岡崎市議会

2018年10月 2日 (火)

平成30年9月議会 その3(閉会挨拶)

Okazakicitycouncil201809281

 このたびの9月定例議会にご提案をいたしました議案につきましては、慎重なご審議を賜り、ご議決をいただきまして誠にありがとうございました。決定されました議案の執行にあたりましては、厳正・公正な執行に努めてまいる所存であります。
 さて、提案説明でも申し上げました小中学校へのエアコン設置につきましては、真に緊急かつ必要性の高い事業は様々な手法を積極的に活用し、前倒して行っていくという姿勢を示すことができました。
 さらに先日発表した岡崎城跡での金箔瓦の発見でありますが、本市が有する独自の歴史文化遺産の価値を改めて認識した次第であります。

東海愛知新聞

 また、「地方再生モデル都市」にも選出され、国や専門家の皆様から大変高い評価をいただいている乙川リバーフロント地区の整備など、これまで進めてきた政策が多くの皆様のご協力により一つ一つ形になり目に見えて実感できており、広く認知されてきています。
 そうした成果の一つがこの8月に東京で開催された「全国ふるさと甲子園」において、全国から集まった55の自治体の中から岡崎市が「行きたいまちNo.1」に選ばれたことであると確信しております。
 先日総務省から受けた資料によれば、22年後の2040年においても人口増を保っている人口30万以上の市は、県内では岡崎市だけでありました。これも本市の施策が有効性のあるものであると第三者によって分析されていることの証しであり、大変うれしく思っております。
 引き続き議員各位におかれましては、市政発展のためご尽力いただきますようお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


平成30年9月議会 その1(市長提案説明) (2018.09.17)

平成30年9月議会 その2(一般質問答弁) (2018.09.19)

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2018年9月19日 (水)

平成30年9月議会 その2(一般質問答弁)

岡崎市議会

 9月定例市議会の一般質問においては2名の議員の方に答弁しました。御報告申し上げます。


鈴木英樹議員(民政クラブ) 8月30日(木)

鈴木英樹議員(民政クラブ)

――阿知和(あちわ)地区周辺地域のまちづくりについて伺います。
 周辺道路、特に南北軸の対しての整備についての考え方についてお聞かせ下さい。

○市長 工業団地とスマートインターチェンジを計画しております阿知和地区は、農遊館、農業支援センター、北部学校給食センター及び北部最終処分場などの都市施設が集約しており、北部地域における拠点の一つとなっております。
 また、周辺では昨年県から移管された旧・県営グラウンド、龍北総合運動場の整備も進められております。
 このように拠点性の高い地区にもかかわらず、現在の道路網につきましては特に南北軸が弱く、主要な道路としましては市道井田町線と市道東名側道57号線の2路線しかない状況であります。
 この南北軸を強化することにより、市道井田町線からの交通の転換、スマートインターチェンジと龍北総合運動場とのアクセスの確保など、整備効果も高いと考えられることから、周辺地域を対象に策定している道路計画の中で検討を進めてまいります。
 私からは以上であります。

Achiwa20181

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野島さつき議員(公明党) 9月3日(月)

野島さつき議員(公明党)

――若者対策の推進について伺います。
 高校生を対象とした市民対話集会のねらい、これまでの実施状況、生徒の反応は?

○市長 平成25年度にスタートした「市民対話集会」は、「顔の見える民主主義」をモットーに平成29年度までの5年間で延べ45回開催しました。また、この他にも300回以上の講演や政策説明会を行っております。
 現在、岡崎市の行っている施策を映像とともに説明し、その後地域や市民団体の皆さんとの対話を重ね、本市の様々な分野の施策に対して理解を深めていただき、私も市民の生の声を聞くという取り組みを続けてまいりました。
 こうした中、現在本市が進める「岡崎の子どもたちが自らのふるさとに対し、より大きな愛情と誇りをもてる『夢ある新しい岡崎』」の実現には、若者の意見や考えに直接耳を傾けることが重要であると考えております。

 そこで、かつて野島議員も中学校代表として参加された毎年恒例の、中学生による夏の「生徒市議会」に加えて、今年度から2年かけて、市内の高校14校で高校生を対象とした市民対話集会を企画・実施することとしました。1年目となる今年度は、公立・私立合わせて7校での開催を計画しております。すでに岡崎学園、岡崎高校、岡崎工業高校、岡崎北高校の4校で実施し、生徒の皆さんとの活発な意見交換を行ってまいりました。

市民対話集会(2018年6月16日)

 いずれの会場も、筋書きのない、いわゆる「ぶっつけ本番」の意見交換を行っておりますが、対話集会を行う前は、例えば学校の施設が古いとか街なかにお洒落なカフェやお見せを増やしてほしいといった意見が出るものと想像しておりました。

 私の高校時代は学生運動が激化した時代でもあり、学生から教師に対してもかなり厳しい発言が出ることもありました。かつて三島由紀夫氏は鉄扇を一本持っただけで全共闘の学生達の待つ東大に単身乗り込んで討論会に出たことがありますが、それほどではないにしても何を言われるものかと内心戦々恐々として行ってまいりました。
 ところが、実際には観光やまちづくりなど、現在、本市が重点的に取り組んでいる内容に加え、額田を始めとした山間地域に人を呼び込んで活性化する方策や、籠田公園を防災施設として活用するなど、きわめて具体的で、市の広報や議会の議事録まで調べたと思われる内容もあり、それぞれの学校でこちらの予想を超えた大変有意義で素晴らしい意見が相次いで聞かれました。
 改めて10代の若者の意識や見識の高さに驚かされるとともに、的を射た意見、先を見る目など、いまどきの岡崎の若者を大変頼もしく感じているところであります。
 高校生の中には、卒業後に県外の大学への進学、あるいは市外・県外への就職を希望する生徒も多くみえます。岡崎の若者がふるさとを離れて学んだり、見聞を広げたりすることには大いに賛同するところであります。
 大切なのは社会に出る際に、ふるさと岡崎での就職や生活を選択肢の一つに加えてもらうことであります。こうした観点からも、今年度の市民対話集会が若者のUターン対策の一つとなることを期待しております。また市民対話集会においては、将来共に岡崎のまちづくりに参加ほしいと考え、市役所のPRにも努めてきました。
 引き続き、今年度は残り3校、次年度は7校で同様に市民対話集会を開催する予定です。さらに若者たちのふるさとへの理解と愛着が深まるよう、積極的に取り組んでまいります。
 また併せて、岡崎の将来人口についてご心配の言葉がありましたが、先日行われた愛知県市長会の折、総務省から受けた資料によれば、2040年において人口増を保っている人口30万以上の市は、岡崎市だけであったことをご報告申し上げます。
 私からは以上であります。


平成30年9月議会 その1(市長提案説明) (2018.09.17)

平成30年9月議会 その3(閉会挨拶) (2018.10.02)

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2018年9月17日 (月)

平成30年9月議会 その1(市長提案説明)

Okazakicitycouncil201808291

 ただいま岡崎市議会9月定例会が開催されています。
 初日(8月29日)に述べた所信の一端ならびに議案の大要について、御報告申し上げます。


平成30年7月豪雨、災害時受援計画の策定
 6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨に見舞われた平成30年7月豪雨では、河川の氾濫、浸水害、土砂災害等により甚大な被害が発生いたしました。
 犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げ、加えて、被災地の1日も早い復旧・復興を願うものであります。
 本市では、いち早く、緊急消防援助隊の愛知県の派遣部隊として、昨年の九州北部豪雨に続き、レッドサラマンダーが岡山県に出動し、安否確認や避難困難者の救助などの災害活動を行いました。中核市 災害時 相互応援協定による支援として、初動期に人的支援と緊急物資の提供を始め、避難所運営支援として現在も職員の派遣を行っております。

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 また、総務省や厚生労働省、愛知県市長会から要請を受けましたので、被災した家屋の被害認定調査、愛知県と中核市等で編成する保健チームのメンバーとして保健師等が被災者の健康相談・健康チェック、避難所の衛生対策を行う職員を派遣しました。さらに、今年から本格的な運用が開始された災害時 健康危機管理支援チーム「DHEAT(ディーヒート)」の愛知県初の派遣メンバーとして専門的な研修を受けた職員の派遣も行いました。
 今年度、本市は物資に関する災害時受援計画の策定を予定しております。この計画は災害時において人的・物的資源などの支援・提供を受け、活用することを目的とし、円滑に他者の応援を受け、又は他者を応援することができるよう配慮するものであります。災害時に活用できるよう実効性の高い計画を策定してまいります。

浸水対策について
 また、9月2日には地域総合 防災訓練の実施を予定しております。市民の皆さまには積極的にご参加いただき、防災意識の高揚並びに、災害対応力が向上することを期待しております。
 本市の浸水対策でありますが、甚大な浸水被害が発生した「平成20年8月末豪雨」に関しては、伊賀川など5河川の床上浸水対策 特別緊急事業を平成27年度までに完了し、各河川流域の安全度は大きく向上しているところです。これら河川が整備されたことにより、低地での市街地の浸水を早急に排水するための雨水ポンプの建設を進めてまいりました。
 旧福岡郵便局周辺については、平成25年度より福岡雨水ポンプ場の建設に着手し、6月に完成、7月より供用を開始しております。
 また、六名・江口地区については、5年後の供用開始に向け、六名雨水ポンプ場の建設を進めているところであり、ポンプ場の着実な整備により、浸水被害を大きく軽減できるものと考えております。
 さらに、ハード対策に加えて、避難体制の強化や水害リスクの回避などのソフト対策を組み合わせるなど、総合的な浸水対策にも取り組んでいるところでありまして、近年頻発する豪雨に対して、被害が軽減できるよう、今後も努めてまいります。

危機管理体制の徹底
 6月18日には、大阪府北部を震源とした地震が発生し、ブロック塀の倒壊により女子児童が死亡する痛ましい事故が発生しました。
 この事故を鑑み、小中学校を始め公共施設のブロック塀等の緊急点検を行いました。危険性が確認された施設につきましては、早急に撤去改修を実施するため、補正予算の専決処分を行い、現在工事を進めております。
 民間所有のブロック塀につきましては、優先度の高い通学路沿いのブロック塀について、緊急の安全点検を実施するとともに、必要に応じて所有者に注意喚起などを行いました。今年度よりブロック塀等 撤去費補助制度を新設しておりますので、撤去や改修の際にご活用いただけたらと思います。

 7月18日には、重油2,000リットルが乙川に流出する事故が発生しました。
 下流にある男川浄水場の水源まで重油が到達したことから、乙川からの取水を停止する決断をいたしました。市内の半数にあたる約81,000世帯に水道水を供給できなくなる恐れがあったため、直ちに「危機管理警戒体制」を立ち上げるとともに、上下水道局においても対策本部を設置しました。オイルフェンスや吸着マットで水質の回復を図る措置や水質の監視強化、高度な浄水処理対策の実施など早期の取水再開に取り組むとともに、不足する水道水の確保や断水に備えた準備を進めていたところ、幸いにも断水という事態を回避することができました。その背景には、市民や企業の方々による節水によって配水量が抑制されたこと、土木災害安全協力会、管工事業協同組合や西三河水道事業連絡協議会の近隣市などの関係機関による連携した支援をいただいたことなど、地域一体となった対処があったことをご報告いたします。
 今後も、市民の生命財産を守るため、危機管理体制の徹底を図ってまいります。

