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2017年4月 1日 (土)

連合愛知三河中地協・岡崎市長懇談会(2017年3月)

連合愛知三河中地域協議会

 昨年9月、「連合愛知三河中地域(なかちいき)協議会」の役員、議員の方々から7項目の分野にわたる要望書を頂きました。
 3月30日(木)朝、その回答と懇談の機会を持ちましたので御報告します。おいで頂いた皆様と中身のある意見交換を行えたことに感謝申し上げます。

―挨拶―
 おはようございます。市長の内田康宏です。本日は朝から御苦労様です。
 連合愛知三河中地域協議会の皆様には、日頃から市政に対しひとかたならぬご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。本日は、昨年9月に皆様から頂戴いたしました要望事項に回答させていただきますが、これに先立ちまして、ひとことご挨拶を申し上げます。

 平成28年度は市制施行100周年という節目の年にあたり、先人の築き上げた歩みを振り返るとともに、「新世紀岡崎 飛躍祭」と銘打って、市民の皆様とともに様々な事業を実践し、一年を通して本市の魅力を再発見してまいりました。そして、新世紀となる来年度以降の「新しい岡崎づくり」を、多くの市民や事業者の皆様とともに力を合わせて推進する、そんな公民連携の仕組みづくりにつながったと思っております。
 私事ではありますが、昨年秋の市長選挙では三河中地協様のご推薦をいただき、おかげさまで多くの市民の皆様からのご支援を受け再び市政運営を担うことになりました。
 一期目で提案し、説明を行い、準備をしてきた施策が、国や県、また民間の皆様の協力を得て、これから一つ一つ目に見える形で実現していくことになってまいります。引き続き、次の時代につながる事業の推進に積極的に取り組んでまいりますのでよろしくお願いします。

連合愛知三河中地域協議会

(2016年11月17日、連合愛知三河中地協第27回総会)

 さて、日本経済は数々の経済対策の推進によりまして、雇用や所得環境が改善し、民間の需要を中心とした景気回復が見込まれております。国は働き方改革などの一億総活躍社会の実現に向けた主要な取り組みを行うとともに、経済再生と財政健全化の両立を目指しているところであります。
 この地域におきましては、機械・自動車関連事業を中心に経済は堅調に進んでおります。これも皆様がしっかりガンバっておられるおかげと思っております。先日、ある販売会社の新任支店長さんがご挨拶にみえましたが、「現在地方の多くは人口減少も含め、財政運営にも四苦八苦している所が多いのに、岡崎のように元気な地方があることに驚いています」といううれしい言葉を頂いております。

岡崎モータースポーツフェスティバル

 本市におきましては、平成29年度はこれからの100年の礎を築くための初年度となることから、未来を見据え持続可能なまちを創っていくことが重要と考えています。そして、これらを踏まえて編成してまいりました当初予算案は、お手元にありますように「未来を見据えたまちづくりを進める予算」と位置づけたところであります。
 これらの総合的な施策を通しまして、誰もが訪れたい、住んでみたいと思うまちづくりに誠心誠意取り組み、そしていつも申しておりますとおり、岡崎に生まれた子ども達が自らのふるさと岡崎に対し、より大きな愛情と誇りを持てる「夢ある新しい岡崎」を築いてまいりたいと思います。またここ数年でお約束してきた多くの事業が実現してまいりますので、ぜひそちらもご期待下さい。
 今後の市政の推進については、引き続き皆様と力を合わせて全力で取り組んでまいりますので、さらなるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

―要望回答―
 それでは、先般ご要望をいただきました各項目につきまして、主なものを説明させていただきます。

1.「産業・雇用・労働政策」
 本市の強みであり、経済基盤を支える「ものづくり産業」の発展と、さらなる雇用の創出には引き続き取り組んでまいりますが、観光産業をものづくりと並ぶもう一つの経済の柱とすることも重要な課題であり、実施計画における重点施策の一つとしているところであります。
 本年度は「観光産業都市・岡崎」として、観光基本計画アクションプランを策定いたしましたが、来年度は本市の誇るべきブランドである「徳川家康公」を柱にして、マーケティングの実施や家康公観光プロモーションの計画策定、岡崎公園の活用方法について検討を行う予定であります。特に家康公のブランドを生かした観光プロモーションの展開では、公民連携の戦略会議を立ち上げて地域が一丸となって「稼ぐ力」の向上に取り組んでまいります。

