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2016年7月

2016年7月29日 (金)

平成28年度 岡崎市平和祈念式

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 7月20日(水)、本年、岡崎市と遺族連合会の共催による「岡崎市平和祈念式」が約千人の参加者のもと、しめやかにとり行われた。
 この式典は、これまで「戦没者及び戦災死者追悼式」として日清戦争以来の戦争犠牲者を追悼するため行われてきたものを、先代の市長の折に平和祈念式と改名して続けられてきているものである。
 今年は市民会館が改修工事のため、中央総合公園武道館に会場を移した。毎年、関係者の高齢化に伴い参加者が減少傾向にあるが、会場がより大きな武道館であったせいもあって、一層その感を強くしたものである。
 今後さらに関係者が減少する中で、この催しと精神をどういう形で後世に継承してゆくべきか今一度考えなくてはならない時を迎えていると思っている。

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当日の式辞
 本日ここに、岡崎市平和祈念式を挙行いたしましたところ、戦没者・戦災死者のご遺族の皆様、市民の皆様並びにご来賓の皆様方におかれましては、ご多忙のなか多数のご参列を賜り、心から御礼申し上げます。
 第二次世界大戦の終戦から71年の歳月が過ぎました。戦争を直接知る世代が数少なくなる今日ですが、多くの方々が戦争の犠牲となりお亡くなりになりましたことは、未来永劫忘れてはならない深い悲しみの記録であります。
 ここに、日清・日露戦争から先の大戦において、祖国の安泰を願い、家族を案じつつ戦場に散り、あるいは戦禍に倒れられた方々、そして終戦間近い昭和20年7月20日未明の岡崎空襲による280名ほどの犠牲者を含む、多くの本市における戦没者及び戦災死者に対して謹んで哀悼の意を表します。また、最愛の肉親亡きあと、幾多の苦難を乗り越えてこられたご遺族のご心労は察するに余りあり痛恨の思いを禁じ得ません。

 戦後本市は、先人のたゆまぬご努力により見事に復興を果たし、今日では人口38万人を超える中核市として順調な発展を遂げ、今月1日には市制施行100周年の日を迎えることができました。このように、今日ある平和や豊かな市民生活を享受できるのは、ひとえに戦争によって心ならずも命を落とされた方々の犠牲の上に成り立っていることを、私たちは決して忘れてはなりません。
 悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、平和の尊さを次の世代に語り継ぎ、二度とこうした悲劇を繰り返さないことが私たちに課せられた責務であります。新世代を迎えた本市の皆様とともに、戦争や災害のない平和な世の中の実現に向けて、決意を新たにさせて頂くところであります。
 終わりにあたり、戦没者及び戦災死者の御霊の安らかならんことと、ご遺族並びにご列席の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、式辞といたします。

平成28年7月20日
岡崎市長 内田康宏

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2016年7月24日 (日)

「第5回ものづくり岡崎フェア2016」開催

第5回ものづくり岡崎フェア2016

 岡崎・三河の産業界あげての「ものづくり岡崎フェア」が7月13日より2日間、中央総合公園の体育館にて市内外114の会社や研究機関、大学などの参加のもと盛大に行われた。今回は100周年記念事業の一つであり、2年ぶりの開催となった。

 常々、産業界の流れ、業界の報告としての情報提供は受けているが、会社ごとの個別の「ものづくり」の実態、作業の工程などをコンパクトに拝見できたことは貴重な体験であった。時間が限られており、すべての業態をまんべんなく見ることはできなかったが、改めてこの地域の技術力の奥深さと集積の力というものを垣間見させて頂いた気がしている。
 単一の技術が複合活用された時に生まれる新たな技術革新というものが、産業界に変革をもたらし、次の時代への大きな進歩の切っ掛けとなることがあり、今回も期待している。そうした変化は社会そのもののあり方も変えていくことになるのであろうと思っている。

株式会社新美利一鉄工所

株式会社前田シェルサービス


当日の挨拶
 本日はこの三河地域を中心に多くの方々にお越し頂き、多数のご出展を賜り誠にありがとうございます。また、森岡愛知県副知事、経済産業省中部経済産業局岩松地域経済部長を始め、ご来賓の皆様には、ご多用のなかご臨席頂きましたことを厚く御礼申し上げます。
 私達のまち岡崎市の産業は、戦前は繊維工業を中心として発展し、戦後は重化学工業へと変遷しました。近年においては、特に輸送機器関連産業を核として、一般機械、金属製品、プラスチック等の多様な製造業が集積し、全体的にも非常にバランスのとれた産業構造の上に成り立っております。
 本市では、地域経済を担う市内のものづくり事業所への支援制度として、昨年に引き続き「岡崎市ものづくり支援補助金」を展開しています。これは関係機関と連携して共同研究や依頼試験を行う費用を補助するものであります。是非この制度を有効にご活用頂き、今後もより一層ものづくり産業の活性化につながることを願っております。

有限会社ウイポップ

伊藤レーシングサービス株式会社

 さて、ご存じのとおり本年は市制施行100周年という節目の年であります。新時代を迎えた岡崎の、さらなる発展と活性化につながるよう、この一年間「新世紀岡崎 飛躍祭」と銘打って各種記念事業を実施し、本市の魅力を市内外に発信しているところであります。
 今回第5回目となります「ものづくり岡崎フェア2016」につきましても、この100周年記念事業の一つとして規模を拡大して開催いたします。出展企業の皆様には、それぞれのすばらしい技術を積極的にアピールして頂くとともに、本フェアでの交流、講演会、技術相談などを通して、技術力を高める新たな「気づき」「ひらめき」「手がかり」につながる一助になればと期待をいたすところであります。

