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2018年3月

2018年3月30日 (金)

JR岡崎駅前「出会いの杜公園」オープン

出会いの杜公園

 3月24日(土)、完成間近となっていたJR岡崎駅周辺整備(シビックコア地区交流拠点整備事業)の中核となる「出会いの杜(もり)公園」のオープニングイベントの日を迎えた。公募型プロポーザル方式で決まった完成予想図を見ながら様々に議論を重ねてきたことが、ついこの間のような気がする。
 このところ、計画した事業が続々と完成の時を迎えており、そのことに対する喜びと共にある種の不思議な達成感を感じている。(これも市民の皆様との御理解、御協力のおかげです。)

 当日は晴天に恵まれ、会場は多くの来園者でにぎわっていた。主催者代表の挨拶に続き、感謝状の贈呈、テープカットが行われ、その後子供達の合唱と演奏により素晴らしいオープニングセレモニーとなった。

出会いの杜公園

Deainomoripark2

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Deainomoripark4

 また園内において様々な飲食店の屋台コーナーに加え、各種体験コーナーなど多くの民間の参加による催しが開催され、楽しい雰囲気を盛り上げて頂いたことに心から感謝申し上げる次第である。
 以下は当日の挨拶です。


 皆様、おはようございます。市長の内田です。
 本日は「出会いの杜公園オープニングイベント」にご来園いただき、誠にありがとうございます。公園のオープンということで私もグリーンのスーツにしてきました。皆様には日頃から市政に対しまして多大なるご理解とご協力を賜り、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 さて、このJR岡崎駅周辺は本市の南の玄関口として大変重要な地域であり、皆様のご協力をいただきながら、現在様々な整備を着々と進めているところであります。

アイビーパーク岡崎駅東口自転車駐車場

(アイビーパーク岡崎駅東口自転車駐車場)

 このような中、ここ駅東口周辺では、昨年駐輪場と複合型商業施設「ララシャンスOKAZAKI迎賓館」がオープンし、本日ついにこちらの「出会いの杜公園」が完成いたしました。
 ララシャンスOKAZAKI迎賓館を運営するアイ・ケイ・ケイ株式会社様からは、公園の整備にあたり屋根付回廊や噴水等の多大なるご寄附をいただいておりますことを、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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 「出会いの杜公園」という名称につきましては、地域の皆様からの公募によってこのような素敵な名前を付けていただいたところであります。様々な人々が行き交う本市の玄関口であるとともに、ご覧いただきますとお分かりいただけますように、植樹を行うなど、駅前でありながら多くの緑に囲まれておりますところから「出会いの杜公園」と名付けていただきました。
 さらに、こちら公園は地域の賑わいを創り出すイベント会場として活用することも想定されており、電源設備等にも配慮した創りになっています。
 本日のオープニングイベントは、この公園のオープン記念として岡崎駅前に賑わいを創り出すイベントの第一弾です。様々な催しが予定されておりますのでお時間の許す限りぜひお楽しみください。
 最後に、公園の整備及びオープニングイベントの開催にあたりご尽力いただきました、関係者の皆様に深く敬意と感謝を申し上げますと共に、ご来園の皆様が素敵な一日をお過ごしいただけますよう、心よりお祈り申し上げまして私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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2018年3月27日 (火)

額田センター「こもれびかん」完成

岡崎市額田センター

 かねてより額田地域の新たな交流拠点として期待されていた、岡崎市額田センター「こもれびかん」が2月13日(火)にオープンした。
 重要な防災拠点でもある額田センターは、当初耐火性の高い全鉄筋コンクリートの建物として考えられていた。しかし地元のシンボル的建物であり、「地元の木材を多く使用した建物にしてほしい」との要望を受けて、設計変更がなされ、木材を多く使った仕様に変更されることとなった。「こもれびかん」は延べ面積1975平方メートルで、地元産のヒノキ等、73平方メートルの木材が使われることとなった。
 オープンに先立って視察を行ったところ、玄関のコンクリート部分も木目の意匠となっているほか、各室の床や壁面にはほとんど木が使われており、建物の存在そのものが額田地元産の木材のPRとなっている。

Nukatacenter201801191

Nukatacenter201801192

 窓からは陽光が十二分に室内に降り注ぐ仕様となっており、「こもれびかん」という名前にふさわしい建物であることが見てとれる。
 新しい施設は、岡崎市役所額田支所、図書館、森の総合駅の機能を集約した施設となり、行政機能、市民交流機能、社会教育機能、防災拠点機能を担う額田地域の新たな拠点となる。

 開館記念式典は2月9日(金)に行われた。建物内部は山間地のイメージを大切にした装飾が施され、暖かさが感じられる雰囲気が随所に感じられるようであった。

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岡崎市立額田図書館

 新図書館は、木材を使った新設の棚を配置して、合理的な管理がなされている。蔵書数の減少が気になるところであったが、古くなって使用されなくなったものを処分した結果であり、今後随時新しい本を増やしていく計画となっている。
 新しい部屋はそれぞれ将来に対する配慮のゆき届いた明るいものとなっており、暗室化して映像コーナーとして使用できる仕組みも備えられていた。分割して小部屋としての使用と、可動式の壁をとりはずして大広間として使用が簡単にできる機能的な仕様に感心した。
 和室も十分な広さがあり、地元の要望には十分かなった施設となったのではないかと思っている。
 以下は開館記念式典当日の挨拶です。


岡崎市額田センター

 皆様、おはようございます。市長の内田康宏であります。
 本日は、額田センター「こもれびかん」の開館記念式典を開催いたしましたところ、ご来賓の皆様はじめ関係者の皆様方におかれましては、ご多用の中、多数のご臨席を賜り厚く御礼申し上げます。
 岡崎市と額田町が平成18年に合併してから早12年が経過し、この間に額田地区には東消防署形埜出張所や宮崎学区市民ホーム、豊富小学校、豊富学区こどもの家などを建設してまいりました。
 そして、昨年12月に待望の額田センターが完成し、今月13日に供用を開始する運びとなりました。これまで額田支所として使用してきた建物や、周辺に配置されていた額田図書館、森の総合駅は、いずれも昭和50年代に建設されたものでありまして、今後も使い続けていくとなると、それぞれが大規模改修を行う必要がありました。
 そこで、これらの施設のあり方を改めて見直し、ぬかた会館の機能と集約することで、この度新しい複合施設として額田センターが誕生いたしました。額田センターは、行政関係機能と市民交流機能、社会教育機能、そして地域防災拠点機能を持ちあわせた、額田地区の新たな拠点となる施設であります。

 建設にあたっては、お地元からの要望も踏まえ、内装の柱や梁、また図書館の書架などに地元産のヒノキを多用するなど、できるだけ地元産の木材を使った施設となっており、木材の活用をPRする役割も担っております。
 ごらんになって頂ければ分かりますとおり、自然の光と木の温もりを存分に感じていただける施設となっておりますので、ぜひ多くの方に親しみを持って利用していただきたいと思います。
 また、愛称につきましては、広く市民に募集しましたところ418名の方から664点の応募があり、選定委員会で協議した結果、「こもれびかん」と命名させていただきました。
 この額田センター「こもれびかん」が、地域の皆様はじめ多くの市民の皆様の交流の場となり、額田地域の活性化に繋がりますことを心より期待しております。
 最後に、本日お集まりの皆様の今後ますますのご健勝とご活躍を祈念いたしまして、開館の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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2018年3月24日 (土)

呼和浩特(フフホト)中学生訪問団とモンゴル国アーチェリー視察団

Hohhot201801261

 昨年の中国フフホト市との友好提携30周年の訪問以来、久しぶりに相互交流が再開されるようになった。
 1月26日(金)、中国・内モンゴル自治区・フフホト市の中学生代表8名が岡崎市を訪れた。岡崎では地元中学校の訪問も含めて各地で交流の催しが行われ、ホームステイによる日本人の生活を知ってもらう機会も配慮されている。
 とかく国際関係というものは、領土問題、経済交易関係など、政治問題によってこじれることが多いものであるが、民間の個人的信頼関係、友情を育むことで、そうした問題を穏やかに解決してゆける糸口となることを期待するものである。
 私たち地方自治体や民間による交流を継続していくことで、そういう力を育ててゆきたいと考えている。

