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2017年2月

2017年2月24日 (金)

平成29年度当初予算案を発表しました

東海愛知新聞

 2月16日(木)に発表した平成29年度の当初予算について、主な事業の概要を御説明申し上げます。一般会計の当初予算におきましては、市税収入、予算規模、ともに過去最高額となりました。

会計名 予算額 前年対比
一般会計 1,233 億円 0.1%増
特別会計 684 億 1,503 万円 2.3%増
企業会計 556 億 6,081 万円 2.8%増
合 計 2,473 億 7,584 万円 1.3%増

 平成28年度は、市制施行100周年という節目の年にあたり、先人の築き上げた歩みを振り返るとともに、「新世紀岡崎 飛躍祭」と銘打ち歴史的な1年を市民の皆様とお祝いしてまいりました。
 平成29年度は本市のこれからの100年の礎(いしずえ)を築くための初年度となりますことから、未来を見据え、持続可能なまちを創っていくことが重要と考えています。また、私自身といたしましても、昨年秋の市長選挙で多くの市民の皆様から御支持を頂き、再び市政運営を担うこととなり、これが2期目の最初の予算となります。2期目は1期4年間に蒔いた事業の「種」が地上に芽を出し、花を咲かせ、その成果を市民の皆さんに直(じか)に感じて頂けるものと思っております。
 このまちに生まれ育った子ども達が、ふるさと岡崎に対して、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる「夢ある新しい岡崎」のまちづくりのため、全力で邁進する所存であります。
 これらのことを踏まえて編成してまいりました当初予算案は、「未来を見据えたまちづくりを進める予算」と位置づけたところであります。

総合雨水対策事業
 近年、頻発する局所的な集中豪雨だけでなく、30年確率降雨に対しても床上浸水被害を解消するため、また、平成20年8月末豪雨相当の降雨からも人的被害をゼロにするため、平成28年度に「総合雨水対策計画」を策定しました。
 平成29年度は、具体的な施策となるアクションプランの策定を進めてまいります。

平成29年度 岡崎市当初予算案

こども発達センター業務
 PFI事業で進めておりました、発達に心配のある子どもの相談、医療、支援を総合的にサポートする複合施設「こども発達センター すくも」が4月1日、福祉の村内にオープンいたします。
 子ども一人ひとりの特性に合わせて医師、保育士、保健師などの専門スタッフが連携し、子どもの自立や成長のサポートを行い、本市並びに幸田町における発達支援の拠点としての機能を果たしてまいります。

平成29年度 岡崎市当初予算案

(仮称)岡崎モーターフェスティバル開催業務
 「(仮称)岡崎モーターフェスティバル開催業務」は、市制施行100周年記念事業として昨年12月に開催された岡崎モーターフェスティバルが盛況であったことを受け、モータースポーツイベントを集客の柱に据えつつ、自動車産業を基盤とするこの地域の産業振興と交通安全啓発を目的とした催しを開催するものです。

平成29年度 岡崎市当初予算案

観光企画業務
 「観光産業都市・岡崎」として、本年度観光基本計画アクションプランを策定し、平成29年度は最も代表的な歴史文化遺産である徳川家康公ブランドを柱に、重要な観光拠点である岡崎公園を活用した施策を推進していくため、マーケティングの実施や、家康公観光プロモーションの計画策定、岡崎公園の活用方法についての検討を行ってまいります。
 特に徳川家康公のブランドを生かした観光プロモーションの展開では、公民連携の戦略会議を立ち上げて、民間主導の観光推進体制の確立を目指し、観光産業をものづくりと並ぶもう一つの経済の柱とする観光産業都市の実現に向けて、地域が一丸となって「稼ぐ力」の向上を図る取り組みを進めてまいります。

