道路の整備と治水

2016年8月25日 (木)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会

建設事業の促進に関する要望会(2016年8月8日)

 毎年恒例の本市の重点建設事業の県への要望会を8月8日(月)、県庁にて行いましたので御報告申し上げます。以下は当日の挨拶、要望内容の概要、そして要望会で行った私の発言です。

当日の挨拶
『岡崎市長の内田です。26年間、県議会に通っておりましたので県庁に参りますと何となく懐かしいふるさとに戻ってきたような思いが致します。
 本日は、公務ご多忙の中、林建設部次長をはじめとする県幹部の皆様方、ならびに中根議員をはじめとする県議会議員の皆様方にご臨席賜りましたことを、厚くお礼申し上げます。また、愛知県におかれましては、本市の道路、河川をはじめとする都市基盤整備事業の推進にご理解とご尽力を賜り、重ねてお礼を申し上げます。
 さて、本市では第6次総合計画に掲げております「人・水・緑が輝く 活気に満ちた美しい都市 岡崎」の実現に向けて都市基盤の整備を図り、快適で魅力あるまちづくりに積極的に取り組んでおります。
 こうした中、昨年3月には「かわまちづくり」の認定を、今年5月には「歴史まちづくり」の認定をいただきまして、これまで私が提唱してまいりました〝岡崎市の歴史的文化遺産と乙川の流れと水辺空間を活かしたまちづくり〟が本格的に始動いたしました。
 大正5年に県下で3番目に市制を施行した本市は、去る7月1日に市制施行100周年を迎えました。これを契機として、新時代を迎えた岡崎のさらなる発展や活性化につながる事業を展開し、魅力ある観光産業都市の創造を目指してまいります。そのためには、官民問わず各関係機関で連携・調整をより密にし、計画的かつ効果的に様々な事業を進めていく必要がありますが、中でも、道路、河川といった都市基盤の整備は市民生活への影響が非常に大きく、とりわけ県所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っております。

 道路事業につきましては、今年2月13日の新東名高速道路の開通に合わせ、「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路であります国道473号バイパス全線を開通していただき、誠にありがとうございました。

国道473号バイパス

 「岡崎東インターチェンジ」の交通状況は開通翌日から1ヶ月間、1日約6,000台の利用があったと聞いております。本市東部の新たな玄関として、今後ますますこのバイパス道路の重要性が高まるものと考えております。
 また、治水事業につきましては、今年2月に床上浸水対策特別緊急事業により、計画区間全線の河川改修をしていただき、重ねてお礼申し上げます。これにより各流域の治水安全度は大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られるものと期待しているところであります。
 このように着実に基盤整備が進められているものの、整備が必要な箇所はまだまだ多く残されております。地域住民からの整備要望箇所は私どもが聞いているだけでも60件以上あり、基盤整備に対する地元のニーズは非常に高い状況にあります。
 本市が目指すまちづくりを進めていくためにも、県事業の促進をはじめとします県当局のご支援等は必要不可欠です。本日は、数多くある要望事項の中から特に重要と考えております事項を選定し、要望にまいりました。
 昨年10月に実施された国勢調査の速報値によりますと、本市は県下3番目の人口となりました。また、約1兆8,000億円という製造品出荷額は県下5番目であります。日本のモノづくりを支える愛知の中でも重要な役割を担う市でありますので、是非とも多くの事業費を確保し、愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために投資していただければと切に願っております。』

要望内容

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都市計画道路「福岡線」建設事業の促進
「乙川リバーフロント地区」整備の支援
一級河川「乙川」河川改修事業の促進
一級河川「鹿乗川」河川改修事業の促進
都市計画道路「美合線」建設事業の促進
都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進
一級河川「砂川」河川改修事業の促進
一級河川「伊賀川」河川改修事業の促進
都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」建設事業の促進
10 都市計画道路「豊田西尾線」建設事業の促進

※1~5・・・重点要望事項

要望会で行った市長発言
『林建設部次長様より、本市の要望に対する整備方針について前向きでていねいなご説明をいただき、ありがとうございました。
 私からはさらに、重点要望事項の「都市計画道路 福岡線」の建設事業についてお願いいたします。
 本市では、JR岡崎駅南側に区画整理事業で新たな街づくりを進めているところでありますが、その区画整理内に平成32年開院予定の総合病院「藤田保健衛生大学病院」への救急搬送や隣接する大型商業施設へのアクセス道路として、「都市計画道路 若松線」など東西からのアクセス道路について整備を進めているところであります。病院の進出が決定してから、周辺にはホームセンター、ショッピングマート等の出店も決まり、このエリアは南部の一大拠点化が予想されております。

都市計画道路福岡線の建設事業

 今回第一優先事業として要望させていただいた「都市計画道路 福岡線」は、大学病院への南北のアクセス道路として必要不可欠な道路です。特に、福岡線の愛知県事業区間は本市南部の地域からアクセスする道路として重要な路線であることから、本市といたしましても用地取得に関して協力してまいりますので、ぜひ区画整理区域界から安城幸田線まで早期の供用が図られますようお願いいたします。
 なおこの件につきましては、岡崎市のみならず近隣の市町からも大きな期待が寄せられており、何度も私どもに対し強い要請をいただいているところでありますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 また一昨日夜、市制100周年を記念して行われた岡崎の花火大会には大村知事の御来会をいただき感謝しております。その折に私が「先般乙川河川敷の調査により現出した菅生川端石垣ですが、全400メートルのうち一部分を外から見える形で保存したいと思います」と申し上げたところ、大村知事から「あのような貴重なものはできるだけキチンと再現して残し、観光の振興のために役立てるべきだ」と激励を受けました。ぜひとも今後の保存整備事業に対してはご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。』


愛知県建設部への要望会(2015年) (2015.08.02)

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2016年6月 4日 (土)

矢作古川分派堰完成に思う

矢作古川分派施設

 5月28日(土)、西尾市志貴野町においてかねてより整備が進められていた「矢作古川分派施設」の完成式の日を迎えた。この新たな堰の完成により、これまで本流である矢作川から矢作古川へ流れ込んでいた水の流れを制限し、本流に比べ脆弱であると言われていた矢作古川における水害の危険性を低減させることが期待されている。
 この矢作古川については、地元において「徳川家康公は河川改修を行ってくれたことは良いが、岡崎地域を守るため西尾で堤防が決壊するようにした」という一つの伝承がある(必ずしも事実ではない)。私もこの話を何度か聞かされたことがあり、岡崎の人間として今回の分派堰の完成はそうした意味からも喜びであり、少々ホッとしているというのが本心である。