 最後になりましたが、本日出展を頂きました企業・機関、並びに関係者の皆様が今後ますますの飛躍を遂げられることをご期待申し上げますとともに、ご参会の皆様のご健勝と一層のご活躍を祈念申し上げまして挨拶とさせて頂きます。
 それでは今日、明日の2日間、どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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2016年7月23日 (土)

『リバ!』2016年8月号

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こんばんは。内田康宏事務所から、リバーシブル2016年8月号発行のお知らせです。
7月1日の「市制施行100周年記念式」で市長が述べた式辞を掲載いたしました。

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2016年7月18日 (月)

怪文書の季節来たる!

 選挙が近づいてくると、とかく様々な怪文書が出回るものである。そのほとんどは出所不明で、客観的視点に欠けた一方的情報に基づくモノであり、人の情感に訴えるデマ文書であることが多い。
 通常は選挙の一年くらい前から数回にわたり出されるものだが、今回は4ヶ月前の6月に出て来た。季節外れのユーレイの感がある。
 その内容はと言えば、「岡崎市がこれから推進する事業において、入札を前に、市長と某・特定業者との間ですでに入札決定の話がついている」というものである。
 しかしどうせ怪文書を出すならば、もう少し勉強してストーリー性と信憑性のあるお話を作って、なるほどと思うレベルのものを書いてほしいものである。設定があまりに古めかしく幼稚な手法であり、懐かしくて涙が出そうであった。

 まず私が裏約束をしているという業者であるが、人脈的関係、地理的条件から言っても、私の対抗勢力と目されるグループに近い会社である(だからと言ってその会社が差別待遇されている訳ではない)。
 現在、岡崎市における入札制度は、外部の有識者で組織する「入札監視委員会」という独立した組織のほか、「入札参加者審査委員会」、そして担当部局の三者により、ルールに則って公明正大に執行されている。私も前市長に倣(なら)って、個別入札に口をはさむようなことはしないし、各業者からの入札に関する陳情は一切受け付けないようにしている。業界からの要望については、各業界の総会でまとめた案件を代表の方々が提出にみえた時に、副市長、部長、担当課長らと一緒にお話を伺うというシステムをとっている。
 また、私はあいにく下戸であり、全く酒をたしなまないし、無用の外食も好まないため(家族での外食も好きではない)、業界の総会におけるパーティーに出席するとき以外、個別の業者の酒宴の接待を受けることはない。自宅で晩酌もやらないような人間であるから、個人で夜の巷を歩き回ることも皆無である。どちらかと言えば、おいしいコーヒーとケーキを好む方である。この際、酒造業界並びに飲食店の皆様にはその点をお詫び申し上げたい。

 それから怪文書と言えば、かつて私の県会議員時代、選挙の半年くらい前に一枚の写真が送られて来たことがある。写真に写っていたのは、〝ある候補者が、ユカタのはだけた芸者さんをヒザの上に乗せ、その胸元に手を差し入れている〟ものであった。
 その時も差出人は不明であった。写真一枚あるだけで何の手紙も付してはなかった。意味するところは「これを選挙の裏対策(怪文書)に使え」ということであろうと思う。しかし、こうした類のモノは危険がいっぱいである。
 仮に怪文書を作ったとしても、配布に人を使えばそこから出所は発覚するものである(たとえ写真が本物であっても名誉毀損で訴えられる)。郵送配布にすれば費用がかさむし、いっときに大量発送できないため手間もかかる。第一普通は選挙の準備に忙しくて、そんな人手を使う余裕など無いものである。
 また、そうした手段を使うことは精神衛生上よくないし、何より選挙活動母体の士気そのものが低くなり、そちらのマイナス効果の方が怖いと言える。
 しかし世の中には、裏選対あるいは別働隊として特殊任務(選挙妨害、怪文書、買収、脅迫 etc)を行うチームを用いる候補者もいる。さらにそうしたことを仕事として請け負う人物さえいる。人間の中には、生来こうした手法が好きな人種というのがいるのである。マニアというか病気というか、様々に裏側で暗躍することが選挙という戦いであり、高度な戦術であると勘違いしている人達である。

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 選挙においてこういうレベルの戦いを始めると見苦しい上に、その地域全体の品格が問われることにもなり、私は嫌いである。しかも、もし先の写真を使った怪文書が出回ったとすれば疑われるのは当然対立する側であるし、また、うっかりすれば選挙後に〝怖いお兄さん〟の来訪を受けるようなことになるかもしれない。「あの写真、上手に使ったね」「あの写真はあなたの所にだけ送ったものであり、口止め料は200万円にしておくよ」というような話にもなりかねないのである。しかも一度つながりを持つと、それで終わらないから恐ろしいのである。

 いずれにしても、かつて石川五右衛門が言ったという「浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」の言葉の如く、選挙が始まると、こうしたあまり人間として上等ではない人々の活動も活発となってくるようである。


ラブレターの季節 (2013.12.24)

またも来ましたラブレター (2014.10.04)

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2016年7月14日 (木)

