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2015年7月26日 (日)

平成27年度 岡崎市平和祈念式

岡崎市平和祈念式(2015年7月19日)

 今年も7月19日、市民会館において岡崎市と遺族連合会の共催による「岡崎市平和祈念式」を挙行しました。
 昭和20年(1945年)7月20日未明、岡崎市はアメリカ軍による空襲を受け、死者207人、行方不明者13人にのぼる犠牲者を出しました。
 本市は、先の大戦で命を落とされた方々への哀悼の意を表するため、昭和47年(1972年)7月19日に「第1回岡崎市戦没者及び戦災死者追悼式」を市民会館で開催し、4年前に「岡崎市平和祈念式」と名称を変更してからも毎年継続しております。
 以下は、今年の式典で私が述べた式辞です。


 本日ここに、岡崎市平和祈念式を挙行いたしましたところ、戦没者・戦災死者のご遺族の皆様、市民の皆様並びにご来賓の皆様方におかれましては、ご多忙のなか、多数のご参列を賜り、心から御礼申し上げます。
 第二次世界大戦の終戦から、70年の歳月が過ぎ、戦争を直接知る世代が数少なくなる今日ですが、多くの方々が戦争の犠牲となり、お亡くなりになりましたことは、未来永劫忘れてはならない深い悲しみの記憶であります。
 ここに、日清・日露戦争から先の大戦において、祖国の安泰を願い、家族を案じつつ、戦場に散り、あるいは戦禍に倒れられた方々、そして、終戦間近い昭和20年7月20日未明の岡崎空襲による犠牲者など、本市における戦没者及び戦災死者に対して、謹んで哀悼の意を表します。また、最愛の肉親亡きあと、幾多の苦難を乗り越えてこられた、ご遺族のご心労を拝察するとき、痛恨の情、切々として、万感胸に迫る思いを禁じ得ません。

 さて、我が国は、国民が一丸となって敗戦という混乱と焦土の中から立ち上がり、国の再建に努め発展を遂げてまいりました。今や国際社会において、先進的な役割を担う立場になっております。
 そして本市も、先人のたゆまぬご努力により、今日では人口約38万人の中核市として順調な発展を遂げております。市政の運営にあたりましても、「夢ある次の新しい岡崎」に向け、議会並びに市民の皆様の意見を生かし、数多くの施策を着実に進めてまいりました。
 今年度は、乙川リバーフロント計画や、こども発達センター整備事業への着手、救命救急センター棟の建設などにより、一層住みやすいまちづくりに努めてまいります。また平成28年には、いよいよ市制施行100周年を迎えることとなります。
 このように今日、平和で安心した市民生活を送れますのも、ひとえに、戦争によって心ならずも命を落とされた方々の犠牲の上に成り立っていることを、私たちは決して忘れてはなりません。悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、平和の尊さを次の世代に語り継ぎ、二度とこうした悲劇を繰り返さないことが、私たちに課せられた責務であります。
 時は移り変わりましても、過去を謙虚に振り返り、未来に向かって進んでいかなければなりません。38万市民の皆様とともに戦争や災害のない平和な日本、そして岡崎市の実現のため決意を新たにさせていただくところであります。

 終わりにあたり、戦没者及び戦災死者の御霊の安らかならんことと、ご遺族の皆様のご健勝、ご列席の皆様のご多幸を、心よりお祈り申し上げ、式辞といたします。

平成27年7月19日
岡崎市長 内田康宏

岡崎市平和祈念式(2015年7月19日)

岡崎市民会館

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