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2016年8月

2016年8月31日 (水)

おとがワ!ンダーランド・コア期間キックオフセレモニー

おとがワ!ンダーランド

 「おとがワ!ンダーランド」は、乙川リバーフロント地区かわまちづくり協議会と岡崎市の共催によるプロジェクトで、乙川及びその河川空間を、かつて私達の世代がワンパク坊主であった頃のように楽しく過ごせる場所にしようという試みである。
 民間の様々なアイデアと市民の活力により河川空間を存分に使いこなし、乙川を昔のように魅力的な所へと変えてゆきたいと考えている。そうした目的のもと民間事業者の力をお借りし、7月から様々な活性化策が行われているところである。8月21日(日)から28日(日)までをコア期間として、乙川の殿橋から名鉄鉄橋までの区間で34のプログラムが集中的に開催される。
 水上における音楽ライブ、橋のたもとでのオープン・カフェ、河川敷でのビア・ガーデン、キャンプ、バーベキューなど、これまで簡単に行えなかった行事が国・県の格別の御理解と御協力によって施行されることとなった。乙川リバーフロント地区かわまちづくり協議会の構成メンバーとして、地元の総代会長、まちづくり団体、大学教授などの方々が御尽力頂いたことにより、民間主体のかわまちづくりのシステムがこのたび実現した。改めて感謝申し上げるものである。

竹水鉄砲合戦と竹水鉄砲教室

(竹水鉄砲合戦と竹水鉄砲教室)

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(フライキャスティング体験教室)

HYPPA BREWS, Mr. Craig Morrey

(HYPPA BREWS クラフトビアガーデン)

ダウンヒルダービー乙川大会

(ダウンヒルダービー乙川大会)

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(殿橋脇のパーラーニューポートビーチ)

岡崎中心市街地の店舗情報誌『Corin』

(岡崎中心市街地の店舗情報誌『Corin』)

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(Wood×Green×Life)

まちなか乙川キャンプ場

(まちなか乙川キャンプ場)

Otogawonderland201611

(舟遊びとWATER PARK)

 この夏行われるプログラムの中から一つでも多くの事業が成功し継続されてゆくことで、本市の新たな名物として岡崎の活性化に寄与することを祈るものである。
 コア期間初日の8月21日(日)はキックオフセレモニーが開かれ、セレモニーで薪割りをしたあと各プログラムの視察を行った。以下は当日の挨拶である。

おとがワ!ンダーランド・コア期間キックオフセレモニー

おとがワ!ンダーランド・コア期間キックオフセレモニー

―挨拶―
『連日の暑さ厳しい中、日曜日の早朝より大変御苦労様です。
 ついに本日から「おとがワ!ンダーランド」を最高に盛り上げるコア期間のスタートです。期間中は、河川敷や水上にて34のプログラムが展開されると聞いており、大変期待しているところであります。
 おとがワ!ンダーランドに象徴される「かわまちづくり」は、私の公約の大きな柱である「乙川リバーフロント計画」のひとつでありますが、国や県への陳情や要望を重ね、事業への協力をお願いしてきた結果、平成27年3月30日に愛知県の管理する河川としては初となる国土交通省の「かわまちづくり支援制度」の登録認定を受けました。本日お越しいただきました愛知県西三河建設事務所の高野所長には特に御尽力をいただき、改めてお礼を申し上げます。そして、この会場にお見えの皆様が主役となって河川空間を利活用していただき、かわとまちの融合によって岡崎の中心市街地を活性化させる、乙川のかわまちづくりがスタートしました。
 併せて、ここ乙川河川緑地では人道橋や園路・照明をはじめとした公共空間のリノベーション整備によって、さらに皆様に利活用いただける取り組みも進めています。
 このように公共による単なるハード整備だけではなく、「それを使ってどう賑わいを創出するか」というソフト面を重視したまちづくりを考えているのであり、こうした事業を通じてまずは民間の皆様に大いに儲けていただき、その結果として、行政には税としての収益があるといった、あくまでも民が主体のまちづくりということを目指しております。この点を特に強調しておきたいと思います。
 コア期間は1週間と少し短く感じられますが、かわまちづくりでは「イベントから日常へ」を合い言葉に、おとがワ!ンダーランドを担っていただいている皆さんと共に、今後も持続可能なまちづくりを展開したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 本日はキックオフセレモニー本当におめでとうございます。』

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2016年8月28日 (日)

第44回 生徒市議会

第44回生徒市議会(2016年8月9日)

 生徒市議会は、中学生が岡崎市の行政について調査し、市議会のしくみを実体験し、自分達の力で議会を運営することによって、行政や議会、広く政治そのものに対する関心を育むことを目指している。これは市内20校の生徒会で組織する岡崎市生徒会連絡協議会の主催によるもので、今年8月の開催で第44回目を迎えた。
 準備にあたり御苦労頂いた各学校の先生方並びに関係者に対して御礼を申し上げるものである。

―当日の挨拶―
『今日はようこそ岡崎市役所へおいで下さいました。心より歓迎申し上げます。
 去る7月1日に行われた市制100周年記念式典においては、中学生代表による「岡崎こども100年宣言」を聞かせて頂きましたが、未来への希望と自身に満ちた言葉には大変感動しました。また、岡崎の子供達と岡崎出身の先輩達の歌や踊りを中心としたパフォーマンスもすばらしく、よその市長さん達からも褒められ、うれしく誇りに思いました。
 本日も全市の中学生を代表する、岡崎を愛する60名の皆さんがこの議場に集まり、市政に対して熱意に満ちた提案がなされ、生徒市議会が立派に行われたことをうれしく思っております。
 これから迎える新しい時代は、自由な心で物事をとらえることのできる皆さんが担い、形作ってゆくものです。そして、日本全国のそれぞれの地域には、それぞれの自然景観、伝統、文化、慣習、考え方というものがあり、そうしたものを理解し、大切にできる大人になって下さい。「何でも東京に右へならえ」することが正しい選択ではありません。独自の文化、伝統、生き方をもつ多様性というものが国や社会に深みをもたらすものと考えます。
 これからの未来社会において若い皆さんには大いに期待しております。』

第44回生徒市議会(2016年8月9日)

