医療・福祉

2017年3月 6日 (月)

「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」プラン決定

藤田保健衛生大学 岡崎医療センター

 2月23日(木)、岡崎市役所において、学校法人藤田学園の小野雄一郎理事長、星長清隆学長、幸田町の大須賀一誠町長、岡崎駅南土地区画整理組合の髙木廣行理事長、岡崎市医師会の小森保生会長の方々と共に新病院建設に向けての打ち合わせ懇談会を行った。
 長年、本市の課題であった市・南部地域の医療の中核を担うことを期待される新病院「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」が、建設に向けてさらに大きな一歩を踏み出すこととなった。
 これまでは話だけが先行していた感があったが、今回建築パース(完成イメージ図)と共に具体的な病院の姿が明示され、先般正式に県から承認された400床の病床数を得て、いよいよ来年春には着工し、2020年(平成32年)4月のオープンを目指すこととなる。

「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」概要発表

―懇親会での挨拶―
 市長の内田です。朝から外はあいにくの雨空でありますが、私の心は満開の桜のようでありまして、今日は桜の花びら模様のネクタイをして参りました。
 本日は豊明市の藤田保健衛生大学から、小野理事長様をはじめ、星長学長様、そして事務局の皆様方に岡崎市を御訪問いただき、誠にありがとうございます。また、本日は幸田町の大須賀町長様、岡崎駅南土地区画整理組合の髙木理事長様、そして、新病院の建設にあたり御尽力をいただいております医師会の小森会長様にも御多用の中、御同席をいただいております。重ねてお礼を申し上げます。

 只今は新病院「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」の概要につきまして、素晴らしい完成予想図と共に御披露いただきました。平成26年5月に協定を締結して以降、間もなく3年が経過しようとしておりますが、この間、藤田学園の皆様には綿密かつ慎重な準備を進めていただきました。その成果として、先月、無事に愛知県から病床400床の承認が下り、本日の発表と合わせまして新病院の建設も「いよいよ」といった感じになって参りました。
 私も、市民の皆様から「藤田学園の新病院の情報はまだか、まだか」と言われておりましたが、「近いうちに必ずや目に見える形で御披露する」とお約束しておりましたので、ようやく本日その責任を果たすときが来たと、感慨もひとしおであります。
 後ほど組合の髙木理事長様からもお言葉があろうかと思いますが、現地においては造成工事が順調に進められていると聞いております。岡崎市としましても、新しい病院をお迎えするにあたり、南部での民間の開発事業も具体化しており、周辺の道路や公園の整備など、基盤整備を鋭意進めているところですので、引き続き藤田学園さんにも御協力をいただきながら各事業のより一層の相乗効果による南部地域の活性化を期待しているところであります。
 最後になりますが、藤田学園様には今後とも様々な局面での市との連携、地域との連携をお願いいたしまして私の挨拶といたします。本日は誠にありがとうございました。

―これまでの経緯―
平成26年5月29日 岡崎市、藤田学園、岡崎駅南土地区画整理組合の間で「大学病院の建設に関する協定」を締結。
緊急な入院や手術に対応できる二次救急医療を24時間365日体制で対応する新病院建設へ。西三河初の大学病院の誕生。
平成27年8月26日 幸田町の新病院への支援表明を受け、岡崎市と幸田町が新病院の財政支援に関する覚書を締結。
平成28年12月 藤田学園が市保健所に病床整備計画書(医療法に基づく最初の手続き)を提出。
平成28年12月22日 岡崎市が「救急医療拠点施設整備支援補助金交付条例」を制定。補助金上限50億円。
平成29年1月 市保健所が愛知県の承認を経て、藤田学園の病床整備計画を承認。
平成29年度 新病院の最終設計
平成30年春 工事着工予定
平成32年4月 開院予定
―新病院計画概要―
■病院開設運営 : 学校法人藤田学園
■場所 : 岡崎市針崎地内
 岡崎駅南土地区画整理事業地内
 岡崎駅から南西約1km
■病床数 : 一般病床400床
■階数
 1階
 2階
 3階
 4~7階
: 地上7階(免震構造)
: 外来・検査
: 事務・供給
: 手術室他
: 入院病棟
■敷地面積 : 約30,000平方メートル
■建築面積 : 約 8,500平方メートル(病棟)
■延床面積 : 約35,000平方メートル(病棟)
■一般駐車場 : 約400台
■総事業費 : 約200億円
■財政支援 : 岡崎市・幸田町

岡崎市南部に総合病院建設決定! (2014.06.12)

藤田学園 「大学病院の整備及び運営に関する協定」 (2015.04.05)

|

2016年6月20日 (月)

平成28年6月議会 その2(一般質問答弁・前編)

岡崎市議会・平成28年6月定例会

 市長提案説明に続いて、一般質問の中で私が行った答弁の内容を2回に分けて掲載します(計8名)。前編では、山崎泰信議員、井手瀬絹子議員、加藤学議員、内田実議員の4名の方にお答えしています。


山崎泰信議員(自民清風会) 6月3日(月)

山崎泰信議員(自民清風会)

――藤田学園が考える大学病院の整備方針は?

○市長 私から、大学病院の整備方針について回答させていただきます。
 平成26年度に締結した協定では、新病院計画に三つの大きな柱を定めております。
 一つ目として「一般病床400床規模とすること」。
 二つ目として「入院や手術に対応できる2次救急医療を24時間365日実施すること」。
 三つ目として「平成32年4月開院を目指すこと」。
 であります。これらを基本として、藤田学園において検討されているとお聞きしている主な整備方針としては概ね次のとおりであります。

 まず施設について。医療の中心となります病棟は地上7階建て、もしくは8階建て。駐車場は900台~1000台を確保し、バスやタクシーの乗り入れにも配慮した安全で利用しやすい病院を目指すとのことであります。
 次に入院患者の受入体制としては、平成32年の開院当初は200人~300人程度とし、施設の稼働率や患者数の状況を見ながら2~3年で400人を受け入れられる体制を整えたいとの意向であります。
 三つ目の設置する診療科について。24時間対応の救急科を始め、内科、循環器内科、消化器内科、外科、胸部外科、脳卒中外科などを設置するとのことです。中でも、診療対応のスピードが生死の分かれ目となる脳外科部門については私からも特に申し入れをしており、前向きの回答を頂いております。病院の基本として、まずは内科系・外科系を充実させ、救急医療にしっかりと対応できる体制を整えたいとのことであります。
 また、外来診療については、地域の「かかりつけ医」からの紹介患者を中心とした専門外来を中心に展開し、入院・外来ともに大学病院の特長を活かした高度医療に対応し、同時に地域の医療機関との連携を重視していくとの方針を伺っております。
 四つ目の医療スタッフについて。開院当初は医師や看護師などを合わせて550名程度でスタートし、最終的には700名を超えるスタッフが病院業務にあたるとのことであります。なおスタッフの確保については、豊明市にある藤田保健衛生大学病院で教育・養成した後に、岡崎の新病院へ配置したいとの基本方針を伺っており、すでに将来を見越して今年度から医学部・看護学部などすべての学部学科で学生定員を増やし、新病院のオープンまでに人材の確保・育成に努めていくことも併せて伺っております。なお新病院だからと言って新人ばかりを配するようなことはなく、医師、看護師その他の職員においてもバランスを考えた人材配置を行うとのことであります。

 以上が現時点で藤田学園からお聞きしている大学病院の主な整備方針でありますが、現在、藤田学園においてさらに具体的な大学病院の設計や運営手法についての検討が進められておりますので、近いうちに市民の皆様、そして議会の皆様方にも大学病院の姿を目に見える形でご披露できるものと考えております。
 いずれにいたしましても、平成32年の開院に向けて三河における最上級の医療機関を目指し、藤田学園、医師会、岡崎市を始めとする関係者が一体となって準備を進めております。引き続き、市民の皆様、議会の皆様方のご支援、ご協力をお願いいたします。


井手瀬絹子議員(公明党) 6月3日(金)

井手瀬絹子議員(公明党)

――若者の市政への参画についてお考えがあればお聞かせ下さい。

○市長 若者の市政への参画についてのお尋ねですが、若い人たちの力は将来の力であり、次代の原動力でもあります。若い人たちに市政に興味を持ってもらい、積極的に市政に参画いただくことで活発な提案もいただけるものと思っております。
 先ほど部長の答弁にもありましたように、昨年度は乙川リバーフロント地区まちづくりのグランドデザインを描く際に大学生の皆さんに手弁当でお手伝いしていただきました。彼らは地元の学生のほか全国各地から集まった熱意のある若者でありました。私も意見発表の際に同席致しましたが、その真剣さとアイデアの斬新さには舌をまいたものです。
 またリバーフロント地区や家康公像についての〝アイデア・コンクール〟を開催した折にも、大人だけではなく、小中学生や高校生などの若者からも多くの応募をいただきました。

岡崎デザインシャレット

岡崎市生徒市議会(2015年8月19日)

 さらに、若者から直接意見を聞く場として開催しております「生徒市議会」につきましては、しっかり勉強し下準備された質問内容でレベルも高いことから、行政の施策にも生かされつつあります。今後も法律や常識にとらわれない、中学生ならではの視点とユニークな発想にしっかりと耳を傾けてまいりたいと思っております。
 市民対話集会はもちろんのこと、青年会議所や商工会議所青年部はじめ、各業界・団体に対してこれまで200回以上の講演会などを行ってまいりましたが、そこにも若い方はずいぶんおみえでした。
 そして、小、中学校においてご要望いただいた所では、市民対話集会のような形式で、市役所とはどんな場所でどんな仕事をしているかということから話を始め、市政について語る機会をもつことができました。それぞれ小学生バージョン、中学生バージョンで映像を交えて、子供向きに言葉を選んでお話をさせて頂きました。もちろんその後はいつものように自由質問の時間も十分設けました。

