« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »

2017年12月

2017年12月31日 (日)

平成29年 仕事納め式

 大晦日を迎え、今年も残すところあとわずかとなりました。
 12月28日(木)の「仕事納め式」で職員に向けて述べた私の挨拶を掲載いたします。


Shiseidayori201712011

 今年もこうして年末の仕事納めができますのも、日頃から皆さんが職務に精励していただいているおかげであると、感謝申し上げます。
 本市のこの1年は市制101周年を迎え、新たな飛躍に向けた1年であり、安全・安心な市民生活のため、また、「夢ある新しい岡崎」の実現に向けて着実に事業を進めることができた年であったと思います。
 その中でも水辺空間の再整備が進んでいる乙川リバーフロント地区では、「おとがワ!ンダーランド」、「めぐる、QURUWA」、「岡崎泰平の祈り」など、行政と民間の連携による事業の実施により、乙川での日常の賑わいが徐々に増してきているという実感を得ることができました。

おとがワ!ンダーランド

岡崎泰平の祈り

ララシャンスOKAZAKI迎賓館

 また、10月にはJR岡崎駅前に新たな商業施設がオープンし、今後完成する公園やペデストリアンデッキ等の周辺公共施設と併せてこれから新たな賑わいが生まれるものと期待しているところであります。
 このように着実に事業を進めているなか、職員の皆さんにおかれましては生産性、効率性の向上及び職員の健康やワークライフバランスを推進するため、7月と8月に時間外勤務の縮減に取り組んでいただきました。その結果、昨年同時期の実績と比較して時間数は1割強の縮減となりました。やらなければならない仕事は当然あるわけですが、メリハリのある働き方も必要であります。
 この取り組みを一過性のものにすることなく、一人ひとりが自分の立場や責任を十分認識し、職場ごとで業務内容の見直しを図るなどして、生産性、効率性の高い行政運営を目指し、継続的に取り組んでいただくようお願いしておきます。

 これから年末年始の休暇に入りますが、この休暇中も多数の職員が勤務されるかと思います。大変ご苦労をかけますが、よろしくお願いします。車で出かける機会が増えると思います。時間にも心にもゆとりを持った運転を心がけ、交通事故を起こさないよう、改めて部下職員に周知徹底をお願いします。
 最後に、全職員が輝かしい新年を迎えられますようご祈念申し上げ、仕事納めの挨拶といたします。どうか良い年をお迎えください。一年間ご苦労様でした。

|

2017年12月29日 (金)

平成29年 岡崎泰平の祈り

岡崎泰平の祈り

 11月25日(土)午後5時、まだ夕陽の残る中、第3回目となる「岡崎泰平の祈り」の放流が開始された。昨年は9月の開催であったが、本年はより水の澄んでいる11月に行われることになった。
 年々市民の皆様の御協力によって新たな岡崎の名物行事として定着しつつあることに対し、感謝を申し上げる次第である。
 泰平の祈りは1日限りであるが、岡崎の冬の風物詩となっている岡崎公園を光で彩る「イエヤスコウ・イルミネーション」は1月8日(月)まで行われるのでぜひお楽しみ下さい。
 以下はオープニングセレモニーでの私の挨拶です。

岡崎泰平の祈り

岡崎泰平の祈り


 皆さん、こんばんは。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は中部日本最大級の光の祭典「岡崎泰平の祈り」へ、寒い中にもかかわらずようこそお越し下さいました。
 この「泰平の祈り」は約2万個の青く光る球「いのり星」に、皆様の想いを託して乙川に放流するという幻想的なイベントです。今年は新たに竹灯籠5千本が乙川左岸に並べられ、光り輝く風景がより一層広がります。乙川リバーフロント地区かわまちづくりの一環として開催しておりまして、今回で3回目となる公民連携のまちづくりプロジェクトです。
 今日も岡崎青年会議所の皆さんを始め、地元の企業や大学の皆さんなど、全部で21もの地元団体の皆さんが主体となって実行委員会準備会を設立しこの事業に取り組んでいただいております。また、民間主導のイベントも同時に行われ、76団体の協賛をいただきました。これも市民の皆さんの郷土愛の表れだと誇らしく思っているところであります。

 また、午後5時半からは岡崎公園の「三河武士のやかた家康館」前にて、岡崎の冬の風物詩となっております、「岡崎イエヤスコウ・イルミネーション」の点灯式が行われます。ご当地グルメが楽しめる岡崎グルメフェスティバルなどのイベントも多数開催していますので、こちらも是非お立ち寄り下さい。

Taiheinoinori201711255

岡崎イエヤスコウ・イルミネーション

 終わりに、イベントの実施にあたり、かわまちづくり協議会や実行委員会準備会、そして国土交通省や愛知県の方々など、御協力いただきました多くの皆様に心より感謝申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。どうぞ皆さん、しっかりと楽しんでいって下さい。ありがとうございました。


平成28年 岡崎泰平の祈り (2016.10.08)

|

2017年12月26日 (火)

第14回 徳川家康公作文コンクール表彰式

徳川家康公作文コンクール

 11月25日(土)、今年も德川記念財団並びにタニザワフーズ株式会社の御尽力により、第14回「徳川家康公作文コンクール」の表彰式が中町の長誉館にて行われた。
 長年にわたり御協力を頂いている德川記念財団並びに徳川宗家第十八代当主・德川恒孝(つねなり)様、タニザワフーズ株式会社に対し、心から感謝申し上げると共に毎年御参加頂いている小中学校の皆様にも御礼申し上げたい。
 今年も最優秀の德川賞に選ばれた藤川小学校4年の松田真依さん始め、11名の入賞者が表彰を受けることになった。

最優秀賞(德川賞)
「家康ってすごい」
松田 真依 (まつだ まい)
岡崎市立藤川小学校4年
優秀賞(家康賞)
「いえやすのように」
海老澤 亮誠 (えびさわ りょうせい)
岡崎市立井田小学校1年

