)は工事中この地の現場から採取されたものを利用しております。
 いずれにせよ新東名の開通により東名高速の渋滞の大幅な解消が予測され、この地域の物流のさらなる向上が期待されるものです。

岡崎サービスエリア(ネオパーサ岡崎)

岡崎さくら100年プロジェクト・さくら寄贈式

 なおハイウェイマラソン当日は、会場内で「岡崎さくら100年プロジェクト・さくら寄贈式」も行われました。これは来年迎える市制施行100周年の記念事業の一つとして「市民参加による桜を活かしたまちづくり」「先人から受け継いだ桜の愛護」「新たな桜の名所づくり」を3本の柱として実施されるものです。
 今回イオングループを始めとした企業団体等の皆様の御協力によって、次の100年に岡崎の桜を引き継ぐため、桜のまちづくりを推進してゆくものです。岡崎サービスエリアにもイオングループから山桜500本、八重紅枝垂れ(やえべにしだれ)3本、舞姫7本が寄贈されました。
 これによりサービスエリア周辺でも510本の桜が新たに植樹されることになり、この地が新しい桜の名所となることが期待されます。

 今年度は、11月15日の大門地区、矢作地区の植樹式に加え、全市で22ヶ所、1154本の桜が植樹されることになります。今後とも市民の皆様や多くの企業団体の御理解と御協力の下、さらなる美しいまちづくりを行いますのでどうぞよろしくお願い致します。

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2015年11月 1日 (日)

平成27年度 国道301号・473号合同要望会

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 国や県への要望活動には、個別の自治体で行うもの、地域の自治体が合同で行うもの、または川や道路の沿線の自治体だけで行うものと様々な形がある。
 10月23日(金)に県庁で行われた会は、毎年、岡崎市・豊田市・蒲郡市・新城市の4市が合同で行う、国道301号と473号の道路建設・整備に係る県に対する要望活動である。大きな事業、多額の予算を要する仕事は一度陳情したくらいでかなうものではない。そのため内容は大きく変わらないが、継続的に地元の熱意を表明する意味も含めて毎年要望活動を行っているのである。
 私の立場からすると、もう一年経ってしまったのかと思わされるものがある。
 まずそれぞれの道路の会(正式名称は「一般国道301号道路整備促進期成同盟会」と「国道473号整備促進協議会」)の会長の挨拶から始まり、各市市長の要望、地元県会議員の代表の発言と続き、それに対する愛知県建設部からの答弁という形で行われた。

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―国道473号に関する要望の要旨―

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国道473号は、三河地域の海岸部と山間部を南北に結ぶ道路であり、かつ南から名豊道路、国道1号、新東名高速道路、国道301号など東西の幹線道路と交差する主要幹線であります。三河地域の相互交流と産業活動を支える道路として、今年度の新東名高速道路開通後はさらに交通量が増えることが予想されます。
 また、重要港湾であり完成自動車の輸出入の拠点である三河港や、平成32年には一部施設の操業が予定されている「豊田・岡崎地区研究開発施設」へのアクセス道路として重要な存在です。さらに災害時には、三河圏域の住民生活、安全安心を支える緊急輸送連絡ルートとして活用されることが考えられます。
 本市東部の新たな玄関口となる新東名高速道路「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路である岡崎~額田バイパスについては、今年3月15日に一部区間を供用開始して頂いたところであります。残る区間についても、新東名開通にあわせて続いて整備をお願いします。
 一方、岡崎市と蒲郡市をつなぐ通称「新箱根ルート」では、平成23年、24年と連続して土砂崩壊による通行止めが発生しております。

鉢地坂トンネル(国道473号)

 私が県会議員時代から度々拡幅の要望を申し上げてきた鉢地坂(はっちざか)トンネルにつきましても、幅員がわずか5メートルで昭和8年の建設から相当年数が経過しています。新東名の開通後には蒲郡方面への物流ルートとして交通量の増加も見込まれることから、現在進行中のバイパス整備終了後には、引き続いて蒲郡方面への新たなバイパス計画の策定を進めることを要望致します。
 そして、岡崎市の南大須町から桜形町、小久田町から切山町、豊田市黒坂町から神殿町の区間においても幅員が狭く、歩道も設置されておらず、見通しの悪いカーブや崩れるおそれのある路肩も目につきます。当区間の道路改良の促進をお願い致します。

―国道301号に関する要望の要旨―

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国道301号は、広域的な幹線道路であると共に、地域生活に密着した道路でもあります。本市における区間は、豊田市との市境を沿うように道が走っており、「豊田・岡崎地区研究開発施設」への東からの重要なアクセスルートとなっています。
 最近は大型車両の通行が増えておりますが、切山町の一部では幅員が狭く歩道もない状況にあります。301号はこの地域の生活道路でもあり、一部は通学バスの運行経路になっていることから安全確保が急務となっています。切山町内につきましては早期の道路拡幅を要望致します。
 県当局におかれましては、厳しい財政状況の中ではありますが、当地域の経済活動の維持・発展と市民生活の向上のため広域的ネットワークが確保できますよう、また併せて災害時の広域的応急対策活動のためにも一層の御理解を頂けますようお願い致します。
 また、御臨席いただきました県議会議員の先生方におかれましても、事業促進に対しまして御支援を賜りますよう重ねお願い申し上げます。』