岡崎市立竜美丘小学校・講演会(2015年7月3日)

 説明した内容は大人が相手であるときと同じような内容もあったのですが、非常に興味をもって聞いてもらえたという感触を持ちました。今後もご要望をいただければ、学業のお邪魔にならない範囲で時間の許す限り参上したいと考えております。
 もちろん要請があれば高校、大学にも参ります。


加藤学議員(民政クラブ) 6月6日(月)

加藤学議員(民政クラブ)

――公契約における公正労働基準の確立に向けた入札契約制度と、公契約条例について。
 愛知県及び豊橋市制定の公契約条例が4月1日に施行されたのを受け、改めて本市の見解をお聞かせ下さい。

○市長 公契約条例に対する本市の見解について回答いたします。
 本市といたしましては、労働者の処遇改善を進める国の取り組みと合わせて、ダンピング受注防止のための制度改正や労働条件審査を継続して実施することにより、公契約に従事する労働者の労働環境の向上に努めております。
 公契約は相手方である事業者が適正な利潤を確保できるものでなければならないという観点から、本市では、労働者の賃金・労働環境の向上とともに、品質や中長期的な担い手の確保を目指した制度改正に取り組んでまいりました。
 政府では、労務単価の引き上げを通じて現場の職人の処遇改善に取り組んでいるところであり、労働者の適正な労働環境の整備を図り、もって地域経済の健全な発展及び市民生活の向上に寄与することは、市にとっても重要なことと認識しております。
 公契約条例の制定につきましては賛否のあるところですが、理念としては理解できますので、まずは基本理念を定める条例制定に向けて、関係団体などと協議を進めてまいります。


内田実議員(自民清風会) 6月6日(月)

内田実議員(自民清風会)

――(1)歴史文化遺産を活かしたまちづくりの計画となる「歴史的風致維持向上計画」とは、一般にどのような計画なのか?
(2)今後の本市のまちづくりの動向は、この認定計画をもって、どのように考えるか。

○市長 
(1)「歴史的風致維持向上計画」について
 6月3日の提案説明においても述べさせていただきましたが、昨年の「かわまちづくり」に引き続き、この5月19日には本市の「歴史的風致維持向上計画」が、国の「歴史まちづくり」に認定されました。その日、国土交通省の本省にて認定式が行われ、私が津島国土交通大臣政務官から直接、文部科学省、農林水産省、国土交通省の3大臣連名の認定証を受け取りました。
 現在、高山市や金沢市など全国で56の都市が認定を受けて歴史まちづくりを進めており、愛知県では犬山市、名古屋市に次いで3番目の認定でありますが、「かわまちづくり」と「歴史まちづくり」の2つの事業認定を受けたのは県内では本市だけであり、全国でもマレなことであります。
 また、2つの国の事業認定に加え、この度、優れたまちづくりに取り組む地区に贈られる「まち交大賞」のうち「まちづくりシナリオ賞」の受賞が決定し、近々東京で行われる授賞式に出席する予定となっております。
 このように、本市のまちづくり事業が国のお墨付きをいただくとともに、今や全国から注目を浴びる事業として順調に進んでおりますことをまず、ご報告させていただきます。

 さて「歴史的風致維持向上計画」についてのお尋ねですが、これは地域固有の歴史的建造物や伝統的な人々の活動、いわゆる「歴史的風致」の維持及び向上を図るために、通称「歴史まちづくり法」に基づき市町村が作成する計画のことであります。
 本市におきましては、13もの国の指定を受けた文化財を始め、歴史上価値の近い建造物が数多くあり、そこで行われる伝統産業の八丁味噌を始め、花火や祭礼などの伝統的な活動が今なお市内各所で引き継がれております。
 今後、こういった歴史的な風情や情緒を活かした本市のまちづくりに対して、概ね10年の計画期間にわたりまして国から技術面・財政面で支援を受けられることになります。「かわまちづくり」とともに、国のバックアップを頂きながらしっかりと取り組んでまいります。

Okazakisa20161

(2)今後の本市のまちづくりの動向について
 市制施行100周年を迎える節目に、次の百年を見据えた岡崎の歴史、伝統、文化、自然を活かした新たな取り組みの一つとして「歴史まちづくり計画」を策定し、本市の歴史まちづくりに関する明確なビジョンを示したこと、また国の認定を受けたことは今後の事業推進のために大変意義があることと考えております。
 そして先人により育まれ、受け継がれてきた数々の歴史文化を見つめなおし、市民一人ひとりが一層の誇りと愛着を持ち、それをしっかりと後世に引き継いでいくことについて共通の認識とすることができました。国におきましては、歴史まちづくりの取り組みは、「地方創生」「観光立国の実現」という観点からも重要とされており、具体的なプロジェクトとして位置づけられております。このことは本市が進めております「観光産業都市・岡崎」の実現に向けた各種のまちづくりの施策を、国の重点的な支援を得ながら円滑に、そして着実に進めることができるということでもあります。このため本市におきましても、「歴史まちづくり計画」は乙川リバーフロント計画に続く、新たな包括的かつ具体的取り組みの一つとして庁内の関係部局と連携して着実に推進してまいります。

「かわまちづくり」全国会議

(「かわまちづくり」全国会議にて講演を行いました)

岡崎城・菅生川端石垣発掘調査現地説明会

(今年4月16日に開催された菅生川端石垣発掘調査現地説明会

 また、近年のまちづくりに求められる政策連携、公民連携、そして広域連携の3つの連携を重視して、「岡崎の歴史文化を活かした魅力の継承と創造」に向けた、歴史文化遺産を活かしたまちづくりを、市民の皆様とともに進めてまいりたいと思っております。
 岡崎市は今や人口40万人に迫ろうとしている中核市であります。一つの政策を掲げるとき、右と言えば左、上と言えば下と必ず反対の意見を持つ人が出てくるものであります。しかしそこで大切なことは、どちらの意見の側により多くの賛同者がいるかということであります。できる限りの話し合いと理解を得るための努力が必要であることは言うまでもありませんが、最終的には「最大多数の最大幸福」。ベンサムの言う如く、民主主義の原理原則によって意志の決定と政策の推進はなされるべきであると考えます。


平成28年6月議会 その1(市長提案説明) (2016.06.14)

平成28年6月議会 その3(一般質問答弁・後編) (2016.06.23)

平成28年6月議会 その4(閉会の挨拶) (2016.06.26)

|

2016年6月14日 (火)

平成28年6月議会 その1(市長提案説明)

Okazakicitycouncil201606031

 現在、岡崎市議会において6月定例会が開催されています(6月3日~6月24日)。初日に行った「市長提案説明」、そして一般質問に対する私の答弁をブログに掲載します。


熊本地震で亡くなられた方々、被害にあわれた皆様へ
 はじめに、このたびの熊本地震によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被害にあわれました皆様には、心からお見舞いを申し上げます。
 災害発生から1か月半が経過した今も、多数の皆様が避難生活を余儀なくされており、心を痛めているところであります。被災地への支援につきましては、保健師を宇土市(うとし)へ派遣するとともに、ただ今、義援金の受付を行っております。また、早い段階で西三河地域の自治体と連携して支援物資をお届けし、被災されたかたへ市営住宅等を提供しています。
 そして本日、6月3日から、全国市長会より依頼を受け事務職員が宇土市へ出発いたしました。この派遣が既に6月30日まで決定しているなど、今後も被災地のニーズに合わせた継続的な支援を考えております。

Reports201605111

(熊本県宇土市災害支援職員の帰庁報告)

 本市においても南海トラフ地震による甚大な被害を想定する中、被害を軽減する対策を速やかに実施するための「(仮称)地震対策アクションプラン」を平成29年度までに策定し、官民一体となった防災・減災対策の推進をしてまいります。当アクションプランでは、乙川リバーフロント地区における人道橋を含めた災害時の利活用を防災拠点としての位置付けにつきまして、さらに検証し盛り込んでまいりたいと考えております。また、8月28日には愛知県との総合防災訓練を予定しており、市民や関係機関との広域的な連携体制の強化を図ってまいります。
 そして、各地域の住民で策定を進めていただいております地区防災計画の支援などを通じ、災害による被害を最小限に食い止める減災に取り組んでまいります。

市制100周年記念事業
 さて、本市は大正5年(1916年)7月1日に県下で3番目、全国で67番目に市制を施行し、あと28日で100周年の節目を迎えます。
 その時をここにお見えになられる議会の皆様を始め、市民の皆様とともに迎えられることは大きな喜びであり、市長としてその責任、使命を強く感じている次第であります。次の100年を見据え、更なる活性化と発展につながるよう、各種記念事業を『新世紀岡崎・飛躍祭』と銘打って実施しているところであります。
 そのスタートとして、この4月に開催いたしました、桜まつり・家康行列におきましては、見どころ満載の豪華な内容で開催し、まさに「夢ある新しい岡崎へ」の門出を飾るに相応しい記念事業とすることができました。今回、過去最高の46万人を超える人出を数え、岡崎警察署はじめ関係各位の協力、そして何よりも市民の方々の温かい声援があってこそ大成功したものと改めて感謝申し上げます。

岡崎市制施行100周年記念式

 市制記念日である7月1日には、中央総合公園武道館におきまして100周年を祝う記念式を開催いたします。
 今回の記念式は2部制となっており、第1部の式典では表彰条例に基づく表彰のほか、新たに市民栄誉賞を創設し、各分野で輝かしい成果や業績を上げて広く市民に称賛され、市民に明るい希望と活力を与えた方を表彰いたします。また、岡崎の黎明期から、本市の発展とともに100年間を歩まれた方をお祝いするほか、市内の各中学校の生徒代表による「こども100年宣言」を実施するなど、先人が積み重ねてきた歴史を振り返りながら、岡崎らしさを新しい時代へ継承していきたいと考えております。
 第2部のアトラクションでは、世界で活躍する本市出身の指揮者や声楽家と小中学生による岡崎市・100周年の記念演奏会や光ヶ丘女子高等学校ダンス部によるダンス・パフォーマンスを行います。出演者全員、そして会場全体が輝かしい岡崎の未来に想いを馳せ、100周年の記念の日を祝したいと考えております。