中嶋一貴選手、愛三大三河高校
 さて、この夏には市民の皆さまが「わが街の誇り」と思っていただけるようなニュースがいくつかありました。
 6月に開催されたルマン24時間耐久レースでは、本市出身の中嶋一貴選手が優勝を飾られました。世界三大カーレースの一つと称されるこのレースでの輝かしい成績に対し、市民栄誉賞を贈りました。父親の中嶋悟氏には第一号の市民栄誉賞を贈っており、親子二代続けての受賞は初めてのことになります。

中嶋一貴選手

中嶋一貴選手

 また、第100回の記念大会となる夏の甲子園には、東愛知大会を制した愛知産業大学三河高等学校が出場しました。三河高校が夏の甲子園に出場するのは22年ぶり2度目であります。善戦空しく、初戦突破はなりませんでしたが、猛暑の中、はつらつとプレーする選手の姿は、市民に誇りと元気を与えてくれました。
 これ以外にも多くのスポーツで子ども達が頑張って好成績を残してくれていることをうれしく思っております。このような世界的・全国的レベルでのご活躍により岡崎市の名が、多くの方に
知っていただけたのではないかと考えております。

内藤ルネ氏、全国ふるさと甲子園
 そして、今年は観光ポスターをきっかけとしまして、民間事業者の皆さんと一緒になり岡崎市出身のマルチクリエイターであります、内藤ルネ氏のイラストを使ったプロモーションを進めています。

内藤ルネ展

 1950年代から60年代にかけ、少女雑誌の表紙や挿絵で人気を博し、本市の観光ポスターになった「ルネガール」や「ルネパンダ」を生み出したかたであり、日本のポップカルチャーを開拓、確立させたことから「ルーツ・オブ・カワイイ」と呼ばれております。
 7月末から行われた岡崎城下 家康公夏まつりにおいても各会場でイラストが飾られたほか、南公園や道の駅藤川宿といった市の施設をはじめ、イオンモール岡崎やNEOPASA岡崎などの民間施設など、様々な場所で「カワイイに出会えるまち、オカザキ」として展開しています。今後も、シティプロモーションのポスター等への起用のほか、様々な場所で活用してまいります。
 当時を知る年代のかたには懐かしい、また若い世代のかたには新しい岡崎の魅力として感じていただけるのではないかと思っております。

第4回全国ふるさと甲子園

 さらに、8月25日に観光庁、経済産業省など8つの省庁が後援し、東京の秋葉原で開催された「第4回全国ふるさと甲子園」では、全国から集まった55の自治体の中から本市が「行きたいまちNo.1」の座に選ばれました。
 行きたいまちNo.1の名に恥じぬよう、「観光産業都市・岡崎」の実現に向けて、観光客に満足いただけるソフト・ハード両面の充実を図っていきたいと考えています。

平成29年度決算
 それでは、本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。
 本定例会には、平成29年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算認定議案を、監査委員の意見を付けて提出しておりますので、まず、その概要をご説明させていただきます。
 一般会計の決算の概要であります。
 一般会計の決算規模は、歳入は約1,270億円、歳出は約1,213億円と、歳入・歳出ともに前年度を上回り、どちらも過去最高額となりました。純剰余金につきましては、約47億円と、前年度と比べ、約8億円の増加となっております。この純剰余金のうち、35億円は、今後の財政需要に備え財政調整基金へ積み立てております。
 歳入では、緩やかな景気回復基調が続いていることにより、市民税、固定資産税などの市税が前年度と比べ、約15億円の増収と過去最高の決算額となっております。
 歳出では、本年2月に改築オープンしました“こもれびかん”の愛称で親しまれている額田センターの整備、民間による救急医療 拠点施設整備を支援するため、病院用地の購入費などが増加となっております。
 平成29年度は、これからの100年の礎を築くための重要な年度として、今後も持続可能なまちを創っていくため、未来を見据えた中長期的な視点に立ち施策を展開してきました。
 発達に心配のある子が早期に必要な相談・医療・療育を受けることができるこども発達センター、優れた景観と魅力的な水辺空間を活かした都市空間を創造していく乙川リバーフロント地区整備、広域的な災害対応を行うため、幸田町と共同で整備した「岡崎幸田 消防指令センター」など福祉や医療、防災や教育といった基本施策はしっかりと取り組みながら、投資的な事業もバランスよく実施できていると思っております。
 次に特別会計であります。
 12会計の総計では、歳入は約661億円、歳出は約652億円、純剰余金は約9億円で、前年度と比べ約3%減少となっております。
 最後に企業会計であります。
 病院事業会計は、入院患者数、外来患者数はともに減少しており、病床利用率は80.1%となりました。薬品費や委託料などの増加などにより、約4億7,000万円の純損失となりました。
 水道事業会計は、給水戸数、給水人口はともに増加し、普及率は99%でありました。旧男川浄水場の稼働停止に伴う資産減耗費が増加したものの、営業収益の増加などにより約6億1,000万円の純利益となりました。
 下水道事業会計は、接続戸数、接続人口はともに増加し、普及率は88.4%となりました。企業債の支払利息及び特別損失の減少などにより、約5億5,000万円の純利益となりました。

 以上が平成29年度決算の概要でありますが、本市の財政状況は引き続き健全な状況を維持していると自負しております。今後も市民の暮らしを守るための施策を最優先に取り組む一方で、サービスの質と量の最適化や稼ぐまちづくりによる新たな財源確保を図るなどの取り組みを推進していきたいと考えております。

条例議案など
 次に、条例議案であります。
 廃止条例といたしましては、設置目的を終えたため施設を廃止する「岡崎市中山間地域 農村活性化 施設条例」の1件であります。
 一部改正条例といたしましては、豊富学区市民ホームを移転する「岡崎市学区集会施設条例」、愛知県がんセンター愛知病院の経営移管に伴う関係条例の整備を行う「岡崎市病院事業の設置等に関する条例」など7件、合わせて8件を提案させていただいております。
 その他議案といたしましては、豊富学区市民ホームの移転、中山間地域農村活性化施設の廃止に伴い、建物等を集会施設として、地域の自主的な管理に委ねるための「財産の譲与」、岡崎中央総合公園 体育館の天井の改修、市営住宅平地荘を新築するための「工事請負契約議案」など9件を提案させていただいております。

補正予算議案
 次に、補正予算議案でありますが、一般会計の補正は 4億8,870万6千円の増額、特別会計は 8億2,979万円の増額、企業会計は1,249万9千円の増額補正をお願いしております。
 総務費では、地域防犯カメラの設置補助申請が当初の見込みを上回ったことによる補助金の増額、不足する市民会館駐車場に対応するための土地購入費の計上、民生費では、応募が当初の見込みを下回ったことなどによる老人福祉施設整備事業費補助金等の減額、額の確定による後期高齢者医療 療養給付費負担金の増額、給与単価の増などにより当初の見込みを上回ったことによる私立保育園運営費補助金の増額、衛生費では、ごみ処理施設で使用するコークスの単価が当初の見込みを上回ったことによる消耗品費の増額、土木費では、4月に山綱町で発生した法面崩落に対応するための道路維持修繕工事請負費の増額、県が行う主要地方道 岡崎碧南線の交差点改良工事にあわせて市道針崎ポンプ場線の整備を行うための測量設計委託料の計上、県事業である鹿乗川に架かる牧内橋(まきうちばし)整備の工事時期が早まったための橋りょう改築工事負担金の増額、大門駅周辺整備に必要な用地を購入するための土地購入費の計上、市営住宅平地荘新築工事において、年割額を変更したことによる工事請負費の減額、教育費では、小学校及び中学校にPFI手法によりエアコンを設置するにあたり、事業者選定をするための契約等支援委託料の計上などをお願いしております。

東海愛知新聞

 次に、特別会計であります。
 3会計ありますが、いずれの会計も、主に前年度の決算が確定したことに伴い、補正を行うものであります。国民健康保険事業特別会計は、療養給付費等の精算に伴う国庫負担金返還金の計上、後期高齢者医療特別会計は、過年度分の精算に伴う広域連合への保険料等負担金の計上、介護保険特別会計は、決算剰余金の介護給付費準備基金への積み立てや介護給付費の精算に伴う国庫負担金返還金の計上をお願いしております。
 次に、企業会計でありますが、病院事業会計では、愛知病院との統合準備のため、病室の名称変更を行う業務運営管理委託料及び結核患者用 病床基本計画作成委託料の計上をお願いしております。
 以上が、今議会に提案をいたしました議案の大要であります。

小中学校へのエアコン設置
 最後になりましたが、小中学校へのエアコン設置についてであります。
 これまでも実現に向けて準備をしていた小中学校のエアコン設置について、先日の記者会見でもお話したとおり、平成31年の夏までにすべての小学校へ、平成31年中にすべての中学校に設置することとしました。
 隣接市の小学校で児童が熱中症で亡くなるという痛ましい事故が起こるなど、昨今の猛暑に対し、子どもたちへの暑さ対策が社会問題となっています。これまでの小中学校の暑さ対策としては、平成22年度の教育委員会の方針により、23、24年度の2か年で、すべての普通教室の天井や壁に扇風機を設置し対応してきました。
 私としては市長就任当初から扇風機だけで十分なのか心配していたのですが、当時の教育委員会の決定でもあり、また、PTA会費で設置された扇風機もあるため、このご寄附の意思を尊重し、扇風機で対応してまいりました。しかし、エアコン設置については常に気にかけており、教育委員会に対しても一般家庭用の大型エアコンの活用など、経済的な方法や導入手法を研究するよう指示してきたところであります。
 今回の補正予算では、少しでも早く、そして確実にエアコン設置を行うためPFI事業にて進めるための事業費を計上しております。当初は従来通りの発注形式での設計及び工事を行う予定でしたが、近隣自治体など、今後一斉に設置を目指すとみられ、施工者や機器の確保などの問題が生じることが予想されます。PFI事業により施工者と早く契約することで、これらの課題を解決し、少しでも早く使えるようにしたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いします。
 また、国においても学校へのエアコン設置について支援等の検討の動きがありますので、国の動向を注視し、補助金等を積極的に活用するとともに経費縮減に努めていきたいと考えております。

 以上、御説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきまして、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終えさせていただきます。ありがとうございました。


平成30年9月議会 その2(一般質問答弁) (2018.09.19)

平成30年9月議会 その3(閉会挨拶) (2018.10.02)

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2018年6月22日 (金)

平成30年6月議会 その2(一般質問答弁・閉会挨拶)

Okazakicitycouncil201806012

 6月定例市議会が本日、閉会しました。一般質問におきましては2名の議員の方に答弁しました。市長答弁と閉会挨拶を掲載いたします。


蜂須賀喜久好議員(無所属) 6月1日(金)

蜂須賀喜久好議員(無所属)

――将来の人口減少に向けたまちづくりについてお尋ねします。愛知環状鉄道からJR線への直通運転や複線化に対する市の考え方は?

