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2017年9月

2017年9月30日 (土)

三猫と一犬との共同生活始まる

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 「過労のため死ぬかもしれない」と思った引っ越しを終え、8月下旬から三匹の猫と一匹の犬との共同生活が始まった。生活スペースの関係で、私としては久しぶりの〝ハッピー・シングルライフ〟を満喫できることとなった。毎日、犬と猫にエサをやって、「ネコさんお達者で、今日はおグシの具合もよろしいようで」などと言っていればいいのである。
 もともとボーイスカウト上がりで、自炊・洗濯や掃除も裁縫も抵抗感のない私にとって、女房・子供から解放された一人暮らしはストレスの無い快適な暮らしとなっている。これまで単身赴任の方に対して「大変な仕事」と思い込んでいたが、案外そうではないのかもしれない。(だいいち1年の半分が遠征生活のプロ野球選手は離婚が少ないではないか。)

 それにしても今回、犬猫付きの条件でも家を貸して下さったKさんには本当に感謝している。この家無しにこの度の引っ越しは成し得なかった。
 犬猫の引っ越し先と同時に一番心配していたことは、動物達、ことに「家につく」動物と言われている猫達が違う家に馴染むかどうかであった。猫は人の10万倍もの嗅覚を持っていると言われており、今回の借家が以前5匹の猫を飼っていたということだったので、その残り香を嫌って脱走してしまわないかと心配したのである。
 引っ越す前に猫用の部屋を念入りに掃除して、ゴザを敷き、その上に猫達のニオイのついた小じゅうたんを置き、各所に彼らの愛用品を散りばめておいた。さらに彼らの使っていたトイレの箱やエサ皿もそのままの形で持ってきて、できる限り不安を感じないように配慮をしておいた。

 初日にトラオを連れて行った。(あとの2匹は隠れていて見つからなかった。)見慣れない空間と違う家のニオイに警戒心いっぱいの様子であったトラオはいつの間にか二階の猫部屋を抜け出して、一階の荷物置き場となっている部屋の段ボールのスキマに隠れて出てこなくなってしまった。呼んでも反応せず、ショックの大きさが分かるようである。「自分は捨てられた」とでも思ったのかもしれない。

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 二日目には、ようやくつかまえたプースケピーコの2匹を連れて行った。前日のトラオ同様、警戒心丸出しで耳をピンと立てシッポを下げて動こうとしなかった。
 ただ面白かったのは、前日はおびえて隠れていたトラオが、一日の長があるせいか、「君達、何ビビってるの?」とでもいう感じで余裕をかまして2匹の前で毛づくろいをしていたことである。幸い他の猫達も翌日には慣れ、同様にくつろいでいた。

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 新居(?)は家の中で日なたぼっこができ、窓から外の風景を見下ろすこともできて彼らにとっても居心地が良いらしい。引っ越し作業中のように突然知らない人が入ってくることもない。毎日よく食べ、よく寝ている。そのせいか、わずかの間に太ってきたようである。そのため猫のトイレ掃除を一日2~3回することが私の新たな仕事となっている。
 ただ、2匹のオスネコは慣れてきたら、さっそく外への脱出の機会をうかがっており、その点油断がならない。家の前は幹線道路で、車の通行が激しい。それに他の猫の縄張りにヨソ者がブラついていればヒドイ目に遭うことは明らかである。(ウチのネコにその戦いに勝つ力はない。)

 しかし、犬のアミだけは相変わらずままならない。未だに誘拐された子供のような目で私を見ている。陽の当たる玄関口に犬小屋を置き、ガードできちんと囲ってやっているのであるが、急激な環境の変化のせいか食事の進みも悪い。エサをやって頭をなでてやっても迷惑そうな顔をしている。

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 シャクなことに、ヨメさんや息子が散歩に連れて行くために立ち寄ると「助けてくれ」とでも言わんばかりに飛びついて甘えている。何が気に入らないのか分からないが、私が呼んでも寄ってこない。ひょっとすると私とヨメさんが言い合いをしている所を見て、私を敵だと思っているのかもしれない。飼い犬においてこんなケースは初めてである。

 時に「一人暮らしでさみしくないか?」と聞かれることがあるが、TVが映らなくてニュースをラジオに頼っていること以外、概ね快適な生活であると言える。
 近年、〝孤独死〟が社会問題となり、議会においても時々とり上げられることがあるが、私は個人的には孤独死はむしろ歓迎である。死ぬ間際はぜひ一人で静かに過ごしたいと思っている。しょせん人間は一人で生まれ、一人で死んで行くのである。「お父さん、最後にここにサインしてハンコ押して下さい」などと言われながら臨終の時を迎えるのはマッピラである。
 犬猫に見取られて亡くなり、数日後家族に発見され、葬式を迎えるというのが私の理想的な終末の姿である。


引っ越し大作戦完了す (その1) (2017.09.04)

引っ越し大作戦完了す (その2) (2017.09.08)

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2017年9月27日 (水)

全市学区敬老会と敬老祝い戸別訪問(2017年)

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 今年も敬老会の季節を迎え、全市各学区で行われた敬老会を訪れた。特に今回は開催日が分かれていたため22会場の訪問が可能となり、大変ありがたく思った(ただし台風で2ヶ所中止)。
 また、本年も百歳を超える長寿者の中からお元気な方を代表者として選び、お祝いの品と祝金をお届けにうかがうこととなった。私が訪問したのは連尺通の高瀬悦子さん(101歳)と、池金町の鈴木うらさん(100歳)のお二人である。

高瀬悦子さん(岡崎市連尺通、101歳)