 7月2日、3日に予定しております「おかざき100年祭」では、本市100歳の誕生を市民の皆様とともにお祝いするイベントとして、中央総合公園全体を使用し実施してまいります。

おかざき100年祭

おかざき100年祭

 また7月2日の夕方には公園内の道路にてバースデーパレードも用意しており、南中学校のマーチングバンドにご参加いただくほか、東京ディズニーシーから、ミッキーマウスをはじめディズニーの仲間たちによるスペシャルパレードも予定しております。
 4月に募集したキッズダンサー50人の参加も予定しており、私自身も大変楽しみにしております。お年寄りから子供まで楽しめる内容となっておりますので、ぜひ会場へお越しいただきたいと思います。

Okazaki100th821575

 7月4日からは、市制100周年記念事業の一環として「原動機付き自転車のご当地ナンバープレート」の交付を開始してまいります。デザインにつきましては、様々な岡崎の良さをPRするため、岡崎応援キャラクター隊の一員で、知名度の高い「オカザえもん」と「夜空に輝く岡崎の花火」をデザインしたもの、そして「夕暮れの岡崎城と桜」の風景をデザインしたものの2種類をそれぞれ2000枚作成いたしました。
 市民の皆様には、この機会にご当地ナンバープレートをぜひ付けていただき、地域の魅力をアピールするとともに、この岡崎への愛着がさらに深まることを期待しております。

「歴史まちづくり」の認定、「まちづくりシナリオ賞」受賞
 100周年を契機に独自の歴史遺産を活用したまちづくりに取り組んでいる本市におきまして、昨年の「かわまちづくり」に引き続き、「岡崎市歴史的風致維持向上計画」が5月19日、国の「歴史まちづくり」の認定を受けることとなりました。

津島淳国土交通大臣政務官、岡本栄伊賀市長、岡田昭雄千曲市長、内田康宏

 この2つの事業認定を受けたのは愛知県では本市だけであり、全国的にも稀なことであります。この認定は「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづくり法)」によるもので、本市固有の歴史的な風情や情緒といった歴史的な環境の維持向上を図ろうとする計画に対し、文部科学大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣の3大臣が認定し、その取り組みを国が支援するものです。この歴史まちづくり法の制度を活用いたまして、生活環境の向上、地域の活性化そして観光の振興につなげてまいりたいと考えております。
 さらに5月26日には、優秀な都市計画に与えられる「まちづくりシナリオ賞」を受賞することとなりました。本市のまちづくりの取り組みは国からのお墨付きはもちろんのこと、今や全国から注目を浴びる事業として進んでいることを改めてご報告させていただきます。今回の受賞に向けて、多大な尽力をなした担当部局職員には特に感謝するものです。

岡崎市の新・火葬場
 平成26年(2014年)3月から設計、建設をすすめておりました新しい火葬場がこのたび完成し、6月1日から供用を開始いたしました。

Okazakicrematory2016052912

 この新火葬場整備運営事業は、PFI手法を取り入れ、設計から建設、維持管理、運営に至るまで、一括して民間事業者のノウハウを取り入れ事業を進めております。本施設は、超高齢化社会において30年後には年間約5,000人と予測される火葬需要に対応可能な施設規模となっており、プライバシーの確保に配慮し、訪れたすべての人が快適に利用できるようユニバーサルデザインを採用しております。火葬炉は環境に配慮した高性能な設備を導入いたしまして、エネルギーコストの低減を図りました。また、災害に強い構造となっており、自家発電設備により停電時においても72時間(3日間)の火葬が可能となっております。

高齢者福祉
 次に高齢者福祉の関係であります。
 「介護が必要になった高齢者も住み慣れた自宅や地域で暮らし続けたい」という願いを叶えるため、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、医療・介護・介護予防・生活支援・住まいが一体的に提供される〝地域包括ケアシステム〟の構築にただ今取り組んでおります。その中核的な役割を果たしていくのが「地域包括支援センター」であります。今後、高齢者人口の増加に対応していくため、7月より施設数を14か所から7か所増設し、21か所とすることで、高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センターの機能強化を図ってまいります。

児童福祉と保育サービス
 児童福祉施策におきましては、7月から「岡崎市子育て応援すくすくメール」の配信を開始いたします。
 出産や子育てでの不安を和らげ、安心して子育てに向き合える環境づくりのために、子育てに関する役立つ情報をメールで配信するサービスであります。妊娠中の方から3歳未満のお子さんがいる子育て家庭を対象といたしまして、出産予定日やお子さんの誕生日を登録していただくことにより、子供の成長に合わせた様々な子育て支援情報を提供してまいります。
 また今年度から保健所(若宮町)と総合子育て支援センター(八帖北町)が相互に連携して、妊娠期から出産・育児への切れ目のない支援を、一体となって進めております。
 保健所では専門職のコーディネーターを複数名配置し、全ての妊婦さんへの保健指導の充実を図っております。
 次に総合子育て支援センターでは保育コンシェルジュを中心として、子育て支援に関する情報を集約し、保護者に必要なサービスや子育て情報を提供するとともに、その家庭の置かれている状況や希望に応じた助言を行うなどきめ細やかな対応を心がけています。5月末現在で相談と情報提供を合わせて278件の利用があり、今年度から拡充した地域子育て支援センターをはじめとする12か所の子育て支援拠点等の利用につなげるなど、身近な場所で寄り添い型の支援を目指しております。

 保育サービスにつきましては、4月から保育園全体の定員を7,840人から7,940人とし、100人分増やします。午前7時から午後7時までの延長保育は2園増の41園で実施しております。一時預かりにつきましても1園増の19園で実施するなど、保育サービスの充実に取り組んでおります。
 保育人材の確保につきましては、無料の職業紹介所の役割を担う「保育士支援センター」を今年3月末に開設し、潜在保育士などの再就職に関する相談、就職斡旋を行っております。5月末までに約50件の相談や斡旋を行った結果、33人の新たな保育スタッフの雇用につなげることができました。この他、再就職支援研修の実施等により潜在保育士の掘り起こしを行うとともに、子育て支援の担い手を養成するための「子育て支援員研修」を実施し、新たな保育人材の確保と現職保育士の相談支援などによる離職の防止によって、保育の受け皿の拡大に取り組んでまいります。

 現在、福祉の村(欠町)で整備を進めております「こども発達センター」につきましては、この4月に「こども発達センター準備室」を設置いたしまして来年4月のオープンに向け万全の体制で取り組んでまいります。

岡崎市こども発達センター(完成予想図)

 この「こども発達センター」では、相談、医療、支援の機能をもった3つのセンターがそれぞれ配置され、医師会をはじめとする様々な関係機関と連携を図りながら、官民一体となって発達に心配のあるお子様及びその家族をサポートしてまいります。特に医療センターはかねてから要望のあった機能でありまして、医師、看護師、臨床心理士などの医療スタッフや保健師、保育士が一丸となって、診察、検査、リハビリを実施してまいります。今年度は施設の建設、関係機関との業務の調整、医療スタッフの研修など、着々と準備を進めご期待に応えられるよう体制を整えてまいります。

 また、教育についてでありますが、今年度から教育費の負担を軽減するため、新たなに給食費を1か月分無料といたしました。対象を4月分としましたのは、年度初めは進学や進級などで保護者の経済的な負担が多くなるため、それを少しでも軽減できればと考えたためであります。この施策は学校側からも好評であります。給食費以外の支援策につきましても、その支給時期が最も効果のあるものとなるようにするなど今後も様々な観点から検討してまいります。

議案説明
 それでは本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。
 制定条例は以下の2件です。
・「岡崎市の花、木及び鳥を定める条例」
・「岡崎市いじめ 問題対策連絡協議会等条例」――いじめ帽子対策推進法に基づくいじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するため協議会等を設置します
 改正条例は以下の4件に3件を合わせた計7件です。
・「民政委員定数条例」――民生委員の負担軽減を図るため定数を増員します
・「保育所条例」――老朽化した山中保育園の建替えに伴いその位置を定めます
・「都市公園条例」――岡崎公園の利用者の利便性の向上を図るため、24時間利用に対応した使用料体形にします
・「岡崎市民病院の料金に関する条例」――非紹介患者初診加算料を引き上げるとともに再診患者加算料を定めます
 その他議案としましては以下の議案のほか3件を合わせた計6件を提案させていただいております。
・「市道路線廃止議案」――5路線に関するものです
・「市道路線認定議案」――主要地方道岡崎碧南線の開通に伴う9路線に関するものです
・「物品取得議案」――消防用の車両、小学校用の机・椅子などを買い入れます
 このほか、使用料の徴収に関する処分についての異議申立てに関する諮問1件を提案させていただいております。

 次に補正予算議案でありますが、一般会計で3億1,064万7千円の増額補正をお願いしております。内容は以下のとおりです。
・総務費――庁舎周辺整備工事請負費の計上、庁舎整備事業にかかる用地費用を土地開発公社へ償還するための土地購入費の計上
・民生費――保育園の書類作成業務のICT化を推進するための私立保育園保育業務支援システム整備費補助金の計上
・衛生費――予防接種法施行令の一部改正に伴うB型肝炎予防接種委託料の計上
・教育費――文部科学省公募の「ICTを活用した教育推進自治体応援事業」に採択されたことによるICT教育支援委託料の計上
 これからの補正財源といたしまして、国庫支出金、繰越金などにより収支の均衡を図っております。
 以上が、今議会に提案いたしました議案の大要であります。