○市長 岡崎市長として私も取締役の一人となっていますが、愛知環状鉄道株式会社としては、残念ながら現時点では具体的な計画はありません。しかし私の個人的考えとしては、一期目の市政の最後の議会で申し上げましたとおり、複線化による運行の高速化と東海道本線との相互乗り入れなどを進めて、愛知環状鉄道をより多くの人が便利に利用できる交通基盤にしていくべきだと考えております。そしてでき得るならば、将来名鉄と共同して西三河の公共交通のタテ軸とヨコ軸を結合する総合駅としての岡崎中央駅、すなわちセントラルステーションを造るべきだと思っております。
 また、2027年にはリニア中央新幹線の東京=名古屋間の開通によって、経済的にはリニアインパクトと呼ばれる大きなチャンスが訪れると言われております。
 一方でJR東海では、のぞみの利用者がリニアに移行することによって、東海道新幹線では「ひかり」と「こだま」の割合が増加すると予想しておりまして、豊橋駅に停まる新幹線の本数が増えることが期待されております。
 沿線である豊田市周辺から東海道新幹線を利用される方のうち、1割以上が豊橋駅から乗車しているという調査結果がありますが、相互乗り入れによって豊橋駅までの直通運転が可能になれば、愛知環状鉄道の利用者がさらに増えると考えられます。
 また、利便性の向上によって車からの乗り換えが進めば、本市だけにとどまらず三河全域の幹線道路の交通渋滞の緩和も期待できるわけであります。私はこの点が最重要であると考えております。
 現在のところ、来年の春を目指してICカードの導入を進めておりまして、経営的には今すぐに着手できる状況にはありませんが、いずれにしましても、引き続き愛知県や沿線各市とともに中長期的な視野で取り組みを進めてまいりたいと考えております。私からは以上であります。


神谷寿広議員(自民清風会) 6月4日(月)

神谷寿広議員(自民清風会)

――(1)「地方再生のモデル都市」とはどういうものか。また、国の選定に至る経緯などはどのようなものであったのかについて伺います。
(2)本市のどういう点が評価され、「地方再生のモデル都市」の選定に至ったのか。また、選定による国の支援内容とその効果について伺います。

○市長
(1)「地方再生のモデル都市」の概要および国の選定に至る経緯について
 まず、地方再生のモデル都市についてですが、全国の都市では人口減少、地域経済縮小等が深刻な都市課題となっています。こうした課題に対し、交通結節点ごとに拠点地域を形成して人口密度を維持することで商業等の生活サービス水準を維持する取り組みを図るとともに、公民連携の推進や地域資源の活用により、地域の稼ぐ力の向上に積極的に取り組もうとする都市が地方再生のモデル都市として選定されます。
 うれしいことに、今年の3月末に本市がこの地方再生のモデル都市に選定されました。
 このモデル都市の取り組みは、平成30年度から3年間、国が短期・集中的に支援する制度であります。

Tokaiaichi20180404

 次に選定までの経緯についてお答えします。昨年12月に募集があり、今年1月には1次審査が行われ、審査を通過した都市を対象に国土交通省によって現地調査とヒアリングが実施されました。
 この調査は約半日かけて行われまして、公民連携の舞台となる現場の視察と、公民連携の民間事業者からの聞き取り調査がありました。その調査結果を踏まえて有識者による2次審査が行われ、3月末に国からモデル都市が公表されたものであります。
 日本全国で32都市だけが選ばれまして、そのうちの一つが我が岡崎市ということであります。

(2)本市の評価された点、選定による国の支援内容とその効果について
 まず評価されましたのは乙川リバーフロント地区の「QURUWA戦略」であります。
 「QURUWA戦略」とは、地区内の豊富な公共空間を活用して、民間事業を誘発する質の高い公共投資により、パブリックマインドを持つ民間を引き込む公民連携の「QURUWAプロジェクト」を展開することで人の回遊を実現させ、その波及効果により、まちの活性化、暮らしの質を向上させる取り組みであります。この取り組みが国から評価されたものと思っております。

Otogawa201804011

サイクルシェア実証実験

(平成29年に導入されたサイクルシェア実証実験)

 次に国の支援内容についてお答えします。モデル都市に選定されますと、これまで予定していた交付金とは別枠で、今年度から3年間、国の交付金の重点配分を受けることができます。
 具体的には、QURUWA戦略にかかる事業の交付金として、国土交通省から社会資本総合交付金、内閣府からは地方創生推進交付金など、ハード、ソフトの両面に対して、初年度だけで約12億円を確実に頂けることになりました。
 この交付金は、うまくすると3年間で20億円を超える、たいへん大きな金額を見込めるものであります。これから先も、これらを有効に活用しながら着実に事業を進めてまいります。
 最後に選定された効果について、大きく2点を挙げたいと思います。
 まず一つ目は岡崎ブランドの確立であります。
 モデル都市選定を受けますと、QURUWA戦略が国のモデル事例として全国に発信されることになります。岡崎城・岡崎公園から乙川河川敷一帯で「岡崎の顔づくり」が進み、それが発信されることでQURUWA戦略に掲げている公民連携プロジェクトへの民間事業者等の参画促進につながり、地域の稼ぐ力がさらにアップすることが期待されます。
 二つ目は、あまねく市民の皆さんに関係する財政効果であります。
 本来、岡崎市で分担する予定であった金額を国庫補助で賄える部分ができたことによりまして、そこに充てるはずであった予算を、他の事業に回せるというメリットがあります。私はこれが一番大きいと思っております。私からは以上であります。


市長閉会挨拶 6月22日(金)
 閉会にあたりまして、私からもご挨拶を申し上げます。
 このたびの6月定例市議会にご提案をいたしました議案につきましては、慎重なご審議を賜り、ご議決をいただきまして誠にありがとうございました。
 決定されました議案の執行にあたりましては、厳正・公正な執行に努めてまいる所存であります。
 さて、順調に整備が進んでいる乙川リバーフロント地区やJR岡崎駅周辺、東岡崎駅のペデストリアンデッキや市民待望の新総合病院の工事も始まり、龍北運動場の整備も本格化するなど、私が目指す岡崎のまちづくりも一つの大きな節目を迎えております。

Higashiokazaki201806091

 今後、さらに次の時代を見据えたまちづくり、政策を進めていきたいと考えているところであります。そのためには、市職員、各議員の皆様と一丸となって全力で邁進していくことが不可欠であります。
 議員各位におかれましては、今後ともますますご自愛の上、市政発展のためにご尽力をいただきますようお願いを申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


平成30年6月議会 その1(市長提案説明) (2018.06.03)

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2018年6月 3日 (日)

平成30年6月議会 その1(市長提案説明)

岡崎市議会平成30年6月定例会

 ただいま市議会6月定例会が開催されています(期間:6月1日~22日)。
 初日に述べた所信の一端ならびに議案の大要について、御報告申し上げます。


東京オリンピックに向けて
 2 月に韓国 平昌で開催されましたオリンピック・パラリンピックにおいて日本選手団の活躍がまだ記憶に新しいところですが、2 年後には東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。
 本市では、アーチェリー競技の事前キャンプ地に名乗りを挙げ、候補国を模索していたところ、モンゴルから申し出をいただき、去る 4 月 12 日にキャンプ地としては県内で初めて覚書を締結しました。
 基本合意事項として、モンゴルナショナルチームが本市で強化キャンプ及び事前キャンプを行うほか、本市は、キャンプの実施をおもてなしの心で歓迎すること、多くの選手が東京オリンピックに出場できるよう、それぞれ努力、協力を行うこととなっています。支援内容や交流に向けた協議を今後も継続して行い、東京オリンピックに向け市民の気運を盛り上げてまいりたいと考えております。

「愛知県がんセンター愛知病院」の経営移管について
 欠町にあります「愛知県がんセンター愛知病院」は、三河地域のがん医療と結核医療の中核病院として愛知県により運営されており、これまでも市民病院と連携強化を図ってまいりました。
 しかしながら、現在の医療圏の状況と今後の地域医療の在り方を見据え、がん医療の一層の充実と経営の効率化を図るため、愛知病院の経営を岡崎市に移管することに基本合意し、3月31日に覚書を締結いたしました。現在、来年4月の経営移管を目指して詳細な協議を重ねております。

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 これまで愛知病院が担ってきた、がん、結核、感染症などの医療機能は、順次、市民病院へ移行し、愛知病院は、主に亜急性期、在宅復帰支援の医療機能を担うことになります。
 このような医療機能の再編のほか、5 月 12 日に安全祈願祭を行い、平成 32 年 4月の開院を目指して整備を進める藤田保健衛生大学岡崎医療センターや、今年度より本市が医師会のご協力で公衆衛生センターに設置している「在宅医療サポートセンター」などの事業を通じて、引き続き地域医療の充実を図ってまいります。

こども関連について
 女性の就労拡大などに伴い保育需要が増加する社会情勢の中、本市における保育園入園者数も、年々増加する傾向であります。その対応の一つとしまして、今後人口の増加が見込まれる JR 岡崎駅近辺で 3 歳
未満児の保育を行う「南部 乳児保育園」を4月1日に開園いたしました。33 人の保育を行っておりますが、入所した園児もようやく環境に慣れ、園内のリズムができつつあります。
 現在は、途中入所の受け入れを始める準備をしておりまして、今後も高まる保育需要に対して、的確に取り組んでまいります。
 小学生や中学生においては、新年度が始まり 2 か月がたち、新しい環境に慣れてきたところであります。本市では、家庭の経済事情に関わらず、子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう、就学援助制度を実施しておりますが、今年度入学の児童生徒より、制度を変更し、「新入学 学用品」の購入費を入学前にお渡しできるようにしました。このように柔軟な対応をすることで、入学準備における保護者の経済的な負担を軽減することができたものと考えております。
 児童生徒を取り巻く生活環境は、複雑化、多様化しており、学校生活や日常生活において、いじめや不登校など、様々な問題が起きております。できる限り楽しく安心して学校生活を送ることができるよう、児童生徒一人ひとりの状況を的確に把握するため、昨年度から、全中学生を対象として、「学級集団適応心理検査」いわゆる「hyper-QU テスト」を導入しました。
 学校からは、「支援を必要とする生徒への早期の対応が可能となった」、「学級全体の雰囲気、状況をより正確に把握することができた」、「今後の学級運営を行う際の指導方針を立てる資料として活用できた」などの報告を受けております。検査結果を、いじめや不登校、問題行動などの未然防止に役立てることも可能であるため、今年度は、その検査対象を小学校5、6年生まで拡大し、発達段階に合わせ、特徴を踏まえた支援が行えるよう活用してまいります。
 また、いじめや不登校、問題行動などの背景は複雑であり、学校のみではなく、家庭や地域、関係機関が連携して対応していくことも重要であります。
 本市では、平成 28 年度からスクールソーシャルワーカーを配置しており、昨年度は、各学校から 40 件を超える様々な事案について、延べ 1500 回を超える支援を行ってまいりました。スクールソーシャルワーカーの要請件数は年々増加してきており、一つの事案に対して、よりきめ細かな対応をするため、今年度より 4 人増員し、8人の専門職で対応する体制としました。支援は、教員OBと社会福祉の専門家がペアで行っており、経験と知識を合わせることで、より適切な支援が行えるものと考えております。

障がい者福祉について
 福祉の村の整備として、昨年度のこども発達センターに続き、4月1日に「友愛の家」がリニューアルオープンしました。木の香りのする気持ちの良い施設で、来館者同士の交流やくつろぎの場所として利用できる交流スペースを備えております。

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 障がいのある方や支援者の方が生きがいを持てるよう、多彩な講座の提供や、イベントなどを開催する「地域活動支援センター」、地域における相談支援の中核的な役割を担い、障がいのある方の相談支援拠点となる「障がい者 基幹相談支援センター」、また「岡崎市 障がい者福祉団体 連合会事務所」を設置し、障がいのある方が地域において自立した日常生活、社会生活を営むことができるよう支援してまいります。