―挨拶―
 吴长春(ウー・シャン・ツゥン)フフホト市教育局局長様を始めとする中学生訪問団の皆様、ようこそ岡崎市にお越しくださいました。
 市を代表して皆様を歓迎します。私は、岡崎市長の内田康宏です。
 昨年7月にフフホト市役所において、フフホト市長様とともに友好都市関係強化のための覚書を結んだことが昨日のことのように思い出されます。その約束を果たす最初の訪問で、本日このように皆様をお迎えできますことを大変うれしく思います。
 今回、8名の中学生の皆様がお越しになられ、このあと訪問する翔南中学校では、岡崎市の中学生とバスケットボール交流をされると聞いております。あいにく寒い日となりましたが、互いに汗を流し、共に応援し合うことでさらに友好の絆をしっかり結んでいただければと思います。
 また、ホームステイを経験されるとも聞いております。最初は戸惑うことが多く慣れないかもしれませんが、遠慮せずに何でもお尋ね下さい。ホストファミリーの皆さんはやさしく迎えてくれますので、どうぞ安心して下さい。
 加えて、教育局長様を始めとする先生方におかれましても、今回の訪問が終わる頃には、異なった文化に触れて中学生の皆さんがさらに成長した姿をご覧いただけると思います。輝かしい未来ある子供たちの成長は、両市にとっても大切な財産であります。国同士は時に意見が異なることがありますが、今後も互いの子供の未来を助ける存在として、岡崎市とフフホト市とが友好関係にありますことを願っております。
 本日午後の中学校訪問から多くの体験が始まりますが、どうかお時間の許す限り存分に岡崎を楽しんでいただき、有意義な滞在になりますよう祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。


Mongolia201802021

 続く2月2日(金)、今度はモンゴル国よりアーチェリーナショナルチームの総監督のジャブズマ・ナランツュヤさんと、オリンピック協会の理事でありアーチェリー協会理事のタミル・アマルジャルガルさんが岡崎を訪問された。
 まぎらわしいが、内モンゴルのフフホトは現在中華人民共和国の一自治区の中の都市であり、モンゴル国は中国の北に位置する国家である。もちろんチンギス・ハンの時代には一つのまとまりであった訳であるが、その後の歴史の経緯の結果、二つの領域となっている訳である。
 今回のモンゴルのアーチェリー関係者は、「岡崎にはアーチェリー競技施設が整っているので、2020年の東京オリンピックに向けてチームのキャンプ地として使いたい」という要望をお持ちであり、岡崎を訪問された理由はそのための下調べのためでもあった。

 縁とは不思議なものであるが、通訳のノルジン・ドラムジャブさんの卒業された大学は、中国のフフホトにあるということであった。岡崎はキャンプ候補地として、他の国も関心を持っていると聞いている。最初に訪問を受けたのはモンゴルであり、午前中の視察では大変気に入られている様子であった。
 話はオリンピックのキャンプ地のはずであったが、その他にも今後も岡崎市と友好関係を発展させたいという話になり、私に「一度ウランバートルまで来て欲しい」などということまで言われてしまった。
 もしモンゴル国に訪問する機会があるとすれば、岡崎の相撲協会の方達に御協力いただいたらどうかとも考えている。

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2018年3月21日 (水)

『リバ!』2018年4月号

岡崎市東公園

内田康宏事務所より『リバ!』2018年4月号発行のお知らせです。
市長のコラムは「新恐竜と東公園の将来について」です。

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2018年3月18日 (日)

平成30年3月議会 その3(代表質問答弁・後編)

Okazakicitycouncil201803011

 3月定例会の代表質問答弁の続きです。三宅健司議員(民政クラブ)と井手瀬絹子議員(公明党)に対してお答えしました。


三宅健司議員(民政クラブ) 3月1日(木)

Citycouncilkenjimiyake2017

――市長の政治姿勢についてお尋ねします。本市の将来都市像である「人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 岡崎」と、市長の究極の目標である「夢ある新しい岡崎」とのつながりをどのように描きながら今後のまちづくりを進めていくのか、お聞かせください。

○市長 「人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 岡崎」という標語は、私の前の市政の折に、2020年を目標年度として本市が議会の決議を経て定めた将来都市像であり、市民と行政が協力してまちづくりを進めるために目標として掲げたスローガンであると認識しております。
 「夢ある新しい岡崎」という言葉は、私が最初の市長選で使った「次の新しい岡崎」というスローガンをもう一歩進めた表現として使用しているものであります。
 その二つの言葉の中で意味するものには多くの共通性があり、現在の市政の中でその主旨は十分活かされているものと考えます。
 とりわけ、私が市政の柱として掲げてきたことは、これまでも市政の根幹であった「モノづくり」に加えて、もう一つの経済の柱として「観光」を活かしたまちづくりをしよう、「観光産業」を育てようということであり、それはまた現在、国や県の動向と連動したものとなっております。
 そうした政策を進めるための要素として、本市の中心を流れる乙川や矢作川などの河川空間の整備を行うことと、市内各所に点在する歴史文化資産を、岡崎城、大樹寺、伊賀八幡宮などを中心に連動させて活かしてゆこうというものであり、これまでそうした方向で各施策を進めてきたものであります。

岡崎城

乙川

 本市の市域の6割を占める豊かな森林の「緑」と豊穣な土地と美しく豊富な水に恵まれた環境、先人の知恵や歴史、文化、伝統に育まれた土地において、個々の「人」が自らのふるさと岡崎に対して深い郷土愛と誇りを持って生きてゆける街を作ってゆくことが二つの出自の異なったスローガンの共通するところであると考えています。
 本市では、この共通する将来都市像の実現に向けて、まちづくりの方向性を7つの基本政策に明らかにし、これに基づいて、乙川リバーフロント地区整備事業や阿知和工業団地整備事業など様々な施策を先の基本政策に沿って進めてきているところであります。
 行政がこうした一つひとつの事業を一般の市民や企業の皆様方のご理解のもと、多様なまちづくりの担い手との共働によって、着実に積み重ねていくことが肝要かと思います。そうすることにより、市民一人一人がそれぞれの人生を謳歌し、新たなまちの価値を創造することができ、さらに本市の持つ古き良き伝統や文化を次の世代に継承するために市民一人一人が「まちの主役」となることで、より高い愛郷心の醸成につながるものと考えております。
 私からは以上であります。


井手瀬絹子議員(公明党) 3月1日(木)

Citycouncilkinukoidese2017

――住宅施策の推進についてお尋ねします。セーフティネット制度への本市の対応と、計画に示す内容、また今後のスケジュールをどのように考えているのかお聞かせください。

○市長 私からは「新たな住宅セーフティネット制度」についてお答えします。
 本市におきましても、今後さらに少子高齢化が進み、一人暮らしの高齢者が増加する傾向にあり、住宅の確保に配慮を要する方が増加していく事が予測されます。このような方の居住の安定を図るため、住宅セーフティネット制度を構築していくことが急務であると考えております。
 本制度への対応としましては、来年度、住宅課に居住支援課をもうけ、制度の周知を図るとともに、「賃貸住宅・供給促進計画」の策定のほか登録住宅の確保や住み替えなど住まいに関する相談窓口を設置いたします。今後は他都市の事例も参考にしながら、配慮を要する方の住宅の確保に繋がる支援を進め、住宅セーフティネット機能の強化に努めてまいります。
 計画の策定につきましては、現状に則した「要配慮者の範囲」と「賃貸住宅の供給目標」を設定し、「円滑な入居の促進」、「登録住宅の管理の適正化」などの事項について検討してまいります。
 スケジュールでありますが、今年度は計画策定の方向性や居住支援のあり方について検討を行うため、建築部・福祉部を始めとした庁内関係部署で構成する「居住支援会議」を設立し、2月に第1回の会議を行っております。来年度は、外部有識者等の意見を伺いながら素案を作成し、平成31年度にはパブリックコメントを実施したのち、公表できるよう進めてまいります。
 また計画策定と併せ、関係する団体と連携し、配慮を要する方からの相談や支援を行う「居住支援協議会」の設立も行ってまいります。
 本市としましては、この住宅セーフティネット制度を推進し、様々な事情や理由から生活の拠点となる住宅の確保に問題を抱えておられるかたの居住の安定を図ってまいります。
 私からは以上であります。


平成30年3月議会 その1(市長提案説明) (2018.03.11)

平成30年3月議会 その2(代表質問答弁・前編) (2018.03.14)

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2018年3月14日 (水)

平成30年3月議会 その2(代表質問答弁・前編)