―各学校の提案と私の好評―
①岡崎アピールについて

岡崎市立矢作北中学校

1.矢作北中・・・「花火大会を市民参加で拡大したい」
(答)岡崎ほど花火大会を都心の人口密集地帯で行っているところは例が無く、それだけに安全対策、規制には厳しいものがあります。しかし乙川リバーフロント計画の進展に伴い、新しいことも考えてみます。

2.額田中・・・「鳥川(とっかわ)の湧き水を岡崎のPRに活かす」
(答)「平成の名水百選」に選ばれ、マスコミの話題にもなっている〝鳥川の水〟はぜひ岡崎のPR材料にしたいと思います。

3.甲山中・・・「芸術作品を募集し街中に展示する。11月3日を岡崎市の『芸術の日』とする」
(答)籠田公園からセントラルアベニュー、人道橋の700メートルのスペースは芸術作品の展示も含め、様々なパフォーマンスのアピールの場として市民に活用して頂くつもりです。

岡崎市立竜南中学校

4.竜南中・・・「市内500の町の魅力をアピールする」
(答)100周年記念事業の一つとして行っている「岡崎まちものがたり」誌は、地域の歴史として100年先にも残すためのものです。「岡レンダー」のアイデアは市のカレンダーに活かします。

②防災・環境について
5.南中・・・「巨大地震に備えるシミュレーション」
(答)ケース・スタディとして具体的な対応策を考えておくことは大切です。

6.東海中・・・「災害時、中学生として役に立ちたい」
(答)災害時にはまず自分の身を守って下さい。そして余裕ができた所でまわりの人のことを考えて下さい。復旧活動が始まった時に御協力下さい。

7.河合中・・・「ホタル保護を河川美化につなげたい」
(答)「オールオカザキリバークリーンデー」のアイデアはすばらしい取り組みだと思います。

③100年後の岡崎について
8.常磐中・・・「樹木を各学区で決めた場所に植樹する」
(答)植樹は良いことですが、規則を守って県や市に相談を行って下さい。岡崎市では「さくら100年プロジェクト」として専門家に相談しながら河川や公園に植樹を行ってゆきます。

9.六ツ美北中・・・「JR岡崎駅と東岡崎駅をエアドームでつなぐ」
(答)楽しみ夢あるアイデアですが、予算と実現性に難しさがあると思います。エアドームの発想は他のことで活かしたいと考えます。

④街づくりについて
10.城北中・・・「康生に『町の駅』をつくり、観光名所を遊歩道で結ぶ」
(答)現在、建設中の人道橋の北側に観光案内センターと土産店、休憩所を兼ねた複合施設を建てる予定です。市内の観光名所を歩くモデルケースの案内と効果的な案内板の設置、将来はスマートフォン向けの解説も計画中です。

11.岩津中・・・「河川から発信するアクティブ・プラン」
(答)今年から行っている「おとがワ!ンダーランド」はまさにそういう考えのものです。橋のたもとでカフェ、河川敷でキャンプやビアガーデンを行い、乙川で手こぎボートやカヌーをできるようにします。他の川でもできることがあれば考えたいと思います。

12.翔南中・・・「JR岡崎駅東側の活性化プラン」
(答)今、岡崎で一番活力のあるのがJR岡崎駅周辺です。新総合病院、新商業施設に併せて道路整備計画も進んでいます。また駅東には噴水付の公園と高級ホテル、カフェ・レストランができます。

⑤福祉・交流について
13.北中・・・「岡崎と交流ある都市間サミットを」
(答)すでに岡崎市は海外3市と姉妹都市交流を行い、国内でも親善都市、ゆかりのまちとして4市1町と定期相互交流を行っています。これからも歴史や様々な御縁のもとに多様な交流を考えてゆきたいと思います。

14.葵中・・・「ベルマークを活用した被災地支援」
(答)昔はベルマーク活動が活発でしたが、昨今は低調であると聞いています。ベルマークで被災地支援ができればすばらしいと思います。

15.美川中・・・「市民病院入院患者に笑顔を届けたい」
(答)大ホールで催しを行ったり、患者に手紙を届けたりすることは良いアイデアだと思いますが、病院が医療を担う機能で動いているということも御理解下さい。老人施設や恵まれない子供の施設の方が適しているのではないかと思います。

16.竜海中・・・「中学生がボランティアで小学生の世話を行う」
(答)良いアイデアです。モデルケースをつくって全市に広めて下さい。

⑥市民生活の向上について

岡崎市立矢作中学校

17.矢作中・・・「第2外国語を学び、世界の多くの言葉・文化に触れる」
(答)すばらしいアイデアだと思います。しかし基本はあくまで日本語です。自分の国の言葉で考え表現できる能力を身につけて下さい。外国語がいくらできても自分の国の文化や歴史について話せず、自国に対する誇りを持っていない人は外国でも尊敬されませんし、信用もされません。

18.六ツ美中・・・「小中学生に自転車運転免許証を発行する」
(答)愛知県はこのところ交通死亡事故・全国ワーストワンが続いています。中学生の皆さんがこうした意識でがんばってくれることに期待します。

岡崎市立新香山中学校

19.新香山中・・・「生ゴミ処理機とコンポストを利用したゴミの削減」
(答)かつてコンポストが流行ったことがありますが、今は下火となっています。たぶん個人の庭や畑が必要だからだと思います。学校でまとめてやるのはいいアイデアです。がんばって下さい。

岡崎市立福岡中学校

20.福岡中・・・「健康フェスティバルの開催と誰でもできる体操を」
(答)運動不足は不健康の元、ムリ無く体を動かす習慣をつけたいものです。

―統括―
『以上でありますが、本日皆さんが提案したアイデアは中学生らしい視点で市政を見つめ、岡崎市の未来に向けての思いや願いが語られていました。多くの提案を頂きましたが、これからも岡崎市はさらに活力を増し、賑わいを持続させ、誰もが輝ける、安全で安心な住みよい街の実現に向けて進んでまいります。皆さんの思いや願いをひとつでも多く実現できるように、私も全力でがんばってまいりたいと思います。
 現在、中学生である皆さんもあと3~4年後には選挙権を持ち、実際の政治に参加することになります。これからの岡崎の主役は皆さんのような若者であります。
 今後も岡崎に生まれたことを誇りに思い、ふるさと岡崎を愛する心を忘れずに大きく成長されることを期待しております。
 最後に本日の生徒市議会で夢と希望あふれる提案を頂きました中学生代表の皆さん、そして企画運営面で支えて下さった方々に心より感謝申し上げまして私からの講評とします。ありがとうございました。』