「太平の世を願い続けた家康」
判治 孝哉 (はんじ たかや)
岡崎市立三島小学校6年

「家康が創った平和な世界」
板倉 六穂 (いたくら りほ)
岡崎市立葵中学校3年
岡崎市長賞
「家康公を偲う」
鈴木 寧音 (すずき ねね)
愛知教育大学附属岡崎中学校2年
岡崎市教育委員会教育長賞
「ぼくと家康のふるさと岡崎」
太田 幸佑 (おおた こうすけ)
岡崎市立大樹寺小学校6年
岡崎商工会議所会頭賞
「拝啓 家康様」
渡邉 はな (わたなべ はな)
岡崎市立竜美丘小学校6年
中日新聞社賞
「私が家康を感じるとき」
三浦 舞友 (みうら まゆ)
愛知教育大学附属岡崎中学校2年
大樹寺貫主賞
「家康への感謝」
合津 夏希 (ごうつ なつき)
岡崎市立大樹寺小学校5年
伊賀八幡宮宮司賞
「みんなのためにつくした人」
澤村 咲花 (さわむら さくら)
岡崎市立六ツ美中部小学校5年
龍城神社宮司賞
「渡町の英雄」
次田 宗太郎 (つぎた そうたろう)
岡崎市立矢作南小学校6年

 以下は当日の挨拶です。


 皆様、こんにちは。岡崎市長の内田です。
 本日は「第14回 徳川家康公作文コンクール」の表彰式がこのように盛大に開催されますことを心よりお喜び申し上げます。
 また、主催者であります德川記念財団理事長の德川恒孝様はじめ関係者の皆様には、作文コンクールを通して郷土の偉人、徳川家康公について学び、郷土愛を高める良い機会を与えていただいておりますことにこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
 今回のコンクールでは、市内の小中学校32校、814点の応募があり、本日めでたく11作品が入賞されたと伺っております。入賞された皆さん、本当におめでとうございます。

 私は仕事で日本中を訪れておりますが、所によっては江戸時代や徳川家のことを良く言わない人がいます。どちらかと言うと西日本の方に多い訳ですが、これは明治維新以後の教育のせいでもあります。しかし実際はそうではありません。江戸末期から明治にかけて日本に来た多くの外国人が日本の文化のすばらしさと社会の健全さに驚いております。これは長い日本の歴史の中でつちかわれたものであり、その多くは江戸時代に完成されたものであります。

岡崎城

 今回の受賞を機会に、皆さんには徳川家康公をより深く知り、江戸時代の正しい歴史をもっと学んで、家康公と岡崎を今まで以上に好きになっていただきたいと思っています。そしてそのことを多くの人に伝えて下さい。

 さて、本市におきましては、市制の施行から101周年を迎え、今年は次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す大変重要な年になります。これから数年の内に手がけた事業が次々と実現を迎えます。東岡崎駅前の家康公の騎馬像、徳川四天王の石像も設置され、人の流れも大きく変わってまいりますので、どうぞご期待下さい。

徳川家康公像

(制作途中の3分の1サイズの徳川家康公像。2016年12月撮影)

 そして私の究極の目的である、岡崎の子ども達が、自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を目指し全力で取り組んでまいりますので、今後とも一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に徳川家康公作文コンクールの更なるご発展と、本日お集まりの皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。

|

2017年12月22日 (金)

岡崎北高19回生「緑寿を祝う会」

岡崎北高19回生「緑寿を祝う会」

 この秋は9月の同窓会総会(ただし台風のため中止)ののち、11月9日に創立110周年記念式典、11月11日に昭和46年卒業の19回生の同窓会、北高卒の県教委並びに高校管理職の親睦会である「白亜会」が行われ、岡北がらみの行事が続いている。
 岡崎ニューグランドホテルで開かれた19回生の会に、一員である私も出席したが、65歳を緑寿(ろくじゅ)と呼ぶことを改めて認識した次第である。久しぶりの同年会でもあり120名余りの参加があった。中には50年ぶりの再会となった同級生もいて、懐かしい時を過ごすことができた。
 半世紀の月日の経過の中で、それぞれの人生を生き、今日があり、風貌もモノの考え方にも変化があるはずであるが、再会と共に気分は昔に戻ってしまうことがまことに不思議である。しかし中にはすでに亡くなっている友人もあり、現在20人ほどは所在不明で、連絡もとれないとのことであり、時の移ろいの無情さを感じさせられるものであった。

 当日、挨拶の機会を得たが、時間を気にして思っていたことを適確に話せなかったため、以下に補足した文章を記すこととします。


 御紹介頂きました3年8組の内田康宏です。今回御案内を頂いて、改めて65歳が「緑寿」と呼ばれることを思い出しました。
 高校生の頃は65歳と聞けば、棺桶に下半身が入った存在のように思っておりましたが、自分がその年になってみると「こんなものか」とあっけなく感じております。これまで諸先輩からも同様の感想を聞いておりましたが、今はそれを実感しております。
 いずれにせよ、このところ同年代の親しい友人が相次いで急逝しておりまして、我々もそうした年でありますので、元気なつもりであってもどうぞ御自愛下さい。

愛知県立岡崎北高等学校

(昭和34年3月竣工の岡崎北高本館)

 本年は母校、岡崎北高校の創立110周年にあたり、先日記念式典に来賓として出席してきました。その折久しぶりに体育館に入ることができましたが、通路を通り体育館に向かう途中、記憶の彼方に沈んでいた様々な出来事が思い出され、不思議な思いがしたものです。
 今改めて高校時代を振り返ってみて、自分の人生の中で一番元気の無かった時代であったような気がします。私の場合、自分が何をしたら良いのか分からず、迷ってばかりいた日々のように思い出されます。しかし当時の友人から受けた様々な刺激や先生方の示唆に富んだ言葉がその後の人生の歩みの糧となり、今日の思考の形成、生き方の選択につながったような気がします。
 言い換えるならば高校時代は将来へのサナギの時代であったにようにも思われ、そうした時間と空間を与えてくれた母校と学友の皆さんに感謝しております。
 それから本日は久しぶりに岡崎にみえた方もあると思いますが、岡崎はこれからまだまだ変化してゆきますので楽しみに見守って頂きたいと思います。これまで他の三河の諸都市と同じく「モノづくり」を中心に栄えてきた岡崎市ですが、これからはもう一つの経済の柱として岡崎のもつ美しい自然景観と歴史的文化遺産を活かした「観光産業都市」として発展致します。これから数年の内に私が公約として掲げた事業が一つ一つ実現して参りますのでぜひ御期待下さい。
 65歳で緑寿、70歳で古希、77歳で喜寿となります。また元気で再会できますことを楽しみにしております。ありがとうございました。

|

2017年12月21日 (木)