Otogawariverfont20161

おかざき応援寄附金、若き日の徳川家康公像
 最後になりましたが、「おかざき応援寄附金」についてであります。
 本事業は、ふるさと納税制度の活用により、本市に対するふるさとの想いや本市が進めるまちづくりなどの魅力づくりに共感を持つ型の「岡崎を応援したい」「岡崎のまちづくりに参加したい」という想いを実現するとともに、市内産業の活性化を目的として寄附者に対する返礼品の贈呈などを実施しているものであります。
 4月27日に制度を開始いたしまして、5月27日までの1か月間におきまして、154件の寄附のお申し出をいただいております。この6月1日からはインターネットを利用したクレジット決済による寄附の申し込みも受け付けており、寄附者の利便性を図っているところであります。
 この「おかざき応援寄附金」におきましては、シティプロモーション戦略の3つの柱である「資産の現代価値化」「岡崎の顔づくり」「地域愛の醸成」の各事業に生かしてまいりたいと考えております。

 新たな本市のシンボルとして東岡崎駅前に設置を進めております徳川家康公像は、「資産の現代価値化」のメニューの一つであり、市民の誇りである家康公にまつわる歴史と文化遺産を新たな魅力とするため、皆様からの寄附金を制作費に充てたいと考えております。「若き日の徳川家康公の騎馬像」のデザインはご覧いただけましたでしょうか。

徳川家康公像

 現在、続々とご寄附をいただいておりますが、より多くの方にこの像を市民の愛郷心の象徴とし、新しい本市のシンボルとしたいという思いに共感いただき、熊本地震への義援金も求めている中ではありますが、「おかざき応援寄附金」につきましてもご理解ご協力をお願いいたします。

 以上ご説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきましてよろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げて説明を終えさせていただきます。ありがとうございました。 (つづく)


平成28年6月議会 その2(一般質問答弁・前編) (2016.06.20)

平成28年6月議会 その3(一般質問答弁・後編) (2016.06.23)

平成28年6月議会 その4(閉会の挨拶) (2016.06.26)

|

2016年1月 9日 (土)

こども発達センター工事着工!

岡崎市こども発達センター(完成予想図)

 本市にとって長年の懸案の事業であった「こども発達センター」の安全祈願祭が去る1月6日(水)に行われ、いよいよ工事が始まった。
 欠町の「岡崎市福祉の村」に建てられるこども発達センターは、発達に心配のある子供の早期の相談や医療、療育が一体となった複合施設である。

 発達障がいと言っても別に知的に障がいがある訳ではなく、周りから見て集団になかなか同化できない、「個性が強い子」とか「落ち着きのない子」といった認識でとられてしまう子供たちのことである。その問題が正しく考えられるようになったのは、まだほんのここ10~15年ほどのことである。私も県議時代に初めて説明を受けた時は、何か自分の幼少期のことを言われているような気がしたものである。
 正確に記述すると「自閉スペクトラム症(ASD)」という症状のことを指すのだという。他に「注意欠如多動性障がい(ADHD)」や「学習障がい(LD)」、「知的障がい」という特性を含むケースもあるそうだ。
 とはいえ、発達障がいは心の病気ではない。生まれつきの「脳の特性」から生ずる症状であり、育て方や環境に起因するものでもない。早期に発見し適切に支援することで、支障なく社会生活を送ることができる。そのタイミングをのがすと、そのために周囲とトラブルを起こしたり、いじめや不登校、引きこもりなどの次の問題が派生しやすいのだという。
 人は十人十色と言われるように、育ち方も成長のスピードも才能の開花も人それぞれである。少し前までは「変わった子」「わがままな子」として疎外されてきた子供たちが、理解される機会を持てることで社会性を取り戻してゆけるというのは、まさに今日的に重要な課題であると考えるものである。
 現実に発達障がいの傾向のある人の中には特殊な才能に恵まれている人も少なくなく、芸能や芸術、学術的分野で活躍されている方も少なくないそうであり、来年4月にオープンするセンターの今後の事業が注目されるものである。

 岡崎市こども発達センター等整備運営事業のホームページ

Kodomohattatsu201601061_2

Kodomohattatsu201601063

Kodomohattatsu201601062

―以下は安全祈願際の挨拶の抜粋です―
 ただいま、こども発達センター建設工事の安全祈願が無事執り行われまして、これから本格的な建設工事が進んでまいります。
 この施設は、民間事業者の創意工夫を活用するPFI手法で実施することにより、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図ってまいります。そして、発達に心配のある子の相談、医療、支援を総合的に提供するとともに、その子らしい健やかな発達をサポートしていく施設として、完成後には市民の皆様に十分活用していただけるものと期待しております。
 さて、岡崎市は今年、市制施行100周年という歴史的に大きな節目の年を迎えます。私どもはこれを絶好の機会ととらえ、このまちに生まれた子供達が、ふるさと岡崎により大きな愛情と誇りを持てる「夢ある次の新しい岡崎」を築き、さらに誰もが訪れたい、住んでみたいと思うまちづくりに邁進しているところであります。
 当施設におきましても来年、2017年4月のオープンに向け、この4月からは「こども発達センター準備室」を新設し、よりきめの細かい対応ができるよう、運営面でも準備を進めてまいりますので、皆様方におかれましても、今後ともどうか一層のお力添えをよろしくお願いいたします。


本市における、子育てにお悩みの方のための相談窓口を以下に御紹介します。

岡崎げんき館

子ども発達サポート相談
場所: 岡崎げんき館(若宮町) 1階 子ども育成ゾーン
日時: 月~金曜日(祝日・年末年始を除く)
    9時~12時=電話相談、9時~16時=面接相談(要予約)
電話: 0564-23-6808

岡崎市総合子育て支援センター

総合子育て支援センター
場所: 岡崎市立城北保育園(八帖北町) 3階
日時: 月~金曜日 9時30分~12時、13時~16時
    土曜日 9時30分~12時(祝日・年末年始を除く)
電話: 0564-26-0706

|

2015年12月18日 (金)

平成27年12月議会 その1(市長提案説明)

岡崎市議会 平成27年12月定例会

 岡崎市議会の平成27年12月定例会(12月1日~21日)初日で述べた「市長提案説明」を以下に掲載します。


徳川家康公顕彰四百年記念事業
 今年も早いもので、残すところあと1か月となりましたが、この1年を通して岡崎を内外に積極的にアピールしてまいりました徳川家康公顕彰四百年記念事業について触れさせていただきます。
 本市におけるメインイベントであります「岡崎城まつり」につきましては、10月30日から11月3日までの5日間、岡崎公園で開催し、約7万人の方に御来場いただきました。家康公の一生を迫力ある大型ドーム映像で再現した「家康公夢シアター」のほか、文化やグルメ、遊びを切り口とした多彩なプログラムで家康公の築かれた天下泰平の江戸の世をお楽しみいただきました。

第3回家康公生誕祭泰平の祈り(2015年12月26日)

岡崎公園

 そして、プレ事業を含めますと3年余りにわたり実施してまいりました家康公四百年祭は、いよいよエンディングを迎えます。家康公の誕生日であります今月26日には、静岡・浜松との3市合同のエンディングセレモニーを実施いたします。そのほか、岡崎城のライティングショーや乙川河川敷では水面を青く漂う3万個のLEDボールの「いのり星」を浮かべます「泰平の祈りプロジェクト」を、そして市民や観光客に参加していただく提灯行列も実施し、岡崎の冬のイベント「光の祭典」の確立につなげていきたいと考えております。
(注・提灯行列は12月10日をもって定員に達し、募集を終了いたしました。)

徳川家康公像
 次に、新たな岡崎のシンボルとして東岡崎駅周辺に設置いたします徳川家康公像につきましては、各方面の専門家等による家康公像デザイン検討会議からいただいた御提言に基づいて準備を進めているところであります。
 この岡崎で徳川家康と名のられた25歳当時の馬上の若々しい姿の銅像を、日本芸術院の会員で、日本屈指の銅像制作者の神戸峰男(かんべ みねお)氏に制作していただく予定であります。来年2月には、デザインのイメージ画を公表するとともに、像の設置のための寄附金を積極的に募ってまいります。東岡崎駅周辺の整備に合わせ、平成30年度末までには家康公像を設置したいと考えております。

岡崎市制100周年記念事業
 さて、年が明けますと、いよいよ本市の市制施行100周年を迎える年となります。市制100周年記念事業につきましては、現在、その準備を進めているところでありますが、主な事業につきまして、御報告をさせていただきます。
 まず、100周年記念事業が目指す市民参加による事業の象徴として進めております市民プロジェクト支援事業「新世紀岡崎チャレンジ100」でありますが、市内の各種団体から112件の市民プロジェクトが提案され、審査の結果、93件が採択プロジェクトとして決定されたところであります。今後、この93団体の皆様には、来年度の事業実施に向けて、事業内容の精査や補助金の交付申請を行っていただき、交付決定後は、本格的な準備に入っていただくこととなります。
 次に、地域において積み重ねてきた歴史や文化、逸話や自然、景観などを「地域の自慢」として1冊の本にまとめていく「岡崎まちものがたり作成事業」は、来年度の完成に向け、総代会連絡協議会が中心となり、市内全小学校区で作成委員会を立ち上げていただきました。現在、それぞれの作成委員会において掲載内容を検討いただいているところであります。
 続きまして、先人から受け継いだ桜を愛護しながら新たな桜の名所づくりを進める「さくら100年プロジェクト」でありますが、桜の植樹時期は、秋から冬の落葉期が良いとされていることから、先月15日に植樹を開始したところであります。このプロジェクトは3か年の計画でありまして、初年度となります本年度は、市内22か所に約1,150本の桜を植樹してまいります。