第11回まち交大賞において「まちづくりシナリオ賞」受賞

第11回まち交大賞表彰式(2016年7月5日)

 7月1日の「市制施行100周年記念式」、2日・3日の「おかざき100年祭」の興奮冷めやらぬ5日(火)朝、市のリバーフロント計画担当職員とともに上京し、虎ノ門にある日本消防会館で行われた第11回〝まち交大賞〟全国大会の表彰式並びに意見交換会に出席した。
 この賞は一般財団法人都市みらい推進機構の主催(国土交通省後援)によるものである。全国のまちづくり計画の中から、優良なまちづくり計画を策定した地区、また事業の実施、評価、改善において優れた取り組みを行った地区などを対象に表彰し、関係者の栄誉をたたえるとともに、受賞地区の事例を全国に幅広く紹介することで地域の創意工夫を活かしたまちづくりを促進することを目的として、平成18年(2006年)から実施されているものである。

 今回受賞したのは8つの自治体である。4市2町が完了地区として、2市が計画地区として選ばれ、岡崎市はそのうち計画地区の「まちづくりシナリオ賞」を受賞することとなった。賞状を一枚頂けるだけかと思っていたところ、立派な楯(たて)まで頂き大変光栄なことである。

明代橋

岡崎公園(2015年5月5日)

 本市においては、昨年の国の「かわまちづくり支援制度」の登録に続き、この5月には同じく国の「歴史まちづくり」の事業認定を受けたところである。今回また、第三者の目によって評価を受けたことで大きな自信を得たような気がしている。計画のとりまとめ並びに実施に向けて御協力を頂いた多くの皆さん並びに担当職員のご尽力に心から感謝を申し上げたい。

 世の中には、自分達の考え方だけが正義だと信じ、建設的な努力をしている者の足を引っぱることを生きがいとしている人達がいる。
 だが授賞式に出席してみて改めて感じさせられたのは、「モノゴトの真価は、実りのある実績を成し、他者からの評価を得て初めて定まるものである」という当たり前のことだった。
 それから会場でこんな話を伺った。対案もなしに、ただただ反対することによって自らの存在をアピールしようとする対抗勢力の妨害を受けながら、市民や有権者の方々の協力のもと、そうした障害を乗り越えて計画の策定、事業の推進、完成にこぎつけた地区もあるということだった。

 都市みらい推進機構の主催する賞は計画地区と完了地区の二つのコースの表彰があるため、今後はさらなる努力を重ね、ぜひとも次は完成地区に与えられる〝まち交大賞〟を獲りたいものだと思っている。
 そして現在国の進めている観光立国政策(ビジット・ジャパンなど)、愛知県の〝あいち観光戦略〟と連動して「モノづくり」に並ぶ岡崎の経済のもう一つの柱として「観光産業」を育て上げる決意である。

 以下は当日、意見交換会で発表した内容です(クリックすると拡大します)。

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2016年7月10日 (日)

おかざき100年祭を開催しました

おかざき100年祭・開会式

 7月1日の「市制施行100周年記念式」は多くの皆様方の御協力のもと、大変立派に行うことができ改めて御礼申し上げます。
 続く2日、3日の「おかざき100年祭」も二日間で4万6000人ものお客様にお越し頂き盛大に開催することができました。大きな事故もなく、どの催し・イベントも無事完了できましたことに対し、警察を始め御協力頂いたボランティアの方々に心から感謝申し上げます。
 初日の各催しにおける私の挨拶と、写真での御報告をさせて頂きます。


開会式(9時45分)
 皆さんこんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 昨日、岡崎市は大正5年の市制施行からちょうど100回目の誕生日を迎えることができました。7月1日はこの会場において100周年の記念式典を行い、岡崎市の発展に尽くされた皆様を顕彰し、表彰させて頂きました。またスポーツや芸能、文化活動において輝かしい成果を上げられ、岡崎の名を高め、広く市民に希望と活力を与えて下さった方々に対し、新たに創設した市民栄誉賞を授与いたしました。
 この度の記念式典を多くの市民の皆様と共に盛大に開催できましたことを大変うれしく思っています。ことに第2部のアトラクションにおいては、中学生高校生の皆さんはじめ、若い人達の歌とダンスを交えた素晴らしいパフォーマンスが披露されました。まさに岡崎市民の文化芸術のレベルの高さをあらわすものであったと言えます。

おかざき100年祭・開会式

 さて、今日から二日間は「新世紀岡崎委員会」と岡崎市の共同事業として「おかざき100年祭」を開催いたします。このおかざき100年祭においては、市制100周年事業の基本である「市民参加の祝祭」を体感して頂くため、いくつものイベントを計画しております。
 子供達に楽しんで頂く「100年祭遊園地」をはじめ、本市出身で様々な分野で活躍されている有名人の皆さんからのビデオレターや、食育メッセや味噌ラボなど、おいしい食べ物のイベントも開催いたします。

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観光大使おかざき(後藤弓依さん、坂井沙耶佳さん)

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 そして本日の夕方には東京ディズニーランドのキャラクター達も参加するバースデーパレードも行われます。ぜひ一人でも多くの皆様方にこの「おかざき100年祭」を楽しんで頂き、100歳の誕生日を共にお祝いして頂きたいと思います。ただ大変な人出が予想されますので、できるだけシャトルバスの御利用をお願いします。
 最後になりますが、このイベントの開催にあたり、御協力頂きました多くの皆様方に心からのお礼を申し上げ、私の挨拶と致します。ありがとうございました。