『リバ!』2018年1月号

第3回リノベーションスクール@岡崎

内田康宏事務所から、『リバ!』2018年1月号発行のお知らせです。
市長の連載もついに6年目を迎えました。
1月号のコラムは「第3回リノベーションスクール@岡崎」です。

|

2017年12月16日 (土)

第3回リノベーションスクール@岡崎

第3回リノベーションスクール@岡崎

 新たなまちづくりとにぎわいの創出につながる実証実験である「リノベーションスクール@岡崎」(12月1日~3日)に出席した。このプロジェクトは学生を含む、まちづくりに関心を持っている方達にチーム(ユニット)を組んでもらい、具体的なアイデアを提案して頂く試みであり、今回で第3回目を迎えた。
 これまでもすばらしい提案がいくつも生まれ、「岡崎家守構想」(地主・家主から土地・建物を借り受け利益を生む運用や、質の高いビジネスを民間事業者に指導するシステム)に掲げる家守を通じて、乙川リバーフロント地区にいくつもの出店が実現し、まちの活性化に効果を発揮している。

 今回は15人の参加者をA、B、二つのユニットに分けて、具体的な駐車場、空きビルを使って効果的な利用方法を自ら考え出し、その事業計画を物件オーナーや市民の前で発表(プレゼンテーション)してもらうものである。肝心なことは、単なる夢の提案ではなく、そのプラン実現のための予算案、資金繰りの方法、事業計画と見通し、借入金の返済計画まで含めた地主・オーナーへの対応なども具体的に説明しなくてはならないことである。

第3回リノベーションスクール@岡崎

 市民対話集会で頂く意見や、時にプロの議員の発言においてでさえ、個人的な思いや自分の趣味的願望(失礼!)かと思われるような、法律や行政(国・県・市)の仕組み、採算性を無視した提案がみられることがある。しかしここではそうした提案は、専門家(大学・研究所の先生方、都市計画・まちづくりのプランナー、全国の実践者)の厳しい評価を受けることとなる。


ユニットA: 篭田エリア駐車場群

第3回リノベーションスクール@岡崎

 ユニットAのチーム(7名)は、籠田町にある駐車場が個人所有の土地に小分割された非効率的なものである現状に着目し、これを一括管理するプランを立てた。
 壁やフェンスをとり除き、大区画の駐車場として効率運用することで駐車台数を増やし、さらに余剰地を活用して、ユニークな露店を運用したり、立体的なオープン・カフェを展開して、まちの活性化を目指し、そこから利益を生み出そうとするものであった。

Renovationschool2017unita1_2

Renovationschool2017unita2

Renovationschool2017unita3

Renovationschool2017unita4

Renovationschool2017unita5

Renovationschool2017unita6


ユニットB: 貝吹邸(連尺通り)

第3回リノベーションスクール@岡崎

 ユニットBのチーム(8名)は、連尺通りに面した3階建ての古いビルを対象物件とした。
 京都の町屋のように間口が狭く(3.6メートル)、奥の長い(23メートル)ビルを活用して、民泊的な小ホテルとして再生しようとする試みであった。

Renovationschool2017unitb1

Renovationschool2017unitb2

 1階は、南側がホテルの入口となっており、カウンターの受付がある。ここは夜になるとカウンター・バーも兼ねる場となる。反対側の北口には、近年都市部で好評のコインランドリーと自動販売機によるカフェが併設されることになる。
 2階と3階は、個々の部屋がそれぞれ木調の部屋、ジャズの部屋、テクノ・ルーム(未来の部屋)、自然の部屋という個性的なテーマを持った仕様で整備される。
 3階の部分には管理者の部屋と長期滞在者を想定したテラス庭付きの広い部屋が用意されている。どの部屋もただ泊まるだけではなく、利用者が滞在を楽しめる空間であり、「もう一度岡崎へ行ってみたい」と思わせるリピーターを意識したものとなっている。料金も一泊8,000円(長期滞在は別)と良心的な設定である。今後はこうした複合的な要素をもった個性的な施設が増えてくるような気がしている。

Renovationschool2017unitb3

Renovationschool2017unitb4

Renovationschool2017unitb5

Renovationschool2017unitb6

Renovationschool2017unitb7

Renovationschool2017unitb8

 後の講評において、「地域の活性化というものは一つ流れができると、続いて面白い考えを持った人達が集まってくるものです」という言葉がスクールマスターの西村浩さんからあり、我が意を得たりと思っている。
 空き地、空き家が増え、将来さらなる人口減少と高齢化が心配されている地方都市において、こうした知恵を活用した土地・施設の有効活用を進めることが「ものづくり」だけに頼らない、多様な経済の柱を持った「観光産業都市・岡崎」への第一歩となることを確信したものである。
 最後に先生方の講評と修了証の授与が行われ、私も閉校の挨拶を行いましたので以下に記すこととします。


閉校挨拶
 皆さん、こんにちは。市長の内田です。
 受講生の皆さん、3日間お疲れ様でした。自ら事業計画を立て、より魅力的に伝わるようプレゼンを練り、さらに公開の場を磨き上げるということを、短期間にこなすという厳しい日程であったと思いますが、それぞれ魅力ある提案になったと感じております。
 また、今回のスクールに対しまして、実際の物件を扱うことに御了解いただきました不動産オーナーの方々におかれましても、御理解と御協力を賜りましたことを、厚く御礼申し上げます。

 このリノベーションまちづくりでは、現在活用されていない空き店舗や空き地などの利活用を考えることで、事業者も地域も潤う形を見つけることができます。ただの空き物件の活用ではなく、都市経営の課題を複合的に解決できるという、すばらしい取り組みだと思っております。
 今回の提案も事業化に向けてすぐに動き出せそうな内容であり、皆様方の意欲と熱意が伝わる内容であり、うれしく思っております。
 ことに地元に住んでいる私たちは長年同じ風景を見ているはずですが、毎日見ていると当たり前のことになっていまい、逆に問題点に気がつかないということがあります。今回そうした「気づき」の機会を与えてくれた点はすばらしく、かつ若い人達の斬新なアイデアに驚かされました。
 現在岡崎市では東岡崎駅周辺整備を含め、人道橋と河川敷の整備による乙川リバーフロント計画と共に、中央緑道から籠田公園周辺、そして康生地区から「りぶら」につながる「QURUWA(くるわ)構想」に基づいた整備を進めております。

