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2018年4月

2018年4月29日 (日)

桜まつり・家康行列(2018年)

家康行列

 本年も3月29日から4月11日まで「桜まつり」、そして4月8日には「家康行列」が行われた。今年は桜の開花が思いのほか早くなったため、多くの方から「なぜライトアップを早くしないのか」というお叱りの声を頂くこととなった。とは言え、乙川河畔はすでにリバーフロント計画の整備によって川べりの通常のライトアップは完備していたため歩行には支障はなかったと思っている。
 ライトアップを早めることができない理由は他の所にある。
 毎年桜まつりの日程は、1月の段階で、市の観光推進課と岡崎警察署が「桜の開花予想」をもとに決めることとなっている。市は決まった日程に従って各種催しの準備を進め、その日程によって各出店や興業のスケジュールも決まってくる。
 そして警察も、その日程をもとに日々の人員配置計画を立てることとなる。それゆえ桜の開花が早まったからといって、市が単独で日程を早めることはできないのである。ボンボリの準備は早く行っていたので点灯だけ早めることはできないかと担当とも相談してみたが、「桜まつりの夜の点灯と、警察の警備を連動させる約束となっているためにダメだ」ということであった。

Okazakikoen20183

 家康行列についても日程決定の難しさは同様であり、毎年桜の時期にピッタリ合う日取りにすることは至難のワザである。農業と同じで、こうした仕事もきまぐれな天候に左右されてしまい思うにまかせない点を何とぞ御理解頂きたい。
 以下は前日に行われた「歓迎夕食会」と「家康行列出陣式」での私の挨拶である。

朝鮮通信使隊

家康行列


親善都市・ゆかりのまち・観光交流都市歓迎夕食会(4月7日)
 皆様、こんばんは。岡崎市長の内田です。
 親善都市、ゆかりのまち、観光交流都市の皆様、そして、友好都市の中国フフホト市からの訪問団の皆様、本市の春の風物詩であります「桜まつり・家康行列」に遠路はるばるお越し頂き、誠にありがとうございます。
 明日の「家康行列」では、家康公をはじめとする武士団、姫列など総勢約700人が時代衣装に身をつつみ、勇壮できらびやかな時代絵巻を繰り広げます。残念ながらお仕事の都合で本日はおいでになりませんが、皆様ご承知のとおり、今年の家康公役には俳優の松平健さんに特別出演していただき、行列に花を添えていただきます。
 松平健さんは「暴れん坊将軍」の八代将軍・吉宗公役としておなじみですが、舞台ではすでに3回、家康公役を演じているということであります。私が昨年末、出演依頼に伺った際には、家康公役を演じることに大変強い意気込みを持たれてみえましたので是非楽しみにしていてください。
 また、ゆかりのまち関ケ原町さんからは石田三成列をお招きしており、より一層華やかな行列になるのではないかと思っております。行列の後には乙川河川敷において、火縄銃の実演と戦国模擬合戦、そして三河花火でフィナーレを迎えます。どうぞ明日の家康行列を存分に堪能いただきたいと存じます。
 現在本市では、乙川リバーフロント地区整備や東岡崎駅周辺整備、JR岡崎駅前の整備など、賑わいづくりのための大規模な都市整備を進めております。先日は岡崎市が国の地方再生モデル都市に選ばれまして、本市のまちづくりに一層はずみがつくものと大変うれしく思っております。これから数年のうちにそれらの事業が次々と実現を迎え、本市の景観や人の流れも大きく変わってきます。今後、地域が賑わいと利益をもたらす「観光産業都市」に向けた活動を活発化させるため、公民連携による観光推進を図り、本市の更なる魅力向上に取り組んでまいりますのでご期待ください。
 終わりに、本日お集まりの皆様におかれましては、この機会に交流を深めていただきますとともに、今後とも末永くお付き合いいただきますようお願い申し上げまして私からの歓迎のご挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございます。

家康行列出陣式(4月8日)
 皆様、こんにちは。岡崎市長の内田康宏であります。
 本日これより、松平・徳川家の氏神、伊賀八幡宮に勇壮な武士団が勢ぞろいし、桜まつりのメーン行事である「第59回家康行列」を開催いたします。
 行列の総大将である家康公役には、同じく三河の地のご出身であり、時代劇の大御所俳優の松平健様をお迎えいたしまして、各武将と共に颯爽の登場であります。松平健様におかれましては、お忙しいなか本市の家康行列にご出演を賜り、誠に格調の高い家康行列として開催できますことに、心より御礼申し上げます。