矢作古川分派施設

 矢作川は西三河地域にとって母なる川であり、岡崎を古くから舟運の要所として栄えさせるなど、産業、経済、社会、文化の発展に深く寄与してきた歴史がある。現在においても夏の花火大会や各種イベント、散歩やスポーツ、グライダーの発着場等に広く利用されており、身近な水辺空間として多くの住民に親しまれている。
 しかしながら本市に限らず流域の各自治体においてはこれまで幾度もの豪雨を経験し、甚大な浸水被害を受けてきた。中でも平成12年の東海豪雨では上流の豊田市をはじめ、多くの自治体において広範な浸水被害が発生している。

平成20年8月末豪雨(占部右岸・井内地区)

 ことに平成20年8月末豪雨では、岡崎を中心に短時間に集中した局所的な豪雨(146.5mm/時間)であったことから、支川の中小河川が決壊・氾濫し、排水しきれない雨水で多くの家屋が床上・床下浸水をしている。岡崎市の伊賀川沿いにおいては2人の犠牲者を出したことも忘れられない事実である。

 このように深刻な浸水被害を軽減・解消するためには、母なる矢作川の早期改修が必須であり、その中でもこの分派施設は流域の治水バランスを適性に保つといった、非常に重要な役割を担っている。
 私が会長を務めている矢作川改修促進期成同盟会の長年の悲願であった事業が、この度完成を迎えたことに深く感謝を申し上げたいと思うものである。工事計画の策定、準備、着工を経て完工に至るまで多大なる御尽力をいただいた国土交通省の皆様をはじめ、御理解・御協力下さった地域の皆様、また御指導・御支援を賜った国会、県議会、市議会における各議員の皆様には心より感謝、御礼を申し上げる次第である。
 主に愛知県が主導で進めて頂いていた「床上浸水対策特別緊急事業」による河川改修も、今年2月に予定の全区間5河川の改修を完了したところである。これらの整備によって矢作川支川の浸水被害は大きく軽減されるとともに、上流に向けての改修促進も一層進展することを期待している。

 岡崎市は今年「市制施行100周年」の節目の年を迎えており、新たな時代を迎えた岡崎の、さらなる活性化と発展につながり将来のまちづくりの基礎となるよう、多くの事業を展開しているところである。今後も乙川など河川空間を活用した様々な企画で、市民・民間・行政の3者で連携を図りながら、より魅力あふれる観光産業都市の基盤となるまちづくりを進めてゆきたいと考えている。

 ちなみに今回西尾市に完成したこの矢作古川分派堰は、高さ15.94メートル、幅66.5メートルの鉄筋コンクリート製で、下部には高さ1.73メートル、幅9メートルの開口部が2ヶ所ある。矢作古川に流れ込む水量は毎秒200立方メートル以内に抑えられ、これまでの水量の3分の1となるよう設計されている。

矢作古川分派施設

 この施設は堰というにはきわめて特徴的で美しい形状に仕上がっており、洪水時でなければコンクリート敷きの部分は住民の多目的な生活の催しのスペースとして利活用できるものと思う。しかも音の響きも良さそうであるし、屋根付き部分として使用もできそうな場所もあり、夏場の屋外コンサートやイベント会場として最適な場所となりうるような気がする。さらに周辺の緑化・植栽を上手に進めることができれば、公園を兼ねた地域の名所となる可能性も秘めている。隣市ではあるが、こうした素晴らしい施設の完成を心から祝すものである。

 台風や大雨の際は氾濫を起こし、人々の安全を脅かすこともある河川も上手に使えば、普段は憩いの場、家族連れで賑わう自然豊かな水辺空間として活用することができる。これから迎えるさらなる少子高齢化の時代を考えた時、我々の身近な生活圏において、より手軽にお金をかけずに楽しめる空間を創造するということがより重要性を増すものと思う。
 市民・住民の安全安心を支え、まちの発展を支える礎となり都市に活力と賑わいをもたらす河川の整備に対し、今まで以上の連携と協力により、より良い地域社会を造り上げてゆきたいと思う式典であった。


矢作古川分派施設(堰を含む)の起工式典 (2014.05.31)

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2016年2月 6日 (土)

床上浸水対策特別緊急事業完成式典

床上浸水対策特別緊急事業完成式典(2016年2月2日)

 平成20年8月末豪雨による甚大な被害を受けて以来、本市の防災行政の一大課題となっていた市内主要5河川における「床上浸水対策特別緊急事業」が本年度をもってひとまず完了することとなった。
 平成21年度から始まったこの事業であるが、4河川(伊賀川、鹿乗川、広田川、砂川)については県が、1河川(占部川)については市が河川の拡幅と川底の掘削、橋の架け替えなどを行ってきた。
 その事業の完了を記念して、2月2日(火)午前10時よりりぶらホールにて完成式典が開かれた。当日は、大村知事、地元国会議員、県会議員、市会議員はじめ地元総代、沿線関係者、そして国・県・市の事業関係者の皆さんの多数の御出席を賜り、改めて御礼申し上げる次第である。

伊賀川改修(2013年4月撮影)

伊賀川改修(2013年4月撮影)

―当日の挨拶―
 式典のサブタイトル「平成20年8月末豪雨、岡崎の水害を忘れない」にもありますとおり、平成20年8月末豪雨の災害から早いもので、すでに7年5ヶ月の歳月が過ぎました。
 しかし、当時の悲惨な光景の記憶は薄れることなく、今でも多くの市民の皆様の記憶に鮮明に刻まれていることと思います。この、未曾有の大水害に対しては市だけではとても迅速な対応や復旧は困難であり、愛知県そして国土交通省の皆様の御尽力と御支援のおかげを持ちまして、このたび無事に事業の完成を迎えることができました。
 また、各地域の皆様方の多大なる御理解と御協力により、予定の期間での工事完了の運びとなりましたことに改めまして心から厚く御礼申し上げます。