Quruwa201710281

(「めぐる、QURUWA」。2017年10月28日開催)

Promenade201711191

(りぶら前のプロムナードで行われた社会実験)

 さらに「モノづくり」に続く新たな経済の柱として観光産業の育成を目指し、歩いても自転車や車で訪れても楽しいまちづくりを行っております。地域の魅力を向上させるためには個々の事業者の御協力が不可欠となります。本市としても引き続きこうした新しい試みを支援して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

 全国的に地方都市の財政難と人口減少が言われる中、この地域は自動車・機械産業の好調なおかげにより全国屈指の豊かさと人口増を続けております。この岡崎市もあと10年程は人口増が続き、現在の38万6000人から42~3万まで人口が伸び、その後は漸減してくると言われております。人口が増えるばかりが良いこととは思いませんが、私は岡崎市の面積、地勢、経済的能力の伸長ということを考えた時、将来的に人口50万人位の都市として安定した街にしたいと思っております。ある程度の人口がなくては財政状況が悪くなりますし、地域の活力も落ちます。そうかといって「小さな東京」のような街にはしたくありません。
 現在大都市では時の風による「大衆扇動型の選挙・政治」が主流となっていますが、そうした政治は揺れ幅が大きいものの、実りの少ない結果を招くことになりがちです。しっかりと地域住民との対話を重ね、「顔の見える民主主義」を行っていくためには50万人くらいが適正人口であると考えます。岡崎はそれが実現できる都市であると思います。
 これからもそうした考え方のもと、さらに魅力的なまちづくりに取り組んでゆきますので、一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に皆様方の取り組みが花開き、さらに街に賑わいが生まれ、そしてこうしたリノベーションの輪が全国に広がってゆきますことを期待し、閉校の挨拶と致します。参加者の皆さん、3日間本当に御苦労様でした。ありがとうございます。

|

2017年12月15日 (金)

「2018 内田康宏をかこむ新春の集い」のお知らせ

内田康宏をかこむ新春の集い

内田康宏事務所よりご案内申し上げます。
日頃よりあたたかいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
来年2月、恒例となりました「内田康宏をかこむ新春の集い」を催します。多数の皆様のご参加を謹んでお願い申し上げます。

日時: 2018年2月10日(土) 午後2時
会場: 岡崎中央総合公園 武道館 (岡崎市高隆寺町峠1)
会費: 1,200円(立食パーティー)

内田康宏をかこむ新春の集い


内田康宏をかこむ新春の集い (2016年) (2016.01.31)

内田康宏をかこむ新春の集い (2015年) (2015.02.15)

|

2017年12月12日 (火)

平成29年12月議会 その2(一般質問答弁)

岡崎市議会

 一般質問に対する市長答弁を掲載します。12月定例会では、野々山雄一郎議員、磯部亮次議員にお答えしました。


野々山雄一郎議員(無所属) 12月4日(月)

野々山雄一郎議員(無所属)

――第3次岡崎市食育計画に掲げられている、岡崎市ご当地グルメの紹介などの取り組みについてお聞かせ下さい。

○市長 食べることがひとつの娯楽であるということは共感するところであります。有名な観光地には、もれなくご当地グルメがあり、逆にグルメがあれば人も集まると考えております。
 本市では八丁味噌や「なたね油赤水(なたねあぶら あかみず)」などの岡崎産の食材を使った「岡崎まぜめん」が民間の取り組みによって考案され、多くの方に知られるようになってまいりました。
 本市は、平成24年11月に飲食店主らが立ち上げた「岡崎まぜめん会」に対し、ロゴの作成、イベント出店やマップの作成など、プロモーションを通じて知名度向上のための支援を行っております。
 この度「岡崎まぜめん会」では、販売5周年を機に、500円のワンコインで手軽に楽しめるメニューを考案し、期間限定の販売による自発的な取り組みや岡崎おもてなしキャラバン隊との連携などが実績を上げており、本市のご当地グルメとして一定の地位を得ていると認識しております。

岡崎おうはん

岡崎おうはん

 さらに家康公や四天王などをイメージした「家康ラーメン」や、独立行政法人家畜改良センター岡崎牧場で開発された純国産のニワトリ「岡崎おうはん」を使用したメニューの提供など、市の支援に頼らず、新たなご当地グルメを創出する動きも出てきております。私は個人的には、見た目がきれいな「岡崎おうはん」をペットとして売り出せないかとも考えております。

 また、市制100周年記念事業の「赤い糸プロジェクト」で実施した八丁味噌と赤ワインとのマリアージュイベントでは、31店舗が新メニューを考案し、年間6,500食以上が提供されました。このうち13店舗では、イベント終了後も定番メニューとして継続され、現在、市のホームページに掲載するほか、「岡崎おでかけナビ」でも赤い糸の特集ページを設け、岡崎の特産品を使ったお土産やグッズなどとともに岡崎の新しい魅力が発信されております。

赤い糸プロジェクト

 観光産業都市を目指す本市は、今後さらに人をまちへ呼び込むための工夫や、人々の好奇心をそそるソフト事業の取り組みを進めますので、その鍵の一つとなる「おいしい食べ物」については、民間ならではの独創的なアイデアや取り組みに期待するところであります。
 今後も、本市のご当地グルメを広く皆さんに知っていただけるよう積極的にPRを行い、地域の活性化につなげてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
 私からは以上であります。


磯部亮次議員(自民清風会) 12月6日(水)

磯部亮次議員(自民清風会)

――岡崎市観光協会の法人化に向けた現在の状況と移行の時期をお聞かせ下さい。また、新しくスタートする観光協会のビジョンについてどのように考えておられるかお尋ねします。

○市長 法人化される観光協会の目指すビジョン、組織としてこうあってほしいという姿についてお答えします。
 本市が目指す観光産業都市として、次の三つの将来像を考えています。