家康行列

金沢市「ミス百万石」

 また、本日のご来賓といたしまして、親善都市の石垣市と福山市の皆様、ゆかりのまちからは茅ヶ崎市、佐久市、関ケ原町の皆様、そして観光交流都市の金沢市の皆様にお越しいただくとともに、観光親善大使として各市まちのミスの方々にもご参加いただき、行列に華を添えていただいております。皆様のお陰でこのように盛大に開催できますことを、改めて心から感謝を申し上げる次第であります。
 さて、本市におきましては一昨年の市制100周年を契機に、これまで各種事業を進めてまいりましたが、皆様のご理解とご協力のお陰により、徐々に目で見て実感していただけるようになってまいりました。現在、着々と整備が進む乙川リバーフロント地区始め、東岡崎駅や岡崎駅周辺など、これから数年の内に全市的に手がけた事業が次々と実現を迎え、本市の景観や人の流れも大きく変わってまいりますのでぜひご期待ください。
 このように多くの事業を展開していく究極の目的は、岡崎の市民や子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築くためであり、今後もその目的のため全力で取り組んでまいりますので、皆様方の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 さて、このあと行列はここ伊賀八幡宮を出発し、乙川河川敷まで威風堂々と行進いたします。沿道の観客の皆様に今年もこの素晴らしい行列をお届けできることを喜ばしく、また、誇りに思う次第であります。
 皆様、岡崎の桜まつり「家康行列」を十二分にご堪能ください。

家康行列・松平健さん

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2018年4月24日 (火)

平成30年 岡崎市人事異動

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 今年もまた人事の季節を迎えることとなった。毎年この時期に思うことであるが「60歳定年」というのは本当にもったいない。知識・経験・胆力がそろった人物をまだ元気なうちに第一線からはずしてしまうのは、まさに「人材のムダ使い」のような気がする。かと言って、育ってきている後進に道をゆずらなければ人材は育たない。まさに痛し痒しである。
 ことに3月末に退職された幹部の皆さん達は、私の市政が始まってから政策推進の一番の切り身の仕事を担って頂いた方々ばかりである。これまで畑を耕し、種をまき、水やりをして、これからようやく刈り入れの時期を迎えるところで退職の時を迎えるというのは御本人達にとっても大きな心残りではないかと思っている。
 しかしこれまで進めてきた事業、ことに「まちづくり」は施設と空間の整備ですべてが完了するものではない。本番はこれからで、準備の整ってきた舞台を使っていかにまちに賑わいを取り戻してゆくかということが一番肝心な所である。これからはさらにソフト事業の展開に知恵をしぼっていかなくてはならないと考えている。
 いずれにしても、これまで各部局の運営に御尽力頂き、部下の教育に力を注いで下さった幹部職員の皆様方に心から感謝を申し上げるものである。

 また、新年度は新規事業に対応するため一部体制の手直しを行い、人事においても女性の力の活用を心がけた。本格的な少子高齢化社会を迎え、各分野で元気な高齢者とやる気のある女性の活用が急務となってきていると考えるからである。
 これからもそうした観点から岡崎市が率先して行動し、先行モデルとなれるよう努力するつもりでいる。
 以下は今回の人事異動における私の各挨拶である。


退職辞令交付式 (平成30年3月30日)
 3月31日付をもちまして定年を迎えられる方、家庭の事情などで退職される方、それぞれ事情は異なりますが、多年にわたる市役所でのお勤め、本当にお疲れ様でした。
 皆さんが岡崎市に奉職されてから本日に至るまで、本市を取り巻く環境が大きく変化する中、仕事を進める上では幾多の労苦があったかと思います。今こうして市政が進展を続けているのは、どんな時も努力を惜しまず、新しい発想を持ち、職務にご尽力いただいた皆さんのおかげであると改めて感謝申し上げる次第です。
 皆様にご協力いただき、市長就任以来手がけている大型プロジェクトが、今大きくその姿を現し始めている中、豊かな知識と経験を持った皆さんが市役所を去られることは誠に残念でありますが、別れというものはいつかやってくるものです。これまでに長きに渡り皆さんが積み上げてこられた知識や経験は、良き伝統として後輩職員に着実に受け継がれ、今後の発展の礎(いしずえ)となるものと確信しております。
 今後、再任用として引き続き市政にご尽力いただく方、新たな人生を歩む方など、それぞれ進まれる道は違いますが、本市の市政に対しましてこれまでと変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 これで皆さんは一旦の区切りを迎えるわけですが、これから先にはまだまだ長い人生が続いていきます。まずはお体を大切にしていただき、それぞれの分野での益々のご活躍を心からご祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。