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 今回の改修工事は地域住民の皆様の安全な生活を守ることを目的としたものでありまして、そのため伊賀川の桜を一部、伐採しなければなりませんでした。しかし伐採は必要最低限に留め、可能な箇所へは補植も行っていただいてあります。今後も〝桜咲く伊賀川の景色〟を、地域の皆様とともにしっかりと守り、次の世代へ大切に引き継いでまいりたいと考えております。

 一方で、近年全国では時間100ミリを超える豪雨が頻繁に発生するようになっております。今回の緊急改修により、豪雨に対する安全性も大きく向上するものと考えておりますが、さらなる対策の必要性も高いことから、現在本市では「総合雨水対策計画」の策定を進めております。この計画において、市と市民、事業者のそれぞれが担う役割を明確にしながら、全市が一丸となって浸水対策に取り組んで参りたいと考えております。今後も引き続き、愛知県と連携のもとで雨水対策を推進し、さらなる被害の軽減・解消にも努めてまいります。

 さて、岡崎市は本年、市制施行100周年という節目の年を迎えます。
 新世紀に入る岡崎のさらなる発展や活性化につながり、将来のまちづくりの基礎となるよう、「桜まつりの家康行列」や市内に桜のスポットをつくる「さくら100年プロジェクト」、そして本市の食べ物や伝統工芸、歴史を魅力的に結びつける「赤い糸プロジェクト」など、多くの市民の皆様とともに各種記念事業に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、新たなまちづくりの第一歩として進めております、乙川リバーフロント計画では、(仮称)乙川人道橋の工事などに着手しておりまして、いよいよ魅力的な街に生まれ変わるための事業が本格化していることが実感していただける状況となりました。この計画は、水辺空間を活用した〝活気あふれる、賑わいのまちづくり〟を民間と行政が連携して、県の河川で実施する全国の先駆けとなる事例として国の事業登録を受け、進めております。
 かつて、記録的集中豪雨の被災地として注目された岡崎は、今では河川空間を活用したまちづくりで注目されるといった変化を遂げることができました。
 今月16日には東京で開催されます「かわまちづくり全国会議シンポジウム」において、先進事例として私が紹介する予定となっております。こうした機会を通じ、今後も岡崎の取り組みを全国に発信してまいりますので、引き続き大村知事には御支援をいただき、ぜひこの「乙川リバーフロント地区かわまちづくり」を観光アイチの目玉事業の一つとして成功させてまいりたいと考えております。
 他にも、市政の着実な推進を図るため、10月完成予定の市民会館のリニューアル工事や、発達に心配のあるお子さんを総合的に支援する「こども発達センター」の建設、さらに本市南部では、平成32年の開院を目指して学校法人藤田学園の大学病院建設計画が進められるなど、誰もが訪れたい、住んでみたいと思うまちづくりを市民の皆様と共に進めてまいります。

 最後となりますが、この岡崎には多くの川が流れております。
 このたびの床上事業により改修された川を含め、市内の豊かな自然や歴史を通じてこのまちに生まれた子供たちがふるさと岡崎により大きな愛情と誇りを持てる「夢ある次の新しい岡崎」に向けまして、今後ともどうか一層のお力添えをお願い申し上げます。

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2015年11月28日 (土)

新東名開通前イベント

岡崎ハイウェイマラソン&岡崎・豊田ハイウェイウォーキング

 11月22日(日)早朝、薄曇りから晴天に向かいつつある空模様の下、新東名高速道路の開通前記念イベントである「岡崎ハイウェイマラソン&岡崎・豊田ハイウェイウォーキング」が行われました。
 これは来年本市が迎える「岡崎市制施行100周年」と今年の「新・豊田市誕生10周年」、そして来年2月の開通見通しとなった「新東名高速道路・愛知県区間(豊田東ジャンクションまで)」の開通を祝い、3つを同時にPRするために行われたものです。
 今回開通前の高速道路の本線上と営業前の岡崎サービスエリアの敷地を利用して行うイベントのうち、「ハイウェイマラソン」に関しては岡崎市が主催、「ハイウェイウォーキング」と「おもてなしイベント」については岡崎市と豊田市の共催となりました。

岡崎ハイウェイマラソン&岡崎・豊田ハイウェイウォーキング

岡崎ハイウェイマラソン&岡崎・豊田ハイウェイウォーキング

 当日は様々なステージイベントや両市の人気商品を集めたスイーツやグルメの出店もあり、マラソンやウォーキングに参加された皆さんにもイベントを十分楽しんで頂けたことと思いますが、今回、会場の都合で参加申込みに人数制限があり、またインターネットによる申込みが繋がりづらかったことで御迷惑をおかけしました。
 参加できなかった皆さんには改めてお詫びを申し上げます。

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 来年2月の正式開通の後には、この岡崎サービスエリア(ネオパーサ岡崎)は高速道路初進出となる地域の名店を備えたものとなり、東海三県でも最大規模のサービスエリアとなります。一般道路からの利用も可能となり(60台ほどの駐車場あり)、高速道路利用者だけではなく、岡崎・豊田両市民の皆さんにも御利用頂けるようになっております。近い将来、刈谷のハイウェイ・オアシスと並ぶこの地域の名所の一つとなることが期待されます。
 サービスエリアは上下線で同じ施設を共有する形となりますが、上りと下り側で外観に異なった個性を持たせてあります。上り側は東海道五十三次の宿場町をイメージさせたものであり、下り側はコノハズクをモチーフに岡崎の豊かな自然と森を表現しています

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 現在内装工事中の飲食店街には「矢場とん」や「パンのトラ」、「大正庵釜春」、「伊藤和四五郎商店」、カフェテリア「岡崎農場」、「スターバックスコーヒー」、「きっちんににぎ」、点心専門店「包宝(パオパオ)」、和食「かごの屋」、「MIKAWA FOREST」、「ジェラート・クレメリア・パラディーゾ」が出店し、さらにコンビニの「セブン-イレブン」、東海テレビとハローキティの「ポップコーン・ショップ」に加え、1,000種類のオミヤゲをとりそろえた「お土産処 三州岡崎宿」も計画されており、開業後しばらくは来訪客で大にぎわいとなることが予想されます。
 施設エリアにも色々な工夫が凝らされており、場内の案内表示にも地域性が感じられる石造りのものが多数使われております。なお車停めのモニュメントとなっている御影石(みかげいし)は工事中この地の現場から採取されたものを利用しております。
 いずれにせよ新東名の開通により東名高速の渋滞の大幅な解消が予測され、この地域の物流のさらなる向上が期待されるものです。