Okazakicitycouncil201802283

 3月定例会の代表質問におきまして、市長としてお答えした部分について御報告申し上げます。2回に分けて掲載します。


簗瀬太議員(自民清風会) 2月28日(水)

簗瀬太市議

――平成30年度当初予算編成についてお聞かせ下さい。

○市長 まず私からは、当初予算の編成の考え方と特徴についてお答えいたします。
 平成30年度は、将来にわたり成長する持続可能なまちづくりを進めるための取組である、「第6次岡崎市総合計画・後期基本計画」及び「岡崎市まち・ひと・しごと創世総合戦略」がいずれも4年目を迎え、計画後半の着実な事業進捗が求められる年度であります。
 市民福祉の向上、まちの活性化及び魅力の創出に取り組むとともに、本市の目指す「夢ある新しい岡崎」に向け、重点プロジェクトなどの施策を着実に進める予算として編成してまいりました。
 当初予算におきましては、未来に向けて、福祉や医療、防災や教育といった基本施策の充実にはしっかりと取り組みながら、これまで取り組んできた事業を着実に進めることが重要と考え「夢ある新しい岡崎の実現に向け、着実に施策を進める予算」と位置付けたところであります。
 平成30年度の一般会計当初予算の特徴につきましては、歳入は、根幹である市税が前年度対比101.3%、約9億円の増額となり、2年連続で過去最高額を更新しております。
 また、救急医療拠点施設整備支援のための基金を10億円取り崩すことから、基金繰入金が増加しております。
 市税の増収などを反映して、予算規模についても前年度対比100.2%、2億円の増額となり、4年連続で過去最高額を更新しております。
 なお、国の補正予算を活用して、平成30年度当初予算に計上を予定していた事業の一部を、平成29年度3月補正予算に前倒して計上しており、3月補正予算に前倒した事業を含めますと、前年度対比101.5%、約18億円の増額となっております。
 3月補正予算に事業を前倒したことに伴い、事業の財源である市債についても前倒したことにより、平成29年度の市債が増加し、平成30年度の市債は減少しております。
 私からは以上であります。

――愛知病院の移管協議開始の経緯とメリット、スケジュールについてお聞かせ下さい。

○市長 私からは「愛知県がんセンター愛知病院」の移管について、あらためて経緯等をお答えします。
 すでにこの2月の新聞報道等でご承知のとおり、「愛知病院の経営につきまして、平成31年4月1日の移管を目指し、市と県が正式に協議を開始する」というものであります。
 私としては、一昨年秋の2期目の市長選挙の折に「岡崎市民病院と愛知病院の連携強化」を公約に掲げ、市長就任以来、医療・福祉分野におけるこれまでの成果である「大学病院の誘致」と「こども発達センターの整備」に次ぐ、三つ目の柱としてお約束した政策であります。この三つの政策を実現させることで、子どもから若者、働き盛り世代、そして高齢者など、あらゆる世代が共に安心できる医療体制の土台がようやく整うこととなると考えております。
 特に、市民病院と愛知病院は立地も近く、がん診療の分野で競合しており、両病院の機能を理想的な形に再編できれば、財政的な効果はもとより、医療スタッフの効率的な配置にもつながり、将来を見据えた地域医療全体から見ても大きなメリットがあるものと期待しております。

愛知県がんセンター愛知病院

 現在、移管に向けた協議を進めているところでありますが、当面、病院を二つ経営することとなる本市にとりましては、財政的な負担が一つの懸念材料となります。
 ただし、この点に関しても、大村知事は先の記者会見において、県は移管後も様々な面で本市への財政的支援を行うと述べられています。本市としても必要な財源の確保に向けてしっかりと協議を行い、できるだけ早期に、条件面を含めた基本合意を目指してまいります。
 いずれにしましても、市民病院と愛知病院の連携強化は、愛知県、本市、あるいは西三河地域にとって十年来の課題でありましたので、今回抜本的な課題解決に向けて大きな一歩を踏み出せたことは、大変意義のあることと感じております。
 もちろん、本市への移管が決定した後も、患者さんには引き続き十分な医療を提供するとともに、職員の皆さんにも、安心して働いてもらえるよう、医師会など地域の医療関係者の皆様ともよく連携・協力し、十分な余裕を持ってしっかりと準備を進めてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

――スマートウエルネスシティ首長研究会参加で感じた本市の課題は?

○市長 「スマートウエルネスシティの取り組み」で首長研究会に参加して感じた本市の課題についてお答えいたします。
 先月、筑波大学東京キャンパスで、第17回スマートウエルネスシティ首長研究会が開催され、加盟して初めての参加となりました。

第17回スマートウエルネスシティ首長研究会

 事務局長を務める筑波大学院の久野譜也教授からは、壮年期は日常の歩数が増加することで医療費の削減が期待できる、高齢者は認知症の発症と身体的不活動の関連が深いことから、歩くことを推進すると認知症対策にもつながる、といった研究結果を元に、歩くことを基本とした生活スタイルがいかに健康に寄与しているかの報告がありました。また、関係省庁や産業界からの様々な情報提供や加盟自治体の取組の発表などもありました。
 その中で、健康づくり無関心層を健康にするためには、まちづくりが大変重要であり、特に中心市街地においては、歩く道の整備、自転車や公共交通の利用などを進め、自家用車依存型の生活を見直していくことが必要であるといった提案がなされておりました。
 現在、本市におきましては、乙川リバーフロント地区の整備事業等により、歩行者が安全に歩ける空間の整備や、サイクルシェアの実証実験、まちバス東西ルートを東岡崎駅に接続するなどの取組を行っており、健康活動に結び付く「歩きたくなる」、「歩いてしまう」という環境整備が、徐々に整っているところであります。
 本格的な高齢化社会を迎え、「幸せは健康な長寿」からと考えます。今後は、健康づくりに積極的でない人にも、まず、整備された美しい景観を楽しみながら外出していただき、その先の中心市街地が人で賑わうまちとなるよう、公民連携による魅力あるソフト整備をしていくことが、「そこに暮らすことで自然と健康になれる」ためには必要であると考えているところであります。

葵桜

 先日も竜美ヶ丘にお住いの引退生活を送ってみえる方から、毎朝夫婦で乙川河畔から岡崎城まで歩き、康生でモーニングサービスをとって家まで歩いて帰るのが日課となっており、おかげで夫婦ともに体調がよいという話を伺いました。また、リバーフロント計画による整備事業への感謝の声を頂きました。そんな方がますます増えることを期待しております。
 私からは以上であります。


平成30年3月議会 その1(市長提案説明) (2018.03.11)

平成30年3月議会 その3(代表質問答弁・後編) (2018.03.18)

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2018年3月11日 (日)

平成30年3月議会 その1(市長提案説明)

Okazakicitycouncil201802281

 市議会3月定例会が2月28日(水)から3月22日(木)までの日程で開催されています。
 初日に申し上げた所信の一端ならびに提案した議案の大要について、御報告申し上げます。


はじめに
 3月定例会の開催に当たりまして、所信の表明と平成 30 年度当初予算の施策のあらましを申し上げ、議会及び市民のみなさまのご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 我が国の経済は、戦後 2 番目の長きにわたり景気回復を持続しており、企業収益は過去最高を記録するとともに、雇用や所得環境は大きく改善し、消費の持ち直しなど経済の好循環が実現しつつあります。
国の平成 30 年度予算は、「経済・財政再生計画」の集中改革期間の最終年度の予算として、「経済再生と財政健全化を両立する予算」としています。特に「人づくり革命」や「生産性革命」関連では、保育所の新設や保育士の待遇改善のほか、人材や設備への投資促進などを重点施策として掲げています。
 本市におきまして平成 30 年度は、引き続き、第 6 次岡崎市総合計画後期基本計画の重点プロジェクト 及び 岡崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略に取り組む中で、岡崎市民の郷土愛の象徴であり、本市の新たなシンボルとなる若き「家康公像」が完成に向かっていく年であります。本市の魅力を向上させ、賑わいの創出や、将来にわたり成長する持続可能なまちづくりを進めていく使命を改めて感じるところであります。岡崎で生まれ育った子どもたちが、自らのふるさとに対し、愛情や誇りが持てる「夢ある新しい岡崎」を築くため、市民のみなさまに支えていただきながら、力強く市政を運営してまいる所存であります。

