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2015年12月21日 (月)

平成27年12月議会 その2(一般質問答弁)

岡崎市議会 平成27年12月定例会

 12月議会における一般質問に対して私が行った答弁の内、4件について項目別に記載します。
 他に自民清風会の簗瀬議員(12/3)、三浦議員(12/3)、田口議員(12/4)の質問にもお答えしておりますが、今回は割愛しておりますことをお許し下さい。

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川上守議員(自民清風会) 12月2日(水)
川上守議員(自民清風会) 高齢者の公園利活用について。
グラウンド・ゴルフやマレットゴルフなど、高齢者が気軽に参加できるような利活用はできないか?

○市長 グラウンド・ゴルフやマレットゴルフは、高齢者が参加しやすいスポーツと認識しており、昨年6月定例会の一般質問、今年3月定例会の代表質問でもグラウンド・ゴルフやマレットゴルフのプレーできる環境整備について「今後検討する」と回答させていただいております。
 まずグラウンド・ゴルフですが、本市のグラウンド・ゴルフ協会役員のみなさまの、大きな大会ができるグラウンドが欲しいという要望を受け、中央総合公園の多目的広場の整備について大筋合意に達しております。中央総合公園の多目的広場は、グラウンド・ゴルフをプレーするには地面の凹凸がありすぎることが問題でありました。これについては、協会と協議を重ね、芝の刈り込みの実施により対応することと致しました。
 また、既存器具庫の整備により、グラウンド・ゴルフ用具や大会用テント等の収容スペースを確保することとし、整備案についてご理解を頂いたところであります。専用グラウンドではありませんが、来年度から高齢者の皆さんが準備しやすく、快適なプレーを楽しんでいただけるよう環境を整えてまいります。

男川学区・第12回グランドゴルフ選手権大会(2013年12月1日)

岡崎市マレットゴルフ協会設立総会(2015年2月28日)

 マレットゴルフについては、その競技の特性上どうしても専用コースが必要であります。そのため、公園の活用としてマレットゴルフ専用とすることの可否については、もう少し検討が必要と考えております。
 一方、今年2月に設立されたマレットゴルフ協会とはマレットゴルフができる場所の選定作業を進めて参りました。現在のところ、公園の利活用ではありませんが、仁木町内の矢作川左岸の河川敷でマレットゴルフの専用コースの開設に向け、協会の皆さんと一緒に計画づくりを進めているところであります。
 このように、高齢者が健康を維持し余暇の充実にもなる高齢者スポーツの推進については積極的に取り組んでおりますので、ご期待いただきたいと思います。

井町圭孝議員(民政クラブ) 12月2日(水)
井町圭孝議員(民政クラブ) 歩いて楽しいまちづくりについて。
四天王像および徳川家康公の配置の考え方は?

○市長 観光産業都市に必要不可欠なキーワードとしては、まずおいしい食べ物、魅力的なお土産、興味を引く催し、そして岡崎ならではのサービスの4つが必要であります。
 これらを実現するためには、新しい観光魅力の創出とストーリー性が必要であります。さらにそのストーリー性を体感していだくためには、東岡崎駅から、仮称ではありますが「人道橋」を渡り、同じく仮称「セントラルアベニュー」を通り籠田公園から中心市街地を抜けて、そして岡崎城へと回遊させる取り組みが大変重要であると考えております。
 現在取り組んでおります回遊性のある観光事業のひとつに、鉄道事業者と連携したキャンペーンがあります。これは春と秋に鉄道の往復割引切符と市内の店舗での食べ歩きチケットなどをセットにして販売するもので、市外からの観光客が乙川リバーフロント地区など市内を回遊することにより、滞在時間も増え観光消費の拡大にも寄与しております。
 そして観光交通の充足とおもてなしのため、市内の観光スポットをつなぐ「早回りバス」の運行や歴史遺産を、そのエピソードを交えて案内する「歴史かたり人」の養成様々な取り組みを始めているところであります。

伊賀川にて(2015年4月3日)

第1回家康公生誕祭(2013年12月26日)

 徳川四天王像及び徳川家康公像が完成した折には、これらをさらに発展させ、家康公ゆかりの歴史観光資産と自然、産業、岡崎市ならではの食べ物、櫓漕ぎの観光船の体験などといった観光スポットを新しい観光の動線軸としてまち歩きルートの設定や観光PRなどに取り組んでまいります。岡崎ならではの河川空間の自然や家康公ゆかりの歴史資産などを楽しみながら回遊できる、誰もが訪れたい、住んでみたいと思う魅力あるまちづくりを官民一体となって進めてまいりたいと考えております。

畔柳敏彦議員(公明党) 12月3日(木)
畔柳敏彦議員(公明党) 若い力の希望と夢の実現について。
デザインシャレットに参加した大学生の動機と、今後のまちづくりの携わり方は?