岡崎サービスエリア(ネオパーサ岡崎)

岡崎さくら100年プロジェクト・さくら寄贈式

 なおハイウェイマラソン当日は、会場内で「岡崎さくら100年プロジェクト・さくら寄贈式」も行われました。これは来年迎える市制施行100周年の記念事業の一つとして「市民参加による桜を活かしたまちづくり」「先人から受け継いだ桜の愛護」「新たな桜の名所づくり」を3本の柱として実施されるものです。
 今回イオングループを始めとした企業団体等の皆様の御協力によって、次の100年に岡崎の桜を引き継ぐため、桜のまちづくりを推進してゆくものです。岡崎サービスエリアにもイオングループから山桜500本、八重紅枝垂れ(やえべにしだれ)3本、舞姫7本が寄贈されました。
 これによりサービスエリア周辺でも510本の桜が新たに植樹されることになり、この地が新しい桜の名所となることが期待されます。

 今年度は、11月15日の大門地区、矢作地区の植樹式に加え、全市で22ヶ所、1154本の桜が植樹されることになります。今後とも市民の皆様や多くの企業団体の御理解と御協力の下、さらなる美しいまちづくりを行いますのでどうぞよろしくお願い致します。

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2015年11月 1日 (日)

平成27年度 国道301号・473号合同要望会

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 国や県への要望活動には、個別の自治体で行うもの、地域の自治体が合同で行うもの、または川や道路の沿線の自治体だけで行うものと様々な形がある。
 10月23日(金)に県庁で行われた会は、毎年、岡崎市・豊田市・蒲郡市・新城市の4市が合同で行う、国道301号と473号の道路建設・整備に係る県に対する要望活動である。大きな事業、多額の予算を要する仕事は一度陳情したくらいでかなうものではない。そのため内容は大きく変わらないが、継続的に地元の熱意を表明する意味も含めて毎年要望活動を行っているのである。
 私の立場からすると、もう一年経ってしまったのかと思わされるものがある。
 まずそれぞれの道路の会(正式名称は「一般国道301号道路整備促進期成同盟会」と「国道473号整備促進協議会」)の会長の挨拶から始まり、各市市長の要望、地元県会議員の代表の発言と続き、それに対する愛知県建設部からの答弁という形で行われた。

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―国道473号に関する要望の要旨―

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国道473号は、三河地域の海岸部と山間部を南北に結ぶ道路であり、かつ南から名豊道路、国道1号、新東名高速道路、国道301号など東西の幹線道路と交差する主要幹線であります。三河地域の相互交流と産業活動を支える道路として、今年度の新東名高速道路開通後はさらに交通量が増えることが予想されます。
 また、重要港湾であり完成自動車の輸出入の拠点である三河港や、平成32年には一部施設の操業が予定されている「豊田・岡崎地区研究開発施設」へのアクセス道路として重要な存在です。さらに災害時には、三河圏域の住民生活、安全安心を支える緊急輸送連絡ルートとして活用されることが考えられます。
 本市東部の新たな玄関口となる新東名高速道路「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路である岡崎~額田バイパスについては、今年3月15日に一部区間を供用開始して頂いたところであります。残る区間についても、新東名開通にあわせて続いて整備をお願いします。
 一方、岡崎市と蒲郡市をつなぐ通称「新箱根ルート」では、平成23年、24年と連続して土砂崩壊による通行止めが発生しております。

鉢地坂トンネル(国道473号)

 私が県会議員時代から度々拡幅の要望を申し上げてきた鉢地坂(はっちざか)トンネルにつきましても、幅員がわずか5メートルで昭和8年の建設から相当年数が経過しています。新東名の開通後には蒲郡方面への物流ルートとして交通量の増加も見込まれることから、現在進行中のバイパス整備終了後には、引き続いて蒲郡方面への新たなバイパス計画の策定を進めることを要望致します。
 そして、岡崎市の南大須町から桜形町、小久田町から切山町、豊田市黒坂町から神殿町の区間においても幅員が狭く、歩道も設置されておらず、見通しの悪いカーブや崩れるおそれのある路肩も目につきます。当区間の道路改良の促進をお願い致します。

―国道301号に関する要望の要旨―

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国道301号は、広域的な幹線道路であると共に、地域生活に密着した道路でもあります。本市における区間は、豊田市との市境を沿うように道が走っており、「豊田・岡崎地区研究開発施設」への東からの重要なアクセスルートとなっています。
 最近は大型車両の通行が増えておりますが、切山町の一部では幅員が狭く歩道もない状況にあります。301号はこの地域の生活道路でもあり、一部は通学バスの運行経路になっていることから安全確保が急務となっています。切山町内につきましては早期の道路拡幅を要望致します。
 県当局におかれましては、厳しい財政状況の中ではありますが、当地域の経済活動の維持・発展と市民生活の向上のため広域的ネットワークが確保できますよう、また併せて災害時の広域的応急対策活動のためにも一層の御理解を頂けますようお願い致します。
 また、御臨席いただきました県議会議員の先生方におかれましても、事業促進に対しまして御支援を賜りますよう重ねお願い申し上げます。』


平成25年度 国道301号・473号合同要望会 (2014.02.18)

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2015年10月22日 (木)

自由民主党・西三河地区「地域連絡会議」

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 10月10日(日)、午後2時より、恒例の自由民主党愛知県支部連合会による西三河地区「地域連絡会議」が行われた。
 これは西三河9市1町の各首長による、国・県への施策の要望と提言を行うものである。西三河地域の自民党のすべての国会議員、県会議員が出席して行われる重要な政策懇談会でもある。

 当日少し早めに到着したので久し振りにお会いする県議時代の同僚議員と語らっていたところ、県連役員の議員さんから「内田さん、まだ市長をやっておったかね。ウワサじゃ吉本と契約したと聞いたが」とジョークをかまされてしまった。いずれにせよ、連絡した訳でもないのに他市の人々にもPRが伝わるテレビの効果の大きさを再認識するものであった。
 私は3番目に発言の機会を頂き、下記の9項目の地元事業の要望活動を行った。