食育メッセ2016・オープニングセレモニー(10時15分)
 皆さんこんにちは。岡崎市食育推進会議会長をおおせつかっております、岡崎市長の内田です。本日は、岡崎市の健康作りを応援してもらっている「まめ吉くん」に食育も一緒に応援してもらおうということで、市制100周年の食育メッセの開催を記念して食育キャラクターに任命いたします。

おかざき100年祭・食育メッセ2016

おかざき100年祭・食育メッセ2016

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ご当地ナンバープレート交付式(11時00分)
 おかざき100年祭にお越しの皆様、楽しんでますか?
 岡崎市は市制100周年ということで、本日のイベントをはじめ今年は様々な企画を行っております。その一つとして今回、原動機付自転車の「ご当地ナンバープレート」を導入することといたしました。原付のご当地ナンバープレートは他の市町村も導入しておりますが、岡崎市は全国でも珍しい2つのデザインのご当地ナンバープレートを作成しました。

岡崎市ご当地ナンバープレート・交付式

岡崎市ご当地ナンバープレート(斉と公平太さん作)

岡崎市ご当地ナンバープレート(近藤由衣菜さん作)

 一つは岡崎市を代表するキャラクターであるオカザえもんと、伝統ある岡崎の三河花火をあしらった、「オカザえもんと花火」です。こちらはオカザえもんの作者である、斉と公平太(さいと こうへいた)氏にデザインして頂きました。
 もう一つは岡崎市の風景ということで、夕暮れの岡崎城と、春の一大イベントである桜まつりの桜をあしらった、「夕暮れの岡崎城と桜」です。こちらは岡崎市内の大学生にデザインを依頼し、応募頂いた43件の作品の中から、愛知産業大学の近藤由衣菜(ゆいな)さんのデザインに決定したものであります。
 本日は事前に希望ナンバーを募集させて頂き、「1番」のナンバープレートについて最大10倍の倍率のところ見事当選された方々にお越し頂きました。皆様おめでとうございます。
 ご当地ナンバープレートの交付は7月4日(月)から開始させて頂きます。原動機付自転車を所有している方、またこれから購入を予定されている方は、ぜひこれらのナンバープレートを取り付けて頂き、岡崎市の魅力を再発見して頂くとともに、岡崎市に愛着を持って頂くことをお願い申し上げ、挨拶とさせて頂きます。

岡崎市ご当地ナンバープレート・交付式

さくら絵画作品展 表彰式(11時30分)
 皆様こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は「岡崎さくら100年プロジェクトさくら絵画作品展 表彰式」にご参加を頂きまして、誠にありがとうございます。
 岡崎さくら100年プロジェクトは、市制100周年記念事業の一環として進めているプロジェクトであります。今ある、桜の名所を次の100年に引き継ぐとともに、新しい桜の名所として地元に愛される桜の名所づくりを、市民の皆様と一緒になって進めていこう、ということで取り組んでおります。

岡崎さくら100年プロジェクトさくら絵画作品展 表彰式

 さくら絵画作品展は、このプロジェクトの事業として実施し、「市内の桜の風景」というテーマで作品を募集したところ、多くの方にご参加を頂くことができました。本日は優秀作品のみを展示させて頂いておりますが、この他にも素晴らしい作品がいくつもあり、それぞれ作品を拝見いたしましたが、岡崎市内には絵になる桜の名所が数多く存在するのだな、と改めて実感しました。
 昨年度植樹した約1,200本の桜に引き続き、今年度も、ここ中央総合公園を始めとして、市内の各所に、秋以降から桜の苗木を植樹していく予定であります。何十年か先には、今日の絵に匹敵するような、素晴らしい名所が数多く生まれることを願っております。
 最後になりますが、本日お集まりの皆様方の今後ますますのご健勝とご活躍を祈念申し上げて、私からの挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。

バースデーパレード(16時50分)
※挨拶はいたしませんでしたが、先導車のMIRAIに乗りました。

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おかざき100年祭

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2016年7月 7日 (木)

若手職員に向けた事業説明会

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 6月29日(水)、一昨年に続いて、市役所内において「観光産業都市の創造に向けた本市の取り組みについて」と題する事業説明会を行いました。
 所管の違う仕事であっても、本市の基幹事業については市の職員であれば、市民に対して基本的な説明ぐらいはできるようであってほしいという、私の願いから開催しました。もうすでに「そのくらいできますよ」という方もみえることとは思いますが、一度は耳を傾けて頂き、今後の糧として頂きたいと思います。
 以下は当日私が述べた挨拶です。


 本日は観光産業都市の創造に向けた説明会を開催しましたところ、多くの若手職員の皆さんに集まって頂き、ありがとうございます。
 御案内のとおり、現在、岡崎市では本市の歴史的文化遺産と乙川・矢作川の河川空間を活かした「観光産業都市・岡崎」としてのまちづくりを図り、モノづくりに並ぶ、もう一つの新しい経済の柱に育て上げるための施策を推進しております。