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観光イベント推進業務
 また、本市ならではの魅力的な観光資源を活用した四季折々のイベントを実施し、観光客の誘致拡大を図ってまいります。平成29年度は、家康行列におきまして、NHK大河ドラマ『真田丸』で本多平八郎忠勝役を演じました、俳優の藤岡弘、さんを本多忠勝役で招聘し、さらなる魅力アップを図ってまいりますので御期待下さい。

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東岡崎駅周辺地区整備推進業務
 岡崎市の玄関口であり、また、まちづくりにおいて重要な地区となります東岡崎駅周辺地区につきまして、「誰もが使いやすい にぎわいの交流拠点」をコンセプトに再整備を進めているところであります。駅前広場、ペデストリアンデッキなどの整備を乙川リバーフロント地区整備と合わせ進捗を図ってまいります。
 また、北東街区の活用におきましては、人と乙川を結び、景観と調和のとれた、にぎわい、憩いの空間を創出することも目的として事業募集を行い、提案のあった事業者から近々、優先交渉権者を決定し、平成30年度末完成を目標に事業計画の支援を進めてまいります。

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シビックコア地区整備業務
 岡崎市の南の玄関口であるJR岡崎駅周辺の基盤整備と合わせ、シビックコア地区におきましては新たな交流拠点として整備が進み、民間事業者の提案による市有地を有効活用したコンベンションホール、ホテルなどが入る商業施設や駐輪場がオープンする予定です。それと合わせまして駅と商業施設をつなぐペデストリアンデッキや公園等を一体的に整備することで、地域の活性化と魅力あるまちづくりを進めてまいります。なおこの事業は当初予定より早まり、本年の10月にはオープンできる見込みとなっております。

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乙川リバーフロント地区整備等推進業務
 乙川リバーフロント地区整備につきましては、本年度に引き続きハード・ソフト両面の事業を展開してまいります。
 ハード事業として、平成31年度完成予定の(仮称)乙川人道橋の整備工事の進捗を図るとともに、明代橋上流の遊歩道の整備など、さらに、殿橋と(仮称)乙川人道橋の右岸側では電線共同溝の整備を含め、景観に配慮した歩きやすいプロムナードの整備を進めてまいります。
 また、ソフト事業として、施設整備に合わせ公共空間を利活用した公民連携のまちづくりを行ってまいります。本年度の実績を踏まえながら、社会実験の実施や活用促進を行い、観光産業都市の基盤となるよう市民の皆様と共に新しいまちづくりを進めてまいります。

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要・準要保護児童・生徒就学援助業務
 児童・生徒の保護者の負担を軽減し、義務教育の円滑な実施を図るため、新入学学用品費を支給するものです。平成30年度入学予定者からは入学前に受給できるように変更してまいります。給食費の1ヶ月無償化とともに、進級、通学時期の各家庭における経済的負担を少しでも解消できるよう取り組んでまいります。

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児童育成センター、保育園整備、(仮称)額田センター
 「市民に関わる予算」として、平成29年度中に完成する施設や新規・拡充する施策をまとめています。様々な分野で各種事業の充実を図っております。
 「児童育成センター」につきましては、児童の健全育成を図るために整備を進めており、平成29年度は常磐、六ツ美北部、細川、北野の4学区に設置してまいります。
 また、保育園の整備といたしまして、私立保育園につきましては「美合保育園」の増改築に対する建設補助を、公立保育園につきましては「山中保育園」の建て替え及びJR岡崎駅を中心とした南部地域の保育需要の増加に即応するため、3歳未満児専用の「(仮称)南部乳児保育園」を新たに建設してまいります。
 「(仮称)額田センター」は現在建設工事を進めているところであり、平成30年2月の開館を予定しております。この施設は額田支所を中心に、市立額田図書館や森の総合駅といった周辺施設の機能を集約するもので、公共施設等総合管理計画に沿った取り組みの一つであります。
 これらの施設につきましては、それぞれ平成29年度内に完成し、市民の皆様に御活用いただけるよう、所要の経費を計上しております。