(1)岡崎市が観光客で賑わい、活発な消費と事業活動が営まれていること

(2)観光に関わる民間事業者が増加し、雇用と税収を生み、自動車産業を支える「ものづくり産業」とともに、新たな経済の柱となっていること

(3)市民が郷土への誇りや愛情を持てるように、地域の歴史・観光資源に目を向け大切にすること

野本稚奈さん(左)、樋田茜さん(右)

(「2018観光大使おかざき」に決まった野本稚奈さんと樋田茜さん)

 新しい観光協会には、まさにこれらの将来像の実現に向け、中核を担う機関になっていくことが期待されております。現在、本市が進めております乙川リバーフロント地区の整備事業や「歴史まちづくり」とも歩調を合わせ、公民連携による地域の「稼ぐ力」の向上が求められています。今後は観光産業による稼げるまちづくり「観光産業都市・岡崎」の実現の大きな推進力となっていくものと思っております。

岡崎市観光協会

 これまでの経緯でありますが、観光協会の法人化については、観光協会長を中心とした「岡崎市観光協会 法人化検討委員会」において議論され、11月24日に「早急に現在の組織形態に似た、会員制による組織運営体制による一般社団法人に移行すべきである」との協議結果が報告されたところであります。
 現在、これを受けて今年度中の社団法人設立を目指し、具体的な組織の骨格づくりを進めるとともに、平成30年4月の業務開始に向けて準備を進めているところであります。
 私からは以上であります。

|

2017年12月10日 (日)

平成29年12月議会 その1(市長提案説明)

岡崎市議会

 岡崎市議会12月定例会(12月1日~21日)の初日に申し上げた所信の一端、ならびに提案した議案の大要について、御報告申し上げます。


内田修氏の1周忌とJAZZの街岡崎
 12月11日は、「ドクタージャズ」として知られた外科医、故内田修氏の1周忌を迎えます。日本の名だたるジャズミュージシャンたちを支援し続けてきた内田さんの寄贈により、本市はレコードや雑誌、オーディオ機器など、他に例を見ない貴重なジャズ資料を多数所蔵する街となりました。まさに「ジャズの街岡崎」の土台を作り上げたのが、内田さんといえます。
 先月は岡崎JAZZ November(ジャズノーベンバー)2017と題し、岡崎ジャズストリートをはじめ毎週末、市内各所でイベントが開催され、多くの方に楽しんでいただいたところであります。

岡崎ジャズストリート

Uchidaosamu20171211

 また命日の12月11日には、ゆかりのミュージシャンによる追悼の意を込めた公演が、りぶらホールで開催されます。今後も「ジャズの街岡崎」を市内外の多くの方に知っていただけるようPRに努め、本市の魅力向上につなげてまいります。

保育需要への対応
 次に、年々増加しております保育需要への対応についてであります。
 公立保育園では、園舎の老朽化に伴い平成28年度から2か年の継続事業として進めてまいりました、山中保育園の園舎建替工事が先月末で完成し、今月11日からいよいよ新しい園舎での保育を開始いたします。園舎建替え期間中は、竜谷(りゅうがい)保育園との合同保育を実施し、園児たちは毎日、元気に楽しく過ごすことができたと聞いております。
 両園の保護者のみなさま、地域のみなさまのご理解とご協力に感謝するとともに、これを契機として、両園の交流が今後ますます深まることを期待しております。

山中保育園

(建替工事が完了した山中保育園)

 さらに、JR岡崎駅を中心とした南部地域におきましては、乳児保育の需要に即応するため、南部市民センター分館の東隣に、乳幼児専用の保育園「南部乳児保育園」を新設いたします。9月に着工した工事も順調に進み、来年4月には予定どおり開所出来る見込みであります。
 このほか、私立保育園に対しましては、美合保育園の園舎増改築工事に対し、建設補助を行っております。来年4月からは定員を30人増やし、230人となることから、より一層の子育て支援に繋がることと思います。
 今後も保護者のみなさまが安心してお子さんを預けていただけるよう安全・安心な保育環境の充実と提供に努めてまいります。

歴史まちづくりの進捗
 次に、国の事業認定を受け、平成28年度から10年間かけて行っていく歴史まちづくりの進捗状況についてお伝えします。本年8月から9月にかけ岡崎城本丸内におきまして、月見櫓(やぐら)跡及びその周辺の発掘調査を行い、9月2日の現地説明会では、市内外から多くの方にお越しをいただきました。
 今回の発掘調査により、これまで、絵図や古写真でしか判らなかった江戸時代の建物の状況や基礎構造について、その一端を明らかにすることができたのではないかと考えております。
 また、先月より、菅生曲輪におきまして、枡形跡(ますがたあと)の発掘調査を行っております。今後は、絵図や文献等の資料や、発掘調査の成果を基に、できる限り史実に基づいた本物志向で整備を進めることにより、岡崎城跡(じょうせき)全体の史跡としての価値を将来に伝えられるまちづくりを進めてまいります。
 なお、岡崎市歴史的風致維持向上計画の冊子につきましては、単なる計画書ではなく、本市の歴史を分かりやすく記した読み応えのある書物となっております。現在、まちづくりデザイン課で9月15日から一般販売も行っており、今日現在までで67冊(平成29年11月末現在)も販売されており、この種の本としては異例の売れ行きだそうです。市民の皆様にもさらに理解を深めて頂きたいと考えておりますので、関心のある方は是非お読みください。

岡崎市歴史的風致維持向上計画

Taiheinoinori201711251

冬季イベントのスタート(泰平の祈り)
 ところで、11月25日の土曜日に開催いたしました、乙川を2万個の青いLED電球で埋め尽くす、中部日本最大級の光の祭典「岡崎 泰平の祈り」は公民連携の取り組みにより、今年で3回目を迎えました。
 これを皮切りに様々な冬のイベントが開催されますので、ここでご紹介させていただきます。

イエヤスコウ・イルミネーション
 泰平の祈りと同日の11月25日からは、岡崎公園におきまして本市の冬の風物詩「イエヤスコウ・イルミネーション」がスタートしております。
 年明けの1月上旬まで16万球のLEDが公園内を幻想的に彩ります。