 高瀬悦子さんは私の東康生の自宅から150メートルほどの距離にお住まいの御近所さんである。昨年の市制100周年の記念イベントでも御一緒しており、その時の写真を引き伸ばして飾って下さっていたのは感激であった。
 高瀬さんは長年お琴の先生として活動され、毎年チャリティーコンサートも開かれ、今はお嬢さんが引き継いでみえるとのことであった。私の父もかつて新年交礼会等でお世話になっている。家は近くであるが、最近はあまり出歩かないそうであり、そのせいもありお顔を合わせる機会は少なくなっているが、気品あふれるおばあちゃんである。この8月に入院された際、その時の市民病院の対応が良かったとおほめ頂いた。
 手先を使うことが老化防止に必要と言われるが、お琴も長生きの秘訣の一つであるような気がするものである。

鈴木うらさん(岡崎市池金町、100歳)

 池金町の鈴木うらさんは、亡くなった御主人ともども、父の後援会で大変お世話になった方であり、私の最初の県議選の時も御主人と一緒に一軒一軒御近所を歩いて頂いた覚えがある。
 久し振りの再会ではあったが、開口一番の「あんたも大きくなったネー」にはまいってしまった。100歳のおばあちゃんから見れば、私もまだハナたれ小僧なのかもしれないと思った次第である。

 いずれにしても人生の大先輩の皆様がこうしてお元気で昔話をして頂けるというのは懐かしくうれしいことであり、同時に私も古い話を聞いてありがたがる歳になったのだとしみじみ思ったものである。
 その後、高年者センター岡崎(美合町)にも訪問し、多くの元気なおじいちゃん、おばあちゃんと面会しお話をさせて頂くことができた。来年もまた皆様と元気で再会できることを祈っております。

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―全市の学区敬老会での挨拶―
 皆さん、おはようございます。市長の内田康宏です。
 本日、学区敬老会がこうして地域の方々のご尽力と多くの皆様のご参加により、盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
 ご出席の皆様のお元気な様子を拝見し、私も大変うれしく思います。また、皆様のご努力により、今日の豊かな社会と安定した国家が築かれましたことに改めて感謝を申し上げる次第であります。
 さて、国の発表では、日本人の平均寿命は女性がおよそ87歳、男性がおよそ81歳で、男女ともに過去最高を更新したとのことであります。岡崎市におきましても今年で100歳以上の方が男性19名、女性124名、合計143名みえます。ご長寿の方が増えるということは大変喜ばしいことでありますが、それも元気で健康的に長生きでできることがさらに大切であると感じております。私もこの5月に病弱であった母を84歳で亡くし、そのことを痛感しております。
 これからも、さらなる高齢化が進む中、本市といたしましても先輩の皆様がそれぞれに生きがいを持ち、住み慣れた所で安心して暮らせる高齢者福祉の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 ことに、これからは市内の公園を子供だけでなく、高齢者の皆さんが青空の下で楽しめる場所、くつろげる場所として、健康増進のための運動のできる場所として整備してまいりたいと考えてりおります。

岡崎市針崎町に建設予定の「駅南中央公園」

(針崎町に建設予定の「駅南中央公園」のイメージ図)

 さて、岡崎市におきましては、市制の施行から101周年を迎え、今年は次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す大変重要な年になります。今後も岡崎の更なる発展と活性化を目指して、様々な事業を邁進してまいります。ただいま、全市的に東西南北それぞれの地域に合った事業計画を実施しているところであります。これから数根年でまちの風景が大きく変化し、岡崎の人の流れも変わってまいりますのでぜひご期待ください。
 そして、いつも申しておりますとおり、私の究極の目的であります、岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を目指し、これからも全力で取り組んでまいります。
 人生の先輩であります皆様方におかれましては、今後とも変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 終わりに、本日ご参会の皆様におかれましては、いつまでもお元気でご家族や地域の皆様と楽しい人生をお送りいただきますよう、心から祈念申し上げ、私のお祝いの挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。


全市学区敬老会(2016年) (2016.10.01)

敬老の日を迎えて(2015年) (2015.09.23)

学区敬老会訪問(2014年) (2014.09.21)

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2017年9月23日 (土)

菅生川草刈一斉清掃に思う(2017年)

菅生川草刈一斉清掃(2017年9月10日)

 9月10日、日曜日、早朝、毎年恒例の「菅生川を美しくする会」主催による菅生川(乙川)の清掃活動が行われた。
 今年も流域の三島、梅園、根石、連尺、六名、竜美丘の6学区はじめ、各種団体・事務所の皆様、岡崎土木災害安全協力会、市職員有志等、総勢32団体、約2,000人の参加者により乙川河川敷の草刈り清掃を行うことができた。単純に一人が1平方メートルの草刈りをしたとして、2,000平方メートルの面積の草刈りができることとなり本当に感謝しております。(実際はもっと広い面積がきれいになっている。)

 市外から岡崎に引っ越された方の中には、「税金を払っているのになぜ、そんなことをやらなければならないのか?」という方もいると聞くが、これは市民有志による自発的意志によって始まり、環境美化事業として定着した行事であり、昨今すたれてきた日本人の良風美俗の一つであるとも言える。本市としてはこれからも協力し、大切にしてゆきたいと考えている。

菅生川草刈一斉清掃(2017年9月10日)

菅生川草刈一斉清掃(2017年9月10日)

菅生川草刈一斉清掃(2017年9月10日)