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新規・拡充する施策
 最後に新規・拡充する11の施策について御説明申し上げます。
(1) 男女共同参画社会の推進といたしまして、「女性活躍のための支援」につきましては、働きたい女性への就労支援や、育休中及び育休復帰後における不安解消のための支援を行ってまいります。また、事業所への啓発・支援として、働き方改革に関するセミナーや専門家の派遣を行い、ワーク・ライフ・バランスの推進を行います。
(2) 「止水板設置の補助」につきましては、都市整備における防災対策のうち、床上浸水被害を軽減する施策といたしまして設置費用の一部を補助してまいります。
(3) 保健衛生の充実といたしまして、「歯周疾患検診の拡充」を行います。50歳及び60歳の歯周疾患検診にオプション項目として口腔がん検診を追加します。発見の遅れによる生活の質の低下などの問題に対し、早期発見・早期治療を可能にいたします。
(4) 「地域保健活動の推進」につきましては、保健師に地区担当制を導入し、家庭訪問や健康づくり活動を通じて地域特性に応じた活動を、モデル地区において推進してまいります。
(5) また、「自殺予防対策」につきましては、こころの悩みを抱える方の相談の増加に対応するため、こころの健康電話相談である「こころホットライン」の回線を増設いたします。
(6) 児童福祉の充実といたしまして、「民間児童クラブ利用者育成料の補助」につきましては低所得者世帯に対する補助を拡充し、公民格差の是正を進めることで、児童の健全育成を推進してまいります。
(7) 「浄化槽転換設置整備費の補助」につきましては、良好な生活環境の確保といたしまして制度の見直しを行い、生活排水による公共用水域の汚濁防止や公衆衛生の向上を図るための支援を行ってまいります。
(8) 住宅・住環境の整備といたしまして、「木造住宅耐震改修費の補助」につきまして、平成29年度は国庫補助も活用し、上限120万円に補助額を拡充し、旧耐震基準の住宅・建築物の耐震化が進むように支援を行ってまいります。
(9) 一方、罹災または老朽化した危険な空き家に対しましては、「危険空き家除却事業費の補助」を新設し、居住環境の整備改善のための支援を行ってまいります。
(10) 「私立幼稚園就園奨励費」につきましては、国の幼稚園就園奨励費補助金の増額に伴い、私立幼稚園に通う園児の保護者のうち、低所得者やひとり親世帯等に対して負担軽減を行ってまいります。
(11) 「看護師研修の実施」につきましては、現在医療現場で働いていない、潜在看護師の把握と復職のために、講義及び技術訓練を行ってまいります。これにより、再就職希望者の職場復帰を容易にし、岡崎市内の医療現場の看護師確保の一助になることを期待しています。

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2017年2月23日 (木)

『リバ!』2017年3月号

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内田康宏事務所からのお知らせです。
リバーシブル2017年3月号が発行されました。
徒然市長日記は「人生は戦いなり」です。

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2017年2月15日 (水)

第4回 全国まちゼミサミット

第29回岡崎まちゼミ

 2月2日(木)、市民会館にて「第4回 全国まちゼミサミット」が行われた。岡崎での開催は2年振りのこととなる。2月2日~3日の二日間で全国から約600人が参加する一大イベントである。
 〝まちゼミ〟とは「得する街のゼミナール」の略称で、地域のお店の方が講師となり、それぞれの業種のプロとして専門知識に基づいた知恵、情報、商売のコツ、また趣味の楽しみ方などを無料で受講者(お客様)に伝える少人数制のゼミのことである。
 それぞれのお店で開催する講座を通じて、店主やスタッフとお客様とのコミュニケーションによって信頼関係を築くことを目的とした事業である。単なる営利目的の活動ではなく、「お客様」「お店」「地域」の〝三方よし〟の人と人の対面によるコミュニケーション事業なのだ。美容、健康、飲食、物販、サービス、金融等、多種のお店の参加により1時間から1時間半で行い、原則、受講料は無料(材料費が必要なケースもあり)とし、事前予約の上〝まちゼミ〟は実施される。お客様にとっては「学びの場」となり、人生が豊かになれる知識や技術が身につき、各お店にとってはお客様との出会いや商業者同士の繋がり、経営革新も企てられる取り組みとなっている。
 第29回目となる「岡崎まちゼミ」の開催期間は、2月3日(金)~3月15日(水)である。20店舗以上の参加店により、全部で122の講座が開かれる。チラシ等の配布を行い、受講者の予約募集を行って開催するシステムである。