平成30年度予算の大要
 それでは、新年度予算の大要につきましてご説明申し上げます。予算規模は以下のとおりであります。

一般会計 1,235億円
特別会計 648億6,771万2千円
企業会計 530億1,202万4千円
合 計 2,413億7,973万6千円

 一般会計の予算規模は、前年度対比 0.2%の増となり、4年連続で過去最高額を更新しております。一般、特別、企業を合わせました全体では、2.4%の減となっております。なお、一般会計の歳入の根幹となります市税収入におきましては、景気の回復基調もあり、約 694 億円を見込み、2 年連続で過去最高となっております。
 それでは、新年度予算に計上いたしました主要事業につきまして、総合計画の基本施策に沿ってご説明申し上げます。

地域で支えあい安全に暮らせるまちづくり
 防災対策の推進を図るためには、阪神淡路大震災、東日本大震災などの経験により、公助の限界が明らかになってきたことから、自助・共助の取り組みが重要だと考えております。そこで、南海トラフ地震などの大規模災害時に災害対応を機能的に行うため、防災指導員制度を新たに立ち上げ、防災指導 及び 防災啓発活動のできる専門知識を持った人材を育成いたします。また、大規模災害が発生した際に、国や他の自治体、あるいはボランティアなどからの応援を迅速かつ円滑に受け入れるために、受援(じゅえん)の方法や受け入れ体制をあらかじめ具体的に定める受援計画を策定してまいります。
 「平成 20 年 8 月末豪雨のような局地的な大雨から“いのち”と“くらし”を守る」ために、止水板設置助成、浸透マスの支給のほか、道路冠水の深さをお知らせする表示施設を整備し、水害に強い安全安心なまちづくりを推進してまいります。また、河川の整備では、六斗目川(ろくとめがわ) 及び 上地新川の改修を着実に進めるとともに、愛知県の実施する広田川改修と連携して排水樋管(ひかん)を改築するなど、各地域の排水能力の向上を図ってまいります。

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 消防施設につきましては、消防署が管轄する区域ごとに、適正な配置や規模を考慮した整備を行っていく必要があります。間もなく築 40 年を迎える施設もあることから、消防施設の個別施設計画を策定し、今後の効果的な消防活動の実施に向けた施設整備を検討してまいります。
 交通安全の推進では、道路照明灯について、電気料が安価で長寿命である LEDへ、デザイン灯を除き、すべて取り換えることとし、環境への配慮や、交通事故の防止に努めます。また、自転車等駐車場について、将来的な需要予測を始めとした、課題や諸問題を把握・整理し、自転車等駐車場整備に関するガイドラインを策定してまいります。

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 国際化・多文化共生の推進では、平成 30 年度に姉妹都市であるスウェーデン王国ウッデバラ市と提携 50 周年を迎えることから、5 月にウッデバラ市から使節団と合唱団をお招きし、10 月には本市から使節団を派遣するなど、人々の訪問交流を通じ、文化や教育など市民相互の理解を深めてまいります。加えて、4月には、友好都市である中国フフホト市から人民代表大会代表団である議長一行をお迎えして、家康行列にご参加いただきます。

健やかに安心して暮らせるまちづくり
 健康づくりとまちづくりの融合による「そこに住んでいるだけで健幸(けんこう)になれるまちづくり」を意味するスマートウエルネスシティを推進するため、「歩いて健康」「食べて健康」を中心に、幅広く市民に浸透する健康づくり施策として、商業施設などでのウォーキングイベントを展開していくとともに、ヘルシーメニューの提供やベジタブルスイーツメニューを開発してまいります。
 公衆衛生の確保では、予防接種の実施について、新たにおたふくかぜワクチン接種費用の一部助成を行ってまいります。
 地域医療体制の充実では、南部地域に平成 32 年 4 月開院予定で進めております、藤田保健衛生大学岡崎医療センターに対する支援として、貸与する用地の取得と、建設費を補助してまいります。
 企業会計の病院事業会計につきまして、予算規模は、241 億 6,876 万円で、前年度対比 1.1%の増となっております。がん診療充実のため、PET-CT 撮影装置の導入に向けた施設改修設計を行うことや、MRI2台を更新するなど、高度かつ先進的な医療が提供できる体制を整え、安定した病院運営を行ってまいります。
 地域福祉の充実では、少子高齢化社会が進展していく中で発生する様々な困り事に対し、地域住民が、他人事ではなく、我が事に感じ、専門機関につなげて主体的な解決を試みる体制づくりが必要になってまいります。そんな「我が事の地域づくり」として、地域住民の相談を包括的に受け止める場の設置や、相談ボランティアを養成するために、新たにコミュニティソーシャルワーカーを2名配置いたします。
 福祉サービスの充実におきましては、福祉の村では、友愛の家を 4 月にリニューアルオープンするほか、「こども発達センター・すくも」では、既存部分を改修工事し、体育館などを含め、平成 31 年に全面オープンし、発達支援の拠点として、子どもたちのサポートに取り組んでまいります。

Okazakicitybudget2018521

 介護サービスの充実につきましては、高齢者福祉における重要な課題である「介護職員の確保」に対して、介護職の魅力を高め、離職の防止、キャリアアップや新規就職を促進するために、市内の介護事業所に対し、資格取得のための研修費用や受験費用の一部について、新たな補助制度を創設いたします。
子育て・子育ち支援では、年々増加する児童育成センターの利用希望に対応するため、男川、六名の2学区において児童育成センターを整備するほか、放課後子ども教室を新たに7学区で実施し、児童が放課後等を安全安心に過ごすことができる居場所の充実に努めてまいります。
 また、岡崎地域の保育需要の増加に対応するため、新たに保育園を整備するための用地取得に向けて準備を進めてまいります。また、私立保育園の施設整備費を引き続き助成してまいります。

自然と調和した環境にやさしいまちづくり
 環境美化に関する施策につきましては、市内におけるごみのポイ捨てや犬のふんの放置が無くなるように新たな条例を制定いたします。さらに、東岡崎駅及び 岡崎駅周辺においては、まちが新しく生まれ変わることを契機に、ポイ捨て防止 及び 路上喫煙禁止区域の指定を視野に入れ、本市の玄関口としてふさわしい、きれいで快適な駅前空間を創出してまいります。

賑わいと活力あるまちづくり
 企業の立地需要に対応するため、阿知和地区での工業団地整備計画を早期に事業化するため、各種調査や用地測量を実施いたします。また、産業立地誘導地区においては、製造・物流業を弾力的に集積誘導できるように検討・調査に取り組み、産業競争力の強化を通じて地域経済の活性化と雇用の維持・創出を図ります。
 森林整備につきましては、森林関連法令が見直される予定であることから、林地台帳システムを構築し、データ整備などを実施することで、森林現場の諸課題に早期に対応してまいります。
 観光産業都市の実現を目指す取り組みといたしましては、地域の稼ぐ力を向上させるために、岡崎独自の観光土産品の創造や、徳川家康公や三河武士ゆかりの寺社などをつなぎ合わせたコース設定による事業展開により、新たな魅力の創出を図ってまいります。次に、本市の新たなシンボルとなります東岡崎駅前に設置する若き日の徳川家康公像につきましては、ブロンズ像と台座の制作が佳境に入ります。すでに多くの市民・法人のみなさまから寄附という形で設置にご参加いただいておりますが、台座を含めると高さ 9mを超える日本一の騎馬像が誕生いたしますので、ご期待いただきたいと思います。
 また、岡崎市観光協会の法人化に伴い、公民連携により岡崎の観光を総合的にプロデュースできるよう観光推進体制の強化を図ってまいります。

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 観光イベントにおきましては、四季折々に異なった輝きを放つ本市の魅力を楽しんでいただきたいと思います。春のメイン行事「家康行列」には、「暴れん坊将軍」でおなじみの愛知県出身の俳優「松平健」さんに徳川家康公役として特別出演していただきます。NHK 大河ドラマ「おんな城主直虎」において、武田信玄公役を演じられるなど、時代劇での活躍には枚挙にいとまがありません。舞台では家康公役を 3 度やってみえるそうであります。4 月 8 日の本番には、多くの市民や観光客のみなさまにお越しいただきたいと思います。

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 10 月から 12月には、愛知県の大型観光キャンペーンが開催されることから、それに合わせて市内の観光地や産業施設などをまわる早めぐりバスツアーを増便するなど、おもてなし環境の整備に努め、多くの観光客に本市の魅力を体験していただきます。
 また、冬のイベントとして定着してまいりました家康公生誕祭につきましては、市民のみなさまが企画運営するイベントに対し補助を行うことで、民間ならではの発想による賑わいの創出に期待しております。

