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2016年8月12日 (金)

平成28年 最後の市民対話集会 その1

市民対話集会(2016年8月3日)

 この4年間公約の一つとして、各地域ごと、各種団体や組織を対象に続けてきた市民対話集会もこれで第38回を数えることとなった。
 時節の映像と共に対象者の方に合わせた政策説明会を行うことで、多くの市民の皆様と直接対話の機会を持つことができたと思っている。
 これまで各集会の開催にあたって御協力頂いた方々に改めて御礼を申し上げると共に、今期最後となる「岡崎保護区保護司会」の皆様との対話集会の内容を御報告申し上げます。以下は当日の講演内容です。


はじめに・市制施行100周年
 連日の猛暑の中、また平日の日中というお忙しい中にもかかわらず、市民対話集会にご参加いただき、誠にありがとうございます。皆様には、日頃から、地域福祉の向上に積極的に取り組んでいただいておりますと共に、市政全般にわたりましても、ご理解とご協力を賜っておりまして、厚く御礼申し上げます。
 さて、7月1日には、皆様のご協力により、市制施行100周年の記念式典を盛大に開催することができました。まずもって御礼を申し上げます。式典後には他市の市長さん達から「岡崎は地元の子供達や岡崎出身の人材だけで、これだけの催しができてうらやましい」と言われ、大変うれしく思った次第であります。
 また、翌2日・3日に開催いたしました「おかざき100年祭」におきましても多くの方々にご来場いただきました。ことにディズニーのパレードは、子供達の記憶に残る楽しいひと時であったと思っております。

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おかざき100年祭

 さらに、今週末に迫りました花火大会や、各地域の総代さんを中心にご協力いただいております地域の史誌である「おかざきまちものがたり」の発行など、各種記念事業は来年3月まで続きますので、引き続きのご協力をお願い申し上げます。

 ところでこのように市民に直接語りかけるというのは、私の信念とする政治手法であります。「望まれればどこにでも行きます」をモットーに、市長就任以来300回近い講演会や各種会合、そして本日で38回を数えます市民対話集会など、様々な機会を通じて、私の目指す市政についてお話をしてまいりました。
 市民対話集会につきましては、本日が秋の選挙前、最後のものとなる訳ですが、今後もこうした市民の皆さんとの対話については継続して行ってまいりますので、よろしくお願い致します。
 なお、こうした活動は決して義務ではなく、私の政策として自主的に行ってきたことでありまして、他市にはあまり例のないことと自負しております。それぞれの会では毎回最後に十分なフリートークの時間を設けるなど、自分としてはできる限り、直接「市民の声」を聞く努力をしてきたつもりであります。

南部地域への総合病院の誘致
 これまでの4年間を振り返りますと、お陰様で、天の時、地の利、人の和にも恵まれ、前回の選挙公約であります15項目すべてを手掛けることができ、一定の成果を挙げられたと思っております。
 特に公約の大きな柱でありました、本市南部への大学病院の進出の決定や、10月に迫りました市民会館のリニューアルオープン、その他にも、新火葬場の完成や、JR岡崎駅前には高級仕様ホテルを含む300人程度のコンベンション施設の進出が決定するなど、現在、比較的順調に市政が進展しているところであります。

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 特に南部地域への総合病院の誘致につきましては、学校法人藤田学園と平成32年4月の開院を目指ざして大学病院建設の合意をすることができました。
 さらに現在、藤田学園において具体的な整備方針が検討されているところであります。私が伺っている範囲では、その方針は以下のとおりであります。

・病棟は地上7階建て、若しくは8階建て。

・駐車場は900台~1,000台を確保。

・入院患者の受入体制は、開院当初は200人~300人程度。施設の稼働率や患者の数を見ながら2~3年で400人を受け入れられる体制を整える。

・24時間対応の救急科、内科、循環器内科、消化器内科、外科、胸部外科、脳卒中外科などを設置。

 そしてスタッフについては、藤田病院の西三河の拠点として、一流のドクターを配置する予定だと伺っております。大学病院のありがたい点は、自前でお医者さんはじめ医療スタッフをそろえることができることで、本当に岡崎市としては助かります。今後さらなる検討が重ねられ、近いうちに目に見える形で整備方針のご披露ができるものと考えております。
 また、病院に隣接する場所にはホームセンターとショッピングセンターの進出も決まっており、本市としましてもこのエリアへのアクセスの向上を図るための道路整備を国会・県会の先生方の御協力のもと着実に実施してまいりたいと考えております。