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1.「乙川リバーフロント地区整備推進事業」
 この事業は、市内を流れる乙川の優れた水辺空間と独自の歴史遺産を活用した新しい町づくりを推進するものです。「観光愛知」を目指す県と同様の意思で行われるものであり、観光産業都市を目指して平成31年度まで5ヶ年で基本整備を行います。
 今年3月に国交省の「かわまちづくり支援制度」の登録を受け(愛知県で初)、また、今年度の国の社会資本整備総合交付金につきまして満額回答頂けたことをお礼申し上げると共に重ねてのお力添えをお願いします。

2.「東岡崎駅周辺地区整備推進事業」
 「誰もが使いやすい、にぎわいの交流拠点」を目指してこれまで行ってきた事業ですが、今後は乙川リバーフロント地区整備と一体化して、駅前広場の整備と共に市街地への回遊ネットワークづくりのためペデストリアンデッキの整備も行います。
 駅と乙川の中間の「北東街区」については、国の「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」の立地適正化計画に基づき整備してゆきたいと考えております。

3.「シビックコア地区整備事業」

 本事業は、本市南部の玄関口であるJR岡崎駅周辺における都市機能整備と地区の特性を活かした回遊性と賑わいを創出するために、中心拠点誘導施設やペデストリアンデッキ、公園を一体化して整備するものです。

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4.「スマートインターチェンジ整備事業促進」
 38万都市である岡崎の高速道路アクセスは、新東名の開通により、新東名と現東名のインターチェンジがそれぞれ一ヶ所ずつあることとなります。しかしいずれもが市の東部にあり、西部に市街地が密集する本市としては、スマートインターチェンジによる新たなアクセスルートが不可欠であります。この事業により渋滞緩和、交流促進、観光、商業、企業誘致の促進も含め、三河全域に対する影響も大なるものがあります。

5.「土地区画整理事業促進」
 本市では岡崎駅東、岡崎駅南、岡崎蓑川南部、岡崎真伝の4つの土地区画整理事業を実施しており、いずれも各地の今後のまちづくりの要の事業となっております。引き続き財政支援をお願いします。

6.「都市計画道路岡崎刈谷線拡幅計画の促進」「都市計画道路福岡線建設事業の促進」

 いずれも平成32年に開院予定となっている藤田学園の大学病院へのアクセス道路として市内のみならず、周辺地区との連絡道路として重要なものであります。さらに病院周辺には生活利便施設として進出する企業(スーパーマーケット、ホームセンター)も決定し、早期整備が必要となっております。

7.「農村地域防災減災事業」

 岡崎市には全部で140のため池があります。耐震診断によって89ヶ所に危険性が認められ、なかでも28ヶ所については、早期の危険対応策が必要と考えられます。

8.「河川改修事業促進(4河川)」
 市の中心を流れる乙川と伊賀川については、平成20年8月末豪雨災害による緊急対策事業が優先して行われたため、ともに通常の河川改修が遅れております。乙川においては美合町の六斗目川合流点までの河道改修と遊水池の整備が、伊賀川においては小呂川との合流地点までの改修事業が急務となっています。
 砂川については、床上事業で改修を進めているが、この地区の浸水対策として狭あい箇所のJR東海道本線と県道岡崎幸田線の交差部の改修が必要となります。南部にできる大学病院への東側アクセス道路と隣接するため、一体整備が不可欠です。
 鹿乗川についても、JR東海道本線交差部の改修と名鉄本線までの早期改修が必要であります。

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9.「県所有施設の地元移管に係る補助事業」
 今年度4月に、県営岡崎総合運動場を岡崎市に移管することで県との間で基本合意ができました。本来この件は今から8年ほど前、私が県会議長であった時に岡崎を先に第3種陸上競技場として整備するはずであったものを、「尾張には一宮にしか施設がない」ということで尾張地区に順番をゆずった経緯もあり、ぜひ指定管理機関の一年延長と、整備事業への補助をお願いします。

 以上の9事業はいずれも岡崎市の今後にとって重要かつ不可欠なものであり、国、県ともによろしくお力添えの程お願い申し上げます。(以上要旨です。)

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2015年8月 2日 (日)

愛知県建設部への要望会(2015年)

愛知県建設部への要望会

 7月22日(水)、毎年恒例の「愛知県建設部への要望会」を愛知県議会議事堂にて行いました。以下はその御報告です。

―挨拶―
 岡崎市長の内田です。かつて県庁へは26年間通っておりましたので、こうして懐かしいラウンジに入りますと、訪れるというより戻ってきたという感がしております。
 本日は、市川建設部長はじめ、県幹部の皆様方におかれましては、大変お忙しいところお時間を頂きまして誠にありがとうございます。また各県議の皆様には御臨席を賜り厚くお礼申し上げます。日頃は、岡崎市の道路、河川をはじめとする基盤整備事業の推進に御理解と御尽力を賜り厚くお礼を申し上げます。
 さて、これまで本市は、第6次総合計画に掲げております「活気に満ちた美しい都市・岡崎」の実現に向けて、道路・河川・下水道等の都市基盤の整備や駅周辺を始めとする市街地整備、また豪雨や地震などの自然災害に備えた防災対策など、魅力あるまちづくり、安全安心に暮らせるまちづくりに取り組んでまいりました。
 こうした中、今年の3月30日には「乙川リバーフロント地区」での計画が、愛知県管理河川では初めて「かわまちづくり支援制度」の認定・登録を頂いたところであり、これまで私が提唱してきました「岡崎市の歴史的文化遺産と乙川の流れと水辺空間をいかしたまちづくり」の本格的始動に向け、国・県のお墨付きが頂けたものと大変感謝しております。
 これを契機として、「モノづくり・岡崎」に並ぶ、「観光産業都市・岡崎」としてのまちづくりを今後一層、力強く進めていきたいと考えております。そのためには、官民問わず各関係機関で連携・調整を密にし、計画的かつ効果的に様々な事業を進めて行く必要がありますが、なかでも、道路、河川といった社会基盤の整備は市民生活への影響が非常に大きく、とりわけ県所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っております。