 今回の清掃活動にかこつけて、長年私が思っていることを一つ申し上げたいと思う。
 菅生川一斉草刈は私も毎年参加し、その際にこの行事のために作られたと思われるライト・グリーンの一見感じの良いポロシャツとジャンパーと同色の帽子を着用している。日頃、岡崎市のセールスマンであることを自ら任じている私は、宣伝のためならいかなる恰好でもするつもりでいる。
 市の幹部職員の多くもOBを含め参加して頂いているが、折角ポロシャツまで作ったはずなのに、今年も着ている人がほとんど見受けられなかった。

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 たぶんその理由は、背中に「Ecolife, Ecocity OKAZAKI」というアルファベットに加え、「ポイ捨て禁止」「省エネ推進」「豊かな自然との共生」などと今さら書くまでもない標語が大きな字で印刷されているからであろうと思う(胸のマークも何だかよく分からない)。まるで昭和時代のサンドイッチマンである。こうした発想は昭和30年代のセンスであり、今時こんなみっともないシャツを着たいと思う人はいないし、それを見て感心する人もいないだろう。
 ことに腹の立つのは、スタッフ用のユニフォームとはいえ、これまでかなりの数が作られているはずなのに市の職員さえあまり着用していないことである。そしてそんなものを作って恥じない問題意識の無さを情けなく思うものである。

 私は市長になった最初の年から、この背中の標語について毎年クレームをつけてきたが一向に改善されない。さらに残念に思うのは、こうしたことに若手の職員が気がついて改正の声が上がってこない点である。このナンセンスなシロモノを彼らは着用していないのであるから、気がついていないはずはないと思う。所詮税金で作るものであり、予算があるから毎年先例に則って漫然と同じことを繰り返しているだけなのではないか?
 私はこれまでこのシャツを他の場面で見たのは、現業の職員がゴミの収集作業の時に着用していたのが唯一である。
 私は家着として着ていたが家族の評判も良くない。人に着てもらえないようなモノを作ってもしょうがないと思うのであるがどうだろうか。もらって誰も喜ばない、誰も使わない、タンスの肥やしになってしまうものではまことにモッタイないと思う。(背中の標語さえ無ければ良いポロシャツである。)

 今回たまたま草刈りのポロシャツとジャンパーをやり玉に挙げて文句を言っているが、同様のことが他の部署でもありはしないかと心配している。
 今から45年ほど前、父が市長であった頃の話である。当時大学生だった私は、何かの記念日やスポーツイベントのために作られるバッジやネクタイピンがあまりにダサく、センスの無いことにアキれ、「こんなモノは税金の無駄づかいだ」ということを何度か言った覚えがある。こうしたものは関係者が記念品として自己満足的に先例にのっとって作っているだけで誰も使わない。
 今日においてもそうした体質や発想はあまり変わってないように見受けられる。
(今回、自宅の引っ越しの折に、その手の品物が家中から40~50個くらい出てきたので一部を写真で紹介しておく。)

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 私は数年前に関ケ原町のオミヤゲとして頂いた白いポロシャツを今も愛用している。このポロシャツは左の胸元に直径2センチくらいの金色の葵の紋が一つ付いているだけであり、あとは右の袖口に小さく「1600 SEKIGAHARA」と記してあるだけのシンプルなものである。
 ところが、このシャツを着ていてこれまで何度も「それどこで売っているんですか?」と聞かれたことがある。

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 これからはただ作ればいいというのではなく、売り物になるようなセンスの良いモノを作るべきだと思っている。私が「もっと商売っ気をもって仕事をしてほしい」と言っているのはそういうことである。岡崎の新たなオミヤゲとして、お金を出して買ってもらえるようなモノを考えてほしい。所詮タダで配られるものはその程度のものでしかないのである。
 製造者の皆さんもマンネリ化した品物でなく、斬新なモノを提案して頂くことを願うものである。


平成27年 菅生川草刈一斉清掃 (2015.09.09)

平成26年 菅生川草刈一斉清掃 (2014.09.17)

平成24年 菅生川草刈一斉清掃 (2012.09.09)

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2017年9月21日 (木)

『リバ!』2017年10月号

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内田康宏事務所よりご案内申し上げます。
引っ越し大作戦完了す」が『リバ!』2017年10月号に掲載されました。

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2017年9月18日 (月)

平成29年9月議会 その2(一般質問答弁)

岡崎市議会(2017年8月30日)

 9月定例会一般質問における市長答弁を掲載します。山崎憲伸議員、太田俊昭議員、加藤義幸議員の3名の方にお答えしました。


山崎憲伸議員(自民清風会) 8月30日(水)

山崎憲伸議員(自民清風会)

――スマートウエルネスシティの考え方を参考にした本市の健康づくりについてお尋ねします。

○市長 本市における健康づくりは、〝健康おかざき21計画〟のスローガンであります「健やかで 心豊かなまち おかざき」のもと、国や愛知県と同様に健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指し、様々な取り組みを行っております。
 スマートウエルネスシティは、健康づくりをまちづくりの中核に位置付け、住民が健康で元気に暮らせる新しい都市モデルとして、「歩きたくなる」、「歩き続けてしまう」まちを構築していくというものであります。

 現在、本市では独自のリバーフロント計画に基づいて、中心市街地を流れる乙川の河川空間を利用して、ボートやカヌー、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどを楽しんでいただける空間づくりを進めており、将来的には更衣室やシャワー室などを常設した「川の駅・リバーベース」の整備も行ってまいります。
 さらに名鉄東岡崎駅を出発点として、人道橋を渡り、籠田公園、りぶら、岡崎城、乙川河川敷までをめぐる主要回線動線「QURUWA(くるわ)」に沿って、まちを歩いて楽しんでいただけるような工夫や人々の好奇心をそそる取り組みにより、人をまちへ呼べる仕組み作りを進めているところであります。