快適で魅力あるまちづくり
 まちづくりは、タイミングやスピード感を大切にして、機会の損失がないように取り組むことも大切だと考えております。
 本宿駅周辺地域につきましては、新東名高速道路岡崎東インターチェンジの供用開始などにより、まちとしてのポテンシャルが向上したことから、本宿駅を中心に都市機能の集積を進めるとともに、広域観光交流施設を核としたまちづくりを進めてまいります。
 東岡崎駅周辺 及び 岡崎駅周辺につきましては、立地適正化計画において、都市機能誘導区域と定め、都市基盤の整備をすすめているところであります。東岡崎駅周辺につきましては、平成 31 年度の供用開始を目標としてペデストリアンデッキ、東岡崎駅前広場、明大寺交通広場、周辺アクセス道路などの整備工事の進捗を図り、北東街区の民間施設とともに本市の玄関口にふさわしい、賑わいのある快適で魅力的な駅前空間を整備してまいります。
 また、現在名鉄と協議を進めております2期計画事業につきましては、事業化に向けた整備手法の検討など、駅ビルや駅舎、バスターミナルなどの工事に速やかに着手できるよう整備手法の検討を進めてまいります。隣接している乙川リバーフロント地区の整備では、引き続きハード・ソフト両面の事業を展開しているところであります。(仮称)乙川人道橋において下部工事に加え、橋桁にも着手するほか、乙川河川緑地では遊歩道の整備などを実施してまいります。
 そして、籠田公園におきましては、都市計画やまちづくりの専門家のアイディアと市民のみなさまの意見を取り入れ、再整備を進めているところであります。

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 ソフト事業については、QURUWA エリアにおいて、民間が主体となったまちづくりが進められており、今後も、おとがワ!ンダーランドや泰平の祈りプロジェクトなどのかわまちづくり事業に対し支援を行うとともに、道路空間の活用に対する社会実験や公園活用の検討を進めてまいります。
 次に、岡崎駅周辺につきましては、区画整理事業による整備を推進するとともに、ペデストリアンデッキ整備工事を進めるほか、この3月に供用を開始する出会いの杜公園等を活用した賑わいの創出を目指すイベントを開催し、岡崎駅周辺地区の魅力向上に取り組んでまいります。

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 住宅施策といたしましては、近年、低額所得や高齢などを理由に、賃貸住宅の入居を拒まれるケースが増えてきていることから、法律が改正され、新たな住宅セーフティネット制度が創設されました。本市といたしましては制度を計画的に推進し、住宅確保の支援を行ってまいります。また、空き家バンクを設立し、通常の不動産取引が困難となった空き家の利用促進を図るとともに、新たに空き家状況調査に対する補助を行ってまいります。無料耐震診断を実施するほか、耐震改修費などの補助につきましては、申請者の当初の負担を軽減するために受領委任の仕組みを導入し、利便性を向上してまいります。
 道路網の整備では、地元要望による既設道路の整備や、歩道のバリアフリー化を図る整備を行い、地域を支える生活道として市民が安全安心に暮らせる道路空間の確保に努めてまいります。矢作川右岸南北道路を始め 11 路線について、新設整備を行っていくほか、南部地域における重要な幹線道路であります若松線整備の進捗を図ってまいります。
 (仮称)岡崎阿知和スマートインターチェンジについては、既に国の準備段階調査の箇所決定を受けており、阿知和地区工業団地の計画と合わせながら、周辺道路の渋滞対策などのために、整備計画の作成などを行ってまいります。
 公園整備についてですが、出会いの杜公園や、籠田公園につきましては、憩いの場や、防災拠点の機能に加え、個性や魅力を兼ね備えた、賑わいの創出につながる整備を進めてまいります。南公園におきましては、老朽化による再整備を一つのきっかけとして、魅力向上による多くの来園者や稼ぐ公園を目標とした民間活力の導入検討を行い、新たな可能性を探ってまいります。東公園では、南駐車場整備の完了年次を迎え、来園者の利便性向上を、岡崎中央総合公園では、引き続き大規模な改修工事を行い、施設の安全性を確保してまいります。
 また、街区公園の整備として、六供配水場の一部を活用し、市の景観重要建築物である六供配水場配水塔が眺望できる(仮称)六供公園の整備を行う予定であります。なお、各地で行った整備の中で効果的なものは、他の公園造りの参考にしていきたいと考えております。

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 歴史まちづくりにつきましては、国の事業認定を受けた認定歴史的風致維持向上計画に沿って、岡崎城跡の価値や魅力を広く顕在化させ、観光資源としての確かな集客力を持たせて、まちなかの回遊性の向上を図る必要があります。そのために、岡崎公園内の歴史解説板を統一性があり効果的なものに刷新するほか、全国屈指の規模を誇った岡崎城総構えの堀や土塁の位置をまちなかで体感する方策の検討や解説板の設置を進めてまいります。将来的には、多言語による音声案内も考えております。
 企業会計の水道事業会計につきましては、予算規模は、118 億 442 万円で、前年度対比 17.2%の減となっております。約2億円の純利益を見込み、25 年度に工事着手しました男川浄水場更新事業が 29 年度に完了することに伴い、30 年度からは水道管路耐震化事業を最優先課題と位置付け、計画的かつ重点的に取り組んでまいります。

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 企業会計の下水道事業会計につきましては、予算規模は、170 億 3,885 万円で、前年度対比 2.6%の減となっております。約 5 億円の純利益を見込み、今後の急増する老朽管に対応するため、老朽管対策を最優先課題と位置付け、計画的かつ継続的に取り組んでまいります。雨水整備は、総合雨水対策計画に基づき、若松南幹線などの管渠整備 及び 六名雨水ポンプ場整備の進捗を図ってまいります。

未来を拓く人を育むまちづくり
 学校教育につきましては、平成 32 年度に新学習指導要領が完全実施されることから、いち早く対応するために、教育の質の向上を図ってまいります。始めに、小学生において、学習の基盤となる資質能力に「情報活用能力」が必要となることから、全小学校にタブレット型情報端末を各校 40 台、新規に配備することで、プログラミング教育や、情報モラルの教育といった課題に対しても迅速に取り組んでまいります。

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 次に、小学 5・6 年生の外国語教育が教科化されることから、外国語教育の充実を図ってまいります。外国語指導助手を増員することで、児童生徒のコミュニケーション能力の向上と国際意識の高揚を図り、小学校英語指導補助者を増員することで、生きた英語を楽しく学ぶことが出来る質の高い外国語活動の場を提供します。
 児童生徒の健全育成につきましては、生徒支援や相談活動を充実させ、家庭・地域・学校の連携を深めるために、スクールソーシャルワーカーを増員いたします。
 また、近年の地球温暖化の影響などにより、夏季における教育環境の改善が求められ、教室の温度基準の改定も予定されていることから、市内全小中学校の普通教室への空調設備設置にかかる諸課題の整理を行い、学校現場の基礎調査を実施し、空調設備導入に対する実現の可能性について見極めてまいりたいと考えております。

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 スポーツの推進では、愛知県から移管予定の愛知県岡崎総合運動場の再整備につきまして、平成 32 年 7 月の全面供用開始を目指し、全天候型の全日本陸上競技連盟公認第 3 種陸上競技場をはじめ、必要な整備を行い、市民のスポーツへの関心を高める施設にしてまいります。なお、市民のみなさまの利便を図るため、工事に入る前のテニスコートや蹴球場、野球場などの施設におきまして、支障にならない範囲で市民の方にできる限り利用していただくことを考えております。
 次に、数多くの文化財が存在する本市の中でも、最大の象徴である岡崎城跡につきましては、現存する切れ目のない直線的な石垣としては国内最長級である全長約 400mを誇る「菅生川端石垣」において、数種類の刻印が確認されるなど史跡としての価値がますます高まっております。できる限り顕在化させ、見える化ですが、整備を行うため、29 年度の基本設計に続き、実施設計を策定いたします。市指定史跡である岡崎城跡の将来にわたる保存を図りながら、史跡の本質的価値を活かした整備を実施するため、一部、石垣の保存修理を行うとともに、本丸天守台や御旗公園などの発掘調査を実施してまいります。
 芸術文化の振興につきましては、世界有数の「内田修ジャズコレクション」を核として「ジャズの街岡崎」を市内外へアピールするとともに、美術博物館、世界子ども美術博物館、美術館の企画展を通じ、文化を視点とするまちづくりを行ってまいります。