JR岡崎駅周辺の整備
 JR岡崎駅周辺におきましては、民間との連携により、300人程度のコンベンションホールと10室程の1泊4万円クラスの高級仕様ホテルをはじめ、レストランやカフェ、噴水付きの公園を併設した複合施設の整備が決定いたしました。
 今回の事業は、岡崎市主導で民間公募を行ったものであり、市の土地を活用して民間が開発及び運営を行う手法のものであります。オープンは平成29年の冬頃の予定ということで、本市の玄関口の新たな顔として期待しております。

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国から認定を受けた様々な「まちづくり」事業
 そして、この100周年を契機に、本市の経済の柱であります「モノづくり」に並ぶ、もう一つの柱に観光産業を育て上げるため、現在、数々の施策に取り組んでいるところであります。
 これは本市の長年の課題でありました「乙川の水辺空間の活用」や「東岡崎駅の再開発」に加え、近年の課題である「中心市街地の空き店舗の活用」、さらには「岡崎公園や市内の歴史資産の活用」といった様々な問題を、民間の皆様と共に取り組んでいくというものであります。これまでも個別で対処療法的な施策はありましたが、このように総合的に行う計画は初めてのことであり、また、こうした事業は総合的に行わなければ効果もありません。
 この度そうした私共の取り組みが評価され、リバーフロント地区の整備においては、昨年3月に国の「かわまちづくり」事業の認定をいただき、現在、多くの補助金を得て近年稀にみる好条件のもとで事業が進んでおります。今時、総事業費の半分近くを国庫補助で行っている事業は、よその街ではほとんど例がありません。
 先日も愛知県市長会の席でこの話をしたところ、大変うらやましがられた訳ですが、これは、私達が十分な準備と対策をしてきた結果でもあります。

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 また、この5月には国の「歴史まちづくり」の事業認定を受けることができました。
 この二つの事業認定を受けたのは愛知県では岡崎市だけであり、全国でも希なことであります。
 さらに先月には、優れたまちづくりに取り組む地区に贈られる「まち交大賞」の内、「まちづくりシナリオ賞」を受賞するなど、岡崎市のまちづくりは国のお墨付きをいただくとともに、今では全国から注目を浴びる事業として順調に進んでおります。
 そして、このような認定や受賞というのは、単なる栄誉だけではなく、今後の国との交渉、特に補助金を申請する際の絶好の交渉材料や説得力となる訳でありますし、県からの協力を得るための大きな力となります。行政の遂行にはこうした要素を上手に使うことが重要であります。
 川の事業というのは、国がたとえ好意的であっても、直接の管理者である県が前例を楯(たて)に簡単にOKしてくれないことがあります。今回は大変ご協力頂いており感謝しています。

 このように第3者の目による評価をいただいているにも関わらず、中には「橋のために99億円も使ってけしからん」とか「そんな金があるならば福祉に使え」といったご意見を言われる方がみえます。もっともワザとそうしたニセ情報を流す人達がいるからでもありますが、皆様には、この99億円というのは東岡崎駅前や乙川、中心市街地の整備事業の総額であることや、特定の事業に対する補助金を目的外に使用することは法律的に許されていないことを御理解頂きたいものです。目的外使用は国庫返納となります。
 さらに、岡崎の福祉政策は全国的にも先進的なレベルであり、今回のまちづくりに関する事業は、決してそうしたものを犠牲にした政策ではないことをご理解いただき、先のような誤解を抱いてみえる方には、是非ともご説明をいただきたいと思います。
 先日も北海道から岡崎に転居してみえた方から「同じ日本の中でこれほど色んな社会的サービスの整ったところがあるなんて信じられない」といううれしい言葉を頂いております。また、国土交通省の高官からは、「この予算でこれだけの都市改造ができたら実際スゴイことですよ」といった激励の言葉も頂いておりますし、私達も「国や県のモデルケースになるように頑張っておりますので、よろしくお願い致します」と常々PRしているところです。

殿橋と明代橋のライトアップ
 さて、リバーフロント地区の整備においては、殿橋と明代橋のライトアップが始まり、これまで暗闇に包まれていた夜の乙川の景観が大きく様変わりしつつあります。