災害対策について
 南海トラフ地震の甚大な被害想定を踏まえ、今年2月に、地震対策の行動をまとめた「岡崎市 地震対策 アクションプラン」を策定しました。計画期間は平成 30 年度から 36 年度までの7か年計画であります。
 このプランは南海トラフ地震などの地震発生に備え、想定される各種被害を可能な限り減少させるため総合的に地震対策を進めていくことを目的とした行動計画であります。基本理念を「大規模地震による死者ゼロと被害の最小化、暮らしの迅速な回復に向けて、防災・減災対策を着実に推進する」とし、減災目標と「住宅の耐震化」を始めとする具体的目標を明確に掲げまして、全庁が一体となって地震対策に取り組んでまいります。
 一方で、近年では、災害も複雑多様化、大規模化の様相を呈しており、近隣市町と連携した広域的な災害対応が求められています。
 そうした中、本市と幸田町が共同で整備を進めておりました消防指令システムが完成し、4月から東庁舎7階において「岡崎幸田 消防指令センター」として開設し、業務を開始しました。119番通報の受付、消防車や救急車の出動指令などを担うこの指令業務は消防機能の中枢であり、消防車両等を有効かつ合理的に運用し、災害による被害の軽減を図るため、最新鋭のシステムを活用し、万全の体制で市民の安全・安心の確保に努めてまいります。

条例議案
 それでは、本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。
 まず、条例議案でありますが、改正条例といたしましては、地方税法の一部改正に伴い、加熱式たばこに係る市たばこ税の課税方式などを見直す「市税条例」、省令の一部改正に伴い、放課後児童支援員の基礎資格の規定を改める「岡崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例」の2件であります。
 その他議案といたしましては、公共空間を結ぶ主要回遊動線「QURUWA」の拠点のひとつとして、遊具や噴水、四阿を配置する籠田公園の整備、岡崎中央総合公園 野球場をLED照明に更新するための「工事請負契約議案」、中学校用の机・椅子などを買い入れる「物品取得議案」の3件を提案させていただいております。

補正予算議案
 補正予算議案でありますが、一般会計は 3 億 5,974 万 3 千円の減額、特別会計は 331 万 9 千円の増額、企業会計は 3,604 万 6 千円の増額補正をお願いしております。
 総務費では、ウッデバラ市との姉妹都市締結 50 周年を記念するコンサート開催のための「都市交流事業 委託料」の増額、学区市民ホームの借地について、協議が整ったことによる土地購入費などの計上、民生費では、国の基準単価の改正及び設置予定であった認定こども園の事業中止による「私立保育園 園舎建替等 事業費補助金」などの減額、国の生活保護基準の見直しに伴う「生活保護システム改修委託料」の計上、土木費では、「東岡崎駅周辺地区 ペデストリアンデッキ整備事業」において、東京オリンピックの影響で、建設資材の需要が高まったことにより、ペデストリアンデッキの鋼材の手配に日数を要したことなどによる工期変更に伴う「周辺整備 工事請負費」などの減額、「岡崎駅南 土地区画事業」においては、制度変更による「組合区画整理 県費補助 事業費負担金」の増額、などをお願いしております。

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(東岡崎駅前。建設中のペデストリアンデッキ)

 続きまして、特別会計でありますが、介護保険特別会計では、あいちオレンジタウン構想における「認知症に理解の深いまちづくりモデル事業」に採択されたことによる市民意識調査 委託料などの計上、額田北部診療所特別会計では、診察で使用する画像管理システム買換えのための機械器具購入費の計上をお願いしております。
 最後に、企業会計でありますが、病院事業会計では、愛知病院の経営移管準備のため、経理システムの改修、「外来診察室 拡張工事 基本・実施設計」の委託料などの計上をお願いしております。
 以上が、今議会に提案をいたしました議案の大要であります。

QURUWA戦略について
 さて、現在乙川リバーフロント地区で展開中の「QURUWA戦略」が、うれしいことに、この3月末に国の定める地方再生のモデル都市に選定されました。
 この地方再生のモデル都市は、国土交通省と内閣府が連携し、都市のコンパクト化と地域の稼ぐ力の向上にハード・ソフトの両面から総合的に取り組む自治体を選定するもので、全国で32都市、県内では、本市を含め2都市が選定されました。今回のモデル都市選定により、全国に紹介されることで、情報発信力が高まり、QURUWA戦略における、地域の稼ぐ力を高める公民連携プロジェクトへの民間等の参画促進に繋がることが期待できます。

籠田公園

(今年8月から改修工事に入る籠田公園)

 さらに今年度から3年間、本市の取り組みに対し、国から集中的な支援を受けることができ、今年度は12億円、3年間で20億円を超える交付金が別枠で受けられることとなりました。
 今後も本市のまちづくりが、益々活気あふれるものとなるよう努めて参ります。

 以上、ご説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきまして、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終えさせていただきます。ありがとうございました。


平成30年6月議会 その2(一般質問答弁・閉会挨拶) (2018.06.22)

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2018年3月18日 (日)

平成30年3月議会 その3(代表質問答弁・後編)

Okazakicitycouncil201803011

 3月定例会の代表質問答弁の続きです。三宅健司議員(民政クラブ)と井手瀬絹子議員(公明党)に対してお答えしました。


三宅健司議員(民政クラブ) 3月1日(木)

Citycouncilkenjimiyake2017

――市長の政治姿勢についてお尋ねします。本市の将来都市像である「人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 岡崎」と、市長の究極の目標である「夢ある新しい岡崎」とのつながりをどのように描きながら今後のまちづくりを進めていくのか、お聞かせください。

○市長 「人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 岡崎」という標語は、私の前の市政の折に、2020年を目標年度として本市が議会の決議を経て定めた将来都市像であり、市民と行政が協力してまちづくりを進めるために目標として掲げたスローガンであると認識しております。
 「夢ある新しい岡崎」という言葉は、私が最初の市長選で使った「次の新しい岡崎」というスローガンをもう一歩進めた表現として使用しているものであります。
 その二つの言葉の中で意味するものには多くの共通性があり、現在の市政の中でその主旨は十分活かされているものと考えます。
 とりわけ、私が市政の柱として掲げてきたことは、これまでも市政の根幹であった「モノづくり」に加えて、もう一つの経済の柱として「観光」を活かしたまちづくりをしよう、「観光産業」を育てようということであり、それはまた現在、国や県の動向と連動したものとなっております。
 そうした政策を進めるための要素として、本市の中心を流れる乙川や矢作川などの河川空間の整備を行うことと、市内各所に点在する歴史文化資産を、岡崎城、大樹寺、伊賀八幡宮などを中心に連動させて活かしてゆこうというものであり、これまでそうした方向で各施策を進めてきたものであります。

岡崎城

乙川

 本市の市域の6割を占める豊かな森林の「緑」と豊穣な土地と美しく豊富な水に恵まれた環境、先人の知恵や歴史、文化、伝統に育まれた土地において、個々の「人」が自らのふるさと岡崎に対して深い郷土愛と誇りを持って生きてゆける街を作ってゆくことが二つの出自の異なったスローガンの共通するところであると考えています。
 本市では、この共通する将来都市像の実現に向けて、まちづくりの方向性を7つの基本政策に明らかにし、これに基づいて、乙川リバーフロント地区整備事業や阿知和工業団地整備事業など様々な施策を先の基本政策に沿って進めてきているところであります。
 行政がこうした一つひとつの事業を一般の市民や企業の皆様方のご理解のもと、多様なまちづくりの担い手との共働によって、着実に積み重ねていくことが肝要かと思います。そうすることにより、市民一人一人がそれぞれの人生を謳歌し、新たなまちの価値を創造することができ、さらに本市の持つ古き良き伝統や文化を次の世代に継承するために市民一人一人が「まちの主役」となることで、より高い愛郷心の醸成につながるものと考えております。
 私からは以上であります。


井手瀬絹子議員(公明党) 3月1日(木)

Citycouncilkinukoidese2017

――住宅施策の推進についてお尋ねします。セーフティネット制度への本市の対応と、計画に示す内容、また今後のスケジュールをどのように考えているのかお聞かせください。

○市長 私からは「新たな住宅セーフティネット制度」についてお答えします。
 本市におきましても、今後さらに少子高齢化が進み、一人暮らしの高齢者が増加する傾向にあり、住宅の確保に配慮を要する方が増加していく事が予測されます。このような方の居住の安定を図るため、住宅セーフティネット制度を構築していくことが急務であると考えております。
 本制度への対応としましては、来年度、住宅課に居住支援課をもうけ、制度の周知を図るとともに、「賃貸住宅・供給促進計画」の策定のほか登録住宅の確保や住み替えなど住まいに関する相談窓口を設置いたします。今後は他都市の事例も参考にしながら、配慮を要する方の住宅の確保に繋がる支援を進め、住宅セーフティネット機能の強化に努めてまいります。
 計画の策定につきましては、現状に則した「要配慮者の範囲」と「賃貸住宅の供給目標」を設定し、「円滑な入居の促進」、「登録住宅の管理の適正化」などの事項について検討してまいります。
 スケジュールでありますが、今年度は計画策定の方向性や居住支援のあり方について検討を行うため、建築部・福祉部を始めとした庁内関係部署で構成する「居住支援会議」を設立し、2月に第1回の会議を行っております。来年度は、外部有識者等の意見を伺いながら素案を作成し、平成31年度にはパブリックコメントを実施したのち、公表できるよう進めてまいります。
 また計画策定と併せ、関係する団体と連携し、配慮を要する方からの相談や支援を行う「居住支援協議会」の設立も行ってまいります。
 本市としましては、この住宅セーフティネット制度を推進し、様々な事情や理由から生活の拠点となる住宅の確保に問題を抱えておられるかたの居住の安定を図ってまいります。
 私からは以上であります。


平成30年3月議会 その1(市長提案説明) (2018.03.11)

平成30年3月議会 その2(代表質問答弁・前編) (2018.03.14)

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2018年3月14日 (水)

平成30年3月議会 その2(代表質問答弁・前編)

Okazakicitycouncil201802283

 3月定例会の代表質問におきまして、市長としてお答えした部分について御報告申し上げます。2回に分けて掲載します。


簗瀬太議員(自民清風会) 2月28日(水)

簗瀬太市議

――平成30年度当初予算編成についてお聞かせ下さい。

○市長 まず私からは、当初予算の編成の考え方と特徴についてお答えいたします。
 平成30年度は、将来にわたり成長する持続可能なまちづくりを進めるための取組である、「第6次岡崎市総合計画・後期基本計画」及び「岡崎市まち・ひと・しごと創世総合戦略」がいずれも4年目を迎え、計画後半の着実な事業進捗が求められる年度であります。
 市民福祉の向上、まちの活性化及び魅力の創出に取り組むとともに、本市の目指す「夢ある新しい岡崎」に向け、重点プロジェクトなどの施策を着実に進める予算として編成してまいりました。
 当初予算におきましては、未来に向けて、福祉や医療、防災や教育といった基本施策の充実にはしっかりと取り組みながら、これまで取り組んできた事業を着実に進めることが重要と考え「夢ある新しい岡崎の実現に向け、着実に施策を進める予算」と位置付けたところであります。
 平成30年度の一般会計当初予算の特徴につきましては、歳入は、根幹である市税が前年度対比101.3%、約9億円の増額となり、2年連続で過去最高額を更新しております。
 また、救急医療拠点施設整備支援のための基金を10億円取り崩すことから、基金繰入金が増加しております。
 市税の増収などを反映して、予算規模についても前年度対比100.2%、2億円の増額となり、4年連続で過去最高額を更新しております。
 なお、国の補正予算を活用して、平成30年度当初予算に計上を予定していた事業の一部を、平成29年度3月補正予算に前倒して計上しており、3月補正予算に前倒した事業を含めますと、前年度対比101.5%、約18億円の増額となっております。
 3月補正予算に事業を前倒したことに伴い、事業の財源である市債についても前倒したことにより、平成29年度の市債が増加し、平成30年度の市債は減少しております。
 私からは以上であります。