岡崎モーターフェスティバル
 次に、昨年12 月、市制施行100周年記念事業として開催しました「岡崎モータースポーツフェスティバル」は、市内外から15,000人ものみなさまにご来場いただき、大変な盛況でありました。自動車レースの最高峰であるF1に、日本人ドライバーとして初めてフル参戦した本市出身の中嶋悟氏を始め、ご子息である中嶋兄弟によるデモンストレーション走行が、更なる誘客につながったと感じたところであります。

Okazakimotor201612113

 本年度につきましては、「岡崎モーターフェスティバル」と改称し、レースのみならず、本市を支える自動車産業について、より理解と関心を持ってもらえる内容とし12月17日に中央総合公園で開催する予定です。もちろん中嶋ファミリーの豪快なデモンストレーション走行も予定されています。
 ものづくりの盛んな本市産業のPRと観光客誘客、交通安全の啓発を通じ、盛り上げてまいりますので、ご期待ください。

家康公生誕祭とイエヤスコウイルミネーション
 そして、イエヤスコウ・イルミネーション期間中の12月23日から徳川家康公が生まれた26日までの4日間は、市民のみなさまが企画・運営する実行委員会主催のイベント「家康公生誕祭」が開催されます。今年は12月24日のクリスマスイブが生誕祭のメインと伺っております。
 夏まつりに続き、市民のみなさまが参画され創り上げていくこれらのイベントに対しまして継続して支援を行ってまいりますので、みなさまも、ぜひ楽しんでいただきたいと思っております。

Ieyasuseitan20171

出初式
 冬のイベントの締めくくりとして、年明けの1月14日に岡崎城を背景に乙川河川敷において岡崎市消防出初式が盛大に開催されます。全国に1台しかない全地形対応車、レッドサラマンダーを始めとした消防車両による規律ある分列行進や臨場感ある救助救出訓練を披露するほか、クライマックスでは、乙川に向かって一斉に放水する雄大な景色を御覧いただけることと思います。
 また、出初式終了後には消防車両の展示などを実施いたします。大規模災害時に活躍するレッドサラマンダーや各種災害現場に出動する消防車両を目の前で見ることができ、親子でも一緒に楽しんでいただけます。
 出初式は消防機関の日頃の訓練の成果を形として市民のみなさまに披露する場であり、消防への信頼と理解を深めていただく絶好の機会でありますので、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。

 以上のように本市の冬のイベントも大変充実してまいりました。
 春夏秋冬を通じた様々なイベントの定着によって、本市のブランド力の向上を目指し、賑わいの創出につなげていくことが重要なことだと感じております。泰平の祈りや家康公生誕祭のように民間活力を活用することで、地域の稼ぐ力も育まれてまいります。公民一体となり、岡崎の魅力を活かし、ものづくりと並び、観光をもう1つの経済の柱とする「観光産業都市・岡崎」をめざし、市内外にアピールしていきたいと思っております。

条例議案
 それでは、本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。
 条例議案、その他議案は以下のとおりであります。
・制定条例議案――市による土地区画整理事業に伴い、当該事業の名称、区域等を定める「西三河都市計画事業 岡崎駅針崎若松 土地区画整理事業 施行規程」、水道事業及び下水道事業の、より適正かつ効率的な運営を図るため、市長の諮問機関である審議会を設置する「岡崎市 水道事業及び下水道事業 審議会条例」の2件。
・一部改正条例議案――公営住宅法の一部改正に伴い、収入申告等が困難な事情にある認知症等の入居者について、適正な家賃を決定する手続を定める「岡崎市 市営住宅条例」、消防団員の処遇改善を図るため、費用弁償の上限額を引き上げる「岡崎市消防団条例」など8件。
・その他議案――藤田保健衛生大学 岡崎医療センターの用地を取得し、その土地を10年間無償で藤田学園に貸し付ける「財産の取得」及び「財産の無償貸付け」議案、東岡崎駅ペデストリアンデッキの築造工事及び(仮称)乙川人道橋の上部工事の契約を行う「工事請負契約」議案、都市計画道路 若松線の用地を取得する「財産の取得」議案など9件。

補正予算議案
 続きまして、補正予算議案でありますが、以下の増額補正をお願いしております。

一般会計 6,182万1千円の増額
特別会計 1億6,608万7千円の増額
企業会計 3億6,766万5千円の増額

 一般会計の主なものとしましては、
 総務費では、市役所西庁舎において、アスベスト対策工事が必要になったことに伴う庁舎整備工事請負費の増額。
 民生費では、支給対象者が当初の見込みを下回ったことによる臨時福祉給付金の減額。
 放課後等デイサービスの利用が当初の見込みを上回ったことによる障がい児通所給付費の増額。
 衛生費では、保健所公用車駐車場の借地について、協議が整ったことによる土地購入費の計上。
 商工費では、阿知和地区工業団地の造成予定地において、前年度実施した土質調査の結果により、より精緻な調査が必要になったことによる調査委託料の増額。
 土木費では、土地開発公社取得済み用地を償還し、事業の進捗を図るための土地購入費の計上。
 消防費では、消防本部庁舎において、アスベスト対策工事が必要になったことに伴う庁舎改修工事請負費の計上。
 教育費では、六ツ美、東部、岩津の各市民センターにおいて、アスベスト対策工事が必要になったことに伴う市民センター施設整備工事請負費の計上。
 などをしており、これらの補正財源といたしまして、地方特例交付金、国庫支出金、繰越金などによりまして収支の均衡を図っております。

 次に、繰越明許費につきましては、庁舎修繕事業始め6事業につきまして、それぞれ年度内完了が見込まれないことから繰越をお願いするものであります。

 債務負担行為につきましては、西岡崎駅自転車駐車場の整備に要する経費を始め27件の事項につきまして、それぞれ平成30年度当初予算に先立ち契約を早期に進めるため、債務負担行為の追加をお願いしております。
 また、PFI手法によるこども発達センター等の整備における既存施設改修工事において、アスベストが含まれていることが判明し、除去費用を平成30年度に負担する必要があるため、岡崎駅自由通路の修繕における設計業務の調査において、当初予定していました箇所以外の老朽化している箇所について、今回の工事と合わせて修繕するため、増工となる委託料を平成30年度以降に負担する必要があるため、債務負担行為の変更をお願いしております。