新規採用職員辞令交付式 (平成30年4月2日)
 皆さん、おはようございます。
 まずは採用試験という難問を突破され、晴れて岡崎市職員として採用されましたことに心よりお喜び申し上げます。
 毎年こうして皆さんの顔を拝見しますと、緊張の中にも覚悟や決意、そして希望に満ちあふれた大変良い表情をしていると思います。皆さんは、今日から岡崎市の職員としてのスタートラインです。これから歩む一歩一歩が100年を超える岡崎市政のさらなる発展の原動力となり、また、皆さん自身の成長の糧にもなっていきます。

岡崎市・新規採用職員辞令交付式

 組織は人なりと言われるように、市政運営において人材は最も大切な資源であります。皆さんの活躍と成長が市政の発展に欠かせないのと同時に、変化の激しい今の時代において持続可能なまちづくりを実現するためには、前例にとらわれない新たな発想と若い力が必要です。皆さんの斬新な発想と行動力に期待しています。
 岡崎市で生まれ育った子どもたちが,自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築いていくために、これから皆さんの力を遺憾なく発揮していただきたいと思います。ただ今、岡崎は大きく変わりつつあります。必ずやりがいのある職場となると信じております。
 また、言うまでもなく、市の行政は市民の皆さんからいただく大切な税金を財源として運営されます。その重みをしっかり認識し、責任感を持つと同時に岡崎市の未来を任されるやりがいと使命感を感じながら職務に邁進していただきたいと思います。
 最初は上司や先輩からの指導を受ける毎日となります。いかなる仕事も同様ですが、一人前の行政マンになるには大変な思いもたくさんあるかと思います。「石の上にも三年」ということわざもあるように、若いうちにそれらの困難を経験し、将来の糧として乗り越えることが後の大きな成功につながる礎になると思います。
 どうか今の決意と意欲をしっかり胸に抱きながら、くじけることなく頑張ってほしいと思います。皆さんの活躍を大いに期待しています。頑張ってください。


人事異動市長訓示 (平成30年4月2日)

 皆さん、おはようございます。
 4月1日付で総勢1,571人の異動発令を行いました。今回の人事異動では大きな組織改正は行っておりませんが、喫緊の課題に対しスピード感を持って的確に対応できるよう配慮しました。
 また、能力のある職員は男女を問わず登用するという基本方針のもと、今年度は2人の部長を始め、課長級以上の女性職員が増えることになりました。管理職の皆さんには様々な角度から物事を捉えていただき、部下の新しい発想や意見を柔軟にくみ上げて活かす努力をお願いします。
 そうした姿勢により、これまで以上に市政が活性化することを大いに期待しているころであります。なお一部機構の手直しをしましたが、体制が変わったことにより事務の停滞を招くことがないよう、事務引継ぎを徹底するよう指示してください。
 さて、ここ最近は「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりましたが、ここに出席されている管理職である皆さん自身が率先して見直しを行っていただきたいと思います。
 待っていれば誰かが改革をしてくれるものではありません。それぞれの職場で、これまでの働き方を見直し、プロの仕事は結果評価ですので、職員それぞれに応じた働きやすい環境にしながらも、いかにして成果を出すのかこのことをしっかりと考えて職務を行っていくことを期待しています。
 そのためにも前例にとらわれることなく、常に新しい発想をもって職務に当たり、困難な状況や課題に対して果敢にチャレンジする職員の育成に努めてください。職員一人一人が果たす役割を自覚し、向上心を持って職務に励み、そしてもう一つ、いつも申しておりますとおり良い意味での商売っ気、サービスの心をもって市民に対応してください。
 最後に市政の更なる飛躍に努めていただくことを強く希望し、年度初めに当たっての訓示といたします。よろしくお願いします。

岡崎の桜まつり

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2018年4月20日 (金)

『リバ!』2018年5月号

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内田康宏事務所より『リバ!』2018年5月号発行のお知らせです。
市長のコラムは「ビフォア・アフター」です。

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2018年4月11日 (水)

