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2017年6月24日 (土)

平成29年6月議会 その2(一般質問答弁)

岡崎市議会

 6月議会において私が答弁した4件の議題(一般質問)についての内容を御報告申し上げます。


杉浦久直議員(自民清風会) 6月5日(月)

杉浦久直議員(自民清風会)

――本市の土地利用について、今後企業誘致を進めていく上での課題をお聞かせ下さい。

○市長 本市は、にぎわいの創出による観光や商業の振興もさることながら、本来、製造業とこれを支える物流業が産業の基幹であります。日本の産業中枢圏、ものづくり王国と言われる愛知県の中核を形成する西三河地域において本市が引き続き存在感を示していくためには、企業誘致を進めものづくり産業の振興支援を一層推進していくことが必要であります。
 そのための基盤となる工業用地ですが、近隣との環境の調和が可能な広大な敷地、円滑な物流を担う幹線道路網など様々な要素を必要とするため、一事業者が自力で用地を確保することは非常に困難であります。
 また、平成27年2月に岡崎商工会議所から、長年市内で操業していた企業の流出対策や今後の地域の産業及び雇用を牽引する企業誘致のため、土地利用の見直しや規制緩和の取り組みについて要望を頂いたところであります。

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 こうした背景を踏まえまして、今年の4月から市街化調整区域においても、産業立地誘導地区と定められた区域では製造業・物流業の開発行為が可能となる条例が施行されました。しかしその地区の多くは現況農地であり、農地法の許可を受けることができなければ工場を建設することができないのが現状です。
 しかしながら、市街化調整区域農地であっても例外的に工場建設が許可される農地がありますので、今年度、産業立地誘導地区内にどの程度そうした農地が所在しているかを把握することで地区内でも比較的開発が手がけやすい箇所を抽出し、優先的に誘致を進めるための調査を行っているところであります。
 今後とも国・県との協議を重ね、農地保全のバランスにも配慮しながら、少しでも多くの土地が実際に工業用地として活用されるよう積極的に調整を進めてまいりたいと考えております。


荻野秀範議員(自民清風会) 6月8日(木)

荻野秀範議員(自民清風会)

――岡崎東インターチェンジを核とした、岡崎東部エリアの観光地化推進の具体的な取り組みをお聞かせ下さい。

○市長 本市は市域の6割が森林であり、中山間地の新たな活用は東部エリアのみならず岡崎市全体の活性化につながるものと考えております。ことに市内の水源は額田地区の森林が支えており、豊かな自然環境は環境保全機能、レクリエーション機能、農林業の産業資源など多様な役割を担っております。このことを観光客や市民にも実感していただけるよう、様々な事業を進めたいと考えております。

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 具体的に昨年度は、新東名高速道路・岡崎市東インターチェンジの開設を記念したハイウェイキャンペーンや、自然を活用したスポーツイベントを実施しております。
 また、ぬかた商工会を事務局とした「額田地区観光地化推進協議会」が発足しましたので、本市としましてもワークショップの開催や、旅行会社を招いたモニターツアーの実施など、観光客の受け入れに向けた民間主導の取り組みへの支援を行ってまいりました。
 今後も、これらをベースにホタル鑑賞、魚のつかみ取り、茶摘みなどの体験型プログラムと季節ごとの観光素材を組み合わせたバスツアーの企画や、清らかな湧き水を使った特産品のPRなど、公民連携による取り組みを推進したいと考えております。また今年度は、これまで中心市街地で開催されていた「岡崎城下家康公夏まつり」のエリアが拡大され、東部地区でも地域の特色を活かした内容で展開されると聞いております。
 会場の一つとなる「わんパーク」では、竹や木材などを使って自然と触れ合う遊び体験を中心に、子どもたちが楽しめる催しが予定されております。
 今後ともこうした地域資源を掘り起こすとともに、点を線でつなぎ、さらに来訪者の消費行動に結びつくよう、観光地化に向けた民間の動きを積極的に支援してまいりたいと考えております。またそうした政策は雇用の創出にもつながると思います。