第44回生徒市議会(2016年8月9日)


第42回 生徒市議会 (2014.09.24)

第41回 生徒市議会 (2013.09.04)

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2016年8月25日 (木)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会

建設事業の促進に関する要望会(2016年8月8日)

 毎年恒例の本市の重点建設事業の県への要望会を8月8日(月)、県庁にて行いましたので御報告申し上げます。以下は当日の挨拶、要望内容の概要、そして要望会で行った私の発言です。

当日の挨拶
『岡崎市長の内田です。26年間、県議会に通っておりましたので県庁に参りますと何となく懐かしいふるさとに戻ってきたような思いが致します。
 本日は、公務ご多忙の中、林建設部次長をはじめとする県幹部の皆様方、ならびに中根議員をはじめとする県議会議員の皆様方にご臨席賜りましたことを、厚くお礼申し上げます。また、愛知県におかれましては、本市の道路、河川をはじめとする都市基盤整備事業の推進にご理解とご尽力を賜り、重ねてお礼を申し上げます。
 さて、本市では第6次総合計画に掲げております「人・水・緑が輝く 活気に満ちた美しい都市 岡崎」の実現に向けて都市基盤の整備を図り、快適で魅力あるまちづくりに積極的に取り組んでおります。
 こうした中、昨年3月には「かわまちづくり」の認定を、今年5月には「歴史まちづくり」の認定をいただきまして、これまで私が提唱してまいりました〝岡崎市の歴史的文化遺産と乙川の流れと水辺空間を活かしたまちづくり〟が本格的に始動いたしました。
 大正5年に県下で3番目に市制を施行した本市は、去る7月1日に市制施行100周年を迎えました。これを契機として、新時代を迎えた岡崎のさらなる発展や活性化につながる事業を展開し、魅力ある観光産業都市の創造を目指してまいります。そのためには、官民問わず各関係機関で連携・調整をより密にし、計画的かつ効果的に様々な事業を進めていく必要がありますが、中でも、道路、河川といった都市基盤の整備は市民生活への影響が非常に大きく、とりわけ県所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っております。

 道路事業につきましては、今年2月13日の新東名高速道路の開通に合わせ、「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路であります国道473号バイパス全線を開通していただき、誠にありがとうございました。

国道473号バイパス

 「岡崎東インターチェンジ」の交通状況は開通翌日から1ヶ月間、1日約6,000台の利用があったと聞いております。本市東部の新たな玄関として、今後ますますこのバイパス道路の重要性が高まるものと考えております。
 また、治水事業につきましては、今年2月に床上浸水対策特別緊急事業により、計画区間全線の河川改修をしていただき、重ねてお礼申し上げます。これにより各流域の治水安全度は大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られるものと期待しているところであります。
 このように着実に基盤整備が進められているものの、整備が必要な箇所はまだまだ多く残されております。地域住民からの整備要望箇所は私どもが聞いているだけでも60件以上あり、基盤整備に対する地元のニーズは非常に高い状況にあります。
 本市が目指すまちづくりを進めていくためにも、県事業の促進をはじめとします県当局のご支援等は必要不可欠です。本日は、数多くある要望事項の中から特に重要と考えております事項を選定し、要望にまいりました。
 昨年10月に実施された国勢調査の速報値によりますと、本市は県下3番目の人口となりました。また、約1兆8,000億円という製造品出荷額は県下5番目であります。日本のモノづくりを支える愛知の中でも重要な役割を担う市でありますので、是非とも多くの事業費を確保し、愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために投資していただければと切に願っております。』

要望内容

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都市計画道路「福岡線」建設事業の促進
「乙川リバーフロント地区」整備の支援
一級河川「乙川」河川改修事業の促進
一級河川「鹿乗川」河川改修事業の促進
都市計画道路「美合線」建設事業の促進
都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進
一級河川「砂川」河川改修事業の促進
一級河川「伊賀川」河川改修事業の促進
都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」建設事業の促進
10 都市計画道路「豊田西尾線」建設事業の促進

※1~5・・・重点要望事項

要望会で行った市長発言
『林建設部次長様より、本市の要望に対する整備方針について前向きでていねいなご説明をいただき、ありがとうございました。
 私からはさらに、重点要望事項の「都市計画道路 福岡線」の建設事業についてお願いいたします。
 本市では、JR岡崎駅南側に区画整理事業で新たな街づくりを進めているところでありますが、その区画整理内に平成32年開院予定の総合病院「藤田保健衛生大学病院」への救急搬送や隣接する大型商業施設へのアクセス道路として、「都市計画道路 若松線」など東西からのアクセス道路について整備を進めているところであります。病院の進出が決定してから、周辺にはホームセンター、ショッピングマート等の出店も決まり、このエリアは南部の一大拠点化が予想されております。

都市計画道路福岡線の建設事業

 今回第一優先事業として要望させていただいた「都市計画道路 福岡線」は、大学病院への南北のアクセス道路として必要不可欠な道路です。特に、福岡線の愛知県事業区間は本市南部の地域からアクセスする道路として重要な路線であることから、本市といたしましても用地取得に関して協力してまいりますので、ぜひ区画整理区域界から安城幸田線まで早期の供用が図られますようお願いいたします。
 なおこの件につきましては、岡崎市のみならず近隣の市町からも大きな期待が寄せられており、何度も私どもに対し強い要請をいただいているところでありますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 また一昨日夜、市制100周年を記念して行われた岡崎の花火大会には大村知事の御来会をいただき感謝しております。その折に私が「先般乙川河川敷の調査により現出した菅生川端石垣ですが、全400メートルのうち一部分を外から見える形で保存したいと思います」と申し上げたところ、大村知事から「あのような貴重なものはできるだけキチンと再現して残し、観光の振興のために役立てるべきだ」と激励を受けました。ぜひとも今後の保存整備事業に対してはご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。』