連合愛知三河中地協・岡崎市長懇談会(2018年3月)

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 3月28日(木)、毎年恒例となっている「連合愛知三河中地域(なかちいき)協議会」の皆様との市長懇談会が行われました。これは昨年10月に受けた政策要望に対して回答するものであります。
 当日は各出席者の皆様から、個別に御意見、御質問を頂き中身のある意見交換ができたものと思っております。

―挨拶―
 皆様、おはようございます。市長の内田康宏です。
 連合愛知三河中地域協議会の皆様には、日頃から市政に対し、格別なご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 本日は、昨年10月に皆様からいただきました要望事項に回答させていただきますが、これに先立ちまして、ひとこと、ご挨拶申し上げます。

 平成29年度は、これからの100年の礎を築くための初年度として、未来を見据えた「新しい岡崎づくり」に向けて、多くの市民や事業者の皆様とともに、力を合わせて推進する体制づくりにつながったと思っております。これまで地道に準備をしてきた施策が、国や県、また民間の皆様の協力を得て、これから一つ一つ目に見える形で実現していくことになってまいります。引き続き、次の時代につながる事業の推進に、積極的に取り組んでまいります。

 さて、日本経済は、アベノミクスの取組の下、企業収益が過去最高の水準となり、雇用や所得環境が改善し、消費の持ち直しなど経済の好循環が実現しつつあります。国は、「人づくり革命」や「生産性革命」として、人材や設備への投資促進などを重点施策として掲げています。
 本市におきましては、平成30年度は、将来にわたり成長する持続可能なまちづくりを進めるため、市民福祉の向上や、まちの活性化及び魅力の創出に取り組んでまいります。これらを踏まえて編成してまいりました当初予算案は、お手元にありますように、「夢ある新しい岡崎の実現に向け、着実に施策を進める予算」と位置づけたところであります。これらの総合的な施策を通しまして、私の究極の目的であります、岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築いてまいりたいと思います。
 市政の推進について、引き続き、皆様と力を合わせて全力で取り組んでまいりますので、今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。
 本日はよろしくお願いいたします。

―要望回答―
 それでは、ご要望をいただきました各項目につきまして、主なものを説明させていただきます。

1.「産業・雇用・労働政策」
 本市の強みであり、経済基盤を支える「ものづくり産業」の発展と、更なる雇用の創出に引き続き取り組んでまいります。
 企業の立地需要に対応するため、阿知和地区での工業団地 整備計画の早期事業化を目指すほか、社会的な環境変化に臨機応変に対応するため、旧・男川浄水場の跡地に企業立地が可能となるよう、土地利用を図りながら、産業競争力の強化を通じて、地域経済の活性化と雇用の維持・創出を図ってまいります。

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 また、観光産業をものづくりと並ぶもう一つの経済の柱とすることも重要な課題であり、総合計画・後期基本計画の重点プロジェクトの一つとしているところであります。来年度は、市民の郷土愛の象徴であり、本市の新たなシンボルとなる「若き日の家康公像」が完成に向かっていく年であります。本年度、観光基本計画アクションプランに基づき、公民連携の戦略会議を立ち上げて検討してまいりました、「家康公と三河武士」を柱にした、岡崎オリジナル観光プロモーションを来年度より展開してまいります。
 観光協会も法人化され、公民連携により岡崎の観光を総合的にプロデュースできるよう、観光推進体制の強化を図り、「稼ぐ力」の向上に、地域一丸となって取り組んでまいります。

2.「男女平等政策」
 「ワーク・ライフ・バランスの実現」としては、まず、子育て環境の整備であります。この4月より、南部市民センター分館の敷地内に、南部乳児保育園が開園いたしますが、本市南部の岡崎地域における今後の保育需要の増加に対応するため、新たに保育園を整備するための用地取得に向けて準備を進めてまいります。
 放課後児童の居場所作りについては、児童育成センターを、男川、六名学区で増設するほか、放課後子ども教室を新たに7学区で実施し、児童の健全育成に努めてまいります。
 介護環境の整備としては、市内の介護事業所に対し、資格取得のための研修費用や受験費用の一部について、新たな補助制度を創設いたします。介護職員の離職防止やキャリアアップを促進し、介護職員の確保を通して、介護サービスの充実につなげてまいります。