 額田地区にて度々お話しておりますが、さらに私の夢としては、将来的には額田の自然を活かした山間リゾート地として整備したいという思いがあります。

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 わざわざ蓼科や軽井沢まで行かなくても、市街地から1時間程度で行くことができ、豊かな自然環境とすばらしい景観に囲まれ、家族やペットと一緒にのんびり滞在できる、そんな山間リゾート地ができればと思っております。
 高齢化社会の進展と価値ある余暇生活の望まれる時代において、こうした取り組みは有効な政策ではないかと考えます。またそうした政策は雇用の創出にもつながると思います。一家は円満になり、夫婦喧嘩も減り、うまくいけば子どもも増えるかもしれません。
 私からは以上です。


柴田敏光議員(民政クラブ) 6月8日(木)

柴田敏光議員(民政クラブ)

――2026年に開催されるアジア競技大会について。
(1)アジア競技大会の受け入れ体制として、事前整備のお考えはありますか?
(2)アジア競技大会を受け入れるにあたり、(仮称)龍北総合運動場の利用は考えておられるかお聞かせ下さい。

○市長 2026年のアジア競技大会の受け入れにあたっての事前整備についてお答えします。
 これまでご説明させていただいたとおり、現在のところ、本市で開催される競技種目は県の決定を待っている状況であります。しかしながら、施設の整備には一定の工事期間が必要となってまいりますので、大会まであと9年とはいえ、大会運営に支障のないよう早めの対応が必要であると考えております。
 したがいまして、今後も県の動向を注視するとともに、必要に応じて県と連絡を取りながら情報収集を行い、整備の遅れが生じないよう確実に対応していきたいと考えております。

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 (仮称)龍北総合運動場の利用についてでありますが、アジア競技大会の練習会場として利用可能な施設は、現時点で、本市での開催が予定されている競技種目で言えば、野球場とアーチェリー場になると考えております。
 野球場につきましては、今回の整備におきまして硬式野球に対応できる施設とする予定であります。
 アーチェリー場につきましては、シューティングラインの舗装、利用者の荷物置き場を含めた観覧スペースを整備する予定であります。
 平成32年(2020年)7月には、(仮称)龍北総合運動場の完成を予定しております。完成後はアジア競技大会の練習会場としても十分活用していただける施設となり、さらに本市のスポーツ振興にも大きく寄与するものと期待しております。


加藤学議員(民政クラブ) 6月9日(金)

加藤学議員(民政クラブ)

――乙川リバーフロント地区及びシビックコア地区における放置自転車とポイ捨ての防止によるきれいなまちづくりの推進に関してお伺いします。「路上喫煙」や「ポイ捨て」を規制するための新たなルールをお聞かせ下さい。

○市長 「路上喫煙」や「ポイ捨て」を規制する新たなルールを作る上での手法についてお答えいたします。
 こうした行為を規制するにあたって、その実効性を担保することは非常に重要なことであります。そのための手法として、区域を限定し「路上喫煙禁止区域」や「ポイ捨て防止重点区域」を指定する方法があります。先進地の事例からもその効果の高いことが既に明らかになっております。
 そのため、本市では先ほど部長が答弁しました実態調査の結果をもとに、規制する区域や行為、罰則等を盛り込んだ新たな条例の検討を始めております。この中には、たばこ以外のポイ捨てごみや、なかなか徹底されない「犬の糞の後始末」についても規定する予定であります。

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 なお、本条例の施行時期については、現在進行している東岡崎駅周辺地区整備、具体的には、北東街区の複合施設の完成やペデストリアンデッキ・明大寺交通広場の供用開始に合わせるのが最も適切ではないかと考えているところであります。
 また、これらの整備に合わせ、受動喫煙防止の観点からもたばこを吸う人、吸わない人の双方に配慮し、適切な場所に喫煙所を設ける予定もしております。
 どこに行っても、来訪者の第一印象は玄関で決まります。快適で魅力的な駅前空間を創出し、岡崎を訪れた方々をごみ一つ落ちていない駅前と美しい乙川の景観、そして力強い若き日の家康公像でお迎えすることで、岡崎ファン・岡崎リピーターの獲得につなげてまいりたいと考えております。
 もちろん快適な空間は市民の皆様にも十分楽しんでいただけるものと考えております。
 私からは以上であります。


平成29年6月議会 その1(市長提案説明) (2017.06.04)

平成29年6月議会 その3(一般質問答弁) (2017.06.27)

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