乙川河川敷

 既に整備がほぼ終わった殿橋下流のきれいに明るくなった河川敷では、実際に多くの方に散歩やジョギングなどを楽しんでいただいているほか、若いカップルだけでなく、高齢の御夫婦など幅広い方々にも親しまれ、「歩きたくなる」、「歩き続けてしまう」といったまちづくりの効果が出てきていると考えております。
 まさにこの取り組みがスマートウエルネスシティの考え方と合致しておりますので、この度9月に「スマートウエルネスシティ首長(くびちょう)研究会」に加盟するとともに、健康増進普及月間と合わせた企画として「食べて健康」、「歩いて健康」を実感していただく試行的な取り組みを行い、まちづくり施策と融合した更なる健康づくりの推進を図ってまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。


太田俊昭議員(民政クラブ) 8月31日(木)

太田俊昭議員(民政クラブ)

――スマートインターチェンジの設置についてお尋ねします。国による準備段階調査(直轄調査)の箇所の決定を受けましたが、今後の進め方をお聞かせ下さい。また、工業団地との連携や課題の対応についてもお聞かせ下さい。

○市長 スマートインターチェンジの設置につきましては、私も直接、国土交通省本省や中部地方整備局に、何度か足を運び要望してきたところであります。
 その結果、去る7月21日に(仮称)岡崎阿知和スマートインターチェンジとして、国の準備段階調査の箇所決定を受けました。今後、スマートインターチェンジの導入検討として行ってきました「勉強会」が「準備会」へと移行し、国の支援を受けながら、スマートインターチェンジの位置、構造及び周辺道路の整備計画などの設置に向けた詳細な検討を始めてまいります。
 準備段階調査における「準備会」での検討や調整が整った後、「準備会」から「地区協議会」へ移行し、「地区協議会」でスマートインターチェンジの実施計画書が決定されれば、国へ連結許可の申請を行い、許可を受け、事業を実施していくことになります。

 次に工業団地との連携と課題の対応についてお答えします。
 高速道路ネットワークとの直結は大きなメリットであり、今回の決定が「阿知和地区工業団地」事業化の採択に追い風になると期待しています。両事業の実施主体は異なるものの、互いに連携して整備することで相乗効果を発揮させるために、引き続き足並みを揃え事業化を促していきたいと考えております。

阿知和地区工業団地の構想図

(阿知和地区工業団地の構想図)

 また、周辺地域の方からは、工業団地に加えスマートインターチェンジの交通量による渋滞などの懸念が寄せられていることは承知しております。地域の産業振興、活性化のための施設が、かえって地域にご迷惑をおかけすることがないよう、市としてもしっかりとした対応を行っていきたいと考えております。そのためには、地域の方々のご理解、ご協力が不可欠であり、今後とも役員の方をはじめとする地域の方々と連携を取りながら、事業の推進を図ってまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

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加藤義幸議員(自民清風会) 9月1日(金)

加藤義幸議員(自民清風会)

――空き家対策についてお尋ねします。
(1)関係5団体との協定締結後の空家等対策計画における取り組みはどのようなものを考えているかお示し下さい。
(2)空き家等対策検討特別委員会調査報告書に記載のとおり、空き家の利用促進には「空き家バンク」が有効と考えられますが、今後の進め方をお聞かせ下さい。

○市長 本市の空き家対策は、今議会すでに担当部長が答弁いたしております通り、存在する空き家への対策はもとより、今後、放置される空き家の発生を増加させない予防的対策が重要であると考えております。
 空き家を取得する理由は、相続によるものが全体の半数以上を占めることから、目的を持たずに不動産を引き継ぐのではなく、所有者自らが適正な管理や利活用の意識を持つことが必要となります。
 そのため、協定を締結した関係団体と協働し、セミナーの開催や相談体制を整備し、建物を所有している方やこれから所有する可能性のある方に対して、空き家を所有する上でのリスクや責務などの知識について周知・啓発を図ってまいりたいと考えております。
 また、管理不全の空き家に関する取り組みとして、老朽化が著しい木造の空き家の中で、倒壊や屋根など部材の飛散により、周辺の住環境や公共空間に危害を及ぼす可能性のある空き家を除却し、更地とする工事費用の一部を補助する制度を創設します。なんと本日からその募集をはじめます。

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 次に、「空き家バンク」の創設についてお答えします。
 空き家の多くは、昭和56年以前に建築された、旧耐震基準の建築物であり、また相続や境界における問題や、売買の取引を行った後に瑕疵が発見されるなど、その活用を促進する上で様々な問題があると認識しております。
 そのため、耐震診断や改修の促進、不動産取引を行うための相続問題の解消、既存住宅の劣化滋養強を点検する住宅診断の活用といった、消費者の視点に立った空き家バンク制度の創設に向け、協定を提携した宅地建物取引業境界などの関係団体と連携して、進めてまいります。
 これからも、市民が安全で安心し、快適に暮らせるまちづくりの実現に向け、空家等対策計画に基づく取り組みを着実に実施してまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

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2017年9月13日 (水)

平成29年9月議会 その1(市長提案説明)

岡崎市議会 平成29年9月定例会

 8月29日~9月29日の日程で、ただいま岡崎市議会の9月定例会が開催されています。初日に申し上げた所信の一端ならびに提案した議案の大要について、御報告申し上げます。


