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2015年3月21日 (土)

水素ステーション、岡崎に

Dr.Drive 岡崎羽根店「水素ステーション」

 地理的に日本の中ほどにある愛知県の、そのまた真ん中の岡崎市の東名岡崎インターからほど近い県道26号岡崎環状線を南に下ると、ENEOS(エネオス)の「Dr.Drive 岡崎羽根店」がある。3月17日(火)、ここに県内2番目となる商用水素ステーションがオープンした。
 敷地内にLPガスと水から水素を製造する装置を持つ「オンサイト型」のステーションとしては、これが全国初のものとなるそうである。今回の設立が、今後、水素における商業ベースの先駆けとなることを強く期待している。

 当日は、トヨタ自動車のFCV「ミライ」も登場して、水素の充填デモンストレーションも行った。注目の的である「ミライ」も、当分は年間生産台数700台ほどの手造り生産となり、現在納車まで3年待ちとのことである。
 こうした人気も、二酸化炭素や大気汚染物質を排出しない燃料電池自動車(FCV)の環境面、技術面での先端性、革新性というものをユーザーが評価していることの現れであるとみる。このように燃料電池自動車の普及が始まり、続々と水素ステーションが整備されていく本年2015年はまさに「水素元年」と呼べる年となるだろう。

トヨタ自動車 MIRAI

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 岡崎市としても、こうした気運をさらに盛り上げるべく、新年度(平成27年4月)からFCVの購入者に対して、30万円の助成をする用意をしているところである。(さらに、電気自動車やプラグインハイブリッド車に対しても、新たに10万円の助成を行う。)
 また、岡崎中央総合公園とJR岡崎南土地区画整理地区において、スマートコミュニティの実践を目指して、「岡崎スマートコミュニティ推進協議会」を立ち上げたところであり、スマートモビリティ(ITを使った効率的な交通システム)の導入に積極的に取り組んでいる。

岡崎市 新エネルギーシステム設置等補助業務

 車と言えば燃費が気になるところであるが、「ミライ」の場合、満タンに充填しても5,000円ほどで600kmは走るというから、ガソリン車に比べかなりお得感もある。
 そしてもう一つ気になったのは事故についてである。水素燃料は小型で頑丈なタンクに圧縮してつめこんである。タンクはダメージを受けにくい構造になっているが、かりにタンクが損傷した場合であっても一気に空中に拡散するようにつくられており、その点は心配ないとの話であった。

 岡崎は今年、徳川家康公400回忌ということで様々な記念行事を行う計画であるが、徳川家康公の日本史上の功績の一つとして、5つの主要街道を整備したことが挙げられる。江戸は日本橋を起点として、「東海道」「中山道」「奥州街道」「日光街道」「甲州街道」を整備したことにより、日本国内における陸路での交流が物量ともに飛躍的に向上したと言われている。
 これから燃料電池車がさらに普及促進していくために水素ステーションの整備が不可欠の要素となってくる。今回の岡崎のステーション開設が、そうした次代に向けての先駆けの事業となり、家康公の五街道の例と同じように、全国的に水素社会の普及が進展してゆくことを願うものである。

愛知県内の水素ステーションマップ

Dr.Drive 岡崎羽根店 <水素ステーション>

住所 : 岡崎市羽根町小豆坂142-1
電話 : 0564-64-6421
営業日 : 月~金(祝日、年末年始は休業)
営業時間 : 13時~16時

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