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2018年3月14日 (水)

平成30年3月議会 その2(代表質問答弁・前編)

Okazakicitycouncil201802283

 3月定例会の代表質問におきまして、市長としてお答えした部分について御報告申し上げます。2回に分けて掲載します。


簗瀬太議員(自民清風会) 2月28日(水)

簗瀬太市議

――平成30年度当初予算編成についてお聞かせ下さい。

○市長 まず私からは、当初予算の編成の考え方と特徴についてお答えいたします。
 平成30年度は、将来にわたり成長する持続可能なまちづくりを進めるための取組である、「第6次岡崎市総合計画・後期基本計画」及び「岡崎市まち・ひと・しごと創世総合戦略」がいずれも4年目を迎え、計画後半の着実な事業進捗が求められる年度であります。
 市民福祉の向上、まちの活性化及び魅力の創出に取り組むとともに、本市の目指す「夢ある新しい岡崎」に向け、重点プロジェクトなどの施策を着実に進める予算として編成してまいりました。
 当初予算におきましては、未来に向けて、福祉や医療、防災や教育といった基本施策の充実にはしっかりと取り組みながら、これまで取り組んできた事業を着実に進めることが重要と考え「夢ある新しい岡崎の実現に向け、着実に施策を進める予算」と位置付けたところであります。
 平成30年度の一般会計当初予算の特徴につきましては、歳入は、根幹である市税が前年度対比101.3%、約9億円の増額となり、2年連続で過去最高額を更新しております。
 また、救急医療拠点施設整備支援のための基金を10億円取り崩すことから、基金繰入金が増加しております。
 市税の増収などを反映して、予算規模についても前年度対比100.2%、2億円の増額となり、4年連続で過去最高額を更新しております。
 なお、国の補正予算を活用して、平成30年度当初予算に計上を予定していた事業の一部を、平成29年度3月補正予算に前倒して計上しており、3月補正予算に前倒した事業を含めますと、前年度対比101.5%、約18億円の増額となっております。
 3月補正予算に事業を前倒したことに伴い、事業の財源である市債についても前倒したことにより、平成29年度の市債が増加し、平成30年度の市債は減少しております。
 私からは以上であります。

――愛知病院の移管協議開始の経緯とメリット、スケジュールについてお聞かせ下さい。

○市長 私からは「愛知県がんセンター愛知病院」の移管について、あらためて経緯等をお答えします。
 すでにこの2月の新聞報道等でご承知のとおり、「愛知病院の経営につきまして、平成31年4月1日の移管を目指し、市と県が正式に協議を開始する」というものであります。
 私としては、一昨年秋の2期目の市長選挙の折に「岡崎市民病院と愛知病院の連携強化」を公約に掲げ、市長就任以来、医療・福祉分野におけるこれまでの成果である「大学病院の誘致」と「こども発達センターの整備」に次ぐ、三つ目の柱としてお約束した政策であります。この三つの政策を実現させることで、子どもから若者、働き盛り世代、そして高齢者など、あらゆる世代が共に安心できる医療体制の土台がようやく整うこととなると考えております。
 特に、市民病院と愛知病院は立地も近く、がん診療の分野で競合しており、両病院の機能を理想的な形に再編できれば、財政的な効果はもとより、医療スタッフの効率的な配置にもつながり、将来を見据えた地域医療全体から見ても大きなメリットがあるものと期待しております。

愛知県がんセンター愛知病院

 現在、移管に向けた協議を進めているところでありますが、当面、病院を二つ経営することとなる本市にとりましては、財政的な負担が一つの懸念材料となります。
 ただし、この点に関しても、大村知事は先の記者会見において、県は移管後も様々な面で本市への財政的支援を行うと述べられています。本市としても必要な財源の確保に向けてしっかりと協議を行い、できるだけ早期に、条件面を含めた基本合意を目指してまいります。
 いずれにしましても、市民病院と愛知病院の連携強化は、愛知県、本市、あるいは西三河地域にとって十年来の課題でありましたので、今回抜本的な課題解決に向けて大きな一歩を踏み出せたことは、大変意義のあることと感じております。
 もちろん、本市への移管が決定した後も、患者さんには引き続き十分な医療を提供するとともに、職員の皆さんにも、安心して働いてもらえるよう、医師会など地域の医療関係者の皆様ともよく連携・協力し、十分な余裕を持ってしっかりと準備を進めてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

――スマートウエルネスシティ首長研究会参加で感じた本市の課題は?

○市長 「スマートウエルネスシティの取り組み」で首長研究会に参加して感じた本市の課題についてお答えいたします。
 先月、筑波大学東京キャンパスで、第17回スマートウエルネスシティ首長研究会が開催され、加盟して初めての参加となりました。

第17回スマートウエルネスシティ首長研究会

 事務局長を務める筑波大学院の久野譜也教授からは、壮年期は日常の歩数が増加することで医療費の削減が期待できる、高齢者は認知症の発症と身体的不活動の関連が深いことから、歩くことを推進すると認知症対策にもつながる、といった研究結果を元に、歩くことを基本とした生活スタイルがいかに健康に寄与しているかの報告がありました。また、関係省庁や産業界からの様々な情報提供や加盟自治体の取組の発表などもありました。
 その中で、健康づくり無関心層を健康にするためには、まちづくりが大変重要であり、特に中心市街地においては、歩く道の整備、自転車や公共交通の利用などを進め、自家用車依存型の生活を見直していくことが必要であるといった提案がなされておりました。
 現在、本市におきましては、乙川リバーフロント地区の整備事業等により、歩行者が安全に歩ける空間の整備や、サイクルシェアの実証実験、まちバス東西ルートを東岡崎駅に接続するなどの取組を行っており、健康活動に結び付く「歩きたくなる」、「歩いてしまう」という環境整備が、徐々に整っているところであります。
 本格的な高齢化社会を迎え、「幸せは健康な長寿」からと考えます。今後は、健康づくりに積極的でない人にも、まず、整備された美しい景観を楽しみながら外出していただき、その先の中心市街地が人で賑わうまちとなるよう、公民連携による魅力あるソフト整備をしていくことが、「そこに暮らすことで自然と健康になれる」ためには必要であると考えているところであります。

葵桜

 先日も竜美ヶ丘にお住いの引退生活を送ってみえる方から、毎朝夫婦で乙川河畔から岡崎城まで歩き、康生でモーニングサービスをとって家まで歩いて帰るのが日課となっており、おかげで夫婦ともに体調がよいという話を伺いました。また、リバーフロント計画による整備事業への感謝の声を頂きました。そんな方がますます増えることを期待しております。
 私からは以上であります。


平成30年3月議会 その1(市長提案説明) (2018.03.11)

平成30年3月議会 その3(代表質問答弁・後編) (2018.03.18)

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