九州北部豪雨へのお見舞いと支援報告
 はじめに、7月に発生いたしました九州北部豪雨によって亡くなられた方々に対し哀悼の意を表します。被災された方々に対し心からお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈りいたします。
 本市からは、全地形対応車「レッドサラマンダー」が、愛知県の派遣部隊として、本市の緊急消防援助隊とともに出動いたしました。派遣部隊は3次にわたり合計24名の隊員を派遣し、複数の孤立集落へ向い、住民の安否確認や情報収集、隊員と物資の搬送など災害活動を行いました。
 平成25年3月に配備され、本市において積み重ねてきた走行訓練により、「レッドサラマンダー」の能力が存分に発揮され、被災地のみなさまのお役に立てたのではないかと思っております。今後とも緊急事態に備え、万全の体制をとってまいります。

総合雨水対策
 近年頻発する局地的な集中豪雨や、都市型水害に対応するため、本市におきましては昨年度、総合雨水対策計画を策定いたしました。大雨から“いのち”と“くらし”を守るためには、行政だけでなく、市民のみなさまや事業所が一体となって浸水対策に取り組む必要があります。
 今年度は、河川改修や雨水ポンプ場の建設だけでなく、自助・共助の活動をサポートするための新たな制度として、4月には、浸水地区の住宅や事業所に対して、被害を未然に防ぐための「止水板設置補助」を、7月には、市街化区域の新築住宅などに対して、河川や下水道への雨水の流出抑制を図る「雨水浸透ます支給制度」を開始いたしました。

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 今後も浸水被害の軽減や解消に向けて、安全安心なまちづくりを市民のみなさまとともに実現してまいりたいと考えております。また、9月3日には地域総合防災訓練の実施が予定されております。積極的にご参加いただき、市民のみなさまの防災意識の高揚並びに、災害対応力が向上することを期待しております。

自殺予防対策・いじめ防止対策
 次に、近年社会問題となっております、「自殺」と「いじめ」に対する本市の取り組みについてであります。
 本市は自殺予防対策の1つとして、専門の相談員による、こころの健康電話相談「こころホットライン」に取り組んでおります。今年度は、昨年度不在着信件数が多かった、午後5時15分から8時までの時間帯において、相談の受け皿を拡充するため、電話回線を2回線に増設いたしました。相談件数の実績が昨年同時期と比較して2倍以上になっていること、相談電話がつながらない旨の連絡を受けなくなったことから、回線を増設した効果があったものと認識しております。こころの悩みをひとりで抱え込まずに、相談することで“いのち”が明日につなげられることを願っております。
 いじめ防止対策といたしましては、今年度初めて、いじめの発生や深刻化の予防、不登校児童生徒の減少を目的とした「学級集団適応心理検査」に取り組みました。この検査結果からは、学級の雰囲気や成熟状態を把握するとともに、児童生徒一人ひとりの学級満足度などを把握することもできるため、学級崩壊の予防やよりよい学級作りにも役立てることが可能です。対象は、ネットいじめなど、いじめが深刻化しやすい中学生全学年とし、市内のすべての中学校、生徒数約11,000人といたしました。5月から6月に検査を実施し、夏休み期間中に教員に対し、検査結果を効果的に活用するための研修会を実施しております。
 2学期からの教育活動に活かし、不登校やいじめを防止し、あたたかい人間関係づくりにつなげてまいります。

シビックコア地区の整備
 次に、本市の南の玄関口であるJR岡崎駅東口周辺の市有地において、民間事業者による提案で進めておりますシビックコア地区交流拠点整備事業についてであります。
 自転車駐車場につきましては、2階建てで整備され、6月30日にオープンいたしました。定期利用の申し込みがすでに8割に達していると伺っております。

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(今年6月30日にオープンした自転車駐輪場)

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(今年10月完成予定のシビックコア地区交流拠点)

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(同上)

 10月には、コンベンションホール、ホテル、レストラン、カフェを備えた商業施設が完成し、来年1月より本格的な営業開始を予定しております。また、3月には、市の整備により、噴水付きでイベント利用も可能な公園を供用開始する予定であります。さらに、商業施設とJR岡崎駅を直結するペデストリアンデッキの整備も31年秋ごろ完成の予定で進めています。
 この地域の発展と、新たな賑わいづくりにご期待ください。

QURUWA地域でのソフト事業展開
 ここで、開催中を含め、今後開催されますソフト事業をご紹介いたします。
 最初に、乙川リバーフロント地区では、かわまちづくりの一環として、殿橋下流において「おとがワ!ンダーランド」を昨年に引き続き開催しています。民間事業者が本市を象徴する豊かな水辺空間で楽しむための仕掛けを施し、新たな賑わいを生み出すといった取り組みであります。

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(おとがワ!ンダーランド、新鮮野菜朝市)

 7月22日の「新鮮野菜朝市」や舟あそびの「朝ごはん舟」を皮切りに、来年1月まで様々なメニューが展開されます。毎月第4土曜日には飲食や雑貨などを販売するナイトマーケットや、乙川から星空を眺めて楽しむ星空観望会など、大人好みの企画も実施されますので、是非一度足を運んでいただき、「楽しいが詰まった乙川」を実感してください。

ハロウィンイベント
 次に、昨年大好評を博したハロウィンイベントでありますが、今年は10月21日(土)にシビックセンター、そして29日(日)にはりぶらで、それぞれ開催いたします。
 特にりぶらでのハロウィンは、市民相互の交流が活性化し、発展することを目的といたしまして、「りぶらサポータークラブ」により各種事業が実施されます。9月15日号の市政だよりにて詳細を発表し、仮装コンテストなどの参加者を募集いたしますので、ふるってご応募ください。
 また今年は2部制とし、昼間のキッズやファミリー向けの「デイタイム」に加え、新たな取り組みといたしまして、大学生などの若者を対象といたしました「ナイトタイム」を開催いたします。本格的な特殊メイク体験のほか、ダンスやDJのパフォーマンスなど、次世代を担う若者たちの交流を育むイベントを通じて、岡崎の魅力を発信してまいります。