 道路事業につきましては、今年の3月15日、国道473号岡崎額田バイパスを開通して頂き、誠にありがとうございました。これは本市東部の新たな玄関口となる新東名高速道路「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路として、大きな期待が寄せられるものであります。
 肝心の新東名高速道路につきましては、諸事情により開通が今年度にずれ込みましたが、本線部では舗装工事が、インターチェンジ部では料金所施設建設が進むなど、ここにきてようやく完成の姿が見えてきたこともあり、地域住民ともども一日も早い開通を待ちわびているところであります。
 今年度開通を予定している、豊田東ジャンクションから浜松いなさジャンクションまでの区間では、本市内の延長が最も長い上に県内区間で唯一となるサービスエリアを有しております。本市では今年は家康公四百年祭、来年は市制100周年を迎える節目の年でもありますので、これまでの地元の熱意を考慮して頂き、新東名高速道路の開通にあたりましては、この岡崎の地で開通を祝うことができるよう、県としても御支援の程よろしくお願い申し上げます。
 治水関係の事業につきましては、砂川、鹿乗川の「床上浸水対策特別緊急事業」がいよいよ事業完了が近づいているとのことであり、市内における県所管事業が着実に進められてきたことに深く感謝を申し上げます。
 このように着実に基盤整備が進められているものの、整備が必要な箇所まだまだ多く残されております。地域住民からの整備要望箇所は私どもが聞いているだけでも70件以上もあり、基盤整備に対する地元のニーズは非常に高い状況にあります。

 本市が目指すまちづくりを進めていくためにも、県事業の促進をはじめとする県当局の御支援は必要不可欠であり、本日は数多くある要望事項の中から特に重要と考えている事業を選定し、要望にまいりました。
 本市は人口では県内4位の規模、製造品出荷額では県内5位であり、日本のモノづくりを支える愛知の中でも重要な役割を担う市であります。是非とも多くの事業費を確保し、愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために投資して頂ければと切に願っております。

Aichiken201507223

 本日は時間の都合で重点事業のみの要望となったわけでありますが、先年、岡崎市は額田町と合併し、市域の60%が森林部となりました。当然そうした条件の変化に伴う本市の政治課題も増加しておりますことを御理解頂きたいと思います。
 先にお願いした「乙川リバーフロント計画」は単なる一つの政策ではありません。岡崎市歴代市政の重要課題に着手できたことを「天命」と思い、推進してゆく覚悟であります。
 今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 (以下は、愛知県建設部に提出した要望事項です。)

要望事項

1.「乙川リバーフロント地区」の整備
 本市の中心部を東西に流れる乙川の水辺空間と、岡崎城の造りだす景観をいかした「乙川リバーフロント地区」整備は、岡崎市政の長年にわたる重要課題です。
 こうした中で、本年、本地区が、国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に、愛知県が管理する河川でははじめて登録されたことは非常に喜ばしいことであり、今後は一層の愛知県の支援・協力により、乙川リバーフロント地区全体の総合的・計画的な整備を進めていきたいと考えています。
 乙川リバーフロント地区整備は、本市が社会資本整備総合交付金の交付を受けて進めていくものではありますが、地区内には県が管理する河川のみならず、道路(橋梁)も含まれていますので、愛知県におかれましては、以下の点について特段の配慮をお願いいたします。

① 乙川リバーフロント地区整備にかかる社会資本整備総合交付金の確保に関する支援と許認可手続きの弾力的かつ円滑な遂行

② 県事業(殿橋・明代橋の補修工事、かわまちづくり支援事業)の整備促進

乙川・カヌー試乗(2014年8月3日)

2.都市の魅力の向上(街路事業の整備促進)
 本市では、東岡崎駅周辺、岡崎駅周辺、康生地区及びそれら地区を結ぶ区域を「都市ゾーン」、その他主要な駅周辺地域を「地域拠点」として位置づけ、都市機能の集約化と拠点連携の強化を図るなど、効率的な都市構造に向けたまちづくりを進めており、都市再生特別措置法に基づく「立地適性化計画」の策定にも取り組んでいるところです。
 このようなまちづくりを進めるにあたっては、土地区画整理事業などによる市街地整備や都市防災に視点を置いたまちづくりの進捗にあわせた街路の整備も必要となります。特に、岡崎駅南土地区画整理事業区域内には第2次救急を担う大学病院が平成32年内に開院予定であり、周辺の道路整備の迅速な推進が強く望まれているところです。このような状況を踏まえて、立地適正化計画策定に関する支援とともに、下記の路線の重点的な整備について、特段の配慮をお願いいたします。

① 都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進

② 都市計画道路「福岡線」建設事業の促進

③ 都市計画道路「美合線」建設事業の促進

3.快適移動社会の実現(道路事業の整備促進)
 移動手段として自動車への依存度が非常に高く、一部幹線道路では交通渋滞が恒常化している本市では、これら課題に対処するため、岡崎市総合交通政策を策定し、ハード、ソフト対策を実施しているところであります。  このうち、ハード施策については、ボトルネック踏切対策や渋滞交差点対策といった直接的な対策に加え、都市計画道路網の整備や狭あい道路の拡幅など、市域全体での道路網の強化が必要となっております。  市民生活の利便性向上や地域の発展を促進し、渋滞緩和による地球温暖化の防止を図るためにも、下記の路線の重点的な整備について、特段の配慮をお願いいたします。

① 主要地方道「岡崎足助線」(都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」)建設事業の促進

② 主要地方道「岡崎環状線」(都市計画道路「豊田西尾線」)建設事業の促進

③ 一般国道473号の整備促進

④ スマートインターチェンジの新設に向けた支援

伊賀川(広幡小学校付近)

4.市民生活の安全安心の確保(治水事業の整備促進)
 平成20年8月末豪雨災害を機に、伊賀川をはじめ市内5河川で緊急かつ重点的な改修を進めていただいておりました床上浸水対策特別緊急事業も、26年度事業の繰越分を含め、今年度中には全ての工事を完了していただける運びとなっておりますこと、大変感謝申し上げます。本事業により、長年の懸案であった各流域の治水安全度は大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図れるものと期待をしているところです。  しかしながら、近年では、地球温暖化に伴うゲリラ豪雨の増加や台風の激化が問題視されている中で、昨年8月の広島土砂災害のような大規模災害の発生が危惧されるところであります。  これらのことから、水害に対して安全・安心な都市基盤の早期整備と、土砂災害から市民の生命・財産を守るため、以下の事項の整備促進について、特段の配慮をお願いいたします。