愛知県建設部への要望会(2015年) (2015.08.02)

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2016年8月23日 (火)

『リバ!』2016年9月号

『リバ!』2016年9月号

内田康宏事務所から『リバ!』2016年9月号発行のお知らせをいたします。
徒然市長日記は「怪文書の季節来たる!」です。市長が描いたイラストも付いています。

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2016年8月20日 (土)

2016夏まつり、終わる

岡崎市・第68回花火大会(2016年8月6日)

 8月も半ばを迎えると、年間の主要事業の大半が終わったことを感じさせられる。市制100周年四季祭プロジェクトとして多彩に行われた「岡崎城下 家康公夏まつり」もそれぞれのイベントが一層の盛り上がりを見せていたようである。

泰平おどり
 まず先陣を切って7月30日(土)、31日(日)には、昨年から始まった岡崎城前に舞台を移しての「泰平おどり」が行われた。長いあいだ伝馬通から康生通にかけて行われていた踊り列であるが、「一度通過しておしまいにしたくない」という声を受け、岐阜の郡上八幡の「郡上おどり」に倣(なら)って、その岡崎版として市民プロジェクトにより再編されることになった。この後各地で行われる盆踊りの始まりでもあり、昨今減少してきている中心市街地での数少ない盆踊りの一つとも言える。

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オープニングセレモニー
 8月4日(木)の夕刻には、岡崎公園多目的広場において「夏まつりオープニングセレモニー」が開かれた。いくら100周年記念とは言え、あまりに若い参加者の多いこと(中高生、しかも女子が多い)にどうしたわけかと思っていたが、理由は簡単であった。当然彼らの目当てはこのところ大人気のユーチューバー「東海オンエア」の若き諸君と、お笑いコンビのクマムシであった。若いファンの反応を見ていて、つくづく時代の移り変わりとジェネレーション・ギャップ(世代格差)というものを感じさせられた。

交通安全啓発パレードほか
 8月5日(金)、まだ明るさの残る夕方5時15分より、伝馬通りにおいてクラシックカー20台ほどの参加による「交通 安全啓発パレード」が行われた。今年は、F1、ルマン、スーパーフォーミュラ等のレースで活躍中の岡崎出身の若きヒーロー、中嶋一貴・大祐兄弟の出場がな かったせいか、人出は今一つであったが、この後、「笑顔の花を咲かせ隊パレード」、恒例の各町、各団体、企業参加による「長持ち練り込み」、「竹千代みこ し・五万石みこし」等のみこし列によりおまつりを盛り上げて頂いた。

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 いずれにしても、愛知県の交通死亡事故全国ナンバーワンがこのところ定着していることがまことに残念である。ことに高齢者の事故が多いため、御本人はもちろんのこと運転者の方々も思いやりの運転を心がけて頂きたいものである。

第68回花火大会
 そしていよいよ8月6日(土)は、岡崎の夏の夜を飾る一大ページェント「第68回花火大会」である。日本全国、花火大会が数ある中でこれほど都市のど真ん中、人口密集地帯の中で花火を打ち上げているところは例が無い。なにせ顔を見上げたその先で花火が炸裂するような感じがするのである。

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 こうした花火大会が存続しているのは、何よりも68回目というこれまでの歴史と、大きな事故を起こさなかったこと、そして警察、消防、市民の皆さんの深い御理解と御協力のおかげであると心から感謝致しているところである。
 また今年も親善都市・ゆかりのまちから数多くの代表の皆さんに御出席頂き、友好を深めることができ、こちらも喜びとするところである。
 岡崎の花火大会は古くは戦国時代の大砲、鉄砲隊の流れに端を発し、江戸時代に確立された三河花火の歴史や伝統を受け継ぎながら、現代の花火師達がさらに工夫を凝らすことによって絢爛豪華な大会になっているものである。近年はコンピューター制御による電気着火により、音楽に合わせて花火を打ち上げることができるようにさえなっている。そうした新技術に支えられ、昨年の家康公四百年祭の特別演出に続き、今年も花火師達の想いがこもった多彩なプログラムが披露された。

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 特にフィナーレでは、岡崎の風景や四季をテーマにした、物語風演出の壮大な花火議場「ドラマチック・ハナビ」が繰り広げられ、その迫力は昨年以上のものであった。今年も終了後に歩いて家路をたどったが、帰り際に会う人ごとに「今年の花火大会は素晴らしかった」「最高だった!」と声を掛けられたことが、たとえようもない喜びであった。準備に当たった関係者、警察署を始め警備の皆さん、御協力下さったすべての方々に重ねて御礼を申し上げるものである。

 お礼と言えばもう一つ忘れてはならないことがある。私達は花火の美しさばかりに見とれているが、一晩に2万発を超える花火を打ち上げるのだから、空から降り注ぐ花火の玉皮や燃えカスの量も半端な量ではない。毎年花火大会が終わると役所の担当者と業者、ボランティアの協力によってカスの降った地域へのお詫びと清掃活動が行われる。会場近くの板屋町の家々では、屋根の上はもちろん、モノホシ台、トイなど花火のカスがいっぱいで5センチくらい積もることもある。打ち上げ花火の球形の破裂したカラがそのまま5つも6つも屋根の上に落ちてくることさえあるそうである。それでも文句も言わずに「ウチは自分の家から花火が見られるので得してます」と言って下さる岡崎市民は本当に神様のような存在であると頭が下がる思いである。
 花火大会にはもう一つ思い出がある。私が学生の頃、ある年配の御婦人から「私は花火大会が嫌いです」と言われたことがあった。
 その方はかつて岡崎空襲の経験者であり、打ち上げ花火のヒュルヒュルルーという音はアメリカ軍の焼夷弾の落下音を思い出し、ポンポンポンポンという連続花火の音は対空砲火のことを想像させられていたたまれなくなるそうである。そうした負の経験もなく、花火を花火として純粋に楽しむことのできる私達の幸せを無くしたくないものだとつくづく思うものである。