岡崎市制100周年記念事業 赤い糸プロジェクト

 次に、本市の新たな魅力を、様々なモノをつなげることにより生み出そうとする「赤い糸プロジェクト」についてであります。事業者参加型の新商品開発プロジェクトは、市内27の事業者の参加により、10月から開始をしております。来年の夏頃には、本市の新たな特産品が発表される予定であります。
 また、店舗参加型の八丁味噌と赤ワインをかけ合せたマリアージュイベントには、市内32店舗の飲食店の参加がありまして、来年4月から各店舗で赤ワインに合う八丁味噌を使った「市制100周年記念メニュー」が提供される予定であります。
 以上、100周年記念事業の一端につきまして、現状等を説明いたしましたが、100周年記念事業は、基本理念のとおり、様々な市民の皆様の参加のもとで実施し、新世紀に入る岡崎の更なる発展や活性化につなげてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

平成27年度の主な事業の進捗状況
 本年度の主な事業の進捗状況について、御説明いたします。
 まず、認知症の地域支援についてであります。本年1月から開始しました認知症高齢者見守り支援事業の「岡崎おかえりメール」につきましては、現在見守り協力者として約700人、行方不明の恐れのある方の事前登録として約100人が登録されております。認知症による徘徊はニュースなどでも取り上げられておりますが、地域での見守りを強化するため、更なる登録者の増加に努めてまいりたいと考えております。
 また、認知症の本人及び家族の居場所づくりや情報交換を目的とした支援拠点となります「認知症カフェ(オレンジカフェ)」につきましては、補助対象事業者として5団体を選定しました。これらの支援により、認知症の方の家族の介護負担の軽減や地域住民の方の認知症への理解を深めることで、認知症の方を地域で支えていく体制づくりを図ってまいります。

百々保育園

 次に、児童福祉の関係であります。昨年度から工事を進めております百々(どうど)保育園の園舎建替え事業につきましては、いよいよ完成を迎えることとなり、仮設園舎から新園舎への引越しを行った後、今月14日から新しい園舎での保育がスタートすることとなります。また、来年度からは定員を20人の増となる215人とし、保育の充実を図ってまいります。新しい園舎の完成を心待ちにしていた子どもたちがこれからも、安全に楽しく保育園で過ごせるように、より一層努めてまいります。
 続きまして、学校教育の関係でありますが、昨年度から進めてまいりました六ツ美中学校柔剣道場(じゅうけんどうじょう)の整備は、木材利用に配慮した工事が9月に完成し、武道の円滑な実施が可能となりました。
 また、本宿小学校プール改築業務につきましては、既設のプールの解体後、現在はプールや更衣室の基礎工事が完了し、年度内の完成を目指してまいります。
 そのほか、適応指導教室分室の「ハートピア上地」につきましては、岡崎市総合学習センターの1階を整備し、9月に開設しました。もともとありましたハートピア竜美と合わせますと、実習室の数も職員の数も倍になりました。このことにより、定員超過により、希望をしても通所できない子供が発生する状況が解消されるとともに、個別対応が必要な児童生徒も受け入れることができるようになりました。

 次に、災害対策の関係であります。
 南海トラフ地震など大規模な地震災害において、住民が居住する地区の災害特性に沿った、的確な自主防災活動を検討していただく際の資料として小学校区単位の防災カルテを作成しました。これを活用し、地域住民自らが作成する地区防災計画策定の支援を4地区で実施してまいります。
 現在は、内閣府から地区防災計画策定支援モデル事業として採択された矢作北学区のほか松本町と中之郷町で住民によるワークショップを通じ、地域の災害特性を反映した防災計画の策定に取り組んでおります。
 また、「自主防災組織 活動資機材等 整備補助金」につきましては、昨年度に続き地域からのニーズが非常に高く、今年度は96団体から申請をいただき、浄水器や発電機の購入、防災倉庫の設置など地域防災力向上の一助となる資機材の整備に活用いただいております。近年の大災害の教訓から、地域住民が自ら地域を守る自主防災活動の活性化の推進が被害を軽減するために何よりも重要であることから、今後も一層共助による減災の推進に重点を置いて取り組んでまいります。

 最後に、乙川リバーフロント地区整備でありますが、この計画は現在進めている東岡崎駅周辺地区整備や岡崎公園整備と連携させ、お城と歴史資産などを活用し、さらに、康生地区、伝馬通りなど、中心市街地への回遊性を高め、賑わいの創出を図るまちづくりを目指しておりまして、この10月からは、市民の皆様と練り上げていくワークショップを開催し、「かわまちづくり」、「中央緑道活用」、「歴史まちづくり」、「賑わい創出」をテーマとして取り組んでおります。
 10月25日の全体会議では、70人の市民の皆様の積極的な参加をいただきました。今後も、さらに議論を深めて、より良い「まちづくり」の御提案をいただきたいと考えております。また、こういった「まちづくり」のための受け皿としての施設整備では、殿橋下流右岸の河川敷、プロムナードとしての堤防道路整備や(仮称)乙川人道橋などの工事も今年度より進めています。
 以上、主な事業の進捗状況について御説明申し上げました。

本議会における提案議案
 それでは次に、本議会に提案しております議案について説明させていただきます。
 まず、条例議案でありますが、制定条例としましては、市制100周年記念事業であります「岡崎さくら100年プロジェクト」のため、桜の植樹及び適正な維持管理に要する事業費を積み立てる基金を設置します「さくら基金条例」、行政不服審査法の全部改正に伴いまして、審査請求に対する裁決の公正性、適正性向上のため、審査庁の判断の妥当性を審査する附属機関を設置します「行政不服審査会条例」、及び「消費生活センターの組織及び運営等に関する条例」の3件であります。
 次に、改正条例としましては、大樹寺小学校の教室を活用し、設置する児童育成センターの名称及び位置を定めます「岡崎市児童育成センター条例」、市営住宅等入居者へのサービスの向上及び経費の縮減のため、指定管理者制度の導入ができるよう見直します「岡崎市市営住宅条例及び岡崎市特定公共賃貸住宅条例」、ほか4件でありまして、合わせて9件を提案させていただいております。
 その他議案といたしましては、指定期間が満了する施設について、次の指定管理者を定める「公の施設に係る指定管理者の指定」が22件、市道整備等のために必要な用地を買い入れる「財産の取得」が3件、このほか1件でありまして、合わせて26件を提案させていただいております。

本議会における補正予算議案
 補正予算議案でありますが、以下の減額補正を提案いたします。

一般会計 4億4,489万9千円の減額
特別会計 1,111万2千円の減額
企業会計 3億2,815万  円の減額

 補正予算の主な内容につきましては、まず人件費に関しまして、一般・特別・企業会計を通じまして、人事異動に伴う職員給与費の補正をお願いしております。
 一般会計における主なものとしましては、総務費は、公共施設保全整備基金及びさくら基金への積立て、イントラネットのセキュリティー対策を強化するためシステム開発委託料の計上、防犯灯の球切れによる取替えが見込みを上回ったことによるLED灯への取替工事請負費の増額、個人番号カードの交付予約システムに係るクラウドサービス使用料の計上、民生費は、地域密着型特別養護老人ホームを整備する法人の応募がなかったことによる建設助成事業費の減額、保育単価が見込みを上回ったことによる施設型給付費の増額、交付の前提であります国庫補助金の減に伴う生活保護施設整備事業費補助金の減額、土木費では、破損した郷東橋(ごうひがしばし)を復旧するための測量設計委託料の計上、整備方針を検討するため、当初予定していた整備の一部を取りやめたことによる乙川河川緑地整備工事請負費の減額をお願いするものであります。
 次に、繰越明許費(くりこしめいきょひ)でありますが、福祉の村施設整備事業につきまして、他工事と同時施工する必要があり、工事日程の調整の結果、年度内完成が見込まれないことにより繰越しをお願いするものであります。
 また、債務負担行為につきましては、市政だより印刷製本に要する経費を始め53件の事項について、それぞれ平成28年度当初予算に先立ち、契約を早期に進めるため、債務負担行為の追加をお願いしております。
 続きまして、特別会計でありますが、後期高齢者医療特別会計では、額の確定に伴う愛知県後期高齢者医療広域連合への保険料等負担金の増額、額田北部診療所特別会計では一般会計繰出金の計上をお願いしております。

岡崎市民病院

 最後に企業会計でありますが、病院事業会計では、C型肝炎治療の新薬を処方する患者の増に伴う投薬・注射薬品の増額や、工事期間を来年度に延長することに伴う本棟再編改修工事請負費の減額、下水道事業は汚水及び雨水の流入水量が見込みを上回ったことにより流域下水道維持管理費負担金の増額をお願いいたしております。
 以上が、今議会に提案いたしました議案の大要であります。

マイナンバー制度
 最後になりますが、10月5日に施行されました社会保障・税番号制度いわゆるマイナンバー制度について触れさせていただきます。
 市民一人ひとりにマイナンバーをお知らせするための通知カードは、本市では、先月22日から各世帯への郵送が始まりました。先日、私の所へも送られて参りました。これに伴い、各世帯の皆様の個人番号カードの申請も始まったところであります。そして、来年1月からは社会保障・税・災害対策関係の行政手続の窓口でマイナンバーの利用が始まります。また、西庁舎地下1階に開設しました個人番号発行センターにおいて、いよいよ個人番号カードの交付も始まります。
 一時期に交付手続が集中するため、市民の皆様の待ち時間を少しでも短縮するよう証明写真撮影装置による写真撮影及びカード交付申請サービスの実施や先程の補正予算の内容で説明しました個人番号カードの交付予約システムの活用によりまして、円滑な事務処理に鋭意取り組んでまいります。 (つづく

|

2015年8月 6日 (木)