――愛知病院の移管協議開始の経緯とメリット、スケジュールについてお聞かせ下さい。

○市長 私からは「愛知県がんセンター愛知病院」の移管について、あらためて経緯等をお答えします。
 すでにこの2月の新聞報道等でご承知のとおり、「愛知病院の経営につきまして、平成31年4月1日の移管を目指し、市と県が正式に協議を開始する」というものであります。
 私としては、一昨年秋の2期目の市長選挙の折に「岡崎市民病院と愛知病院の連携強化」を公約に掲げ、市長就任以来、医療・福祉分野におけるこれまでの成果である「大学病院の誘致」と「こども発達センターの整備」に次ぐ、三つ目の柱としてお約束した政策であります。この三つの政策を実現させることで、子どもから若者、働き盛り世代、そして高齢者など、あらゆる世代が共に安心できる医療体制の土台がようやく整うこととなると考えております。
 特に、市民病院と愛知病院は立地も近く、がん診療の分野で競合しており、両病院の機能を理想的な形に再編できれば、財政的な効果はもとより、医療スタッフの効率的な配置にもつながり、将来を見据えた地域医療全体から見ても大きなメリットがあるものと期待しております。

愛知県がんセンター愛知病院

 現在、移管に向けた協議を進めているところでありますが、当面、病院を二つ経営することとなる本市にとりましては、財政的な負担が一つの懸念材料となります。
 ただし、この点に関しても、大村知事は先の記者会見において、県は移管後も様々な面で本市への財政的支援を行うと述べられています。本市としても必要な財源の確保に向けてしっかりと協議を行い、できるだけ早期に、条件面を含めた基本合意を目指してまいります。
 いずれにしましても、市民病院と愛知病院の連携強化は、愛知県、本市、あるいは西三河地域にとって十年来の課題でありましたので、今回抜本的な課題解決に向けて大きな一歩を踏み出せたことは、大変意義のあることと感じております。
 もちろん、本市への移管が決定した後も、患者さんには引き続き十分な医療を提供するとともに、職員の皆さんにも、安心して働いてもらえるよう、医師会など地域の医療関係者の皆様ともよく連携・協力し、十分な余裕を持ってしっかりと準備を進めてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

――スマートウエルネスシティ首長研究会参加で感じた本市の課題は?

○市長 「スマートウエルネスシティの取り組み」で首長研究会に参加して感じた本市の課題についてお答えいたします。
 先月、筑波大学東京キャンパスで、第17回スマートウエルネスシティ首長研究会が開催され、加盟して初めての参加となりました。

第17回スマートウエルネスシティ首長研究会

 事務局長を務める筑波大学院の久野譜也教授からは、壮年期は日常の歩数が増加することで医療費の削減が期待できる、高齢者は認知症の発症と身体的不活動の関連が深いことから、歩くことを推進すると認知症対策にもつながる、といった研究結果を元に、歩くことを基本とした生活スタイルがいかに健康に寄与しているかの報告がありました。また、関係省庁や産業界からの様々な情報提供や加盟自治体の取組の発表などもありました。
 その中で、健康づくり無関心層を健康にするためには、まちづくりが大変重要であり、特に中心市街地においては、歩く道の整備、自転車や公共交通の利用などを進め、自家用車依存型の生活を見直していくことが必要であるといった提案がなされておりました。
 現在、本市におきましては、乙川リバーフロント地区の整備事業等により、歩行者が安全に歩ける空間の整備や、サイクルシェアの実証実験、まちバス東西ルートを東岡崎駅に接続するなどの取組を行っており、健康活動に結び付く「歩きたくなる」、「歩いてしまう」という環境整備が、徐々に整っているところであります。
 本格的な高齢化社会を迎え、「幸せは健康な長寿」からと考えます。今後は、健康づくりに積極的でない人にも、まず、整備された美しい景観を楽しみながら外出していただき、その先の中心市街地が人で賑わうまちとなるよう、公民連携による魅力あるソフト整備をしていくことが、「そこに暮らすことで自然と健康になれる」ためには必要であると考えているところであります。

葵桜

 先日も竜美ヶ丘にお住いの引退生活を送ってみえる方から、毎朝夫婦で乙川河畔から岡崎城まで歩き、康生でモーニングサービスをとって家まで歩いて帰るのが日課となっており、おかげで夫婦ともに体調がよいという話を伺いました。また、リバーフロント計画による整備事業への感謝の声を頂きました。そんな方がますます増えることを期待しております。
 私からは以上であります。


平成30年3月議会 その1(市長提案説明) (2018.03.11)

平成30年3月議会 その3(代表質問答弁・後編) (2018.03.18)

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2018年3月11日 (日)

平成30年3月議会 その1(市長提案説明)

Okazakicitycouncil201802281

 市議会3月定例会が2月28日(水)から3月22日(木)までの日程で開催されています。
 初日に申し上げた所信の一端ならびに提案した議案の大要について、御報告申し上げます。


はじめに
 3月定例会の開催に当たりまして、所信の表明と平成 30 年度当初予算の施策のあらましを申し上げ、議会及び市民のみなさまのご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 我が国の経済は、戦後 2 番目の長きにわたり景気回復を持続しており、企業収益は過去最高を記録するとともに、雇用や所得環境は大きく改善し、消費の持ち直しなど経済の好循環が実現しつつあります。
国の平成 30 年度予算は、「経済・財政再生計画」の集中改革期間の最終年度の予算として、「経済再生と財政健全化を両立する予算」としています。特に「人づくり革命」や「生産性革命」関連では、保育所の新設や保育士の待遇改善のほか、人材や設備への投資促進などを重点施策として掲げています。
 本市におきまして平成 30 年度は、引き続き、第 6 次岡崎市総合計画後期基本計画の重点プロジェクト 及び 岡崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略に取り組む中で、岡崎市民の郷土愛の象徴であり、本市の新たなシンボルとなる若き「家康公像」が完成に向かっていく年であります。本市の魅力を向上させ、賑わいの創出や、将来にわたり成長する持続可能なまちづくりを進めていく使命を改めて感じるところであります。岡崎で生まれ育った子どもたちが、自らのふるさとに対し、愛情や誇りが持てる「夢ある新しい岡崎」を築くため、市民のみなさまに支えていただきながら、力強く市政を運営してまいる所存であります。

平成30年度予算の大要
 それでは、新年度予算の大要につきましてご説明申し上げます。予算規模は以下のとおりであります。

一般会計 1,235億円
特別会計 648億6,771万2千円
企業会計 530億1,202万4千円
合 計 2,413億7,973万6千円

 一般会計の予算規模は、前年度対比 0.2%の増となり、4年連続で過去最高額を更新しております。一般、特別、企業を合わせました全体では、2.4%の減となっております。なお、一般会計の歳入の根幹となります市税収入におきましては、景気の回復基調もあり、約 694 億円を見込み、2 年連続で過去最高となっております。
 それでは、新年度予算に計上いたしました主要事業につきまして、総合計画の基本施策に沿ってご説明申し上げます。

地域で支えあい安全に暮らせるまちづくり
 防災対策の推進を図るためには、阪神淡路大震災、東日本大震災などの経験により、公助の限界が明らかになってきたことから、自助・共助の取り組みが重要だと考えております。そこで、南海トラフ地震などの大規模災害時に災害対応を機能的に行うため、防災指導員制度を新たに立ち上げ、防災指導 及び 防災啓発活動のできる専門知識を持った人材を育成いたします。また、大規模災害が発生した際に、国や他の自治体、あるいはボランティアなどからの応援を迅速かつ円滑に受け入れるために、受援(じゅえん)の方法や受け入れ体制をあらかじめ具体的に定める受援計画を策定してまいります。
 「平成 20 年 8 月末豪雨のような局地的な大雨から“いのち”と“くらし”を守る」ために、止水板設置助成、浸透マスの支給のほか、道路冠水の深さをお知らせする表示施設を整備し、水害に強い安全安心なまちづくりを推進してまいります。また、河川の整備では、六斗目川(ろくとめがわ) 及び 上地新川の改修を着実に進めるとともに、愛知県の実施する広田川改修と連携して排水樋管(ひかん)を改築するなど、各地域の排水能力の向上を図ってまいります。

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 消防施設につきましては、消防署が管轄する区域ごとに、適正な配置や規模を考慮した整備を行っていく必要があります。間もなく築 40 年を迎える施設もあることから、消防施設の個別施設計画を策定し、今後の効果的な消防活動の実施に向けた施設整備を検討してまいります。
 交通安全の推進では、道路照明灯について、電気料が安価で長寿命である LEDへ、デザイン灯を除き、すべて取り換えることとし、環境への配慮や、交通事故の防止に努めます。また、自転車等駐車場について、将来的な需要予測を始めとした、課題や諸問題を把握・整理し、自転車等駐車場整備に関するガイドラインを策定してまいります。

Okazakicitybudget2018351

 国際化・多文化共生の推進では、平成 30 年度に姉妹都市であるスウェーデン王国ウッデバラ市と提携 50 周年を迎えることから、5 月にウッデバラ市から使節団と合唱団をお招きし、10 月には本市から使節団を派遣するなど、人々の訪問交流を通じ、文化や教育など市民相互の理解を深めてまいります。加えて、4月には、友好都市である中国フフホト市から人民代表大会代表団である議長一行をお迎えして、家康行列にご参加いただきます。

健やかに安心して暮らせるまちづくり
 健康づくりとまちづくりの融合による「そこに住んでいるだけで健幸(けんこう)になれるまちづくり」を意味するスマートウエルネスシティを推進するため、「歩いて健康」「食べて健康」を中心に、幅広く市民に浸透する健康づくり施策として、商業施設などでのウォーキングイベントを展開していくとともに、ヘルシーメニューの提供やベジタブルスイーツメニューを開発してまいります。
 公衆衛生の確保では、予防接種の実施について、新たにおたふくかぜワクチン接種費用の一部助成を行ってまいります。
 地域医療体制の充実では、南部地域に平成 32 年 4 月開院予定で進めております、藤田保健衛生大学岡崎医療センターに対する支援として、貸与する用地の取得と、建設費を補助してまいります。
 企業会計の病院事業会計につきまして、予算規模は、241 億 6,876 万円で、前年度対比 1.1%の増となっております。がん診療充実のため、PET-CT 撮影装置の導入に向けた施設改修設計を行うことや、MRI2台を更新するなど、高度かつ先進的な医療が提供できる体制を整え、安定した病院運営を行ってまいります。
 地域福祉の充実では、少子高齢化社会が進展していく中で発生する様々な困り事に対し、地域住民が、他人事ではなく、我が事に感じ、専門機関につなげて主体的な解決を試みる体制づくりが必要になってまいります。そんな「我が事の地域づくり」として、地域住民の相談を包括的に受け止める場の設置や、相談ボランティアを養成するために、新たにコミュニティソーシャルワーカーを2名配置いたします。
 福祉サービスの充実におきましては、福祉の村では、友愛の家を 4 月にリニューアルオープンするほか、「こども発達センター・すくも」では、既存部分を改修工事し、体育館などを含め、平成 31 年に全面オープンし、発達支援の拠点として、子どもたちのサポートに取り組んでまいります。

Okazakicitybudget2018521

 介護サービスの充実につきましては、高齢者福祉における重要な課題である「介護職員の確保」に対して、介護職の魅力を高め、離職の防止、キャリアアップや新規就職を促進するために、市内の介護事業所に対し、資格取得のための研修費用や受験費用の一部について、新たな補助制度を創設いたします。
子育て・子育ち支援では、年々増加する児童育成センターの利用希望に対応するため、男川、六名の2学区において児童育成センターを整備するほか、放課後子ども教室を新たに7学区で実施し、児童が放課後等を安全安心に過ごすことができる居場所の充実に努めてまいります。
 また、岡崎地域の保育需要の増加に対応するため、新たに保育園を整備するための用地取得に向けて準備を進めてまいります。また、私立保育園の施設整備費を引き続き助成してまいります。