泰平の祈り
 さらに、中部地方最大級の光の祭典であり、「いのり星」を放流し、幻想的な空間を作り出す「岡崎泰平の祈り」でありますが、今年は11月25日を予定しております。
 27年度より開催し今回で3回目となり、徐々に岡崎の魅力あるイベントとして定着してまいりました。昨年からは岡崎青年会議所が積極的な運営に携わっていただいており、行政にはない民間ならではの企画力、機動力をもって大いに盛り上げていただいているところです。このイベントは写真映えもすることから、今年も多くの方々にお越しいただき、その時の感動とともに、本市の魅力がSNSなどを通じて全国へ発信されることを期待しております。

岡崎泰平の祈り(2016年9月24日)

(2016年9月24日に開催された「岡崎泰平の祈り」)

決算認定議案
 それでは、本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。
 本定例会には、平成28年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算認定議案を、監査委員の意見を付けて提出しておりますので、まず、その概要をご説明させていただきます。

 一般会計の決算の概要であります。
 一般会計の決算規模は、歳入は約1,253億円、歳出は約1,205億円と、歳入・歳出ともに前年度を上回り、どちらも過去最高額となりました。
 純剰余金につきましては、約39億円と、前年度と比べ、約9億円の減少となっております。この純剰余金のうち、20億円は、今後の財政需要に備え財政調整基金へ積み立てております。
 歳入では、景気が緩やかな回復基調によりまして、市民税、固定資産税などの市税が前年度と比べ、約13億円の増収で、過去2番目の決算額となっております。また、家康公像への寄附やおかざき応援寄附金による寄附金、各種事業の着実な推進を図るための基金からの繰入金も増加となっております。
 歳出では、昨年の6月に供用開始いたしました新火葬場の施設購入費、10月にリニューアルオープンいたしました市民会館あおいホールの改修費、本市の玄関口であり今年度もペデストリアンデッキの整備や北東街区の有効活用を進めております名鉄東岡崎駅の周辺地区整備、市営住宅の建替え用地として取得した美合町字五本松の土地購入費、国の施策である年金生活者等支援臨時福祉給付金などが増加となっております。
 先に触れました事業のほか、市制施行100周年記念事業に取り組み、岡崎の魅力を再発見するとともに誇りや郷土愛の醸成に資することができたものと考えております。また、市民の貴重な財産であり、本市の象徴でもある乙川の水辺空間を活かした乙川リバーフロント地区の整備事業や、本市の医療を充実させるために取り組んでいる南部の病院誘致に必要な救急医療拠点施設整備支援基金への積み立てを27年度に引き続き実施しております。
 新たな取り組みといたしまして、小中学校の給食費を1か月無料といたしました。今年度も継続実施しており、進学や進級で保護者の経済的な負担が大きくなる4月に実施しております。
 そのほか、児童育成センターの増設、岡崎小学校 及び 常磐南小学校の校舎増築、東海中学校プールの建替えなど、子育てや教育の環境整備も行ってまいりました。

 次に特別会計であります。
 11会計の総計では、歳入は約651億円、歳出は約642億円で、純剰余金は約9億円で、前年度と比べ約2%の増加となっております。

 最後に企業会計であります。
 病院事業会計は、入院患者数は増加となりましたが、外来患者数は減少し、病床利用率は82.7%となりました。給与費や減価償却費の増加などにより、約3億6,000万円の純損失となりました。
 水道事業会計は、給水戸数、給水人口はともに増加し、普及率は98.9%でありました。電気使用料や退職給付費の減少などにより約17億円の純利益となりました。
 下水道事業会計は、接続戸数、接続人口はともに増加し、普及率は88.2%となりました。下水道使用料の増加や、特別損失の増加などにより、約3億8,000万円の純利益となりました。

 以上、災害対策、福祉、医療、教育などの基本施策を実施するとともに、本市独自の自然景観や歴史文化資産を活かした魅力あるまちづくりを推進することで、いつも申しておりますとおり、究極の目的である、岡崎の子ども達が、自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、「夢ある新しい岡崎」造りが着実に進んでいるものと考えております。

条例議案など
 条例議案は以下の7件を提案させていただいております。
・制定条例は、老朽化した額田支所、額田図書館、森の総合駅、ぬかた会館の機能を集約した複合施設を設置する「額田センター条例」の1件。
・廃止条例は、施設の設置目的を終えた農村婦人の家を廃止する「農村婦人の家条例」など2件。
・一部改正条例は、就学援助を入学前に実施するに当たり、添付書類を省略できるようにするため、番号利用事務の範囲を見直す「個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例」、新設する常磐児童育成センターの名称、位置を定める「児童育成センター条例」など4件。

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(現在樫山町に建設中の「仮称・額田センター」)

 その他議案といたしましては、母子生活支援施設を民営化することに伴い、安定的で良質な支援を速やかに実施できるようにするため、建物等の無償譲渡及び土地の無償貸付けを行う「財産の譲与」及び「財産の無償貸付け」議案、(仮称)乙川人道橋の橋脚等を設置する橋りょう下部工事 及びJR岡崎駅東口駅前広場周辺の利便性の向上を図るためペデストリアンデッキを整備する「工事請負契約」議案など5件を提案させていただいております。

補正予算議案
 続きまして、補正予算議案でありますが、一般会計は11億8,222万4千円の増額、特別会計は 7億3,869万6千円の増額補正をお願いしております。