 このまちゼミは、2003年(平成15年)1月にこの岡崎の地から始まった。当時は大型店や百貨店が全国の地方都市に過剰進出し、その過当競争による結果、次々と撤退するという傾向があった。岡崎市も同様に、大規模店舗の出店で弱体化した商店街が人通りの減少によりさらなる苦境に陥るという状況にあった。
 そのような中、「街にかつての賑わいを取り戻そう」という気運が高まり、商工会議所と地元商店主たちの「なんとかしたい」という強い思いの中から〝まちゼミ〟は生まれることとなったのである。
 試行錯誤を重ね、事業を継続する中、着々とノウハウを蓄積し、現在の市民から楽しみにされる街の名物に育ってきた。その後、〝まちゼミ〟は全国に広がり、現在約273地域で開催されており、今も拡大中である。
 商店街の活性化事業として始まったこの〝まちゼミ〟であるが、今や学校や図書館、地元団体、一般市民や子供会など地域全体を巻き込んだ一大ムーブメントを引き起こしている。(2016年には「第6回 地域再生大賞」の準大賞を受賞している。)

―挨拶―
 皆様こんにちは。御紹介頂きました岡崎市長の内田康宏であります。
 第4回全国まちゼミサミットが、ここ岡崎の地で、再びこのように盛大に開催されますことを心よりお慶び申し上げます。また、北は北海道、南は沖縄県を始め、全国各地より御参加頂きました皆様を心から歓迎申し上げます。そして、本日のサミットを主催されました、皆様にも厚く御礼申し上げます。

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 平成14年、岡崎で誕生したこの「まちゼミ」は、今や全国47都道府県、300地域に迫る勢いで広がっており、中心市街地や商店街の活性化につながる手法として高く評価されていることの現れだと感じております。自らの利益のみ求めるのではなく、お客様、そして地域社会にも貢献する大岡裁きのような「三方よし」の精神は、今後ますます重要になってくるものと確信しております。
 岡崎市としましても、このような民間主導の活動を側面支援するとともに、岡崎商工会議所と共同で岡崎ビジネスサポートセンター OKa-Bizを運営し、売上げ向上に悩む事業者の支援を積極的に行っているところであります。

 さて、この岡崎市は愛知県の中央部に位置し、この地域の教育、文化、産業の中心都市として発展を続け、昨年7月1日に市制施行100周年を迎えました。ちなみにこの市民会館も100周年事業の一環としてリニューアルされたものであります。徳川家康公生誕の地である岡崎が、次の100年に向け、今後さらに安定した経済基盤を築くことができるよう、本市の経済の柱であります自動車産業を中核とした「ものづくり」に加え、独自の自然と歴史文化遺産を活かした「観光産業」の育成を図っているところであります。
 このような時期に、皆様方をお迎えできましたことは誠に喜ばしい限りであり、これを機に岡崎市の魅力を存分に感じて頂き、これから何度でも岡崎にお越し頂けるようになることを願っております。
 今後、2~3年のうちに私の公約が次々と実現します。岡崎市はさらに進化致しますのでぜひ御期待下さい。
 最後になりますが、本日のサミットを通じて商店街活性化へのヒントを一つでも多くつかんで頂くことを御期待申し上げますとともに、お集まりの皆様のさらなるご活躍とご健勝を祈念申し上げ、私からの挨拶といたします。本日は誠におめでとうございます。

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