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2017年6月16日 (金)

新ゾウ舎の完成

岡崎市東公園動物園

 岡崎市東公園にある動物園のスターである雌のアジアゾウ「ふじ子」(49歳)の新しいゾウ舎の建て替え工事が2年前から行われてきたが、この4月29日(土)にオープンした。
 新ゾウ舎の主な整備内容は次のとおりである。
・「ゾウ舎」――鉄筋コンクリート製。主寝室・副寝室がある。190平方メートル。
・「多目的舎」――ゾウの食事を作る調理室と飼料倉庫を兼ねている。
・「ビューイングシェルター」――ふじ子を間近で観察できる。70平方メートル。
・「屋外施設」――パドック、水飲み場、砂場などを整備し、プールを拡張。
 砂場では横になって砂浴びもできるため、ゾウの体調管理やストレス解消にもつながるものである。なお旧ゾウ舎から引き継いだ「ベルトコンベアー」によるエサやりシステムは、本動物園の無料運営の一助となっている。

 体高約3メートル、体重4トンのふじ子の力は想像以上であり、これまでも寝室の扉が壊されることが度々あったそうである。この度の新ゾウ舎の整備は老朽化した施設の改善と共に、高齢化したゾウへの対策、飼育係並びに来園者の安全性の確保もはかられている。
 今回の改造工事においては大きな音の出る重機の使用もあったため、繊細なゾウの気質を考慮し、時に工事を中断しながら1ヶ月半の工期延長をして完成に至ったものである。
 4月29日のオープン記念イベントにおいては、式典の後ふじ子にお祝いの紅白餅やケーキが与えられた。続いて4月10日生まれのふじ子に誕生祝いのメッセージを書かれた来園者のうち、先着100名の皆さんに対して記念缶バッジがプレゼントされ、正式に運用開始後は見られないバックヤードも公開された。

Higashipark201704292_2

東公園のふじ子

 ふじ子はインド洋のスリランカ(旧セイロン)で生まれ、現在人間の50~60歳にあたり、昭和57年(1982年)に広島県福山市の赤坂遊園から本市に寄贈されたものである。
 現在日本で唯一の無料でゾウが見られる動物園となった本市の東公園であるが、将来の利活用も含めた改造ができたものと思っている。いずれにしても本市の無料動物園としての運営を堅持しながら、できる限り動物を増やしていきたいと考えている。国内で比較的容易に入手できるツキノワグマ、イノシシ、タヌキ、キツネ、カピバラ、ワニ、海獣(アザラシ、ペンギン)等、スペースと獣舎の設置の可否なども考慮しながら実現したいものである。

 またオープン2日前の4月27日には、国際ソロプチミスト岡崎(星野淳子会長)の皆さん達から昨年の認証30周年記念事業の一環として、ゾウ舎の西側に来訪者用の東屋(あずまや)を寄贈していただいた。

国際ソロプチミスト岡崎の皆さん

岡崎市東公園のジミーくん

 10年前の20周年の折にも、東公園の名物となっている〝チンパンジーのジミーの座っているベンチ〟をプレゼントされており、大変感謝している。
 今回は屋根付きで大人が12人座れる東屋であり、ふじ子を家族でゆっくり見られる新たな憩いの場として市民に喜んで頂ける施設となる。遅ればせながら、心から感謝申し上げるものである。

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