① 一級河川 「乙 川」 河川改修事業の促進

② 一級河川 「砂 川」 河川改修事業の促進

③ 一級河川 「伊賀川」 河川改修事業の促進

④ 一級河川 「鹿乗川」 河川改修事業の促進

⑤ 急傾斜地崩壊対策事業の促進

⑥ 砂防事業の促進


建設事業の促進に関する、愛知県への要望会 (2016.08.25)

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2015年4月26日 (日)

中島雨水ポンプ場が完成しました

中島雨水ポンプ場完工式(2015年4月16日)

 4月16日(木)、完成を待たれていた「中島雨水ポンプ場」(岡崎市中島町字川田43番地1)が完工式を迎えた。中島雨水ポンプ場は、岡崎市南部の雨水を地下のトンネルから取水し、一級河川・広田川(こうたがわ)に排水するための下水道施設である。

 岡崎平野はもともと矢作川及びその支川の氾濫原であり、川の流れは自然の地形勾配に沿って矢作古川の位置を流れ下り、三河湾へと注がれていた。乙川を始め、伊賀川、青木川などの矢作川支川もかつては久後崎付近を南下し、矢作古川に流れ込んでいたため、市南部一帯の平野部は何度も洪水・浸水に襲われたのである。
 岡崎市南部の中島地区では、平成12年の東海豪雨や平成20年8月末豪雨などのゲリラ豪雨により、甚大な浸水被害が発生してきたという経緯がある。中島雨水ポンプ場の排水区域のうち、主に浸水するのは、字「紅蓮」(こうれん)と字「流」(ながれ)の区域である。地形の特徴を字名がよく表していると言える。
 岡崎市南部は長い間、農業地域として発展してきたところであり、これまでは田んぼが雨水の保水機能を果たしてきたという側面があった。しかし、元々の地形が平坦な農地であるため、増水によって河川の水位が上がると、雨水の排水ができなくなるという難点もあった。しかも、近年の急激な宅地化による農地の減少と異常気象による局地的豪雨の頻発によって、中島地区においても度重なる浸水被害が発生し、地域の重要課題となってきたのである。

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 こうした浸水被害を解消するために一級河川・広田川の河川改修が行われ、これにより下水道事業による雨水排水整備も可能となった。そこで新たなポンプ場建設計画が策定され、平成23年より建設工事が始まったのである。

中島雨水ポンプ場

中島雨水ポンプ場

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 中島ポンプ場は、3台のゲート・ポンプ設備により毎秒3.4立方メートルの排水能力がある。鉄筋コンクリート構造の建物の中には非常用の自家発電装置を備えており、停電した折にも20時間は排水を継続できる仕組みとなっている。
 今回中島ポンプ場が完成したことによって、当地域の長年の懸案事項であった浸水被害が解消・軽減されることが期待されている。この新しいポンプ場が役立つような機会が来ないことがベストであるが、今後まさかの時の地域の安全と住民の暮らしを守る新たな礎となることを祈るばかりである。

 浸水被害というのは因果関係が複雑であるため、一つの対策を講じればそれで解消できるというものではない。岡崎市では、頻発する局地的な集中豪雨や都市型水害に対し、市民・事業者・行政が一体となって効率的で効果的な浸水対策に取り組むために必要となる「総合雨水対策」の計画策定に取り組んでいるところである。
 河川改修、雨水管きょや調整池の整備、ポンプ場の建設など効果的なハード対策を推進する一方、浸水危険区域の指定や建築制限により新たな浸水被害を防ぐ対策を講じることを想定している。具体的には、中島雨水ポンプ場と同様にこれまで実現できなかった「福岡雨水ポンプ場」(建設中)や「針崎雨水ポンプ場」(平成26年10月完成)などの浸水対策を進めているほか、六名地区の浸水対策(「六名雨水ポンプ場」ほか)や北部地域においても早川地区や伊賀地区などの浸水対策を進めているところである。

 最後になりますが、この度の事業推進にあたって、一方ならぬ御協力を賜ったお地元の皆様並びに関係者の方々に心から感謝を申し上げます。

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2015年3月17日 (火)

国道473号バイパス、市道原下衣線(新学校橋)開通!

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 3月15日(日)、心配された天候もからりと晴れて、長年にわたる地元の待望の事業であった国道473号バイパスの開通式と、市道原下衣文(はら・しもそぶみ)線「新学校橋」の渡り初め式を無事に迎えることができました。
 国道473号バイパスは、岡崎市東部の新たな玄関口となる新東名高速道路「岡崎東インターチェンジ」と岡崎東部工業団地へのアクセス道路です。
 市道原下衣文線は、国道473号と岡崎・作手清岳(つくできよおか)線を結ぶバイパスとしての機能を持つ道路であり、新東名高速道路と岡崎東インターチェンジの設置により増大するこの地域の交通に対応し、「新学校橋」の建設と共に整備されたものであります。

 この事業の完成にあたり、御理解、御協力頂いた地権者の皆様方をはじめ、国・県・市の関係者の方々、また立派に道路を完成して頂きました工事施工者の皆様、そしてこの開通式の準備にまで多大な御尽力を賜りました太田委員長をはじめとする記念式典実行委員会の皆様に改めて深く感謝を申し上げます。

国道473号バイパスと市道原下衣線(新学校橋)

国道473号バイパスの開通式(2015年3月15日)

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 473号バイパスは、岡崎市のみならず、これから三河地域における産業と通勤、観光と交流のアクセス道路として、地域の活性化に対し大きな期待が寄せられるものであります。ことにこの度供用開始された道路に関しては、新たなバイパス道路として、住宅街の通過交通を抑制し良好な住環境を維持すると共に、地元の本宿学区、山中学区、豊富学区の住民の絆を強める「架け橋」としても大きく貢献することが望まれています。
 これからさらに増加してゆく交通量に対して、四車線化という課題も残っており、ご関係の皆様の一層のお力添えをお願い申し上げます。