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 美術博物館におきましては、「名刀は語る 美しき鑑賞の歴史」や、ピカソとともにキュビズムの創始者として知られる「ジョルジュ・ブラック宝飾デザインの輝き」などを、世界子ども美術博物館では、「かいけつゾロリ大冒険展」や「天才ダリの版画展」などを開催してまいります。

将来まで自律した状態が続く都市経営
 本市は、豊かな自然環境を背景に多様な歴史文化資産に恵まれ、伝統産業や、地域固有の伝統的な活動に加え、新たなまちづくりにも積極的に取り組んでいる、大変魅力あふれるまちであると自負しております。この魅力を市内外へ発信し、多くの人から認められ、選ばれる都市を目指すため、今年度に策定した「シティプロモーション戦略第2期アクションプラン」に基づき、市内市外にかかわらず岡崎の情報を自発的に収集発信したり、定期的に訪れたりするなど、本市と関わりのあるかたを「サポーター」と位置づけ、本市ファンがさらに増加するように積極的なシティプロモーションを進めてまいります。

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 また、観光産業都市の創造において、必要となるコンベンションの内容を固めるとともに、本市へのホテル事業の募集手続きを進めるとともに、多様な観光客対応として、民泊を含めて進めてまいりたいと考えております。
 保有する建築物の効率的な管理・運用につきましては、教育環境において、築40 年以上経過する校舎が増加していく中で、学校施設を適切に長く維持するために、竜谷小学校をモデル校として、長寿命化を目的とした建物等の大規模改修工事を行ってまいります。
 以上、主要事業について、ご説明させていただきました。
 続いて本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。

議案の大要
 始めに、条例議案でありますが、制定条例といたしましては、利用者の利便性の向上を図るため、スポーツ施設に関する条例をまとめる「岡崎市スポーツ施設条例」、介護保険法の一部改正に伴い、介護医療院の人員、施設等の基準を定める「岡崎市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営の基準に関する条例」の2件であります。
 次に一部改正条例といたしましては、保育体制の充実等に向けて、職員の定数の適正化を図る「岡崎市職員定数条例」、墓地使用者から受益者負担として管理料を徴収する「岡崎市墓園条例」、都市公園の利活用を促進するために行為の制限等を緩和する「岡崎市都市公園条例」など 20 件、合わせて 22 件を提案させていただいております。
 その他議案といたしましては、PFI 方式で実施する岡崎市龍北総合運動場の整備事業に関する「特定事業の契約」議案、及びその維持管理を行う指定管理者を指定する「公の施設に係る指定管理者の指定」議案、岡崎真伝特定土地区画整理事業の完了に向け、区域内の区画道路の管理移管に伴う「市道路線の認定」議案など7件を提案させていただいております。
 次に、補正予算につきまして、主なものをご説明申し上げます。
 始めに、一般会計であります。
 国の補正予算に伴い、六斗目川 及び 上地新川の河川改修 並びに 小中学校の照明設備、空調設備 及び 施設保全の工事請負費を増額するほか、将来の財政需要に備えるための財政調整基金、公共施設保全整備基金、救急医療拠点施設整備支援基金 及び 公園施設整備基金への積み立てを行います。また、児童手当などの支給対象件数や私立保育園等への入所者数が見込みを下回ったことによる減額、補助金の交付額が見込みを下回ったことによる減額、各事業の契約差金などに伴う減額のほか、人事院勧告に伴う人件費の補正、事業の進捗に合わせた継続費の変更、繰越明許費の追加 及び 変更などをお願いしております。
 次に、特別会計であります。
 国民健康保険事業特別会計の事業勘定では、国保加入者数の減少に伴い療養給付費が見込みを下回ったことによる負担金の減額や、額の確定に伴う減額などが主なものであります。
 介護保険特別会計では、施設サービス費、地域密着型サービス費 及び 特定介護サービス費負担金などの保険給付費の減額補正が主なものであります。
 最後に、企業会計であります。人事院勧告に伴う人件費の補正のほか、病院事業会計は、収益的収支では、患者数の減少による入院収益の減額、資本的収支では、契約差金による減額 及び 医療賠償金の計上をお願いしております。
 水道事業会計は、収益的収支では、動力費や受水費などの減額、資本的収支では、配水管整備工事請負費や施設整備工事費の減額のほか、継続費の変更をお願いしております。
 下水道事業会計は、収益的収支では、一般会計からの負担金の減額、構築物などの減価償却費の減額、資本的収支では、国の補正予算により管渠施設築造工事費を増額するほか、補助金の交付額が見込みを下回ったことによる減額などが主なものであります。
 以上が、今議会に提案をいたしました議案の大要であります。

むすび
 最後になりますが、市長就任以来、2 期目の市政運営も 2 年目を迎え、1 期目に蒔いてきた事業の種が、徐々に花を咲かせ、視覚的にも政策的にもご理解いただけるようになってまいりました。平成 30 年度では、新たな取り組みに対しても、対応する組織を立ち上げ、スピード感をもって取り組んでまいります。今後も、福祉や医療、防災や教育といった基本施策にはしっかりと取り組みながら、お約束した公約の実現に向けた市政運営に努めてまいりますので、議員各位の格別のご理解と一層のお力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。
 以上、ご説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきまして、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げまして、私の説明を終えさせていただきます。
 ありがとうございました。


平成30年3月議会 その2(代表質問答弁・前編) (2018.03.14)

平成30年3月議会 その3(代表質問答弁・後編) (2018.03.18)

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2018年3月 8日 (木)

岡崎さくら100年プロジェクト・三島学区植樹式

岡崎さくら100年プロジェクト・三島学区植樹式

 3月3日(土)のひなまつりの日の朝、岡崎さくら100年プロジェクトの一環として、三島学区〝六所の森公園〟において記念植樹式が行われた。
 これは高齢化社会を迎える中、「市内の桜の名所にまでわざわざ出かけなくても、ふだんの生活圏の中にある近くの公園まで足を向ければ、手軽に花見を楽しめる」ことを目的とするものである。
 その第1回目の試みとして、今回応募のあった28学区のうち、三島学区に「八重紅枝垂れ(ヤエベニシダレ)」が植えられることとなった。市内各地で多く植えられているソメイヨシノは樹齢が短いため、美しさに定評があり樹齢も長い「ヤエベニシダレ」が選ばれたのである。

岡崎さくら100年プロジェクト・三島学区植樹式

 当日は天気に恵まれ、青空の下、三島学区の子供達を含め50人近くの地元の皆様の参加によって植樹式が行われた。これから地域の身近な花見の見所として、学区の皆様に愛される木となることを期待している。
 今後他の学区でも、それぞれに選ばれた場所に、希望の桜の植樹を行なっていく予定である。すでに地域の名物的な桜の木もあり、できる限り残しておく方針ではあるが、中には樹木医の診査により、虫喰いや中枯れ、寿命のために取り除かなければならない木も出てくる。そのようなケースには、なるべく同じ場所や近くに替わりの桜を植える配慮をしたいと考えている。さらに乙川河畔や大きな公園などにおいては、四季の草花の移ろいや変化が楽しめるような植栽整備を計画している。


当日の挨拶
 皆様、おはようございます。市長の内田であります。
 本日は、岡崎さくら100年プロジェクトの「三島学区記念植樹式」にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。また、三島学区の皆様には、乙川リバーフロント地区整備におきまして日頃から多大なご協力をいただいており、おかげさまで順調に進捗しております。重ねてお礼申し上げます。
 さて、「岡崎さくら100年プロジェクト」は、平成27年度からスタートしまして、
「市民参加による桜を活かしたまちづくり」
「先人から受け継いだ桜の愛護」
「新たな桜の名所づくり」
 を3本の柱とし、次の100年に桜を引き継ぐため、桜のまちづくりを推進していくものです。
 今年度は、その集大成といたしまして、各学区の公園等に地元の皆様で植樹し、各学区のシンボルツリーとして育成していただくことを提案いたしました。岡崎公園や乙川河川敷の桜だけでなく、身近な場所でも桜が楽しめ、地元の皆様方が集うような居場所づくりが、かねてより私の思いであります。
 本日お集まりの皆様の桜に対する思いと、これから植樹します「ヤエベニシダレ」が、100年先の世代まで受け継がれ、末永くこの地域で愛される桜の名所になることを祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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2018年3月 5日 (月)