 私が子供の頃、今から50年ほど前の乙川は釣りやボード遊びが楽しめ、もっと親しみのある川でした。時の移り変わりと共に河川整備が進み、いつしか貸しボート屋は消え、コンクリート製の護岸となり、いつの間にか川は危険な場所として、特に子供にとっては「近づいてはいけない場所」になってしまいました。
 私が県会議員の時には名鉄電車で名古屋と岡崎を行き来していた訳ですが、日中の車窓は乙川の流れと共にお城と川沿いの素晴らしい景色が広がる一方、夜の乙川沿いはライトアップされた岡崎城が浮かび上がるだけで、大変さびしいものがありました。
 私は、この暗闇に包まれた夜の乙川もライトアップされれば、岡崎のイメージや雰囲気はガラリと変わるはずであり、乙川をそうしたかつてのような親しみのある川にしたい、と長らく思っておりました。それがリバーフロント計画のそもそもの発想のもとである訳です。

殿橋と明代橋のライトアップ(2016年7月1日)

 また、この乙川の水辺空間の活用については、私が初めて言い出したものではありません。過去40~50年にわたり、歴代市長、議会関係者は言うに及ばず、商工会議所や各地の商店会、諸団体の会合、さらに井戸端会議のお母さん達も含め市民の間で議論されてきた重要課題でありました。
 しかしこれまでは他の政策が優先されることが多く、国や県との政策調整、予算の問題などからなかなか実施までたどりつくことができませんでした。
 そこでこの度、国の方針や市政の状況、市民の皆様の協力といった要素が揃ったことにより、乙川周辺地区の新たなまちづくりが動き出した訳であります。私はこのリバーフロント計画を天命と受け止め、事業推進に全力を尽くす覚悟です。

 これまでにも個別の対処療法的な中心市街地の活性化策はありましたが、今回のように、
・「乙川の水辺空間の活用」
・「東岡崎駅の再開発」
・「中心市街地の空き店舗の活用」
・「岡崎公園や市内の歴史遺産の活用」

 といった様々な問題を総合的かつ、民間の皆様と共に対処していく計画は初の試みであります。そして、こうしたそれぞれの事業は総合的に行わなければ効果もないと考えています。

岡崎市・東岡崎駅前

(東岡崎駅前の再開発区域)

 昨年3月、これまでの私共の取り組みが評価され、リバーフロント地区の整備においては国の「かわまちづくり」事業の認定を頂きました。現在、多くの補助金を得て近年稀にみる好条件のもとで事業が進んでおります。今時、総事業の半分近くを国庫補助で行っている事業は他ではほとんど例がありません。
 またこの5月には、国の「歴史まちづくり」の事業認定を受けることができました。この二つの事業認定を受けたのは愛知県では岡崎市だけであり、全国でも稀なことであります。
 さらに先般、優れたまちづくりに取り組む地区に贈られる「まち交大賞」のうち、「まちづくりシナリオ賞」の受賞が決定し、7月5日には東京の授賞式に行ってまいります。今や本市のまちづくりは国のお墨付きを頂くとともに、全国から注目を浴びる事業となりました。
 こうした第三者の目による評価のおかげによって、「乙川リバーフロント計画」が決して私の思い付きで始めた事業ではないことがお分かり頂けると思います。
 そして、このような認定や受賞は単なる栄誉というだけではなく、今後の国との交渉、特に補助金を申請する際の絶好の交渉材料となる訳でありますし、県からの協力を得るための大きな力となります。若い職員の皆さんには、省庁の実施要綱や法律の条文には書かれていない、そうした効用をしっかり覚えておいて頂きたいと思います。

 3月下旬、殿橋のライトアップの点灯式が行われました。詳しい事業の内容については後ほど各部長から説明がありますが、私達がスイッチを押した瞬間に、近くのマンションの上から「お母さん見て、スゴイよ、スゴイよ」という子供達の歓声が上がり、その声を聞いた時には、この事業を続けてきたことを本当に良かったと思いました。
 さらに、ニューグランドホテルでの会合の後に乙川沿いを歩いていると見知らぬ人から突然「岡崎をキレイにしてくれてありがとう」と声を掛けられることもあり、そうした時にも大変うれしく思うものであります。
 また、最近では若者だけでなく、高齢者のカップルが川沿いを歩いている姿も増えておりますし、ゴールデンウィークに開催されました「こどもまつり」などの折には水辺で語らう母子の微笑ましい姿がいくつも見られるなど、すでに多くの方々の憩いの場となっております。

第43回岡崎こどもまつり(2016年4月30日)