 続きまして、特別会計であります。
 簡易水道事業特別会計と農業集落排水事業特別会計は、職員給与費相当分を補正したことによる 施設維持管理費負担金の補正。
 後期高齢者医療特別会計は、特例軽減が縮小されたことに伴い、保険料等負担金が当初の見込みを上回ることによる増額。
 介護保険特別会計は、来年度の制度改正の詳細な情報が示されたことなどに伴い必要となるシステム改修委託料の増額をお願いしております。
 債務負担行為につきましては、農業集落排水事業 特別会計において、水道料金と処理施設使用料の一括徴収を平成30年10月1日から実施するために、上下水道料金管理システムの改修に要する経費について、平成30年度当初予算に先立ち契約を早期に進めるため、債務負担行為の設定をお願いしております。

 最後に、企業会計であります。
 病院事業会計では、当初の見込みを上回ったことによる投薬・注射薬品費 及び 診療用材料費の増額、水道事業会計では、平成28年度決算に基づき不要となった県補助金の返還をお願いしております。
 以上が、今議会に提案をいたしました議案の大要であります。

額田センターの完成
 さて、昨年9月に工事着手しました額田センターが、今月の15日に工事完了をむかえます。額田センターは、点在していた額田支所、市立額田図書館、森の総合駅、ぬかた会館を旧支所の跡地に集約して新設するもので、行政関係機能や市民交流機能、社会教育機能、また地域防災拠点機能を有した複合施設であります。
 この度、施設の愛称を募集したところ、418名から664点の応募があり、選考委員会を設けて検討した結果、木立の中に陽が差し込む状態は、森林にとって良好な状態であり、豊かな森林を有する額田地区の発展に願いを込めて、額田センターの愛称を「こもれびかん」と決定いたしました。
 平成30年2月13日の供用開始に向けて、現在準備を進めているところでありますが、供用開始後は、額田地区のみなさまをはじめ、多くの市民のみなさまにご利用いただき、額田地区の活性化につながるよう、利用の促進を図ってまいります。

(仮称)龍北総合運動場の優先交渉権者決定
 最後に、(仮称)龍北総合運動場についてでありますが、11月28日に開催いたしました事業者選定委員会において、優先交渉権者を決定いたしました。今後は議会のご承認を頂きながら、平成32年7月の全面供用開始をめざし、必要な整備を行ってまいります。市民のスポーツへの関心が高まるような充実した施設にしてまいりますので、ご期待ください。

2017121

 以上、御説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきまして、よろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終えさせていただきます。ありがとうございました。 (つづく

|

2017年12月 7日 (木)

平成29年度 矢作川改修促進期成同盟会 中部地方整備局要望

矢作川改修促進期成同盟会

 本年も矢作川の河川改修促進について、期成同盟会の会長として要望を行いました。11月8日(水)、国土交通省中部地方整備局に、関係市の豊田市、碧南市、安城市、西尾市の皆さんとともに赴き、要望書を提出しました。以下に御報告致します。


 改めまして、こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は、塚原局長様、長谷川副局長様、石川河川調査官様におかれましては、大変ご多用にもかかわらず、このような要望の機会をいただきまして厚くお礼申し上げます。また日頃は一級河川「矢作川」の改修促進に御尽力をいただきまして、心より感謝申し上げます。
 それでは矢作川改修促進期成同盟会の構成市を代表いたしまして、簡単ではありますが、要望を申し上げます。

Yahagiriver201711082

Yahagiriver201711083

 矢作川流域では、今までに幾多の豪雨を経験し、流域の各市町では甚大な浸水被害も発生しております。
 その中でも、平成12年の東海豪雨では、岡崎市内の基準地点岩津観測所で戦後最大規模の洪水となる、最大流量毎秒4,300立方メートルを記録しました。この際、豊田市区間で計画高水位を超過したほか、越水(えっすい)や堤防の法面(のりめん)崩壊、漏水等が多くの場所で発生しました。
 さらに平成20年8月末豪雨では、岡崎市で時間最大雨量145.5ミリと、8月の観測史上、全国1位を記録した集中豪雨により、床上浸水927棟、床下浸水1,746棟、2名の方が亡くなる被害を受けました。
 東海豪雨の被害を受け、豊田市付近で漏水対策や堤防強化工事を実施していただいた以降、矢作川本川では大規模な被害は発生しておりません。さらに、平成20年8月末豪雨を受け、床上浸水対策特別緊急事業に採択していただき、岡崎市内5河川につきまして緊急的な改修を実施することができ、地域の住民からも「安心て暮らせるようになった」と、感謝の言葉も頂いております。
 また、昨年5月には、矢作川から矢作古川(やはぎふるかわ)への分流量を抑制する、分派施設の整備を完了していただきました。これにより矢作古川流域の治水安全度は大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られるものと期待をしておりますとともに、これまでのご尽力に深く感謝申し上げます。

 しかしながら、平成21年7月に策定されました「矢作川水系河川整備計画」において、豊田市の市街地を中心に、甚大な浸水被害が発生した東海豪雨に対する河道の流下能力が各所で不足していることや、「矢作ダムの洪水調整機能を強化」することが課題とされております。
 「ものづくり愛知」を代表する、自動車産業に関連した都市が集中しておりますことから、これらに対し早期の対策により、「約1兆2,200億円」との非常に高い被害軽減効果が資産されています。
 近年では集中豪雨が増加しており、各地で豪雨災害が発生している状況であるため、本同盟会といたしましても、この計画に基づく各事業の整備促進は急務であると認識しておりますため、矢作川の改修促進について要望をさせていただきます。

 それでは、矢作川改修促進に関しての重点要望事項について説明させていただきます。

Yahagiriver201711084

「水防災意識社会 再構築ビジョン」における河川整備の促進
 平成28年度から、「水防災意識社会再構築ビジョン」に位置付けられました「洪水を安全に流すハード対策」の延長約15.8キロと、「危機管理型ハード対策」の延長約6.0キロにおよぶ、堤防天端(てんば)の補強などが実施される計画と伺っております。
 この点について、重点的に実施していただきますよう要望いたします。