県・市懇談会(2015年)

 愛知県市長会・副会長としての初仕事となる「県・市懇談会」(知事と市長会)が7月24日(金)、名古屋のアイリス愛知にて行われた。毎年定期的にこうした形で県内各地における様々な問題をこの懇談会で話し合うのである。
 今回は行政部会、社会文教部会、経済部会の3部門、計13項目の課題について質疑が行われた。閉会後には、東日本大震災の被災3県の自治体関係者より愛知県内各市からの職員派遣に対するお礼と今後のお願いがあった。
 各市の提出事項、それに対する岡崎市の意見・回答は以下の通りである(いずれも抜粋)。

1.防犯カメラの設置に対する支援策の創設について <西尾市提出>
 西尾市においては、平成25、26年度に名鉄西尾駅及び桜町駅自転車駐車場に防犯カメラを設置したところ、抑止効果について十分な結果が得られました。しかしながら、1基の設置について20万~30万円以上の費用がかかり、さらにその後の維持管理費がかかるため、町内会等の団体にかかる負担は多大であります。
 ついては、県におかれては、地域の団体等が防犯カメラを設置する際の設置費及び維持費等、修繕費等にかかる財政的な支援策を講じられるよう要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <安全安心課>
 防犯カメラの設置、維持管理費用、機器の更新のためには多額の費用を要します。岡崎市の考え方としましては、県補助制度を望むため、賛同します。

2.河川海岸堤防等における地震・津波対策事業の推進及び支援強化について <西尾市提出>
 市町が管理する海岸堤防等の地震・津波対策については、後背地を一体的に防護するため、県の海岸堤防等における対策とともに進めようと考えていますが、そのためには国及び県の補助事業による財政支援が不可欠です。
 県におかれては、県が管理する河川海岸堤防等の地震・津波対策事業を着実に推進するとともに、市が管理する海岸堤防等の事業が県の整備に送れることのないよう、財政的支援の強化を要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <防災危機管理課・河川課>
 平成26年(2014年)12月、県の第3次あいち地震対策アクションプランが策定されました。このアクションプランは、対策の柱である「命を守る」という観点から対策区間の選定が行われており、本市内における県管理の一級河川については対象とされておりません。

3.国民健康保険広域化における国保事業費納付金及び標準保険料率に対する市町村意見について  <犬山市提出>
 平成30年度より国民健康保険の運営主体を市町村から都道府県に移管する「医療制度改革法」が今国会で成立しました。
 県におかれては、被保険者の税負担に大きな影響が生じないよう、国保事業費納付金及び標準保険料率を決定する際には、市町村の意見を聴取する機会を設けるなど、各市町村の実情を考慮いただくよう要望します。

4.子ども医療に係る福祉医療制度の拡充について <碧南市、常滑市提出>
 子供医療については、県の補助制度をベースに各市町村が上乗せをする形で助成を行っています。どの地域においても同様の負担で受診できる全国一律の医療保険制度となるよう、制度の見直しについて国に働きかけていただくよう要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <医療助成室>
 岡崎市では、平成20年(2008年)4月から、入・通院の自己負担分につき以下の助成を行っています。

通院 入院
0歳~未就学児 県制度 県制度
小学生 市単独 県制度
中学生 市単独 県制度

5.強度行動障害児(者)の支援について <西三河ブロック提出>
 近年、激しい自傷他害や破壊行為などにより在宅生活が困難となる強度行動障害児(者)が増加傾向にあり、その人数は療育手帳交付数の概ね1%程度と言われています。
 県におかれては、強度行動障害児(者)及びその家族が安心した日常生活を送ることができるように、強度行動障害児(者)に係る施設入所にあたって市と協力・連携し、圏域もしくは圏域を超えた調整を主導するなど、積極的に支援・協力をしていただくよう要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <障がい福祉課>
 岡崎市では現在、強度行動障害児(者)の施設入所につき、市単独で「強度行動障がい者支援助成金」制度を設けています。そして平成27年度以降、一定の要件を満たす強度行動障がい者が通所の生活介護を利用した場合についても、「強度行動障がい者支援助成金」の対象とする方向で助成対象範囲を拡大しました。県域を越えた協力をして下さることを望みます。

6.軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入助成制度の導入について <知多市提出>
 県におかれては、県の制度として身体障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入助成制度を創設し、県下統一の基準による支援策を講じられるよう要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <障がい福祉課>
 岡崎市では、平成25年(2013年)8月に市民からの要望書の提出を受け、同年12月議会での質疑を経て、年少期の言語の取得やコミュニケーション能力向上を支援するため、平成26年4月より軽・中等度難聴児への補聴器の購入助成を行っています。購入にかかった費用の3分の2までを助成対象とし、平成26年度には9名に10個の支給決定を行いました。
 県から2分の1補助してもらうことにより、市町村間の助成のばらつきがなくなるよう要望することに同意します。

7.高齢化社会に向けたバリアフリー化の整備補助について <蒲郡市提出>
 県におかれては、それぞれの市町村の実情に応じて、地域に密接した施設をバリアフリー化するための新たな補助制度の創設をしていただくよう要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <市民協働推進課>
 岡崎市の学区集会施設(学区市民ホーム)は、現在49館あります。昭和50年代からの建物であり、保全工事などにあわせてトイレの洋式化、階段等への手すりの設置、玄関入口等スロープの設置など部分的に対応しています。

宮崎学区市民ホーム

宮崎学区市民ホーム

 こちらは平成26年(2014年)3月28日に新築、開館した「宮崎学区市民ホーム」の写真です。

8.放課後児童クラブの充実について <新城市提出>
 国においては、小学生の放課後児童クラブの拡充のため、施設準備に要する経費について「子ども・子育て支援整備交付金」で補助することとし、補助率は国が1/3、都道府県が1/3、市町村が1/3としています。
 しかしながら、県の補助金については、国より低い基準額となっています。県におかれては、放課後児童クラブの充実に向けて、より一層取組みを推進するとともに、施設整備に係る補助基準額を国と同等の水準まで引き上げていただくよう要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <こども育成課>
 岡崎市は、平成26年度までは、中核市として県の要綱ではなく、厚生労働省の要綱によって国から1/3補助金を受けてきました(市は2/3の負担を行っています)。
 今年度(平成27年度)からは大都市特例が廃止され、中核市の岡崎市としても、県の要綱に基づき、県から1/3補助金を受けられることとなります。
 負担割合が国・県・市ともに1/3となれば、本市としても計画的な施設準備が推進できるものと考えています。

岡崎市児童育成センター(岡崎学区)

9.少人数指導授業対応教員の配置について <尾張旭市提出>
 県におかれては、教育の質を維持するため、少人数指導授業対応教員の配置数の安定化を図られるとともに、その拡大についても要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <学校指導課>
 岡崎市は、少人数授業、ティームティーチングを活用して個に応じた指導を行うとともに、多様な学習形態を工夫し、学力の定着と主体的な「学び」の実現を目指しています。
 本年度、岡崎市の小学校では、32.5人(再任用短時間勤務者を0.5人と数える)の少人数指導授業対応教員の配置があり、47校中36校で活用しています。
 中学校には、38人(再任用短時間勤務者を0.5人と数える)の少人数指導授業対応教員の配置があり、市内の20校ある中学校のうち19校で、数学科・英語科・総合学習の時間等で主に活用されています。
 少人数指導授業対応教員の配置による教員の増員によって、授業はもちろんのこと、普段の学校生活の中でも児童生徒にきめ細かく目を行き届かせ、質の高い教育を維持することができます。

岡崎市立北中学校

10.観光施設整備に対する県補助金について <知立市提出>
 県におかれては、県内各地域の観光施設整備を一層促進するため、観光施設費等補助金の更なる充実を図っていただき、補助率どおりの交付をしていただけるよう要望します。

11.農地中間管理事業の制度改善について <豊橋市提出>
 県における農地中間管理事業は、貸出期間の制限や、複雑な手続が必要となること等から、「貸し手」がこの制度の利用に対し慎重になっており、平成26年度における県の実績は、国の目標の1%という状況となっています。
 県におかれては、中間管理機構による農地の集積・集約が進むよう、貸し手に対しては、機構集積協力金の交付要件における貸出期間の弾力的な運用や税制面における負担軽減などの優遇措置が講じられるように、また、貸し手・借り手に対しては手続きの簡略化が図られるよう、他都道府県と連携して国に対して制度改善の働き掛けを行っていただくよう要望します。

12.三河港における自動車物流機能の強化に向けた港湾施設の整備促進について  <豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市提出>
 三河港は、国内外自動車メーカーの輸出入の拠点港として重要な役割を担っており、平成26年の完成自動車の輸入台数・金額は共に22年連続日本一、輸出は全国2位を記録し、今後も完成自動車の取扱量の増加が見込まれています。
 ついては、三河港の物流・産業機能を強化するため、工業用地およびふ頭用地の確保や三河港周辺道路の整備といった、「第6次三河港港湾計画」に基づく港湾施設の整備を早期に実施するよう要望します。

13.道路標示の適切な補修について <半田市提出>
 半田市内においては、横断道路や「止まれ」の表示など、公安委員会が管理する道路標示が経年劣化している箇所が多くみられます。
 ついては、交通安全対策を推進するに当たっては、地域住民の意向を反映させることが重要でありますことから、道路標示の補修に関しましても、地元自治体と警察署、県警本部との連携・情報共有がより緊密に図られることを要望します。