3.「福祉・社会保障政策」
 生活困窮者の支援では、地域住民の相談を包括的に受け止める場の設置や、相談ボランティアを養成するため、新たにコミュニティソーシャルワーカーを2名配置します。
 また、福祉の村にある、発達に心配のある子どもを総合的にサポートする複合施設「こども発達相談センター・すくも」につきましては、オープンしてからこの4月でちょうど1年になります。来年度は、体育館などを含めた既存施設を改修して、平成31年2月に全面オープンし、発達支援の拠点として、子ども一人ひとりの特性に合わせた、子どもたちの自立や成長のサポートに取り組んでまいります。

4.「教育政策」
 教育環境の整備としまして、来年度は、個別の支援を必要とする児童・生徒へ対応するための教員補助者を増員し、非常勤講師を配置していきます。
 今年度より、全中学生を対象に実施している「学級集団適応心理検査(ハイパーQUテスト)」を、小学校高学年まで拡大するほか、スクールソーシャルワーカーを増員し、家庭・地域・学校の連携を深め、生徒支援や相談活動を充実させ、複雑化する児童・生徒の悩みに早期に対応できる体制を
整えてまいります。
 また、昨年度から始めました、4月分の給食費無料化を引き続き実施し、進級、進学時の各家庭における、経済的な負担の軽減を図ってまいります。

5.「まちづくり政策」
 地震災害に伴う非常時に、優先的に給水を必要とする救急病院や広域避難所等に対し、安定した給水機能を確保するため、水道管の耐震化整備や橋梁の長寿命化は、これまでの事後保全的な対応から、計画的かつ予防的な対応に転換が必要になっております。
 また、南海トラフ地震などの大規模災害時に災害対応を機能的に行うため、防災指導員制度を新たに立上げ、防災指導及び防災啓発活動のできる専門知識を持った人材を育成してまいります。
 加えて、大規模災害が発生した際に、国や他の自治体、ボランティアなどからの応援を迅速かつ円滑に受け入れるため、受援の方法や受入体制をあらかじめ具体的に定める受援計画を策定してまいります。

 以上、私からは予算の重点施策を中心に説明いたしました。
 このほか、本市の未来につながる、中長期的な視点での事業推進など、着実な市政の発展と、健全な行財政運営の、両面に目配りした予算編成であると自負しているところであります。よろしくご理解いただきますことをお願い申し上げます。

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2018年4月 7日 (土)

籠田公園の老桜

籠田公園

 籠田公園の北にあるステージの西側に一本の古い桜の木がある。私が子供の頃からある桜の木で、陽当たりの良い場所に植えられ、建物により寒風の直撃を避けられる位置にあるせいか、毎年早くから花を咲かせ、桜としては長期間私達の目を楽しませてくれる。
 犬の散歩などに出かけた折など、見知らぬ人とも桜のとりもつ縁で話をすることとなることも度々である。これは決して私だけのことではなく、同様の話をよく耳にすることがある。

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 今回の「(仮称)岡崎セントラルアベニュー」整備工事においては、中央緑道に加えて籠田公園の改修も行われる。
 昨年、この桜の木が切られる計画となっていることを知り、なんとか残せないものかと担当に相談してみた。

中央緑道・籠田公園再整備基本設計概要

 残念なことに樹木医の診断では「老木であるため中腐れにより内側は空洞化しており、虫食いの害もあり、残しても何年も持たないだろう」ということであった。
 しかしながら老木とはいえ、今年も律儀に満開の桜を咲かせてくれ、毎日犬の散歩に出かける度に、この木を切ることが不憫(ふびん)に思われて仕方がなかった。
 幹の本体については救うことはかなわいないため、なんとか健康な枝を見つくろってこの桜の命をつなぐことができないものかと思い、再度担当の係に頼んでみたところその方向で検討してもらえることとなった。

 岡崎市は現在、桜100年計画として、わざわざ桜の名所に出かけなくても、各地域でそれぞれ桜を歩いて見に行ける場所づくりを推進している。
 〝まちづくり〟というのは新しいものを建設してゆくものであると同時に、古いものを保存してゆくものでもあると思う。籠田公園の桜は一本の老桜にすぎないが、同じ思いを共有する市民の心とともに未来に物語をつなげてゆけるものにしたいと考えている。

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2018年4月 1日 (日)

ビフォア・アフター

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(2017年8月撮影)

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(2018年3月撮影)

