« 藤田学園と「大学病院の整備及び運営に関する協定」調印 | トップページ | 「乙川リバーフロント地区かわまちづくり」登録決定! »

2015年4月 9日 (木)

家康公産湯の井戸・再生

豊田市長・太田稔彦さんと共に(2015年3月22日)

 去る3月22日(日)、岡崎公園・東照公産湯の井戸において、取水お披露目式が行われた。これは家康公生誕の折に、岡崎城内にある井戸水により産湯をつかったことに由来している。
 また、松平の発祥の地である松平郷と地元六所神社の両所の井戸水が併せて使用されたという伝承もある。そのため今回の催しには、お隣の豊田市から太田稔彦(としひこ)市長さんも御参加頂き、竹筒により運ばれた松平東照宮の井戸水を岡崎城の井戸に注ぎ込むセレモニーを行った。

岡崎城・東照公産湯の井戸

 東照公の井戸は名前こそ大層であったが、これまで使われていなかったため朽ち果てた古井戸の観を呈していた。ついてはこの度の四百年祭を契機に、「家康公生誕の地」の象徴として活用するべく整備をすることとなった。
 調査の結果、現在も毎分5リットルの水が湧いていることが判明したため、岡崎市民や来訪者に是非この水に直接触れて、家康公のルーツを体感してもらおうと整備を進めてきたのである。
 現在井戸はコケむしてはいるが、石造りの立派なものである。深さは5メートル程で内側も石で組み上げられており、一番底には陰陽師の祈願の印のような五角形の木枠で下支えされていることが分かった。古いたまり水を抜き、湧き水をポンプで汲み出し、パイプを通して隣地に設けた石製の手水鉢に竹筒から水が流れ出るように整備を行った。今は直接水に触れることができる。

竹っちょ(岡崎公園・東照公産湯の井戸)

岡崎城・産湯の井戸 「断面図」

岡崎城・産湯の井戸 「底部木組寸法」

 今後は天下統一の偉業を成し遂げた家康公にあやかり、出世のパワー・スポットとして広く全国に発信していきたいと考えている。
 なお以前も記したことであるが、井戸水はちゃんと浄化されており、飲めないことはないが鉄分とマンガンの含有量が多くおいしい水ではないと言われていた。
 役所というところは何か起きた時のことをすぐ考えるため、「飲用ではありませんのでご注意ください」と表示をしているが、当日私も飲んでみたところ、別にどうということはなかった。うまかろうとまずかろうと、家康公はじめ三河武士達は城中ではこの水によって生活していたのである。この水に触れてぜひ皆さんに往時をしのんで頂きたいと思う。

岡崎城・東照公産湯の井戸

龍城神社の稚児行列(2015年3月22日)

|

« 藤田学園と「大学病院の整備及び運営に関する協定」調印 | トップページ | 「乙川リバーフロント地区かわまちづくり」登録決定! »