→ 岡崎市の現状・意見 <安全安心課>
 公安委員会が管理する道路標示の補修要望は、本市においては、①岡崎市(安全安心課)を経由して岡崎警察署に要望するものと、②岡崎警察署が直接要望を受け付けるものの2種類があります。
 道路標示の早期補修は、「最も効果的な、交通安全対策のひとつであると考えて」います。早期の補修対応が実現できるよう、警察署や県警本部との連携を図ることを要望します。

|

2015年4月 5日 (日)

藤田学園と「大学病院の整備及び運営に関する協定」調印

大学病院の整備及び運営に関する協定(2015年3月27日)

 昨年5月、岡崎市南部に、私の公約の大きな柱の一つでもあった待望の大学病院の建設が決まり、藤田学園、岡崎駅南土地区画整理組合と岡崎市の三者間で、「大学病院の建設に関する協定」の締結・調印が交わされました。なにぶん他者の妨害を避けるため、交渉は決定するまで秘密裏に行われました。(協定締結にいたるまでの経緯は、岡崎市の下記のページから御覧頂けます。)

 岡崎市ホームページ – 大学病院の建設に関する支援方針

 以来、今日まで細部の条件ついて、つめの交渉が継続されてきました。この度、3月27日(金)、藤田学園と岡崎市の間で「大学病院の整備及び運営に関する協定」が交わされ、次に岡崎駅南土地区画整理組合と岡崎市の間で「土地の売買等に関する協定」が交わされました。5年後の平成32年(2020年)の開院に向けて大きく前進できたことを喜んでおります。

クリックすると拡大します

 今回の主な協定内容は、

① 一般病床数400床の確保
② 24時間・365日運用の第2次救急医療の実施
③ 救急医療体制整備への財政的支援
④ 病院用地の10年間無償貸与

 などから成っています。
 大学病院建設については、昨年の基本協定発表以来、市民の皆さんからの期待や関心も高く、市議会あるいは市民対話集会など、様々な場面で「必ず実現してほしい」との力強いエールを頂いているところであります。
 本市においては、大学病院の建設支援を市の総合計画や実施計画にしっかりと位置付けをして、市の重点プロジェクトの一つとして推進することをすでに決定しています。またこの3月の市議会においては、大学病院支援に向けた新たな基金の設置が可決されたところであり、本市としての準備も着々と進めているところであります。
 今回の協定調印は、昨年5月29日の基本合意以降、約1年にわたり協議を重ね、合意を得た事項に関して確認をするものであり、これまで協議内容の取りまとめのため様々な立場で御協力頂いた皆様方に対し、改めて感謝とお礼を申し上げるものであります。
 今後も個別具体的な課題について、様々な協議を行っていくわけでありますが、今回の協定を一つの柱として、岡崎市南部のみならず西三河の医療を支える新たな軸となる大学病院建設に向けて努力して参りますので、よろしく御支援のほどお願い申し上げます。

 ところで、すでに県議会議員選挙も始まっておりますが、選挙は本物とニセ物を見分ける機会でもあります。目的は議員バッヂを胸に付けることだけで、愛郷心のかけらもなく、当選のためならできもしない政策や口から出まかせの実績を恥ずかしげもなく並べ立てるような人物を選ばないで頂きたいと思います。
 確固たる政治理念と支持基盤を持ち、自己の立ち位置をわきまえ、なすべき政策をきちんと推進していく。そうした方をぜひ選んで頂きたいと思います。
 間違っても兵庫県の誰かさんのような人に投票しないでほしいものです。


岡崎市南部に総合病院建設決定! (2014.06.12)

「藤田保健衛生大学 岡崎医療センター」プラン決定 (2017.03.06)

|

2015年1月 1日 (木)

平成27年 あけましておめでとうございます

岡崎市 新年交礼会(2015年)

 皆様、新年あけましておめでとうございます。
 昨年を振り返りますと、様々な分野において、輝かしい業績を残された方々にスポットライトがあてられ、明るい希望を抱かせてくれる出来事が印象に残っております。2月にロシアのソチで行われた冬季オリンピックでは、フィギュアスケートにおいて羽生(はにゅう)選手が男子としては初となる金メダルを獲得するなど多くの日本人選手が活躍いたしました。またテニス界では錦織(にしこり)選手が世界四大大会の一つである全米オープンにおいて初の決勝進出を果たしました。スポーツに限らず、ノーベル物理学賞を3名の方が受賞し、日本の高い科学技術力が示され、日本人としての誇りと自信を感じる一年であったように思います。
 本市におきましても、昨年10月末に人口が初めて38万人を超えることとなりました。人口減少が社会問題となる中、着実に人口増加しておりますことは、大変喜ばしいことであり、さまざまな施策を通じて、魅力ある都市として認めて頂いているものとしてうれしく思います。
 では、市政の今後の展望についてご報告申し上げます。

岡崎市民病院・福祉施設
 市民病院につきましては、一昨年の「西棟」の建設に続き、今年の秋には「救急棟」がオープンする運びとなっております。大学病院に引けを取らない施設・設備、診療体制をしっかりと整備してまいります。
 平成28年(2016年)1月には、重度の心身障がい児を療育する「第二青い鳥学園」が岡崎中央総合公園内に新築移転します。そして平成29年(2017年)3月には、発達障がいまたはその疑いのある子どもの発達を総合的にサポートする「こども発達センター」が順次オープンしてまいります。
 今後、市民病院は、これら専門性の高い医療施設と連携し、その要となって本市における総合的な医療ゾーンの一翼を担うこととなります。

岡崎市民会館
 次に、施設の老朽化が問題となっておりました市民会館につきましては、調査の結果、20年以上の耐久性があることが判明しました。そこで現在の施設を長寿命化することとして、平成28年10月のリニューアルオープンを目指し、9月から改修工事に着手する予定です。改修内容は舞台の拡張や座席の一新などの内装の改修に加え、外観の改修や外回りの敷地のフラット化も行い、障がい者や高齢者に配慮したバリアフリー化も目指します。この改修により、これまで以上に充実した文化芸術の拠点施設として、皆さまに満足頂ける市民会館に生まれ変わります。

治水と災害対策

 平成20年8月末豪雨での甚大な浸水被害を受け、市内の伊賀川、広田川、占部川の3河川で行われてきた緊急改修工事につきましては、一部を残し、本年度末をもって概ね完成を迎えます。鹿乗川、砂川についても床上浸水対策特別緊急事業の区間の改修を終え、引き続き上流部の整備を進めていくこととしております。さらに、占部川の改修に合わせて建設を進めておりました針崎雨水ポンプ場も、昨年の夏から稼働しております。これらの事業により、これまで長年、水害に悩まされていた地区においても被害が大きく軽減されるものと考えております。また今後も引き続き、局地的な豪雨に備えるため、総合的な雨水対策計画を策定し、さらなる体制強化を図ってまいります。

針崎雨水ポンプ場

家康公四百年祭
 さて本日、家康公四百年祭がスタートいたしました。家康公生誕の地である岡崎市、出世の地である浜松市、大御所の地である静岡市の三市が連携して記念事業を展開し、家康公の功績を広く発信し、地域の魅力向上、市民の誇りの醸成や地域の活性化に繋げてまいります。
 本市では、10月30日から11月3日までの5日間、岡崎公園多目的広場において、「家康公四百年祭 岡崎城まつり」を予定しております。12月26日の家康公の生誕日には、本市において、三市連携事業のエンディングセレモニーを開催し、青く光るLEDボール3万個を乙川に流す「泰平の祈りプロジェクト」を実施いたします。この事業は平成28年度以降も継続して実施し、冬のイベントとして定着させて参りたいと考えております。

岡崎市制施行100周年
 そして、来年、平成28年は岡崎市の市制施行100周年の記念すべき年であります。本市の継続的な発展の節目として、積み重ねてきた歴史、先人の偉業などを市民総参加で祝うとともに、岡崎の新たな世紀の始まりとして、市民、企業、行政、各種団体などすべての皆様が、さらなる発展に向かって力を合わせて活躍する契機となるよう、「新世紀岡崎 飛躍祭(ひやくさい)」と名付けて、100周年の記念事業を展開してまいります。
(クリックすると拡大します。)

新世紀岡崎チャレンジ100 募集概要

新世紀岡崎チャレンジ100 募集概要

東公園・恐竜モニュメント
 一方で市外からの誘客だけではなく、市民の皆様が家族そろって余暇を過ごせる環境づくりも必要であると考えております。その代表であります東公園では、平成27年度からゾウ舎などの改修を進めてまいります。

東公園・ティラノサウルス

 また東公園の新たな魅力づくりとして、去る12月に、最新の学説に基づいた実物大のリアルな恐竜モニュメントを1体設置いたしました。そして3月末までには、さらに4体を設置することとなっております。この5体の恐竜モニュメントはある篤志家からの御寄贈によるものでありまして、今回は、ひとまず動物園の手前の時計塔北側広場に設置いたしますが、将来的には動物園とともにご家族で楽しんで頂けるよう、東名高速道路東側の森林の中に物語性をもたせたジオラマ風での展示を予定しております。

 本年の干支は「未(ひつじ)」であります。群れをなす羊は、家族が穏やかに安泰であり、いつまでも平和に暮らすことを示していると言われております。市民の皆様が、岡崎に生まれたことを喜び、誇りに思える「夢ある次の新しい岡崎」を築き、誰もが、訪れたい、住んでみたいと思うまちづくりを目指してまいります。
 結びにあたり、市民各位のご多幸を心より祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせて頂きます。

内田康宏事務所

|

2014年10月22日 (水)

連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2014年)