○市長 8月2日から8日までの期間開催された「岡崎デザインシャレット」について、お答えします。
 今回、乙川リバーフロントから始まる岡崎のまちづくりのワークショップに、「デザインシャレット」という手法を用いたわけでありますが、一地方都市の活性化計画のワークショップに対し、全国から34名もの有志の大学生の方々が交通費や宿泊費を自前で、いわゆる手弁当で参加いただいております。とかく「最近の若い人は功利主義的だ」と言う人もいますが、私は最近の若者も見上げたものだと思っております。
 参加動機については、「地元である岡崎をよりよいまちにしたい」「何か社会の役に立てることをしたい」「岡崎を中心に活動したいといった地元への愛着からのものや、大学ではできない経験を積むことができ、視野の拡大につながる」「まちづくりの在り方を専門家と模索できる」といった、自身の経験値を上げることを目的としたものが数多くあることが応募書類から分かりました。また、「公共空間への提案というテーマそのものに興味を抱いた」というものもあり、いずれも強い目的意識を持った動機となっております。
 斬新なアイデアの詰まった成果を学生の皆さんが短期間で出していただいたことと、彼らの真剣さには圧倒される思いであり、私自身大変勉強になりましたし、またこの試みは都市計画の専門家にも注目されたそうです。

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 さて今回の試みの成果として一番意義があったと思われることは、若い力と才能の発見であります。デザインシャレットに参加いただいた学生の皆さんは、自らが創りあげた提案に対する市民の評価や考えを幅広く収集するため、市役所、籠田公園、りぶら、そして現在も中央緑道に隣接する民間ギャラリーにおいて意見の聞き取りを行っております。その他に住民の方々と一緒になって進めているまちづくりワークショップに参加している学生もおります。
 今後とも、こうした意欲を持った学生が、その若い力を存分に発揮できるようなまちづくりを進め、地域社会を支えるパートナーとして活かしていきたいと考えております。
 そしてこれは私の個人的見解でありますが、ぜひこうしたやる気のある人達に、我が岡崎市役所に来て頂きたいものと思っております。

加藤学議員(民政クラブ) 12月1日(火)
加藤学議員(民政クラブ) 浸水対策事業について。
浸水警戒地区指定の基準等の考え方と、指定地区に対する対策の考えは?

○市長 総合雨水対策についてお答えします。
 平成24年10月、議員の皆様のご尽力により「岡崎市防災基本条例」が設置されました。当条例は、条文で謳(うた)われております『自助、共助、公助』の3つの基本理念をより具体的な形で広くお示しをし、官民が相互に密接に連携することで市内の全域において迅速かつ効果的な雨水対策を推進するものであります。
 この計画を推進することで、平成20年8月末豪雨のような近年増え続ける集中豪雨に対しても、部長の答弁にありましたような、各種の雨水対策事業の効果を最大限に発揮させ、併せて多くのソフト事業を効率的に組み合わせることで、浸水被害を大幅に軽減できるものと確信しているところであります。
 その中の重要な施策のひとつとして、今回ご質問の浸水警戒地区についても現在検討を進めております。防災の基本である『自らの身の安全は、自らが守る』といった、自助活動を強力にサポートできるよう、どの程度の雨でどの地区がどれほど浸水するのか、そういった情報を事前に知っていただくことで多くの被害を未然に防止することに役立てて行きたいと考えております。
 つまり、分かりやすい地図などで「浸水リスクの見える化」をして、例えば新たに家を新築される際や増改築に合わせて浸水を考慮した建て方などを検討していただいて、一軒でも多く浸水被害を減らすようなルール化やシステムを検討しているところであります。また他にも、浸水の深さをある程度想定できるようになりますので、玄関や入口で浸水を防止する板の設置に関する助成や、ハード整備に替えて住宅を嵩(かさ)上げした方が安価で効率的と判断されるような一部の場合には、個人の住宅嵩上げに対する助成といった、各種の施策への展開も可能と考えております。

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 さて、今年も茨城県の鬼怒川で大変大きな水害が発生するなど、気候変動も顕著化をしてきております。鬼怒川と同規模である本市の矢作川では、去る11月25日に国と地元消防団や町内会、市の職員が合同で危険個所などの共同点検を実施し、洪水の危険性など情報共有を図った記事が新聞で報道もされております。
 このような異常気象と言われていた豪雨も、今日では恒常化しており、対策の必要性を感じております。そのような状況からも、この総合雨水対策を早期に進め、水害に強い安全・安心なまちづくりを実現してまいりたいと考えております。

~おわりに~
 さてこれで私の4度目の12月議会が終わりました。
 選挙で公約を打ち出し、ようやく具体的な形となって現れてきたその政策は、議会の審議及び議決という、正当な民主主義の手続きを経て決定し、また多くの市民の皆様の声や見識者の意見を積み重ねた成果であると自負しております。
 私は、岡崎市議会の議員の皆様の御協力と市民の皆様の長年の期待や支援の声を追い風にして、これからも国・県を含めた官民一体となって「夢ある次の新しい岡崎づくり」に邁進する覚悟であります。

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