2.「男女平等政策」
 「女性活躍のための支援」としては、働きたい女性に対する就労支援や、育休中及び育休復帰後の不安解消が重要であります。また、女性の労働力の需要が高まり、働きながら安心して子育てや介護のできる環境を整備する必要があります。
 まず、子育て環境の整備でありますが、本市南部の岡崎地域における保育需要の増加に対応するため、南部市民センター分館の敷地内に、新たに3歳未満児専用の保育園を整備し、平成30年度の開園を目指してまいります。
 また、老朽化により建替えを行っております山中保育園及び、増改築を行っている私立(わたくしりつ)美合保育園は、年内の完成を予定しているところであります。
 そして4月からは、梅園、広幡、矢作、3園の公立幼稚園を幼保連携型の認定こども園へ移行し、幼児教育と保育と一体的に行うこととなります。これにより、幼稚園と保育園の持つそれぞれの良いサービスを提供できるほか、保護者の就労状況にかかわらず施設を利用していただくことができるようになります。
 放課後の留守家庭児童の居場所づくりについてでありますが、来年度は児童育成センターを常磐学区に新設するほか、細川、六ツ美北部、北野の3学区で増設し、児童の健全育成に努めてまいります。

3.「福祉・社会保障政策」
 こどもの貧困に対する経済的支援として、民間の児童クラブを利用する方への補助を拡充してまいります。
 具体的には経済的に不安定な状況に置かれている世帯への支援として、生活保護を受けている世帯においては月額の利用料の全額を、児童扶養手当を受けている世帯はその半額を補助いたします。
 また、私立幼稚園を利用する家庭に対する就園奨励費につきましても拡充をはかり、低所得世帯やひとり親世帯の経済的負担を軽減いたします。

岡崎市こども発達センター すくも

 この4月より福祉の村において、発達に心配のある子どもを総合的にサポートする複合施設として、「こども発達センター すくも」がオープンいたします。就学後に集団生活になじめない子どもが増えているとのことですが、こういったお子さんは乳幼児からの早期発見、早期支援が大変重要であるということであります。今後は、子ども一人ひとりの特性に合わせて、医師、保育士、保健師などの専門スタッフが連携し、子どもの自立や成長のサポートをする体制が整うこととなります。

4.「教育政策」
 すべての子どもたちが家庭の経済事情にかかわらず未来に希望を持ち、学校生活を送ることができるよう就学援助制度を変更いたします。
 これまで入学後に給付しておりました学用品などの購入費を、平成30年度新入学の児童生徒分から入学前に受給できるようにいたします。また、本年度から始めました4月分の給食費無料化を引き続き実施し、進級、進学時の各家庭における経済的な負担の軽減を図ってまいります。

5.「まちづくり政策」
 災害に強いまちづくりとしましては、東日本大震災の教訓や南海トラフ地震の新たな被害想定を踏まえ、本年度から「地震対策アクションプラン」の策定に取り組んでいるところであります。地震対策は、市民や事業者などの様々な主体が協働して対処していくことが重要であるため、多くの方からの意見をお聞きし平成29年度末の策定を予定しております。

岡崎市総合雨水対策計画

 また近年、頻発する局所的な集中豪雨などの水害対策のため、「総合雨水対策計画」を策定したところでありますが、来年度は具体的な施策を盛り込んだアクションプランを定めてまいります。並行して、住居などへの浸水防止のため止水板の設置費用に対しまして、新たに補助制度を開始いたします。
 住居の耐震化対策といたしましては、来年度は「木造住宅 耐震改修費」の補助を拡充いたします。これまでは補助額の上限は1戸あたり90万円でありましたが、上限を120万円に増額し、木造住宅の耐震化を促進してまいります。

 以上、私から予算の重点施策を中心に説明いたしました。
 このほか、本市の未来につながる中長期的な視点での事業推進など、着実な市政の発展と、健全な行財政運営の、両面に目配りした予算編成であると自負しているところでありますのでよろしくご理解いただきますことをお願い申し上げます。

連合愛知三河中地域協議会


連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2014年) (2014.10.22)

連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2016年) (2016.10.06)

連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2017年10月) (2017.10.11)

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