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2016年8月20日 (土)

2016夏まつり、終わる

岡崎市・第68回花火大会(2016年8月6日)

 8月も半ばを迎えると、年間の主要事業の大半が終わったことを感じさせられる。市制100周年四季祭プロジェクトとして多彩に行われた「岡崎城下 家康公夏まつり」もそれぞれのイベントが一層の盛り上がりを見せていたようである。

泰平おどり
 まず先陣を切って7月30日(土)、31日(日)には、昨年から始まった岡崎城前に舞台を移しての「泰平おどり」が行われた。長いあいだ伝馬通から康生通にかけて行われていた踊り列であるが、「一度通過しておしまいにしたくない」という声を受け、岐阜の郡上八幡の「郡上おどり」に倣(なら)って、その岡崎版として市民プロジェクトにより再編されることになった。この後各地で行われる盆踊りの始まりでもあり、昨今減少してきている中心市街地での数少ない盆踊りの一つとも言える。

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オープニングセレモニー
 8月4日(木)の夕刻には、岡崎公園多目的広場において「夏まつりオープニングセレモニー」が開かれた。いくら100周年記念とは言え、あまりに若い参加者の多いこと(中高生、しかも女子が多い)にどうしたわけかと思っていたが、理由は簡単であった。当然彼らの目当てはこのところ大人気のユーチューバー「東海オンエア」の若き諸君と、お笑いコンビのクマムシであった。若いファンの反応を見ていて、つくづく時代の移り変わりとジェネレーション・ギャップ(世代格差)というものを感じさせられた。

交通安全啓発パレードほか
 8月5日(金)、まだ明るさの残る夕方5時15分より、伝馬通りにおいてクラシックカー20台ほどの参加による「交通 安全啓発パレード」が行われた。今年は、F1、ルマン、スーパーフォーミュラ等のレースで活躍中の岡崎出身の若きヒーロー、中嶋一貴・大祐兄弟の出場がな かったせいか、人出は今一つであったが、この後、「笑顔の花を咲かせ隊パレード」、恒例の各町、各団体、企業参加による「長持ち練り込み」、「竹千代みこ し・五万石みこし」等のみこし列によりおまつりを盛り上げて頂いた。

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 いずれにしても、愛知県の交通死亡事故全国ナンバーワンがこのところ定着していることがまことに残念である。ことに高齢者の事故が多いため、御本人はもちろんのこと運転者の方々も思いやりの運転を心がけて頂きたいものである。

第68回花火大会
 そしていよいよ8月6日(土)は、岡崎の夏の夜を飾る一大ページェント「第68回花火大会」である。日本全国、花火大会が数ある中でこれほど都市のど真ん中、人口密集地帯の中で花火を打ち上げているところは例が無い。なにせ顔を見上げたその先で花火が炸裂するような感じがするのである。

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 こうした花火大会が存続しているのは、何よりも68回目というこれまでの歴史と、大きな事故を起こさなかったこと、そして警察、消防、市民の皆さんの深い御理解と御協力のおかげであると心から感謝致しているところである。
 また今年も親善都市・ゆかりのまちから数多くの代表の皆さんに御出席頂き、友好を深めることができ、こちらも喜びとするところである。
 岡崎の花火大会は古くは戦国時代の大砲、鉄砲隊の流れに端を発し、江戸時代に確立された三河花火の歴史や伝統を受け継ぎながら、現代の花火師達がさらに工夫を凝らすことによって絢爛豪華な大会になっているものである。近年はコンピューター制御による電気着火により、音楽に合わせて花火を打ち上げることができるようにさえなっている。そうした新技術に支えられ、昨年の家康公四百年祭の特別演出に続き、今年も花火師達の想いがこもった多彩なプログラムが披露された。

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 特にフィナーレでは、岡崎の風景や四季をテーマにした、物語風演出の壮大な花火議場「ドラマチック・ハナビ」が繰り広げられ、その迫力は昨年以上のものであった。今年も終了後に歩いて家路をたどったが、帰り際に会う人ごとに「今年の花火大会は素晴らしかった」「最高だった!」と声を掛けられたことが、たとえようもない喜びであった。準備に当たった関係者、警察署を始め警備の皆さん、御協力下さったすべての方々に重ねて御礼を申し上げるものである。

 お礼と言えばもう一つ忘れてはならないことがある。私達は花火の美しさばかりに見とれているが、一晩に2万発を超える花火を打ち上げるのだから、空から降り注ぐ花火の玉皮や燃えカスの量も半端な量ではない。毎年花火大会が終わると役所の担当者と業者、ボランティアの協力によってカスの降った地域へのお詫びと清掃活動が行われる。会場近くの板屋町の家々では、屋根の上はもちろん、モノホシ台、トイなど花火のカスがいっぱいで5センチくらい積もることもある。打ち上げ花火の球形の破裂したカラがそのまま5つも6つも屋根の上に落ちてくることさえあるそうである。それでも文句も言わずに「ウチは自分の家から花火が見られるので得してます」と言って下さる岡崎市民は本当に神様のような存在であると頭が下がる思いである。
 花火大会にはもう一つ思い出がある。私が学生の頃、ある年配の御婦人から「私は花火大会が嫌いです」と言われたことがあった。
 その方はかつて岡崎空襲の経験者であり、打ち上げ花火のヒュルヒュルルーという音はアメリカ軍の焼夷弾の落下音を思い出し、ポンポンポンポンという連続花火の音は対空砲火のことを想像させられていたたまれなくなるそうである。そうした負の経験もなく、花火を花火として純粋に楽しむことのできる私達の幸せを無くしたくないものだとつくづく思うものである。

カヌー・SUPで遊ぼう
 喧噪の花火大会が明けた翌日、8月7日(日)、まだ乙川河川敷周辺には花火の硝煙の臭いが残る中、恒例の「カヌー・SUPで遊ぼう」に参加してきた。

内田康宏

 かつてヨット、カヌー、ボート、水上スキー、飛び込み、スキンダイビング etc、海のスポーツなら何でもやってきた私であるが、この業界に入ってからプールに入ることもできない情けない生活が続いている。そんな私をあわれと思って(?)毎年岡崎市カヌー協会の皆さんが招待して下さっているのである。初年度こそ水泳も楽しんでしまったが、その後は無事に乗っている。残念なことにまだ育ち盛りの私は、体型の変化のせいか競技用のカヌーに乗ると体が苦しいため、透明のカナディアン・カヌーに乗ることにした。一人で水上から眺める乙川河畔の眺めは素晴らしいものであり、改めてリバーフロント計画完成への決意を新たにしたものである。

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