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2016年5月 4日 (水)

「第43回岡崎こどもまつり」に思う

第43回岡崎こどもまつり(2016年4月30日)

 前日の嵐を思わせる天候不調とは打って変わり、4月30日(土)は朝から素晴らしい青空が広がっていた。市制100周年を記念して今年は特設ステージが用意された。りぶらジャズオーケストラJr.岡崎Beanzzや、愛知県警による交通安全教室、岡崎応援キャラクター隊の出演、ジャグリング・ステージなど多彩な催しをあわせた〝岡崎こどもまつり〟となった。
 毎年このお祭りの日は、伝承的な遊びを中心とした様々なコーナーが乙川河川敷に約30ヶ所設けられる。竹水鉄砲合戦コーナーなど集団で遊べるコーナーも用意されており、仲間と協力して競い合う体験を味わうこともできる。こうした遊びを通じて、ふだんできそうでできない親子の交流を持ち、そうした昔ながらの遊びを次の世代にも伝えていってほしいと願うものである。また、こま回しや竹馬をはじめとした体を使った体験を通して、外で遊ぶ楽しさも満喫してほしいものだ。

 このところの核家族化の進展と機能性のみを追求する社会の中で、人間関係が希薄化したことにより、子供達の遊びも集団から個人へ、屋外から屋内へと変化している。遊ぶ物も室内の携帯型ゲームなどが中心となった。こどもまつりなどを機会に、ぜひ遊びの先輩でもある大人が、身体を動かして集団で遊ぶことの楽しさを伝えて頂きたいものと思う。
 現代の社会問題の一つに、子供時代に集団行動になじまなかったために、健全な社会性を身につけないまま社会に出る人が増えているということがある。こどもまつりで行われる試みが、人と人とが積極的に関わってゆく、一つの切っ掛けづくりになることを期待するものである。

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 岡崎こどもまつりは一見子供だけが楽しめる催しのように見える。しかしこの日一日は大人も童心に帰って子供と共に楽しめる、またとない機会となっている。ことにお父さんはそうではないだろうか? 子供をダシにオモチャ売り場に出かけるあの感覚である。当日はお母さんと小さな子供が川べりに腰かけて川面を見ながら何か話しているほほえましい光景もあった。
 そうした、失われつつあるごく普通のうるおいをたらしてくれる空間を再びつくり出そうというのが、「乙川リバーフロント計画」のもう一つの目的でもある。

 今年、市制100周年を迎える岡崎市は、記念事業全体を「新世紀岡崎 飛躍祭」と名付け、この一年間、岡崎の新たな世紀の始まりに向けて市民、企業、各種団体の皆様と連携、協力しながら様々な事業を展開している。
 そうした多くの試みの一つ一つが思い出の一コマとなり、このまちに生まれ育った子供達が自らのふるさと岡崎に対してこれまで以上の愛情と誇りを持ってほしいと願っている。これからもそんな「夢ある新しい岡崎」づくりに向けて邁進したいと考えている。

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 ところでこの日は朝から中高年の様々なグループ(10~20人)が小さなリュックを背負って街中を歩き回ってみえた。私が見かけただけでも3~4グループあった。乙川や岡崎公園の整備が進んだためと思われるが、今後こうした傾向がさらに拡大してゆくものと思っている。
 もうすでに団塊の世代が引退の時期を迎え、さらに高齢者人口は増加しつつある。年はとってもまだ元気、年金生活となって時間もたっぷりある。かといって、現役時代ほどの収入があるという訳ではない。そうした方達のために、身近な生活圏においてお金をかけずに楽しく時を過ごせる場所というものが必要となってきている。
 そのような観点に立てば、公園も〝子供の遊び場〟というだけではなく、お年寄りが太陽光を浴びながら活動できる場所にする必要があるものと思う。

 先日、老人クラブ連合会(いきいきクラブ)との対話集会において、マレットゴルフに続いて、ゲートボール、グラウンドゴルフの専用グランド造りの要望の声が強かった。マレットゴルフとは異なり、後者の二つの競技は「どこでもできる」というのが持ち味である。しかし競技人口の増加に伴い、もう少し自由に使えるスペースを皆さんが必要としていることが確認できた。驚くべきことに最近では還暦以上の方々の野球リーグがあり、全国大会まで行われている。サッカーも同様であるという。元気なお年寄りのさらなる健康増進のためにも運動公園が必要とされる。
 現在、乙川河川敷の下流域(通称・六名緑地)を整備して、お祭りやイベント時の臨時駐車場にしようという計画を持っている。臨時駐車場のスペースは、通常は運動公園または多目的広場として使われることを想定している。この計画をなるべく早く進めることで、こうした要望に応えるまちづくりをしていきたい。


 以下は昨年5月3日に行われた「岡崎こどもまつり」の写真です。

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第40回 岡崎こどもまつり (2013.04.28)

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