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 7月1日には市制100周年を記念して、殿橋、明代橋のライトアップに加え、愛知県の協力で西三河総合庁舎に「100」の数字を表すスペシャルライトアップを行いましたが、今後も、季節やイベントに合わせた様々な演出を行ってまいります。
 さらに、建設中の人道橋についてもライトアップする予定となっており、人道橋の完成の暁には、三つの橋による個性あふれる光の競演がされることとなり、市民や来訪者の皆さんに新しい岡崎を楽しんで頂きたいと思います。
 3月に行いました殿橋の点灯式の際には、私達が点灯のスイッチを押した瞬間に、近くのマンションの上から「お母さん見て、スゴイよ、スゴイよ」という子供達の歓声があがり、その声を聞いた時には、この事業を続けてきたことを本当に良かったと思ったものです。さらに、ニューグランドホテルでの会合から自宅へ帰る際、情景を確認しながら乙川沿いを歩いていると見知らぬ人から突然「岡崎をキレイにしてくれてありがとう」と声を掛けられることがあり、そうした時にも大変うれしく思うものであります。

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 また、ニューグランドホテルの前の堤防道路や河川敷の整備が完了したことにより、最近では、若者だけでなく、高齢者のカップルが川沿いを歩いている姿も増えております。そして、ゴールデンウィークに開催されました「こどもまつり」などの折には、水辺で語らう母子の微笑ましい姿がいくつも見られるなど、すでに多くの方々の新たな憩いの場となっております。
 私の目指すリバーフロント計画というのは、単に観光事業を考えるだけのものでなく、そうした、かつて私達の生活の中に普通にあった潤いの時、幸せの空間を再現することでもあります。

中央緑道の整備、徳川四天王の石像
 現在建設中の人道橋から籠田公園を結ぶ中央緑道につきましては、(仮称)岡崎セントラルアベニューとして整備をするため、当初は歩道を東側に集めるといった案をたたき台にして、専門家や沿線住民の皆さんの意見を伺ってまいりました。市からの政策の押しつけのようなことを言う方もいますが、当初からこうした手順で計画を進める予定となっておりました。
 しかし原案に対しましては、「歩道を片側に寄せると車の出し入れに支障がある」「防風林の役割の木を切るべきではない」、また逆に、「木が生い茂って夜は怖くて歩けない」「坂道を自転車が勢いよく下って危ない」など、様々なご意見を頂きました。
 そうしたご意見を受けて現在は、今ある緑地帯を拡げて、憩いの空間やイベントスペースとして活用すると共に、歩道や車道についても安全性に配慮して再整備するといった方針のもと、より美しく、より快適な空間として整備していきたいと考えております。

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 セントラルアベニューの完成の暁には徳川四天王の石像を設置することとしております。石像はそれぞれの武将が活躍した歴史的な一場面を切り出した大変素晴らしいデザインとなっております。
 そうした素晴らしい作品であることから、当初は、皆さんに少しでも早くご覧いただけるよう、仮設置によるお披露目を予定しておりました。
 しかし、私も、直接出来栄えを確認いたしましたが、石像はもちろんのこと、台座につきましても、単なる台座ではなく、石工の匠の技が活かされた台座だけでも芸術作品と呼ぶことができるほど素晴らしい作品でありました。そして仮設置を行うには、石像と台座をしっかりと接合する必要があり、仮設置を行った後にセントラルアベニューへ移設する時は、石像と台座を改めて分離するか、石像と台座が一体となった大変重たい作品を移設する必要があります。

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 移設の場合には、石像と台座を分離させる際に本体はもちろん接合部に傷が付いたり、石像と台座の微妙なバランスに影響を及ぼすことが考えられます。さらに一体で移設する場合には、重量のある作品を大型のクレーンで吊ることとなり、仮設置を考えていました籠田公園周辺には、地下駐車場があることから、作品への影響だけではなく、地下駐車場への配慮も必要になるなど、様々なリスクが考えられることが分かりました。
 そこで、そうした様々な事情から、仮設置を行うよりも、安全性と費用、効率性を考慮し、セントラルアベニューの完成時に合せて設置すべきと判断しました。
 一日も早いお披露目を楽しみにしてみえた皆様には大変申し訳ありませんが、言い換えれば、石像も台座も、それほど繊細で素晴らしい作品であるということでありますので、お披露目の時をご期待いただきたいと思います。
 なお、セントラルアベニューへの設置の際には、景観にも配慮した分かりやすい表示や、スマートフォンを活用して三か国語くらいの解説が聞けるなど、センスの良い解説方法を考えていきたいと思っております。 (つづく

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