新恐竜と東公園の将来について

東公園、トリケラトプス

 東公園に待望の第二弾の恐竜達が登場した。
 長さ9メートル、高さ3.6メートルの親のトリケラトプス、遊べるスピノサウルス、一緒に写真が撮れる子供恐竜ベンチ(4基)がこの3月1日(木)に公開された。
 4年前、私のアイデアに賛同して下さったある篤志家の方から、最初の恐竜達(ティラノサウルス、ブラキオサウルス、プテラノドン、子供のトリケラトプス2体)を御寄付頂いた。今回の恐竜達は同じ篤志家の方から、二期目の私の市政への応援(?)として、再度寄贈いただいたものである。

東公園、トリケラトプス

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スピノサウルスと内田康宏

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 そもそも恐竜モニュメント導入の発想は、公園法や用地区分などのために利用方法が限定されている雑木林エリアの有効活用にあった。(→「大恐竜がやってくる! その1」 2014年6月7日
 法的制限のため開発も建物の建設もできない土地に、誰も歩いていない遊歩道があるため、その沿線にそって「青空の下、自然の木々に囲まれた環境の中で実物大の恐竜の姿を子供達に見せたい」というのが動機であった。かつて私を含む多くの子供達が名古屋の東山動物園にあるコンクリート製の恐竜達に胸おどらせたように、岡崎の子供達に、7千万年以上前この地球上にあった壮大な光景をじかに味わってほしいと思ったからである。そうした光景を目にした子供達の中から、第二のファーブル、あるいはウォルト・ディズニーや手塚治虫、スティーブン・スピルバーグのような、自然愛と豊かな発想をもった才能が生まれてくることを期待するものである。

 恐竜モニュメントの設置は平成26年に決まったが、実際に事業を進めていく中で、いきなり森林の奥に数体の恐竜を分散配置するのではなく「まずは身近な所で多くの市民に認知してもらい、楽しんでもらおう」という担当職員の意見があり、現在の動物園の前庭に配置することとなったのである。
 いずれにせよ5~10年程経てば整備点検の必要もあるため、その折に分解して、森の中の適地にストーリー性のあるジオラマ風の展示を行いたいと考えている。
 手前ミソではあるが、東公園のように博物館展示レベルの精度の高いリアルな恐竜が屋外の自然の中で無料で見られる施設は、国内では岡崎だけであると自負している。

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 そしてまた現在、同時進行で東公園の動物園のリニューアル(施設整備)と新しい動物の導入も検討している。
 まずは猿舎の移転新築と、鳥舎の新築である。生き物の施設でありながら、ともに手狭で住環境も悪いため、この二つについては順次対応したいと考えている。

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 次に、新規購入動物として、珍奇で入手困難な動物を狙うのではなく、日本国内、ことに愛知・三河の山野に生息しているイノシシ、シカ、ハクビシン、熊など身近な所にいながら実物を見る機会が少ない動物を、動物愛護の精神の下、岡崎の子供達に見せたいと考えている(乙川に住む魚達、水生生物も含まれる)。他に比較的に入手が容易な動物も候補としている。温帯でも生育できるフンボルト・ペンギンなどは水中の動きを見せることで、子供達の人気者となることだろう。

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 そしてゾウのふじ子も今年で50歳となるため、長期的展望に立ってペアで子ゾウを入手する手立てを講じてゆきたいと思っている(群れで生活する動物は現在、単独で入手することも購入することもできないため)。
 ゾウ、キリン、ライオン、トラ、ゴリラといった大きな動物園のスター動物の購入は高額な費用を要し、飼育には専門家がなくてはならず、特別な施設も必要となり、維持管理にもお金がかかる。しかも近年の世界的動物愛護の潮流の中、法的なハードルも高く入手には政治力も重要な要素であるという。
 よってそうしたスター動物は、名古屋や豊橋などの大きな動物園に見に行って頂き、岡崎は今後も無料のローカル動物園の路線で行こうと考えている。そうした動物園を目指す中、無料で見られ、触ることもできるリアルな恐竜は目玉の存在となるだろう。しかもエサは食べないし、特別な施設も飼育係も要らないのである。

 また、将来計画として、旧「国治(くにはる)天文台」跡地と周辺のスペースを活用して、以前ブログで書いたように、近年とみに高性能化している機器を用いた新展望台と、プラネタリウム機能を有した多目的映像シアターを開設したいと担当部局と話しているところである。
 東公園に行けば、宇宙の誕生から太陽系、地球の形成、恐竜を含めた生命の発達の歴史を総合的に学ぶことができるような施設を造りたいと思っている。その施設を、動物園と動物愛護の精神を伝える「あにも」と連動させて活用してゆきたいものである。

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2018年3月 2日 (金)

平成30年度当初予算案を発表しました

東海愛知新聞

 2月19日(月)、平成30年度の当初予算を発表しました。一般会計の当初予算におきましては、市税収入、予算規模、ともに過去最高額となりました。

会計名 予算額 前年対比
一般会計 1,235億円 0.2%増
特別会計 648億6,771万2千円 5.2%減
企業会計 530億1,202万4千円 4.8%減
合 計 2,413億7,973万6千円 2.4%減