 一般会計の主なものは以下のとおりであります。
・総務費では、環境省からの通知を受け、今後、外部改修工事等を予定しています建物に対して、アスベスト含有分析調査を行うための委託料の増額。
・地域防犯カメラの設置補助申請が当初の見込みを上回ったための設置事業費補助金の増額。
・民生費では、地域密着型特別養護老人ホームの建設費補助に対する応募が当初の見込みを下回ったことなどによる老人福祉施設整備事業費補助金の減額。
・衛生費では、救急医療拠点用地に係る土地購入費の計上。
・土木費では、まちバスを東岡崎駅に接続するルートへ変更することなどに伴うバス路線運行委託料の増額。
・愛知環状鉄道が、ICカード化の整備を行うことに対する設備整備費補助金の計上。
・東岡崎駅周辺地区整備推進業務において、第2期整備に向けた調査設計委託料の計上。
・北東街区有効活用事業の計画見直しによる道路整備工事の増額。
・岡崎駅南土地区画整理事業費補助業務において、岡崎駅南土地区画整理組合に対する県の補助が追加で交付されることに伴い、組合事業費補助金 及び 事業費負担金の増額。
 これらの補正財源といたしまして、国庫支出金、繰越金などにより収支の均衡を図っております。
・継続費につきましては、東岡崎駅周辺地区ペデストリアンデッキ整備事業 及び 乙川河川緑地人道橋整備事業について、総事業費を増額。事業の進捗状況により、年割額の変更をしております。
 債務負担行為の追加は以下のとおりであります。
・救急医療拠点用地購入に要する経費につきましては、平成29年度から31年度にかけて3分割で支払う契約を締結するための追加。
・家康公像台座制作に要する経費につきましては、平成30年度に設置する家康公像の台座の制作を29年度から行う必要があるための追加。
・(仮称)龍北総合運動場の整備運営に要する経費につきまして、本事業をPFI方式により実施するにあたり、29年度に契約を締結するための追加。

 特別会計につきましては以下のとおりであります。
・国民健康保険事業特別会計の事業勘定は、療養給付費等 及び 退職療養給付費等の精算に伴う返還金の計上。
・後期高齢者医療特別会計は、過年度分の精算に伴う広域連合への保険料等負担金の計上。
・介護保険特別会計は、決算剰余金を介護給付費準備基金へ積み立てるための補正。
・介護給付費の精算に伴う返還金の計上。

 以上が、今議会に提案をいたしました議案の大要であります。

家康公像の寄附
 そして、最後になりましたが、平成30年度に東岡崎駅前ペデストリアンデッキへの設置を予定しております家康公像の寄附についてであります。
 当初は「制作完了までの3年間で制作費約6千9百万円の半額が集まれば」という考えでありましたが、現時点で、像の制作費全額を集めることができました。この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げる次第であります。
 今後につきましても、多くの個人や企業の方々をはじめといたしますみなさまからの「家康公像へ関わりたい」という強い思いを感じていることから、像にふさわしく芸術性のある台座制作のために寄附を充てるため、引き続き寄附への啓発・呼びかけに取り組んでまいりたいと考えております。
 この家康公像は、平和な世の中を作り上げた郷土の英雄の志を市内外に発信し後世へ伝える、本市の新たなシンボルとして制作するものです。多くのみなさまから寄せられるご厚志により作り上げた「愛郷心の象徴」として、日本一の像になるよう事業を進めてまいりますので、ご理解ご協力をお願いいたします。

 以上、ご説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきまして、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終えさせていただきます。ありがとうございました。 (つづく

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2017年9月 8日 (金)

引っ越し大作戦完了す (その2)

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 古い家の引っ越しにおいて気を付ける必要があるのがホコリである。いわゆるハウスダスト、長年たまったホコリが粉塵となって空気中を漂い、長時間そうした環境で作業をしていると突然呼吸困難となったり、アレルギー反応が出てセキが止まらなくなったりすることがある。
 そして熱中症である。夏の引っ越しはお勧めしない。ことに家の取り壊し作業前には家をスッポリと袋で囲うように防音、防塵対策をとるため、中にいると酸欠状態になることがある。さらに取り壊し直近には電気も止まるため、エアコンも扇風機も無い最悪の作業環境となってしまうため注意が必要である。

 以前近所で雑談中、「将来、山の中の広い所に住みたい」ということを言ったことがある。その時に隣のオヤジさんから「一度康生に住んだ人間はヨソでは暮らせないよ」と言われたことがある。

東康生通り

 確かにこの辺りには生活に必要なものはほとんど歩いて買いに行ける範囲にそろっており、この便利さは捨て難い。おまけに地下は頑丈な岩盤であり、防災上の安全性も高い。かつての岡崎城の城郭の中に位置し、少し高台となっているため矢作川が溢水(いっすい)しても大丈夫である。
 そのためか、高齢化の時代を迎えた今、郊外から中心部のマンションに移り住んでみえる年配の御夫婦が増えているというのが近年の傾向である。市外に出た子供も帰って来ず、老人世帯には郊外の大きな家の管理の負担は大きく、不用心でもある。さらに、老人夫婦の緊急時対応には不安も多い。中心街のマンションなら近くに病院もあり、大病院までの時間も短い。おまけに1階がショッピングセンターになっているところもあり、高齢者には最適な生活環境と言える。

 そして何よりも私のように、この地に長く住んでいる者にとっては隣人の多くの皆さんと親戚同様のお付き合いがあり、こうした住み心地の良さというのも大きな財産であると言える。
 現に今回の引っ越しに際し、工事用車両の駐車場を提供して頂いた方や、わざわざ倉庫のスペースを空けて下さり荷物を置かせて頂いている方まであるのである。
 こうした多くの皆様の善意と御協力によって、この度の困難な引っ越し作業が完了した次第であり、すべての皆様に改めて感謝御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