岡崎市の桜まつり

 私の目指すリバーフロント計画というのは、単に観光事業を考えるだけでなく、そうした、かつて私達の生活の中に普通にあった潤いの時、幸せの空間を再現することでもあります。この計画は単に、公共事業によって橋を造り河川整備をするというだけのハード整備のものではありません。「それを使ってどう賑わいを創出するか」というソフト面を重視したものであり、そうしたソフト事業を民間の皆様にお任せすることで、まず民間の皆様に大いに儲けて頂き、その結果として行政には税としての収益があるといった、あくまでも民が主体のまちづくりにシフトさせることも目的の一つであります。
 こうした事業の目的や私の思いについては、市長就任以来30回を超える市民対話集会や、300回近い講演会や各種会合において、さらには私のブログやタウン誌、市政だよりや市のホームページなど、あらゆる媒体を活用して周知を図ってきました。それにもかかわらず、時に、市民の中には「橋のために99億円も使ってけしからん!」とか「そんなお金があったら福祉に使え!」と言われる方がいます。また残念なことに、「市役所の職員がリバーフロント計画の目的や内容を理解しておらず、市民から説明を求められても説明ができない」といったご指摘を頂くことがあります。
 ちなみに、何かと言うとすぐに「そんな金があれば福祉に使え」と言う人達に対しては、目的別の国庫補助は目的外に使うことは法的に許されておらず、目的外で使用した場合には国に返納しなければならないということをキチンと答えてほしいと思います。
 また、岡崎の福祉政策は全国的にも先進的なレベルであり、今回のまちづくりに関する事業は決してそうしたものを犠牲にした政策ではありません。
 仮にも市職員であれば、「自分の仕事には関係ない」、「他の部署の業務だから興味がない」と思って頂いては困ります。これは特定の部署によるひとつの業務ではなく、これからの岡崎のまちづくりの骨格作りのための事業であります。岡崎市全体で推進してゆくものであるからです。
 職員の皆さんには現在の職務にしっかりと取り組んで頂いた上で、今日の説明を理解して頂き、一人一人が岡崎市の広報マンであるという意識を持って、正しい情報を発信して頂きたいと思います。

 私は、岡崎はあと10年もすればヨーロッパの街並みに負けない、独自の景観を有した都市になると思います。そして、これらの事業を通じてこのまちに生まれ育った子供達が、ふるさと岡崎により大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」の実現を目指してまいります。
 その実現のためには職員の皆様の協力が不可欠です。
 どうか皆さんには、これまでのやり方に必ずしもとらわれず、もっと商売っ気のある新たな発想で事業を進めて頂きたいと思います。皆さんの中で、いいアイデアがありましたら、ぜひ私達に教えて頂きたいと思います。これからの行政の主役は皆さんです。
 皆さんの活躍が「夢ある新しい岡崎」の実現につながるものと期待しております。共に新しい岡崎をつくりましょう。よろしくお願いいたします。

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新世紀岡崎飛躍祭・オープニングセレモニー(2016年4月1日)

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2016年7月 3日 (日)

岡崎市制施行100周年記念式・市長式辞

岡崎市制施行100周年記念式

 先日お伝えしましたとおり、平成28年(2016年)7月1日、中央総合公園の武道館にて市制施行100周年記念式を無事開催することができました。御多忙の折、御参会頂いた皆様には心から感謝申し上げます。
 ブログに私が述べた式辞を掲載いたします。なお岡崎市のホームページにも同じものを掲載しております。

 市制施行100周年記念式・市長式辞 (平成28年7月1日)


 本日ここに、岡崎市制施行100周年の記念式を挙行いたしましたところ、ご来賓の皆様をはじめ、各界各層の皆様方におかれましては、公私ともご多忙のなか、また、御遠方からも、多数ご臨席を賜りまして、心から厚くお礼申しあげます。

 岡崎市は、大正5年7月1日に市制を施行し、その後先人のたゆまぬ努力によって、着実に発展を遂げ、本日、百周年という輝かしい日を迎えることとなりました。記念すべきこの日を、ここにお集まりの皆様方とともに祝い、市長として式辞を述べさせていただくことは、この上ない慶びであります。

 市制施行当時の岡崎市の姿でありますが、旧東海道沿いの市街地である額田郡岡崎町を母体とした、人口3万8千人足らずのこじんまりとした城下町でありました。古より、西三河における経済の中心であった岡崎は、堅実な発展と市制施行の気運のもとに、晴れて岡崎市として産声をあげたのであります。
 その後、昭和及び平成の市町村大合併を経て、市域は20倍近い広さとなり、人口は10倍以上の38万人を超える中核市へと発展をとげてまいりました。
 振り返れば、この百年の間には、戦争という不幸な時代もあり、本市においても、空襲により280名ほどのかたが亡くなられ、市街地が一夜で焦土と化したのでありました。しかし、本市は、不死鳥のごとく復興を果たし、その不屈の精神で復興に尽力した先人に対して、改めて深く敬意を表するものであります。

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 そして、戦後の経済成長は、市の規模を拡大させ、歴史文化の香る城下町の風格を保ちながら、近代的なまちづくりが進められ、着実に市政を進展させてまいりました。本市はまた、都市間交流を積極的に推進いたしました。石垣市及び福山市との「親善都市」提携、茅ケ崎市、佐久市そして関ケ原町との「ゆかりのまち」提携、金沢市との「観光交流都市」提携のほか、国外においても、スウェーデンのウッデバラ市及びアメリカのニューポートビーチ市、そして中国のフフホト市との「姉妹都市」提携を結んでまいりました。相互に訪問交流をすることにより、理解と親交を深め、本日、こうしてこの場にご臨席を賜ったことは、長年の厚情の証であると誠にありがたく思います。
 ちょうど今、ニューポートビーチからは、中学生の代表団が本市を訪れており、一昨日、市役所にもおみえになりました。秋にはこちらの代表が訪問することとなっております。
 また、市の誕生日が同じ7月1日というご縁の福山市さんにおかれましては、本日は、お互いに式典の参加は叶いませんが、祝福のエールを交わす、そんな祝祭感につつまれています。