自然と調和した環境にやさしいまちづくり
 環境美化に関する施策につきましては、市内におけるごみのポイ捨てや犬のふんの放置が無くなるように新たな条例を制定いたします。さらに、東岡崎駅及び 岡崎駅周辺においては、まちが新しく生まれ変わることを契機に、ポイ捨て防止 及び 路上喫煙禁止区域の指定を視野に入れ、本市の玄関口としてふさわしい、きれいで快適な駅前空間を創出してまいります。

賑わいと活力あるまちづくり
 企業の立地需要に対応するため、阿知和地区での工業団地整備計画を早期に事業化するため、各種調査や用地測量を実施いたします。また、産業立地誘導地区においては、製造・物流業を弾力的に集積誘導できるように検討・調査に取り組み、産業競争力の強化を通じて地域経済の活性化と雇用の維持・創出を図ります。
 森林整備につきましては、森林関連法令が見直される予定であることから、林地台帳システムを構築し、データ整備などを実施することで、森林現場の諸課題に早期に対応してまいります。
 観光産業都市の実現を目指す取り組みといたしましては、地域の稼ぐ力を向上させるために、岡崎独自の観光土産品の創造や、徳川家康公や三河武士ゆかりの寺社などをつなぎ合わせたコース設定による事業展開により、新たな魅力の創出を図ってまいります。次に、本市の新たなシンボルとなります東岡崎駅前に設置する若き日の徳川家康公像につきましては、ブロンズ像と台座の制作が佳境に入ります。すでに多くの市民・法人のみなさまから寄附という形で設置にご参加いただいておりますが、台座を含めると高さ 9mを超える日本一の騎馬像が誕生いたしますので、ご期待いただきたいと思います。
 また、岡崎市観光協会の法人化に伴い、公民連携により岡崎の観光を総合的にプロデュースできるよう観光推進体制の強化を図ってまいります。

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 観光イベントにおきましては、四季折々に異なった輝きを放つ本市の魅力を楽しんでいただきたいと思います。春のメイン行事「家康行列」には、「暴れん坊将軍」でおなじみの愛知県出身の俳優「松平健」さんに徳川家康公役として特別出演していただきます。NHK 大河ドラマ「おんな城主直虎」において、武田信玄公役を演じられるなど、時代劇での活躍には枚挙にいとまがありません。舞台では家康公役を 3 度やってみえるそうであります。4 月 8 日の本番には、多くの市民や観光客のみなさまにお越しいただきたいと思います。

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 10 月から 12月には、愛知県の大型観光キャンペーンが開催されることから、それに合わせて市内の観光地や産業施設などをまわる早めぐりバスツアーを増便するなど、おもてなし環境の整備に努め、多くの観光客に本市の魅力を体験していただきます。
 また、冬のイベントとして定着してまいりました家康公生誕祭につきましては、市民のみなさまが企画運営するイベントに対し補助を行うことで、民間ならではの発想による賑わいの創出に期待しております。

快適で魅力あるまちづくり
 まちづくりは、タイミングやスピード感を大切にして、機会の損失がないように取り組むことも大切だと考えております。
 本宿駅周辺地域につきましては、新東名高速道路岡崎東インターチェンジの供用開始などにより、まちとしてのポテンシャルが向上したことから、本宿駅を中心に都市機能の集積を進めるとともに、広域観光交流施設を核としたまちづくりを進めてまいります。
 東岡崎駅周辺 及び 岡崎駅周辺につきましては、立地適正化計画において、都市機能誘導区域と定め、都市基盤の整備をすすめているところであります。東岡崎駅周辺につきましては、平成 31 年度の供用開始を目標としてペデストリアンデッキ、東岡崎駅前広場、明大寺交通広場、周辺アクセス道路などの整備工事の進捗を図り、北東街区の民間施設とともに本市の玄関口にふさわしい、賑わいのある快適で魅力的な駅前空間を整備してまいります。
 また、現在名鉄と協議を進めております2期計画事業につきましては、事業化に向けた整備手法の検討など、駅ビルや駅舎、バスターミナルなどの工事に速やかに着手できるよう整備手法の検討を進めてまいります。隣接している乙川リバーフロント地区の整備では、引き続きハード・ソフト両面の事業を展開しているところであります。(仮称)乙川人道橋において下部工事に加え、橋桁にも着手するほか、乙川河川緑地では遊歩道の整備などを実施してまいります。
 そして、籠田公園におきましては、都市計画やまちづくりの専門家のアイディアと市民のみなさまの意見を取り入れ、再整備を進めているところであります。

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 ソフト事業については、QURUWA エリアにおいて、民間が主体となったまちづくりが進められており、今後も、おとがワ!ンダーランドや泰平の祈りプロジェクトなどのかわまちづくり事業に対し支援を行うとともに、道路空間の活用に対する社会実験や公園活用の検討を進めてまいります。
 次に、岡崎駅周辺につきましては、区画整理事業による整備を推進するとともに、ペデストリアンデッキ整備工事を進めるほか、この3月に供用を開始する出会いの杜公園等を活用した賑わいの創出を目指すイベントを開催し、岡崎駅周辺地区の魅力向上に取り組んでまいります。

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 住宅施策といたしましては、近年、低額所得や高齢などを理由に、賃貸住宅の入居を拒まれるケースが増えてきていることから、法律が改正され、新たな住宅セーフティネット制度が創設されました。本市といたしましては制度を計画的に推進し、住宅確保の支援を行ってまいります。また、空き家バンクを設立し、通常の不動産取引が困難となった空き家の利用促進を図るとともに、新たに空き家状況調査に対する補助を行ってまいります。無料耐震診断を実施するほか、耐震改修費などの補助につきましては、申請者の当初の負担を軽減するために受領委任の仕組みを導入し、利便性を向上してまいります。
 道路網の整備では、地元要望による既設道路の整備や、歩道のバリアフリー化を図る整備を行い、地域を支える生活道として市民が安全安心に暮らせる道路空間の確保に努めてまいります。矢作川右岸南北道路を始め 11 路線について、新設整備を行っていくほか、南部地域における重要な幹線道路であります若松線整備の進捗を図ってまいります。
 (仮称)岡崎阿知和スマートインターチェンジについては、既に国の準備段階調査の箇所決定を受けており、阿知和地区工業団地の計画と合わせながら、周辺道路の渋滞対策などのために、整備計画の作成などを行ってまいります。
 公園整備についてですが、出会いの杜公園や、籠田公園につきましては、憩いの場や、防災拠点の機能に加え、個性や魅力を兼ね備えた、賑わいの創出につながる整備を進めてまいります。南公園におきましては、老朽化による再整備を一つのきっかけとして、魅力向上による多くの来園者や稼ぐ公園を目標とした民間活力の導入検討を行い、新たな可能性を探ってまいります。東公園では、南駐車場整備の完了年次を迎え、来園者の利便性向上を、岡崎中央総合公園では、引き続き大規模な改修工事を行い、施設の安全性を確保してまいります。
 また、街区公園の整備として、六供配水場の一部を活用し、市の景観重要建築物である六供配水場配水塔が眺望できる(仮称)六供公園の整備を行う予定であります。なお、各地で行った整備の中で効果的なものは、他の公園造りの参考にしていきたいと考えております。

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 歴史まちづくりにつきましては、国の事業認定を受けた認定歴史的風致維持向上計画に沿って、岡崎城跡の価値や魅力を広く顕在化させ、観光資源としての確かな集客力を持たせて、まちなかの回遊性の向上を図る必要があります。そのために、岡崎公園内の歴史解説板を統一性があり効果的なものに刷新するほか、全国屈指の規模を誇った岡崎城総構えの堀や土塁の位置をまちなかで体感する方策の検討や解説板の設置を進めてまいります。将来的には、多言語による音声案内も考えております。
 企業会計の水道事業会計につきましては、予算規模は、118 億 442 万円で、前年度対比 17.2%の減となっております。約2億円の純利益を見込み、25 年度に工事着手しました男川浄水場更新事業が 29 年度に完了することに伴い、30 年度からは水道管路耐震化事業を最優先課題と位置付け、計画的かつ重点的に取り組んでまいります。

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 企業会計の下水道事業会計につきましては、予算規模は、170 億 3,885 万円で、前年度対比 2.6%の減となっております。約 5 億円の純利益を見込み、今後の急増する老朽管に対応するため、老朽管対策を最優先課題と位置付け、計画的かつ継続的に取り組んでまいります。雨水整備は、総合雨水対策計画に基づき、若松南幹線などの管渠整備 及び 六名雨水ポンプ場整備の進捗を図ってまいります。

未来を拓く人を育むまちづくり
 学校教育につきましては、平成 32 年度に新学習指導要領が完全実施されることから、いち早く対応するために、教育の質の向上を図ってまいります。始めに、小学生において、学習の基盤となる資質能力に「情報活用能力」が必要となることから、全小学校にタブレット型情報端末を各校 40 台、新規に配備することで、プログラミング教育や、情報モラルの教育といった課題に対しても迅速に取り組んでまいります。

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 次に、小学 5・6 年生の外国語教育が教科化されることから、外国語教育の充実を図ってまいります。外国語指導助手を増員することで、児童生徒のコミュニケーション能力の向上と国際意識の高揚を図り、小学校英語指導補助者を増員することで、生きた英語を楽しく学ぶことが出来る質の高い外国語活動の場を提供します。
 児童生徒の健全育成につきましては、生徒支援や相談活動を充実させ、家庭・地域・学校の連携を深めるために、スクールソーシャルワーカーを増員いたします。
 また、近年の地球温暖化の影響などにより、夏季における教育環境の改善が求められ、教室の温度基準の改定も予定されていることから、市内全小中学校の普通教室への空調設備設置にかかる諸課題の整理を行い、学校現場の基礎調査を実施し、空調設備導入に対する実現の可能性について見極めてまいりたいと考えております。

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 スポーツの推進では、愛知県から移管予定の愛知県岡崎総合運動場の再整備につきまして、平成 32 年 7 月の全面供用開始を目指し、全天候型の全日本陸上競技連盟公認第 3 種陸上競技場をはじめ、必要な整備を行い、市民のスポーツへの関心を高める施設にしてまいります。なお、市民のみなさまの利便を図るため、工事に入る前のテニスコートや蹴球場、野球場などの施設におきまして、支障にならない範囲で市民の方にできる限り利用していただくことを考えております。
 次に、数多くの文化財が存在する本市の中でも、最大の象徴である岡崎城跡につきましては、現存する切れ目のない直線的な石垣としては国内最長級である全長約 400mを誇る「菅生川端石垣」において、数種類の刻印が確認されるなど史跡としての価値がますます高まっております。できる限り顕在化させ、見える化ですが、整備を行うため、29 年度の基本設計に続き、実施設計を策定いたします。市指定史跡である岡崎城跡の将来にわたる保存を図りながら、史跡の本質的価値を活かした整備を実施するため、一部、石垣の保存修理を行うとともに、本丸天守台や御旗公園などの発掘調査を実施してまいります。
 芸術文化の振興につきましては、世界有数の「内田修ジャズコレクション」を核として「ジャズの街岡崎」を市内外へアピールするとともに、美術博物館、世界子ども美術博物館、美術館の企画展を通じ、文化を視点とするまちづくりを行ってまいります。