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 また、周辺に保育園や小中学校(豊富小学校・額田中学校)がある市道原下衣文線は、歩道を設置し、災害時の避難路としても配慮された道路です。今後、国道473号バイパスと共に、私達の期待通りの役割を果たし当地域の発展に大きく寄与することを願うものです。
 テープカットのあとにオープニング・パレードが行われました。パレードの車窓から、移りゆく東部と額田の新たな景観を眺めながら、時代の推移ということをしみじみと感じさせられました。

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2015年1月 1日 (木)

平成27年 あけましておめでとうございます

岡崎市 新年交礼会(2015年)

 皆様、新年あけましておめでとうございます。
 昨年を振り返りますと、様々な分野において、輝かしい業績を残された方々にスポットライトがあてられ、明るい希望を抱かせてくれる出来事が印象に残っております。2月にロシアのソチで行われた冬季オリンピックでは、フィギュアスケートにおいて羽生(はにゅう)選手が男子としては初となる金メダルを獲得するなど多くの日本人選手が活躍いたしました。またテニス界では錦織(にしこり)選手が世界四大大会の一つである全米オープンにおいて初の決勝進出を果たしました。スポーツに限らず、ノーベル物理学賞を3名の方が受賞し、日本の高い科学技術力が示され、日本人としての誇りと自信を感じる一年であったように思います。
 本市におきましても、昨年10月末に人口が初めて38万人を超えることとなりました。人口減少が社会問題となる中、着実に人口増加しておりますことは、大変喜ばしいことであり、さまざまな施策を通じて、魅力ある都市として認めて頂いているものとしてうれしく思います。
 では、市政の今後の展望についてご報告申し上げます。

岡崎市民病院・福祉施設
 市民病院につきましては、一昨年の「西棟」の建設に続き、今年の秋には「救急棟」がオープンする運びとなっております。大学病院に引けを取らない施設・設備、診療体制をしっかりと整備してまいります。
 平成28年(2016年)1月には、重度の心身障がい児を療育する「第二青い鳥学園」が岡崎中央総合公園内に新築移転します。そして平成29年(2017年)3月には、発達障がいまたはその疑いのある子どもの発達を総合的にサポートする「こども発達センター」が順次オープンしてまいります。
 今後、市民病院は、これら専門性の高い医療施設と連携し、その要となって本市における総合的な医療ゾーンの一翼を担うこととなります。

岡崎市民会館
 次に、施設の老朽化が問題となっておりました市民会館につきましては、調査の結果、20年以上の耐久性があることが判明しました。そこで現在の施設を長寿命化することとして、平成28年10月のリニューアルオープンを目指し、9月から改修工事に着手する予定です。改修内容は舞台の拡張や座席の一新などの内装の改修に加え、外観の改修や外回りの敷地のフラット化も行い、障がい者や高齢者に配慮したバリアフリー化も目指します。この改修により、これまで以上に充実した文化芸術の拠点施設として、皆さまに満足頂ける市民会館に生まれ変わります。

治水と災害対策

 平成20年8月末豪雨での甚大な浸水被害を受け、市内の伊賀川、広田川、占部川の3河川で行われてきた緊急改修工事につきましては、一部を残し、本年度末をもって概ね完成を迎えます。鹿乗川、砂川についても床上浸水対策特別緊急事業の区間の改修を終え、引き続き上流部の整備を進めていくこととしております。さらに、占部川の改修に合わせて建設を進めておりました針崎雨水ポンプ場も、昨年の夏から稼働しております。これらの事業により、これまで長年、水害に悩まされていた地区においても被害が大きく軽減されるものと考えております。また今後も引き続き、局地的な豪雨に備えるため、総合的な雨水対策計画を策定し、さらなる体制強化を図ってまいります。

針崎雨水ポンプ場

家康公四百年祭
 さて本日、家康公四百年祭がスタートいたしました。家康公生誕の地である岡崎市、出世の地である浜松市、大御所の地である静岡市の三市が連携して記念事業を展開し、家康公の功績を広く発信し、地域の魅力向上、市民の誇りの醸成や地域の活性化に繋げてまいります。
 本市では、10月30日から11月3日までの5日間、岡崎公園多目的広場において、「家康公四百年祭 岡崎城まつり」を予定しております。12月26日の家康公の生誕日には、本市において、三市連携事業のエンディングセレモニーを開催し、青く光るLEDボール3万個を乙川に流す「泰平の祈りプロジェクト」を実施いたします。この事業は平成28年度以降も継続して実施し、冬のイベントとして定着させて参りたいと考えております。

岡崎市制施行100周年
 そして、来年、平成28年は岡崎市の市制施行100周年の記念すべき年であります。本市の継続的な発展の節目として、積み重ねてきた歴史、先人の偉業などを市民総参加で祝うとともに、岡崎の新たな世紀の始まりとして、市民、企業、行政、各種団体などすべての皆様が、さらなる発展に向かって力を合わせて活躍する契機となるよう、「新世紀岡崎 飛躍祭(ひやくさい)」と名付けて、100周年の記念事業を展開してまいります。
(クリックすると拡大します。)

新世紀岡崎チャレンジ100 募集概要

新世紀岡崎チャレンジ100 募集概要

東公園・恐竜モニュメント
 一方で市外からの誘客だけではなく、市民の皆様が家族そろって余暇を過ごせる環境づくりも必要であると考えております。その代表であります東公園では、平成27年度からゾウ舎などの改修を進めてまいります。

東公園・ティラノサウルス

 また東公園の新たな魅力づくりとして、去る12月に、最新の学説に基づいた実物大のリアルな恐竜モニュメントを1体設置いたしました。そして3月末までには、さらに4体を設置することとなっております。この5体の恐竜モニュメントはある篤志家からの御寄贈によるものでありまして、今回は、ひとまず動物園の手前の時計塔北側広場に設置いたしますが、将来的には動物園とともにご家族で楽しんで頂けるよう、東名高速道路東側の森林の中に物語性をもたせたジオラマ風での展示を予定しております。

 本年の干支は「未(ひつじ)」であります。群れをなす羊は、家族が穏やかに安泰であり、いつまでも平和に暮らすことを示していると言われております。市民の皆様が、岡崎に生まれたことを喜び、誇りに思える「夢ある次の新しい岡崎」を築き、誰もが、訪れたい、住んでみたいと思うまちづくりを目指してまいります。
 結びにあたり、市民各位のご多幸を心より祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせて頂きます。

内田康宏事務所

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