 犬と三匹の猫との生活もこれで7ヶ月となった。どういう訳か私にだけなつかなかった犬も、毎朝毎晩「散歩に行くよ」と言うだけで犬小屋から飛び出して来るようになり、三匹の猫とは毎夜一緒に寝る生活がすっかり定着している。犬猫共に借家生活にすっかり馴染んでおり、それぞれ借家生活中に一回り大きくなったような気がする。
 建設中の新居も3月にようやく完成した。これで引っ越しが終われば〝ハッピーシングルライフ〟も終わりを告げることになり、少々残念ではある。もっとも、まとまった時間をとれそうにないため引っ越しが完了するのはまだ1ヶ月先のことになりそうである。
 これで防災の専門家である名古屋大学の福和教授から「災害対策本部長が余震で崩れそうな家に住んでいては困りますネ」と言われずに済むことになる。いずれにせよ今後、「町の景観を説いている本人の家が景観を損なっている」と言われないことを願っている。

 新たに土地を手に入れる必要が無いため現住所にて家を建て替えることにしたが、今回、中心市街地の防災地域に家を建てることの特殊性を思い知ることとなった。
 家の前の道路が十分な広さが無いことから、新築する場合は道路から2メートル後退(セットバック)しなくてはならない。しかも火事になった場合の類焼の危険性を避けるため、片側75センチ、あわせて1メートル半のスペースを空けなくてはならない。そのためこれまでより一回り小さい家しか建たないことになる。かと言って、3階建て以上にすれば防火壁を設けなくてはならなくなるし、窓や駐車場も防火シャッターを付けなくてはならなくなるという。
 当初私も鉄筋3階建てを考えていたが、小型エレベーター付きの建物の見積もりが1億近くになりギブアップすることとなった。そこで知恵者から「耐火構造、耐震構造となっていれば木造であっても建築許可が下りる」とのアドバイスを受け、ツーバイフォーで建築することにした次第である。

 これまでちまちま貯めた貯金と半分税金にとられた退職金を使い、10年で残金をローンで支払う契約をした。仮に私が明日死んでも生命保険で残金を完済できることが分かったため、この歳で思い切って新築の決心をしたのである。
 家を建てるのは30~40代の人が多いと思い込んでいたが、意外と60代で退職を機に建て替えをする人が多いことを知った。定年後、退職金を使って老人向きの住宅を建てることにすれば退職離婚の危険を避けられるからかもしれないと思うものである。本格的な高齢化の時代を迎え、この傾向はしばらく続くことになるかもしれない。
 いずれにせよ、私の場合これで再び女房殿の声を毎日耳にすることとなり、ストレスの多い生活が再開することになる。とりあえず嫁さんの部屋を1階にして、2階の私の部屋から離したことは正解であったと思っている。
 そして今回猫のためにキャットウォークを造ったことで猫のイタズラを少しは減らせるものと期待している。人の生活領域と猫の占有領域を区別することで、共に快適に生活できることを意図したものである。犬は2階のテラスで飼うことになるが、これまでより広いスペースがあるため犬にも良好な環境になるものと思っている。
 その話を人にしたところ、早速「あにも」から「もう2匹ほど猫を引き取ってもらえないか」と声がかかってしまった。私は別に恵まれない猫のための施設を作ったわけではないのでその点勘違いしないでほしい。

 引っ越しの効用の利点の一つは、とかく無駄なものを抱えがちな現代の生活において、そうしたものを見直し整理する一つの切っ掛けとなる点である。昨年の8月と今回の2回の引っ越しで無駄なものを整理してスッキリした生活にしたいものである。
 先日ある人から「5年見なくて済んだモノ、3年使わなかったモノは捨ててもいい」と言われたが、それならウチの嫁さんを捨てる訳にはいかないだろうかとフト思った。(きっと向こうも同じことを言うだろうが!) 世界的に有名な片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんも整理整頓の本の中で「ときめきを感じないものは思い切って捨てる」と書いているではないか。
 そこで試しに「家が新しくなったので、あとは車と女房を取り替えるのが人生の次の目標になる」と言ったところ、早速「やれるものならやってゴラン」という冷めた声が返ってきた。当分悩み多き人生から逃げることはできそうもないようである。


引っ越し大作戦完了す (その1) (2017.09.04)

引っ越し大作戦完了す (その2) (2017.09.08)

三猫と一犬との共同生活始まる (2017.09.30)

一人暮らしと犬猫について (2018.01.15)

新居と新入家族 (2018.09.24)

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