カヌー・SUPで遊ぼう
 喧噪の花火大会が明けた翌日、8月7日(日)、まだ乙川河川敷周辺には花火の硝煙の臭いが残る中、恒例の「カヌー・SUPで遊ぼう」に参加してきた。

内田康宏

 かつてヨット、カヌー、ボート、水上スキー、飛び込み、スキンダイビング etc、海のスポーツなら何でもやってきた私であるが、この業界に入ってからプールに入ることもできない情けない生活が続いている。そんな私をあわれと思って(?)毎年岡崎市カヌー協会の皆さんが招待して下さっているのである。初年度こそ水泳も楽しんでしまったが、その後は無事に乗っている。残念なことにまだ育ち盛りの私は、体型の変化のせいか競技用のカヌーに乗ると体が苦しいため、透明のカナディアン・カヌーに乗ることにした。一人で水上から眺める乙川河畔の眺めは素晴らしいものであり、改めてリバーフロント計画完成への決意を新たにしたものである。

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2016年8月17日 (水)

内田やすひろ2期目に向けての目標

岡崎市長 内田康宏のホームページ

 先日は「市政報告」の最新版をホームページに掲載しましたが、続いて私の目標と夢を掲載しました。
 ご一読頂けましたら幸いです。

 2期目に向けての目標 | 岡崎市長 内田康宏のホームページ

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2016年8月15日 (月)

平成28年 最後の市民対話集会 その2

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岡崎さくら100年プロジェクト
 また新たなまちづくりを進める工事の過程で桜などの樹木を伐採することがあります。
 戦後の復興期に全国各地で一斉に植えられたソメイヨシノはきれいではありますが、残念なことに寿命は60年程と短く、現在、加齢に伴う衰弱により日本全国各地で倒木の危険性が心配されております。
 そうした事から、今回の整備では、事前に樹木医のチェックのうえで、老朽化の著しい木などをやむを得ず伐採をしております。伐採した木はご覧の写真のように中が空洞化したり、腐りかけた老木でありますので、その点ご理解いただきたいと思います。
 しかし、決して木を切るばかりではなく、現在、同時進行しております「さくら100年プロジェクト」では、市内各地に開花時期の異なる様々な桜を植えることで、長い期間、桜が楽しめるようにすると共に、これから迎える高齢化社会を意識して、車で遠くの名所まで出かけなくても近所の公園で桜を楽しめる環境作りを図って参ります。

岡崎さくら100年プロジェクト

 これからの公園は、子供だけではなく、高齢者も共に楽しむことができるように整備をすることが必要であると思っております。そしてそのために人道橋ばかりでなく、額田の木を使った施設整備を各公園で行い、併せて森林の整備も行います。山の手入れは防災対策にもつながるからです。
 そして、岡崎は元々桜の名所ですので、7月1日の市制記念日には市の花として、現在の「藤」に加え、「桜」を追加したところであります。ちなみに市の花を複数持つことは決して珍しいことではありません。

若き日の徳川家康公像
 次に、東岡崎駅前に新たな岡崎のシンボルとして設置を進めております、徳川家康公像についてであります。
 「岡崎は家康公のふる里と言うが駅前にまともな像一つないではないか」と言われて、悔しい思いをしたことについては、これまで幾度もお話させていただいているところです。
 そこで、このたび、我が国の銅像制作の第一人者である神戸峰男(かんべ みねお)先生にお願いしまして、松平元康から徳川家康と改名した25歳当時をイメージした、馬上で弓を持つ若き日の家康公像を制作していただくこととなりました。

東岡崎駅前に家康公像を設置

 今回の家康公像は、市民の皆様の浄財により制作をしてまいりたいと考えており、その準備を進めております。金額の多少に関わらず子ども達が「あの像を造るのに僕のお小遣いも使ったんだよ」と自慢できるよう、市内各所に募金箱を設置するほか、個人向けのふるさと納税による寄附や団体向けの寄附など、様々な方法を用意しております。皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
 岡崎は本当にありがたいところで、歴史、文化、伝統というチャンネルでご協力をお願いすると多くの方がその心に応えていただくことができ、現在、順調に寄附が集まっております。
 また、これは余談ですが、この家康公像は岡崎信用金庫本店の上階から見下ろす場所にあたり、私が会長にお会いした時に「まるで岡信さんのために設置するようなものですね」と余計なひと言を申し上げたせいか、先日、多額のご支援を頂くことができました。わざわざ催促した様で申し訳なく思うと共に、大変感謝しております。

 像の完成は、平成30年度の予定でありますが、明治維新以降に広められたタヌキオヤジ的な家康公のイメージを払拭(ふっしょく)し、岡崎の新たなシンボルとして市民に末永く愛される銅像になることを期待しております。とかく、大河ドラマなどで陰謀家の敵役に描かれてしまう家康公ですが、実際は、応仁の乱以来、200年に及ぶ戦国時代を治め、300年の泰平の江戸時代の基を築いた偉人なのです。
 今日、日本の伝統、文化、日本食と言われているモノの多くは、この平和の時代に完成されたものであり、私達はその事実に誇りを持ち、この岡崎から、そのことを積極的に発信していきたいと考えております。考えてみれば徳川時代、300諸侯と呼ばれた大名の半数は愛知県出身者であり、そのまた半数はかつて参州・三河・岡崎と呼ばれたこの岡崎周辺の出身者なのであります。「今日の日本の基礎を形づくったのは我々の父祖達である」とも言えるわけです。

「歴史まちづくり」事業
 次に「歴史まちづくり」についてであります。
 今回、リバーフロント地区の整備を進める中で、乙川の河川敷に埋もれていた江戸時代の石垣が400メートルにわたって残っていることが分りました。これは菅生川端石垣(すごうがわばたいしがき)と呼ばれるもので、絵図によりその存在は知られておりましたが土や草木に覆われており残存状況はよく分かっていませんでした。
 私もそんなものは岡崎空襲で吹き飛ばされてなくなっていると思っていましたが、今回の調査により、400メートルの石垣が絵図のとおり残っていることが判明しました。