岡崎市制施行100周年記念式

 さて、高度成長期の昭和から平成の時代を迎え、社会の成熟とともに、日本は少子高齢化を背景とした人口減少過程に入りました。幸いにして、ものづくり、とりわけ自動車産業を経済の柱とするこの三河地域は、他の地域より豊かな経済基盤にありますが、グローバル化した世の中で、将来が見通しにくい時代を迎えております。
 こういった時代背景の中であっても、経済が縮小することなく、活力や賑わいを持続させ、年齢や性別に関係なく、だれもが等しく輝ける社会、安全で安心な住みやすいまちづくりを実現しなければなりません。
 これからの百年間は、これまでの百年間のように、行政からの一方的なサービスや行財政の自然成長に頼るのではなく、環境への配慮、資源の有効活用、官民連携というような新しい価値観で市政運営を進めていく必要があります。

 私が市政運営を任されてからは、こういったまちづくりへの思いを一歩ずつ進めてまいりました。市の中心部を滔々と流れる矢作川と乙川、そして川を自然の要害とした岡崎城と豊かな水量を誇る乙川のコントラストは、現在においても、来訪者を心優しく出迎えてくれる本市の誇るべき自然景観であります。
 現在進めている「かわまちづくり」は、本市の景観の美しさを基軸にして、歴史的資産を現代的な価値によみがえらせながら、「岡崎の顔」づくりと地域愛の醸成を、市と民間で力を合わせて、推進していくものであります。
 このまちづくりにおいては、かねてからの構想を下敷きに、長年の課題である、「乙川の水辺空間の活用」や、「東岡崎駅の再開発」といったものに加え、近年の課題である「中心市街地の空き店舗の活用」、さらには「岡崎公園やお城、市内の歴史資産の活用」などといった様々な課題について、民間の力をお借りして、総合的に取り組んでいるところであります。

殿橋と明代橋のライトアップ(2016年7月1日)

 現在、殿橋や明代橋のライトアップを始め、乙川河川敷や河川堤防の整備、(仮称)乙川人道橋の着工などの都市基盤整備を進めております。今後は、こういった先行投資を呼び水として、水辺空間を活用したイベントなどを通じて、観光客の回遊を促し、民間事業者が、このエリアを自由に活用することで大いに儲けていただきたいと思っております。カフェやレストランが出店した水辺空間は、市民の日常的な憩いの場としてより賑やかになることと思われます。あと数年もすれば、この空間は大きく変わり、近い将来には、ヨーロッパの街並みに劣らない、本市独自の風格を持った「岡崎の顔」になると思っております。

 この「かわまちづくり」については、国からも先進的な取り組みであると評価を受けており、このたび、都市再生整備計画において優秀な計画や取り組みに対して与えられる「まちづくりシナリオ賞」の受賞という栄誉が飛び込んでまいりました。 このように、第三者的な目から見ても、まちづくりのテーマやアイデアが卓越しており、単なるハード整備に終わらない優良な計画として、さらなるお墨付きをいただき、全国から注目を浴びる中、他市もうらやむ、近年稀にみる好条件のもとで事業が進んでおります。私がこうした追い風の中で、本市の長年の夢を実現する立場となったことについては、天命によるものと受け止め、一層の使命感を胸に、事業の推進に取り組んでまいります。

 本日この記念式典を皮切りに、「市民と創る、新世紀岡崎」という基本理念のもと、岡崎の新たな世紀の始まりとして、皆様と協働してさまざまな事業を展開するとともに、新たな百年の礎となる事業を実施してまいります。
 まず、現在改修中の市民会館につきましては、この10月にリニューアルオープンの予定であります。今回の改修では、敷地の段差を極力減らし、空調や舞台、客席も一新いたしますので、新築に近い出来栄えとなります。完成後には、松竹大歌舞伎、市民参加による吉本新喜劇の公演、そして、岡崎市民クラシックコンサートやNHK「のど自慢」などを開催いたします。引き続き、本市の文化芸術の拠点として、市民の皆様に親しまれる施設となることを願っております。

 本年の文化芸術活動の目玉といえば、本日ご臨席を賜りました大村愛知県知事のご配慮により、あいちトリエンナーレ2016が岡崎市においても華やかに展開されることになりました。前回も会場であった岡ビルやシビコのほか、岡崎公園や六供の石原邸を地区会場として、8月11日から開幕いたしますので、是非とも足をお運びください。

 また、私の公約でありました南部地域への総合病院の誘致につきましては、学校法人藤田学園との協定により、平成32年の大学病院開院を目指し、幸田町さんとも協力して、より具体的に準備を進めているところであります。現在、藤田学園から整備方針の一端をお聞きしている段階ですが、近いうちに、市民の皆様にも、目に見える形でご披露できるものと考えております。

 そして、JR岡崎駅周辺においては、民間と連携し、コンベンションホール、高級仕様のホテルをはじめ、レストランやカフェ、噴水付の公園を併設した複合施設の整備が進んでおり、本市南部の大きな発展が期待されます。

 さて、戦後の復興期に全国各地で一斉に植えられましたソメイヨシノですが、寿命は60年程と言われており、加齢に伴う衰弱により倒木などの危険性も増してきております。そこで「岡崎さくら100年プロジェクト」では、市内各地に開花時期の異なる様々な桜を植えることで、長い期間、桜が楽しめるようにするとともに、これから迎える高齢化社会を意識して、遠くの名所まで出かけなくても近所の公園で桜を楽しめるようにいたします。なお、この桜の花ですが、本日より、市の花として定め、従来の藤とともに桜についても対外的にPRしてまいります。