Jtuc201409301

 9月30日、「連合愛知三河中地域(なかちいき)協議会」の幹部の皆様と、来年度予算編成に向けての懇談会を行うこととなった。労働者団体の代表者組織である協議会からの要望書提出と懇談会は、毎年恒例となっている。
 大切な要望活動には必ず出席される中根代議士が国会(臨時国会)の都合で珍しく欠席されたものの、西久保県議をはじめ各市会議員の皆様おそろいの中、各企業労組の役員、教職員組合、市職員組合、市従業員労組などの幹事の方々とお話をする機会を持つことができた。
 議員の皆様とは、議会をはじめ、様々な地域会合などでお会いした折に意見を交わす機会は度々あるのだけれど、組合関係者の方々と直接的に言葉を交わす機会は貴重なチャンスであり、十分に活かしたいものである。

―当日の挨拶文―
『今年の夏は、全国各地で甚大な豪雨災害や土砂災害が発生しており、中でも、広島市では局地的豪雨による大規模な土砂災害が発生し、74人もの尊い人命が失われました。本市も、平成20年8月末豪雨では、2人の方が亡くなる大災害に見舞われ、以後、河川の改修、雨水貯留施設やポンプ場の整備、警報装置の設置など豪雨対策に取り組んで参りましたが、今また、新たな課題を突き付けられた思いであります。
 いずれにしましても、自然の脅威を目の当たりにして、防災はいかに危険を早く知らせ、避難を誘導できるかが重要であることを、改めて肝に銘じたところであります。
 なお、私もお招きに預かりましたが、4月20日、菅生川河川敷で開催されたメーデーでは防災コーナーを設置して頂き、「千人を超す組合員の方々に防災マップや防災グッズについて周知ができた」との報告を受けております。また、東日本大震災被災者への支援活動、応急活動への協力や避難場所の提供など、数々の御尽力に対し、この場をお借りして深く感謝を申し上げます。
 すでに御存じかと思いますが、岡崎駅の南、約1キロメートルにある土地区画整理の区域内に、平成32年(2020年)4月の開院を目指して、藤田保健衛生大学病院が進出することになりました。これにより、市内における医療の地域格差も大きく是正されることになります。さらに重要なことは、市民病院の負担が軽減され、市民病院本来の機能が十二分に発揮できるようになるという相乗効果であります。
 また、平成28年(2016年)1月には重度の心身障害児を療育する「第二青い鳥学園」が、そして翌29年3月には子供の健全な発達を医療面からもサポートする「こども発達センター」がオープンする予定でございます。これにより、本市の医療環境は格段に改善されるものと確信いたしております。

 今般、「乙川リバーフロント地区整備計画」を取りまとめ、来年度からスタートする準備が整いました。これにより、岡崎の豊かさの基盤であった「モノづくり産業」に加えて、観光産業をこれからの岡崎の経済を支えるもう一つの柱として育て上げたいと思っております。
 しかし、一方では、企業の市外流出が続いており、雇用の受け皿となる企業がいなくなる、元気がなくなるというのは本市の活性化にとって大きな痛手となっております。そこで、昨年10月に岡崎ビジネスサポートセンター「Oka-Biz」を開設し、今年4月から工場緑地率の規制緩和を行い、事業環境の改善を図って参りました。残り1区画となった東部工業団地への企業誘致、阿知和地区工業団地構想の具体化など産業基盤の整備充実にも取り組んで参ります。』

―当日の答弁―
『地域の産業振興の強化につきましては、「Oka-Biz」の相談件数が目標の2倍以上を数え、徐々にではありますが、中小・零細業者への経営支援や企業・創業支援に実績を上げております。9月25日には、岡崎信用金庫に続き、日本政策金融公庫とも覚書を締結し、経営相談に関しては「Oka-Biz」を紹介して頂けることになりました。
 また、今年度終了の産業空洞化対策減税基金を財源とする設備投資補助制度につきましては、本市も6社が認定され、支援を受けることとなりました。来年度以降も継続して頂けるよう、県に要請しているところであります。
 雇用の安定と創出につきましては、市内の企業に目を向けて頂く「長期実践型インターンシップ」や、中小・零細事業者の魅力をウェブ上で紹介する「岡崎コレクション」を展開しております。地元企業の魅力を理解して頂き、就職につながれば、と期待するところであります。
 仕事と生活の両立支援につきましては、来年度から、新たに3園で午後7時まで園児をお預かりする延長保育を実施したいと考えております。また、児童育成センターの開館時間を、夏休み期間中は30分早めて午前7時30分からとする条例改正議案を、この9月議会に上程しております。
 高齢者福祉の充実につきましては、本市も高齢化率が20%を超え、超高齢化社会が目前に迫っており、介護サービスや一般高齢者サービスの充実が喫緊の課題となっております。
 本年から地域包括支援センターを2箇所増設して、計14箇所としました。策定中の第6期介護保険事業計画では、高齢者数の増加に見合った地域包括支援センターの増設、認知症地域支援推進員や生活支援コーディネーターの配置なども検討しております。
 地域包括ケアシステムにつきましては、昨年度、地域包括ケア推進会議を発足させました。今年度は、地域包括ケアシステムの構築に向け、着実に前進して参りたいと考えております。
 また昨年度から、見守り支援事業を実施しました。新聞・宅配飲料の販売店、電気・ガス・水道事業者、金融機関、医療機関など、現在200を超える事業者に登録して頂いております。今後も、見守りのネットワークとして拡げて参りたいと考えております。
 現在、社会の情報化が急速に進展する中、子供達が情報や情報手段を主体的に活用する能力の育成が重要となっております。本市ではこの10月に、すべての中学校にタブレット型情報端末を配備いたします。まずは、数学、理科、英語の3教科でICT(情報通信技術)を活用した新たな授業スタイルを定着させ、子供達に確かな学力を身に付けさせて参ります。』

―当日の意見交換―
 意見交換の折に「旧太陽の城の跡地利用問題」についてご質問がありましたので、お答えしました。

『旧太陽の城の跡地利用につきましては、コンベンション(=会議、集会)機能やバンケット(=祝宴、宴会)機能など、すべての業務を担うことのできるシティホテルを誘致することがベストと考えております。その可能性はあきらめておりません。しかし、資本主義というのはシビアなもので、「儲からないこと」は誰もやりません。この事実を踏まえて、現在、セカンドベストの対応策を模索しているところです。
 例えば、コンベンション機能については市で整備し、その他の機能についてはホテル事業者に管理・運営を任せるような、官民が連携した事業計画の可能性を検討しております。
 市内には、「岡崎ニューグランドホテル」「竜美丘会館」「岡崎商工会議所」の3箇所のコンベンション施設がありますが、コンベンションの顧客ターゲットは企業・事業者であります。ニューグランドホテルや商工会議所との競合も予想されるため、顧客の奪い合いを避けられるよう、商工会議所も参加できるような事業計画についても検討を進めております。この事業計画については、ヒアリングした事業者の多くが高い評価を示しており、ホテル誘致の有効な事業計画になるのではないかと考えております。
 いずれにしましても最重要事項のひとつと考えており、早い時期に誘致できるよう、一生懸命やって参ります。』

Jtuc201409302


連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2016年) (2016.10.06)

連合愛知三河中地協・岡崎市長懇談会(2017年3月) (2017.04.01)

連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2017年10月) (2017.10.11)

|

2014年10月 2日 (木)

リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎2014

リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎2014

 抜けるような青空のもと、平成22年(2010年)から始まった「リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎」も今回で5回目となった。昨年に続いて今年も市長として参加させて頂いた。
 この催しはがん患者やその家族、友人、支援者と共に交代で夜通し24時間グラウンドを歩き続けるというものである。地域一丸となって、がんと闘う連帯感を育み、がんで悩むことのない社会を実現するためのチャリティーイベントである。多くの方々の善意と協力により、年々盛り上がっていることをうれしく思っている。行政の力では施設的整備は進められるが、人の心や姿勢を変えることはできない。
 こうした催しを通じて、がんに対する理解とがん患者に対する共感、そしてがん予防に対する意識がより高まっていくことを期待するものである。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎2014

―9月27日、開会式の挨拶文―
 本日は、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎2014」のご開催、心よりお慶び申し上げます。今年もイベントの開催に向け、早くから準備・調整にご尽力された主催者の皆様に心より敬意を表します。
 また、1年後の再会を約束され、本日ここにお越しになられた「サバイバー」(Survivor)の皆様には心よりお慶び申し上げます。私も去る7月に、一緒に暮らしておりました義理の母をがんで亡くしたばかりであり、がんと闘い共生することの難しさを感じたばかりであります。
 今年はこの催しが平成22年に岡崎市で初めて開催されてから5年の節目の年となり、今回は40チームがリレーウォークに参加されていると伺っております。この2日間のイベントを通して、がん患者の方も、そうでない方も、互いに勇気や希望、そして元気を分かち合い、交流と支援の輪が広がりますことを心から願っております。
 さて岡崎市は平成27年に家康公顕彰400年、さらに翌28年には市制施行100周年といった歴史的に大きめな節目の年を迎えます。
 私共はこれを絶好の機会と捉え、岡崎独自の歴史的文化遺産と乙川の水辺空間を活かした、「観光産業都市・岡崎」としてのまちづくりをはかっているところです。子供達がふるさと岡崎にこれまで以上に愛着と誇りを持てる「夢ある、次の新しい岡崎」の実現を目指し、様々な事業に取り組んでおります。
 先般、本市の南部地域に藤田学園の大学病院が進出することについて、合意をすることができました。これにより、本市の医療体制がより充実したものとなると確信しております。
 そうしたハード面での充実に加えて、引き続き、がんの早期発見・早期治療を目指して、このイベントに参加させて頂くと共に、がん検診のご案内の個別通知やパネル展の開催などを行い、より多くの市民にがん検診を受診して頂けるよう努めてまいります。
 結びに、リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎に参加されるすべての方に、命の大切さと、それを守る検診の必要性を御理解いただき、皆様の健やかな未来に向かい、歩き続けて頂けるようお願いいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎2014

まめ吉くん

|