平成25年度 国道301号・473号合同要望会 (2014.02.18)

平成29年度 国道301号・473号合同要望会 (2017.11.10)

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2015年10月22日 (木)

自由民主党・西三河地区「地域連絡会議」

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 10月10日(日)、午後2時より、恒例の自由民主党愛知県支部連合会による西三河地区「地域連絡会議」が行われた。
 これは西三河9市1町の各首長による、国・県への施策の要望と提言を行うものである。西三河地域の自民党のすべての国会議員、県会議員が出席して行われる重要な政策懇談会でもある。

 当日少し早めに到着したので久し振りにお会いする県議時代の同僚議員と語らっていたところ、県連役員の議員さんから「内田さん、まだ市長をやっておったかね。ウワサじゃ吉本と契約したと聞いたが」とジョークをかまされてしまった。いずれにせよ、連絡した訳でもないのに他市の人々にもPRが伝わるテレビの効果の大きさを再認識するものであった。
 私は3番目に発言の機会を頂き、下記の9項目の地元事業の要望活動を行った。

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1.「乙川リバーフロント地区整備推進事業」
 この事業は、市内を流れる乙川の優れた水辺空間と独自の歴史遺産を活用した新しい町づくりを推進するものです。「観光愛知」を目指す県と同様の意思で行われるものであり、観光産業都市を目指して平成31年度まで5ヶ年で基本整備を行います。
 今年3月に国交省の「かわまちづくり支援制度」の登録を受け(愛知県で初)、また、今年度の国の社会資本整備総合交付金につきまして満額回答頂けたことをお礼申し上げると共に重ねてのお力添えをお願いします。

2.「東岡崎駅周辺地区整備推進事業」
 「誰もが使いやすい、にぎわいの交流拠点」を目指してこれまで行ってきた事業ですが、今後は乙川リバーフロント地区整備と一体化して、駅前広場の整備と共に市街地への回遊ネットワークづくりのためペデストリアンデッキの整備も行います。
 駅と乙川の中間の「北東街区」については、国の「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」の立地適正化計画に基づき整備してゆきたいと考えております。

3.「シビックコア地区整備事業」

 本事業は、本市南部の玄関口であるJR岡崎駅周辺における都市機能整備と地区の特性を活かした回遊性と賑わいを創出するために、中心拠点誘導施設やペデストリアンデッキ、公園を一体化して整備するものです。

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4.「スマートインターチェンジ整備事業促進」
 38万都市である岡崎の高速道路アクセスは、新東名の開通により、新東名と現東名のインターチェンジがそれぞれ一ヶ所ずつあることとなります。しかしいずれもが市の東部にあり、西部に市街地が密集する本市としては、スマートインターチェンジによる新たなアクセスルートが不可欠であります。この事業により渋滞緩和、交流促進、観光、商業、企業誘致の促進も含め、三河全域に対する影響も大なるものがあります。

5.「土地区画整理事業促進」
 本市では岡崎駅東、岡崎駅南、岡崎蓑川南部、岡崎真伝の4つの土地区画整理事業を実施しており、いずれも各地の今後のまちづくりの要の事業となっております。引き続き財政支援をお願いします。

6.「都市計画道路岡崎刈谷線拡幅計画の促進」「都市計画道路福岡線建設事業の促進」

 いずれも平成32年に開院予定となっている藤田学園の大学病院へのアクセス道路として市内のみならず、周辺地区との連絡道路として重要なものであります。さらに病院周辺には生活利便施設として進出する企業(スーパーマーケット、ホームセンター)も決定し、早期整備が必要となっております。

7.「農村地域防災減災事業」

 岡崎市には全部で140のため池があります。耐震診断によって89ヶ所に危険性が認められ、なかでも28ヶ所については、早期の危険対応策が必要と考えられます。

8.「河川改修事業促進(4河川)」
 市の中心を流れる乙川と伊賀川については、平成20年8月末豪雨災害による緊急対策事業が優先して行われたため、ともに通常の河川改修が遅れております。乙川においては美合町の六斗目川合流点までの河道改修と遊水池の整備が、伊賀川においては小呂川との合流地点までの改修事業が急務となっています。
 砂川については、床上事業で改修を進めているが、この地区の浸水対策として狭あい箇所のJR東海道本線と県道岡崎幸田線の交差部の改修が必要となります。南部にできる大学病院への東側アクセス道路と隣接するため、一体整備が不可欠です。
 鹿乗川についても、JR東海道本線交差部の改修と名鉄本線までの早期改修が必要であります。

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9.「県所有施設の地元移管に係る補助事業」
 今年度4月に、県営岡崎総合運動場を岡崎市に移管することで県との間で基本合意ができました。本来この件は今から8年ほど前、私が県会議長であった時に岡崎を先に第3種陸上競技場として整備するはずであったものを、「尾張には一宮にしか施設がない」ということで尾張地区に順番をゆずった経緯もあり、ぜひ指定管理機関の一年延長と、整備事業への補助をお願いします。

 以上の9事業はいずれも岡崎市の今後にとって重要かつ不可欠なものであり、国、県ともによろしくお力添えの程お願い申し上げます。(以上要旨です。)

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