菅生川端石垣

菅生川端石垣

 これは、現存する石垣としては国内最長、日本一のものであります。また、高さは最大で5メートルに及ぶなど、その歴史的な価値は大変高いものであるとのことです。
 こうしたことから、先日行った大学教授による現地説明会には、1日で3000人を超える方が石垣を見るために現地を訪れ、改めて歴史ブーム、お城愛好家の存在を認識したものです。この石垣は河川敷の中にあり、現在も堤防の役割を果たしているため、河川法上全てを掘り出して再現することはできませんが、一部を観光用として、透明パネルを使って石垣の高さを見えるようにできないか愛知県と検討をしているところであります。

菅生川端石垣現地説明

 このように岡崎市内には、まだ発見されていない歴史資産が埋もれている可能性があります。また、大樹寺や伊賀八幡宮など名古屋よりも多い13もの国の重要文化財に指定された建造物があるにも関わらず、これまで十分に活用されてきませんでした。隣に住んでいる方がその事実を知らないこともあります。
 そこで今後は市民に対する啓蒙を行うとともに、滝山寺の鬼祭りなどの祭事をはじめ、くらがり渓谷や鳥川(とっかわ)のホタルに代表される額田の豊かな自然や、八丁味噌や駒立のぶどうに六ツ美のイチゴ、幸田の筆柿といった食べる楽しみ、さらに本市の経済の柱でありますモノづくりを体感する産業観光なども加え、市内各地に分散する観光資源を線で結んで活用することが重要であると考えます。

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 毎年、岡崎市はアメリカの大学生達の訪問を受け入れておりますが、歴史観光と共にロボットによる車の組み立て工程見学などは大きな注目を集めております。さらに季節ごとの様々なストーリー性のある観光コースを用意し、それをこちらから積極的に売り込んでいく姿勢が必要であると思っております。
 併せて観光を産業にまで高めていくためには、観光バスなどで周遊できるコース設定と、各地の駐車場対策を具体的に考えなくてはなりません。現在そうした対策に取り組んでいるところであります。

おとがワ!ンダーランド、泰平の祈り
 そして、こうした新たなまちづくりに向けて、現在、多くの市民の方々と様々な議論を深めていますが、既に、学生や一般の主婦の方々から、行政では思い付かないような、斬新でユニークなアイデアを提案していただいております。

おとがワ!ンダーランド

 この夏、リバーフロント地区においては、「おとがワ!ンダーランド」と銘打って殿橋のたもとでのオープンカフェや、町中の水辺でのキャンプやバーベキュー、さらには河川敷でのビアガーデンなど、市民の皆さんのアイデアによる様々イベントが実施されています。こうしたアイデアの中には、すでに他市で実証済みのものもあります。
 そして、昨年末に開催しました、乙川にLEDボール3万個を流す「泰平の祈り」も岡崎青年会議所(JC)を中心に民間の皆様のお力を借りて、今年度は9月下旬の開催の予定で、現在準備を進めております。

泰平の祈り(2016年9月24日)

泰平の祈り(2016年9月24日)

 私達は、公共による単なるハード整備だけではなく、「それを使ってどう賑わいを創出するか」というソフト面を重視してまちづくりを考えているのであり、こうした事業を通じて、まずは、民間の皆様に大いに儲けていただき、その結果として、行政には税としての収益があるといった、あくまでも民が主体のまちづくりということを目指しております。
 さらに、こうした活動により、河川空間が市民の憩いの場となることはもちろんのこと、川沿いにカフェやレストラン、さらには本市の長年の課題でありますホテルの進出にも繋がるものと期待しております。
 本格的なホテルがないということが岡崎の観光の最大の弱点であり、課題であります。外からのお客さんに長く滞在してもらい、岡崎に対する理解を深めお金を使っていただくことがこれからの観光産業にとって重要なポイントであると考えております。そのため国内の事業者でも外資系でもいいので、何とか一流のホテルの進出を促したいと考え努力しています。
 私達もそうした方向で民間の力を誘導するため、既に様々な提案や声掛けを沿線の地主さんや事業者の方々へ行っております。もし皆様も良いお話しがあれば、ぜひご紹介いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 もうすでに、岡崎の変化をお分かり頂いていると思いますが、岡崎はこれからもまだまだ進化します。あと十年もすればヨーロッパの街並みにも負けない、岡崎独自の景観を有した都市になりますので、ぜひご期待ください。将来「あの時代の市政のおかげで今日の岡崎がある」と言われるようなまちづくりを目指してまいりますので、引き続きのご協力をお願い申し上げます。

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結び
 以上、本日は今後のまちづくりを中心にお話を致しましたが、これからも引き続き、岡崎の経済の根幹であるモノづくりへの支援をしっかり行い、福祉や医療、防災や教育といった基本施策の推進を通じて、このまちに生まれ育った子ども達が、ふるさと岡崎により大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」づくりに向けて進んで参ります。そして引き続き、市政を担わせていただくべく、この秋には、改めて市民の皆様の審判を仰いでまいります。
 皆様に「二期目もがんばれ」と言っていただけるよう、これからも全身全霊でがんばってまいりますので、なお一層のご支援とご協力を重ねてお願い申し上げ、私の話を終了させていただきます。
 御静聴、ありがとうございました。

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2016年8月12日 (金)

平成28年 最後の市民対話集会 その1

市民対話集会(2016年8月3日)

 この4年間公約の一つとして、各地域ごと、各種団体や組織を対象に続けてきた市民対話集会もこれで第38回を数えることとなった。
 時節の映像と共に対象者の方に合わせた政策説明会を行うことで、多くの市民の皆様と直接対話の機会を持つことができたと思っている。
 これまで各集会の開催にあたって御協力頂いた方々に改めて御礼を申し上げると共に、今期最後となる「岡崎保護区保護司会」の皆様との対話集会の内容を御報告申し上げます。以下は当日の講演内容です。


はじめに・市制施行100周年
 連日の猛暑の中、また平日の日中というお忙しい中にもかかわらず、市民対話集会にご参加いただき、誠にありがとうございます。皆様には、日頃から、地域福祉の向上に積極的に取り組んでいただいておりますと共に、市政全般にわたりましても、ご理解とご協力を賜っておりまして、厚く御礼申し上げます。
 さて、7月1日には、皆様のご協力により、市制施行100周年の記念式典を盛大に開催することができました。まずもって御礼を申し上げます。式典後には他市の市長さん達から「岡崎は地元の子供達や岡崎出身の人材だけで、これだけの催しができてうらやましい」と言われ、大変うれしく思った次第であります。
 また、翌2日・3日に開催いたしました「おかざき100年祭」におきましても多くの方々にご来場いただきました。ことにディズニーのパレードは、子供達の記憶に残る楽しいひと時であったと思っております。