矢作ダム洪水調整機能の強化

 豊田市と恵那市にまたがる、矢作川本流最上流部に建設されております矢作ダムにて、効率的な洪水調節が行えるために洪水調節機能を強化していただくことを要望いたします。
 河川の整備が完了することで、平成12年東海豪雨と同程度の規模の浸水被害を解消できると伺っておりますので、是非とも早期の事業推進を要望いたします。

治水事業予算の増額、補正予算の編成
 ただいま説明いたしました重点要望事項につきまして、早期の事業促進のための治水事業予算の増額、補正予算の編成を要望いたします。
 また、要望書にあります、他の要望事項につきましてもあわせてよろしくお願いいたします。

 本同盟会といたしましても、地元調整や豊橋河川事務所などと連携いたしまして、事業の推進に向け協力体制を整えてまいりますので、早期の改修促進について特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。私からは以上であります。

|

2017年12月 3日 (日)

新東名高速道路建設促進協議会促進大会

Shintomei2017110613

 11月6日(月)に東京都の砂防会館で行われた「新東名高速道路建設促進協議会促進大会」において、愛知県の代表として意見発表を行いました。当日使用したグラフ資料、写真と共に報告致します。
 また当日は意見発表ののち、国土交通省並びに地元選出国会議員への要望活動を行いました。


Shintomei201711061

Shintomei201711062

 皆様、こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 私からは、「夢ある新しい岡崎」を目指して、と題しまして意見発表させていただきます。
 まずは岡崎市の概要についてですが、本市は愛知県のほぼ中央に位置し、面積約387平方キロメートル、人口約38.6万人、矢作川に代表される河川や、森林等豊かな自然環境に恵まれた地域です。商業や医療、教育、子育てなどの都市機能が充実しており、自然や歴史・文化に恵まれたまちであります。
 また、岡崎市は徳川家康公生誕の地であり、昨年7月1日に市制施行100周年を迎え、次の100年へ向けた一歩を踏み出したところであります。
 以前より、交通に関しましては広域的な利便性に優れており、東名高速道路、国道1号などの幹線道路網により交通の要所として機能しております。そして昨年2月13日の新東名高速道路、愛知県区間の開通によりさらなるネットワークの強化が図られたところです。

Shintomei201711063

 それでは新東名が開通したことによる様々な効果について、ご紹介していきたいと思います。
 まずは新東名開通後の交通状況です。右上のグラフをご覧下さい。新東名の開通により、東名の交通量が約4割、減少したことがお分かりいただけると思います。

Shintomei201711064

 それにより東名の渋滞が大幅に緩和し、平成23年より行われておりました暫定3車線での供用を昨年10月に2車線に戻すことができ、スムーズな走行が実現されております。

Shintomei201711065

 本市の事業所からも、「開通により渋滞が緩和され、時間が予測できるようになったため、より確実な輸送が可能となった」などの喜びの声や、「今後、御殿場ジャンクションから関東方面への新東名未開通区間の早期整備の完了を期待しています」といった要望をいただいております。
 本市は、神奈川県茅ヶ崎市と「ゆかりのまち」としての交流や災害時相互応援協定を締結しております。私も、茅ヶ崎市とよく行き来をしており、東名高速道路の渋滞にたびたび会いますので、是非ともお祭りや式典の参加のため御殿場ジャンクションからから関東方面への所要時間の短縮のため、また、有事の際の相互支援のために早期整備の完了をお願いさせていただきます。

Shintomei201711066

 次は、岡崎サービスエリア「ネオパーサ岡崎」についてです。
 サービスエリアにおける「中日本高速道路株式会社」との地域連携事業としての、代表的なものを紹介させていただきます。
 右下の木製ベンチ写真は、本市の中学生が地元の間伐材を利用して製作したものであります。また、真ん中の写真は、本市の特産である八丁味噌を、やはり、本市特産の石製品として匠の技を持った石職人の手で作成し設置していただいたものです。

Shintomei201711067

 次に、新たに本市の東の玄関口となりました「岡崎東インターチェンジ」です。利用者数は季節により変動はありますが、1日当たり約4,500台の利用となっており、周辺の事務所からは確実に輸送できるようになったとの声を聞いております。

Shintomei201711069

 防災力の向上についてお話いたします。
 上の写真は新東名開通前に、開通後事故があっても対応できるよう訓練を行ったときのものであります。
 下の写真は、2013年に国から岡崎市に全国でただ一台配備された全地形対応の消防車両「レッドサラマンダー」が、今年7月に九州北部地域で発生した集中豪雨災害の際に、出動したときのものです。
 以前の岡崎東インターチェンジ周辺は、有事の際には支援の手が届くのに時間を要する地域でありましたが、インターチェンジができたことによって救助・救援までの時間が短縮できるようになりましたので、大変心強く思っております。
 我が国の防災力向上のため、今後もさらなる高速道路網の整備促進が必要であると考えております。

Shintomei2017110610

 次は岡崎東インターチェンジを利用した観光です。
 かつては現地までの交通アクセスが難しいために、観光地としての魅力はあるものの、なかなか誘客に結びつきにくかった地域なのですが、岡崎東インターチェンジを利用することにより、大幅に移動時間を短縮することができるようになりました。現在は観光による賑わいが大変増しております。
 これからのシーズンでは例年11月下旬から12月上旬にかけて「くらがり渓谷紅葉まつり」を行っておりますので、ぜひお越しいただきまして、美しい渓流と紅葉をお楽しみいただければと思います。

 さらに岡崎東インターチェンジでより車で5分の所に、民間事業者によるアウトレットモールの進出が計画されています。これは交通アクセスがよいことなどが選定の理由と聞いております
 様々課題はありますが、実現すれば当地域の経済や、雇用に対して大きな好影響が期待されることから、本市としましても積極的に対応していきたいと考えております。

Shintomei2017110612

 新東名高速道路により、この他にも様々な効果ができているところですが、次の100年に向けた「観光産業都市 岡崎」の基盤となる、さらなるまちづくりを進めてまいります。
 そして、岡崎の子ども達が、自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を目指してまいります。
 最後になりますが、関係者の皆様方には引き続き、道路整備並びに本市の発展にお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、私から意見発表を終わらせいただきます。ありがとうございました。

|

« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »