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2016年10月 6日 (木)

連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2016年)

連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会

 10月の市長・市議選を2週間後に控えた9月26日(月)、連合愛知三河中地域(なかちいき)協議会の役員の皆様および議員の方々との「政策要望書提出懇談会」を行った。代表の皆様方とはふだんから国、県、市の行政課題について、議会はじめ意見交換会や要望活動においても御協力を頂いているところであるが、今回は来年度の岡崎市の予算編成に向けての要望と対策に対する懇談を行う有意義な機会であったと思っている。
 以下は当日の挨拶と、要望に対する私の答弁です。

―挨拶―
 おはようございます。市長の内田康宏です。
 連合愛知三河中地域協議会の皆様には、日頃から岡崎市政に対しまして御理解と御協力を賜り、誠にありがとうございます。
 また常日頃、皆様が雇用の確保や労働環境の改善に御尽力されておられるほかにも、市民生活や地域社会の向上に貢献しておられますことに、深く敬意を表するとともに感謝を申し上げる次第であります。
 ご承知のとおり、今年度は「新世紀 岡崎飛躍祭」と銘打って、市制施行100周年を祈念した様々な事業を行っております。去る7月1日には多くの皆様のご協力により記念式典を盛大に開催することができました。式典後には、他市の市長さんから「岡崎は地元の子供達や岡崎出身の人材だけでこれだけの催しができてうらやましい」と言われ、大変誇らしく、そして本市の潜在力の高さを改めて実感した次第であります。
 翌2日、3日の「おかざき100年祭」におきましても、多くの方々にご来場いただきましたが、ことにディズニーのパレードは子供達の記憶に残る楽しいひと時でありました。一般に私達は東京ディズニーランドやUSJに子供を連れて行くのは親の義務のように思っていますが、中には家庭の事情や親の仕事の関係でなかなか連れて行ってもらえない子供さんもいる訳であり、そうした子供達のためには貴重な機会となったのではないかと思っております。
 また、8月6日には岡崎城下家康公夏まつりを締めくくる花火大会が開催されました。そのフィナーレでは、岡崎の四季をテーマにした壮大な花火劇場「ドラマチック・ハナビ」が繰り広げられました。家路をたどる際に「今年の花火大会は素晴らしかった」「最高だった!」と何人もの方から声を掛けられ大変うれしく思ったものであります。
 そのほか、この夏には「おとがワ!ンダーランド」という名称のもと、殿橋のたもとでのオープンカフェ、そして水辺でのキャンプやバーベキュー、さらには河川敷でのビアガーデンなど、市民の皆さんのアイデアによる様々なイベントが実施されるなど、民間主体の事業が続々と動き出しております。

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 つい先週の土曜日には、乙川にLEDボール3万個を流す光の祭典「泰平の祈り」が開催されました。今回は岡崎青年会議所や市内7大学の学生さん、岡崎活性化本部など民間の皆さんを主体として幻想的で、かつ楽しい一夜を演出していただきました。また、様々な飲食関係の皆さんの御協力によるナイトマーケットでは、御来場の皆さんがいのり星を見ながら秋の夜長を満喫されたのではないかと思います。

 このように、私の公約の柱である乙川河川空間の整備や利活用、そしてこれにつながる中心市街地の活性化についてはこの4年間で特に進捗を図ってまいったところであります。
 このほか、大学病院の誘致を始め、その他の主要事業についても期待以上の成果を得られたと思っております。これまでも述べさせていただいておりますが、「天の時、地の利、人の和」という三つの要素の後押しによるものと感謝しているところであります。
 これからも選挙を迎えようとしている者が来年のお約束をするというのはまさに鬼に笑われそうですが、引き続きこのまちに生まれ育った子供達がふるさと岡崎に対してこれまで以上に大きな愛情と誇りを持てる「夢ある新しい岡崎」を築き、誰もが訪れたい、住んでみたいと思うまちづくりを目指してまいりますので、一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、私からの挨拶とさせて頂きます。

連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会

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―要望に対するコメント―
 本日は来年度に向け、7項目の分野にわたりご要望を頂戴いたしましたので、私の方から本年度の取り組みについていくつか報告させていただきます。

1.「産業・雇用・労働政策」
 地域雇用のさらなる創出と「ものづくりの三河」を支える人材育成についての要望をいただきました。地域経済の力強い成長や地域の活性化は、賑わいのあるまちづくりの原動力として大いに期待し、市としても力を入れているところであります。
 7月には、中央総合公園の体育館にて100周年記念事業の一つとして「ものづくり岡崎フェア」が、市内外の会社や研究機関、大学などの参加のもと盛大に行われました。改めてこの地域の技術力の奥深さと集積の力というものを実感したところであります。

第5回ものづくり岡崎フェア2016

 地域経済を担う市内のものづくり事業所への支援制度としては、昨年に引き続き「岡崎市ものづくり支援補助金」を展開していますので、有効にご活用頂きたいと思います。
 また、「おかざき応援寄附金」についてでありますが、本市への愛郷心や本市のまちづくりに共感を持つかたの想いに応えるとともに、市内産業の活性化を目的として返礼品を贈呈するものであります。
 4月下旬に制度を開始いたしまして、8月14日現在で459件の寄附のお申し出を頂くなど順調な滑り出しであります。返礼品については特産品や農産物など、32の事業所による70品目でスタートしましたが、新たに13事業者から申し出があり、今月から45事業者、105品目の返礼品で新たにスタートしております。今後も本市の魅力の発信と地域経済の活性化につなげてまいりたいと思っております。

2.「男女平等政策」
3.「福祉・社会保障政策」
 今年度から保健所と総合子育て支援センターが相互に連携して、妊娠期から出産・育児への切れ目のない支援を一体となって進めております。
 保健所では助産師や保健師の資格をもつコーディネーターを7名配置し、妊婦さんへの保健指導の充実を図っております。総合子育て支援センターでは保育コンシェルジュを中心として、子育て支援に関する情報を集約し、保護者に必要なサービスや子育て情報を提供するとともに、その家庭の置かれている状況や希望に応じた助言を行うなどきめ細やかな対応に心がけているところであります。
 保育につきましては、4月から保育園全体の定員を100人分増やすとともに午前7時から午後7時までの延長保育を2園増やし、41園で実施しており、一時預かりにつきましても1園増の19園で実施するなど保育サービスの充実を図りました。
 保育人材の確保につきましては、無料の職業紹介所の役割を担う「保育士支援センター」を開設し、潜在保育士などの再就職に関する相談や就職斡旋を行っております。また、再就職支援研修の実施等により、新たな保育人材の確保と離職防止の取り組みを行っているところであります。
 高齢者福祉の関係でありますが、「介護が必要になった高齢者も住み慣れた自宅や地域で暮らし続けたい」という願いを叶えるため、医療・介護・予防・生活支援・住まいを一体的に提供する、「地域包括ケアシステム」の構築に取り組んでおります。その中核的な役割を果たしていく地域包括支援センターについて、7月より7か所増設し、21か所にすることで高齢者人口の増加に対応するとともに機能強化を図ったところであります。

4.「教育政策」
 今年度から給食費について4月の1か月分を無料といたしました。年度初めは進学や進級などで保護者の経済的な負担が多くなるため、少しでも軽減できればと考え実施しました。子育て環境の向上を図り、地域社会全体で子育てを支えてまいりたいと考えております。
 これは私の公約の一つでありますが、1か月分とはいえ、多額の財源の確保には慎重を期すため、教育部局及び財政部局との協議を重ね何とか実現の運びとなったものであります。今後とも経済と財政収支に急変の無い限り、継続してまいりたいと考えております。

5.「まちづくり政策」
 4月に発生した震度7の熊本地震、続けざまに上陸した台風による被害など、自然災害はいつどこで発生するかわかりません。
 今年は18年振りに愛知県との合同により、警察、消防、自衛隊や民間の防災機関とともに大規模な総合防災訓練を実施しました。広域防災拠点である中央総合公園をメイン会場とし、サブ会場の根石小学校では地域住民による避難所の開設運営訓練を、名鉄東岡崎駅周辺では帰宅困難者の支援訓練を実施しました。また、武道館においては小中学生による防災フォーラムや避難所運営ゲームを通じて子供達自身が防災について考えることができたと思っております。
 また、南海トラフ地震による甚大な被害想定に対応するため「地震対策アクションプラン」を平成29年度までに策定し、個々の対策を具体的に定め迅速に対応できるようにしたいと考えております。

6.「行財政改革」
 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、若年層を中心とした投票率の向上は「課題である」と認識しているところであります。
 7月に執行された参議院議員通常選挙におきましては、期日前投票の投票立会人として、岡崎市学生選挙サポーター「エレサポ」のメンバーである岡崎女子大学と岡崎女子短期大学の学生8人を選任し、若い世代にも選挙に関心をもっていただく「きっかけづくり」となる機会を提供いたしました。

東海愛知新聞

 本市の18歳及び19歳の投票率は、全国数値と比べて高い方であったと分析されているようですが(全国平均:46.78%、岡崎市:57.23%)、今後も引き続き啓発活動に取り組んでまいりたいと思います。

 以上、今年度の取り組みを報告させていただきました。この要望書に対しては次年度の予算編成を終えたのちに、書面で回答させていただきます。要望の趣旨を十分検討し、対応してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2014年) (2014.10.22)

連合愛知三河中地協・岡崎市長懇談会(2017年) (2017.04.01)

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