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 美術博物館におきましては、「名刀は語る 美しき鑑賞の歴史」や、ピカソとともにキュビズムの創始者として知られる「ジョルジュ・ブラック宝飾デザインの輝き」などを、世界子ども美術博物館では、「かいけつゾロリ大冒険展」や「天才ダリの版画展」などを開催してまいります。

将来まで自律した状態が続く都市経営
 本市は、豊かな自然環境を背景に多様な歴史文化資産に恵まれ、伝統産業や、地域固有の伝統的な活動に加え、新たなまちづくりにも積極的に取り組んでいる、大変魅力あふれるまちであると自負しております。この魅力を市内外へ発信し、多くの人から認められ、選ばれる都市を目指すため、今年度に策定した「シティプロモーション戦略第2期アクションプラン」に基づき、市内市外にかかわらず岡崎の情報を自発的に収集発信したり、定期的に訪れたりするなど、本市と関わりのあるかたを「サポーター」と位置づけ、本市ファンがさらに増加するように積極的なシティプロモーションを進めてまいります。

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 また、観光産業都市の創造において、必要となるコンベンションの内容を固めるとともに、本市へのホテル事業の募集手続きを進めるとともに、多様な観光客対応として、民泊を含めて進めてまいりたいと考えております。
 保有する建築物の効率的な管理・運用につきましては、教育環境において、築40 年以上経過する校舎が増加していく中で、学校施設を適切に長く維持するために、竜谷小学校をモデル校として、長寿命化を目的とした建物等の大規模改修工事を行ってまいります。
 以上、主要事業について、ご説明させていただきました。
 続いて本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。

議案の大要
 始めに、条例議案でありますが、制定条例といたしましては、利用者の利便性の向上を図るため、スポーツ施設に関する条例をまとめる「岡崎市スポーツ施設条例」、介護保険法の一部改正に伴い、介護医療院の人員、施設等の基準を定める「岡崎市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営の基準に関する条例」の2件であります。
 次に一部改正条例といたしましては、保育体制の充実等に向けて、職員の定数の適正化を図る「岡崎市職員定数条例」、墓地使用者から受益者負担として管理料を徴収する「岡崎市墓園条例」、都市公園の利活用を促進するために行為の制限等を緩和する「岡崎市都市公園条例」など 20 件、合わせて 22 件を提案させていただいております。
 その他議案といたしましては、PFI 方式で実施する岡崎市龍北総合運動場の整備事業に関する「特定事業の契約」議案、及びその維持管理を行う指定管理者を指定する「公の施設に係る指定管理者の指定」議案、岡崎真伝特定土地区画整理事業の完了に向け、区域内の区画道路の管理移管に伴う「市道路線の認定」議案など7件を提案させていただいております。
 次に、補正予算につきまして、主なものをご説明申し上げます。
 始めに、一般会計であります。
 国の補正予算に伴い、六斗目川 及び 上地新川の河川改修 並びに 小中学校の照明設備、空調設備 及び 施設保全の工事請負費を増額するほか、将来の財政需要に備えるための財政調整基金、公共施設保全整備基金、救急医療拠点施設整備支援基金 及び 公園施設整備基金への積み立てを行います。また、児童手当などの支給対象件数や私立保育園等への入所者数が見込みを下回ったことによる減額、補助金の交付額が見込みを下回ったことによる減額、各事業の契約差金などに伴う減額のほか、人事院勧告に伴う人件費の補正、事業の進捗に合わせた継続費の変更、繰越明許費の追加 及び 変更などをお願いしております。
 次に、特別会計であります。
 国民健康保険事業特別会計の事業勘定では、国保加入者数の減少に伴い療養給付費が見込みを下回ったことによる負担金の減額や、額の確定に伴う減額などが主なものであります。
 介護保険特別会計では、施設サービス費、地域密着型サービス費 及び 特定介護サービス費負担金などの保険給付費の減額補正が主なものであります。
 最後に、企業会計であります。人事院勧告に伴う人件費の補正のほか、病院事業会計は、収益的収支では、患者数の減少による入院収益の減額、資本的収支では、契約差金による減額 及び 医療賠償金の計上をお願いしております。
 水道事業会計は、収益的収支では、動力費や受水費などの減額、資本的収支では、配水管整備工事請負費や施設整備工事費の減額のほか、継続費の変更をお願いしております。
 下水道事業会計は、収益的収支では、一般会計からの負担金の減額、構築物などの減価償却費の減額、資本的収支では、国の補正予算により管渠施設築造工事費を増額するほか、補助金の交付額が見込みを下回ったことによる減額などが主なものであります。
 以上が、今議会に提案をいたしました議案の大要であります。

むすび
 最後になりますが、市長就任以来、2 期目の市政運営も 2 年目を迎え、1 期目に蒔いてきた事業の種が、徐々に花を咲かせ、視覚的にも政策的にもご理解いただけるようになってまいりました。平成 30 年度では、新たな取り組みに対しても、対応する組織を立ち上げ、スピード感をもって取り組んでまいります。今後も、福祉や医療、防災や教育といった基本施策にはしっかりと取り組みながら、お約束した公約の実現に向けた市政運営に努めてまいりますので、議員各位の格別のご理解と一層のお力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。
 以上、ご説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきまして、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げまして、私の説明を終えさせていただきます。
 ありがとうございました。


平成30年3月議会 その2(代表質問答弁・前編) (2018.03.14)

平成30年3月議会 その3(代表質問答弁・後編) (2018.03.18)

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2017年12月12日 (火)

平成29年12月議会 その2(一般質問答弁)

岡崎市議会

 一般質問に対する市長答弁を掲載します。12月定例会では、野々山雄一郎議員、磯部亮次議員にお答えしました。


野々山雄一郎議員(無所属) 12月4日(月)

野々山雄一郎議員(無所属)

――第3次岡崎市食育計画に掲げられている、岡崎市ご当地グルメの紹介などの取り組みについてお聞かせ下さい。

○市長 食べることがひとつの娯楽であるということは共感するところであります。有名な観光地には、もれなくご当地グルメがあり、逆にグルメがあれば人も集まると考えております。
 本市では八丁味噌や「なたね油赤水(なたねあぶら あかみず)」などの岡崎産の食材を使った「岡崎まぜめん」が民間の取り組みによって考案され、多くの方に知られるようになってまいりました。
 本市は、平成24年11月に飲食店主らが立ち上げた「岡崎まぜめん会」に対し、ロゴの作成、イベント出店やマップの作成など、プロモーションを通じて知名度向上のための支援を行っております。
 この度「岡崎まぜめん会」では、販売5周年を機に、500円のワンコインで手軽に楽しめるメニューを考案し、期間限定の販売による自発的な取り組みや岡崎おもてなしキャラバン隊との連携などが実績を上げており、本市のご当地グルメとして一定の地位を得ていると認識しております。

岡崎おうはん

岡崎おうはん

 さらに家康公や四天王などをイメージした「家康ラーメン」や、独立行政法人家畜改良センター岡崎牧場で開発された純国産のニワトリ「岡崎おうはん」を使用したメニューの提供など、市の支援に頼らず、新たなご当地グルメを創出する動きも出てきております。私は個人的には、見た目がきれいな「岡崎おうはん」をペットとして売り出せないかとも考えております。

 また、市制100周年記念事業の「赤い糸プロジェクト」で実施した八丁味噌と赤ワインとのマリアージュイベントでは、31店舗が新メニューを考案し、年間6,500食以上が提供されました。このうち13店舗では、イベント終了後も定番メニューとして継続され、現在、市のホームページに掲載するほか、「岡崎おでかけナビ」でも赤い糸の特集ページを設け、岡崎の特産品を使ったお土産やグッズなどとともに岡崎の新しい魅力が発信されております。

赤い糸プロジェクト

 観光産業都市を目指す本市は、今後さらに人をまちへ呼び込むための工夫や、人々の好奇心をそそるソフト事業の取り組みを進めますので、その鍵の一つとなる「おいしい食べ物」については、民間ならではの独創的なアイデアや取り組みに期待するところであります。
 今後も、本市のご当地グルメを広く皆さんに知っていただけるよう積極的にPRを行い、地域の活性化につなげてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
 私からは以上であります。


磯部亮次議員(自民清風会) 12月6日(水)

磯部亮次議員(自民清風会)

――岡崎市観光協会の法人化に向けた現在の状況と移行の時期をお聞かせ下さい。また、新しくスタートする観光協会のビジョンについてどのように考えておられるかお尋ねします。

○市長 法人化される観光協会の目指すビジョン、組織としてこうあってほしいという姿についてお答えします。
 本市が目指す観光産業都市として、次の三つの将来像を考えています。

(1)岡崎市が観光客で賑わい、活発な消費と事業活動が営まれていること

(2)観光に関わる民間事業者が増加し、雇用と税収を生み、自動車産業を支える「ものづくり産業」とともに、新たな経済の柱となっていること

(3)市民が郷土への誇りや愛情を持てるように、地域の歴史・観光資源に目を向け大切にすること

野本稚奈さん(左)、樋田茜さん(右)

(「2018観光大使おかざき」に決まった野本稚奈さんと樋田茜さん)

 新しい観光協会には、まさにこれらの将来像の実現に向け、中核を担う機関になっていくことが期待されております。現在、本市が進めております乙川リバーフロント地区の整備事業や「歴史まちづくり」とも歩調を合わせ、公民連携による地域の「稼ぐ力」の向上が求められています。今後は観光産業による稼げるまちづくり「観光産業都市・岡崎」の実現の大きな推進力となっていくものと思っております。

岡崎市観光協会

 これまでの経緯でありますが、観光協会の法人化については、観光協会長を中心とした「岡崎市観光協会 法人化検討委員会」において議論され、11月24日に「早急に現在の組織形態に似た、会員制による組織運営体制による一般社団法人に移行すべきである」との協議結果が報告されたところであります。
 現在、これを受けて今年度中の社団法人設立を目指し、具体的な組織の骨格づくりを進めるとともに、平成30年4月の業務開始に向けて準備を進めているところであります。
 私からは以上であります。

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2017年12月10日 (日)

平成29年12月議会 その1(市長提案説明)

岡崎市議会

 岡崎市議会12月定例会(12月1日~21日)の初日に申し上げた所信の一端、ならびに提案した議案の大要について、御報告申し上げます。


内田修氏の1周忌とJAZZの街岡崎
 12月11日は、「ドクタージャズ」として知られた外科医、故内田修氏の1周忌を迎えます。日本の名だたるジャズミュージシャンたちを支援し続けてきた内田さんの寄贈により、本市はレコードや雑誌、オーディオ機器など、他に例を見ない貴重なジャズ資料を多数所蔵する街となりました。まさに「ジャズの街岡崎」の土台を作り上げたのが、内田さんといえます。
 先月は岡崎JAZZ November(ジャズノーベンバー)2017と題し、岡崎ジャズストリートをはじめ毎週末、市内各所でイベントが開催され、多くの方に楽しんでいただいたところであります。

岡崎ジャズストリート

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 また命日の12月11日には、ゆかりのミュージシャンによる追悼の意を込めた公演が、りぶらホールで開催されます。今後も「ジャズの街岡崎」を市内外の多くの方に知っていただけるようPRに努め、本市の魅力向上につなげてまいります。

保育需要への対応
 次に、年々増加しております保育需要への対応についてであります。
 公立保育園では、園舎の老朽化に伴い平成28年度から2か年の継続事業として進めてまいりました、山中保育園の園舎建替工事が先月末で完成し、今月11日からいよいよ新しい園舎での保育を開始いたします。園舎建替え期間中は、竜谷(りゅうがい)保育園との合同保育を実施し、園児たちは毎日、元気に楽しく過ごすことができたと聞いております。
 両園の保護者のみなさま、地域のみなさまのご理解とご協力に感謝するとともに、これを契機として、両園の交流が今後ますます深まることを期待しております。