 次に、東岡崎駅前の岡崎の新たなシンボルとすべく、準備を進めている徳川家康公像についてであります。
 「岡崎は家康公のふる里と言うが駅前にまともな像一つないではないか」と言われて、悔しい思いをしたことについては、これまでに幾度もお話させていただいているところです。そこで、このたび、銅像制作の我が国の第一人者である神戸峰男先生にご依頼し、松平元康から徳川家康と改名した25歳当時をイメージした、馬上で弓を持つ、若き日の家康公像をデザインしていただきました。
像の完成は、平成30年度の予定でありますが、明治維新以降に広められたタヌキオヤジ的な家康公のイメージを払しょくし、「厭離穢土 欣求浄土」の旗印のもと、心から平和を願い、江戸300年の泰平と繁栄を導いた人物として、市民に末永く愛される岡崎の新たなるシンボルとなることを期待しております。
 今回の家康公像は、市民の皆様のご寄附により制作をしてまいります。皆様方には、是非とも力強いご協力をお願い申し上げます。市民、皆で作った「愛郷心の象徴」として、小さな子どもさんが「あの像を造るのに僕のお小遣いも使ったんだよ」と、自慢できるよう、市内の公所に募金箱を設置しておりますので、お集まりの小中学校の皆さんも、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、本年4月、大きく報道されたのでご存じの方も多いと思いますが、乙川の河川敷に埋もれていた江戸時代の石垣が、400メートルにわたって残っていることが分りました。これは菅生川端石垣と呼ばれるもので、現存する石垣としては国内最長のものであり、その歴史的な価値は大変高いものであるとのことです。このように我がふるさとには、まだまだ多くの歴史文化資産や豊かな自然が残されております。

 去る5月19日には、かねてより準備していた「歴史まちづくり」についても、その計画が国からの認定をうけることができました。この「歴史まちづくり」と「かわまちづくり」の二つの事業認定を受けたのは愛知県では岡崎市だけであり、全国でも希なことであります。今後は大樹寺や伊賀八幡宮をはじめとした全市に数多くある国の重要文化財や、歴史文化資産、豊かな自然、そして、食べる楽しみなど、あらゆる資源を活用することにより、独自のストーリー性のある観光施策を展開し、観光産業をモノづくりに続くもう一つの新たな経済の柱として育て上げたいと考えております。

 喜ばしいことに、昨年の国勢調査の速報によりますと、この人口減少社会においても、本市は人口増加が続いておりまして、今後も着実に増加していき、40万人を超えるとの試算もされております。また、都市の基軸となる、鉄道や道路などの交通網にも恵まれていることから、これらのインフラを総合的に整備して、より多くの人が便利に利用できる交通基盤づくりが必要であると考えております。

 そのほか、豊かな自然環境を持つ本市において、その6割を占める中山間地域の利活用についても積極的に取り組むなど、本市に備わっている有利な側面を確実に活かして、今後も西三河の中心的な存在として発展を遂げていかなければならないという使命を感じております。
 これからも、福祉、医療、防災、教育といった基本施策にしっかり取り組みながら、新世紀への布石を着実に投じて、「夢ある新しい岡崎へ」さらなる飛躍につなげてまいりますので、皆様方におかれましては、変わらぬお力添えをいただきますよう、お願い申し上げる次第であります。

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 さて、本日は、それぞれの分野で本市の発展に多大な貢献をされました功労者及び功績者の皆様の表彰をさせていただきます。
 また、この100年を契機として、スポーツ、芸能、文化等、各分野で輝かしい業績を上げた方を「市民栄誉賞」として表彰させていただくほか、岡崎市の黎明期から、本市の発展とともに100年間を歩まれました市民の皆様をお祝いしたいと思っております。
 第2部のアトラクションでは、本市の若者たちの音楽やダンスをお楽しみいただき、会場全体で輝かしい岡崎の未来に想いを馳せ、100周年の記念の日を祝いたいと思います。
 終わりに臨み、岡崎市の益々の弥栄と市民各位並びに本日ご参会の皆様の、ご健勝ご多幸を心より祈念申し上げ、式辞といたします。

平成28年7月1日
岡崎市長  内田 康宏

岡崎市制施行100周年記念式

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2016年7月 1日 (金)

おかざき100年祭・交通規制のお知らせ

岡崎市制施行100周年記念式

 岡崎市は100年前の今日、大正5年(1916年)7月1日に誕生しました。そして本日、中央総合公園武道館におきまして「岡崎市制施行100周年記念式」を挙行いたしました。
 輝かしい岡崎の未来に想いを馳せ、この記念の日を祝いたいと思います。

 明日とあさって、7月2日、3日は同じく中央総合公園にて「おかざき100年祭」が開催されます。様々な催しが予定されておりますが、明日はとくにバースデーパレードが夕方に行われるため、交通規制もあり大変混雑が予想されます。13時以降は、シャトルバスを除いて、公園内に車・オートバイ・自転車などが進入できなくなります。7月2日は市内4箇所から無料シャトルバスが運行しますので、皆様ぜひご利用下さい。
 詳しくは下記ページをご覧下さい。

 岡崎市 市制100周年記念サイト - おかざき100年祭

おかざき100年祭

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おかざき100年祭を開催しました (2016.07.10)

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