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2019年10月 4日 (金)

内藤ルネ事業について

内藤ルネ展

 昨年度から岡崎市は民間事業者と協力して、本市出身のマルチクリエイターである故・内藤ルネ氏(1932 - 2007)のイラストを活用したプロモーション「カワイイに出会えるまち、オカザキ」を展開しています。
 今年度は、岡崎市美術博物館で行われる「内藤ルネ展」を中心として、市の事業を行います。内藤ルネさんのご紹介とともに、事業の内容をご説明いたします。

内藤ルネ展
 ルネさんは亡くなられるまで、ふるさとである岡崎で展覧会を行うことが「夢」だと語っていました。今回はその想いを受け継ぎ、初出展作品・約20点を含む、展示作品約300点という大規模な回顧展を行います。会期は11月23日(土)から令和2年1月13日(月)までです。
 今回の展覧会は、ルネさんの人生に沿った6章構成になっております。
 第1章では、内藤ルネさんが生まれた1930年代の岡崎市を紹介するとともに、内藤少年が上京するまでに影響を受けたものを中心に展示しております。
 第2章は、ルネさんが上京し、師匠である中原淳一さんが主宰する「ひまわり社」でイラストレーター、少女雑誌の編集者として活躍し、「Roots of Kawaii」と呼ばれる原点となる、ルネガールを生み出すまでを紹介します。
 第3章は、美しいものが大好きだったルネさんが生涯にわたって書き続けた様々な女性像を中心として紹介していきます。
 第4章は、グッズやキャラクターのデザイナーとして活躍したルネさんの代表作「ルネパンダ」、いちごを中心としたフルーツ柄の食器など、商品化されたキャラクターや日用品などを展示し、マルチクリエイターとしての側面を紹介します。

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Illustrated by Rune Naito

 そして第5章は、性的マイノリティであったルネさんの、心の叫びから生まれ、独自の世界観によって創造された男性像などの貴重な作品を紹介します。
 最後の第6章は、ルネさんの晩年以降、現在ますます注目されている企業やタレントとのコラボレーション作品などを関係各所の協力のもと展示します。
 現在行われている岡崎市・内藤ルネプロジェクトにて展開中のツールなども展示いたします。併せて、地元ならではの取り組みとしまして、ルネさんとご縁のあった方からお借りしたお手紙やプレゼントなど、岡崎ゆかりの品を展示する予定でおります。

 また、会期内のイベントとしまして、11月30日にルネさんの初の個展を手掛けられた弥生美術館学芸員の中村圭子さんによる講演や、12月8日にルネさんのドキュメンタリー番組を手掛けられたNHK制作局ディレクターの笹井孝介さんによる講演を予定しています。
 そして会場にはどなたでも楽しめる「ルネぬりえ」などを用意しております。前日の11月22日には、報道陣への内覧会も予定しております。

7色のマンホール「ルネ・セブン」
 日本各地でマンホールの蓋に名所や名産、キャラクターなどが描かれ、そのユニークさから全国のマンホールを訪ね歩くファンが増加しております。

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 今回、内藤ルネの版権所有者より「岡崎市にルネのデザインマンホールを設置していただければ」とのお申し出と共に、カラーマンホールを寄贈いただけることになりました。本市ではそれを含め、市内7か所にルネと岡崎がコラボしたデザインマンホールを展開いたします。
 設置場所はルネさんの生誕地近くの「出会いの杜公園」や、多くの人が集まる東岡崎駅前、りぶらや道の駅藤川宿などを予定しております。7色のマンホールを「ルネ・セブン」と名づけ、普段はあまり市民が意識する機会がないものの、重要なインフラである下水道に対し、より多くの方に興味をもっていただけるきっかけにもなればと考えております。
 マンホールはルネ展の開幕に合わせ、11月23日に美術博物館にそろえて展示し、その後各所に設置していきます。マンホールをめぐるイベントも今後展開していきます。

ピンバッジの販売
 「カワイイに出会えるまち、オカザキ」を広く発信し、皆さんとともに盛り上げるため2種類のバッジを販売してまいります。

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 これまでと同様、さくらの花の形に、内藤ルネさんの描いた人気のキャラクター「ルネガール」と「ルネパンダ」をデザインしております。10月7日(月)から市役所はじめ26箇所で販売いたします。価格はこれまでと同じ100円であります。
 このバッジを皆さんが身に着け、一緒になってルネ展、そして岡崎というまちを盛り上げていただければと思っております。

官民一体となった展開
 ルネ展に合わせて、市内の民間企業でも関連イベントを行うということも聞いております。内藤ルネさんとのコラボレーションを、官民一体となって展開し、岡崎を盛り上げていければと考えております。
 内藤ルネさんは「Roots of Kawaii」と称され、女性を中心とした広い世代から愛され続けております。私どもとしましても、ルネさんの作品と同じように広い世代が大きな愛情と誇りを持つことができる、「夢ある新しい岡崎」の実現という大きな目標に向かって今後も取り組んでまいります。


*画像の一部は『Roots of Kawaii 内藤ルネ ライセンスガイド』(2018年)から拝借しました。

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