追伸
 そしてもう一つ、今回の建て替えの件において、私は市内の建築業者の皆様にお詫びをしなくてはならない。
 日頃、「地元の業者の担う仕事を増やしたい」と言ってきた私がその約束を果たせず、大手ハウスメーカーに仕事を発注することになった点である。
 しかし、私のような立場の者が地元の入札業者に自宅建設の工事を依頼すれば、必ず何らかの癒着が疑われることになり、最近流行りの忖度(そんたく)の存在も様々に指摘され兼ねないことになる。そうした誤解や悪口を避けるべく、賢明なる諸先輩方の所作を見習い、今回第三者的・外部の事業者に依頼することとなった。その点、何とぞ御理解頂きお許し願いたいと思っている。

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引っ越し大作戦完了す (その1) (2017.09.04)

三猫と一犬との共同生活始まる (2017.09.30)

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2017年9月 4日 (月)

引っ越し大作戦完了す (その1)

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(自宅前にて。平成29年1月1日撮影)

 決して引っ越しというものをナメていた訳ではないが、今回引っ越しがいかに大変なことであるかということを骨身にしみて思い知らされたものである。
 そもそも家の建て替えなどしなければ、引っ越しなど必要ないのであるが、築66年、木造モルタル造りの我が家が10年程前からひどく傾くようになり、安全性に問題が出てきたのである。雨漏りもひどく、因果関係もはっきりしないまま漏電のため私の家から火事を起こすことが一番怖いことであった。
 10年前にもリフォームを考え、知り合いの建築業者や大工さんに相談したところ、異口同音に「これはもう手遅れだよ。建て直した方が良い。リフォームは金の無駄づかいになる」という答えであった。

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 それでも、「失敗したら建て直そう」と思い、自分で屋根や外壁のペンキ塗りをし始め、併せてリフォームに挑戦してみた。柱を補強し、壁、天井も張り替え、断熱材まで使ってていねいに作り直してみた。〝DO IT YOURSELF〟の本を見ながら取り組んだのであるが、思いの他きれいに仕上がり、自分としては気に入っていた。

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 ところがとうとう昨年の夏からTVが映らなくなり、年末には温水機が作動しなくなり、今年に入ってガス台も使えなくなってしまった。何より原因がはっきりしない点が一番の不安であった。

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 そして2月の突風時に、地震と間違えるほど家が揺れたことが決定打となった。石川達三の『風にそよぐ葦』なら風情もあるが、〝風に揺れる家〟ではシャレにならない。
 本市の防災対策の顧問になって頂いている名古屋大学の福和伸夫教授からも、「災害対策本部長の家が余震でつぶれていては困るので、家を建て直すように!」とお会いする度に言われているところでもあった。
 公職者が家を建てたり新車を買ったりすると、とかく悪口の種となるものであるが、友人から「町の景観を説いている本人の家が、町の景観を損なっている」とまで言われており、周囲の家が建て替えられ、近所で一番古い家となったことで今回思い切って建て替えに踏み切った次第である。

 当初は、2~3ヶ月前から準備をして、1~2週間ほどで引っ越しはできると思っていたが、私の見通しが甘かった。
 5月中旬に母の急死という思わぬ出来事に加え、6月議会、フフホト市(中国)訪問、市制70周年の石垣市訪問、東京陳情活動、数度の市民対話集会、都市対抗野球の始球式、夏まつり、花火大会等々、代わりのきかない仕事が連続し、引っ越しの準備が大幅に遅れてしまったのである。毎年5月の連休や年末にキチンと掃除をしていればこんなこともなかったのであろうが、忙しさにかまけて、この10年ほど大掃除をしたことがなかった。そのツケが回ってきたのである。
 なんと今回家から出たゴミ、不要物、廃棄物の総量が4トンになり、自分でもアキレてしまった。

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 不要品の総量がこれほど膨大になったのは、父の仕事上(新聞社)、古い資料や本、関連の品物が大した値打ちもないのに後生大事にしまわれてあったのと、私も、子供達の思い出の品に加え余分なものを多く溜め込みすぎていたせいである。
 どうしてこんなものがまだ家に置いてあったのかと思われるような古い電化製品や日用品があり、ことに困ったのが宗教関連の品である。母が知り合いから勧められて関わった神仏やお札、経文、仏像、写経などはゴミとして捨てる訳にもいかず、とりあえず箱詰めにして保管してあるが処分に困っている。(御年配の皆さん、この点御注意下さい。)

 荷物の整理と運搬のため、お盆休みをはさんだ8月の2週間、平均睡眠時間2~3時間、うち完全徹夜2日間を費やすこととなった。なんとか乗り切ったものの、心身ともにクタクタであった。災害などは無い方が良いのであるが、今回のことで災害発生時の本部長としての予行演習ができたと思っている。
 古い家の引っ越しには予想外の出来事がおこるものである。給湯器をはずしたところ水道管がひび割れて水漏れしたり、左側の柱の付属物をはずしたところ右側の柱が傾き出したり、古い建物の引っ越しは命懸けでもある。ところどころ床が腐りかけているような建物での連日の肉体労働はさすがにキツく、自らの筋肉の衰えを実感させられた。

 ランニングシャツと半ズボンの「裸の大将・山下清」スタイルで荷物を運んだり作業をしていると、私と気付かない人も多い。気付かれるとイチイチ説明しなくてはならず、私としては好都合であった。
 いずれにしても今回御手伝い頂いた友人、青年部の皆さんには心から感謝申し上げます。

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引っ越し大作戦完了す (その2) (2017.09.08)

三猫と一犬との共同生活始まる (2017.09.30)

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