 平成30年度は市長就任以来、2期目の市政運営も2年目を迎えます。今までの5年間に蒔いた事業の種が、徐々に花を咲かせ、少しずつ視覚的に政策をご理解いただける状態になってまいりました。
 未来に向けて、福祉や医療、防災や教育といった基本施策の充実には、引き続きしっかりと取り組みながら、これまで育ててきた事業の花も着実に育つように、当初予算案は「夢ある新しい岡崎の実現に向けて、着実に施策を進める予算」と位置付けたところであります。
 それでは主な事業の概要をご説明申し上げます。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「防災指導員育成業務」は、南海トラフ地震の発生が懸念される中、阪神淡路大震災、東日本大震災など昨今の大規模広域災害の経験により、同時多発的に災害が発生した場合は救出や救助を行う場面において公助の限界が明らかになってきたことから、地域防災力の向上を図るため、新たに岡崎市防災指導員制度を創設するものです。
 地域から選出していただいた方を岡崎市の非常勤職員として委嘱し、防災専門嘱託員となるための研修プログラムを受講していただき、防災専門知識を持った人材を育成してまいります。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「救急医療拠点施設整備」は、本市及び西三河南部東医療圏における第2次救急医療体制の整備として、平成32年4月の開院を目指す藤田保健衛生大学岡崎医療センターへの支援として、貸与する用地の取得と建設費の補助をするものです。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「阿知和地区工業団地 造成事業推進業務」は、市内の工業団地のすべての区画への企業進出が完了し、新たな企業進出の受け皿となる整備済みの土地がない状況を踏まえ、阿知和地区での工業団地整備計画を推進するものです。
 地元や愛知県企業庁と調整しながら、整備計画が早期に事業化されるよう各種調査や用地測量を実施してまいります。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「観光プロモーション推進業務」は、平成29年3月に策定いたしました「観光基本計画アクションプラン」に基づき、観光産業をモノづくりと並ぶもう一つの経済の柱とする「観光産業都市」の実現に向けて、地域が一丸となって「稼ぐ力」の向上を図るものです。
 アクションプランの重点プロジェクトであります岡崎オリジナル観光プロモーションにつきましては、徳川家康公や三河武士ゆかりの寺社などを繋ぎ合わせた事業展開を図り、本市の魅力の創出に取り組んでまいります。
 岡崎の新たなシンボルとなる東岡崎駅前に設置する若き日の徳川家康公像につきましては、等身大の原型ができあがり、いよいよブロンズ像と台座の制作に入ります。すでに多くの市民・法人のみなさまから寄附という形で設置にご参加いただいておりますが、台座を含めると高さ9メートルを超える日本一の騎馬像が誕生いたしますのでご期待いただきたいと思います。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「観光イベント推進業務」は、本市ならではの観光資源を活用した四季折々のイベントを開催し、市内外からの観光客の誘致拡大を図るものです。
 4月に開催いたします桜まつりのメイン行事「家康行列」において、平成30年度は徳川家康公役として俳優の松平健さんにとくべつ出演していただきます。NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』においては武田信玄役を演じられ、時代劇シリーズ『暴れん坊将軍』ではおなじみの八代将軍徳川吉宗公役の大スターであります。多くの市民、観光客のみなさまにぜひお越しいただきたいと思います。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「東岡崎駅周辺地区 整備推進業務」は、本市の玄関口である東岡崎駅周辺地区を「誰もが使いやすいにぎわいの交流拠点」とするために整備を推進するものです。
 平成31年度の供用開始を目標として、ペデストリアンデッキ、東岡崎駅前広場、明大寺交通広場、周辺アクセス道路などの整備工事の進捗を図り、北東街区の民間施設とともに本市の玄関口にふさわしい、にぎわいのある快適で魅力的な駅前空間の創出を図ってまいります。また、現在名鉄と協議を進めております2期計画事業につきましては、事業化に向けた整備手法の検討など駅ビルや駅舎、バスターミナルなどの工事が速やかに行えるよう準備してまいります。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「シビックコア地区整備業務」は、本市の南の玄関口であります岡崎駅周辺の基盤整備と合わせシビックコア地区にある市有地を活用し、民間事業者の提案を受けて新たに交流拠点の整備を行い、岡崎駅前の魅力あるまちづくりを進めるものです。
 既にオープンしています「ララシャンスOKAZAKI迎賓館」や自転車等駐車場に加え、この3月には駅と駅前の施設をつなぐ「出会いの杜(もり)公園」が供用開始を迎えます。
 平成30年度は、31年度完成予定のペデストリアンデッキ整備工事を引き続き進めてまいります。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「シビックコア地区整備推進業務」は、岡崎駅周辺地区のにぎわい創出に向け、この3月に供用開始を迎える「出会いの杜公園」等を活用したイベントを開催するものです。出会いの駅おかざき推進協議会と協働し各種事業を展開することで岡崎駅前の魅力を感じていただき、にぎわいのある活気あるまちづくりを演出してまいります。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「本宿駅周辺地域 拠点整備業務」は、名鉄本宿駅周辺地域が、新東名高速道路「岡崎東インターチェンジ」の供用などによりまちとしてのポテンシャルが向上したことから本宿駅を中心に都市機能の集積を進めるとともに広域観光交流施設を核としたまちづくりを進めるものです。
 平成30年度は総合政策部に地域創生課を新設し、市街化区域編入に関する調査・測量など、本市の都市魅力とにぎわいの向上を図るための調査研究をスピード感をもって進めてまいります。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「乙川リバーフロント地区整備等推進業務」につきましては、引き続き乙川の優れた景観と魅力的な水辺を活かした都市空間を創出するためのハード事業と、公民が連携し賑わいのあるまちづくりを推進するソフト事業の両面を展開してまいります。
 ハード事業として、平成31年度完成予定の(仮称)乙川人道橋の整備工事の進捗を図るとともに、人道橋から明代橋までの両岸における遊歩道の整備や、堤防道路では景観に配慮した歩きやすいプロムナード整備を進めてまいります。
 さらに籠田公園につきましては、夏祭りの後からいよいよ本格的な工事へ着手し、平成31年3月の完成を目指してまいります。また、その南の市道籠田町線では景観・防災面に配慮した道路空間とするため引き続き電線共同溝の整備を進めてまいります。
 次にソフト事業では民間が主体となったまちづくりを目指し、これまでの実績を踏まえながら、「おとがワ!ンダーランド」や「泰平の祈りプロジェクト」などのかわまちづくり事業に対し支援を行うと共に、道路空間の活用に対する社会実験や公園活用の検討を行い、公民連携によるまちづくりを推進してまいります。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「(仮称)龍北総合運動場整備業務」は、愛知県から移管を受ける愛知県岡崎総合運動場を、市民のスポーツへの関心を高めるために本市の「(仮称)龍北総合運動場」として平成32年7月全面供用開始を目指し、全天候型の全日本陸上競技連盟公認第3種陸上競技場をはじめとする施設をPFI手法を用い整備を行うものです。
 平成30年度は、設計を進めてまいりますが、市民の皆様の利便を図るため、工事に入る前のテニスコートや蹴球場、野球場などの施設におきまして支障にならない範囲で市民の方に利用していただくことを考えております。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「小学校施設保全業務」では、教育環境において築40年以上経過する校舎が増加していく中で、学校施設を適切に長く維持するため竜谷小学校をモデル校として長寿命化を目的とした建物等の大規模改修工事を行ってまいります。

 次に「市民生活に関わる予算」として、平成30年度中に完成する施設や新規・拡充する施策をご説明申し上げます。様々な分野で各種事業の充実を図っております。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 始めに「豊富学区市民ホーム」ですが、「旧ぬかた会館」の機能が「額田センター・こもれびかん」へ移転することに伴い、公共施設の有効利用を図るため「旧ぬかた会館」を「豊臣学区市民ホーム」として再整備してまいります(合計予算額 9,653万2千円)。
 「児童育成センター」ですが、児童の健全育成を図るために整備を進めております。平成30年度は男川、六名の2学区に整備してまいります(予算額 8,826万5千円)。
 保育園の整備といたしましては私立保育園の「岩津保育園」の増築に対する建設補助を行ってまいります(予算額 5,556万6千円)。
 また、街区(がいく)公園の整備といたしまして、六供配水場の敷地の一部を活用し、公園の充足を図るとともに景観重要建造物である配水塔の眺望を楽しむことができる「(仮称)六供公園」を整備してまいります(予算額 2,840万9千円)。
 これらの施設につきましては、それぞれ平成30年度内に完成いたしまして市民のみなさまに御活用いただけるよう、所要の経費を計上しております。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 新規・拡充する施策についてでありますが、「女性活躍のためのリカレント教育の推進」につきましては、あらゆる分野における女性の活躍を支援するため、学び直しの機会、すなわちリカレント教育を推進していきます。子育てや家事をしながらでも自宅等で好きな時間にスキルアップできるよう、まずは「地方創生カレッジ」のe-ラーニングを活用し、社会人として必要なスキルや職業上の知識を身に付ける場を提供します(予算額 410万1千円)。
 「防災指導員の育成」につきましては、すでにご説明いたしました。
 「おたふくかぜ予防接種」につきましては、任意の予防接種につきまして新たにおたふくかぜワクチンについて接種費用の一部を補助してまいります(予算額 704万9千円)。
 「地域力強化の推進」につきましては、生活課題の相談に応じ、関係機関との連絡調整等を担うコミュニティソーシャルワーカーを新たに2名設置し、地域福祉の更なる推進を図ってまいります(予算額 1,550万9千円)。
 次に、「介護職員の確保」という課題に対し、介護職の魅力を高め、離職の防止、キャリアアップや新規就職を促進するために、新たな補助制度として市内の介護事業所に対し資格取得のための研修費用や受験費用の一部を補助してまいります(予算額 300万円)。

 「きれいで快適なまちづくりの推進」につきましては、市内におけるごみのポイ捨てや犬ふんの放置が無くなるよう新たな条例の制定を行い、さらに東岡崎駅及び岡崎駅周辺においては駅前整備事業により、まちが新しく生まれ変わることを契機にポイ捨て防止及び路上喫煙禁止区域の指定を視野に入れ、本市の玄関口としてふさわしい、きれいで快適な駅前空間の維持に努めてまいります(予算額 944万5千円)。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 ごみの直接搬入につきましては、八帖・中央の両クリーンセンターにおいて、受け入れ品目を拡充するとともに新たに今まで行っていなかった昼時間の受入れを開始いたします(管理運営業務の合計予算額 19億1,549万6千円)。
 「旧耐震住宅除去事業費の補助」につきましては、大規模地震により倒壊の危険性のある旧耐震基準の住宅を除去する費用の一部を補助するものですが、従来の制度に加え、新たにブロック塀等の撤去について補助してまいります(予算額 900万円)。
 また「木造住宅耐震改修費の補助」につきましては、申請者の当初の費用負担を軽減するために受領委任の仕組みを導入することといたしました(予算額 1億1,715万4千円)。

平成30年度 岡崎市当初予算案

 「空き家の流通・活用の促進」につきましては、使用されない空き家の流通・活用を促進するため、「空き家バンク」を設置するとともに、空き家の売り主・買い主が安心して取引できるよう空き家状況調査にかかる費用の一部を補助してまいります(予算額 161万6千円)。
 市税等の納付につきましては、さらなる納付機会を拡充するためにクレジットカードによる納付制度を導入してまいります(予算額 4,575万8千円)。
 マイナンバーカードを利用したコンビニエンスストアなどでの証明書交付サービスにつきまして、従来の住民票の写し、印鑑登録証明書に加え、平成31年1月から戸籍証明書、戸籍の附票が交付できるように利便性の向上を図ってまいります(予算額 5,846万9千円)。

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