山中保育園

(建替工事が完了した山中保育園)

 さらに、JR岡崎駅を中心とした南部地域におきましては、乳児保育の需要に即応するため、南部市民センター分館の東隣に、乳幼児専用の保育園「南部乳児保育園」を新設いたします。9月に着工した工事も順調に進み、来年4月には予定どおり開所出来る見込みであります。
 このほか、私立保育園に対しましては、美合保育園の園舎増改築工事に対し、建設補助を行っております。来年4月からは定員を30人増やし、230人となることから、より一層の子育て支援に繋がることと思います。
 今後も保護者のみなさまが安心してお子さんを預けていただけるよう安全・安心な保育環境の充実と提供に努めてまいります。

歴史まちづくりの進捗
 次に、国の事業認定を受け、平成28年度から10年間かけて行っていく歴史まちづくりの進捗状況についてお伝えします。本年8月から9月にかけ岡崎城本丸内におきまして、月見櫓(やぐら)跡及びその周辺の発掘調査を行い、9月2日の現地説明会では、市内外から多くの方にお越しをいただきました。
 今回の発掘調査により、これまで、絵図や古写真でしか判らなかった江戸時代の建物の状況や基礎構造について、その一端を明らかにすることができたのではないかと考えております。
 また、先月より、菅生曲輪におきまして、枡形跡(ますがたあと)の発掘調査を行っております。今後は、絵図や文献等の資料や、発掘調査の成果を基に、できる限り史実に基づいた本物志向で整備を進めることにより、岡崎城跡(じょうせき)全体の史跡としての価値を将来に伝えられるまちづくりを進めてまいります。
 なお、岡崎市歴史的風致維持向上計画の冊子につきましては、単なる計画書ではなく、本市の歴史を分かりやすく記した読み応えのある書物となっております。現在、まちづくりデザイン課で9月15日から一般販売も行っており、今日現在までで67冊(平成29年11月末現在)も販売されており、この種の本としては異例の売れ行きだそうです。市民の皆様にもさらに理解を深めて頂きたいと考えておりますので、関心のある方は是非お読みください。

岡崎市歴史的風致維持向上計画

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冬季イベントのスタート(泰平の祈り)
 ところで、11月25日の土曜日に開催いたしました、乙川を2万個の青いLED電球で埋め尽くす、中部日本最大級の光の祭典「岡崎 泰平の祈り」は公民連携の取り組みにより、今年で3回目を迎えました。
 これを皮切りに様々な冬のイベントが開催されますので、ここでご紹介させていただきます。

イエヤスコウ・イルミネーション
 泰平の祈りと同日の11月25日からは、岡崎公園におきまして本市の冬の風物詩「イエヤスコウ・イルミネーション」がスタートしております。
 年明けの1月上旬まで16万球のLEDが公園内を幻想的に彩ります。

岡崎モーターフェスティバル
 次に、昨年12 月、市制施行100周年記念事業として開催しました「岡崎モータースポーツフェスティバル」は、市内外から15,000人ものみなさまにご来場いただき、大変な盛況でありました。自動車レースの最高峰であるF1に、日本人ドライバーとして初めてフル参戦した本市出身の中嶋悟氏を始め、ご子息である中嶋兄弟によるデモンストレーション走行が、更なる誘客につながったと感じたところであります。

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 本年度につきましては、「岡崎モーターフェスティバル」と改称し、レースのみならず、本市を支える自動車産業について、より理解と関心を持ってもらえる内容とし12月17日に中央総合公園で開催する予定です。もちろん中嶋ファミリーの豪快なデモンストレーション走行も予定されています。
 ものづくりの盛んな本市産業のPRと観光客誘客、交通安全の啓発を通じ、盛り上げてまいりますので、ご期待ください。

家康公生誕祭とイエヤスコウイルミネーション
 そして、イエヤスコウ・イルミネーション期間中の12月23日から徳川家康公が生まれた26日までの4日間は、市民のみなさまが企画・運営する実行委員会主催のイベント「家康公生誕祭」が開催されます。今年は12月24日のクリスマスイブが生誕祭のメインと伺っております。
 夏まつりに続き、市民のみなさまが参画され創り上げていくこれらのイベントに対しまして継続して支援を行ってまいりますので、みなさまも、ぜひ楽しんでいただきたいと思っております。

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出初式
 冬のイベントの締めくくりとして、年明けの1月14日に岡崎城を背景に乙川河川敷において岡崎市消防出初式が盛大に開催されます。全国に1台しかない全地形対応車、レッドサラマンダーを始めとした消防車両による規律ある分列行進や臨場感ある救助救出訓練を披露するほか、クライマックスでは、乙川に向かって一斉に放水する雄大な景色を御覧いただけることと思います。
 また、出初式終了後には消防車両の展示などを実施いたします。大規模災害時に活躍するレッドサラマンダーや各種災害現場に出動する消防車両を目の前で見ることができ、親子でも一緒に楽しんでいただけます。
 出初式は消防機関の日頃の訓練の成果を形として市民のみなさまに披露する場であり、消防への信頼と理解を深めていただく絶好の機会でありますので、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。

 以上のように本市の冬のイベントも大変充実してまいりました。
 春夏秋冬を通じた様々なイベントの定着によって、本市のブランド力の向上を目指し、賑わいの創出につなげていくことが重要なことだと感じております。泰平の祈りや家康公生誕祭のように民間活力を活用することで、地域の稼ぐ力も育まれてまいります。公民一体となり、岡崎の魅力を活かし、ものづくりと並び、観光をもう1つの経済の柱とする「観光産業都市・岡崎」をめざし、市内外にアピールしていきたいと思っております。

条例議案
 それでは、本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。
 条例議案、その他議案は以下のとおりであります。
・制定条例議案――市による土地区画整理事業に伴い、当該事業の名称、区域等を定める「西三河都市計画事業 岡崎駅針崎若松 土地区画整理事業 施行規程」、水道事業及び下水道事業の、より適正かつ効率的な運営を図るため、市長の諮問機関である審議会を設置する「岡崎市 水道事業及び下水道事業 審議会条例」の2件。
・一部改正条例議案――公営住宅法の一部改正に伴い、収入申告等が困難な事情にある認知症等の入居者について、適正な家賃を決定する手続を定める「岡崎市 市営住宅条例」、消防団員の処遇改善を図るため、費用弁償の上限額を引き上げる「岡崎市消防団条例」など8件。
・その他議案――藤田保健衛生大学 岡崎医療センターの用地を取得し、その土地を10年間無償で藤田学園に貸し付ける「財産の取得」及び「財産の無償貸付け」議案、東岡崎駅ペデストリアンデッキの築造工事及び(仮称)乙川人道橋の上部工事の契約を行う「工事請負契約」議案、都市計画道路 若松線の用地を取得する「財産の取得」議案など9件。

補正予算議案
 続きまして、補正予算議案でありますが、以下の増額補正をお願いしております。

一般会計 6,182万1千円の増額
特別会計 1億6,608万7千円の増額
企業会計 3億6,766万5千円の増額

 一般会計の主なものとしましては、
 総務費では、市役所西庁舎において、アスベスト対策工事が必要になったことに伴う庁舎整備工事請負費の増額。
 民生費では、支給対象者が当初の見込みを下回ったことによる臨時福祉給付金の減額。
 放課後等デイサービスの利用が当初の見込みを上回ったことによる障がい児通所給付費の増額。
 衛生費では、保健所公用車駐車場の借地について、協議が整ったことによる土地購入費の計上。
 商工費では、阿知和地区工業団地の造成予定地において、前年度実施した土質調査の結果により、より精緻な調査が必要になったことによる調査委託料の増額。
 土木費では、土地開発公社取得済み用地を償還し、事業の進捗を図るための土地購入費の計上。
 消防費では、消防本部庁舎において、アスベスト対策工事が必要になったことに伴う庁舎改修工事請負費の計上。
 教育費では、六ツ美、東部、岩津の各市民センターにおいて、アスベスト対策工事が必要になったことに伴う市民センター施設整備工事請負費の計上。
 などをしており、これらの補正財源といたしまして、地方特例交付金、国庫支出金、繰越金などによりまして収支の均衡を図っております。

 次に、繰越明許費につきましては、庁舎修繕事業始め6事業につきまして、それぞれ年度内完了が見込まれないことから繰越をお願いするものであります。

 債務負担行為につきましては、西岡崎駅自転車駐車場の整備に要する経費を始め27件の事項につきまして、それぞれ平成30年度当初予算に先立ち契約を早期に進めるため、債務負担行為の追加をお願いしております。
 また、PFI手法によるこども発達センター等の整備における既存施設改修工事において、アスベストが含まれていることが判明し、除去費用を平成30年度に負担する必要があるため、岡崎駅自由通路の修繕における設計業務の調査において、当初予定していました箇所以外の老朽化している箇所について、今回の工事と合わせて修繕するため、増工となる委託料を平成30年度以降に負担する必要があるため、債務負担行為の変更をお願いしております。

 続きまして、特別会計であります。
 簡易水道事業特別会計と農業集落排水事業特別会計は、職員給与費相当分を補正したことによる 施設維持管理費負担金の補正。
 後期高齢者医療特別会計は、特例軽減が縮小されたことに伴い、保険料等負担金が当初の見込みを上回ることによる増額。
 介護保険特別会計は、来年度の制度改正の詳細な情報が示されたことなどに伴い必要となるシステム改修委託料の増額をお願いしております。
 債務負担行為につきましては、農業集落排水事業 特別会計において、水道料金と処理施設使用料の一括徴収を平成30年10月1日から実施するために、上下水道料金管理システムの改修に要する経費について、平成30年度当初予算に先立ち契約を早期に進めるため、債務負担行為の設定をお願いしております。

 最後に、企業会計であります。
 病院事業会計では、当初の見込みを上回ったことによる投薬・注射薬品費 及び 診療用材料費の増額、水道事業会計では、平成28年度決算に基づき不要となった県補助金の返還をお願いしております。
 以上が、今議会に提案をいたしました議案の大要であります。

額田センターの完成
 さて、昨年9月に工事着手しました額田センターが、今月の15日に工事完了をむかえます。額田センターは、点在していた額田支所、市立額田図書館、森の総合駅、ぬかた会館を旧支所の跡地に集約して新設するもので、行政関係機能や市民交流機能、社会教育機能、また地域防災拠点機能を有した複合施設であります。
 この度、施設の愛称を募集したところ、418名から664点の応募があり、選考委員会を設けて検討した結果、木立の中に陽が差し込む状態は、森林にとって良好な状態であり、豊かな森林を有する額田地区の発展に願いを込めて、額田センターの愛称を「こもれびかん」と決定いたしました。
 平成30年2月13日の供用開始に向けて、現在準備を進めているところでありますが、供用開始後は、額田地区のみなさまをはじめ、多くの市民のみなさまにご利用いただき、額田地区の活性化につながるよう、利用の促進を図ってまいります。

(仮称)龍北総合運動場の優先交渉権者決定
 最後に、(仮称)龍北総合運動場についてでありますが、11月28日に開催いたしました事業者選定委員会において、優先交渉権者を決定いたしました。今後は議会のご承認を頂きながら、平成32年7月の全面供用開始をめざし、必要な整備を行ってまいります。市民のスポーツへの関心が高まるような充実した施設にしてまいりますので、ご期待ください。

2017121

 以上、御説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきまして、よろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終えさせていただきます。ありがとうございました。 (つづく

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