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おかざき100年祭

 さらに、今週末に迫りました花火大会や、各地域の総代さんを中心にご協力いただいております地域の史誌である「おかざきまちものがたり」の発行など、各種記念事業は来年3月まで続きますので、引き続きのご協力をお願い申し上げます。

 ところでこのように市民に直接語りかけるというのは、私の信念とする政治手法であります。「望まれればどこにでも行きます」をモットーに、市長就任以来300回近い講演会や各種会合、そして本日で38回を数えます市民対話集会など、様々な機会を通じて、私の目指す市政についてお話をしてまいりました。
 市民対話集会につきましては、本日が秋の選挙前、最後のものとなる訳ですが、今後もこうした市民の皆さんとの対話については継続して行ってまいりますので、よろしくお願い致します。
 なお、こうした活動は決して義務ではなく、私の政策として自主的に行ってきたことでありまして、他市にはあまり例のないことと自負しております。それぞれの会では毎回最後に十分なフリートークの時間を設けるなど、自分としてはできる限り、直接「市民の声」を聞く努力をしてきたつもりであります。

南部地域への総合病院の誘致
 これまでの4年間を振り返りますと、お陰様で、天の時、地の利、人の和にも恵まれ、前回の選挙公約であります15項目すべてを手掛けることができ、一定の成果を挙げられたと思っております。
 特に公約の大きな柱でありました、本市南部への大学病院の進出の決定や、10月に迫りました市民会館のリニューアルオープン、その他にも、新火葬場の完成や、JR岡崎駅前には高級仕様ホテルを含む300人程度のコンベンション施設の進出が決定するなど、現在、比較的順調に市政が進展しているところであります。

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 特に南部地域への総合病院の誘致につきましては、学校法人藤田学園と平成32年4月の開院を目指ざして大学病院建設の合意をすることができました。
 さらに現在、藤田学園において具体的な整備方針が検討されているところであります。私が伺っている範囲では、その方針は以下のとおりであります。

・病棟は地上7階建て、若しくは8階建て。

・駐車場は900台~1,000台を確保。

・入院患者の受入体制は、開院当初は200人~300人程度。施設の稼働率や患者の数を見ながら2~3年で400人を受け入れられる体制を整える。

・24時間対応の救急科、内科、循環器内科、消化器内科、外科、胸部外科、脳卒中外科などを設置。

 そしてスタッフについては、藤田病院の西三河の拠点として、一流のドクターを配置する予定だと伺っております。大学病院のありがたい点は、自前でお医者さんはじめ医療スタッフをそろえることができることで、本当に岡崎市としては助かります。今後さらなる検討が重ねられ、近いうちに目に見える形で整備方針のご披露ができるものと考えております。
 また、病院に隣接する場所にはホームセンターとショッピングセンターの進出も決まっており、本市としましてもこのエリアへのアクセスの向上を図るための道路整備を国会・県会の先生方の御協力のもと着実に実施してまいりたいと考えております。

JR岡崎駅周辺の整備
 JR岡崎駅周辺におきましては、民間との連携により、300人程度のコンベンションホールと10室程の1泊4万円クラスの高級仕様ホテルをはじめ、レストランやカフェ、噴水付きの公園を併設した複合施設の整備が決定いたしました。
 今回の事業は、岡崎市主導で民間公募を行ったものであり、市の土地を活用して民間が開発及び運営を行う手法のものであります。オープンは平成29年の冬頃の予定ということで、本市の玄関口の新たな顔として期待しております。

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国から認定を受けた様々な「まちづくり」事業
 そして、この100周年を契機に、本市の経済の柱であります「モノづくり」に並ぶ、もう一つの柱に観光産業を育て上げるため、現在、数々の施策に取り組んでいるところであります。
 これは本市の長年の課題でありました「乙川の水辺空間の活用」や「東岡崎駅の再開発」に加え、近年の課題である「中心市街地の空き店舗の活用」、さらには「岡崎公園や市内の歴史資産の活用」といった様々な問題を、民間の皆様と共に取り組んでいくというものであります。これまでも個別で対処療法的な施策はありましたが、このように総合的に行う計画は初めてのことであり、また、こうした事業は総合的に行わなければ効果もありません。
 この度そうした私共の取り組みが評価され、リバーフロント地区の整備においては、昨年3月に国の「かわまちづくり」事業の認定をいただき、現在、多くの補助金を得て近年稀にみる好条件のもとで事業が進んでおります。今時、総事業費の半分近くを国庫補助で行っている事業は、よその街ではほとんど例がありません。
 先日も愛知県市長会の席でこの話をしたところ、大変うらやましがられた訳ですが、これは、私達が十分な準備と対策をしてきた結果でもあります。

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 また、この5月には国の「歴史まちづくり」の事業認定を受けることができました。
 この二つの事業認定を受けたのは愛知県では岡崎市だけであり、全国でも希なことであります。
 さらに先月には、優れたまちづくりに取り組む地区に贈られる「まち交大賞」の内、「まちづくりシナリオ賞」を受賞するなど、岡崎市のまちづくりは国のお墨付きをいただくとともに、今では全国から注目を浴びる事業として順調に進んでおります。
 そして、このような認定や受賞というのは、単なる栄誉だけではなく、今後の国との交渉、特に補助金を申請する際の絶好の交渉材料や説得力となる訳でありますし、県からの協力を得るための大きな力となります。行政の遂行にはこうした要素を上手に使うことが重要であります。
 川の事業というのは、国がたとえ好意的であっても、直接の管理者である県が前例を楯(たて)に簡単にOKしてくれないことがあります。今回は大変ご協力頂いており感謝しています。

 このように第3者の目による評価をいただいているにも関わらず、中には「橋のために99億円も使ってけしからん」とか「そんな金があるならば福祉に使え」といったご意見を言われる方がみえます。もっともワザとそうしたニセ情報を流す人達がいるからでもありますが、皆様には、この99億円というのは東岡崎駅前や乙川、中心市街地の整備事業の総額であることや、特定の事業に対する補助金を目的外に使用することは法律的に許されていないことを御理解頂きたいものです。目的外使用は国庫返納となります。
 さらに、岡崎の福祉政策は全国的にも先進的なレベルであり、今回のまちづくりに関する事業は、決してそうしたものを犠牲にした政策ではないことをご理解いただき、先のような誤解を抱いてみえる方には、是非ともご説明をいただきたいと思います。
 先日も北海道から岡崎に転居してみえた方から「同じ日本の中でこれほど色んな社会的サービスの整ったところがあるなんて信じられない」といううれしい言葉を頂いております。また、国土交通省の高官からは、「この予算でこれだけの都市改造ができたら実際スゴイことですよ」といった激励の言葉も頂いておりますし、私達も「国や県のモデルケースになるように頑張っておりますので、よろしくお願い致します」と常々PRしているところです。

殿橋と明代橋のライトアップ
 さて、リバーフロント地区の整備においては、殿橋と明代橋のライトアップが始まり、これまで暗闇に包まれていた夜の乙川の景観が大きく様変わりしつつあります。

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 7月1日には市制100周年を記念して、殿橋、明代橋のライトアップに加え、愛知県の協力で西三河総合庁舎に「100」の数字を表すスペシャルライトアップを行いましたが、今後も、季節やイベントに合わせた様々な演出を行ってまいります。
 さらに、建設中の人道橋についてもライトアップする予定となっており、人道橋の完成の暁には、三つの橋による個性あふれる光の競演がされることとなり、市民や来訪者の皆さんに新しい岡崎を楽しんで頂きたいと思います。
 3月に行いました殿橋の点灯式の際には、私達が点灯のスイッチを押した瞬間に、近くのマンションの上から「お母さん見て、スゴイよ、スゴイよ」という子供達の歓声があがり、その声を聞いた時には、この事業を続けてきたことを本当に良かったと思ったものです。さらに、ニューグランドホテルでの会合から自宅へ帰る際、情景を確認しながら乙川沿いを歩いていると見知らぬ人から突然「岡崎をキレイにしてくれてありがとう」と声を掛けられることがあり、そうした時にも大変うれしく思うものであります。

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 また、ニューグランドホテルの前の堤防道路や河川敷の整備が完了したことにより、最近では、若者だけでなく、高齢者のカップルが川沿いを歩いている姿も増えております。そして、ゴールデンウィークに開催されました「こどもまつり」などの折には、水辺で語らう母子の微笑ましい姿がいくつも見られるなど、すでに多くの方々の新たな憩いの場となっております。
 私の目指すリバーフロント計画というのは、単に観光事業を考えるだけのものでなく、そうした、かつて私達の生活の中に普通にあった潤いの時、幸せの空間を再現することでもあります。

中央緑道の整備、徳川四天王の石像
 現在建設中の人道橋から籠田公園を結ぶ中央緑道につきましては、(仮称)岡崎セントラルアベニューとして整備をするため、当初は歩道を東側に集めるといった案をたたき台にして、専門家や沿線住民の皆さんの意見を伺ってまいりました。市からの政策の押しつけのようなことを言う方もいますが、当初からこうした手順で計画を進める予定となっておりました。
 しかし原案に対しましては、「歩道を片側に寄せると車の出し入れに支障がある」「防風林の役割の木を切るべきではない」、また逆に、「木が生い茂って夜は怖くて歩けない」「坂道を自転車が勢いよく下って危ない」など、様々なご意見を頂きました。
 そうしたご意見を受けて現在は、今ある緑地帯を拡げて、憩いの空間やイベントスペースとして活用すると共に、歩道や車道についても安全性に配慮して再整備するといった方針のもと、より美しく、より快適な空間として整備していきたいと考えております。

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 セントラルアベニューの完成の暁には徳川四天王の石像を設置することとしております。石像はそれぞれの武将が活躍した歴史的な一場面を切り出した大変素晴らしいデザインとなっております。
 そうした素晴らしい作品であることから、当初は、皆さんに少しでも早くご覧いただけるよう、仮設置によるお披露目を予定しておりました。
 しかし、私も、直接出来栄えを確認いたしましたが、石像はもちろんのこと、台座につきましても、単なる台座ではなく、石工の匠の技が活かされた台座だけでも芸術作品と呼ぶことができるほど素晴らしい作品でありました。そして仮設置を行うには、石像と台座をしっかりと接合する必要があり、仮設置を行った後にセントラルアベニューへ移設する時は、石像と台座を改めて分離するか、石像と台座が一体となった大変重たい作品を移設する必要があります。

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 移設の場合には、石像と台座を分離させる際に本体はもちろん接合部に傷が付いたり、石像と台座の微妙なバランスに影響を及ぼすことが考えられます。さらに一体で移設する場合には、重量のある作品を大型のクレーンで吊ることとなり、仮設置を考えていました籠田公園周辺には、地下駐車場があることから、作品への影響だけではなく、地下駐車場への配慮も必要になるなど、様々なリスクが考えられることが分かりました。
 そこで、そうした様々な事情から、仮設置を行うよりも、安全性と費用、効率性を考慮し、セントラルアベニューの完成時に合せて設置すべきと判断しました。
 一日も早いお披露目を楽しみにしてみえた皆様には大変申し訳ありませんが、言い換えれば、石像も台座も、それほど繊細で素晴らしい作品であるということでありますので、お披露目の時をご期待いただきたいと思います。
 なお、セントラルアベニューへの設置の際には、景観にも配慮した分かりやすい表示や、スマートフォンを活用して三か国語くらいの解説が聞けるなど、センスの良い解説方法を考えていきたいと思っております。 (つづく

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2016年8月 9日 (火)

内田やすひろ1期目(4年間)の主な実績

内田やすひろ1期目(4年間)の主な実績

 ホームページの「市政報告」のページを更新しました。
 この4年間、1期目の実績をまとめました。

 市政報告 | 岡崎市長 内田康宏のホームページ

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